JPH0668875B2 - 電源投入時のカ−ド搬送処理方法 - Google Patents

電源投入時のカ−ド搬送処理方法

Info

Publication number
JPH0668875B2
JPH0668875B2 JP6543687A JP6543687A JPH0668875B2 JP H0668875 B2 JPH0668875 B2 JP H0668875B2 JP 6543687 A JP6543687 A JP 6543687A JP 6543687 A JP6543687 A JP 6543687A JP H0668875 B2 JPH0668875 B2 JP H0668875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
power
data
magnetic
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6543687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63231764A (ja
Inventor
直紀 女屋
浩昭 原田
Original Assignee
グローリー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by グローリー工業株式会社 filed Critical グローリー工業株式会社
Priority to JP6543687A priority Critical patent/JPH0668875B2/ja
Publication of JPS63231764A publication Critical patent/JPS63231764A/ja
Publication of JPH0668875B2 publication Critical patent/JPH0668875B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、磁気カード等のカードを装置に挿入してカ
ードに記録されている情報を読取って、この読取情報に
基づいて所定の処理を行なった後にカードを返却するよ
うになっているカード処理方法において、電源投入時又
は停電後の復電時におけるカードの搬送処理方法に関す
る。
(技術的背景と解決すべき問題点) 従来、カードリーダライタ等のカード処理装置では、装
置の電源投入時や停電後の復電時に装置の搬送手段を強
制的に逆転させるようにしている。これは、装置内に異
物やカードが残留しているような場合を想定して、まず
異物やカードを排除してその後に正常状態で待機状態に
したり、単にアイドリングの目的で搬送手段の動作機能
をチェックするためである。
しかし、この方法では、カードを装置に挿入して取込搬
送中に操作ミス等で電源を切ってしまったり、停電がお
こった場合、再度電源を投入したり復電した時に、常に
一旦搬送手段を逆転してカードを返却してしまうので、
使用者は再度カードを装置に挿入する必要があり、非常
に不便あった。さらに、電源投入時や復電時には、装置
はまず所定のアイドリング処理を行なう必要があり、す
ぐにカードを装置に挿入して使用することは不可能であ
った。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、電源投入時や復電時に既に装置内に
カードが残留していたり、挿入されていた場合、カード
の磁気ストライプ等のデータの読取り処理を継続的に行
ない、操作工程の簡略化をするようにした電源投入時の
カード搬送処理方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この発明は電源投入時のカード搬送処理方法に関するも
ので、上記この発明の目的は、電源投入もしくは復電時
にカードが装置内に残留もしくは挿入されている場合に
は、前記カードを所定の読取位置に搬送して前記カード
に記録されているデータを読取って判断し、前記カード
を正常に処理することが可能であれば正常処理を行なっ
た後に前記装置より排出し、前記カードが異常であれば
直ちに前記装置より排出することで達成される。
(発明の作用) この発明は、装置の制御部にバックアップ機能を有する
メモリ部を設けておき、電源投入もしくは復電時にカー
ドが装置内に残留している場合、制御部のメモリ部のプ
ログラムによりカードの情報を読取って判断し、正常で
あれば正常処理を継続して行ない、又異常であれば直ち
にカードを装置より排出するようにしている。
(発明の実施例) 第1図(A)はこの発明の電源投入時のカード搬送処理
方法を実現するカード処理装置の平面構成を示してお
り、同図(B)はその側面構造を示している。
このカード処理装置では磁気カード1が挿入口2から挿
入されるようになっており、挿入口2の近傍には開閉す
るシャッタ3が設けられている。装置内には3個の搬送
ローラ4,5,6が所定の間隔に配置されて設けられてお
り、各搬送ローラ4〜6の下方には弾性バネによってそ
れぞれ上下動可能なフリーローラ4A,5A,6Aが当接して設
けられており、搬送ローラ4〜6の各駆動軸4B〜6Bの一
端にはそれぞれ駆動ローラ7,8,9が結合されている。そ
して、駆動ローラ7及び8の間にはベルト10が巻回さ
れ、駆動ローラ8及び9の間に搬送ベルト11が巻回さ
れ、駆動軸5Bの他端部には駆動ローラ12が設けられ、駆
動軸6Bの他端部には電磁クラッチ13が結合されている。
駆動ローラ12には直流モータ20がベルト21を介して結合
され、電磁クラッチ13の駆動部にはベルト23を介してス
テップモータ22が結合されている。搬送ローラ5及び6
の間には磁気カード1の表面に文字情報を印字するため
のプリンタ30が設けられており、搬送ローラ5及び駆動
ローラ12の間の下方部には磁気カード1のデータを読取
ったり、データを記録したりするための磁気ヘッド40が
設けられ、その上方には磁気カード1を磁気ヘッド40に
適当な押圧力で押圧するための対向ローラ41が設けられ
