JP4222713B2 - カード処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード処理装置に関し、さらに詳しくは、ポイントカードや会員カード等のカードに読み書きするカードリーダ・ライタに対象のカードを供給したり、排出されるカードを回収するカード処理装置に関し、特に、一時期に大量のカードを処理する場合に有用である。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、ポイントカードや会員カード等のカードの発行処理は、上位システムとのインターフェイスを備えたカードリーダ・ライタを複数の店頭に設け、個々の店頭において店員がこのカードリーダ・ライタを用い、カード毎に磁気データ書き込み等の初期設定を施し、ユーザーに配付する形態で実施されている。
【0003】
ところが、カードを郵送等で多数のユーザーに配付するときや、発行処理を迅速に実行するためにユーザーの来店に先駆け初期設定を施したカードを準備するとき等のように、一時期に大量のカードを処理する場合には、長時間カードリーダ・ライタを占有してしまうため、店頭の通常業務時間外に処理時間を設ける必要がある。
【0004】
しかし、この場合、店頭の通常業務時間外での処理に携わる要員の確保が必要となるため、この要員確保の費用が掛かる。また、上位システムにおける各店頭からの交信集中度や交信状態の良否により処理速度が変わるため、人手を介して実行する処理では効率が悪かった。
そこで、従来のカードリーダ・ライタでは、以上の問題を回避するために、カードを連続して供給及び排出するためのカードの連続供給排出機構を備え、特に、一時期に大量のカードを処理する場合でも、その処理の無人化を促進できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のように連続供給排出機構を備えたカードリーダ・ライタは、高価な上に、広い設置スペースを必要とするため、複数の店頭全てに配備することや狭い店頭に効率よく配置することが難しい問題点がある。
また、近年においてのカードは、磁気データに加え、目視可能な印刷データーの書き込み消去が可能なリライトカードに移行しつつあり、このリライトカードも印刷データーの書き込み方式が進歩するのに伴い更に変化していく状況にある。このような状況に対応するためには、上位システムのソフト変更とカードリーダ・ライタの入れ替えが必要となるが、高価な従来のカードリーダ・ライタを配備して上記問題を解決する場合にはその入れ替え費用が嵩む問題点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、カードに対して読み書きを行うカードリーダ・ライタを構成する筐体とは別体であって、カード格納部とカード回収部、およびタイマ、カード検出手段を供え、カード供給時には、カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに挿入するとともに、タイマをセットしてセットした時間内でカードがカードリーダ・ライタに正常に引込まれたかどうかをカード検出手段により監視し、カード回収時には、タイマをセットしてセットした時間内でカードがカードリーダ・ライタから正常に排出されたかどうかをカード検出手段により監視するとともに、カードリーダ・ライタから正常に排出されたカードを引き込んでカード回収部に回収することによってカードの受渡しを行うようにしたことを特徴とする。
【0007】
本発明の請求項2に記載のカード処理装置は、カードに対して読み書きを行うカードリーダ・ライタを構成する筐体とは別体であって、 カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すためのカード繰り出し口と、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード受け取り口とに、カードリーダ・ライタのカード挿入排出口が直交する方向にカードリーダ・ライタを移動可能に支持する支持手段を備え、カード供給時には、カード繰り出し口がカード挿入排出口に相対向するようにカードリーダ・ライタを移動させ、カード回収時には、カード受け取り口がカード挿入排出口に相対向するようにカードリーダ・ライタを移動させて、カードを受け渡すようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載のカード処理装置は、請求項1において、カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すためのカード繰り出し口と、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード受け取り口とを、カードリーダ・ライタのカード挿入排出口と直交する方向に移動可能に備え、繰り出し時には、カード繰り出し口がカード挿入排出口に相対向するように移動させ、回収時には、カード受け取り口がカード挿入排出口に相対向するように移動させて、カードを受け渡すようにしたことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項4に記載のカード処理装置は、請求項1において、カードリーダ・ライタを支持する支持手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
