JPH0346950A

JPH0346950A - カードリーダライタ用異形カード取込防止構造

Info

Publication number: JPH0346950A
Application number: JP17868489A
Authority: JP
Inventors: Ikuo Someya; 育男染谷
Original assignee: NHK Spring Co Ltd
Current assignee: NHK Spring Co Ltd
Priority date: 1989-07-11
Filing date: 1989-07-11
Publication date: 1991-02-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］〈産業上の利用分野〉本発明は、光カード、磁気カード、ＩＣカード等の情報
記憶媒体としてのカードに対する読取りまたは書込みを
行うためのカードリーダライタに於て、その内部に異形
カードが取込まれることを防止するためのカードリーダ
ライタ用異形カード取込防止構造に関する。

〈従来の技術〉従来から、例えば光学式の情報記憶媒体としての光カー
ドをリーダライタ内に取込み、また、このカードに対し
て情報の読取りまたは書込みを行うべ（搬送するカード
搬送装置に於て、内部に取込んだカードをキャリッジに
固定し、キャリッジごと搬送する形式のものがあるが、
装置全体が大型化しがちであり、また、カードをキャリ
ッジに対して着脱する作業に時間を要するという問題が
あった。そこで、カードをローラ等の転勤部材を用いて
直接的に搬送することによりカード搬送過程の簡素化及
び装置製造コストの低減化が図られている。

しかしながら、直接ローラでカードを取込むことから、
例えば短寸のカードや幅の狭いカードが内部に入り込ん
だ場合、カードリーダライタ内にて変形し若しくは傾き
、各内部機構に干渉したり、場合によってはカードリー
ダライタ内部に落込み、カードの排出が不可能となるこ
とがあった。

〈発明が解決しようとする課題〉このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、適合しないカードが挿入された場合に即座に排出す
ることが可能なカードリーダライタ用具形カード取込防
止溝道を提供することにある。

［発明の構成］〈課題を解決するための手段〉このような目的は、本発明によれば、情報記憶媒体とし
てのカードを搬送して該カードに対する情報の読取りま
たは書込みを行うリーダライタ内に異形カードが取込ま
れることを防止するための構造であって、挿入されたカ
ードの横幅及び／または前後長を検知するべくカード挿
入口近傍に設けられた検知手段を有し、前記カードの横
幅及び／または前後長が所定の横幅及び／または前後長
に適合しないときに該カードを前記挿入口がら排出する
ことを特徴とするカードリーダライタ用異形カード搬送
防止構造を提供することにより達成される。

〈作用〉このように、挿入されたカードを排出可能な挿入口近傍
位置にて該カードの横幅及び／または検知し、所定の横
幅及び前後長に適合しない場合にカードを排出すること
で、カードリーダライタ内部に異形カードが落込んだり
、内部機構にカードが干渉することを防止できる。

〈実施例〉以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。

第１図及び第２図は、本発明が適用された光カートリー
ダを示す。この読取り装置は、フレーム１と、その一端
に設けられたカード挿入口部材２と、光カード１６を当
該読取り装置内部に取込み或いは外部に排出するための
カード挿入部ローラ３．４と、該ローラ３．４よりも内
側に離間して光ヘッド１５の近傍に設けられ、かつ情報
読込み動作に伴い光カード１６を進行方向、即ち第１図
に示す左右方向に往復動させるための検出部ローラ５〜
７とを有している。

挿入部ローラ３．４と検出部ローラ５〜７との間に於け
る左右両側には、光カード１６の各側端縁を受容するス
ロット８ａ、９ａを有する第１のガイド部材８．９が設
けられ、検出部ローラ５〜７の更に奥の領域の左右両側
には、同じく光カード１６の各側端縁を受容するスロッ
ト１０ａ、１１ａを有する第２のガイド部材１０，１１
が設けられている。

挿入口部材２と挿入部ローラ３．４との間には、その左
右両側に光カード１６の両側端縁を検知する第１のセン
サとして１対のフォトインタラプタ１２．１３が設けら
れている。また、第１のガイド部材９例の光カード挿入
方向後端部、即ち第１図に於ける右側には、上記したフ
ォトインタラプタ１２．１３と同様な第２のセンサとし
てフォトインタラプタ１４が設けられている。

次に本実施例の作動要領を説明する。

光カード１６を挿入口部材２の開口２ａから、当該読取
り装置内に挿入すると、この光カード１６は開口２ａに
ガイドされつつ挿入部ローラ３．４に挾持され、該ロー
ラにより内部側即ち第１図に於ける右側に搬送される。

このとき、両フォトインタラプタ１２．１３により光カ
ード１６が当該読取り装置内部に挿入されたことが検知
されると共にカード１６が所定の横幅であることが検知
される。光カード１６が所定の横幅よりも狭かった場合
、該光カードの側端縁がフォトインタラプタ１２．１３
のいずれか一方を通過しないことからオンとならず、図
示されない制御手段によりこの光カードが異形カードで
あると判断され、挿入部ローラ３．４を逆転させること
により光カード１６を外部に排出する。

次に、光カード１６が適合する横幅であった場合、挿入
部ローラ３．４により読取り装置内部に搬送され、ガイ
ド部材８．９のスロット８ａ１９ａにガイドされつつフ
ォトインクラブタ１４を経て検出部ローラ５〜７に挾持
され、搬送されるようになる。このとき、フォトインタ
ラプタ１２．１３がオンのままフォトインクラブタ１４
が光カード１−６の前端縁を検知する（オンとなる）こ
とにより、光カード１６が所定の前後長以上であると判
断される。光カード１６の前後長が所定の前後長よりも
短かった場合、フォトインクラブタ１２．１３及びフォ
トインタラプタ１４が同時にオンとならない。従って、
フォトインタラプタ１４がオフのままフォトインタラプ
タ１２．１３がオフとなったら即座に挿入部ローラ３．
４を逆転させ光カード１６を外部に排出する。尚、光カ
ード１６の前後長が所定の前後長よりも長かった場合、
成る程度の長さは問題とならないが、挿入部ローラ３．
４を駆動するためのモータに設けられたエンコーダによ
り、フォトインクラブタ１２．１３が光カード１６を検
知した時点からのモータ回転数をカウントし、そのカウ
ント数により光カード１６の前後長が長過ぎることを判
断し、光カード１′６を外部に排出することができる。

このようにして光カード１６の横幅及び前後長を検知し
適合する形状のカードであると判断されると、検出部ロ
ーラ５〜７により、光カード１６が第１図に示す左右方
向即ち光カードの挿入／排出方向に、ガイド部材８．９
のスロット８ａ１９ａ及びガイド部材１０．１１のスロ
ワ）１０ａ。

１１ａにガイドされつつ往復動じ、光ヘッド１５により
光カード１６上の情報記憶面から情報が読出されるよう
になる。

尚、本発明は上記実施例に限定されず様々な応用が可能
であることは云うまでもなく、例えば本実施例では、挿
入される光カードの前後長が長すぎることを、挿入部ロ
ーラ３．４を駆動するためのモータに設けられたエンコ
ーダにより、フォトインタラプタ１２．１３が光カード
１６を検知した時点からのモータ回転数をカウントし、
そのカウント数により光カードの前後長を判断したが、
リミットスイッチ１２．１３で光カード１６の側端縁を
検知している状態で光ヘッド１５により情報記憶部にア
クセスできた場合に異形カードであることを判断しても
良い。

［発明の効果］このように本発明によれば、挿入されたカードを排出可
能な挿入口近傍位置にて横幅及び／または前後長を検知
し、所定の横幅及び前後長に適合しない場合にカードを
排出することで、カードリーダライタ内部に異形カード
が落込んだり、内部機構にカードが干渉することを防止
でき、即ち不良カードや不正カードの使用を禁止するこ
とが容易に可能となり、カードリーダライタの作動信頼
性が向上することから、その効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明が適用された光カードリーダを示す模
式的な平面図である。第２図は、第１図の■−■線について見た側断面図であ
る。１・・・フレーム　　　　２・・・カード挿入口部材４
・・・挿入部ローラ９・・・第１のガイド部材２ａ・・・開口　　　　　３．５〜７・・・検出部ローラ８．８　ａ　ｓ　９　ａ・・・スロット１０．１１・・・第２のガイド部材１０ａ、］、１ａ・・・スロット１２〜１４・・・フォトインタラプタ１５・・・光ヘッド　　　１６・・・光カード

Claims

【特許請求の範囲】

（１）情報記憶媒体としてのカードを搬送して該カード
に対する情報の読取りまたは書込みを行うリーダライタ
内に異形カードが取込まれることを防止するための構造
であって、挿入されたカードの横幅及び／または前後長
を検知するべくカード挿入口近傍に設けられた検知手段
を有し、前記カードの横幅及び／または前後長が所定の横幅及び
／または前後長に適合しないときに該カードを前記挿入
口から排出することを特徴とするカードリーダライタ用
異形カード搬送防止構造。
（２）前記カードを搬送する手段が、当該リーダライタ
のカード挿入口近傍に設けられた第１の搬送ローラと、
前記第１の搬送ローラよりも内部側に離間した位置に設
けられた第２の搬送ローラとを有し、前記カード挿入口と前記第１の搬送ローラとの間の両側
部に設けられた１対の第１のセンサをもって前記カード
の両側端縁を検知することにより該カードの横幅を検知
し、前記第１のセンサ及び前記第２の搬送ローラの前記第１
のセンサとは相反する側に設けられた第２のセンサをも
って前記カードの前後両端縁を検知することにより該カ
ードの前後長を検知することを特徴とする請求項１に記
載のカードリーダライタ用異形カード取込防止構造。
（３）前記第１のセンサをもって前記カードの端縁を検
知することにより該カードを搬送するべく前記第１の搬
送ローラを駆動し、前記第２のセンサをもって前記カードの前端縁を検知す
ることにより該カードを前記第１の搬送ローラに代えて
前記第２の搬送ローラにて搬送するべく該第２の搬送ロ
ーラを駆動することを特徴とする請求項２に記載のカー
ドリーダライタ用異形カード取込防止構造。