JP2972819B2 - 回数券袋詰め発行機能付き発券装置 - Google Patents

回数券袋詰め発行機能付き発券装置

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JP2972819B2 JP3146930A JP14693091A JP2972819B2 JP 2972819 B2 JP2972819 B2 JP 2972819B2 JP 3146930 A JP3146930 A JP 3146930A JP 14693091 A JP14693091 A JP 14693091A JP 2972819 B2 JP2972819 B2 JP 2972819B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば駅務に設置さ
れるような発券装置に関し、さらに詳しくは袋詰め回数
券を効率よく発行処理する回数券袋詰め発行機能付き発
券装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の発券装置は、図6に示
すように、ロール紙61をロール紙ホルダ62に繰出し
許容してセットし、乗車券発行時に、繰出しモータ63
を駆動して該ロール紙を繰出し、さらにメインモータ6
4を駆動して券放出搬送路65および券回収搬送路66
を搬送動作させ、繰出されたロール紙をカッタ67の位
置で券長さに切断し、プリンタ68の位置で券データを
印字し、続いて磁気書込みヘッド69で券データを書込
み、その磁気データを磁気読取りヘッド70で読取り確
認した後、正常券は放出口71より外部の受皿72に放
出し、異常券は振分け機構73を介して券回収搬送路6
6側に導いて、内部の廃券回収部74に回収している。
また、回数券を発行する際は、顧客の取扱い性を考慮し
て複数枚の回数券を袋詰めして一括放出する袋発行機構
75を併設し、回数券の発行時に、該袋発行機構75よ
り回数券収納袋を一枚繰出し、これを袋放出搬送路76
を介して袋詰め位置に導き、袋詰め完了後に放出口71
より放出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の袋発行
機構を併設した場合は、放出搬送系、回収搬送系以外
に、専用の袋搬送系を要して装置全体が大型化し、また
複雑化して部品点数の増加やコスト高となっていた。そ
こでこの発明は、著しく利用頻度の少ない既設の回収搬
送路に着目し、この回収搬送路を袋搬送路に有効に活用
することで、該発券装置に回数券の袋詰め発行機能を持
たせても、装置が大型化せず、また部品点数が増加する
ことのない回数券袋詰め発行機能付き発券装置の提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、ロール紙の
供給部側より繰出して券長さに切断した後、印字および
磁気処理等のエンコード処理を施し、このエンコード処
理後に正常券を放出搬送路を介して外部に放出し、異常
券を回収搬送路を介して内部の廃券回収部に取込む発券
装置であって、前記回収搬送路の回収側に、複数枚の回
数券を袋詰めする回数券収納袋を繰出し許容した袋供給
部を接続し、回数券の発行時に、前記袋供給部より回数
券収納袋を繰出し、かつ前記回収搬送路を放出方向に駆
動して、該袋を回数券の袋詰め位置に導く袋発行手段を
備えた回数券袋詰め発行機能付き発券装置であることを
特徴とする。
【0005】
【作用】この発明によれば、回数券の発行時に、袋発行
手段が袋供給部より回数券収納袋を一枚繰出し、この繰
出した袋を、本来の回収方向とは逆向きの放出方向に逆
転駆動させた回収搬送路を介して回数券袋詰め位置に導
き、ここで複数枚の回数券を袋詰めして一括放出する。
【0006】
【発明の効果】このように、既設の回収搬送路を逆向き
利用するだけで、回数券収納袋の発行機能を効率よく持
たせることができ、この結果、装置全体が大型化せず、
また構造が複雑化しないため、少ない部品点数で、しか
も低コストに製作することができる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は駅務で利用される回数券袋詰め発行機能
付き発券装置を示し、図1において、この回数券袋詰め
発行機能付き発券装置は、装置本体11の内部に、乗車
券発行部12と、乗車券繰出し経路13と、この乗車券
繰出し経路13より券を放出口14まで放出する放出搬
送路15と、放出搬送路15の終端側に分岐接続された
