JP2814693B2 - カード装置 - Google Patents

カード装置

Info

Publication number
JP2814693B2
JP2814693B2 JP2128500A JP12850090A JP2814693B2 JP 2814693 B2 JP2814693 B2 JP 2814693B2 JP 2128500 A JP2128500 A JP 2128500A JP 12850090 A JP12850090 A JP 12850090A JP 2814693 B2 JP2814693 B2 JP 2814693B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
magnetic
reading
information
authenticity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2128500A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0423090A (ja
Inventor
直樹 林
幸夫 間所
康郎 芳岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2128500A priority Critical patent/JP2814693B2/ja
Publication of JPH0423090A publication Critical patent/JPH0423090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2814693B2 publication Critical patent/JP2814693B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えばプリペイドカード等のカードと、そ
のカードの情報記憶部の情報を読み取る読み取り装置か
らなるカード装置に関するものである。
従来の技術 従来のカード装置は例えば第6図に示す如く、情報記
憶部12を有するカード10aと、このカード10aの情報記憶
部12から情報を読み取る読み取り装置20aとから構成さ
れている。そしてこの読み取り装置は、カード10aを挿
入するための挿入口21と、この挿入口21の後方に設けら
れた挿入路22と、この挿入路22に設けカード10aの先端
部を検出する先端検出センサー23と、この先端検出セン
サー23よりも後方の挿入路22に設けたローラー24と、こ
のローラー24によって搬送されるカード10aの情報記憶
部12の情報を読み取る磁気ヘッド25から構成されてい
た。
従来のカード装置においてカード10aの情報を読み取
る場合、まずカード10aをカード挿入口21から挿入し、
先端検出センサー23までカード10aが到達した時点でロ
ーラー24を動作させる。さらに、カード10aがローラー2
4に到達すると、カード10aはローラー24によって搬送さ
れ、この時点で初めて磁気ヘッド25がカード10aの情報
記憶部12の情報を読み取り、搬送終了後に情報記憶部12
の情報を用いてカード10aの真偽判定を行うような構成
となっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来のカード装置では、偽造カードや紙
などが挿入された場合でもそれらを中に引き込むため、
カードづまりを生じたり、ヘッド25やローラー24などを
損傷させたりするという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためで、偽造カードや
紙等の不正カードをカード読み取り装置20a内に引き込
まないことで装置の損傷を防止することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、カードに磁気バ
ーコードで形成された真偽判定部を設け、カード読み取
り装置の挿入口と搬送手段との間に一つの磁気ヘッドで
形成された真偽判定手段を設けたものである。
作 用 この構成により、カード読み取り装置はカードの真偽
判定を行なった後にカード搬送の開始ができるため、不
正カードなどを引き込むことはなく、カード読み取り装
置の損傷を防止できる。
実施例 第1図は本発明の一実施例によるカードとそのカード
読み取り装置の斜視図である。なお第1図において、従
来例で示した部分と同一部分については同一番号を付し
て説明を簡略化している。
本実施例において、カード10にはその長手方向端面と
平行に情報記憶部としての第1の磁気ストライプ12及び
第2の磁気ストライプ13が2つに分けて配置してある。
また、この磁気ストライプ12と平行に真偽判定部として
の磁気バーコード11が併設してある。
一方、カード読み取り装置20は、カード10の挿入口21
と、この挿入口21の後方に連結して設けられた挿入路22