本発明の請求項に記載のカード処理装置は、請求項1において、カード繰り出し口と、カード受け取り口とを、カードリーダ・ライタのカード挿入排出口と直交する方向に移動可能に備え、繰り出し時には、カード繰り出し口がカード挿入排出口に相対向するように移動させ、回収時には、カード受け取り口がカード挿入排出口に相対向するように移動させて、カードを受け渡すようにしたことを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項に記載のカード処理装置は、請求項において、カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すためのカード繰り出し口がカードリーダ・ライタのカード挿入口に相対向するように配置するとともに、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード受け取り口がカードリーダ・ライタのカード排出口に相対向するように配置して、カード挿入口とカード排出口とを別々に備えるカードリーダ・ライタとの間で互いにカードの受渡しを行うようにしたことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項に記載のカード処理装置は、請求項において、前面または背面にカード挿入口またはカード排出口を備えるカードリーダ・ライタに対して、その前面または背面にカード繰り出し口またはカード受け取り口配置するようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項に記載のカード処理装置は、請求項1において、カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すとともに、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード繰り出し・受け取り口をカードリーダ・ライタのカード挿入排出口と相対向するように配置し、カード繰り出し時と引き込み時とで、カードの搬送方向を切り替えるようにしたことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項に記載のカード処理装置は、請求項1において、カードの受渡しの際に、カードの停留状態を検出して判断するようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項において、カードの有無を検出し、カードの存在を検出した状態が所定時間継続している場合に、カードの停留状態であると判断するようにしたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項又は請求項10において、
カードの停留状態であると判断した場合には、報知するようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項1から請求項のいずれかにおいて、カード格納部のカードの有無を判断し、無くなった場合には報知するようにしたことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項1または請求項1において、
ブザー音等で報知するようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項1から請求項のいずれかにおいて、カードリーダ・ライタの制御手段との交信手段と、カードリーダ・ライタの制御手段が開示する信号を受理する信号受理手段と、前記交信手段を介してカードリーダ・ライタに自らの制御信号を開示する信号開示手段とを備えることを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項1において、カードリーダ・ライタの制御手段との交信手段を介して、自らの制御信号をカードリーダ・ライタの上位システムに開示するようにしたことを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項1から請求項のいずれかにおいて、カード格納部とカード回収部の少なくともいずれか一方を着脱可能に取り付けたことを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項1に記載のカード処理装置は、請求項1において、カード格納部とカード回収部とを同一形状の筐体とし、いずれ側にも取り付けられるようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、これによりこの発明が限定されるものではない。
第1の実施の形態
図1および図2は、第1の実施の形態のカード処理装置の斜視図、図3は、第1の実施の形態の動作説明図であり、図1および図3の(1)に下記カード繰り出し口8が下記カード挿入排出口10に対向し下記カード受け取り口9が下記カード挿入排出口10から待避した状態(カード供給時の状態)、図2および図3の(2)に下記カード受け取り口9が下記カード挿入排出口10に対向し下記カード繰り出し口8が下記カード挿入排出口10から待避した状態(カード回収時の状態)を示す。
【0018】