ている。更に、挿入口2の近辺内部には磁気カード1の
挿入を検知するためのセンサSW1が設けられ、搬送ロー
ラ4及び5の間には挿入された磁気カード1の長さをセ
ンサSW1と協働してチェックするためのセンサSW2が設け
られている。又、磁気ヘッド40の入力側には、磁気カー
ド1を検知して磁気ヘッド40を作動させるためのセンサ
SW3が設けられ、磁気ヘッド40の出力側でプリンタ30の
入力側には、磁気カード1を検知してプリンタ30を作動
させるためのセンサSW4が設けられている。これらセン
サSW1〜SW4は、たとえば発光素子及び受光素子の対で成
っている。
一方、第2図はカード処理装置の内部回路を示してお
り、制御部50内には、上記データの制御や演算データの
判断を行なうためのCPU部51と、磁気ヘッド40からの読
取データYD,磁気ヘッド40への書込データKD,プリンタ30
のプリンタ駆動データPDや制御データ等が記憶されるメ
モリ部52とが設けられている。この発明では、メモリ部
52にバックアップ機能が設けられており、装置の電源が
一旦切れて復電するような場合でも、CPU部51から初期
リセットパルスが自動的に発生し、メモリ部52に入力さ
れて磁気カード1が装置内にある場合は、データ処理動
作を所定の状態から継続して行なうことができるような
プログラムが記憶されている。
このような構成において、その動作を第3図のフローチ
ャートを参照して説明する。
まず、カード処理装置を動作させるために電源をオンに
すると(ステップS1)、制御部50より初期リセットパル
スが発生し(ステップS2)、この状態ではまだ装置内に
磁気カード1が挿入されていないため装置はアンドリン
グ状態になる(ステップS3,S11,S10)。又、この状態で
は制御部50からの駆動データKD4でシャッタ3が開口さ
れていると共に、駆動データKD3により電磁クラッチ13
がオフされており、駆動データKD1により直流モータ20
が回転しローラ4〜6が駆動されるようになっている。
このような状態において、磁気カード1が挿入口2から
挿入されると、その挿入がセンサSW1で検知され、以降
磁気カード1による処理が行なわれる。
次に、停電等により一旦電源が切れて再度復電した時
(ステップS1)に初期リセットパルスが発生(ステップ
S2)され、センサSW1の部分だけにある時は(ステップS
3)検知データSD1が制御部50に入力され、駆動データKD
1により直流モータ20が駆動され、磁気カード1がM方
向に搬送されて内部に取込まれる(ステップS4)。そし
て、駆動データKD4によりシャッタ3が閉されて次のカ
ードが挿入できないようにすると共に、センサSW2がカ
ードの先端を検知したとき、センサSW1が磁気カードの
後端部分を検知しているか否かによって磁気カード1の
長さがチェックされる。長さがOKの場合には制御部50に
検知データSD2が入力され(ステップS5)、磁気カード
1は更に内部に取込まれてセンサSW3が磁気カード1を
検出し、検知信号SD3が入力された時から磁気ヘッド40
によるデータの読出しが開始される(ステップS6)。磁
気カード1の磁気ストライブ部に記録されているデータ
が読取データYDとして読出され、継続して処理を行なっ
てもよい磁気カードか否かを判断し(ステップS7)、処
理を行なえない磁気カード(例えば偽造カード、読取不
能カード等の異常カードや処理済カード)であれば、即
時に排出処理を行なう(ステップS9)。また、処理を行
なってもよい磁気カードであればカード処理を行なう
(ステップS8)。このカード処理とは、例えば直流モー
タ20を逆転して磁気カード1を一旦N方向に搬送した後
再度M方向に搬送して、磁気ヘッド40磁気ストライブ部
に必要な書込データKDの書込みを行なう。
このようなデータの書込みが終了すると、制御部50は駆
動データKD1により再度直流モータ20を逆転させてN方
向に搬送した後、再度M方向に搬送して磁気ストライブ
部に記録された上記書込データKDの読取りを行なって、
制御部50のCUP部51で正常に記録されているかデータの
確認を行なう。このようなデータのチェックが終了した
後、さらにM方向に搬送して磁気カード1をプリンタ30
に受渡すと共に、駆動データKD3により電磁クラッチ13
をオンし、更にセンサSW4が磁気カード1を検出し、検
知信号SD4が制御部50に入力された時から制御部50はプ
リンタ駆動データPDによりプリンタ30を作動させること
によって、磁気カード1に文字情報を印字する。この印
字は、駆動データKD2によりステップモータ22を駆動す
ることによって、ベルト23,電磁クラッチ13,駆動軸6Bを
介して搬送ローラ6で磁気カード1を搬送しながら、そ
の搬送に同期させならが行なう。プリンタ30による印字
が終了した後にステップモータ22を逆転すると共に、そ
の逆転終了後に駆動データKD3により電磁クラッチ13を
オフし、更に駆動データKD1により直流モータ20を逆転
させて磁気カード1の処理を終了し(ステップS8)、磁
気カード1を挿入口2から返却して動作を終了し(ステ
ップS9)、アイドリング状態に戻る(ステップS10)。
また、次に磁気カード1が装置内に残留している場合
(ステップS2,S3,S11)、この発明では制御部50内のメ
モリ部52のバックアップ機能が動作し、CPU部51はセン
サSW1〜SW4の検知データSD1〜SD4に基づいて磁気カード
1の現在位置を判断し(ステップS12)、磁気カード1
がセンサSW2の部分だけにある時は駆動データSD1により
直流モータ20を正転させ(ステップS13)、ステップS4
に戻って上記動作を行ない、磁気カード1がセンサSW3,
SW4の両方又はいずれかの位置にある時は駆動データSD1
により直流モータ20を逆転させ(ステップS14)、磁気
カード1を所定の位置に戻した後、すなわち挿入方向時
の磁気カード先端をセンサSW3が検出した後(ステップS
15)、ステップS4にリターンして上記動作を行なう。
尚、上述の実施例では搬送ローラ5及び6の間にプリン
タ30を設けているが、プリンタ30の位置はローラ4及び
5の間に設けることも可能であり、駆動手段は直流モー
タ20及びステップモータ22に限られるものではなく、他
のモータを用いることも可能である。さらに、上述の実
施例では磁気カードに対するデータの読取及び記録を例
に挙げたが、ICカードや光カード等にも同様に適用する
ことができる。さらに又、上述では挿入口よりカードを
返却するようにしているが、両側に挿入口を設け、両側
より挿入及び返却を行なうようにしても良い。
(発明の効果) 以上のようにこの発明の電源投入時のカード搬送処理方
法によれば、電源投入時や停電後の復電時にカードが装
置内に残留していても、カードの内容が自動的にチェッ
クされるのでカードの処理を迅速に行なうことができ、
カードの操作の手間が大幅に改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)はこの発明を適用できるカード処理装置の
一例を示す平面構造図、同図(B)はその側面構造図、
第2図はその内部構成例を示すブロック構成図、第3図
はこの発明の動作例を示すフローチャートである。 1…磁気カード、4〜6…搬送ローラ、7〜9,12…駆動
ローラ、10,11,21,23…ベルト、13…電源クラッチ、20
…直流モータ、22…ステップモータ、30…プリンタ、40
…磁気ヘッド、50…制御部、51…CPU部、52…メモリ
部、SW1〜SW4…センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源投入もしくは復電時にカードが装置内に残留もしく
    は挿入されている場合には、前記カードを所定の読取位
    置に搬送して前記カードに記録されているデータを読取
    って判断し、前記カードを正常に処理することが可能で
    あれば正常処理を行なった後に前記装置より排出し、前
    記カードが異常であれば直ちに前記装置より排出するよ
    うにしたことを特徴とする電源投入時のカード搬送処理
    方法。
JP6543687A 1987-03-19 1987-03-19 電源投入時のカ−ド搬送処理方法 Expired - Fee Related JPH0668875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6543687A JPH0668875B2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 電源投入時のカ−ド搬送処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6543687A JPH0668875B2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 電源投入時のカ−ド搬送処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63231764A JPS63231764A (ja) 1988-09-27
JPH0668875B2 true JPH0668875B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=13287063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6543687A Expired - Fee Related JPH0668875B2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19 電源投入時のカ−ド搬送処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668875B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728611Y2 (ja) * 1988-10-31 1995-06-28 神鋼電機株式会社 磁気カード処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63231764A (ja) 1988-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0668875B2 (ja) 電源投入時のカ−ド搬送処理方法
JP2001067514A (ja) 磁気カード取引装置
JPH1135208A (ja) 用紙排出装置
WO2018155180A1 (ja) カード発行装置の制御方法およびカード発行装置
JP2732735B2 (ja) カ−ドリ−ダ装置とカ−ド除去シ−ト
JPH07104893B2 (ja) 通帳磁気データ読取装置
JP2956392B2 (ja) カードリーダ・ライタ
JPH054131Y2 (ja)
JPS63222364A (ja) 携帯可能記録媒体の読取・書込装置
JP3731527B2 (ja) カードリーダ
JP3471159B2 (ja) 印字媒体発行装置
JPH05324929A (ja) 記憶媒体処理装置
JP2022086060A (ja) カードリーダ及びカード排出制御方法
JPH10320614A (ja) カード発行装置
JP2560661B2 (ja) Icカードリーダ
JP2763077B2 (ja) カード搬送装置
JPH0516681Y2 (ja)
JP2814693B2 (ja) カード装置
JP2607525B2 (ja) プリンタ付カードリーダライタの印字制御方法
JPH0531705Y2 (ja)
JP4081393B2 (ja) イメージセンサの動作確認方法及び動作確認装置並びに動作確認プログラム
JPS6373387A (ja) 媒体制御方法
JPS6160471B2 (ja)
JPH0346950A (ja) カードリーダライタ用異形カード取込防止構造
JPH029666A (ja) プリンタの印字媒体排出方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees