JPH05324929A - 記憶媒体処理装置 - Google Patents

記憶媒体処理装置

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Publication number
JPH05324929A
JPH05324929A JP13358692A JP13358692A JPH05324929A JP H05324929 A JPH05324929 A JP H05324929A JP 13358692 A JP13358692 A JP 13358692A JP 13358692 A JP13358692 A JP 13358692A JP H05324929 A JPH05324929 A JP H05324929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage medium
card
hook
carrying
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13358692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Ishii
達雄 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13358692A priority Critical patent/JPH05324929A/ja
Publication of JPH05324929A publication Critical patent/JPH05324929A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、構成を改良し、何らかの原因で記
憶媒体が搬送不能となっても直ちに対処でき、稼働率を
高めることが可能な記憶媒体処理装置を提供する。 【構成】 本発明は、記憶媒体を搬送路2に沿って搬送
しつつこの記憶媒体の情報の処理を行う記憶媒体処理装
置1において、記憶媒体の通常の搬送を行う主搬送系2
1とは別に前記記憶媒体に当接してこの記憶媒体の強制
的な搬送を行うフック25を用いた補助搬送系26を設
けたものである。この構成により、通常搬送では対処で
きない不具合が生じた場合でも、フック25を用いた補
助搬送系26により記憶媒体を強制的に搬送することが
でき、これにより、休止時間を短縮でき、その稼働率を
大幅に向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶媒体処理装置に関
し、より詳しくは、現金自動預出金機(ATM)等に適
用して好適な記憶媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の現金自動預出金機に組み
込まれている記憶媒体としてのカードの処理を行うカー
ド処理手段は、カード搬送路と、搬送ローラ対と、搬送
ローラ対を駆動する駆動手段と、カードの搬送位置を検
知するセンサ群と、カード情報の読み取り書き込みを行
なう情報記録手段とを具備した構成が一般的である。
【0003】このようなカード処理手段の場合、何らか
の原因でカードが搬送不能となったとき、センサ群によ
りその状態を検知し、ファームウェア制御によりある指
定回数分搬送ローラ対3正逆回転を繰り返して、これに
より詰まったカードが再搬送可能ならば本来の動作を継
続させるようしている(これをリトライ動作という)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なリトライ動作でカードの再搬送を試みても、その成功
率は低く確実性に欠けていた。そして、カードが再搬送
困難である場合には、装置自体を休止させ、人手により
カードを除去することが必要となり、この結果現金自動
預出金機の稼働率を低下させてしまうという問題があっ
た。
【0005】そこで、本発明は、構成を改良し、何らか
の原因で記憶媒体が搬送不能となっても直ちに対処で
き、稼働率を高めることが可能な記憶媒体処理装置を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、記憶媒体を搬
送路に沿って搬送しつつこの記憶媒体の情報の処理を行
う記憶媒体処理装置において、前記記憶媒体の通常の搬
送を行う主搬送系とは別に前記記憶媒体に当接してこの
記憶媒体の強制的な搬送を行うフックを用いた補助搬送
系を設けたものである。
【0007】
【作用】上述した記憶媒体処理装置によれば、主搬送系
による記憶媒体の通常の搬送を行っている段階で、何等
かの原因により記憶媒体が搬送不能になっても、前記主
搬送系とは別に設けたフックを用いた補助搬送系により
搬送不能状態の記憶媒体を強制的に搬送して前記搬送路
外に搬出でき、これにより、この記憶媒体処理装置の稼
働率を高めることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0009】図1に示す記憶媒体処理装置1は、直方体
状の本体20の一端に記憶媒体としてのカードCが出入
するカード口19を設けている。
【0010】前記本体20内には、前記カード口19か
ら本体20の内方に伸びるカードC用の搬送路2と、こ
の搬送路2に臨ませた搬送ローラ群3及びピンチローラ
群4からなる主搬送系21と、搬送路2に臨ませた図3
に示すカードCの磁気ストライプmsに記録されている
情報を読み取る磁気ヘッド5及びカードCのエンボス情
報eを光学的に読み取るイメージスキャナ6と、前記搬
送ローラ群3を駆動するモータ11と、前記カードCの
搬送路2内での所在位置を検知するためのカードセンサ
13と、カードCの強制的な搬送を行うフック25を用
いた補助搬送系26と、前記フック25の所在位置を検
知するフックセンサ9と、顧客のカード取り忘れなどの
時カードCを回収保管するカード回収庫10とを設けて
いる。このカード回収庫10内のカードCの回収保管状
態は回収センサ31により検出されるようになってい
る。
【0011】前記補助搬送系26は、前記カード口19
の近傍に配置した第1のスプロケット28と、前記カー
ド回収庫10の入り口付近に配置した第2のスプロケッ
ト29と、第1,第2のスプロケット28,29に掛け
渡したチェーン30と、このチェーン30に取り付けた
前記カードCの端縁に接触する前記フック25とを具備
している。
【0012】また、前記カード口19の近傍には、カー
ドCの挿入を検出する挿入センサ14を設けている。
【0013】次に、記憶媒体処理装置1の制御系を図2
を参照して説明する。
【0014】記憶媒体処理装置1は、全体の制御を行う
制御手段35を具備し、この制御手段35に前記フック
センサ9,カードセンサ13,挿入センサ14,回収セ
ンサ31,磁気ヘッド5,イメージスキャナ6を各々接
続している。
【0015】また、制御手段35に前記補助搬送系2
6,主搬送系21を接続している。
【0016】次に、記憶媒体処理装置1の動作を説明す
る。
【0017】カードCをカード口19から挿入すると、
カードセンサ14がこれを検出して検出信号を出力す
る。この検出信号は制御手段35に送られ、これによ
り、制御手段35の制御の基にモータ11が始動して搬
送ローラ群3が回転し、カードCを搬送路2に沿って搬
送する。
【0018】そして、この搬送路2中に設けた磁気ヘッ
ド5及びイメージスキャナ6により、カードCの磁気ス
トライプmsの情報や、エンボス情報eを読み取る。読
み取られたカードCの情報は、図示しないジャーナルプ
リンタに取引情報と共に記録される。また、必要に応じ
てカードCの磁気ストライプmsの情報は磁気ヘッド5
により書き換えられる。
【0019】これらの一連の動作が完了した後、前記カ
ードCは顧客に返却するために搬送路2をカード口19
方向に向かって搬送され、カード口19に返却されて顧
客が手に取るのを待機する状態となる。
【0020】ここで、顧客がカードCを取れば正常終了
となり、また、顧客がこのカードCを取らずある一定時
間以上放置されていると制御手段35は取り忘れと判断
する。
【0021】そして、カードCは再び搬送路2へ取り込
まれ、内部に設けたカード回収庫10に回収保管され
る。
【0022】もし、上述した一連の動作中に何らかの異
常事態が発生(変形カードの挿入や搬送路2の搬送ロー
ラ群4の故障等)し、搬送路2の中にカードCが残留し
てしまった場合、センサ群13がこの異常状態を検出す
る。
【0023】制御手段35は、センサ群13の検出結果
に基づき、いままで使用していた搬送ローラ群3の他
に、この搬送ローラ群3とは別の前記補助搬送系26の
補助モータ27を始動させる。
【0024】これにより、第1,第2のスプロケット2
8が回転しチェーン30の一部に設けられたフック25
を搬送ローラ群3による搬送方向と同一方向に駆動す
る。
【0025】これにより、フック25がカードCの端縁
に当接し、前記搬送ローラ群3だけでは搬送不可能だっ
たカードCをフック25に引っ掛けて強制的に搬送し、
顧客に確実に返却したり回収庫10に回収保管する。
【0026】この結果、記憶媒体処理装置1の休止時間
を短縮でき、その稼働率を大幅に向上できる。
【0027】尚、前記回収庫10へのカードCの搬送、
カード口19へのカードCの放出に対して、前記フック
25によるカードCの搬送はこれらに十分に対応できる
ものであり、また、フック25の形状もカードCを傷つ
けないよう考慮することで、上述した強制的な搬送動作
を円滑に行うことができる。
【0028】また、フック25の通常の待機位置は、前
記フックセンサ9の検出結果に基づき、通常の搬送ロー
ラ群3によるカードCの搬送の邪魔とならないような位
置とすれば良い。
【0029】本発明は、上述した実施例のほか、その要
旨の範囲内で種々の変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、通常搬送では対処でき
ない不具合が生じた場合でも、フックを用いた補助搬送
系により記憶媒体を強制的に搬送することができ、これ
により、休止時間を短縮でき、その稼働率を大幅に向上
可能な記憶媒体処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の概略断面図
【図2】本発明の実施例装置の制御系のブロック図
【図3】本発明の実施例装置に用いるカードの斜視図
【符号の説明】
1 記憶媒体処理装置 2 搬送路 21 主搬送系 25 フック 26 補助搬送系

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体を搬送路に沿って搬送しつつこ
    の記憶媒体の情報の処理を行う記憶媒体処理装置におい
    て、前記記憶媒体の通常の搬送を行う主搬送系とは別に
    前記記憶媒体に当接してこの記憶媒体の強制的な搬送を
    行うフックを用いた補助搬送系を設けたことを特徴とす
    る記憶媒体処理装置。
JP13358692A 1992-05-26 1992-05-26 記憶媒体処理装置 Pending JPH05324929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13358692A JPH05324929A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 記憶媒体処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13358692A JPH05324929A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 記憶媒体処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05324929A true JPH05324929A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15108273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13358692A Pending JPH05324929A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 記憶媒体処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05324929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087050A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd カードリーダのカード強制排出機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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