1はカード処理装置、2はカードリーダ・ライタである。そのカード処理装置1には、カードリーダ・ライタ2にカードを投入するカード供給手段3と、カードリーダ・ライタ2からカードを受け取るカード回収手段4が備わり、本実施の形態においては、カード供給手段3とカード回収手段4は一体ユニットとして構成され、カード供給/回収切替手段5に形成されるガイド溝6にガイドローラー7を介し噛合し、図示せぬモーターの動力によりカード供給手段3のカード繰り出し口8とカード回収手段4のカード受け取り口9をカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に交互に対向するように構成される。
【0019】
次に、11はカード供給/回収切替手段5を介しカード供給手段3とカード回収手段4を支持し、オペレーターが図示せぬスクリュー軸を回転させることにより伸縮し、カード処理装置1とカードリーダ・ライタ2の間におけるカード12の引き渡し面と直交する方向へカード供給手段3とカード回収手段4を移動させる調整支持手段であり、カードリーダ・ライタ2が異種類のものに置き換わった場合等でカード処理装置1とカードリーダ・ライタ2の間におけるカード12の引き渡し面に不一致が生じた場合、この不一致を修正するものである。
【0020】
次に、カード供給手段3とカード回収手段4の各々には、カード検出手段13とカード搬送手段14とカード格納部15が備わり、カード検出手段13は光学センサー等を用いカード供給手段3、若しくは、カード回収手段4とカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10の間で、カード12の停留状態を検出するもので、カード搬送手段14は図示せぬモーターの動力で回転するゴムローラーと、このゴムローラーの回転方向をカード処理装置1からカードリーダ・ライタ2へカード12を供給する方向と、カードリーダ・ライタ2からカード処理装置1へカード12を回収する方向へ回転方向を制御する手段と、このゴムローラーにカード12を挟持開放させる手段で構成される。
【0021】
また、カード供給手段3とカード回収手段4の各々には、カード格納部15が着脱自在に装着され、カード供給手段3側のカード格納部15にはカードリーダ・ライタ2へ供給する前のカード16が積層し格納され、カード回収手段4側のカード格納部15にはカードリーダ・ライタ2から回収した後のカード17が積層し格納され、このカード格納部15内のカード有無を検出する検出手段がカード供給手段3とカード回収手段4の各々に備わる。
【0022】
なお、このカード格納部15とカード搬送手段14におけるカード12の搬送は、図6に示すように、カード供給手段3が回収手段として、また、カード回収手段4が供給手段として作用することができ、ゴムローラーa,b1,b2,c1,c2の回転方向をカード処理装置1からカードリーダ・ライタ2へカード12を供給する方向と、カードリ−ダ・ライタ2からカード処理装置1へカード12を回収する方向へ回転させることで制御される。つまり、ゴムローラーa,b1,b2,c1,c2の回転方向に応じて、カード供給手段3はカード回収手段として動作し、カード回収手段4はカード供給手段として動作することができる。
【0023】
図4に、第1の実施の形態のカード処理装置の制御系のブロック図を示す。この制御手段100は、図示しない記憶媒体に格納されるプログラムを実行することにより全体の制御を司る主制御部101と、カード12の供給・回収・繰り出し・受け取り・供給回収切替を制御するカード搬送制御部102と、カードリーダ・ライタ2に動作に合わせてカード12の供給・回収のタイミングを図るための時間やカード12の停留状態を検出するために時間を計測するタイマ103と、カードリーダ・ライタ2のカード引き込みからカード排出までの動作時間を設定して停留状態と判断するために使用する設定時間記憶部104と、カード12の供給・回収のタイミングに合わせてカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に対向させるカード繰り出し口8とカード受け取り口9とを切り替える調整制御部105とを備えている。この調整制御部105は、調整支持手段11を移動させる。なお、108はカードリーダ・ライタ2の制御手段がカードリーダ・ライタ2の制御信号を外部に開示する信号開示手段や、外部信号をカードリーダ・ライタ2の制御に組み込む手段を備える場合に、このカードリーダ・ライタ2の制御手段と交信する交信手段である。107はカードリーダ・ライタ2が開示した制御信号をカード処理装置1の制御に組み込む信号受理手段である。10はカード処理装置の制御信号を、前記交信手段108を介しカードリーダ・ライタ2に開示する信号開示手段である。
【0024】
図5は、第1の実施の形態の動作を説明するフローチャートで、このフローチャートのステップに沿って説明する。