と、この挿入路22に設けた前記カード10の磁気バーコー
ド11のバーコード情報を検出する真偽判定手段としての
磁気ヘッド26と、この磁気ヘッド26よりも後方の挿入路
22に設けたカード10の搬送手段としてのローラ24と、こ
のローラ24によって搬送されたカード10の磁気ストライ
プ12及び13の情報を読み取る読み取り手段としての磁気
ヘッド25を備えた構成となっている。また、前記磁気バ
ーコード読み取り用磁気ヘッド26と情報読み取り用磁気
ヘッド25の間の挿入路22上にはカード10の先端を検出す
る先端検出センサー23が設けられている。
本実施例において、カード10を挿入してから情報を読
み取るまでの手順を説明するために第2図,第3図を用
いる。なお第2図に本発明によるカード装置のブロック
図を示し、第3図にはカード10及びカード読み取り装置
20の断面図を示す。
第2図において、20は第1図と同様のカード読み取り
装置、30はカード読み取り装置20を制御するための制御
装置、31は制御装置30全体の制御を行うためのマイクロ
コンピュータであり、このマイクロコンピュータ31には
先端検出センサー23の信号をマイクロコンピュータ31に
送信するための先端検出信号32と、磁気バーコード読み
取り用磁気ヘッド26からの信号を増幅し、その信号をマ
イクロコンピュータ31が認識できる信号に変換するため
の磁気バーコード再生回路33と、ローラー24を駆動する
ためのモーターの制御を行うモーター駆動回路34と、情
報読み取り用磁気ヘッド25からの信号を増幅し、マイク
ロコンピュータ31が認識できる信号に変換するための磁
気データ再生回路35とがそれぞれ接続されている。つぎ
に、カード10を挿入してから情報を読み取るまでの手順
を第3図を参照しながら説明する。
カード読み取り装置20にカード10を挿入するとカード
10の先端はまず磁気バーコード読み取り用磁気ヘッド26
に到達40する。この時、カード10の先端と磁気ヘッド26
との衝突によりノイズが発生し、第2図に示す磁気バー
コード再生回路33を通じてマイクロコンピュータ31にこ
のノイズ信号が伝達されるが、この時点では先端検出セ
ンサー23には未だカード10が到達していないので、先端
検出センサー23はオフとなっており、マイクロコンピュ
ータ31はこの伝達された信号をノイズと判断し、無視す
ることができる。このようにして、カードエッジによる
誤判定を防止している。
さらにカードが挿入されると、カード10の先端が先端
検出センサー23に到達41し、第2図に示す先端検出信号
32がマイクロコンピュータ31に伝達され、マイクロコン
ピュータ31は磁気ヘッド26で磁気バーコード11の読み取
りを開始42する。この時点では、磁気ヘッド26はカード
10と密着しており、カードの先端と磁気ヘッド25との衝
突によるノイズは発生しない。
本実施例では、真偽判定部である磁気バーコード11に
は磁気バーを5本印刷して記録しており、磁気ヘッド26
が、この磁気バーの印刷してある部分とない部分の磁束
の変化を検出し、第2図における磁気バーコード再生回
路33が磁束の変化のアナログ信号を5つのデジタルパル
ス信号に変換してマイクロコンピュータ31に伝達してい
る。
第2図及び第3図においてマイクロコンピュータ31
は、先端検出信号32がオンになった時点から上記磁気バ
ーコード11のパルス信号の計数を行っており、計数値が
5になった時点で正規のカードが挿入されたと判断し、
モーター駆動回路34によりモータ(図示せず)をオンに
してモータに連結したローラー24を回転させる。従っ
て、カード10がローラー24に到着43すると、カード10の
搬送を開始することになる。マイクロコンピュータ31
は、先端検出信号32がオンになってから、磁気バーコー
ド11のパルス信号の計数を行うと同時に時間計測も行っ
ており、先端検出信号32がオンになった後一定時間以内
に磁気バーコード再生回路33からのパルス信号が検出で
きない場合は不正カードと判断して、挿入されたカード
の真偽判定を行っている。
カード10が搬送44,45されて磁気ストライプ12,13が情
報読み取り用磁気ヘッド25の上を通過し、磁気ストライ
プ12,13に記録されている情報が磁気データ再生回路35
を通じてマイクロコンピュータ31に伝達される。
さらにカード10が搬送46されるとカード10の後側が先
端検出センサー23を通過し先端検出信号32がオフするの
で、マイクロコンピュータ31はモーター駆動回路34をオ
フにしてローラー24を停止させカード10の搬送を終了す
る。
つぎに第4図に示すフローチャートによりカード10を
挿入してからカード10の真偽判定部の磁気バーコード11
の情報を読み取り、挿入されたカード10の真偽を判定す
るまでのマイクロコンピュータ31の動作手順を示す。
すなわち、カード10が挿入されて、そのカード10が先
端検出センサー23に達する51と、パルス計数値とタイマ
