JPH04106687A - 券類発行装置 - Google Patents

券類発行装置

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JPH04106687A
JPH04106687A JP22440190A JP22440190A JPH04106687A JP H04106687 A JPH04106687 A JP H04106687A JP 22440190 A JP22440190 A JP 22440190A JP 22440190 A JP22440190 A JP 22440190A JP H04106687 A JPH04106687 A JP H04106687A
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ticket medium
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JP22440190A
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English (en)
Inventor
Haruo Kimura
木村 晴雄
Hiroaki Ise
浩明 伊勢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ホスト装置(コンピュータ)と回線を介して
データの授受を行ない、搭乗券等の各種の券類を発行す
る券類発行装置に関する。
(従来の技術) 航空機の搭乗券を購入する場合、通常、航空会社の営業
所や旅行代理店において予約券を購入し、空港で予約券
と搭乗券を交換するようにしている。
しかし、最近では搭乗券を直接的に購入することが可能
な券類発行装置が実用化されている。
第2図はこの種の券類発行装置の構成を概略的に示す図
である。
この第2図において、装置本体の下方には一つの券収納
部21が配されている。この券収納部21は装置本体に
着脱可能なカセットより形成され、磁気書込み可能な用
紙から成る券媒体37が収納されている。最上位の券媒
体37には繰出ローラ22が押し付けられている。繰出
ローラ22の近傍にはフィードローラ23が配され、フ
ィードローラ23の下方には、重なり合って繰り出され
た下方の券媒体37を上方の券媒体37より分離し、券
収納部21へ戻すためのリバースローラ24が配されて
いる。繰り出された券媒体37の搬送路25には磁気書
込みヘット26a及び対向するフィートローラ26bが
配され、かつその上方には磁気読取りヘッド27a及び
対向するフィードローラ27bか配されている。
搬送路25の上方には券印字部30か設けられている。
この券印字部30は印字ヘッド28及び対向しているプ
ラテンローラ29と、転写紙30aを供給する供給ボビ
ン30bと、使用済みの転写紙を巻き取る巻取ボビン3
0cとを有している。券印字部30の券送り出し方向に
は排出路25aが設けられている。この排出路25aは
排出ローラ34,34が配され、券排出部31に連続し
ている。
券排出部3Iの近傍には券挿入口32が設けられている
。券挿入口32には吸入ローラ3535とストッパー3
3とが配されている。ストッパー33の後方には吸入路
25bが設けられ、この吸入路25bにはバーコードリ
ーダ部42が配されている。吸入路25bと排出路25
aとの分岐位置にはブレード36が配されている。プレ
ード36は図示しないソレノイドによって回動操作され
る。
以上の構成を有する券類発行装置において、発券命令に
より図示しない制御部が繰出ローラ22を回転駆動する
と、最上位の券媒体37が券収納部21より繰り出され
る。そして、この券媒体37はフィードローラ23及び
リバースローラ24によって一枚毎に分離され、搬送路
25へ送られる。リバースローラ24はフィードローラ
23とは逆方向に券媒体37を付勢するので、不要に繰
り出された下方の券媒体37は券収納部21に戻される
搬送路25に送られた券媒体37は、先ず、磁気書込み
ヘッド28aによって所定の磁気情報を書き込まれ、そ
の後フィードローラ26bにて更に送られて磁気読取り
ヘッド27aによって書き込まれた磁気情報が読み取ら
れる。これによって、券媒体37に所定の磁気情報が書
き込まれているか否かがチエツクされる。
ひき続き、券媒体37は印字ヘッド28とプラテンロー
ラ29との間に送り込まれ、その印字面に印字ヘッド2
8により磁気情報と同一内容の印字が転写紙30aを介
して行なわれる。所定の印字が行なわれた券媒体37は
排出路25aに送り込まれ、排出ローラ34,34によ
って券排出部31に排出される。従って、この印字の終
了した券媒体37を、例えば、搭乗券として発行するこ
とができる。
一方、券媒体37とは異なる券種、例えば、発行会社の
相違する券類を発行する場合には、対応する券媒体41
を券挿入口32に挿入する。この券媒体41には予め券
種な示すバーコードが設けられいる。券媒体41が挿入
されると、図示しない検知手段によって券媒体41の挿
入が検知される。この検知によってストッパー33が開
き、吸入ローラ35.35が駆動されるので、券媒体4
1は吸入路25bに送り込まれる。そして、券媒体41
はバーコードリーダ部42によってバーコードが読み取
られ、券種が判別される。
その後、券媒体41は搬送路25に搬送される。この搬
入時には、第3図に示すように、ブレード36は券媒体
41に押圧されて反時計方向に回動する。
搬送路25に搬入された券媒体41は、磁気読取りベッ
ト27aによって予め書き込まれている磁気情報が読み