まず、カード処理装置1のイニシャル動作が完了しカード供給手段3のカード繰り出し口8がカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に対向した状態にある場合に、カード供給手段3がカード搬送手段14により、カード格納部15に積層し格納されるカード16から1枚を分離しカード繰り出し口8へ搬送しカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に送り込むと(Sa1)、このカードを認知したカードリーダ・ライタ2がカードの引き込み動作を開始し、データー書込、カード排出と動作を実行していく(Sb1,Sb2,Sb3)。また、これと並行してカード処理装置1はカードリーダ・ライタ2のカード引込動作を監視するためのタイマ103をセットし(Sa2)、カード供給手段3側のカード検出手段13を用いカードの検出を開始し(Sa3)、上記Sa2でセットした時間が経過するのを待ち(Sa4)、セットした時間内でカード検出手段13の検出範囲からカードが無くなるとカードリーダ・ライタ2のカード引込動作が正常に終了したとして、次のSa5に移るが(Sa3,Y)、セットした時間が経過してもカード検出手段13の検出範囲にカードが有る場合にはカードリーダ・ライタ2のカード引込動作が正常に終了しなかったとしてエラーとする(Sa4,Y)。
【0025】
次に、カード処理装置1はカード供給/回収切替手段5の動作によりカード回収手段4のカード受け取り口9をカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に対向させカード供給手段3のカード繰り出し口8をカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10から待避させ(Sa5)、カードリーダ・ライタ2のカード排出動作を監視するためのタイマ13をセットし(Sa6)、カード回収手段4側のカード検出手段13を用いカードの検出を開始し(Sa7,N)、上記Sa6でセットした時間が経過するのを待ち(Sa8)、この間でカードリーダ・ライタ2においてデータ書込動作とカード排出動作が終了し、セットした時間内でカード検出手段13の検出範囲にカードが入ると、カードリーダ・ライタ2のカード排出動作が正常に終了したとして、次のSa9に移るが(Sa7,Y)、セットした時間が経過してもカード検出手段13の検出範囲にカードが入らない場合にはカードリーダ・ライタ2のカード排出動作が正常に終了しなかったとしてエラーとする(Sa8)。
【0026】
次に、カード処理装置1はカード回収手段4が搬送手段14により、カードをカード格納部15に積層し格納し(Sa9)、カード供給手段3側のカード格納部15内のカード有無を検出する検出手段によりカードリーダ・ライタ2へ供給すべきカードが残っているかの確認を実行し(Sa10)、カードが残っている場合はステップ11に移る(Sa10,N)。また、カード処理装置1はカード供給/回収切替手段5の動作によりカード供給手段3のカード繰り出し口8をカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に対向させ、カード回収手段4のカード受け取り口9をカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10から待避させ、ステップ1に戻り以上の動作を繰り返す(Sa11)。
【0027】
また、上記Sa10の確認の結果カードリーダ・ライタ2へ供給すべきカードが残っていない場合には、一連の処理が正常に終了したとする(Sa10,Y)。
ここで、オペレーターは、カード回収手段4側のカード格納部15を取り外し処理済みのカードを格納部15から取り出すが、次の処理を継続する場合には、処理済みのカードを取り出し空になったカード格納部15に未処理のカードを装填し、再びカード回収手段4に装着しカード処理装置の制御設定を切り替えることにより、前記動作において、回収動作を実行していたカード回収手段4がカード供給手段となり、供給動作を実行していたカード供給手段3がカード回収手段となり新たな処理を継続する。
【0028】
上記第1の実施の形態のカード処理装置によると、カードリーダ・ライタとの動作機構及び制御回路の連結が無くともカードリーダ・ライタに対するカードの供給回収動作が実行できるようになる。また、カード処理装置とカードリーダ・ライタ間におけるカード引き渡し面の不一致を修正する手段を設けているため、種類の異なるカードリーダ・ライタであっても容易に対応できる。
【0029】
したがって、課題の項で説明したように、一時期に大量のカードを処理する必要が生じた場合、カードの連続供給排出機構を設けたカードリーダ・ライタを準備することなく無人のカード処理ができる上、1台のカード処理装置を複数の店頭で共用することもできるため、カードを扱う業者にとって経費削減が期待でき、カードの様式変更に伴うカードリーダ・ライタの入れ替えにおいても低費用で対処できるという効果が期待できる。また、店頭においての通常業務時間内はカード処理装置を片付けておくことができるため、接客スペースに支障を来すこともなくなる。
【0030】
図7は、本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で、この図を用い、第1の実施の形態を引用しながら説明していく。
図において、20は警報手段であり、第1の実施の形態においてカード供給手段3側のカード格納部15が空になったことを検出する検出手段がカード格納部15が空になったことを検出した場合及び、カード供給手段3、若しくは、カード回収手段4とカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10の間で、カード12の停留状態を検出するカード検出手段13の検出状態が予め設定した時間内に変化しなかった場合にブザー音等を発する。
