JP2956392B2 - カードリーダ・ライタ - Google Patents

カードリーダ・ライタ

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JP2956392B2
JP2956392B2 JP4307382A JP30738292A JP2956392B2 JP 2956392 B2 JP2956392 B2 JP 2956392B2 JP 4307382 A JP4307382 A JP 4307382A JP 30738292 A JP30738292 A JP 30738292A JP 2956392 B2 JP2956392 B2 JP 2956392B2
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一 深尾
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は挿入されたカードの内
容の読取り及び書込みを行うカードリーダ・ライタ(カ
ードR/Wとも略記する)、特にカード詰まり時の復旧
操作を容易にし、自動販売機(自販機とも略記する)な
どへの搭載に適するようにしたカードリーダ・ライタに
関する。
【0002】なお以下各図において同一の符号は同一も
しくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】カードがカードR/W内に詰まった場
合、従来は手動でその搬送部を動かして、カードを搬出
して取出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特に自動販売機に使用
するカードR/Wは、奥行寸法が取れないためにカード
を曲げ入れて使用する事が多くなってきた。このような
カードR/Wでは何らかの理由で、カードが中に残った
場合、構造上、このカードを搬送するローラが奥側とな
るため、このローラを構成する従動ローラを手で回転さ
せる作業が困難であるという問題がある。
【0005】そこで本発明はこの問題を解消できるカー
ドリーダ・ライタを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1のカードリーダ・ライタは、(挿入口3
などに)挿入されたカードを制御手段(制御回路22な
ど)を介しカード搬送手段(搬送モータM1,M2、搬
送ローラ6)を駆動して取込み、このカードの内容を
(磁気ヘッド9などを介し)読み書きしたうえ、前記制
御手段を介し前記カード搬送手段を駆動してこのカード
を(回収口4などへ)回収し、または(挿入口3など
へ)返却するカードリーダ・ライタにおいて、前記カー
ド搬送手段を優先駆動して当該の挿入カードを少なくと
も前記のように回収または返却させるための信号を入力
する手動スイッチを備えたものとする。
【0007】また請求項2のカードリーダ・ライタで
は、請求項1に記載のカードリーダ・ライタにおいて、
前記手動スイッチは前記制御手段に前記の信号を与える
もの(押釦スイッチ11−1など)であるようにする。
また請求項3のカードリーダ・ライタでは請求項1に記
載のカードリーダ・ライタにおいて、前記手動スイッチ
は少なくとも前記制御手段の出力する信号の下流側に前
記の信号を与えるもの(トグルスイッチ11−2など)
であるようにする。
【0008】また請求項4のカードリーダ・ライタで
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のカード
リーダ・ライタにおいて、前記手動スイッチは前記カー
ド搬送手段を構成するカード搬送用のローラをクリーニ
ングするためのカード状物体(長いカードなど)の挿入
と共に操作され得るものであるようにする。
【0009】
【作用】カードがカードR/W内に残り排出されない場
合に搬送モータに直結した手動スイッチを設け、このス
イッチを押す事により搬送モータに通電して搬送モータ
を回転させ、この回転をカード駆動ローラ及びベルトに
伝えてカードを搬送し、カードを取除く。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての自販機搭載
型のカードリーダ・ライタの原理的な構成を示す。同図
において1は本体、2はカバー、3はカードの挿入口、
4はカードの回収口、5は本体1へカバー2を取付ける
ためのラッチ、15はカード搬送経路、6(6−1〜6
−5)はカード搬送経路に沿ってカードを挿み込んで搬
送する搬送ローラ、PS1〜PS3は夫々カードが搬送
経路15上のどこに来たか、あるいはどこに有るかを検
出するためのセンサ(夫々センサ#1〜センサ#3とも
いう)、M1は搬送ローラ6−1,6−2を駆動する搬
送モータ(搬送モータ#1ともいう)、M2は搬送ロー
ラ6−3〜6−5を駆動する搬送モータ(搬送モータ#
2ともいう)である。ここでローラ6−1〜6−5の相
互の間隔はカードの長さより少し短い長さとなってい
る。また9はカードの内容を読み書きする磁気ヘッド、
10はこのカードR/W全体を制御する制御部、11は
本発明の主体となる手動スイッチである。
【0011】次に図1の動作を説明する。カードを挿入
口3に入れるとセンサ(#1)PS1が働いて制御部1
0に信号が入り、この制御部10は総合的判断(ソフト
による)により、搬送モータM1を正転させる。搬送モ
ータM1の回転はベルトでローラ6−1及び6−2に伝
えられ、カードは奥へ向かって搬送される。このように
して搬送されたカードをセンサ(#2)PS2が検出す
ると、制御部10は搬送モータM2を正転し始め、搬送
ローラ6−3〜6−5が回転し、さらにセンサ(#3)
PS3が磁気ヘッド9の部分へのカードの到来を検出す
ると、制御部10は磁気ヘッド9でカードの内容(金額
情報等)を読取る。そしてその内容を図外の自販機制御
部(マスタという)に伝える。これにより自販機で商品
が販売されると、マスタから販売した金額情報が制御部
10に送られる。そこで制御部10は当該の挿入カード
から読取った金額から当該販売の金額を減算し、その減
算後の金額を磁気ヘッド9を介して当該挿入カードへ書
込む。もしその結果、カード内の金額が「0円」となっ
た時にはモータM2をさらに正転して回収口4からその
カードを回収する事ができる。このように搬送モータM
1とM2を分けてある理由は、もしモータを1台のみに
したとすると、上記のようなカードの回収時に搬送ロー
ラ6−1も正転するため、一枚目のカードがカードR/
W内に有るにもかかわらず、2枚目のカードがカードR
/W内に引き込まれてしまうためである。また同じよう
にカードを読み書きしているタイミングでも同様な事が
発生するためにモータM1とM2は分けてある。
【0012】カードを返却する時は制御部10はセンサ
#3を監視しながらモータM2を逆転し、さらにセンサ
#2が働いてから搬送モータM1を逆転させる。ところ
でカードがカードR/Wの内部にあってローラ6−1,
6−2に挟まれた状態で停電したような場合、自販機に
取付けられたカードR/Wをメンテナンスできる面はカ
ーバ2側だけであり、本体1の側面は他の部品が取付け
られていて操作できない。そこでこの時ラッチ5を外し
てカバー2を開けてカードを確認し、ローラ6−1及び
6−2を回転させることになるが、ローラ6−1及び6
−2はカバー2側から見て奥まっているために手動で回
転することは困難である。そこで本発明では停電復帰し
た時に手動で手動スイッチ11を操作して搬送モータM
1,M2を回転させてカードを排出させる。
【0013】図2,図3は夫々制御部10内のスイッチ
11に関わる回路の異なる実施例を示す。図2,図3に
おいて21はモータM1,M2を駆動するドライバ部で
あり、通常市販のICが用いられる。22はカードリー
ダ・全体を制御する回路部で、通常CPUが用いられ
る。制御の方法についてはソフトにより決められる。ま
た図2において11−1は手動スイッチ11としての押
釦スイッチで制御回路22に指令を入力する。
【0014】図4は図2の動作説明用のフローチャート
でS1〜S13はそのステップを示す。この図4は停電
復帰時における制御回路22内のCPUのイニシャル処
理を示している。次に図1,図2を参照しつつ図4を説
明する。電源がONすると制御回路22内のCPUは先
ずメモリを初期化すると共に、図外の設定スイッチ(な
おスイッチをSWとも略記する)の設定内容を読込む
(S1)。次にマスタからスタンバイ指令を受信する
(S2)。これにより前記CPUはセンサ(#1〜#
3)PS1〜PS3の何れかがONしているか(つまり
カード検出中であるか)否かをしらべ(S3)、ONし
ていなければ(分岐N)、“カード無”をマスタに送信
して(S13)、待機状態に入る。しかし前記ステップ
S3でセンサ#1〜#3の何れかがONしている場合
(分岐Y)、“カード有”をマスタに送信する(S
4)。これによりマスタからはカード返却指令が出さ
れ、これを受信する(S5)。そこで前記CPUはモー
タ(#1,#2)M1,M2を同時に、又はセンサ#3
〜#1を検出しながらモータM2,M1の順に逆転し、
カードを返却する(S6)。
【0015】次に前記CPUは再びセンサ#1〜#3の
何れかがONしているか否かを判別し(S7)、ONし
ているセンサがなければ(分岐N)、マスタへ“カード
無”を送信し(S13)、待機状態に入るが、前記ステ
ップS7でONしているセンサがあれば(分岐Y)、マ
スタに“カード詰まり”を送信する(S8)。これによ
りマスタは図外の表示部へ“カード詰まり”を表示して
カード販売禁止指令を出力し、制御回路22はこれを受
信して(S9)、カードの受入を禁止する(S10)。
これにより保守員が手動スイッチ(押釦スイッチ)11
−1を押すと、前記CPUはモータ#1,#2を同時に
又はセンサ#1〜#3を監視しながらモータM1,M2
の順に正転し、カードを回収口4に排出する(S1
2)。よって保守員はこの排出カードを回収または返却
する。
【0016】次に図3において11−2は手動スイッチ
11としての中立付のトグルスイッチで、その操作の方
向によって直接、ドライバ21を介しモータM1,M2
を同時に正転又は逆転させることができる。この場合は