取られ、そのまま磁気書込みヘッド26aとフィードロ
ーラ26bを通過した装置で停止される。次いで、券媒
体41は上記したと同様に、排出方向に搬送されつつ磁
気書込みヘッド26aにて所定の磁気情報が書き込まれ
、及び磁気読取りヘッド27aにて磁気情報が読み取ら
れて書込みチエツクが行なわれる。
その後巻媒体41は、券印字部30にて印字が行なわれ
、券排出部31に他社の搭乗券等として排出される。
尚、券印字部30の上方にはジャーナル印刷部43が設
けられている。この印刷部43は発行した券類の印字情
報等の控えを残すために用いられ、印字ヘッド38、プ
ラテン39及びロール紙40から構成されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、磁気読取りヘッド27aとプラテンローラ2
9との券媒体の搬送長さしは、券収納部21に収納され
る最も大きな券媒体37の長さ寸法よりも若干大きく設
定されていなければならない。
しかし、従来の券類発行装置においては、磁気書込みヘ
ット26aとプラテンローラ29との間の搬送路25部
分を上下方向に沿って直線的に設けているので、装置の
高さ寸法が大きくなって大型化する欠点があった。この
ため、卓上等に設置した場合には安定性の点で問題があ
る上に、大きな設置空間を必要としてしまう。また、券
排出部31及び券挿入口32を上方に設けざるを得ない
ので、操作性の点でも問題があった。
券媒体37を正逆方向に搬送することで、磁気読取りヘ
ッド27aとプラテンローラ29との間の搬送路を短く
することができる。しかし、この場合には券媒体37に
印字するまでの処理時間が大きくなるため、発券までに
時間を要してしまう。
本発明はこのような点を解決するためになされたもので
、小型で安定的に設置することができる上に操作性の優
れた券類発行装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、券媒体が収納される券収納部と、この券収納
部より繰り出された券媒体に所定の磁気情報を記録する
磁気記録手段と、券媒体に磁気情報が正確に記録されて
いるか否かを判定するために券媒体より磁気情報を読み
取る磁気情報読取手段と、磁気情報が正確に記録された
券媒体に所定の印字を行なう券印字部とを備える券類発
行装置において、券印字部の前段に円状の搬送路を設け
、この搬送路に沿って磁気記録手段と磁気情報読取手段
を配設したことを特徴としている。
また、他の発明の券類発行装置は、更に複数の券収納部
と、各券収納部より繰り出された券媒体の券種を識別す
る券種識別器とを備え、券印字部の前段に設けた円状の
搬送路に沿って券種識別器と磁気記録手段及び磁気情報
読取手段を配設したことを特徴としている。
(作用) 券収納部より繰り出された券媒体は、円状の搬送路に沿
って搬送されつつ券種識別器にて券種が識別され、又は
券種の識別を行なわれずに磁気記録手段により所定の磁
気情報が記録され、かつ記録された磁気情報が磁気情報
読取手段にて読み取られる。
従って、円状の搬送路の近傍に券印字部を配設すること
ができるので、装置を高さ寸法を小さくして小型化でき
る。
また、券排出部等を装置の正面に設けることができるの
で、操作性も向上する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
第6図は本発明に係る券類発行装置の全体のシステム構
成を示す図である。
この第6図において、100は装置本体を示している、
この装置本体100の前面には操作パネル101が設け
られている。操作パネル101は表示ランプ群103と
、表示部102とにより形成されている。表示ランプ群
103は電源のオン・オフ、オンライン/オフライン及
びアラームをそれぞれ表示するランプより構成されてい
る。表示部102は液晶表示器等から形成され、券媒体
にジャムが発生したり、券媒体が全て発行されて補充が
必要な場合及びその他の装置の状態を知らせる場合にそ
の表示を行なう、また、装置本体100の前面の下方に
は券排出部105と券挿入口106が設けられている。
券排出部105は印字が終了して排出された券B(券媒
体)が収容される。券挿入口106には後述するように
、複数の券収納部に未収納の券種の券媒体が係員により
挿入される。更に、装置本体100の前面上半部は前扉
108にて閉塞され、この前扉108はキー穴104に
図示しないキーを挿入。
操作することで開閉される。
装置本体100の上部には扉109が設けられ、この扉
109はジャーナル用紙の補充等の際に開閉される。扉
109の中央には排出口107が設けられ、この排出口
107からは後述するジャーナルプリンタ部160によ
って印字されたジャーナル用紙が排出される。また、装
置本体100の側面には側面扉110が設けられている
。この側面n110は後述する券印字部の転写紙Cバッ
ト)を交換したり、ジャムの発生した券媒体を除去する
際に開閉される。
以上の装置本体100は主制御部600に接続されてい
る。この主制御部600にはキーボードから成る入力装
置601 と、CRTデイスプレィから成る表示装置6
02とがそれぞれ接続されている。そして、主制御部6
00は回線604を介してホスト装置(図示せず)に接
続されている。
第7図は装置本体100の内部構成を示すブロック図で
ある。
この第7図において、制御部700には操作パネル10
1 と、ジャーナルプリンタ部160と、電源装置60
3及び機構部701とが接続されている。制御部700
はこれら各部の動作を後述するように制御する。電源装
置603はこれら各部の電気的に作動する機器に電源を
供給する。尚、制御部700は上位インタフェース部6