【0031】
21は交信手段であり、カードリーダ・ライタ2の制御手段がカードリーダ・ライタの制御信号を外部に開示する手段や、外部信号をカードリーダ・ライタ2の制御に組み込む手段を備える場合に、このカードリーダ・ライタ2の制御手段と交信する。22は信号受理手段であり、カードリーダ・ライタ2が開示した制御信号をカード処理装置1の制御に組み込む。23は信号開示手段であり、カード処理装置1の制御信号を、前記交信手段21を介しカードリーダ・ライタ2に開示する。
【0032】
また、カードリーダ・ライタ2の制御手段が上位システム200とのインターフェイスを備える場合、予め上位システム200に対するカード処理装置1の制御信号の認識規則の取り決めをしておけば、前記交信手段21を介しカード処理装置1の制御信号を上位システム200に開示することもできる。
上記第2の実施の形態の動作は、上記第1の実施の形態で図2を用いて説明した一連の動作において、Sa4若しくはSa8でエラーが発生した場合及び、Sa10で供給カードが無くなった場合に、警報手段20を起動させブザー音を発し、さらに、カードリーダ・ライタ2の上位システム200に対する取り決めがなされている場合には、この状況を信号開示手段23が交信手段21とカードリーダ・ライタ2の制御手段を介し上位システム200に開示する。
【0033】
また、第1の実施の形態の図5のSa1では、カード処理装置1は、カード供給動作を実行する前に、カードリーダ・ライタ2の制御手段から交信手段21を介しカードリーダ・ライタ2の制御信号を信号受理手段22で受理し、このカードリーダ・ライタ2の制御信号がカードリーダ・ライタ2のカード引込動作が実行できることを示せばカード供給動作を実行し、このカードリーダ・ライタ2の制御信号がカードリーダ・ライタ2の故障等でカードリーダ・ライタ2のカード引込動作が実行できないことを示せばカード供給動作を中止する。
【0034】
また、カード処理装置1は故障等で第1の実施の形態の図5のSa5以降の動作が実行できない場合には、この状況を信号開示23が交信手段21を介しカードリーダ・ライタ2の制御手段に開示し、カードリーダ・ライタ2のカード排出動作を中止してもらう。
上記第2の実施の形態によると、処理の終わりやカードジャム等の装置異常をブザー音でオペレーターに知らしめることで、オペレーターが装置から離れていても装置の状態が把握できるため、長時間装置が停止状態であるような無駄な時間を省くことができる。
【0035】
また、カードリーダ・ライタとのカード引き渡し動作において、互いに相手のカード受入体制を把握した上で動作を実行するため、故障等で受入体制にない相手に無理やりカードを押し込みカードが破損し、無駄となることが防げる。
また、上位システムがカード処理装置の状況を把握することで、一人のオペレーターが複数の店頭におけるカード処理を掛け持つことができる。
【0036】
第3の実施の形態
図8および図9は、第3の実施の形態のカード処理装置の斜視図、図10は、第3の実施の形態の動作説明図であり、図8および図10の(1)に下記カード繰り出し口8が下記カード挿入排出口10に対向し下記カード受け取り口9が下記カード挿入排出口10から待避した状態(カード供給時の状態)、図9および図10の(2)に下記カード受け取り口9が下記カード挿入排出口10に対向し下記カード繰り出し口8が下記カード挿入排出口10から待避した状態(カード回収時の状態)を示す。
【0037】
図において、1はカード処理装置、2はカードリーダ・ライタ、3はカード供給手段、4はカード回収手段、5はカード供給/回収切替手段、6はガイド溝、7はガイドローラー、8はカード繰り出し口、9はカード受け取り口、10はカード挿入排出口、11は調整支持手段、12はカード、13はカード検出手段、14はカード搬送手段、15はカード格納部、16は供給前のカード、17は回収後のカードで、これらの構成は第1の実施の形態と同様であるが、第1の実施の形態と異なる点は、まず、カード処理装置1側から18のカードリーダ・ライタ支持手段が張り出し、カードリーダ・ライタ2はこのカードリーダ・ライタ支持手段18上に第1の実施の形態で説明した調整支持手段11とカード供給/回収切替手段5と新たに付加したプレート19を介し支持され、このプレート19はカード供給/回収切替手段5に形成されるガイド溝6にガイドローラー7を介し噛合し、図示せぬモーターの動力によりカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10をカード供給手段3のカード繰り出し口8とカード回収手段4のカード受け取り口9に交互に対向するよう構成した点である。
【0038】
また、第1の実施の形態でカード供給手段3とカード回収手段4を移動させた調整支持手段11の作用は、本実施の形態においてはカードリーダ・ライタ2に作用し、カードリーダ・ライタ2を移動させることによりカード処理装置1とカードリーダ・ライタ2の間におけるカード12の引き渡し面の不一致を修正するものである。
【0039】