ーとはそれぞれクリア52される。そして、磁気ヘッド26
でカード10の真偽判定部の磁気バーコード11のパルスが
検出53されるのを待つ訳である。ここで、磁気ヘッド26
でパルスが検出されると、先にクリアしたパルス計数値
に1が加算54され、このパルス計数値の値が5になれば
正規のカードと認識56される訳である。また、タイマー
による2秒以内57に前記磁気ヘッド26でパルスが検出53
されないか、又は、磁気バーコードの数が5個でない場
合55は不正カードとして処理58される。
ここで、第3図を使ってカード10およびカード読み取
り装置20の各部の位置関係について補足説明を行う。
第3図において、磁気ヘッド26と先端検出センサー23
との距離はt7−t8=36−8.7=27.3mmであり、磁気ヘッ
ド26とローラ24との距離はt7=36mmである。前述の動作
手順より、カード10の先端が先端検出センサー23に達し
てからローラ24に到達するまでの期間に挿入されたカー
ド10の真偽判定を行うために、真偽判定情報の記録され
た磁気バーコード11はカード10の先端から測定して27.3
〜36mmの範囲に記録されている必要があり、本実施例で
はカード10の先端から28〜30mmの範囲に5本の磁気バー
コードを記録している。なお、t1=36mm,t2=2mm,t3=2
8mm,t4=71.5mm,t5=79mm,t8=8.7mmとなっている。
なお、情報記憶部である磁気ストライプ12及び13はカ
ード10の後端から36mmの位置を中心として、この中心か
ら各々4mmの距離をおいて、第1の磁気ストライプ12と
第2の磁気ストライプ13とに分割されている。よって、
第1の磁気ストライプ12の読み取りが完了した後、カー
ド10の後端が磁気ヘッド26を通過することになる。そし
て、その後第2の磁気ストライプ13の読み取りを開始45
する。即ち、情報記憶をする第1の磁気ストライプ12及
び第2の磁気ストライプ13を前記した位置で分割するこ
とで、カード10の後端が磁気ヘッド26から外れる時に
は、丁度、第1の磁気ストライプ12と第2の磁気ストラ
イプ13との間が無記録の位置となり、たとえこのとき、
ノイズが発生してもその影響をなくす45ことができる。
第5図は本発明の他の実施例によるカード装置の構成
である。第5図において、第2図に示す部分と同一部分
については同一番号を付して説明を簡略化している。
本実施例においては、挿入路22のローラー24の前方に
カードの挿入を規制するためのシャッター27を設けた構
成としたものである。
この構成により、カード読み取り装置20の真偽判定手
段26でカード10の真偽判定部11を読み取り、真偽判定を
行った後、若し、挿入されたカードが偽カードと判定さ
れれば、シャッター27を閉じることで、不正カードがロ
ーラー24および情報読み取り用磁気ヘッド25に到達する
のを防止でき、カード読み取り装置20の損傷を防止する
という効果をより高めることができる。
なお、上記実施例は真偽判定手段として磁気バーコー
ド11を用いたが、赤外バーコード等の光学的な手段で真
偽判定を行ってもよい。
また上記実施例において、カードの磁気バーコード11
の後方に、さらに第2の磁気バーコードを記録し、例え
ば認証情報として、磁気ストライプ12及び13の読み取り
と同時に、バーコードの情報を読み取り、その両者のデ
ータを比較することでカード装置のセキュリティをさら
に高めることもできる。
さらに、本発明の真偽判定の方法は上記実施例のみに
とどまらずICカードなどで使用するICカードリードライ
ト装置のようなカード装置にも適用できる。
発明の効果 以上のように本発明はカードに磁気バーコードで形成
された真偽判定部を設け、このカード読み取り装置の挿
入口と搬送手段との間に一つの磁気ヘッドで形成された
真偽判定手段を設け、まずカードの真偽判定を行ってか
ら初めてカードの搬送を開始することで、不正カードの
引き込みによるカード装置の損傷を防止するとともに磁
気バーコードを用いることによりセキュリティを高める
効果も得ることができ、高い信頼性を有するカード装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるカード装置を示す斜視
図、第2図はカード読み取り装置のブロック図、第3図
と第5図はカード装置の要部断面図、第4図はフローチ
ャートであり、第6図は従来のカード装置の要部断面図
である。 10……カード、11……磁気バーコード、12,13……磁気
ストライプ、20……カード読み取り装置、21……挿入
口、22……挿入路、23……先端検出センサー、24……ロ
ーラー、25……磁気ヘッド、26……磁気ヘッド、27……
シャッター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 7/00 - 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記憶部と、磁気バーコードで形成され