05を介して主制御部600に接続されている。
さて、この制御部700にはデータ記憶部702が接続
されている。このデータ記憶部702には後述する券種
識別データが格納される。この券種識別データは入力装
置601より入力される。
第1図は第7図で示す機構部701の構成図である。
この第1図において、装置本体100の上方には複数の
券収納部44.45及び46が上下方向に沿って設けら
れている。上段の券収納部44はカセット装着体50と
、この装着体50に着脱可能に装着されているカセット
113とから成る。中段に位置する券収納部45はカセ
ット装着体51と、この装着体51に着脱可能に装着さ
れているカセット112とから成る。下段の券収納部4
6はカセット装着体52と、この装着体52に着脱可能
に装着されているカセット111とから成る。上段に装
着されているカセット113には、第5図(a)に示す
ように、上部に位置する突起113aが設けられ、例え
ば、A航空会社の搭乗券に対応する券媒体Aが収納され
ている。中段で装着されているカセット112には、同
図(b)に示すように、中央部に位置する突起112a
が設けられ、例えば、B航空会社の搭乗券に対応する券
媒体Bが収納されている。下段に装着されているカセッ
ト111には、同図(C)に示すように、下部に位置す
る突起111aが設けられ、例えば、C航空会社の搭乗
券に対応する券媒体Cが収納されている。これらのカセ
ット 111−113は装着位置が交互に交換可能であ
り、例えばカセット111をカセット装着体50又は5
1に装着してもよい。
各カセット 111〜113の装着位置にはカセットを
識別するための識別センサ群53,54.55が配され
ている。これらのセンサ群53〜55はカセットセンサ
1,2及び3より形成されている。これらのカセットセ
ンサ1,2.3はホトカプラより成り、カセット 11
1〜113がそれぞれ装着されて突起111a、 11
2b、 113bにより受光か遮断されると、検出信号
を制御部700(第7図参照)に送出する。従って、制
御部700はカセット113がカセット装着体50に装
着されると、識別センサ群53のカセットセンサ3より
検出信号が供給されるので、上段のカセット装着体50
にカセット113が装着されたと判断することができる
。また、カセット113がカセット装着体51又は52
に装着されると、識別センサ群54又は55のカセット
センサ3より検出信号が供給されるので、その装着位置
を判断することができる。他のカセット112.111
が装着された場合にもいずれかの識別センサ群のカセッ
トセンサ2又は1より検出信号が出力されるので、同様
に制御部700はカセット112.111の装着位置を
判断することができる。つまり、カセット 111〜1
13をどの位置に装着してもその装着位置を判断するこ
とができる。
各カセット111〜113の最上位に位置する券媒体A
、B、Cにはそれぞれ繰出ローラ119.118゜11
7が当接されている。これらの繰出ローラ119゜11
8117はソレノイドMG3.MG2.MGIによりそ
れぞれ券媒体A、B、Cに押圧される。
各繰出ローラ119.118.117の近傍には、フィ
ートローラ124.122.120及びリバースローラ
125123、121がそれぞれ配されている。これら
のフィートローラ及びリバースローラは駆動源M4によ
りそれぞれ逆方向に回転駆動される。
各カセット 111〜113の繰り出し側の近傍には、
券媒体A、B、Cの繰り出しを確認する繰出し検知セン
サ10,11が設けられている。カセット111より券
媒体Cが繰り出されると、繰出し検知センサ1oより検
出信号が出力される。カセット112より券媒体Bが繰
り出されると、両繰出し検知センサ10,11より検出
信号が8カされる。カセット113より券媒体Aが繰り
出されると、繰出し検知センサ11より検出信号が出力
される。これらの検出信号は制御部700に供給される
。従って、制御部700はこれらの検出信号の出力形態
に基づいて券媒体A又はB又はCが繰り出されたことを
確認することができる。
フィードローラ 124〜120の券媒体通過位置には
、券媒体の繰り出し完了を確認する繰出完了検知センサ
12,13設けられている。券媒体Cの繰り出しが完了
すると、繰出完了検知センサ12より検出信号が出力さ
れる。券媒体Bの繰り出しが完了すると、両繰出完了検
知センサ12,13より検出信号が出力される。券媒体
Aの繰り出しが完了すると、繰出完了検知センサ13よ
り検出信号が出力される。これらの検出信号は制御部7
00に供給される。従って、制御部700はこれらの検
出信号の出力形態に基づいて券媒体の繰り出し完了を確
認することができる。
各カセット 111〜113より繰り出された券媒体は
、搬送路126.127及び128に送り出されて下方
に搬送され、搬送路150を通って券媒体を搬送するた
めの搬送ドラム部131に送られる。搬送ドラム部13
1の外周には、バーコード読取り用のタイミングセンサ
14と、券種識別器135と、磁気書込み用のタイミン
グセンサ15と、磁気書込みヘッド136と、磁気読取
り用のタイミングセンサ16と、磁気読取りベット13
7がそれぞれ配設されている。券種識別器135はバー
コードリーダから成り、タイミングセンサ14の読取り
タイミングに従って券媒体のバーコードを読み取る。磁
気書込みヘッド136はタイミングセンサ15の書き込
みタイミングに従って券媒体に磁気情報を書き込む。磁
気読取りベット137はタイミングセンサ16の読み取
りタイミングに従って券媒体へ書き込んだ磁気情報を読
み取る。
