JP3023274B2 - 磁気媒体取扱い装置 - Google Patents

磁気媒体取扱い装置

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JP3023274B2
JP3023274B2 JP6075749A JP7574994A JP3023274B2 JP 3023274 B2 JP3023274 B2 JP 3023274B2 JP 6075749 A JP6075749 A JP 6075749A JP 7574994 A JP7574994 A JP 7574994A JP 3023274 B2 JP3023274 B2 JP 3023274B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】データ読取りや書込みを行なう磁
気媒体取扱い装置に係り、特に磁気媒体、例えば、複数
の磁気ストライプを具備した通帳、または磁気カードな
どの記録データを読取る磁気媒体取扱い装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気媒体の磁気ストライプには、「1」
または「0」(以下、1/0と記す)のデータが周波数
変調されて書込まれている。磁気媒体と磁気ヘッドとの
相対的な運動により出力された磁気ヘッドの読出しデー
タに基づいて、そのビット間隔により1/0の判定を行
なっている。磁気媒体の搬送時に発生し易い搬送むらな
どにより、読取られるビットの間隔が変動するため、特
開昭62−43871号公報に開示されているように、
直前に読取った1ビットの間隔を基準にして、次ビット
の1/0を逐次判定するように構成している。しかし、
カードの磁気ストライプには、JISIの3トラック
と、JISIIの1トラックの計4トラック分のデータが
書込まれており、この4トラック分のデータを同時にリ
アルタイムで1/0判定を行なうために、高速処理が可
能な専用CPUが必要となる。
【0003】また、前記の搬送むらになどよりビット間
隔が狭くなり処理が間に合わず、直前に読取った1ビッ
トが1/0の判定が不能になると、次ビット以降の1/
0判定は処理を放棄せねばならず、特開平4−1556
72号公報に開示されているように、磁気媒体を返却し
て再度読取るという必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにCPU
は、データ読取りのためにのみに専用化されるため、磁
気媒体の搬送制御や、読取ったデータを上位装置に送信
するためのCPUが別に必要となるため制御回路が複雑
になり、したがって原価高になるという問題点があっ
た。また、磁気カードの歪や変形、磁性体自身の傷み、
磁気媒体の搬送むら、など入力条件の不安定化による読
取り異常の発生により、リトライ処理を行なうには、磁
気媒体を一旦返却して再度読取りを行なうために処理時
間が長くなっていた。さらに、磁気媒体搬送時のスリッ
プやジッタ(期待値に対する変動)などに対応する状態監
視が正確に行なうことができず、障害原因が磁気媒体に
あるか取扱装置にあるかを切分けるのに手間取るなどの
種々の問題点を解決する必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】磁気媒体、例えば磁気カ
ード一枚から読取るデータは、トラック当り約100バ
イト、通帳からの読取りデータは、約50バイトと比較
的小容量であることから、本発明は、CPUは磁気媒体
を搬送制御しながら、1/0データの変化時点の時刻の
みをリアルタイムでメモリに順次格納しつつ磁気カード
一枚分または通帳データを読取り、そののち一連の前記
変化時点の時刻を読出してビット間隔を算出し、1/0
判定を行なうようににしたものであって、上記の課題を
解決するための手段は特許請求の範囲に記載されてい
る。すなわち、本発明は、挿入した磁気媒体の検出と搬
送を行ない前記磁気媒体の記録データを読取る読取り手
段、および、読取った記録データを書込む書込み手段、
並びに前記記録データの格納と制御を行なうCPUを有
する磁気媒体取扱い装置において、前記読取り手段は、
前記記録データを、増幅するアンプと1/0に2値信号
化するコンパレータとを有し、前記CPUは、前記記録
データを割込み処理若しくはDMA転送処理により入力
する割込みポートを有し、前記記録データの2値信号の
ビット変化時刻を記録しメモリに格納することにより、
前記記録データの読取りが終了し前記磁気媒体の搬送を
停止したのち、前記2値信号のビット間隔を算出し、1
/0判定処理を行なうことを特徴とする磁気媒体取扱い
装置であって、前記読取り手段による読取り異常が発生
したときは、前記メモリに格納された2値信号データに
基づいて、前記磁気媒体の記録データの後端側データか
ら、前記2値信号データを1/0判定処理するものであ
る。
【0006】
【作用】CPUは磁気媒体の記録内容を読取る時、1/
0データ変化時点での時刻を、割込み処理やDMA(ダ
イレクト メモリ アクセス)転送処理によりメモリに格
納のみすれば、次ビットの1/0データ変化時点までの