一方、この第3の実施の形態の動作は、上記第1の実施の形態で図5を用い説明した一連の動作において、Sa5とSa9で、カード供給/回収切替手段5の動作により、カード供給手段3とカード回収手段4が移動し、カード繰り出し口8とカード受け取り口9がカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に対向したところが、カード供給/回収切替手段5の動作がカードリーダ・ライタ2に作用し、カードリーダ・ライタ2が移動し、カード繰り出し口8とカード受け取り口9がカードリーダ・ライタ2のカード挿入排出口10に対向するようになり、その他の動作は上記第1の実施の形態の動作と同じ動作となるため説明を省略する。
【0040】
上記第3の実施の形態によると、上記第1の実施の形態で説明した効果が得られる他に、カードリーダ・ライタ支持手段が備わるため、カード処理装置とカードリーダ・ライタ間におけるカード引き渡し面に安定した一致が期待でき、長時間のカード処理を実施する場合や、店頭業務と分離して専門業務として連続カード発行処理を実施する場合や、店頭業務と分離して専門業務として連続カード発行処理を実施する場合に特に有効となる。
【0041】
また、カード格納部15の移動動作がないため、装置を動作状態にしたままで、カード格納部15を抜き取りカードを補充することも可能となる。
第4の実施の形態
図11及び図12は、第4の実施の形態のカード処理装置の斜視図である。図に示すように、カード供給手段3とカード回収手段4は分離でき、各々がカード処理装置1本体へ着脱自在に構成されるため、カードリーダ・ライタ2の前面と背面へ任意に移動し装着できるようになっている。図11には、カードリーダ・ライタ2の前面と背面のカード挿入排出口10aと10bを結ぶ直線上にカード供給手段3とカード回収手段4を対向させて配置した例を示し、図12には、対角線上に配置した例を示してある。
【0042】
一方、この第4の実施の形態の動作は、前面および背面の両方にカード挿入排出口を備えるカードリーダ・ライタ2と組み合わせて実行され、この動作を図11と図12を用いて説明する。
まず、図11においての動作は、カードリーダ・ライタ2の移動動作はなくなり、前面のカード挿入排出口10aから供給したカードは背面のカード挿入排出口10bから排出、回収され、また、背面のカード挿入排出口10bから供給したカードは前面のカード挿入排出口10aから排出、回収される動作となり、カードリーダ・ライタ2におけるカード搬送方向が一方向となる。
【0043】
次に、図12においての動作は、カード回収手段4をカード供給手段として動作させ、2基のカード供給手段がカードリーダ・ライタ2にカードを供給する動作となり、まず、前面のカード挿入排出口10aから供給されたカードは背面のカード挿入排出口10bから排出され、カードリーダ・ライタ支持手段18上の空きスベースに投げ出される。
【0044】
次に、カードリーダ・ライタ2が背面側のカード供給手段3に対向する位置に移動させると背面のカード挿入排出口10bから供給されたカードは前面のカード挿入排出口10aから排出され、カードリーダ・ライタ支持手段18上の空きスペースに投げ出される動作となる。
なお、2基のカード供給手段の両方を前面側若しくは背面側に対向させ動作させるようにしてもよく、また、前記空きスペースにカード回収箱を設け、カードリーダ・ライタ2から投げ出されるカードを、このカード回収箱で受け止めるようにしてもよい。
【0045】
上記第4の実施の形態によると、背面カード挿入排出口を備えるカードリーダ・ライタと組み合わせ、カード供給手段3とカード回収手段4を図11に示す配置とすることにより、カードの走行方向を一方向とした高速処理が期待できる。
また、カード供給手段3とカード回収手段4を図12に示す配置とし、カード回収手段4をカード供給手段として動作させることにより、2種類のカードを同時に取り扱うことができる。
【0046】
第5の実施の形態
図13は、第5の実施の形態のカード処理装置の斜視図である。図において、1はカード処理装置、2はカードリーダ・ライタ、15は供給前のカード16格納するカード格納部で、この直下に備わるカード供給手段に当接し、これらの構成は第3の実施の形態と同様である。
【0047】
次に、前記カード格納部15の直下に位置する24はカード回収箱で、上記第1の実施の形態〜上記第4の実施の形態においてのカード供給手段に当接するカード格納部に相当するもので回収後のカード17が格納され、このカード回収箱24は、図手前左側に引き抜くことにより回収後のカード17を取り出すことができるようにしてある。
【0048】
次に、25はカードリーダ・ライタ2が異種類のものに置き換わった場合等でカード処理装置1とカードリーダ・ライタ2の間におけるカード12の引き渡し面に不一致が生じた場合、この不一致を修正する調整手段で、この調整手段25を厚みの異なるものと交換することにより、カードリーダ・ライタ2の高さ方向の位置を変えることができる。
【0049】
次に、図14は、カード処理装置の動作説明図である。この図を用い第5の実施の形態を引き続き説明すると、12はカード、14a,14b,14c,14dはカード搬送手段、26は供給前のカード16をカード格納部15より繰り出すための繰り出しローラー、27はカード格納部に設けられカードを1枚通過させるためのゲートであり、その他、図示せぬモーターやセンサーが備わり、これは上記第1の実施の形態〜上記第4の実施の形態と同様のものである。
【0050】
また、28はカードの走行路を切り替える走行路切替手段で、図反時計回りに回動するようバネ付勢してあり通常は実線の位置に固定され、図左方向から走行するカードが押すことにより図二点鎖線の位置に回動する。