搬送ドラム部131の回転軸には回転検出板132が同
軸的に取付けられている。この回転検出板132には磁
気書込み及び読取りの際の券媒体の搬送量を監視し、制
御するための回転検知スリットが設けられている。回転
検知スリットはホトカブラ構成の回転検知センサ17に
て検知される。
搬送ドラム部131の斜め上方にはブレード133が配
されている。このブレード133は搬送ドラム部131
の外周をフォワード(FWD)方向に搬送される券媒体
の当接で回動し、券媒体をそのまま通過させる。一方、
リバース(REV)方向に搬送される券媒体はプレート
133に案内されて搬送路150へ送り込まれる。
搬送トラム部131の斜め下方には他のブレード134
が配されている。このプレート134はソレノイドMG
7により回動される。即ち、搬送トラム部131上て券
媒体のバーコードの読み取り、磁気情報の書込み等の処
理が終了すると、第4図に示すように、ソレノイドMG
7によりブレード134が反時計方向に回動される。従
って、これにより券媒体は搬送路138側へ案内される
搬送路138は搬送路155に分岐され、この搬送路1
55には券媒体を検知する検知センサ19が配されてい
る。この検知センサ19の後方には券印字部610が搬
送ドラム部131に隣接して設けられている。この券印
字部610は印字ヘッド144と、このヘットが押し付
けられるプラテンローラ145と、転写紙カセット14
8と、印字ヘッド144をプラテンローラ145に押圧
するソレノイドMG4とを備えている。転写紙カセット
14g内には転写紙149を供給する供給ボビン56と
、使用済みの転写紙を巻き取る巻取ホビン57とか配さ
れ、巻取ホビン57はモータM2にて回転駆動される。
印字ヘット144は非印字時にはプラテンローラ145
より離間され、印字の不要な券媒体に走行負荷か加わる
のを防止している。尚、券印字部610は転写紙カセッ
ト148の有無を検知するセンサ2゜と、転写紙149
に設けたニアエンドマーク及びエンドマークを検知する
センサ58とを含んでいる。
印字ヘッド144にて印字された券媒体は駆動ローラ1
46と従動ローラ147との間に送り込まれる。駆動ロ
ーラ146は券排出部105に券媒体を搬送し、排出す
る。駆動ローラ146の近傍には券媒体が完全に排出さ
れたか否かを検知する排出完了監視センサ59が配され
ている。
搬送路138の分岐する位置にはブレード140が配さ
れている。このブレード140は券挿入口+06より挿
入されて搬送路139を搬送されてきた券媒体が当接す
ると、反時計方向に回動する。従って、挿入された券媒
体は搬送ドラム部131へ送り込まれる。そして、この
ブレード140は、通常は、搬送路138より搬送され
てきた券媒体を搬送路155方向に送り込み、券印字部
610側に案内する。
券挿入口106に連続する搬送路139には、主動ロー
ラ142 と、このローラに当接して従動する従動ロー
ラ143と、挿入されてきた券媒体を検知するセンサ2
23と、ストッパー141と、ソレノイドMG5とが配
されている。センサ223が挿入された券媒体を検知す
ると、この検知信号は制御部700に送出される。制御
部700はこの検知信号を受けると、t5秒後にソレノ
イドM G 5を作動させ、ストッパー141を開くと
共に従動ローラ143を主動ローラ142に押し付ける
。その後、制御部700は主動ローラ142を回転駆動
させるので、券媒体は搬送路139を搬送される。
尚、搬送系のローラ類、プラテンローラ145゜ドラム
部131等はメインモータMlによって駆動され、搬送
の送り精度、速度制御はメインモータMlにより回転さ
れる回転板130のタイミングスリットをスリット検知
センサ18によって検知し、この検知信号を制御部70
0に供給し、メインモータM1を制御することにより行
なわれる。
搬送路150の上方には他のプレート129が配されて
いる。このブレード129は搬送路128及び127よ
り搬送されてきた券媒体A又はBの当接で時計方向に回
動し、これら券媒体A、Bを搬送路150側に案内する
。逆に、搬送路150より上方に送られる券媒体はブレ
ード129によって搬送路126に案内される。従って
、券収納部44.45のみを利用する場合には、第9図
を参照して後述するように、残りの券収納部46のカセ
ットillを券排出部として用いることができろ。
例えば、−度、発行された券類を何らかの都合で変更す
る場合には、券挿入口106よりこの券類を挿入し、券
印字部610にて廃券印字してカセット111に排圧す
る等の利用が可能である。
尚、装置本体100の上方にはジャーナルプリンタ部1
60が設けられている。このプリンタ部160は印字ヘ
ッド161 と、プラテン162と、用紙ガイド163
と、プラテン駆動用のモータM3と、ジャーナル用紙1
64から成るパッドとから成る。
印字されたジャーナル用紙164は排出口107(第6
図参照)より排出される。
また、券収納部44.45及び46の下方には、券媒体
A、B、Cの残量が少なくなった場合それを検出するセ
ンサ8,6.4がそれぞれ設けられ、これらセンサの近
傍には券媒体が全て繰り出されたことを検出するエンド
センサ9,7.5が設けられている。これらのセンサよ
り検出信号が出力されると、制御部700は対応したア
ラーム表示を表示部102(第6図参照)に表示させる
次に、本発明に係る券類発行装置の動作を第8図のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
ところで、第7図で示すデータ記憶部702には券種識
別データが格納されている。この券種識別データは入力
