JP2647248B2 - 券類発行装置 - Google Patents

券類発行装置

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JP2647248B2
JP2647248B2 JP2284351A JP28435190A JP2647248B2 JP 2647248 B2 JP2647248 B2 JP 2647248B2 JP 2284351 A JP2284351 A JP 2284351A JP 28435190 A JP28435190 A JP 28435190A JP 2647248 B2 JP2647248 B2 JP 2647248B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホスト装置(コンピュータ)と回線を介し
てデータの授受を行ない、搭乗券等の各種の券類を発行
する券類発行装置に関する。
(従来の技術) 航空機の搭乗券を購入する場合、通常、航空会社の営
業所や旅行代理店において予約券を購入し、空港で予約
券と搭乗券を交換するようにしている。
しかし、最近では搭乗券を直接的に購入することが可
能な券類発行装置が実用化されている。
第2図はこの種の券類発行装置の構成を概略的に示す
図である。
この第2図において、装置本体の下方には一つの券収
納部21が配されている。この券収納部21は装置本体に着
脱可能なカセットより形成され、磁気書込み可能な用紙
から成る券媒体37が収納されている。最上位の券媒体37
には繰出ローラ22が押し付けられている。繰出ローラ22
の近傍にはフィードローラ23が配され、フィードローラ
23の下方には、重なり合って繰り出された下方の券媒体
37を上方の券媒体37より分離し、券収納部21へ戻すため
のリバースローラ24が配されている。繰り出された券媒
体37の搬送路25には磁気書込みヘッド26a及び対向する
フィードローラ26bが配され、かつその上方には磁気読
取りヘッド27a及び対向するフィードローラ27bが配され
ている。
搬送路25の上方には券印字部30が設けられている。こ
の券印字部30は印字ヘッド28及び対向しているプラテン
ローラ29と、転写紙30aを供給する供給ボビン30bと、使
用済みの転写紙を空き取る巻取ボビン30cとを有してい
る。券印字部30の券送り出し方向には排出路25aが設け
られている。この排出路25aは排出ローラ34,34が配さ
れ、券排出部31に連続している。
券排出部31の近傍には券挿入口32が設けられている。
券挿入口32には吸入ローラ35,35とストッパー33とが配
されている。ストッパー33の後方には吸入路25bが設け
られ、この吸入路25bにはバーコードリーダ部42が配さ
れている。吸入路25bと排出路25aとの分岐位置にはブレ
ード36が配されている。ブレード36は図示しないソレノ
イドによって回動操作される。
以上の構成を有する券類発行装置において、発券命令
により図示しない制御部が繰出ローラ22を回転駆動する
と、最上位の券媒体37が券収納部21より繰り出される。
そして、この券媒体37はフィードローラ23及びリバース
ローラ24によって一枚毎に分離され、搬送路25へ送られ
る。リバースローラ24はフィードローラ23とは逆方向に
回転されるので、不要に繰り出された下方の券媒体37は
券収納部21に戻される。
搬送路25に送られた券媒体37は、先ず、磁気書込みヘ
ッド26aによって所定の磁気情報が書き込まれ、その後
フィードローラ26bにて更に送られて磁気読取りヘッド2
7aによって書き込まれた磁気情報が読み取られる。これ
によって、券媒体37に所定の磁気情報が書き込まれてい
るか否かがチェックされる。
ひき続き、券媒体37は印字ヘッド28とプラテンローラ
29との間に送り込まれ、その印字面に印字ヘッド28によ
り磁気情報と同一内容の印字が転写紙30aを介して行な
われる。所定の印字が行なわれた券媒体37は排出路25a
に送り込まれ、排出ローラ34,34によって券排出部31に
排出される。従って、この印字の終了した券媒体37を、
例えば、搭乗券として発行することができる。
一方、券媒体37とは異なる券種、例えば、発行会社の
相違する券類を発行する場合には、対応する券媒体41を
券挿入口32に挿入する。この券媒体41には予め券種を示
すバーコードが設けられいる。券媒体41が挿入される
と、図示しない検知手段によって券媒体41の挿入が検知
される。この検知によってストッパー33が開き、吸入ロ
ーラ35,35が駆動されるので、券媒体41は吸入路25bに送
り込まれる。そして、券媒体41はバーコードリーダ部42
によってバーコードが読み取られ、券種が判別される。
その後、券媒体41は搬送路25に搬送される。この搬入
時には、第3図に示すように、ブレード36は券媒体41に
押圧されて反時計方向に回動する。
搬送路25に搬入された券媒体41は、磁気読取りヘッド
27aによって予め書き込まれている磁気情報が読み取ら
れ、そのまま磁気書込みヘッド26aとフィードローラ26b
を通過した位置で停止される。次いで、券媒体41は上記
したと同様に、排出方向に搬送されつつ磁気書込みヘッ
ド26aにて所定の磁気情報が書き込まれ、及び磁気読取