回収搬送路16と、回数券収納袋K…を発行する袋発行
カセット30とを備えている。上述の乗車券発行部12
は、ロール紙17をロール紙ホルダ18に繰出し自在に
保持させて、発券時にロール紙17を巻戻して後段の乗
車券繰出し経路13にテープ状に繰出す。この乗車券繰
出し経路13は、前段の乗車券発行部12から繰出され
たロール紙17を、該経路13の搬送途中に配設したカ
ッタ19で、所定の乗車券長さ、あるいは回数券長さに
切断し、続いて配設した印字ヘッド20で券データを印
字し、印字した券を繰出し経路13から、この終端部に
接続された後段の放出搬送路15へと搬送する。この放
出搬送路15上には、磁気エンコードを用いた書込みヘ
ッド21と読取りヘッド22とを配設し、書込みヘッド
21で購入指定された券の有効データを書込み、またそ
のデータを読取りヘッド22で読取り確認し、発券に際
して正常券と判定した場合は放出搬送路15を介して放
出口14に放出し、異常券と判定した場合は、回収搬送
路16側に振分けて廃券回収部23に回収する。この場
合、放出搬送路15と回収搬送路16との分岐接続位置
には振分け板24を配設して、この振分け板24を振分
けソレノイド25で振分け操作することにより、正常券
を放出方向に放出案内し、また読取り不良券や購入取消
しされた取消し券等の異常券を回収方向に回収案内す
る。また、既述した乗車券繰出し経路13は乗車券繰出
しモータM1 を駆動源として独立駆動し、放出搬送路1
5は放出搬送路モータM2 を駆動源として独立駆動し、
さらに回収搬送路16は回収搬送路モータM3 を駆動源
として独立駆動する各駆動源を異ならせた個別搬送構造
を取っている。これにより、各搬送路13,15,16
を必要なときだけ個別に搬送駆動し、不必要な搬送状態
のときは他の搬送路を停止させて、必要最小限の駆動出
力で搬送し、またこの独立した個別搬送路の接続部分に
あっては、相互の個別搬送を許容する回動許容構成をと
っている。例えば、図2に示すように、放出搬送路15
と回収搬送路16との接続分岐位置は、フレーム26に
突設した支軸27に、放出搬送ベルト28の一端部を張
設する放出側プーリP1 と、回収搬送ベルト29の一端
部を張設する回収側プーリP2 とを、相反する方向に軸
支して回転許容している。上述の袋発行カセット30
は、内部に多数枚の回数券収納袋K…を一枚出し許容し
て収納し、このカセット30を回収搬送路16の回収側
に着脱許容して廃券回収部23の上部に設置している。
そして、回数券の発行時に、袋発行カセット30より回
数券収納袋Kを回収搬送路16に一枚繰出すと共に、回
収搬送路16を本来の回収方向とは逆向きの放出方向に
逆転駆動し、この逆転駆動された回収搬送路16を介し
て繰出した回数券収納袋Kを、放出側の回数券袋詰め位
置K1に導き、ここで複数枚の回数券を袋詰めして放出
するように設けている。図中、Sは放出確認検知センサ
である。
【0008】図3は回数券袋詰め発行機能付き発券装置
の制御回路ブロック図を示し、CPU31はROM32
に格納されたプログラムに沿って各回路装置を制御し、
その制御データをRAM33で読出し可能に記憶する。
CPU31は発券時に購入指定された券データに基づい
てロール紙17を繰出し動作させ、この紙面に所定のエ
ンコード処理を行って、普通券あるいは回数券を発券動
作させる。このとき回数券の発行動作時には、袋発行カ
セット30より袋Kを繰出し、また回収搬送路モータM
3 を逆転駆動して、回収搬送路16を放出方向に搬送駆
動する。また、上述の各モータM1 〜M3 は、CPU3
1の制御信号に基づいて駆動出力し、この出力により搬
送ローラおよび搬送ベルトを駆動して、券を所定方向に
搬送処理する。
【0009】このように構成された回数券袋詰め発行機
能付き発券装置の発券処理動作を図4および図5のフロ
ーチャートを参照して説明する。図4は発券時の正常券
と異常券とを区別して処理した搬送処理動作を示し、
今、乗車券の購入信号が入力されると、CPU31は購
入指定された乗車券の取引データを作成すると共に、乗
車券繰出しモータM1 を駆動してロール紙17を繰出
し、この繰出したロール紙17の繰出し端部を、カッタ
19で所定の乗車券長さに切断し、この切断された紙面
に対して、印字ヘッド20で乗車券データを印字し、印
字後は乗車券繰出しモータM1 を停止すると共に、放出
搬送路モータM2 を駆動して放出搬送路15側に導き
(ステップn1 〜n2 )、この放出搬送路15上の搬送