装置601より入力される。即ち、カセット113(券
収納部44)には券媒体Aが収納され、カセット112
には券媒体Bが収納され、カセット111には券媒体C
が収納さ−れている旨のデータを入力装置601より入
力する。制御部700はこのデータ入力て券種識別デー
タを編集1作成し、このデータをデータ記憶部702の
所定のアドレス位置に格納する。
さて、係員が入力装置601を操作し、例えば、B航空
会社の搭乗券を発行するよう発券命令を入力すると(ス
テップ801 ) 、制御部700はメインモータM1
及びM4を作動させる(ステップ802 ) 。
次に、制御部700はデータ記憶部702を検索し、B
航空会社に対応する券媒体Bが収納されているカセット
を判定する。この判定でカセット112が選定される。
次いで、制御部700は券収納部45のセンサ群54の
カセットセンサ2より突起112aの検知て検出信号が
送られてきていることを検知し、これによりカセット1
12が券収納部45に装着されていることを判断する。
そこで、制御部700はソレノイドMG2を作動させ(
ステップ803 ) 、又繰出ローラ118を回転駆動
させる。従って、カセット112より券媒体Bが繰り出
される。
その後フィードローラ112及びリバースローラ123
が回転駆動されるので、最上位の券媒体Bのみが繰り出
される。
券媒体Bの繰り出しで繰出し検知センサ10及び11よ
り順次検出信号が出力され(ステップ804.805 
) 、かつ繰出完了検知センサ12,13がオンからオ
フに切り換わる(検出信号)と(ステップ806,80
7 ) 、制御部700は券媒体Bの繰り出しが完了し
たと判断し、モータM4を停止させる(ステップ808
)。
所定の検出信号が得られず、一定時間t4秒経過すると
、制御部700は表示ランプ群IQ3のアラームランプ
を点灯させる(ステップ809810)。
モータM4を停止させた後は、タイミングセンサ14よ
り検出信号が出力されたか否かを検知する(ステップ8
11 )。所定時間t1秒経過してもこの検出信号を受
信できないときは、制御部700はアラームランプを点
灯する(ステップ812)。
タイミングセンサ14より検出信号を受けると、制御部
700は券媒体Bが搬送路127.150を通って搬送
ドラム部+31の回転で所定位置まで正確に搬送された
と判断し、券種識別器135を作動させ、券媒体Bのバ
ーコードを読み取る(ステップ813)。このバーコー
ドにより券媒体B(又はB航空会社の搭乗券等)を識別
できた場合(ステップ814 ) 、搬送ドラム部13
1の回転でタイミングセンサ15より検出信号が出力さ
れるので、その信号のタイミングで磁気書込みヘット1
36により磁気情報を書込む(ステップ815,816
 )。この磁気情報は制御部700が主制御部600を
介してB航空会社のホスト装置より取り込んだもので、
航空機隨、座席指定隘、出発時間等を含んでいる。
ひき続き搬送ドラム部131が回転し、タイミングセン
サ16より検出信号を受けると(ステップ817 ) 
、このセンサの検出信号のタイミングで磁気読取りヘッ
ド137を作動させ、書き込んだ磁気情報を読み取る(
ステ・ツブ818)。制御部7000まこの読み込んだ
磁気情報が書き込んだ磁気情報と一致するか否かをチエ
ツクしくステ・ツブ819)、一致しない場合搬送トラ
ム部131をリバ−ス方向に回転してステップ815に
戻り、再度磁気情報の書き込み及び読み取り動作を行な
わせる。尚、ステップ814でバーコードが券媒体Bを
示して17)ない場合券媒体を排出しくステ・ツブ82
1)、券種力1誤りの旨のアラームを表示部102に表
示させる(ステップ822)。
磁気情報が一致すると、制御部700はタイミングセン
サ14からの検出信号が停止しているか否かを判断しく
ステップ820 ) 、停止している場合には券媒体B
が搬送ドラム部131の回転で所定位置まで搬送された
と判定し、メインモータM1を停止させる(ステップ8
23)。
次に、ソレノイドMG7を作動させ(ステップ824 
) 、第4図に示すように、プレート134を回動させ
る。そして、メインモータM1をリバース方向へ回動さ
せ(ステップ825)、搬送ドラム部131をリバース
方向に回動させる。これにより、券媒体Bは搬送路13
8を通ってプレート140によって搬送路155へ案内
される。搬送路155の検知センサ19より券媒体Bが
検知されると(ステップ826 ) 、制御部700は
t2秒経過後にメインモータM1を停止させ搬送ドラム
部131の回転を止める。これにより、券媒体Bの先端
は券印字部610のプラテンローラ145と印字ヘット
144との間に位置することになる。
次いで、制御部700はソレノイドMG4を作動させて
印字ヘッド144をプラテンローラ145に押圧すると
共に(ステップ828 ) 、モータM2を作動させ、
転写紙149の巻き取り動作を開始する。
印字ヘッド144には制御部700より磁気情報と同一
内容の印字情報が供給される。従って、券媒体BにはB
航空会社の搭乗券のフォーマットで印字が行なわれる(
ステップ830)。
印字が終了し、検知センサ19の検出信号が停止すると
(ステップ831 ) 、制御部700は所定時間t2
秒経過後、ソレノイドMG4を停止させ(ステップ83
2 ) 、駆動ローラ146を回転駆動させる。従って
、券媒体Bは印字ヘッド144の抑圧が解除され、駆動
ローラ146及び従動ローラ147にて券排出口105
に送り込まれる。その後、排出完了監視センサ59の検
出信号が停止すると(ステップ833 ) 、制御部7
00は券媒体Bが券排出部105にB航空会社の搭乗券
として排出されたことを確認する。