    た真偽判定部を有するカードと、このカード情報記憶部
    の情報を読み取る読み取り装置とを備え、前記読み取り
    装置は、前記カードを挿入するための挿入口と、この挿
    入口の後方に設けられた挿入路と、この挿入路に設けら
    れるとともに前記カードの真偽判定部の情報を検出する
    一つの磁気ヘッドで形成された真偽判定手段と、この真
    偽判定手段よりも後方の挿入路に設けられた前記カード
    の搬送手段と、この搬送手段によって搬送されるカード
    の前記情報記憶部の情報を読み取る読み取り手段を有
    し、前記真偽判定手段で真正カードと判定した場合のみ
    前記カード搬送手段でカードを搬送することを特徴とす
    るカード装置。
  2. 【請求項2】真偽判定手段と読み取り手段との距離は、
    情報記憶部の先端とカード終端間の距離より長い請求項
    (1)に記載のカード装置。
JP2128500A 1990-05-17 1990-05-17 カード装置 Expired - Fee Related JP2814693B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2128500A JP2814693B2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 カード装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2128500A JP2814693B2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 カード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0423090A JPH0423090A (ja) 1992-01-27
JP2814693B2 true JP2814693B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=14986281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2128500A Expired - Fee Related JP2814693B2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 カード装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2814693B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6261194A (ja) * 1985-09-10 1987-03-17 株式会社東芝 記録再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0423090A (ja) 1992-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7441702B2 (en) Card processing device
JP4853044B2 (ja) カード読取装置
JP2814693B2 (ja) カード装置
US5545884A (en) Card reader apparatus
US9478089B2 (en) System for handling valuable documents
JP2908525B2 (ja) 紙幣・カード識別装置
JP3631623B2 (ja) カードリーダ
JP3583280B2 (ja) 磁気カードリーダのカード取り込み方法
JP2741568B2 (ja) カード判定方式
JP3042265B2 (ja) 磁気カード及び磁気カード判定装置
JP2000293738A (ja) カード処理装置及びカード処理方法
JPH063488Y2 (ja) 紙幣識別装置
JP3316131B2 (ja) 自動改札機
JPH0438286B2 (ja)
JP3440198B2 (ja) 自動改札機
JP3731527B2 (ja) カードリーダ
JP3452784B2 (ja) 磁気データ処理装置
JP2564124Y2 (ja) カードデータ読取装置
JPH0247789B2 (ja)
JP3034907U (ja) 入場用、退場用チケット確認装置
JP3200726B2 (ja) カードリーダ・ライタ及びカード処理装置
JP2680450B2 (ja) 光学読取式自動改札機
JPH07146956A (ja) 自動改札機
JPH0785230A (ja) 磁気カード及び磁気カード判定装置
JPH0346950A (ja) カードリーダライタ用異形カード取込防止構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees