JP5506425B2 - 券売機 - Google Patents
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Description
図1は本発明に係る券売機の一実施形態の斜視図であり、図2はその券売機の正面図であり、図3はその券売機の背面図である。本実施形態では、券売機1は、客である操作者によるICカードの投入又は現金の投入に応じて乗り物の乗車券を発行するものとする。もちろん、乗車券以外の券を発行することも可能である。
図4は、発券装置4の一実施形態を示している。発券装置4は筐体、支持体又はフレーム21を有している。フレーム21の上端部の接客側(図の左側)の端面に処理口17が設けられている。この処理口17が券売機1の接客パネル3に開口していることは既述の通りである。フレーム21には、ICカード搬送部22と、用紙部23と、第1フィード部24と、第2フィード部25と、切断部26と、印字部27と、メイン搬送部28とが設けられている。
図9は本実施形態の発券機に用いられている制御系及び電力供給系をブロック図によって示している。同図において、券売機側制御部101は、券売機1の全体の制御を行う制御部であり、CPU、ROM、RAM、メモリを備えたコンピュータによって構成されている。例えば、ROM内にOS(オペレーティング・システム)が記憶され、メモリ内に制御系プログラムが記憶されている。券売機側制御部101は、例えば、ICカードに記録された情報に対する積み増し(加算)処理や減算処理を行ったり、ICカードへ書込むための情報の演算処理を行う。
図9において、券売機側制御部101は、接客部制御部5から伝送される信号に基づいて、操作者が接客パネル3を通してどの制御モードを指定したかを判定する。接客部制御部5、硬貨装置7の制御部、紙幣装置8の制御部、及び発券装置4の制御部の各制御部は、券売機側制御部101からの指令に基づいて、個々の制御モードに対応した固有の制御プロセスを実現する。制御モードとしては、例えば、(1)通常発券モード、(2)ICカードでの券購入モード、(3)ICカードチャージ(積み増し)モード、そして(4)払戻し処理(ICカード積み増し)モード等といった各種の制御モードがある。以下、主に発券装置4が各制御モードにおいて実行する動作について説明する。
まず、通常発券モードについて説明する。この制御モードは、図1の接客パネル3から投入された現金及び操作者による接客パネル3を通しての指示に応じて、要求された券を処理口17から排出する制御モードである。この制御モードにおいては、図10において、発券装置4内のICカード搬送部22内の第1通路切換部材32が共通の搬送部31をメイン搬送部28内の第4搬送部91へ繋げる位置に設定される。
次に、ICカードでの券購入モードについて説明する。この制御モードは、操作者が図1の操作パネル3の処理口17にICカードを挿入し、操作者が希望する情報を操作パネル3を通じて入力し、その入力情報に従って券を処理口17から発行し、ICカードに記録されている情報から入力情報を減算し、そして減算処理後のICカードを処理口17から返却する制御モードである。
この処理工程においては、まず、図12において、発券装置4内のICカード搬送部22内の第1通路切換部材32が共通の搬送部31を第2搬送部33へ繋げる位置に設定される。また、第2通路切換部材34が第2搬送部33を第3搬送部35へ繋げる位置に設定される。
上記のICカード導入工程が実行されている間又はその後、操作者が操作パネル3を通して発券の指示を行うと、図10を用いて説明した上記の「通常発券モード」の場合と同じ処理が実行されて、所定の券面が印字され、所望の情報が磁気記録された、所望の大きさの券が処理口17から発行される。券の排出時、ディスプレイ11上にその旨の案内表示が行われる。
上記の発券工程が実行され、さらに券の抜取りが終わった後、又はその前後の任意のタイミングにおいて、図11のリーダ/ライタ48に対向して停止しているICカードに記録されている情報がリーダ/ライタ48によって読取られ、その読取り情報が図9の接客部制御部5へ伝送される。接客部制御部5は、接客パネル3(図1参照)を通して入力された券の購入情報とリーダ/ライタ48から伝送された記録情報とを比較して更新情報を演算し、その更新情報をリーダ/ライタ48へ伝送する。リーダ/ライタ48は伝送されて来た更新情報をICカードへ上書きする。
上記の発券工程により処理口17から券の一部が排出され、さらに操作者によってその券が抜き取られ、さらにICカードに対してリーダ/ライタ48によって所定の読み書き処理が終了した後に、ICカード返却工程が実行される。
次に、ICカードチャージ(積み増し)モードについて説明する。この制御モードは、ICカードに記録されている残金情報に積み増し金を加算する処理を行う制御モードである。図9の券売機側制御部101がこの制御モードを選択すると、図12に関連して説明したように、既述の「2:ICカードでの券購入モード」における「a:ICカード導入工程」と同様の制御が実行される。その結果、処理口17から挿入されたICカードがICカード搬送路R1に沿って搬送されて、リーダ/ライタ48に対する所定の読み書き可能位置まで搬送されてそこに停止する。
次に、払戻し処理(ICカード積み増し)モードについて説明する。この制御モードは、操作者が間違って購入してしまった券を払い戻して、払戻し金額をICカードへ積み増すという処理を行う制御モードである。この制御モードは、客である操作者が係員へ申告を行い、それに応じて係員が図3に示す券売機の背面から指示操作を行うことにより実行される制御である。
この工程においては、まず、図16において、発券装置4内のICカード搬送部22内の第1通路切換部材32が共通の搬送部31をメイン搬送部28内の第4搬送部91へ繋げる位置に設定される。他方、図13において、ICカード搬送部22の駆動系を構成するモータ44aを反時計回転させる。他方のモータ44bを回転させるか否かは任意である。以上の設定により、処理口17から挿入した払戻し券は券搬送路R3に沿って第1搬送路31から待機位置P1へと搬送される。待機位置P1はリードヘッド93を越えライトヘッド92よりも前の位置である。この搬送の途中、リードヘッド93により払戻し券に記憶されている磁気情報が読取られる。
券導入読取工程の後、ICカード導入工程が実行される。この工程においては、図12に関連して説明したような、既述の「2:ICカードでの券購入モード」における「a:ICカード導入工程」と同様の制御が実行される。その結果、処理口17から挿入されたICカードがICカード搬送路R1に沿って搬送されて、リーダ/ライタ48に対する所定の読み書き可能位置まで搬送されてそこに停止する。
ICカードがリーダ/ライタ48に対向して配置された後、そのICカードに記録されている情報がリーダ/ライタ48によって読取られ、その読取り情報が図9の接客部制御部5へ伝送される。接客部制御部5は、上記の券導入読取工程において第4搬送部91のリードヘッド93によって払戻し券から読取られた情報とリーダ/ライタ48から伝送された記録情報とを比較して更新情報を演算し、その更新情報をリーダ/ライタ48へ伝送する。リーダ/ライタ48は伝送されて来た更新情報をICカードへ上書きする。
ICカードに対する更新情報の書込みが終了した後、図14に関連して説明した、上記の「2:ICカードでの券購入モード」における「d:ICカード返却工程」と同様の制御が実行されて、ICカードが図17に示すようにその一部分が処理口17の外へ張り出すまでICカード搬送路R1に沿って搬送され、操作者の抜取りを待つ状態となる。ICカードの排出時、ディスプレイ11上にその旨の案内表示が行われる。
ICカードが処理口17へ返却されて抜き取られた後、又はその返却処理が開始される前、第1通路切換部材32が第4搬送部91をICカード搬送部22の第2搬送部33へ繋げる位置に切換えられ、第2通路切換部材34が分岐路R2を選択する位置に設定される。これにより、払戻し券は第4搬送部91からICカード搬送部22の第2搬送部33へ入り、さらに第2搬送部33から分岐路R2へ入り、最終的に券回収箱53へ回収される。
以上の説明の通り、本実施形態では図4において、排出口である処理口17をICカードと券とで共通にしたため、処理口17からICカードと券とが必然的に互いに異なったタイミングで排出される。ICカードと券とで排出口が別々であれば、客である操作者は自分が取り出そうとしているものがICカードであるのか、あるいは券であるのかを、特別な注意を払うまでも無く容易に認識できる。しかしながら、ICカードと券とで排出口が共通である本実施形態においては、何等かの措置を講じておかないと、操作者が排出されたものをICカードと券とで誤認するおそれがある。
図9の接客部制御部5に記憶されたプログラム内には、図2の処理口17の近傍、実施形態では左上方の近傍に設けたLED18の点滅又は点灯を制御するためのルーチンが含まれている。
以上の説明から理解できるように、本実施形態では、ICカードによる券購入や積み増しを可能とするためにICカードに対して読取り処理及び書込み処理を行うICカード処理部は、図4のリーダ/ライタ48によって構成されている。また、処理口17とICカード処理部48とを結ぶICカード搬送路R1に沿ってICカードを搬送するICカード搬送手段は、共通の搬送路31、第2搬送部33、第3搬送部35によって構成されている。
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
また、本実施形態では用紙部23に2つのロール紙56a,56bを設置する構成としたが、1つのロール紙だけを設置する構成であっても良い。
Claims (3)
- 発券装置と接客部とを有する券売機であって、
(A)前記発券装置は、
ICカード及び券を通過させることができる共通の処理口と、
前記ICカードによる券購入や積み増しを可能とするために前記ICカードに対して読取り処理及び書込み処理を行うICカード処理部と、
前記処理口と前記ICカード処理部とを結ぶICカード搬送路に沿ってICカードを搬送するICカード搬送手段と、
前記券が置かれる用紙部と、
前記券に所定の情報を記録し更に発券のための処理を行う発券処理部と、
前記用紙部と前記発券処理部と前記処理口とを結ぶ券搬送路に沿って券を搬送する券搬送手段と、を有しており、
(B)前記接客部は画像を表示する画像表示手段を有しており、前記処理口は前記接客部に開口しており、
(C)前記ICカードを前記処理口から排出するときにICカードを排出することの画像表示を前記画像表示手段に行い、さらに前記券を前記処理口から排出するときに券を排出することの画像表示を前記画像表示手段に行う表示制御手段を具備しており、さらに
(D)前記発券装置に含まれる制御部及び前記接客部の動作を制御する制御部に通信線を介して接続された券売機側制御部を有しており、
前記発券装置、前記発券装置に含まれる制御部、前記接客部、及び前記接客部の動作を制御する制御部のための電源と、前記券売機側制御部のための電源と、は互いに独立しており、
前記券売機側制御部のための電源はバックアップ電源を備えており、
前記ICカード処理部は前記券売機側制御部のための電源から給電される、
ことを特徴とする券売機。 - 前記処理口の近傍に設けられた発光手段と、
前記ICカード及び前記券が前記処理口から互いに異なったタイミングで排出される開始から抜取りまでの間に前記発光手段を点滅発光させる発光制御手段と
を有することを特徴とする請求項1記載の券売機。 - 券を前記処理口から前記券搬送路へ搬送させる搬送制御手段と、
前記券搬送路へ搬送された前記券に記憶された情報を読取る読取り手段と、
前記読取り手段で読取った情報に基づいて払戻金を演算し該払戻金を、前記券の挿入の後に続いて挿入する前記ICカードに前記ICカード処理部によって積み増し金として記憶させる演算制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の券売機。
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