一方、検知センサ19がオフにならないときは、ソレノ
イドMG7を停止させる(ステップ834)。また、セ
ンサ59の検出信号が停止しない場合にはジャム等が生
じたと判断し、アラームランプを点灯する(ステップ8
35)。
これに対し、係員が入力装置601よりA航空会社の搭
乗券を発行するよう発券命令を入力すると、制御部70
0はデータ記憶部702を検索し、A航空会社に対応す
る券媒体Aが収納されているカセットを判定する。この
判定でカセット113が選定される。
次に、制御部700はセンサ群53のカセットセンサ2
より突起113aの検知で検出信号が送られてくるので
、カセット113が券収納部44に装着されていると判
断する。
そこで、制御部700はソレノイドMG3を作動させ、
又繰出ローラ119を回転駆動させる。従って、カセッ
ト113より券媒体Aが繰り出される。
券媒体Aがフィートローラ124及びり、バースローラ
125を介して繰り出されると、繰出し検知センサ11
のみが検出信号を出力し、かつ繰出完了検知センサ13
のみがオンからオフに切り換わる。従って、制御部70
0は券媒体Aの繰り出しが完了したと判断する。
その後は券媒体Aは搬送ドラム部131を含む同一搬送
ルートを通ってA航空会社の搭乗券として印字が行なわ
れ、排出される。
また、係員がC航空会社の搭乗券を発行する発券命令を
入力すると、制御部700はデータ記憶部702を検索
し、C航空会社に対応する券媒体Cの収納されているカ
セット111を選定する。
そして、センサ群55のカセットセンサ1より突起11
1aの検知で検出信号が送られてくるので、カセット1
11が券収納部46に装着されていると判断する。
そこで、制御部700はソレノイドMCIを作動させ、
又繰出ローラ117を回転駆動させる。従って、カセッ
ト111より券媒体Cが繰り出される。
券媒体Cがフィードローラ120及びリバースローラ1
21を介して繰り出されると、繰出し検知センサ10の
みが検出信号を出力し、かつ繰出完了検知センサ12の
みがオンからオフに切り換わる。
従って、制御部700は券媒体Cの繰り出し完了を知る
ことができる。
その後は券媒体C“は搬送ドラム部131を含む同一搬
送ルートを通ってC航空会社の搭乗券として印字が行な
われ、排出される。
ところで、A航空会社の搭乗券の発行枚数が多い場合に
は、第1図において、カセット 113及び112の両
者に券媒体Aを収納する。
一方、係員は入力装置601を操作し、カセット113
及び112に券媒体Aが収納されている旨のデータを入
力し、これに基づいた券種識別データをデータ記憶部7
02に格納する。また、いずれのカセット 113又は
112より先に券媒体Aを繰り出すか、その優先順位デ
ータをデータ記憶部702等に格納する。
従って、カセット113を優先させるデータを予め入力
しておくと、制御部700はA航空会社の搭乗券の発券
命令でカセットl13と112の両者を選定した上で、
カセット113に優先順位を設定する。よって、その後
はカセット113より券媒体Aが順次繰り出され、印字
、排出される。
そして、券収納部44のエンドセンサ9より検出信号が
送出されてくると、制御部700はカセットl13に券
媒体Aか存在しないと判定し、カセット112のみが選
定される。従って、その後にA航空会社の搭乗券の発券
命令を受けた場合には、カセットl12より連続的に券
媒体Aが繰り出され、印字、排出される。
この結果、カセット112より券媒体Aが繰り出されて
いる間に空になったカセット+13に券媒体Aを収納し
、券収納部44に再度装着することで、A航空会社の搭
乗券を連続的に発行することができる。
第9図は本発明の券類発行装置における変更発券動作の
フローチャートである。
先ず、制御部700は券挿入OKの表示を表示部102
に行なわせる(ステップ101 )。これにより、係員
は変更すべき券媒体200を券挿入口106に挿入する
。センサ223がこの挿入された券媒体200を検知す
ると(ステップ102 ) 、制御部700は所定時間
t5秒経過後、ソレノイドMG5をオンにする(ステッ
プ103)。これにより、従動ローラ143が主動ロー
ラ142に押し付けられ、ストッパー141が開く。従
って、券媒体200は主動ローラ142の回転で搬送路
139を搬送される。
次に、制御部700はメインモータM1をフォワード方
向に回動させ(ステップ104 ) 、かっt4秒経過
後に、ソレノイドMG7を作動させてブレード134を
第4図に示すようにに回動させる(ステップ105)。
従って、搬送ドラム部131がフォワード方向に回動じ
て、券媒体200がタイミングセンサ14にて検知され
る。このタイミングセンサ14がオフになり(ステップ
106 ) 、券媒体200のバーコードが券種識別器
135にて読み取られ(ステップ107 ) 、バーコ
ードが変更すべき券種な示すバーコードと不一致の場合
、券を排出する(ステップ109)。
バーコードが一致し、券媒体200が搬送ドラム部13
1上で更に搬送され、タイミングセンサ16が検出信号
を出力すると、制御部700は磁気読取りヘッド137
に磁気情報の読み取りを行なわせ、この情報の照合及び
取り消し処理を行なう(ステップ110,111 )。
この間、タイミングセンサ14の検出信号が停止すると
、ソレノイドMG7を停止させる。これにより、券媒体
200の後端がタイミングセンサ14の位置を通過した
とき、プレート1’34の方向を第1図に示す方向に戻
す。
タイミングセンサ14がオンからオフになったとき(ス
テップ112 ) 、メインモータM1を停止させ(ス
テップ113 ) 、ソレノイドMG7を作動させる(