そして、カード供給動作時には、カード繰り出しローラー26が回転することにより、供給前のカード16から最下部のカード12がゲート27から繰り出し、走行路切替手段28を押し退けカード搬送手段14に到達するとカード12はカード搬送手段14により搬送されカードリーダ・ライタ2に供給される。次に、カード回収動作時には、カードリーダ・ライタ2で所定の処理が済み排出されたカード12は、カード搬送手段14により搬送され走行路切替手段28に到達すると、走行路切替手段28に図下方向へ押し曲げられカード回収箱24の中へ落下する。
【0051】
上記第5の実施の形態によると、装置の平面積を少なくすることができるため、狭い店頭に効率よく配置することが、上記第1の実施の形態〜上記第5の実施の形態よりも容易となる。
また、カード供給/回収切替手段を必要としない分、低コストで装置が製造できるため、安価な装置を提供できる。
【0052】
なお、上記第1の実施の形態〜上記第5の実施の形態においては、本発明によるカード処理装置をカード発行における磁気データ書き込み等の初期設定に用いた例を説明したが、パチンコ店で運用される景品交換カードのリサイクル、すなわち景品交換後に回収した用済みカードの磁気データ等を消去し再使用する工程にも本発明によるカード処理装置は同様に利用できるため説明を省略する。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のカード処理装置によると、カードに対して読み書きを行うカードリーダ・ライタを構成する筐体とは別体であって、そのカードリーダ・ライタの動作タイミングに合うように独立した動作及び制御を行って、そのカードリーダ・ライタとの間で互いにカードの受渡しを行うようにしたため、例えば、一時期に大量のカードを処理する必要が生じた場合、カードの連続供給排出機構を設けたカードリーダ・ライタを準備することなく無人のカード処理ができる上、1台のカード処理装置を複数の店頭で共用することもできるため、カードを扱う業者にとって経費削減が期待でき、カードの様式変更に伴うカードリーダ・ライタの入れ替えにおいても低費用で対処できるという効果が期待できる。また、店頭においての通常業務時間内はカード処理装置を片付けておくことができるため、接客スペースに支障を来すこともなくなる。
【0054】
したがって、カード処理装置を安価に、狭い設置スペースで、複数の店頭全てに配備したり、狭い店頭に効率よく配置することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のカード処理装置の斜視図
【図2】第1の実施の形態のカード処理装置の斜視図
【図3】第1の実施の形態の動作説明図
【図4】第1の実施の形態のカード処理装置の制御系のブロック図
【図5】第1の実施の形態のフローチャート
【図6】カード受け渡しの説明図
【図7】第2の実施の形態のブロック図
【図8】第3の実施の形態のカード処理装置の斜視図
【図9】第3の実施の形態のカード処理装置の斜視図
【図10】第3の実施の形態の動作説明図
【図11】第4の実施の形態のカード処理装置の斜視図
【図12】第4の実施の形態のカード処理装置の斜視図
【図13】第5の実施の形態のカード処理装置の斜視図
【図14】第5の実施の形態のカード処理装置の動作説明図
【符号の説明】
1 カード処理装置
2 カードリーダ・ライタ
3 カード格納部
4 カード回収部
8 カード繰り出し口
9 カード受け取り口
10 カード挿入排出口

Claims (17)

  1. カードに対して読み書きを行うカードリーダ・ライタを構成する筐体とは別体であって、
    カード格納部とカード回収部、およびタイマ、カード検出手段を供え、
    カード供給時には、カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに挿入するとともに、タイマをセットしてセットした時間内でカードがカードリーダ・ライタに正常に引込まれたかどうかをカード検出手段により監視し、
    カード回収時には、タイマをセットしてセットした時間内でカードがカードリーダ・ライタから正常に排出されたかどうかをカード検出手段により監視するとともに、カードリーダ・ライタから正常に排出されたカードを引き込んでカード回収部に回収することによってカードの受渡しを行うようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  2. カードに対して読み書きを行うカードリーダ・ライタを構成する筐体とは別体であって、
    カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すためのカード繰り出し口と、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード受け取り口とに、カードリーダ・ライタのカード挿入排出口が直交する方向にカードリーダ・ライタを移動可能に支持する支持手段を備え、
    カード供給時には、カード繰り出し口がカード挿入排出口に相対向するようにカードリーダ・ライタを移動させ、
    カード回収時には、カード受け取り口がカード挿入排出口に相対向するようにカードリーダ・ライタを移動させて、カードを受け渡すようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  3. 請求項1において、
    カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すためのカード繰り出し口と、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード受け取り口とを、カードリーダ・ライタのカード挿入排出口と直交する方向に移動可能に備え、
    繰り出し時には、カード繰り出し口がカード挿入排出口に相対向するように移動させ、回収時には、カード受け取り口がカード挿入排出口に相対向するように移動させて、カードを受け渡すようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  4. 請求項1において、
    カードリーダ・ライタを支持する支持手段を備えたことを特徴とするカード処理装置。
  5. 請求項1において、
    カード繰り出し口と、カード受け取り口とを、カードリーダ・ライタのカード挿入排出口と直交する方向に移動可能に備え、
    繰り出し時には、カード繰り出し口がカード挿入排出口に相対向するように移動させ、回収時には、カード受け取り口がカード挿入排出口に相対向するように移動させて、カードを受け渡すようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  6. 請求項において、
    カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すためのカード繰り出し口がカードリーダ・ライタのカード挿入口に相対向するように配置するとともに、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード受け取り口がカードリーダ・ライタのカード排出口に相対向するように配置して、
    カード挿入口とカード排出口とを別々に備えるカードリーダ・ライタとの間で互いにカードの受渡しを行うようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  7. 請求項において、
    前面または背面にカード挿入口またはカード排出口を備えるカードリーダ・ライタに対して、その前面または背面にカード繰り出し口またはカード受け取り口配置するようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  8. 請求項1において、
    カード格納部から繰り出したカードをカードリーダ・ライタに受け渡すとともに、カード回収部に回収するカードをカードリーダ・ライタから引き込むためのカード繰り出し・受け取り口をカードリーダ・ライタのカード挿入排出口と相対向するように配置し、
    カード繰り出し時と引き込み時とで、カードの搬送方向を切り替えるようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  9. 請求項1において、
    カードの受渡しの際に、カードの停留状態を検出して判断するようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  10. 請求項において、
    カードの有無を検出し、カードの存在を検出した状態が所定時間継続している場合に、カードの停留状態であると判断するようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  11. 請求項又は請求項10において、
    カードの停留状態であると判断した場合には、報知するようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  12. 請求項1から請求項のいずれかにおいて、
    カード格納部のカードの有無を判断し、無くなった場合には報知するようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  13. 請求項1または請求項1において、
    ブザー音等で報知するようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  14. 請求項1から請求項のいずれかにおいて、
    カードリーダ・ライタの制御手段との交信手段と、カードリーダ・ライタの制御手段が開示する信号を受理する信号受理手段と、前記交信手段を介してカードリーダ・ライタに自らの制御信号を開示する信号開示手段とを備えることを特徴とするカード処理装置。
  15. 請求項1において、
    カードリーダ・ライタの制御手段との交信手段を介して、自らの制御信号をカードリーダ・ライタの上位システムに開示するようにしたことを特徴とするカード処理装置。
  16. 請求項1から請求項のいずれかにおいて、
    カード格納部とカード回収部の少なくともいずれか一方を着脱可能に取り付けたことを特徴とするカード処理装置。
  17. 請求項1において、
    カード格納部とカード回収部とを同一形状の筐体とし、いずれ側にも取り付けられるようにしたことを特徴とするカード処理装置。
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