JP3452784B2 - 磁気データ処理装置 - Google Patents

磁気データ処理装置

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JP3452784B2
JP3452784B2 JP01559898A JP1559898A JP3452784B2 JP 3452784 B2 JP3452784 B2 JP 3452784B2 JP 01559898 A JP01559898 A JP 01559898A JP 1559898 A JP1559898 A JP 1559898A JP 3452784 B2 JP3452784 B2 JP 3452784B2
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秀史 瀬在
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Nippon Signal Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、磁気データの記録
されている情報記録媒体を処理することのできる自動改
札機や自動券売機等の駅務機器、あるいは、磁気カード
対応型の各種の自動販売機等の磁気カード処理機に組込
まれる磁気データ処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、乗車区間等のデータが磁気データ
として記録されている情報記録媒体、すなわち、磁気券
である乗車券を処理する自動改札機は、その自動改札機
の本体の投入口に乗車券が投入されると、先ず、読取用
磁気ヘッド(以下、「読取ヘッド」という)によりその
乗車券に記録されているデータが読取られる。 【0003】このデータの読取りは、読取ヘッドを介し
て抽出された読取信号を所定のスライスレベルで処理し
てデータが読取られる。そして、その読取られたデータ
は、自動改札機の本体を制御するマイクロコンピュータ
を中心に形成された制御器の演算処理に用いられる。 【0004】演算処理により、入出場を許可できるか否
かが判定されるとともに、その演算処理結果の新たなデ
ータ、すなわち、入出場データが書込用磁気ヘッド(以
下、「書込ヘッド」という)により乗車券に書込まれ
る。書込ヘッドにより書込まれたデータは、ベリファイ
用磁気ヘッド(以下、「ベリファイヘッド」という)に
より読取られて、新たなデータが正常に書込まれている
か否かがチェックされるように構成されている。 【0005】上述の例は、読取ヘッド、書込ヘッド及び
ベリファイヘッドの3種類の磁気ヘッドを備えた自動改
札機を示したが、情報記録媒体がプリペイドカードやス
トアードフェアカードのような磁気カードを処理する処
理機の場合は、一つの磁気ヘッドに磁気カードを複数回
往復動させることにより、一つの磁気ヘッドに読取ヘッ
ド、書込ヘッド及びベリファイヘッドの機能を持たせる
ようにしている。 【0006】ところで、上記読取ヘッド及びベリファイ
ヘッドによる読取りは、両ヘッドによる読取出力を増幅
処理したのち、所定のスライスレベルを用いて波形処理
を行い、F2F等の所定の信号に生成している。 【0007】ここで用いられているスライスレベルは、
読取不良となる情報記録媒体の出現割合が少なくなるよ
うに、ある程度ラフに、それでいて次回の読取不良の発
生を可能な限り防止できるように、読取とベリファイを
ほぼ満足できる中間的な値に設定されている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の磁気データ処理装置は、読取ヘッドとベリファイヘ
ッドのスライスレベルは、読取りとベリファイとをほぼ
満足できる中間的な値に設定されているので、救済でき
る情報記録媒体が読取不良となることがあり、また、次
回の読取時に読取不良となる情報記録媒体の出現の割合
が高くなるという問題点があった。 【0009】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、情報記録媒体
が読取不良となる割合を少なくでき、それでいて、その
情報記録媒体の次回の読取時の読取不良となる割合を少
なくできる磁気データ処理装置を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気データ
処理装置は、上記目的を達成するために、情報記録媒体
に記録されている磁気データを磁気ヘッドを介して抽出
された読取信号を所定のスライスレベルを用いて読取
り、その読取られたデータを基に所定の演算処理を行
い、その演算処理結果の新たなデータをその情報記録媒
体に書込み、さらに、その書込まれた磁気データが正常
に書込まれているか否かのチェックのために、磁気ヘッ
ドを介して抽出された読取信号を所定のスライスレベル
を用いて再度の読取りを行う磁気データ処理装置におい
て、前記当初の磁気データの読取時のスライスレベル
は、その当初の読取り及び前記再度の読取りを満足でき
る中間的な値よりも小さく設定され、その再度の読取時
のスライスレベルの値は、その当初の磁気データの読取
時よりも高く設定されるものであることを特徴としてい
る。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る磁気処理装
置を自動改札機に組込んだ例を示している。 【0012】すなわち、図1は、自動改札機の本体(以
下、「本体」という)aのカードハンドラA部分の概略
構成図であって、乗車券(図示せず)を投入する投入口
1及び利用者へ乗車券を返却する排出口2間には、モー
タMにより駆動される乗車券の搬送路Lが設けられてい
る。 【0013】搬送路Lには、投入口1から排出口2にか
けて、投入された乗車券の姿勢を整える整列部3、搬送
路Lによって搬送される乗車券の位置を検出するための
ホトセンサからなるセンサS1 、乗車券に記録されてい
るデータを読取るための読取ヘッドH1 ,H1 ′、搬送
路Lによって搬送される乗車券の位置を検出するための
ホトセンサからなるセンサS2 、演算処理によって得ら
れた新たなデータを書込むための書込ヘッドH2 ,H2
′、その書込まれたデータをチェックするためのベリ
ファイヘッドH3 ,H3 ′、及び乗車券に使用状態のパ
ンチ穴をあけるパンチングユニットと乗車券に入場駅名
などの所定の内容を印字する印字ユニットからなるパン
チ・印字部4が設けられている。なお、上記各ヘッドH
1 ′,H2′,H3 ′は、乗車券が裏面を上に投入され
た場合に対応するためのものである。 【0014】図1中、Cはマイクロコンピュータを中心
に形成された制御器であって、読取ヘッドH1 ,H1 ′
及びベリファイヘッドH3 ,H3 ′で読取られた出力を
増幅処理、スライス処理等の所定の処理を行ってF2F
信号に生成して演算処理を行うことができるように構成
されているとともに、演算処理結果の新たなデータ(入
出場データ)を書込ヘッドH2 ,H2 ′を介して乗車券
に記録できるように構成されている。 【0015】この制御器Cは、上述の各ヘッドを制御す
るだけでなく、モータMを駆動制御して搬送路Lを制御
したり、パンチ・印字部4を駆動制御したり、あるい
は、図示しないドアを開閉駆動できるなど、本体aを統
括的に制御できるように構成されている。 【0016】センサS1 で検出された乗車券の位置信号
は、制御器Cに入力され、制御器Cでは、その入力信号
に基づいて読取ヘッドH1 ,H1 ′用のスライスレベル
を所定値に設定できるように構成されている。また、セ
ンサS2 で検出された乗車券の位置信号は、制御器Cに
入力され、制御器Cでは、その入力信号に基づいてベリ
ファイヘッドH3 ,H3 ′のスライスレベルを所定値に
設定できるように構成されている。なお、これらスライ
スレベルの設定は、乗車券にデータを記録するトラック
が複数本あって、制御器Cの負荷が大きくなるときは、
その制御器を補助するCPUをトラック毎に設け、それ
らCPUによりスライスレベルを設定するようにしても
よい。 【0017】図2は、読取ヘッドH1 ,H1 ′及びベリ
ファイヘッドH3 ,H3 ′の出力信号を増幅処理したと
きの読取波形の一例であり、F2F信号に生成するため
のスライスレベルの設定例を示している。 【0018】図2に示されるスライスレベルL1 は、読
取ヘッドH1 ,H1 ′用に設定されるもので、後述のス
ライスレベルL2 よりも小さく設定されている。したが
って、乗車券に記録されているデータを読取れる範囲が
大きく、乗車券の読取不良の発生割合を低くすることが
できる。 【0019】スライスレベルL2 は、ベリファイヘッド
H3 ,H3 ′用のもので、上述のスライスレベルL1 よ
りも大きく設定されている。したがって、乗車券に書込
ヘッドH2 ,H2 ′によって記録されたデータが所定の
レベルに達していないときは、書込不良と判定されてリ
トライ等の所定の処理が行われ、次回の読取時に読取不
良となる割合を低減することができる。 【0020】次に、図3のフローチャートを用いて、上
述のスライスレベルL1 ,L2 の設定制御動作について
説明する。 【0021】今、投入口1に乗車券が挿入されると(ス
テップ100肯定。以下、ステップを「S」とす
る。)、その乗車券は整列部で所定の姿勢に整列されて
読取ヘッドH1 ,H1 ′側に送出される。 【0022】センサS1 で乗車券が検出されると(S1
02肯定)、制御器Cにおけるスライスレベルは「L1
」に設定されて乗車券に記録されているデータの読取
りが行われる(S104、S106)。このスライスレ
ベルL1 は、従来の中間的な値よりも小さいので、従
来、読取不良と判定された乗車券をも読取ることができ
る。 【0023】制御器Cでは、読取られたデータを基に入
出場の演算処理が行われ、その演算処理結果の新たなデ
ータ(入出場データ)が生成される(S108)。 【0024】読取ヘッドH1 ,H1 ′から送出された乗
車券がセンサS2 で検出されると(S110肯定)、制
御器Cにおけるスライスレベルは「L2 」に設定される
とともに、上述の新たなデータが書込ヘッドH2 ,H2
′を介して書込まれる(S112)。そして、その書
込まれたデータは、制御器Cにおいて、スライスレベル
L2 に設定されて読取られる(S114)。 【0025】設定されたスライスレベルL2 は、従来の
中間的な値よりも大きいので、従来よりも判定基準が厳
しく、したがって、次回の読取不良の発生率を低下させ
ることができる。 【0026】なお、上述のように、読取ヘッドH1 ,H
1 ′とベリファイヘッドH3 ,H3′とが別個に設けら
れているときは、センサS1 ,S2 の検出タイミングで
設定せずに、読取ヘッド用のスライスレベルとベリファ
イ用のスライスレベルとを予め固定的に設定しておくよ
うにしてもよい。もちろん、磁気カード処理機のよう
に、一つの磁気ヘッドが読取ヘッドとベリファイヘッド
を兼ねるときは、上述のように、読取用とベリファイ用
とにスライスレベルが別個に設定される。 【0027】 【発明の効果】本発明に係る磁気データ処理装置は、情
報記録媒体に記録されている磁気データを磁気ヘッドを
介して抽出された読取信号を所定のスライスレベルを用
いて読取り、その読取られたデータを基に所定の演算処
理を行い、その演算処理結果の新たなデータをその情報
記録媒体に書込み、さらに、その書込まれた磁気データ
が正常に書込まれているか否かのチェックのために、磁
気ヘッドを介して抽出された読取信号を所定のスライス
レベルを用いて再度の読取りを行う磁気データ処理装置
において、前記当初の磁気データの読取時のスライスレ
ベルは、その当初の読取り及び前記再度の読取りを満足
できる中間的な値よりも小さく設定され、その再度の読
取時のスライスレベルの値は、その当初の磁気データの
読取時よりも高く設定されるようにしたので、情報記録
媒体が読取不良となる割合を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係る磁気データ処理装
置を自動改札機に適用したときのその自動改札機のカー
ドハンドラ部分の概略構成図である。 【図2】読取波形の一例である。 【図3】制御動作を示すフローチャートである。 【符号の説明】 1 投入口 2 排出口 3 整列部 4 パンチ・印字部 H1 ,H1 ′ 読取ヘッド H2 ,H2 ′ 書込ヘッド H3 ,H3 ′ ベリファイヘッド L 搬送路 C 制御器 M モータ a 自動改札機の本体(本体) A カードハンドラ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/02 G07B 11/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 情報記録媒体に記録されている磁気デー
    タを磁気ヘッドを介して抽出された読取信号を所定のス
    ライスレベルを用いて読取り、その読取られたデータを
    基に所定の演算処理を行い、その演算処理結果の新たな
    データをその情報記録媒体に書込み、さらに、その書込
    まれた磁気データが正常に書込まれているか否かのチェ
    ックのために、磁気ヘッドを介して抽出された読取信号
    を所定のスライスレベルを用いて再度の読取りを行う磁
    気データ処理装置において、 前記当初の磁気データの読取時のスライスレベルは、
    の当初の読取り及び前記再度の読取りを満足できる中間
    的な値よりも小さく設定され、その再度の読取時のスラ
    イスレベルの値は、その当初の磁気データの読取時より
    も高く設定されるものであることを特徴とする磁気デー
    タ処理装置。
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