JP2591017B2 - プリペイドカードの搬送制御方式 - Google Patents

プリペイドカードの搬送制御方式

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JP2591017B2
JP2591017B2 JP3649688A JP3649688A JP2591017B2 JP 2591017 B2 JP2591017 B2 JP 2591017B2 JP 3649688 A JP3649688 A JP 3649688A JP 3649688 A JP3649688 A JP 3649688A JP 2591017 B2 JP2591017 B2 JP 2591017B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2枚のカードを使用可能なプリペイドカー
ド装置等に用いるプリペイドカードの搬送制御方式に関
する。
(従来の技術) 従来、プリペイドカードとしては、例えば、オレンジ
カードやテレホンカードのような磁気カードが知られて
いる。
このカードを使用する装置としては、プリペイドカー
ド、リードライト装置、プリペイドカード装置あるいは
カード式販売機等が知られていた(例えば、特開昭50−
39597号公報参照)。
前記のような装置においては、通常の場合、カード挿
入口から挿入されたカードは、ほぼ直線状のカード搬送
経路を搬送された後、他の搬送経路へ搬送されてカード
挿入口へ返却される。
このカード搬送の途中でカードのデータがリードさ
れ、パンチされた後、再び所定のデータが書き込まれて
返却される。
また、2枚目のカードを挿入可能なものも考えられて
いた。すなわち、1枚のカードの残金では不足する場
合、別のもう1枚のカードを挿入して不足金を支払う方
式のものである。
このような2枚のカードを挿入可能な装置としては、
先ず、1枚目のカードをリードした後、カード搬送経路
の所定位置に保留しておき、続いて挿入された2枚目の
カードをリードすることにより不足分を補充するもので
ある。
この場合、保留している1枚目のカードは、電磁石や
プランジャー等を用いて搬送経路から離し、ストッカ等
に一時的に保留しておくものである。
この状態で2枚目のカードを搬送して処理した後、返
却する。その後、保留していた1枚目のカードを搬送経
路にのせ、カード挿入口へ返却する。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来の装置におけるプリペイドカードの搬
送制御方式においては、次のような欠点があった。
(1)電磁石やプランジャー等を用いてカードの保留を
するため、構造が複雑で装置が大型化する。
(2)磁気カードのようなプリペイドカードは磁界の影
響を受け易いので、電磁石等の使用は好ましくない。
(3)2枚のカードを使用する場合、1枚目のカードは
2枚目の挿入したカードを返却した後に返却するので、
使用者にとって混乱する。
(4)ほぼ直線状の搬送経路のみを使用しているため、
カードの不正使用が行なわれる可能性がある。
本発明はこのような従来の欠点を解決するためになさ
れたものであり、簡単な構造で確実なカード搬送制御が
なされると共に、不正使用等も防止できるようにするこ
とを目的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は1枚目のカード
の残金で不足の場合、続けて2枚目のカードを挿入して
支払いをすることが可能なプリペイドカード装置等に用
いるプリペイドカードの搬送制御方式において、挿入さ
れたカードを、その端部に設けた第1のカード保留位置
まで搬送する第1の搬送経路と、この第1の搬送経路の
一部をバイパスするように形成した第2の搬送経路とを
備えると共に、前記第2の搬送経路の途中に第2のカー
ド保留位置を設け、1枚目のカードが挿入されると、こ
のカードを前記第1のカード保留位置を経て第2のカー
ド保留位置まで搬送して保留させ、この状態で2枚目の
カードの挿入及び搬送を可能とし、2枚目のカードを第
1の保留位置まで搬送して保留した状態で1枚目のカー
ドに所定の処理をして返却し、続いて、2枚目のカード
を1枚目のカードと同様にして返却することを特徴とす
るプリペイドカードの搬送制御方式である。
(作 用) このように構成したので、本発明は次のような作用が
ある。
1枚目のカードの残金で不足する場合に、2枚目のカ
ードで不足金の支払いをするが、この場合、1枚目のカ
ードを、第1の搬送経路とは別の第2の搬送経路の途中
に設けた第2のカード保留位置に保留しておくから、2
枚目のカードの挿入及び搬送がスムーズに、かつ確実に
行えるものである。
また、カードの搬送経路の変更も、カードの弾性力を
利用して簡単にできると共に、カードの保留も、搬送ロ
ーラの停止だけで簡単にできる。
さらに、カードの返却も挿入した順序で行えるから混
乱のないカード利用ができるものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例であるプリペイドカードの
搬送制御方式を説明するための図である。
図において1はカードの搬送機構部を示したものであ
り、2はカード挿入口、3はほぼ直線状に形成された第
1の搬送経路であり、カード挿入口から挿入されたカー
ドをほぼ直線状に所定位置まで搬送するためのものであ
る。4は第2の搬送経路であり、前記第1の搬送経路の
一部をバイパスするように形成されている。
5ないし11はそれぞれカード搬送経路の途中に設けら
れたセンサ、12はカードの磁気ストライプ等から情報を
読み出すためのリードヘッド、13はカードへ所定の事項
を書き込むためのライトヘッド、14はカードへパンチす
るためのパンチ機構、15はカード発行時等において、カ
ードへ所定事項を印刷するためのサーマルヘッド等から
成る印字部、16はカード搬送経路の搬送ベルト等を駆動
するための搬送ローラ、17は第1の搬送経路の端部にあ
る第1のカード保留位置であり、この位置で2枚目のカ
ードを保留する。このカード保留は、搬送ローラを停止
するだけでよい。18は前記第2の搬送経路の途中にある
第2のカード保留位置であり、2枚のカードを使用する
場合に、この位置で1枚目のカードを保留するものであ
る。この場合のカード保留も所定の搬送ローラを停止す
ればよく、搬送ローラを回転すればカードは再び搬送さ
れる。
次にカード搬送制御について説明する。
カード挿入口2から磁気カードを挿入すると、センサ
5がこれを検知し、搬送ローラ16を回転駆動する。
これにより、カードは第1の搬送経路3上でセンサ
6、センサ7を通過し、さらにセンサ8に達する。この
ような搬送途中において、先ず、センサ6を通過した
後、カードの磁気ストライプに記録されているコード番
号や残金等がリードヘッド12によって読み取られる。
その結果、使用不可カードであれば直ちにカード挿入
口2へ返却する。また、カードの挿入不良等により読み
取り不能の場合も直ちに返却して再挿入する。
続いて、リードヘッド12による読み取りを完了したカ
ードはセンサ8まで搬送され、この位置、すなわち第1
のカード保留位置17で搬送ローラを停止させ、カードの
搬送を一度停止する。
その後、搬送ローラ16を逆回転することによりカード
を第1の搬送経路3から第2の搬送経路4へ切り換え搬
送する。
そして、センサ9を通過し、センサ10によってカード
の搬送が検知されると所定の搬送ローラを停止させ、カ
ードを第2の保留位置18で保留する。
この状態で購入指令によりカードの残金から購入金額
が減算された結果、1枚のカードの残金で足りる場合に
は、搬送ローラを回転させ、カードを第2の保留位置18
から挿入口2に向けて搬送し返却する。
この時、必要に応じてパンチ機構14でカードにパンチ
をする。また、第2の搬送経路4から第1の搬送経路3
へ搬送された直後、センサ7によってカードの搬送が検
知されると、ライトヘッド13により新しいデータがカー
ドに書き込まれた後、リードヘッド12の読み取りにより
書き込まれたデータが確認される。
次に、1枚目のカードが第2の保留位置18で保留され
ている状態で、1枚のカードの残金では不足することが
判明した場合、その旨の表示に従って2枚目のカードを
挿入する。
2枚目のカードも1枚目のカードと同じように、第1
の搬送経路3に沿って搬送され、第1の保留位置17で搬
送ローラを停止させて保留される。
すなわち、1枚目のカードを第2の保留位置18で保留
した状態で2枚目のカードを搬送して第1の保留位置17
で保留する。
その後、2枚目のカードから1枚目のカードの不足金
が減算されて必要とする処理が完了すると、先ず第2の
保留位置18に保留されている1枚目のカードを返却し、
続いて2枚目のカードを1枚目のカードと同様にして返
却する。
この場合に、全てライトヘッドによる書き込みと必要
により、パンチがなされる。
なお、サーマルプリンタヘッド15は、新規にカードを
発行する時、または、カードに所定の事項を印刷する必
要のある時に使用するものである。
第2図は、カードの搬送経路変更方式を示した図であ
り、第1図における第1のカード保留位置付近を拡大し
た図である。
今、(A)図のように、カードCが第1の搬送経路の
搬送ベルトB1上を搬送されてきたとする。この場合、ロ
ーラRは図示矢印の方向にモータで回転駆動されてい
る。
カードCは、(A)図の矢印方向へ搬送され、やがて
搬送ベルトB2に突き当たる。この時、カードCは弾性の
ある薄い板状体であるから、搬送ベルトB2に突き当たっ
たカードCの先端部は、該ベルトB2に斜め方向から突き
当たるようにしておけば、(B)図のように図の右下方
向へ曲がった状態で搬送される。
次に(C)図のように、カードCの先端部が第1の搬
送経路の所定位置、すなわち、第1のカード保留位置に
くると、曲がっていたカードは弾性力により元の状態に
復元する。
この位置はセンサの検知信号で確認できるから、上記
第1のカード保留位置で所定の搬送ローラRの回転を停
止させてカードCの搬送を停止する。続いて、(D)図
のように、所定の搬送ローラを逆回転させると搬送ベル
トも全て上記の場合と逆方向へ回転する。したがって、
第1のカード保留位置に停止していたカードCは逆方向
へ移動する。
この時、カードCの先端部分は、その弾性力により、
一度曲がったものが復元しているから、(D)図のよう
に図の左上方へ向けて移動し、搬送ベルトによって第2
の搬送経路へ向けて搬送される。
このようにして、第1の搬送経路を搬送されてきたカ
ードCは、その弾性を利用して向きを変えることができ
るから、ローラの逆回転によって自動的に第2の搬送経
路へ搬送される。
前記のように、カードを保留位置等で停止させるに
は、所定の搬送ローラの回転を停止すればよく、また、
カードの搬送を開始するには、ローラを回転すればよ
い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、次のような効
果がある。
(1)2枚のカードを使用する場合、1枚目のカードを
第2の搬送経路にある第2のカード保留位置で保留させ
た状態で2枚目のカードを挿入して第1の搬送経路の端
部にある第1のカード保留位置に保留できるので、カー
ドの搬送処理経路が単純化され、その処理が正確で速く
できる。
(2)2枚のカードを使用した場合、1枚目のカードを
先に返却し、続いて2枚目のカードを返却するのでカー
ドの使用がスムーズに行き、利用者も混乱しない。
(3)2つの搬送経路を用いているので、カードの不正
使用等が防止できる。
(4)2枚のカードを効率よく、スムーズに搬送制御で
きる。
(5)カード搬送経路が簡単なので装置が小型化、かつ
低廉化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるプリペイドカードの
搬送制御方式を説明するための図、第2図は、カードの
搬送経路変更方式を示した図である。 1……搬送機構部、2……カード挿入口 3……第1の搬送経路、4……第2の搬送経路 5,6,7,8,9,10,11……センサ 12……リードヘッド、13……ライトヘッド 14……パンチ機構、15……印字部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚目のカードの残金で不足の場合、続け
    て2枚目のカードを挿入して支払いをすることが可能な
    プリペイドカード装置等に用いるプリペイドカードの搬
    送制御方式において、挿入されたカードを、その端部に
    設けた第1のカード保留位置まで搬送する第1の搬送経
    路と、この第1の搬送経路の一部をバイパスするように
    形成した第2の搬送経路とを備えると共に、前記第2の
    搬送経路の途中に第2のカード保留位置を設け、1枚目
    のカードが挿入されると、このカードを前記第1のカー
    ド保留位置を経て第2のカード保留位置まで搬送して保
    留させ、この状態で2枚目のカードの挿入及び搬送を可
    能とし、2枚目のカードを第1の保留位置まで搬送して
    保留した状態で1枚目のカードに所定の処理をして返却
    し、続いて、2枚目のカードを1枚目のカードと同様に
    して返却することを特徴とするプリペイドカードの搬送
    制御方式。
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