ステップ114)。その後、メインモータM1をリバー
ス方向に作動させると(ステ・ツブ115 ) 、搬送
ドラム部131がリバース方向に回動するので、券媒体
200は搬送路155に搬入され、タイミングセンサ1
9が検出信号を出力する(ステップ116)。制御部7
00はこの検出信号を受け、所定時間t2秒経過すると
、メインモータM1を停止させる(ステップ117 )
。そして、券印字部610のソレノイドMG4を作動さ
せ(ステップ11B ) 、メインモータM1を更にリ
バース方向に作動させる(ステップ119)。従って、
印字ヘッド114に廃券情報を供給することで、券媒体
200には廃券印字が行なわれる(ステップ120)。
タイミングセンサ19がオンからオフに切り換わったと
き(ステップ121)、制御部700は印字の終了する
時間t3秒経過後、プラテン145を逆方向に回動させ
、券媒体200を搬送路155に戻す(ステップ122
)。搬送ドラム部131はリバース方向に回動じている
ので、券媒体200はブレード133を介して搬送路1
50を上方に搬送される。そして、券媒体200はブレ
ード129によって搬送路126に案内される。
制御部700はセンサ12にて券媒体200か検知され
ると(ステップ123.) 、フィードローラ120を
回転駆動させる(ステップ124)。ひき続き、センサ
l○が検出信号を出力すると、制御部700は券媒体2
00がカセット111に収納されていると判断する(ス
テップ125)。この場合カセット111には券排出部
として利用しているので、印字の必要な券媒体は収納さ
れていない。
センサ10の検出信号が停止すると、制御部700は廃
券すべき券媒体200がカセット111に収納されたと
判断する。
その後は制御部700が第8図で示すステップ802に
戻り、新しい券媒体A又はB又はCに所定の印字を行な
い、上記したと同様に搭乗券を発行する。
第10図は、本発明の券類発行装置にカセットに未収納
の券媒体を挿入する場合のフローチャートである。
先ず、発券命令を受けると(ステ・ツブ901)、券挿
入OKの表示を行なわせる(ステップ。
902)。この後、挿入した他社の券媒体201を検知
センサ223が検出して検出信号を出力すると、制御部
700は所定時間t4秒後、ソレノイドMG5を作動さ
せる(ステ・ンプ903.’304 )。
その後、メインモータMlをフォワード方向Gこ作動さ
せ(ステップ905)、所定時間t5秒経過後、ソレノ
イドMG7を作動させる(ステ・ツブ906)。搬送ド
ラム部131の回転で券媒体211が搬送すれ、タイミ
ングセンサ14がこの券媒体201を検知して検出信号
を出力すると(ステ・ツブ907 ) 、券種識別器1
35にて券媒体201のバーコードが読み取られる(ス
テップ908)。この間、タイミングセンサ14がオン
からオフに切り換わると、ソレノイドMG7を停止させ
る。これにより、券媒体201の後端がタイミングセン
サ14の位置を通過したとき、ブレード134の方向を
第1図に示す方向に戻す。バーコードが不一致の場合(
ステップ909 ) 、券媒体201が対応する券媒体
ではないと判断し、排出する(ステ・ツブ91O)。
搬送ドラム部131の回転で券媒体211が更に搬送さ
れ、タイミングセンサ15がオフからオンに切り換わる
と(ステップ911)、上記したように磁気書込みヘッ
ト136にて磁気書き込みが行なわれる(ステップ91
2)。ここで、タイミングセンサ16がオフからオンに
切り換わると(ステップ913)、磁気読取りヘッド1
37にて磁気情報の読み取りが行なわれる(ステップ9
14)。これにより、磁気情報チエツクが行なわれる(
ステップ915)。タイミングセンサ14がオンからオ
フに切り換わると(ステップ916 ) 、第8図のス
テップ823〜835が実行され、同様に券媒体201
が他社の搭乗券として発行される。
ところで、第1図の装置本体100において、各券収納
部44,45.46のカセット装着体50.51.52
に、それぞれ識別センサ群53.54.55と、繰出ロ
ーラ119.118.117と、ソレノイドMG3.M
G2.MGIと、フィートローラ124.122.12
0及びリバースローラ125、123.121 と、券
媒体の残量の減少を検知するセンサ8,6,4ど、エン
ドセンサ9,7.5とを取付け、これによりカセット装
着体50゜51.52をユニット化すると共に、各カセ
ット装着体50.51.52を取外し可能に積み重ねる
構成にしてもよい。
このように、搬送ドラム部131の外周に、券種識別器
135、磁気書込みヘット136及び磁気読取りベット
137を配設すると、券媒体A等を搬送ドラム部131
に沿って円状に搬送させつつ券種の識別、磁気情報の書
き込み及び読み取りを行なうことができる。そして、搬
送ドラム部131の近傍位置に券印字部610を配置す
ることができる。従って、複数のカセット収納部44,
45.46を設ける場合であっても装置本体100の高
さ寸法を小さく設定してその小型化を図ることができる
よって、装置本体100を机上等に安定的に設置するこ
とが可能であり、又設置空間も少なくて済む。
また、券印字部610を装置本体100の下方に配置す
るので、上記したように、券排出部105及び券挿入口
106を装置本体100の前面に設けることかできる。
従って、券媒体の取り出し及び挿入操作か簡単になり、
操作性が向上する。
更に、本実施例では円状の搬送路を搬送トラム部131
より構成したので、磁気書込みヘット136及び磁気読
取りベット137に対向させてフィートローラを設けろ
必要がなくなる。
ところで、上記実施例では複数の券収納部44.45.