りヘッド27aにて磁気情報が読み取られて書込みチェッ
クが行なわれる。
その後券媒体41は、券印字部30にて印字が行なわれ、
券排出部31に他社の搭乗券等として排出される。
尚、券印字部30の上方にはジャーナル印刷部43が設け
られている。この印刷部43は発行した券類の印字情報等
の控えを残すために用いられ、印字ヘッド38、プラテン
39及びロール紙40から構成されている。
ところで、搭乗券等の券類は発行会社によって券類が
相違している。即ち、印字フォーマットや長さ寸法が相
違している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の券類発行装置は、上述したように、一
つの券収納部21を備えるだけなので、装置内には一種類
の券媒体を収納することができるだけである。従って、
券収納部21に収納した券媒体37の発行会社とは異なる発
行会社の券類を発行させるためには、上記したように券
種の相違する券媒体41を券挿入口32より挿入せざるを得
ない。このため、旅行シーズン等の業務繁忙時には係員
が繰返し券媒体を挿入する作業を行なわなければなら
ず、非常に面倒であった。また、人為的に券媒体を挿入
する場合には誤って他の発行会社の券媒体を挿入する虞
れもある。
発行会社が異なる毎に券収納部21に、対応する券種の
券媒体を交換して収納することも考えられるが、この場
合には券媒体の管理を行なわなければならず、又券種の
相違する券媒体が混入する虞れがある。
一方、発行枚数の多い券類の場合には予備の券収納部
を用意して予め対応する券媒体を収納し、装置内の券媒
体が全て繰り出された時点で券収納分を交換している。
しかし、券収納部を交換している間は券類の発行を停止
せざるを得ないので、購入者の待ち時間がその分だけ多
くなってしまう上に、予備の券収納部の管理も必要にな
ってしまう。
複数台の券類発行装置を設置すると、複数の券種の券
類を同時に発行することができるが、この場合には大き
な設置空間が必要になる上に装置が高価であることから
非常に不経済である。
本発明はこのような点を解決するためになされたもの
で、券種の異なる複数の券類を自動的に発行することが
できる上に、発行枚数の多い券類の場合でも連続的に発
行することができる券類発行装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、券種識別データが設けられている券媒体に
券印字部により印字を行う券類発行装置において、券媒
体がそれぞれ収納される複数の券収納部と、各券収納部
に収納された券媒体の券種を識別する検知信号を送出す
る収納識別センサと、各券収納部より券媒体を繰り出す
券媒体繰出手段と、繰り出されて搬送された券媒体の券
種を識別する検知信号を送出する搬送識別センサと、各
券収納部に収納されている券媒体の券種識別データが記
憶されているデータ記憶部と、発券命令を受けると、券
種識別データに基づいて、対応する券収納部から券媒体
を繰り出すとともに、検知信号から搬送された券媒体の
券種を識別し、識別された券種が繰り出された券媒体の
券種を示していない場合券媒体を排出するとともに、券
印字部に位置する券媒体には、券種に対応する印字デー
タを券印字部に供給して印字する制御部とを備えるもの
である。
また、少なくとも2以上の券収納部に同一券種の券媒
体が収納されている場合、その券媒体を繰り出す順位を
データ記憶部に記憶し、前記制御部は優先順位データに
基づいて繰り出しの優先する券収納部の券媒体繰出手段
を作動させるものでもある。
(作用) 発券命令を受けると、券媒体繰出手段は券種識別デー
タに基づいて対応する券収納部を判定し、その券媒体繰
出手段を作動させて収納されている券種の券媒体を繰り
出させる。
繰り出されて搬送された券媒体はその券種が識別さ
れ、制御部はこの券種に対応する印字データを券印字部
に供給して券媒体に印字する。
また、少なくとも2以上の券収納部に同一券種の券媒
体が収納されている場合、優先順位データに基づいて繰
り出しの優先する券収納部の券媒体繰出手段を作動させ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第6図は本発明に係る券類発行装置の全体のシステム
構成を示す図である。
この第6図において、100は装置本体に示している。
この装置本体100の前面には操作パネル101が設けられて
いる。操作パネル101は表示ランプ群103と、表示部102
とにより形成されている。表示ランプ群103は電源のオ
ン・オフ、オンライン/オフライン及びアラームをそれ
ぞれ表示するランプより構成されている。表示部102は
液晶表示器等から形成され、券媒体にジャムが発生した
り、券媒体が全て発行されて補充が必要な場合及びその
他の装置の状態を知らせる場合にその表示を行なう。ま
た、装置本体100の前面の下方には券排出部105と券挿入
口106が設けられている。券排出部105は印字が終了して
排出された券類(券媒体)が収容される。券挿入口106
には後述するように、複数の券収納部に未収納の券種の
券媒体が係員により挿入される。更に、装置本体100の
前面上半部は前扉108にて閉塞され、この前扉108はキー
穴104に図示しないキーを挿入,操作することで開閉さ
れる。
装置本体100の上部には扉109が設けられ、この扉109
はジャーナル用紙の補充等の際に開閉される。扉109の
中央には排出口107が設けられ、この排出口107からは後
述するジャーナルプリンタ部160によって印字されたジ
ャーナル用紙が排出される。また、装置本体100の側面
には側面扉110が設けられている。この側面扉110は後述
する券印字部の転写紙(パット)を交換したり、ジャム
の発生した券媒体を除去する際に開閉される。
以上の装置本体100は主制御部600に接続されている。
この主制御部600にはキーボードから成る入力装置601
と、CRTディスプレイから成る表示装置602とがそれぞれ
接続されている。そして、主制御部600は回線604を介し
てホスト装置(図示せず)に接続されている。
第7図は装置本体100の内部構成を示すブロック図で
ある。
この第7図において、制御部700には操作パネル101
と、ジャーナルプリンタ部160と、電源装置603及び機構
部701とが接続されている。制御部700はこれら各部の動
作を後述するように制御する。電源装置603はこれら各
部の電気的に作動する機器に電源を供給する。尚、制御
部700は上位インタフェース部605を介して主制御部600
に接続されている。
さて、この制御部700にはデータ記憶部702が接続され
ている。このデータ記憶部702には後述する券種識別デ
ータが格納される。この券種識別データは入力装置601
より入力される。
第1図は第7図で示す機構部701の構成図である。
この第1図において、装置本体100の上方には複数の
券収納部44,45及び46が上下方向に沿って設けられてい
る。上段の券収納部44はカセット装着体50と、この装着
体50に着脱可能に装着されているカセット113とから成
る。中段に位置する券収納部45はカセット装着体51と、
この装着体51に着脱可能に装着されているカセット112
とから成る。下段の券収納部46はカセット装着体52と、
この装着体52に着脱可能に装着されているカセット111
とから成る。上段に装着されているカセット113には、
第5図(a)に示すように、上部に位置する突起113aが
設けられ、例えば、A航空会社の搭乗券に対応する券媒
体Aが収納されている。中段で装着されているカセット
112には、同図(b)に示すように、中央部に位置する
突起112aが設けられ、例えば、B航空会社の搭乗券に対
応する券媒体Bが収納されている。下段に装着されてい
るカセット111には、同図(c)に示すように、下部に
位置する突起111aが設けられ、例えば、C航空会社の搭
乗券に対応する券媒体Cが収納されている。これらのカ
セット111〜113は装着位置が交互に交換可能であり、例
えばカセット111をカセット装着体50又は51に装着して
もよい。
各カセット111〜113の装着位置には、収納識別センサ
として、カセットを識別するための識別センサ群53,54,
55が配されている。これらのセンサ群53〜55はカセット
センサ1,2及び3より形成されている。これらのカセッ
トセンサ1,2,3はホトカプラより成り、カセット111〜11
3がそれぞれ装着されて突起111a,112b,113bにより受光
が遮断されると、検出信号を制御部700(第7図参照)
に送出する。従って、制御部700はカセット113がカセッ
ト装着体50に装着されると、識別センサ群53のカセット
センサ3より検出信号が供給されるので、上段のカセッ
ト装着体50にカセット113が装着されたと判断すること
ができる。また、カセット113がカセット装着体51又は5
2に装着されると、識別センサ群54又は55のカセットセ
ンサ3より検出信号が供給されるので、その装着位置を
判断することができる。他のカセット112,111が装着さ
れた場合にもいずれかの識別センサ群のカセットセンサ
2又は1より検出信号が出力されるので、同様に制御部
700はカセット112,111の装着位置を判断することができ
る。つまり、カセット111〜113をどの位置に装着しても
その装着位置を判断することができる。
各カセット111〜113の最上位に位置する券媒体A,B,C
には券媒体繰出手段として、それぞれ繰出ローラ119,11
8,117が当接されている。これらの繰出ローラ119,118,1
17はソレノイドMG3,MG2,MG1によりそれぞれ券媒体A,B,C
に押圧される。
各繰出ローラ119,118,117の近傍には、フィードロー
ラ124,122,120及びリバースローラ125,123,121がそれぞ
れ配されている。これらのフィードローラ及びリバース
ローラは駆動源M4によりそれぞれ逆方向に回転駆動され
る。
各カセット111〜113の繰り出し側の近傍には、券媒体
A,B,Cの繰り出しを確認する繰出し検知センサ10,11が設
けられている。カセット111より券媒体Cが繰り出され
ると、繰出し検知センサ10より検出信号が出力される。
カセット112より券媒体Bが繰り出されると、両繰出し
検知センサ10,11より検出信号が出力される。カセット1
13より券媒体Aが繰り出されると、繰出し検知センサ11
より検出信号が出力される。これらの検出信号は制御部
700に供給される。従って、制御部700はこれらの検出信
号の出力形態に基づいて券媒体A又はB又はCが繰り出
されたことを確認することができる。
フィードローラ124〜120の券媒体通過位置には、券媒
体の繰り出し完了を確認する繰出完了検知センサ12,13
設けられている。券媒体Cの繰り出しが完了すると、繰
出完了検知センサ12より検出信号が出力される。券媒体
Bの繰り出しが完了すると、両繰出完了検知センサ12,1
3より検出信号が出力される。券媒体Aの繰り出しが完
了すると、繰出完了検知センサ13より検出信号が出力さ
れる。これらの検出信号は制御部700に供給される。従
って、制御部700はこれらの検出信号の出力形態に基づ
いて券媒体の繰り出し完了を確認することができる。
各カセット111〜113より繰り出された券媒体は、搬送
路126,127及び128に送り出されて下方に搬送され、搬送
路150を通ってドラム部131に送られる。ドラム部131の
外周には、バーコード読取り用のタイミングセンサ14
と、搬送識別手段として、券種識別器135と、磁気書込
み用のタイミングセンサ15と、磁気書込みヘッド136
と、磁気読取り用のタイミングセンサ16と、磁気読取り
ヘッド137がそれぞれ配設されている。券種識別器135は
バーコードリーダから成り、タイミングセンサ14の読取
りタイミングに従って券媒体のバーコードを読み取る。
磁気書込みヘッド136はタイミングセンサ15の書き込み
タイミングに従って券媒体に磁気情報を書き込む。磁気
読取りヘッド137はタイミングセンサ16の読み取りタイ
ミングに従って券媒体へ書き込んだ磁気情報を読み取
る。
ドラム部131の回転軸には回転検出板132が同軸的に取
付けられている。この回転検出板132には磁気書込み及
び読取りの際の券媒体の搬送量を監視し、制御するため
の回転検知スリットが設けられている。回転検知スリッ
トはホトカプラ構成の回転検知センサ17にて検知され
る。
ドラム部131の斜め上方にはブレード133が配されてい
る。このブレード133はドラム部131の外周をフォワード
(FWD)方向に搬送される券媒体の当接で回動し、券媒
体をそのまま通過させる。一方、リバース(REV)方向
に搬送される券媒体はブレード133に案内されて搬送路1
50へ送り込まれる。
ドラム部131の斜め下方には他のブレード134が配され
ている。このブレード134はソレノイドMG7により回動さ
れる。即ち、ドラム部131上で券媒体のバーコードの読
み取り,磁気情報の書込み等の処理が終了すると、第4
図に示すように、ソレノイドMG7によりブレード134が反
時計方向に回動される。従って、これにより券媒体は搬
送路138側へ案内される。
搬送路138は搬送路155に分岐され、この搬送路155に
は券媒体を検知する検知センサ19が配されている。この
検知センサ19の後方には券印字部610が設けられてい
る。この券印字部610は印字ヘッド144と、このヘッドが
押し付けられるプラテンローラ145と、転写紙カセット1
48と、印字ヘッド144をプラテンローラ145に押圧するソ
レノイドMG4とを備えている。転写紙カセット148内には
転写紙149を供給する供給ボビン56と、使用済みの転写
紙を巻き取る巻取ボビン57とが配され、巻取ボビン57は
モータM2にて回転駆動される。印字ヘッド144は非印字
時にはプラテンローラ145より離間され、印字の不要な
券媒体に走行負荷が加わるのを防止している。尚、券印
字部610は転写紙カセット148の有無を検知するセンサ20
と、転写紙149に設けたニアエンドマーク及びエンドマ
ークを検知するセンサ58とを含んでいる。
印字ヘッド144にて印字された券媒体は駆動ローラ146
と従動ローラ147との間に送り込まれる。駆動ローラ146
は券排出部105に券媒体を搬送し、排出する。駆動ロー
ラ146の近傍には券媒体が完全に排出されたか否かを検
知する排出完了監視センサ59が配されている。
搬送路138の分岐する位置にはブレード140が配されて
いる。このブレード140は券挿入口106より挿入されて搬
送路139を搬送されてきた券媒体が当接すると、反時計
方向に回動する。従って、挿入された券媒体はドラム部
131へ送り込まれる。そして、このブレード140は、通常
は、搬送路138より搬送されてきた券媒体を搬送路155方
向に送り込み、券印字部610側に案内する。
券挿入口106に連続する搬送路139には、主動ローラ14
2と、このローラに当接して従動する従動ローラ143と、
挿入されてきた券媒体を検知するセンサ223と、ストッ
パー141と、ソレノイドMG5とが配されている。センサ22
3が挿入された券媒体を検知すると、この検知信号は制
御部700に送出される。制御部700はこの検知信号を受け
ると、t3秒後にソレノイドMG5を作動させ、ストッパー1
41を開くと共に従動ローラ143を主動ローラ142に押し付
ける。その後、制御部700は主動ローラ142を回転駆動さ
せるので、券媒体は搬送路139を搬送される。
尚、搬送系のローラ類、プラテンローラ145,ドラム部
131等はメインモータM1によって駆動され、搬送の送り
精度,速度制御はメインモータM1により回転される回転
板130のタイミングスリットをスリット検知センサ18に
よって検知し、この検知信号を制御部700に供給し、メ
