JP2909073B2 - 券類発行装置 - Google Patents

券類発行装置

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JP2909073B2
JP2909073B2 JP16288187A JP16288187A JP2909073B2 JP 2909073 B2 JP2909073 B2 JP 2909073B2 JP 16288187 A JP16288187 A JP 16288187A JP 16288187 A JP16288187 A JP 16288187A JP 2909073 B2 JP2909073 B2 JP 2909073B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば加入電話回線を介してホスト装置
とデータ授受を行い、会話形式で搭乗券等を発行する券
類発行装置に関する。 (従来の技術) 一般に、航空機の搭乗券を購入する場合、航空会社の
営業所や旅行代理店で予約券を購入し、空港でその予約
券と搭乗券とを引替えるようにしており、搭乗券を直接
発行することができないものであった。そこで、搭乗券
を直接発行することが可能な装置の開発が望まれてい
る。 ところで、この種の装置において搭乗券を発行する場
合、搭乗券に所要の情報を記録する必要がある。この記
録動作は、例えば未発行の搭乗券をストッパー手段によ
って搬送路の所定位置に停止させ、この状態において、
磁気記録手段としての磁気ヘッドにより所要の情報を未
発行搭乗券に設けられた磁気ストライプに記録するよう
にしている。 しかしながら、前記ストッパー手段は、磁気ヘッドが
設けられたユニットと別に設けられているため、ストッ
パー手段と磁気ヘッドとの位置関係を精度良く保持する
ことが困難なものであった。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は、ストッパー手段と磁気記録手段の位置精
度に係わる問題を解決するものであり、その目的とする
ところは、ストッパー手段と、磁気記録手段の位置関係
を精度良く保持することが可能な券類発行装置を提供し
ようとするものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、券を搬送する搬送手段と、この搬送手段
上に設けられる磁気記録エンコードユニットと、この磁
気記録エンコードユニットに設けられ、前記搬送手段に
より搬送されている前記券に磁気記録を行うため前記搬
送手段による搬送面に介在し前記券を停止させるストッ
パー手段と、前記磁気記録エンコードユニットに設けら
れ、かつ前記搬送手段の搬送方向と直交方向に移動可能
に支持され、前記直交方向に移動することにより前記ス
トッパー手段により停止されている前記券に対して磁気
処理を行う磁気ヘッドとから構成されている。 (作用) この発明は、ストッパー手段を磁気ヘッドが設けられ
た磁気記録エンコードユニットに一体的に設けることに
より、これらの位置関係を高精度に保持可能としてい
る。 (実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。 第2図、第3図は券類発行装置を示すものである。装
置本体10には、キーボード11、テンキーパッド12が設け
られており、キーボード11からは搭乗券等の発行、予
約、変更、照会、問合わせ等の情報が入力され、テンキ
ーパッド12からは例えば顧客がクレジットカードを使用
して搭乗券等の発行を希望する場合、顧客自らによって
クレジットカードの暗証番号が入力されるようになって
いる。 また、装置本体10の上部には、未発行の搭乗券が収容
されるホッパ13が設けられており、このホッパ13には鍵
14によって開閉されるカバー15が設けられている。この
ホッパ13の近傍には、発行された搭乗券が収容されるス
タッカ16が設けられるとともに、後述するジャーナル印
刷部によって印刷されたジャーナル用紙Pが排出される
排出部17が設けられている。 さらに、装置本体10の正面部には、操作パネル18が設
けられている。この操作パネル18には前記ジャーナル用