46を有する券類発行装置に本発明を適用しているが、
一つの券収納部を有する券類発行装置にも本発明を適用
できる。この場合には券収納部からの券媒体は一種類だ
けなので、券種識別器135は搬送トラム部131の周
面に必ずしも配設しなくてよく、券挿入口106に連続
する搬送路139に配設すればよい。
尚、搬送ドラム部131に代えて、例えば、円状に配し
た搬送ガイド部材に沿ってフィードローラ等により券媒
体を搬送し、この搬送ガイド部材の周囲に配設した磁気
書込みヘッドや磁気読取りヘット等にて磁気情報の書き
込み及び読み取り等を行なってもよい。要は券媒体を円
状に搬送できる構成であればよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、券収納部より繰
り出した券媒体を円状の搬送路に沿って搬送しつつ磁気
記録手段及び磁気情報読取手段等にて磁気情報の書き込
み及び読み取り等を行なうようにしたので、券印字部を
磁気情報読取手段の近傍に配し、かつ券排出部や券挿入
口を装置の前面に設けることができる。
従って、小型で安定的に設置できる上に操作性の優れた
券類発行装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る券類発行装置の装置本体の構成図
、第2図は従来の券類発行装置の構成図、第3図は第2
図の装置の一部の動作説明図、第4図は第1図の装置本
体の一部の動作説明図、第5図(a)、(b)、’(c
)はカセットの要部を概略的に示す斜視図、第6図は本
発明に係る券類発行装置のシステム構成を示す外観斜視
図、第7図は第6図の装置の内部構成のブロック図、第
8図は本発明に係る券類発行装置の発券動作を示すフロ
ーチャート、第9図は同装置の変更発券動作を示すフロ
ーチャート、第1○図は同装置の券媒体を挿入した場合
の発券動作を示すフローチャートである。 44.45.46・・・券収納部、 50.51.52・・・カセット装着体、53.54.
55・・・識別センサ群、00・・・装置本体、102
・・・表示部、03・・・表示ランプ群、105・・・
券排出部、06・・・券挿入口、111.112.11
3・・・カセット、11a、 112a、 113a・
・・突起、17、118.119・・・繰出ローラ、3
1・・・搬送ドラム部、135・・・券種識別器、36
・・・磁気書込みヘッド、 37・・・磁気読取りヘッド、601・・・入力装置、
610・・・券印字部、700・・・制御部、702・
・・データ記憶部、 A  B、 C1200、201・・・券媒体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)券媒体が収納される券収納部と、 該券収納部より繰り出された券媒体に所定の磁気情報を
    記録する磁気記録手段と、 前記券媒体に前記磁気情報が正確に記録されているか否
    かを判定するために前記券媒体より磁気情報を読み取る
    磁気情報読取手段と、 磁気情報が正確に記録された券媒体に所定の印字を行な
    う券印字部とを備える券類発行装置において、 前記券印字部の前段に前記券媒体を搬送するための円状
    の搬送路が設けられ、 該円状の搬送路に沿って前記磁気記録手段及び前記磁気
    情報読取手段が配設されていることを特徴とする券類発
    行装置。
  2. (2)券媒体に所定の磁気情報を記録する磁気記録手段
    と、 前記券媒体に前記磁気情報が正確に記録されているか否
    かを判定するために前記券媒体より磁気情報を読み取る
    磁気情報読取手段と、 磁気情報が正確に記録された券媒体に所定の印字を行な
    う券印字部とを備える券類発行装置において、 前記券媒体がそれぞれ収納される複数の券収納部と、 該各巻収納部より繰り出された券媒体の券種を識別する
    券種識別器と、 前記券印字部の前段に設けられて前記券媒体の搬送され
    る円状の搬送路とを含み、 該円状の搬送路に沿って前記券種識別器と前記磁気記録
    手段及び前記磁気情報読取手段が配設されていることを
    特徴とする券類発行装置。
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DE69118620T DE69118620T2 (de) 1990-08-28 1991-08-28 Fahrkartenausgabevorrichtung
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61165190A (ja) * 1985-01-17 1986-07-25 オムロン株式会社 券処理装置
JPH02109190A (ja) * 1988-10-18 1990-04-20 Oki Electric Ind Co Ltd 券処理端末装置

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