インモータM1を制御することにより行なわれる。
搬送路150の上方には他のブレード129が配されてい
る。このブレード129は搬送路128及び127より搬送され
てきた券媒体A又はBの当接で時計方向に回動し、これ
ら券媒体A,Bを搬送路150側に案内する。逆に、搬送路15
0より上方に送られる券媒体はブレード129によって搬送
路126に案内される。従って、券収納部44,45のみを利用
する場合には、第9図を参照して後述するように、残り
の券収納部46のカセット111を券排出部として用いるこ
とができる。
例えば、一度、発行された券類を何らかの都合で変更
する場合には、券挿入口106よりこの券類を挿入し、券
印字部610にて廃券印字してカセット111に排出する等の
利用が可能である。
尚、装置本体100の上方にはジャーナルプリンタ部160
が設けられている。このプリンタ部160は印字ヘッド161
と、プラテン162と、用紙ガイド163と、プラテン駆動用
のモータM3と、ジャーナル用紙164から成るパッドとか
ら成る。印字されたジャーナル用紙164は排出口107(第
6図参照)より排出される。
また、券収納部44,45及び46の下方には、券媒体A,B,C
の残量が少なくなった場合それを検出するセンサ8,6,4
がそれぞれ設けられ、これらセンサの近傍には券媒体が
全て繰り出されたことを検出するエンドセンサ9,7,5が
設けられている。これらのセンサより検出信号が出力さ
れると、制御部700は対応したアラーム表示を表示部102
(第6図参照)に表示させる。
次に、本発明に係る券類発行装置の動作を第8図のフ
ローチャートに基づいて説明する。
ところで、第7図で示すデータ記憶部702には券種識
別データが格納されている。この券種識別データは入力
装置601より入力される。即ち、カセット113(券収納部
44)には券媒体Aが収納され、カセット112には券媒体
Bが収納され、カセット111には券媒体Cが収納されて
いる旨のデータを入力装置601より入力する。制御部700
はこのデータ入力で券種識別データを編集,作成し、こ
のデータ記憶部702の所定のアドレス位置に格納する。
さて、係員が入力装置601を操作し、例えば、B航空
会社の搭乗券を発行するよう発券命令を入力すると(ス
テップ801)、制御部700はメインモータM1及びM4を作動
させる(ステップ802)。
次に、制御部700はデータ記憶部702を検索し、B航空
会社に対応する券媒体Bが収納されているカセットを判
定する。この判定でカセット112が選定される。
次いで、制御部700は券収納部45のセンサ群54のカセ
ットセンサ2より突起112aの検知で検出信号が送られて
きていることを検知し、これによりカセット112が巻収
納部45に装着されていることを判断する。
そこで、制御部700はソレノイドMG2を作動させ(ステ
ップ803)、又繰出ローラ118を回転駆動させる。従っ
て、カセット112より券媒体Bが繰り出される。
その後フィードローラ112及びリバースローラ123が回
転駆動されるので、再上位の券媒体Bのみが繰り出され
る。
券媒体Bの繰り出しで繰出し検知センサ10及び11より
順次検出信号が出力され(ステップ804,805)、かつ繰
出完了検知センサ12,13がオンからオフに切り換わる
(検出信号)と(ステップ806,807)、制御部700は券媒
体Bの繰り出しが完了したと判断し、モータM4を停止さ
せる(ステップ808)。
所定の検出信号が得られず、一定時間t1秒経過する
と、制御部700は表示ランプ群103のアラームランプを点
灯させる(テップ809,810)。
モータM4を停止させた後は、タイミングセンサ14より
検出信号が出力された否かを検知する(ステップ81
1)。所定時間t1秒経過してもこの検出信号を受信でき
ないときは、制御部700はアラームランプを点灯する
(ステップ812)。
タイミングセンサ14より検出信号を受けると、制御部
700は券媒体Bが搬送路127,150を通ってドラム部131ま
で正確に搬送されたと判断し、券種識別器135を作動さ
せ、券媒体Bのバーコードを読み取る(ステップ81
3)。このバーコードにより券媒体B(又はB航空会社
の搭乗券等)を識別できた場合(ステップ814)、タイ
ミングセンサ15の検出信号のタイミングで磁気書込みヘ
ッド136により磁気情報を書込む(ステップ815,816)。
この磁気情報は制御部700が主制御部600を介してB航空
会社のホスト装置より取り込んだもので、航空機No.,座
席指定No.,出発時間等を含んでいる。
ひき続き、タイミングセンサ16より検出信号を受ける
と(ステップ817)、このセンサの検出信号のタイミン
グで磁気読取りヘッド137を作動させ、書き込んだ磁気
情報を読み取る(ステップ818)。制御部700はこの読み
込んだ磁気情報が書き込んだ磁気情報と一致するか否か
をチェックし(ステップ819)、一致しない場合ステッ
プ815に戻り、再度磁気情報の書き込み及び読み取り動
作を行なわせる。尚、ステップ814でバーコードが券媒
体Bを示していない場合券媒体を排出し(ステップ82
1)、券種が誤りの旨のアラームを表示部102に表示させ
る(ステップ822)。