紙の送りスイッチ19が設けられるととに、電源オン、オ
フ表示、入力可能表示、通話中表示、アラーム表示をそ
れぞれ行うランプ群20が設けられている。 また、操作パネル18の近傍に位置する装置本体正面に
は、例えばプラズマディスプレイからなる表示部21が設
けられており、この表示部21には前記キーボード11から
入力された情報や電話回線22を介して図示せぬホスト装
置から送られて来る情報が表示されるようになってい
る。この表示部21は装置本体10に開閉自在とされた回動
部23に設けられている。この回動部23の上部には周知の
磁気カードリーダ24が設けられており、この磁気カード
リーダ24によって、例えばクレジットカードの磁気情報
が読取られるようになっている。 また、回動部23の正面には電源スイッチ25が設けられ
るとともに、券挿入口26が設けられている。この券挿入
口26には、例えば団体航空券や手書き航空券、航空券発
行の控えが記録されたクレジットの明細書、優待証等が
挿入される。このうち例えば優待証は他の券類よりサイ
ズが小さくなっており、券挿入口26は、これら大小の券
を何れも位置決め可能な構成とされている。 第4図は券挿入口26を示すものである。券挿入口26
は、その横方向の長さ1aが大券の横方向の長さに一致さ
れており、券挿入口26の図示左端部から小券の横方向の
長さ1bと一致する位置で、券挿入口26の底部には、券の
挿入方向に沿って、券挿入口26の縦方向の長さ1cより低
い案内部27が設けられている。 このような構成において、団体航空券等の大券は案内
部27の上部に挿入され、券挿入口26の横方向両端によっ
て案内される。また、優待証等の小券は券挿入口26の左
端と案内部27の相互間に挿入され、これらによって案内
されるようになっている。 さらに、前記装置本体11には、第3図に示す如く、フ
ロッピーディスク装置28が設けられており、このフロッ
ピーディスク装置28は、回動部23を開放した状態におい
て、フロッピーディスクが挿脱可能となっている。 第1図は装置本体10の構成を示すものである。 装置本体10の内底部には、制御回路が配設された回路
基板30が設けられるとともに、電源回路31が設けられて
いる。 前記ホッパ13には、搭乗券TPが収容されている。この
搭乗券TPは搬送時間の短縮化を図るため、その短手方向
に沿って搬送可能とされている。この搭乗券TPは押え部
材32によって押えられており、取出しローラ33によって
1枚づつ搬送路34に取出されるようになっている。搬送
路34には所定間隔離間して搬送手段を構成する搬送ロー
ラ35、36が設けられ、券挿入口26の近傍には、挿入ロー
ラ37が設けられている。これら搬送ーラ35、36、挿入ロ
ーラ37にはそれぞれ従動ローラ38、39、40が圧接されて
いる。これら取出しローラ33、搬送ローラ35、36、従動
ローラ37には、それぞれプーリ41、42、43、44が設けら
れており、これらプーリ41〜44にはベルト45が掛渡され
ている。このベルト45にはモータMT1に設けられたプー
リ46が噛合されており、取出しローラ33、搬送ローラ3
5、36、挿入ローラ37はこのモータMT1によって駆動され
るようになっている。 また、取出しローラ33とそのプーリ41の相互間、およ
び搬送ローラ35とそのプーリ42の相互間には図示せぬス
プリングクラッチが設けられており、取出しローラ33、
搬送ローラ35はそれぞれソレノイドSL1、SL2のストッパ
ー部材1a、2aが係合された場合、プーリ41、42とそれぞ
れスリップするようになされている。 さらに、搬送ローラ36と挿入ローラ37の相互間には、
前記ホッパ13あるいは券挿入口26から供給された搭乗券
を挿入ローラ37とにより位置決めするストッパー手段と
してのストッパー部材47が設けられており、このストッ
パー部材47はソレノイドSL3によって駆動されるように
なっている。このソレノイドSL3は、バーコードの読取
り装置、および磁気情報の読取り、書込装置が設けられ
た磁気記録エンコードユニット48に設けられている。こ
の磁気記録エンコードユニット48の詳細は後述する。 また、前記ホッパ13には搭乗券TPの有無を検知するセ
ンサSR10が設けられ、搬送ローラ35、36の相互間には搭
乗券TPの給紙を検知する給紙センサSR1、搬送ローラ3
6、挿入ローラ37の相互間には磁気記録エンコードユニ
ット48と対応する位置に搭乗券が存在することを検知す
る位置決めセンサSR2、券挿入口26と挿入ローラ37の相
互間には券の挿入を検知する挿入センサSR3がそれぞれ
設けられている。 一方、搬送ローラ36の近傍には分岐路49が設けられて
いる。この分岐路49と搬送路34の相互間には振分けゲー
ト50が設けられている。この振分けゲート50は自重によ
って常時搬送路34側に回動されており、前記ホッパ13か
ら取出された搭乗券TPは、この振分けゲート50を押し上
げて搬送される。また、前記磁気記録エンコードユニッ
ト48によって処理された搭乗券は、前記モータMT1が逆
回転されることにより、搬送ローラ36と従動ローラ39に
よって搬送路34を逆送され、振分けゲート50を介して分
岐路49に導かれる。この分岐路49の終端には印字部51が
設けられている。 この印字部51は、プラテンローラ52、このプラテンロ
ーラ52にインクリボン53を介して当接される感熱ヘッド
54によって構成され、前記インクリボン53はリボンカセ
ット55に収容されている。前記プラテンローラ52には図
示せぬワンウェイクラッチを介してプーリ56が設けられ
ており、このプーリ56にはベルト57が掛けられている。
このベルト57にはプーリ58、59が噛合されており、プー
リ59は前記モータMT1と同様の位置に設けられたモータM
T3によって駆動されるようになっている。したがって、
プラテンローラ52はモータMT3が正方向に回転された場
合回転され、逆方向に回転された場合停止されるように
なっている。さらに、前記プーリ56には、プーリ60を介
してインクリボン53を駆動するプーリ61が噛合されてお
り、インクリボン53もモータMT3によって駆動されるよ
うになっている。この印字部51で所要の情報が印字され
た搭乗券は前記スタッカ16に収容される。 尚、前記分岐路49には搭乗券を検知して印字開始信号
を出力する印字開始センサSR6が設けられ、インクリボ
ン53の走行部にはリボン検知センサSR7が設けられてい
る。 一方、前記プーリ58の近傍にはジャーナル印字部62が
設けられている。即ち、前記プーリ58にはプーリ63が噛
合されている。このプーリ63には図示せぬワンウェイク
ラッチを介してプラテンローラ64が設けられており、こ
のプラテンローラ64は、前記モータMT3が正方向に回転
されている場合は停止され、逆方向に回転された場合回
転されるようになっている。このプラテンローラ64には
ジャーナル用紙(感熱紙)Pを介して感熱ヘッド65が当
接され、このジャーナル用紙Pに所要の情報が記録され
るようになっている。この印字が行われたジャーナル用
紙Pは前記排出部17から装置本体10外に排出される。
尚、ジャーナル印字部62にはジャーナル用紙Pの有無を
検知する用紙検知センサSR11が設けられている。 ところで、前記プラテンローラ52は装置本体10側に設
けられ、感熱ヘッド54、インクリボン53、プーリ60、6
1、リボン検知センサSR7を構成する発光ダイオードLED
は、装置本体10に設けられた回動部23に設けられてい
る。したがって、第5図に示す如く、回動部23を開放す
ることにより、インクリボン53を容易に交換することが
できるものである。 次に、前述した磁気記録エンコーダユニット48につい
て説明する。 第6図乃至第10図は、磁気記録エンコードユニット48
を示すものである。磁気記録エンコードユニット48は、
磁気ヘッド等が設けられるヘッド駆動ユニット71と、こ
のヘッド駆動ユニット71に設けられ、前記搬送路34の一
部を構成する券保持ユニット72とから構成されている。 第9図、第10図は前記ヘッド駆動ユニット71を示すも
のである。ヘッド駆動ユニット71には長手方向に沿っ
て、案内軸73、74、75が設けられ、この案内軸73、74、
75には移動自在にヘッドユニット76が設けられている。
このヘッドユニット76には磁気ヘッド77が設けられると
ともに、バーコード読取部78が設けられている。前記磁
気ヘッド77は、コンビネーション・ヘッドであり、読
取、書込、ベリファイ(リード・アフタ・ライト)の機
能を有し、それぞれの機能がそれぞれ別工程で、且つヘ
ッドユニット76の何れの移動方向でも行うことが可能と
なっている。また、2750(Oe)、650(Oe)の高低2種
の抗磁力についても同一の磁気ヘッド77によって対応で
きるようになっている。さらに、前記バーコード読取部
78は、図示せぬ発光ダイオードとフォトトランジスタに
よって構成されている。これら磁気ヘッド77、バーコー
ド読取部78は、第22図(a)に示す如く、搭乗券等に設
けられる磁気ストライプ、バーコードの位置に対応し
て、その配設位置が規定されている。 また、前記案内軸74、75の相互間にはヘッドユニット
76に螺合されたスクリュー79が設けられている。このス
クリュー79の一端部にはプーリ80が設けられており、こ
のプーリ80はベルト81を介して、モータMT2に設けられ
たプーリ82に連結されている。したがって、ヘッドユニ
ット76はモータMT2の駆動方向に応じて第9図、第10図
に示す矢印A、B方向に移動されるようになっている。
このヘッドユニット76の移動位置は、ヘッドユニット76
に設けられた遮断部材83がヘッド駆動ユニット71の長手
方向両端に設けられたフォトカプラからなるH/P(ホー
ムポジション)センサSR4、E/P(エンドポジション)セ
ンサSR5を遮ることにより検出される。 さらに、前記スクリュー79の他端部には、エンコーダ
部84が設けられている。このエンコーダ部84は例えば円
周方向に沿って複数のスリットが設けられた円盤(図示
せず)、および前記スリットを検出するフォトカプラ84
aから構成されており、このエンコーダ部84の出力信号
に応じて磁気ヘッド77による記録密度が制御されるよう
になっている。 また、前記磁気ヘッド77およびバーコード読取部78に
は、案内部85が設けられている。この案内部85の移動方
向両端には傾斜部85a、85bが設けられており、これら傾
斜部85a、85bによって、二点破線で示すように位置され
た搭乗券TP等に対して、スムーズにヘッドユニット76が
移動できるようになされている。さらに、ヘッドユニッ
ト76の移動中は、この案内部85が後述する回動搬送路96
に代って搭乗券を案内保持するようになっている。 第11図乃至第13図は券保持ユニット72を示すものであ
る。この券保持ユニット72には、前記搬送路34の一部を
構成する固定搬送路72aが設けられている。この固定搬
送路72aの上面部には第11図に示す如く、前記ストッパ
ー部材47の基端部が軸90によって回動自在に軸支されて
いる。このストッパー部材47の先端部は、固定搬送路72
aに設けられた複数の透孔91から突出可能とされてい
る。また、ストッパー部材47の基端部にはばね92が設け
られており、このばね92によってストッパー部材47は、
その先端部が前記透孔91から常時突出する方向に付勢さ
れている。 さらに、券保持ユニット72の上面部には、前記ソレノ
イドSL3が設けられている。このソレノイドSL3は、固定
搬送路72aの上面部に設けられた保持体93に取着されて
おり、券保持ユニット72とともに、ヘッド駆動ユニット
71に取着されるようになっている。このソレノイドSL3
には第13図に示す如く、可動子94が設けられており、こ
の可動子94の一端部は、ソレノイドSL3がオン状態とさ
れた場合、前記ストッパー部材47の基端部に設けられた
突起47aに当接されるようになされている。この状態に
おいて、ストッパー手段47は、ばね92の付勢力に抗して
回動され、その先端部が搬送路34から引出されるように
なっている。 一方、前記固定搬送路72aの下面部には、第14図、第1
5図に示す如く、固定搬送路72aとともに搬送路34を構成
する板ばねからなる搬送路95、および回動搬送路96が設
けられている。これら搬送路95および回動搬送路96は、
搭乗券TPの搬送位置に対応して設けられている。この回
動搬送路96の基端部は、軸97によって回動自在に保持さ
れ、この軸97の一端部には第7図、第14図に示す如く、
歯車98が設けられている。この歯車97には歯車98、この
歯車98に同軸的に設けられた歯車99を介して歯車100が
噛合されている。この歯車100は扇状に形成されてお
り、ばね101によって第7図に示す状態となるように付
勢されている。 通常前記ヘッドユニット76は、第9図に示す位置に停
止されている。このヘッドユニット76には傾斜された押
圧部材76aが設けられており、この押圧部材76aは、第9
図に示す状態において、券保持ユニット72のフレーム72
bに設けられた透孔72c(第7図に示す)から突出されて
いる。したがって、歯車100は第7図に点線で示す如
く、矢印D方向に回動されており、回動搬送路96は第16
図に示す如く、固定搬送路72aにほぼ平行とされてい
る。 この状態において、ヘッドユニット76が第9図に示す
矢印A方向に移動されると、これに伴って押圧部材76a
が透孔72cから引抜かれる。このため、歯車100は第7図
に示すE方向に回動されて、実線で示す位置に回動され
る。したがって、回動搬送路96は第17図に示す如く固定
搬送路72aに対して直交する位置に回動されるため、ヘ
ッドユニット76の移動が可能とされる。 第18図は制御系の構成を示すものである。 主制御部110は、装置全体の制御を行うものであり、
この主制御部110にはバスライン111を介して、インシャ
ル・プログラム・ローダ(IPL)が記憶されたROMからな
るIPLメモリ112、RAMからなるメインメモリ113、文字フ
ォントが記憶されたROMおよびRAMによって構成された文
字フォントメモリ114、115が接続されている。 また、前記バスライン111にはキーボード制御部116を
介してキーボード11、およびテンキーパッド12が接続さ
れ、磁気カードリーダインターフェイス117(インター
フェイスをI/Fと称す)を介して磁気カードリーダ24が
接続されている。 さらに、バスライン111にはフロッピーディスク装置2
8が接続されるとともに、表示制御部118を介して表示部
21が接続され、この表示制御部118にはバスライン111に
接続され、テキストを記憶するRAMからなるメモリ119が
接続されている。前記フロッピーディスク装置28に装着
されるフロッピーディスクFDには、システムプログラ
ム、ファームウェアおよび文字フォント等のデータが記
憶されており、この記憶されたプログラムやデータは、
装置本体に電源が投入された場合、前記メモリ112に記
憶されたIPLによってメインメモリ113や文字フォントメ
モリ115にロードされるようになっている。 また、ジャーナル印字部62は印字部(I/F)120を介し
てバスライン111に接続され、電話回線22や電話機121は
NCU(ネットワーク・コントロール・ユニット)/モデ
ム122、通信制御部123を介してバスライン111に接続さ
れている。通信制御部123は、装置本体に電源が投入さ
れると自動的にダイアリングを行い、ホスト装置との接
続を図るようになされている。また、電話機121は装置
本体の電源がオフの場合においても、通話が可能とされ
ている。 さらに、バスライン111には操作パネル18が接続され
るとともに、印字部51、バーコード読取部78、磁気ヘッ
ド77、搬送機構部124がそれぞれ印字部(I/F)125、バ
ーコードリーダ(I/F)126、磁気処理(I/F)127、搬送
制御部128を介してバスライン111に接続されている。 また、前記搬送機構部124には、前述した各種センサS
R1〜SR11、ソレノイドSL1〜SL3、モータMT1、MT2、MT3
が接続されている。 上記構成において、第19図乃至第21図を用いて動作に
ついて説明する。 先ず、ホッパ13に収容された搭乗券TPを用いた発券動
作について、第19図、第20図を参照して説明する。この
発券動作における搭乗券TPの動作は、第19図に実線の矢
印で示す通りである。 即ち、キーボード11の操作によって発券モードを指定
した状態において、ホスト装置と対話形式で情報の授受
を行い、所要の搭乗券が発行可能となると、モータMT1
が正方向に駆動されて取出しローラ33、搬送ローラ35、
36、挿入ローラ37が回転され、ホッパ13内から搭乗券TP
が1枚取出される。搭乗券TPが取出されると、給紙ソレ
ノイドSL1がオフ状態とされ、取出しローラ33には、そ
のストッパー部材1aが係合され、モータMT1の回転に係
わらず取出しローラ33は停止される。この取出された搭
乗券TPは搬送路34を搬送され、この先端部が給紙センサ
SR1によって検知されると、ソレノイドSL3がオンとされ
てストッパー部材47の先端部が搬送路34内から引出され
る。このため、搭乗券TPは券挿入口26に向かって搬送さ
れる。そして、前記給紙センサSR1によって搭乗券TPの
後端部が検知されると、ソレノイドSL2がオフ状態とさ
れて搬送ローラ35が停止され、さらに、位置決めセンサ
SR2、挿入センサSR3によって順次搭乗券TPが検知される
と、モータMT1が逆方向に駆動されるとともに、ソレノ
イドSL3がオフ状態とされ、ストッパー部材47が搬送路3
4内に挿入される。したがって、搭乗券TPは、挿入ロー
ラ37によって逆方向に搬送され、閉じた状態のストッパ
ー部材47に当接された後、モータMT1が停止される。こ
のとき、搭乗券TPがストッパー部材47に当接した直後
は、挿入ローラ37は回転されているが、従動ローラ40の
テンションが弱いため、搭乗券TPと挿入ローラ37はスリ
ップして搭乗券TPは搬送されず、ストッパー部材47との
当接位置、即ち、磁気記録エンコードユニット48の位置
で停止されている。この停止中、搭乗券TPは挿入ローラ
37と従動ローラ40によって挟持されている。 上記のようにモータMT1が停止され、搭乗券TPが停止
されると、モータMT2が駆動され、H/P(ホームポジショ
ン)センサSR4、E/P(エンドポジション)センサSR5の
出力信号に応じて、ヘッドユニット76が往復動作され
る。このヘッドユニット76の往復動作時に、磁気ヘッド
77によって例えば行く先、便数、座席等、所要の情報の
書込み、および書込んだ情報の読取り動作が行われる。
尚、この場合、バーコードの読取動作は行わない。 そして、H/PセンサSR4によってヘッドユニット76がホ
ームポジションに復帰したものと判別されると、ソレノ
イドSL3がオンとされて、ストッパー部材47が搬送路34
から引抜かれ、さらに、モータMT1が逆方向に駆動され
る。したがって、搭乗券TPは搬送路34を券挿入口26から
離間する方向に搬送され、振分けゲート50を介して分岐
路49に導かれる。搭乗券TPの先端が印字開始センサSR6
によって検知されると、前記ソレノイドSL3がオフ状態
とされてストッパー部材47が搬送路34内に挿入される。
この後、モータMT3が正方向に駆動されてプラテンロー
ラ52が回転され、感熱ヘッド54に印字信号が供給される
ことにより、搭乗券TPの表面に、第22図(b)に示す如
く、前記磁気ストライプMSに記録した情報と同様の情報
が印字される。この印字が終了されると、搭乗券TPはス
タッカ16に収容される。 一方、上記印字動作が終了すると、モータMT3が逆回
転され、ジャーナル印字部62のプラテンローラ64が駆動
されるとともに、感熱ヘッド65に印字信号が供給される
ことにより、ジャーナル用紙Pに例えば搭乗券TPに印字
された情報と同様の情報が印字される。 尚、上記磁気ヘッド77を用いた処理において、エラー
が発生した場合、モータMT1が正方向に駆動され、搭乗
券TPは券挿入口26から排出される。 以上の動作によって、ホッパ13に収容された搭乗券TP
を用いて所要の搭乗券を発行することができる。 次に、券挿入口26より券を挿入した場合の動作につい
て、第21図を用いて説明する。この場合における券の動
作は、第19図に点線で示すようになる。尚、券挿入口26
から挿入される券には、その券種を示すバーコードがそ
れぞれ付され、団体航空券の場合はさらに磁気ストライ
プが設けられている。 即ち、券挿入口26に大券あるいは小券が挿入され、こ
れが挿入センサSR3によって検知されると、モータMT1が
逆方向に駆動され、挿入された券は挿入ローラ37および
従動ローラ40によって装置本体10の内部に搬送される。
このとき、ソレノイドSL3は、オフ状態とされているた
め、ストッパー部材47が搬送路34の内部に突出されてお
り、搬送されて来た券はこのストッパー部材47に当接さ
れる。また、券が搬送路34内に搬送され、位置決めセン
サSR2によってこれが検知されると、モータMT1が停止さ
れる。この状態において、モータMT2がH/PセンサSR4、E
/PセンサSR5の出力に応じて正方向逆方向に移動される
ことにより、ヘッドユニット76が往復移動され、バーコ
ード読取部78によってバーコードが読取られて挿入され
た券種が判別される。この後、判別された券種に応じた
動作が行われ、この動作が終了すると、ソレノイドSL3
がオン状態とされてストッパー部材47が搬送路34から引
出され、モータMT1が逆方向に駆動されて券が分岐路49
に搬送される。 ここで、例えば団体航空券が挿入された場合は、先
ず、ヘッドユニット76が1往復する間にバーコードの読
取りとともに、磁気ストライプの情報が読取られ、次の
1往復において、所要の情報の書込、および書込んだ情
報の読取り動作が行われる。第21図に示す磁気ヘッド77
の動作は、この団体航空券の場合を示している。この
後、団体航空券は印字部51に搬送され、所要の情報が印
字されてストッカ16に収容され、さらに、ジャーナル印
字部62において、ジャーナルが印字される。 また、手書き航空券、優待証が挿入された場合は、バ
ーコードの読取りが行われると、磁気処理を行うことな
くスタッカ16に搬送される。 さらに、クレジットの明細書が挿入された場合は、先
ず、バーコードの読取りが行われ、この後磁気処理を行
うことなく印字部51に搬送されて、所要の情報が印字さ
れ、ストッカ16に収容される。そして、ジャーナル印字
部62が駆動されてジャーナルが印字される。 上記実施例によれば、装置本体10の内部にホスト装置
と情報の授受を行う通信制御部123を設けるとともに、
搭乗券等に対する磁気情報の読取り、書込みを行う磁気
ヘッド77、およびバーコードを読取るバーコード読取部
78を設け、さらに、搭乗券等に所要の情報を印字する印
字部51、ジャーナルを印字するジャーナル印字部62を設
けている。したがって、直接搭乗券を発行することが可
能であるため、従来のように先ず、予約券を発行し、こ
れを空港で搭乗券と引替えるという段階を踏む必要がな
いものである。 しかも、ホッパ13からの搭乗券の取出し、および正方
向、逆方向の搬送を1つのモータMT1によって行い、且
つ、印字部51、ジャーナル印字部62を1つのモータMT3
によって駆動するようにしている。したがって、装置本
体10の形状を小型化することが可能であり、小規模の代
理店や、企業内に設置することが可能なものである。 また、券の搬送方向は、券の短手方向に沿って行って
いる。したがって、券の搬送時間を短縮することが可能
である。 さらに、ヘッドユニット76は、券の搬送方向と直交す
る方向、即ち、券の長手方向に沿って移動するようにし
ている。したがって、磁気記録エンコードユニット48を
装置本体10の内部にコンパクトに収容することができる
ものである。 また、印字部51を構成するプラテンローラ52を装置本
体10側に設け、感熱ヘッド54、インクリボン53等を回動
部23に設けている。したがって、回動部23を開放するこ
とにより、インクリボン53を容易に交換することができ
るものである。 さらに、券挿入口26には案内部27を設けている。した
がって、1つの券挿入口26から大券、小券を確実に位置
決めして挿入することが可能である。 また、ソレノイドSL3によって駆動されるストッパー
部材47を券保持ユニット72に回動自在に設け、この券保
持ユニット72をヘッド駆動ユニット71に設けている。し
たがって、ストッパー部材47を券保持ユニット72やヘッ
ド駆動ユニット71に対して別に設ける場合に比べて、取
付け位置の精度を向上することが可能であり、しかも、
券保持ユニット72やヘッド駆動ユニット71とともに、ス
トッパー部材47を組立てることにより、組立て工数を削
減することが可能である。 さらに、磁気ヘッド77、バーコード読取部78には案内
部85が設けられ、ヘッドユニット76が移動する場合、こ
の案内部85によって券を安定に保持しながら、磁気処理