制御回路22を介さないで搬送モータM1,M2を回転
させることができるので、制御回路22のハードの故障
により搬送モータM1,M2が回転しない時でもスイッ
チ11−2が有効となる。また、正転するか逆転するか
はカードの詰まり具合によって異なり、何れかカードの
排出可能な方向とする。
【0017】
【発明の効果】近年自販機は非常に機能が複雑なために
機能毎に回路を分離した分散形制御方式が主流である。
そこでカードR/Wを制御している制御部10に対して
も更にその上位の制御部すなわち自販機全体を制御して
いる上位制御部がある。この上位制御部をマスタと呼
ぶ。このマスタの命令によりカードR/Wはカードを排
出したり、カードを回収したりしている。従って制御部
10は自分が判断して勝手にカードを排出したり、回収
したりする事はない。これは自販機の仕向仕様によりカ
ードの取扱い方法が異なるため、その機能をマスタに持
たせカードR/W側をどの仕向先でも変わりなく共通化
するためである。この事から、もしマスタが故障して命
令が送信されて来なかった場合には、カードがカードR
/W内に入ったまま機能が停止する事もある。本発明に
よればこのような理由、あるいは実施例に述べたような
カード挿入後の停電等の何等かの理由でカードがカード
R/W内に入ったまま機能が停止したとしても、電源さ
え供給されていればスイッチ11の操作によってカード
を排出させることが可能となる。
【0018】なお手動スイッチ11はカードリーダ・ラ
イタのローラ部のクリーニングに利用することもでき
る。即ちこのクリニングにはカードと同じ大きさのクリ
ーニングカードを挿入する場合と、それより大きい(長
い)カードを挿入して行う場合があり、前者の場合は一
般のカードを入れたと同じ動作で良いが、後者の場合
は、カードが長いためにカードリーダ・ライタが異常カ
ードとみなして直ぐに返却する。そこで、長いカードを
使用してカード通路のクリーニングをする場合には、こ
の手動スイッチ11を動作させる事により可能となる。
即ち長いカードの一端を手で持ちカードリーダに他端を
挿入すると、ローラとカード間で空回りしてローラの汚
れが取り易くなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例としてのカードR/Wの原理
構成図
【図2】図1の要部回路の実施例を示す図
【図3】図1の要部回路の他の実施例を示す図
【図4】図2の動作説明用のフローチャート
【符号の説明】
1 本体 2 カバー 3 挿入口 4 回収口 5 ラッチ 6(6−1〜6−5) 搬送ローラ M1 搬送モータ#1 M2 搬送モータ#2 9 磁気ヘッド 10 制御部 11(11−1,11−2) 手動スイッチ 11−1 押釦スイッチ 11−2 トグルスイッチ PS1 センサ#1 PS2 センサ#2 PS3 センサ#3 21 ドライバ 22 制御回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入されたカードを制御手段を介しカード
    搬送手段を駆動して取込み、このカードの内容を読み書
    きしたうえ、前記制御手段を介し前記カード搬送手段を
    駆動してこのカードを回収し、または返却するカードリ
    ーダ・ライタにおいて、 前記カード搬送手段を優先駆動して当該の挿入カードを
    少なくとも前記のように回収または返却させるための信
    号を入力する手動スイッチを備えたことを特徴とするカ
    ードリーダ・ライタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカードリーダ・ライタに
    おいて、 前記手動スイッチは前記制御手段に前記の信号を与える
    ものであることを特徴とするカードリーダ・ライタ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のカードリーダ・ライタに
    おいて、 前記手動スイッチは少なくとも前記制御手段の出力する
    信号の下流側に前記の信号を与えるものであることを特
    徴とするカードリーダ・ライタ。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    のカードリーダ・ライタにおいて、 前記手動スイッチは前記カード搬送手段を構成するカー
    ド搬送用のローラをクリーニングするためのカード状物
    体の挿入と共に操作され得るものであることを特徴とす
    るカードリーダ・ライタ。
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JP4770008B2 (ja) * 2000-08-31 2011-09-07 セイコーエプソン株式会社 プリンタ、紙詰まり処理方法及び情報記録媒体
JP4560343B2 (ja) * 2004-07-09 2010-10-13 サンデン株式会社 紙幣識別装置

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