JPH0216405Y2 - - Google Patents

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JPH0216405Y2
JPH0216405Y2 JP4646880U JP4646880U JPH0216405Y2 JP H0216405 Y2 JPH0216405 Y2 JP H0216405Y2 JP 4646880 U JP4646880 U JP 4646880U JP 4646880 U JP4646880 U JP 4646880U JP H0216405 Y2 JPH0216405 Y2 JP H0216405Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は記録媒体、たとえば磁気カードの磁性
面に磁気記録された情報を読み取る記録媒体の読
取り装置に関する。
近年、たとえば銀行等において広く採用されて
いるクレジツトカード等には磁気記録面が設けら
れた、いわゆる磁気カードが大量に用いられるよ
うになつてきた。しかして、上記磁気カードに磁
気記録された情報を読み取る読取り装置は装置自
体、または磁気カードの取扱いに起因する問題を
解消するとともに読取り精度の向上を計るため同
一磁気カード上に全く同一の情報を複数ブロツク
に分けて記録し、これらの同一情報を読み取らせ
ることにより読取りミスを防止するようにした磁
気カード読取り装置が一部に採用されつゝある。
しかし、上記磁気カード読取り装置は磁気カー
ドに磁気記録されている複数ブロツクの同一情報
をすべて読み取るまで、すなわち磁気カード上の
磁気記録面がすべて再生ヘツドを通過し終えるま
で読取り装置内にあつて走行させられる方式のも
のであるため再生ヘツドは磁気記録面への圧接に
より摩滅して寿命が短かく、また磁気記録面に担
持されている磁性材も剥離を早めてしまうという
問題があり、さらに1ブロツクの長さが短かいに
も拘らず、複数ブロツクの情報をすべて読み取る
ため読取り時間が結果的に長くかゝるという欠点
を有していた。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、その
目的とするところは再生ヘツドと磁気カードに磁
気記録された磁性面との接触時間を縮小すること
によつて再生ヘツドと磁性面との接触に起因する
誤読の要因を除去し、かつ再生ヘツドおよび磁気
カードの寿命を伸ばし得るなど信頼性の高い記録
媒体の読取り装置を提供しようとするものであ
る。
以下、本考案を第1図および第2図に示す一実
施例にもとづいて説明する。第1図は本装置の内
部構造を示すもので、磁気カードの挿入口1およ
び回収口7の近傍にはそれぞれ複数個のカード位
置検出スイツチ2,3および5,6が配置され、
上記カード位置検出スイツチ3と5との間に再生
ヘツド4が設けられていて、複数対の搬送ローラ
8a,8b,8cにより搬送される磁気カードK
の搬送位置を検知し、また磁気記録された内容を
読み取るように構成されている。なお、9は上記
搬送ローラ8a,8b,8cにより形成される搬
送路である。
こゝにおいて、上記カード位置検出スイツチ
2,3間およびカード挿入口1とカード位置検出
スイツチ3との間は矢示方向に搬送される磁気カ
ードKの長手寸法よりも短かく設定されており、
また再生ヘツド4とカード位置検出スイツチ5と
の間は磁気カードKの磁性面に記録された第1の
磁気情報ブロツクと第2の磁気情報ブロツク
との間のほぼ中央部に再生ヘツド4のレコードギ
ヤツプ(図示しない)が位置したとき、上記磁気
カードKによりカード位置検出スイツチ5が動作
するように配置されている。さらに、上記再生ヘ
ツド4とカード位置検出スイツチ6との間は再生
ヘツド4が磁気カードKの磁性面に記録された第
2の磁気情報ブロツクを読取り終了した時点で
レコードギヤツプの位置にあるとき、上記磁気カ
ードKによりカード位置検出スイツチ6が動作す
るように配置されている。なお、7は磁気カード
Kの各ブロツクがすべて異常と判定されたとき、
この磁気カードKを装置外へ排出する回収口であ
る。
つぎに、本装置の作用を第2図に示す制御回路
にもとづいて説明する。第1図において、同一内
容が2ブロツクに磁気記録された磁気カードKを
カード挿入口1に挿入するとまず、カード位置検
出スイツチ2が動作し、この検知信号は立下り微
分回路13に入力して微分される。続いて、他の
カード位置検出スイツチ3が上記磁気カードKの
挿入により動作すると、この検知信号は上記立下
り微分回路13の出力とともにゲート14に導か
れる。
このとき、上記カード位置検出スイツチ3は磁
気カードKの通過を検出していないため上記ゲー
ト14は成立し、その出力によりフリツプフロツ
プ19がセツトされる。すると、第1図に示す搬
送ローラ8a,8b,8cに接続された図示しな
いモータ駆動回路、およびモータ正逆転回路に上
記フリツプフロツプ19の出力が送られて、モー
タは搬送ローラ8a,8b,8cを駆動し、上記
磁気カードKを矢印で示す挿入口1から再生ヘツ
ド4方向へ搬送する。
このようにして、上記磁気カードKが再生ヘツ
ド4に送り込まれると、まず第1の磁気情報ブロ
ツクに記録されている情報が再生され、再生増
幅器10によつて一定レベルまで増幅された後、
復調器11に導かれる。そして、上記復調器11
により復調されたデータはCRC演算回路12に
送られ、この演算回路12において磁気記録時に
行なわれたときと同様の演算が行なわれる。そこ
で、第1の磁気情報ブロツクの読取りを終了
し、磁気カードKが第1図に示す(K−a)の位
置、すなわち磁気カードKの先端がカード位置検
出スイツチ5と当接する位置まで移動すると同時
に上記カード位置検出スイツチ5が動作し、この
検知信号は立下り微分回路15に入力して微分さ
れた後、その出力がオア・ゲート16を介してア
ンド・ゲート18の端子に入力する。上記アン
ド・ゲート18の端子は上記CRC演算回路1
2の出力端子に接続されていて、CRC演算回路
12で演算された誤り検出信号がアンド・ゲート
18に入力するようになつている。
上記CRC演算回路12は再生ヘツド4から送
られてきたデータと、磁気カードKに記録されて