やバーコードの読取処理を行うようにしている。したが
って、磁気処理、ハーコードの読取処理において、エラ
ーの発生を防止することが可能なものである。 また、キーボード11とは別にテンキーパッド12を設
け、このテンキーパッド12よりクレジットの暗証番号を
入力するようにしている。したがって、暗証番号を顧客
自ら入力する場合において、係員に見られないですみ、
従来のようにキーボード1から暗証番号を入力する場合
に比べて秘密保持機能が優れている。 尚、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施
可能なことは勿論である。 [発明の効果] 以上、詳述したようにこの発明によれば、ストッパー
手段を磁気ヘッドが設けられた磁気記録エンコードユニ
ットに一体的に設けることにより、これらの位置関係を
高精度に保持することが可能な券類発行装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示すものであり、要部の
構成を示す側断面図、第2図、第3図はそれぞれこの発
明に係わる券類発行装置の外観を示す斜視図、第4図は
券挿入口を示す正面図、第5図は印字部の構成を説明す
るために示す要部の側面図、第6図乃至第8図はそれぞ
れ磁気記録エンコードユニットを示すものであり、第6
図は上面図、第7図、第8図はそれぞれ異なる方向から
見た側面図、第9図、第10図はそれぞれヘッド駆動ユニ
ットを示すものであり、第9図は上面図、第10図は側面
図、第11図乃至第14図は券保持ユニットを示すものであ
り、第11図は上面図、第12図は側面図、第13図はソレノ
イドの配設構成を示す要部の側面図、第14図は券保持ユ
ニットの底面図、第15図は磁気記録エンコードユニット
の構成を示すものであり、第6図に示すF−F線に沿っ
た断面図、第16図、第17図はそれぞれ回動搬送路の動作
を説明するために示すものであり、第11図に示すC−C
線に沿った断面図、第18図は制御系の構成を示す図、第
19図乃至第21図はそれぞれこの発明の動作を説明するた
めに示す図、第22図は搭乗券の構成を説明するために示
す図である。 10……装置本体、11……キーボード、12……テンキーパ
ッド、13……ホッパ、18……操作パネル、21……表示
部、23……回動部、24……磁気カードリーダ、26……券
挿入口、27……案内部、33……取出しローラ、35、36…
…搬送ローラ、37……挿入ローラ、47……ストッパー部
材、48……磁気記録エンコードユニット、51……印字
部、52……プラテンローラ、53……インクリボン、54…
…感熱ヘッド、62……ジャーナル印字部、65……感熱ヘ
ッド、72a……固定搬送路、96……回転搬送路、110……
主制御部、MT1〜MT3……モータ、SL1〜SL3……ソレノイ
ド、SR1……給紙センサ、SR2……位置決めセンサ、SR3
……挿入センサ、SR4……H/P(ホームポジション)セン
サ、SR5……E/P(エンドポジション)センサ、SR6……
印字開始センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07B 1/00 - 9/02 G07B 11/00 - 17/04

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.券を搬送する搬送手段と、 この搬送手段上に設けられる磁気記録エンコードユニッ
    トと、 この磁気記録エンコードユニットに設けられ、前記搬送
    手段により搬送されている前記券に磁気記録を行うため
    前記搬送手段による搬送面に介在し前記券を停止させる
    ストッパー手段と、 前記磁気記録エンコードユニットに設けられ、かつ前記
    搬送手段の搬送方向と直交方向に移動可能に支持され、
    前記直交方向に移動することにより前記ストッパー手段
    により停止されている前記券に対して磁気処理を行う磁
    気ヘッドと を具備したことを特徴とする券類発行装置。
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