過程で、書込みヘッド21により有効な乗車券データを
書込み、読取りヘッド22でそのデータを読取り確認し
(ステップn3 〜n4 )、このとき、乗車券データが正
常で、購入取消しのない正常券と判定したときは、その
正常券を放出搬送路15を介して放出口14より放出
し、放出後は放出搬送路モータM2 の駆動を停止して、
乗車券の一取引が終了する(ステップn5 〜n8 )。と
ころで、上述のステップn5で、読取り不良券や購入取
消しされた取消し券等の異常券と判定したときは、その
異常券を回収搬送路16側に振分け操作すると共に、回
収搬送路モータM3 を駆動して異常券を回収搬送路16
に導き、この異常券を該回収搬送路16より廃券回収部
23に回収し、回収後は回収搬送路モータM3 の駆動を
停止して、次の乗車券の取引処理に備える(ステップn
9 〜n11)。
【0010】図5は回数券発行時の発行処理動作を示
し、今、回数券の購入信号が入力されると、CPU31
は回数券の発券動作に伴い、回収搬送路モータM3 を逆
転駆動して回収搬送路16を本来の回収方向とは逆向き
の放出方向に逆転駆動し、この逆転駆動に連動して袋発
行カセット30より回数券収納袋Kを回収搬送路16に
一枚繰出し(ステップn21〜n22)、この繰出した回数
券収納袋Kを、回収搬送路16を介して放出側の回数券
袋詰め位置K1 に導き、この袋詰め位置K1 で、ここに
導かれた複数枚の回数券を袋詰めし、袋詰め完了後に、
この袋詰め回数券を放出口14より放出して袋詰め回数
券の発券処理が終了する(ステップn23〜n24)。
【0011】上述のように、既設の回収搬送路を逆向き
利用するだけで、回数券収納袋の発行機能を効率よく持
たせることができ、この結果、装置全体が大型化せず、
また構造が複雑化しないため、少ない部品点数で、しか
も低コストに製作することができる。
【0012】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明のロール紙の供給部は、実施例の
乗車券発行部12に対応し、以下同様に、エンコード処
理は、印字ヘッド20と、書込みヘッド21および読取
りヘッド22に対応し、袋供給部は、袋発行カセット3
0に対応し、袋発行手段は、CPU31に対応するも、
この発明は上述の一実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の回数券袋詰め発行機能付き発券装置
を示す概略側面図。
【図2】この発明の放出搬送路と回収搬送路との接続分
岐位置の支持例を示す要部平面図。
【図3】この発明の回数券袋詰め発行機能付き発券装置
の制御回路ブロック図。
【図4】この発明の発券処理動作を示すフローチャー
ト。
【図5】この発明の袋発行処理動作を示すフローチャー
ト。
【図6】従来の発券装置の概略側面図。
【符号の説明】
11…装置本体 12…乗車券発行部 15…放出搬送路 16…回収搬送路 17…ロール紙 19…カッタ 20…印字ヘッド 21…書込みヘッド 22…読取りヘッド 23…廃券回収部 30…袋発行カセット 31…CPU K…回数券収納袋 K1 …回数券袋詰め位置 M3 …回収搬送路モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−182775(JP,U) 実開 平2−97330(JP,U) 実開 昭58−179561(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07B 1/00 - 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙の供給部側より繰出して券長さに
    切断した後、印字および磁気処理等のエンコード処理を
    施し、このエンコード処理後に正常券を放出搬送路を介
    して外部に放出し、異常券を回収搬送路を介して内部の
    廃券回収部に取込む発券装置であって、前記回収搬送路
    の回収側に、複数枚の回数券を袋詰めする回数券収納袋
    を繰出し許容した袋供給部を接続し、回数券の発行時
    に、前記袋供給部より回数券収納袋を繰出し、かつ前記
    回収搬送路を放出方向に駆動して、該袋を回数券の袋詰
    め位置に導く袋発行手段を備えた回数券袋詰め発行機能
    付き発券装置。
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