いたチエツク用データとの比較が行なわれ、全く
同一である場合には正常と判定して“1”信号が
発せられ、万一同一でない場合には異常と判定し
て“0”信号を発生するように構成されている。
そこで、上記第1の磁気情報ブロツクが正常
であると判定されて、“1”信号を発したときに
は上記アンド・ゲート18は成立し、フリツプフ
ロツプ19をリセツトする。すると、リセツトさ
れた上記フリツプフロツプ19の出力はモータに
逆転信号が付与され、上記磁気カードKを挿入口
1方向へ逆送する。これに対し、万一異常と判定
されて“0”信号が発生したときには上記アン
ド・ゲート18は成立せず、したがつて上記磁気
カードKは第2の磁気情報ブロツクを再生ヘツ
ド4に送り込み、第1の磁気情報ブロツクと同
様の読取りおよび誤りチエツクが行なわれる。そ
して、第1図に示す(K−b)の位置まで移送さ
れるとカード位置検出スイツチ6は磁気カードK
の先端により動作し、この検知信号は立下り微分
回路17に入力して微分された後、その出力がオ
ア・ゲート16を介して上記第1の磁気情報ブロ
ツクと同様に演算回路12でチエツクされ、正
常と判定された場合には“1”信号を発してアン
ド・ゲート18が成立し、フリツプフロツプ19
をリセツトせしめるためモータは逆回転し、異常
と判定された場合には“0”信号を発してアン
ド・ゲート18が成立せず、したがつてモータは
正回転の状態を保持する。
このようにして、上記記録媒体K上の第1の磁
気情報ブロツクおよび第2の磁気情報ブロツク
がすべて異常と判定された場合、上記磁気カー
ドKは回収口7へ移送して装置外へ排出させられ
る。
なお、本考案の一実施例において、読取り誤り
を検出する手段はCRCデータを付加した磁気カ
ードを用いて行なうようにしたが必らずしも誤り
検出はCRCに限定されるものではない。また、
各ブロツクの読取り終了検出をカード位置検出ス
イツチにより行なつたが光学的センサでも差支え
ない。さらに、カード位置検出スイツチが記録媒
体の先端を検知した時点で各ブロツクの読取り終
了を検出するようにしたがこれに限定されるもの
ではなく、たとえば各ブロツクの終端部に特定の
データを記録しておき、その特定データを検出す
ることにより行なうようにしてもよく、また再生
ヘツドの出力が一定時間中断しとき、レコードギ
ヤツプがこれを検出し、この検知信号によりブロ
ツクの読取り終了を検出することも可能である。
以上説明したように本考案によれば記録媒体上
の磁性面と再生ヘツドとの接触時間を最少限にお
さえることができるため再生ヘツドの摩滅、磁性
面に担持されている磁性材の剥離等を最少限に防
止し得るとともに読取り時間も短縮することがで
きる。また、同一の記録媒体上に設けられた複数
のブロツクに同一情報を磁気記録したメリツトが
有効に活用されるなどの優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す磁気記録読取
り装置と、その要部の位置関係を示す概略的側面
図、第2図は同装置の制御回路を示すブロツク図
である。 K……記録媒体(磁気カード)、,……ブ
ロツク、1……挿入口、8a,8b,8c……搬
送手段(搬送ローラ)、4……再生ヘツド、12
……演算回路、5,6……検出手段(カード位置
検出スイツチ)、18,19……逆送信号出力手
段(アンド・ゲート、フリツプフロツプ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 記録媒体上に設けられた磁性面を複数の情報記
    録用のブロツクに分割し、各ブロツクにそれぞれ
    同一内容の情報を磁気記録した状態で上記記録媒
    体を走行させて情報を読取る装置において、 上記記録媒体の挿入および取出しを兼備えた挿
    入口と、 この挿入口から挿入された上記記録媒体を搬送
    する正逆可能な搬送手段と、 この搬送手段により正搬送されてきた上記記録
    媒体上の情報を読取る再生ヘツドと、 この再生ヘツドにより読取られた情報の誤りの
    有無を検出する演算回路と、 上記再生ヘツドによる上記各ブロツクの情報読
    取りが終了したことを、上記搬送手段によつて上
    記各ブロツクが正搬送される順に、検出する検出
    手段と、 この検出手段からの上記いずれかのブロツクの
    情報の読取り終了を検出する出力と上記演算回路
    からの少なくとも最初の1ブロツクの情報が誤り
    無く検出されたことを示す出力とのAND条件で
    上記搬送手段を逆搬送すべく制御するための信号
    を出力する逆送信号出力手段とを備えたことを特
    徴とする記録媒体の読取り装置。
JP4646880U 1980-04-08 1980-04-08 Expired JPH0216405Y2 (ja)

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JP4646880U JPH0216405Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08

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JP4646880U JPH0216405Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08

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JPS56149322U JPS56149322U (ja) 1981-11-10
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JPS60104356A (ja) * 1983-11-10 1985-06-08 Toppan Printing Co Ltd 券類発行装置

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JPS56149322U (ja) 1981-11-10

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