磁気情報が一致すると、制御部700はタイミングセン
サ14からの検出信号が停止しているか否かを判断し(ス
テップ820)、停止している場合には券媒体Bがドラム
部131の所定位置まで搬送されたと判定し、メインモー
タM1を停止させる(ステップ823)。
次に、ソレノイドMG7を作動させ(ステップ824)、第
4図に示すように、ブレード134を回動させる。そし
て、メインモータM1をリバース方向へ回動させ(ステッ
プ825)、ドラム部131をリバース方向に回動させる。こ
れにより、券媒体Bは搬送路138を通ってブレード140に
よって搬送路155へ案内される。搬送路155の検知センサ
19より券媒体Bが検知されると(ステップ826)、制御
部700はt2秒経過後にメインモータM1を停止させる。こ
れにより、券媒体Bの先端は券印字部610のプラテンロ
ーラ145と印字ヘッド144との間に位置することになる。
次いで、制御部700はソレノイドMG4を作動させて印字
ヘッド144をプラテンローラ145に押圧すると共に(ステ
ップ828)、モータM2を作動させ、転写紙149の巻き取り
動作を開始する。印字ヘッド144には制御部700より磁気
情報と同一内容の印字情報が供給される。従って、券媒
体BにはB航空会社の搭乗券のフォーマットで印字が行
なわれる(ステップ830)。
印字が終了し、検知センサ19の検出信号が停止すると
(ステップ831)、制御部700は所定時間t2秒経過後、ソ
レノイドMG4を停止させ(ステップ832)、駆動ローラ14
6を回転駆動させる。従って、券媒体Bは印字ヘッド144
の押圧が解除され、駆動ローラ146及び従動ローラ147に
て券排出口105に送り込まれる。その後、排出完了監視
センサ59の検出信号が停止すると(ステップ833)、制
御部700は券媒体Bが券排出部105にB航空会社の搭乗券
として排出されたことを確認する。
一方、検知センサ19がオフにならないときは、ソレノ
イドMG7を停止させる(ステップ834)。また、センサ59
の検出信号が停止しない場合にはジャム等が生じたと判
断し、アラームランプを点灯する(ステップ835)。
これに対し、係員が入力装置601よりA航空会社の搭
乗券を発行するよう発券命令を入力すると、制御部700
はデータ記憶部702を検索し、A航空会社に対応する券
媒体Aが収納されているカセットを判定する。この判定
でカセット113が選定される。
次に、制御部700はセンサ群53のカセットセンサ2よ
り突起113aの検知で検出信号が送られてくるので、カセ
ット113が券収納部44に装着されていると判断する。
そこで、制御部700はソレノイドMG3を作動させ、又繰
出ローラ119を回転駆動させる。従って、カセット113よ
り券媒体Aが繰り出される。
券媒体Aがフィードローラ124及びリバースローラ125
を介して繰り出されると、繰出し検知センサ11のみが検
出信号を出力し、かつ繰出完了検知センサ13のみがオン
からオフに切り換わる。従って、制御部700は券媒体A
の繰り出しが完了したと判断する。
その後は券媒体Aは同一搬送ルートを通ってA航空会
社の搭乗券として印字が行なわれ、排出される。
また、係員がC航空会社の搭乗券を発行する発券命令
を入力すると、制御部700はデータ記憶部702を検索し、
C航空会社に対応する券媒体Cの収納されているカセッ
ト111を選定する。
そして、センサ群55のカセットセンサ1より突起111a
の検知で検出信号が送られてくるので、カセット111が
券収納部46に装着されていると判断する。
そこで、制御部700はソレノイドMG1を作動させ、又繰
出ローラ117を回転駆動させる。従って、カセット111よ
り券媒体Cが繰り出される。券媒体Cがフィードローラ
120及びリバースローラ121を介して繰り出されると、繰
出し検知センサ10のみが検出信号を出力し、かつ繰出完
了検知センサ12のみがオンからオフに切り換わる。従っ
て、制御部700は券媒体Cの繰り出し完了を知ることが
できる。
その後は券媒体Cは同一搬送ルートを通ってC航空会
社の搭乗券として印字が行なわれ、排出される。
ところで、A航空会社の搭乗券の発行枚数が多い場合
には、第1図において、カセット113及び112の両者に券
媒体Aを収納する。
一方、係員は入力装置601を操作し、カセット113及び
112に券媒体Aが収納されている旨のデータを入力し、
これに基づいた券種識別データをデータ記憶部702に格
納する。また、いずれのカセット113又は112より先に券
媒体Aを繰り出すか、その優先順位データをデータ記憶
部702等に格納する。
従って、カセット113を優先させるデータを予め入力
しておくと、制御部700はA航空会社の搭乗券の発券命
令でカセット113と112の両者を選定した上で、カセット
113に優先順位に設定する。よって、その後はカセット1
13より券媒体Aが順次繰り出され、印字,排出される。
そして、券収納部44のエンドセンサ9より検出信号が
送出されてくると、制御部700はカセット113に券媒体A
が存在しないと判定し、カセット112のみが選定され
る。従って、その後にA航空会社の搭乗券の発券命令を
受けた場合には、カセット112より連続的に券媒体Aが
繰り出され、印字,排出される。
この結果、カセット112より券媒体Aが繰り出されて
いる間に空になったカセット113に券媒体Aを収納し、
券収納部44に再度装着することで、A航空会社の搭乗券
を連続的に発行することができる。
第9図は本発明の券類発行装置における変更発券動作
のフローチャートである。
先ず、制御部700は券挿入OKの表示を表示部102に行な
わせる(ステップ101)。これにより、係員は変更すべ
き券媒体200を券挿入口106に挿入する。センサ223がこ
の挿入された券媒体200を検知すると(ステップ102)、
制御部700は所定時間t3秒経過後、ソレノイドMG5をオン
にする(ステップ103)。これにより、従動ローラ143が
主動ローラ142に押し付けられ、ストッパー141が開く。
従って、券媒体200は主動ローラ142の回転で搬送路139
を搬送される。
次に、制御部700はメインモータM1をフォワード方向
に回動させ(ステップ104)、かつt4秒経過後に、ソレ
ノイドMG7を作動させてブレード134を第4図に示すよう
にに回動させる(ステップ105)。従って、ドラム部131
がフォワード方向に回動して、券媒体200がタイミング
センサ14にて検知される。このタイミングセンサ14がオ
フになり(ステップ106)、券媒体200のバーコードが券
種識別器135にて読み取られ(ステップ107)、バーコー
ドが変更すべき券種を示すバーコードと不一致の場合、
券を排出する(ステップ109)。
バーコードが一致し、券媒体200がドラム部131上で更
に搬送され、タイミングセンサ16が検出信号を出力する
と、制御部700は磁気読取りヘッド137に磁気情報の読み
取りを行なわせ、この情報の照合及び取り消し処理を行
なう(ステップ110,111)。この間、タイミングセンサ1
4の検出信号が停止すると、ソレノイドMG7を停止させ
る。これにより、券媒体200の後端がタイミングセンサ1
4の位置を通過したとき、ブレード134の方向を第1図に
示す方向に戻す。
タイミングセンサ14がオンからオフになったとき(ス
テップ112)、メインモータM1を停止させ(ステップ11
3)、ソレノイドMG7を作動させる(ステップ114)。そ
の後、メインモータM1をリバース方向に作動させると
(ステップ115)、券媒体200は搬送路155に搬入され、
タイミングセンサ19が検出信号を出力する(ステップ11
6)。制御部700はこの検出信号を受け、所定時間t2秒経
過すると、メインモータM1を停止させる(ステップ11
7)、そして、券印字部610のソレノイドMG4を作動させ
(ステップ118)、メインモータM1をリバース方向に作
動させる(ステップ119)。従って、印字ヘッド114に廃
券情報を供給することで、券媒体200には廃券印字が行
なわれる(ステップ120)。
タイミングセンサ19がオンからオフに切り換わったと
き(ステップ121)、制御部700は印字の終了する時間t3
秒経過後、プラテン145を逆方向に回動させ、券媒体200
を搬送路155に戻す(ステップ122)。ドラム部131はリ
バース方向に回動しているので、券媒体200はブレード1
33を介して搬送路150を上方に搬送される。そして、券
媒体200はブレード129によって搬送路126に案内され
る。
制御部700はセンサ12にて券媒体200が検知されると
(ステップ123)、フィードローラ120を回転駆動させる
(ステップ124)。ひき続き、センサ10が検出信号を出
力すると、制御部700は券媒体200がカセット111に収納
されていると判断する(ステップ125)。この場合カセ
ット111には券排出部として利用しているので、印字の
必要な券媒体は収納されていない。
センサ10の検出信号が停止すると、制御部700は廃券
すべき券媒体200がカセット111に収納されたと判断す
る。
その後は制御部700が第8図で示すステップ802に戻
り、新しい券媒体A又はB又はCに所定の印字を行な
い、上記したと同様に搭乗券を発行する。
第10図は、本発明の券類発行装置にカセットに未収納
の券媒体を挿入する場合のフローチャートである。
先ず、発券命令を受けると、(ステップ901)、券挿
入OKの表示を行なわせる(ステップ902)。この後、挿
入した他社の券媒体201を検知センサ223が検出して検出
信号を出力すると、制御部700は所定時間t4秒後、ソレ
ノイドMG5を作動させる(ステップ903,904)。
その後、メインモータM1をフォワード方向に作動させ
(ステップ905)、所定時間t5秒経過後、ソレノイドMG7
を作動させる(ステップ906)。タイミングセンサ14が
券媒体201を検知して検出信号を出力すると(ステップ9
07)、券種識別器135にて券媒体201のバーコードが読み
取られる(ステップ908)。この間、タイミングセンサ1
4がオンからオフに切り換わると、ソレノイドMG7を停止
させる。これにより、券媒体201の後端がタイミングセ
ンサ14の位置を通過したとき、ブレード134の方向を第
1図に示す方向に戻す。バーコードが不一致の場合(ス
テップ909)、券媒体201が対応する券媒体ではないと判
断し、排出する(ステップ910)。
タイミングセンサ15がオフからオンに切り換わると
(ステップ911)、上記したように磁気書込みヘッド136
にて磁気書き込みが行なわれる(ステップ912)。ここ
で、タイミングセンサ16がオフからオンに切り換わると
(ステップ913)、磁気読取りヘッド137にて磁気情報の
読み取りが行なわれる(ステップ914)。これにより、
磁気情報チェックが行なわれる(ステップ915)。タイ
ミングセンサ14がオンからオフに切り換わると(ステッ
プ916)、第8図のステップ823〜835が実行され、同様
に券媒体201が他社の搭乗券として発行される。
ところで、第1図の装置本体100において、カセット1
11〜113を筺体に挿脱自在に装着してもよい。即ち、第1
1図に示すように、各券収納部44,45,46のカセット装着
体50,51,52に、それぞれ識別センサ群53,54,55と、繰出
ローラ119,118,117と、ソレノイドMG3,MG2,MG1と、券媒
体の残量の減少を検知するセンサ8,6,4と、エンドセン
サ9,7,5とを取付け、これによりカセット装着体50,51,5
2をユニット化すると共に、各カセット装着体50,51,52
を取外し可能に積み重ねる構成にしてもよい。また、フ
ィードローラ124,122,120及びリバースローラ125,123,1
21を更にユニット化して取付けるようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、発券命令を受けると、券媒体繰出手
段は券種識別データに基づいて対応する券収納部を判定
し、その券媒体繰出手段を作動させて収納されている券
種の券媒体を繰り出させる。
繰り出されて搬送された券媒体はその券種が識別さ
れ、制御部はこの券種に対応する印字データを券印字部
に供給して券媒体に印字する。
また、少なくとも2以上の券収納部に同一券種の券媒
体が収納されている場合、優先順位データに基づいて繰
り出しの優先する券収納部の券媒体繰出手段を作動させ
る。従って、係員の券媒体の挿入作業を少なくしてその
労力を軽減し、しかも購入者の待ち時間を短縮すること
ができる上に、券媒体の管理が簡単になり、かつ複数台
の券類装置を設置する必要がないので非常に経済的であ
る。
また、発行枚数の多い券媒体を二以上の券収納部に収
納することで、この券媒体に対応する券類を連続的に発
行することができるので、効率的に発券業務を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る券類発行装置の装置本体の構成
図、第2図は従来の券類発行装置の構成図、第3図は第
2図の装置の一部の動作説明図、第4図は第1図の装置
本体の一部の動作説明図、第5図(a),(b),
(c)はカセットの要部を概略的に示す斜視図、第6図
は本発明に係る券類発行装置のシステム構成を示す外観
斜視図、第7図は第6図の装置の内部構成のブロック
図、第8図は本発明に係る券類発行装置の発券動作を示
すフローチャート、第9図は同装置の変更発券動作を示
すフローチャート、第10図は同装置の券媒体を挿入した
場合の発券動作を示すフローチャート、第11図は券収納
部のユニット構成図である。 44,45,46……券収納部、 50,51,52……カセット装着体、 53,54,55……識別センサ群、 100……装置本体、102……表示部、 103……表示ランプ群、105……券排出部、 106……券挿入口、111,112,113……カセット、 111a,112a,113a……突起、 117,118,119……繰出ローラ、131……ドラム部、 135……券種識別器、136……磁気書込みヘッド、 137……磁気読取りヘッド、601……入力装置、 610……券印字部、700……制御部、 702……データ記憶部、 A,B,C,200,201……券媒体。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】券種識別データが設けられている券媒体に
    券印字部により印字を行う券類発行装置において、 券媒体がそれぞれ収納される複数の券収納部と、 各券収納部に収納された券媒体の券種を識別する検知信
    号を送出する収納識別センサと、 各券収納部より券媒体を繰り出す券媒体繰出手段と、 繰り出されて搬送された券媒体の券種を識別する検知信
    号を送出する搬送識別手段と、 各券収納部に収納されている券媒体の券種識別データが
    記憶されているデータ記憶部と、 発券命令を受けると、券種識別データに基づいて、対応
    する券収納部から券媒体を繰り出し、検知信号から搬送
    された券媒体の券種を識別し、識別された券種が繰り出
    された券媒体の券種を示していない場合券媒体を排出す
    るとともに、券印字部に位置する券媒体には、券種に対
    応する印字データを券印字部に供給して印字する制御部
    とを備えることを特徴とする 券類発行装置。
  2. 【請求項2】少なくとも2以上の券収納部に同一券種の
    券媒体が収納されている場合、その券媒体を繰り出す順
    位をデータ記憶部に記憶し、前記制御部は優先順位デー
    タに基づいて繰り出しの優先する券収納部の券媒体繰出
    手段を作動させる請求項(1)記載の券類発行装置。
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