間は、磁気媒体の搬送制御などの別の処理を実行するこ
とが可能になる。磁気カード一枚分または通帳データの
読取りが終了すると、磁気媒体の搬送を停止させ、CP
Uはビット間隔の算出や1/0判定処理に専念すること
ができるので、処理時間が間に合わないという事態にな
ることはない。また前記したような読取り異常の発生時
に、複雑な例外処理や判定条件を変えた個別のソフトウ
ェアによるリトライが可能となる。さらに、前記4トラ
ック分に相当する1/0の変化時刻のデータ全体を俯瞰
した磁気媒体搬送状態が詳細かつ正確に把握することが
できるので、磁気媒体の搬送に不具合があったのか、磁
気媒体に書込まれた1/0データ自身に問題があったの
かを切分けることが可能になる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る磁気カード取扱い装置
の信号処理回路のブロック図、図2は、本実施例の磁気
カード取扱い装置1の機構の概略を示す配置図、図3
は、本発明の磁気カード取扱い装置による処理を示すフ
ロー図である。図1、図2、図3、により磁気カード読
取りの手順について説明する。 S001:挿入口2に挿入された磁気カード3は、カー
ド検知センサ4により挿入が検知される。 S002:磁気カード3は搬送モータ5によって駆動さ
れるローラ6を介して取込まれ、磁気ヘッド70、71
2、73の直下に搬送される。 S003:通過検知センサ8は、搬送される磁気カード
3に対して、磁気ヘッド70、71、72、73と同一位置
に取付けられていて、通過検知センサ8が磁気カード3
の先頭部を検知すると記録データの読取りを開始する。 S004:磁気カード3の後端部の通過検知で、データ
の読取りを終了する。 S005:搬送モータ5の駆動停止により磁気カード3
の搬送は停止する。
【0008】図1においてタイマ9は、データの1ビッ
トの間隔より十分小さい時間単位(一般には、基準間隔
Sの1/100以下)で時刻を計時している。搬送され
る磁気カード3から磁気ヘッド7が読取った信号を、ア
ンプ100、101、102、103により増幅した読取り
出力は、コンパレータ110、111、112、113で2
値化信号となり、割込みポート12に入力される。読取
り出力の立上り、および立下がり、すなわち1/0デー
タの変化時点で、CPU13はタイマ9の時刻をメモリ
14に格納する割込み処理を行なう。以下、このように
して各トラック毎に磁気カード3の一枚分のデータの読
取りを行なう。
【0009】図4は、磁気カード3のJISIIトラック
に書込まれたデータ フォーマットを示す図である。図
示のように、読取り処理に使用するデータは、タイミン
グを除く72バイトであり、このうち69バイトの個別
データが上位装置に送信されるようになっている。図5
は、データの読取りから1/0の判定までのタイミング
チャート図である。読取り処理と1/0の判定処理は非
同期であるが、以下、理解を容易にするため図3、図5
を用いて1/0の判定処理とその手順を説明する。
【0010】S006:メモリ14に格納した1/0デ
ータの変化時刻a、b、c、d、e、f、……から間隔
A=b−a、B=c−b、C=d−c、D=e−d……
を算出する。 S007:これらの間隔に基づき、先頭データから判定
条件(1)により1/0の判定を行なう。この時、直前
の間隔Tに対して、次ビットの間隔Xが X≦αTならば“1” αT<Xならば“0” と判定する。 ただしαは1/0判定の係数である。
本実施例では、1/0判定の係数αは一般に最も多く使
用されている0.7としているが、0.65〜0.75
の範囲で実用化されている。また、最初の間隔Aに対し
ては、標準値の基準間隔Sを直前の間隔として使用す
る。 S008:読取り異常の有無について判定する。 S009:判定条件(1)において読取り異常が発生し
た場合はソフト リトライとして、磁気カード3の後端
データから、判定条件(2)による1/0判定を行な
う。 S010:リトライの可否について判定する。 S011:これでも読取り異常であれば、判定条件
(3)において両端の間隔から該当間隔の1/0判定を
行なう。さらに、読取り異常となった場合は、磁気カー
ド3を返却方向に搬送させて、バックリードを行なう。
なお、以上の説明では、1/0データの変化時刻の格納
は割込み処理で行なったが、これをDMA転送により処
理しても同様の結果が得られる。
【0011】
【発明の効果】
(1)磁気媒体がどのような搬送状態であってもデータ
読取り処理タイミングが遅れることなく、またデータ全
体を俯瞰することにより、個別の複雑な例外処理を行な
うことが可能になり、正常に読取る割合すなわち読取り
率が大幅に向上する。
【0012】(2)読取り異常時には、判定条件を変え
たソフト リトライの実施が短時間で可能となる。
【0013】(3)4トラック分に相当する1/0の変
化時刻のデータ全体を俯瞰した磁気媒体搬送状態が詳細
かつ正確に把握することができるので、磁気媒体の搬送
に不具合があったのか、書込まれた1/0データ自身に
問題があったのかを切分けることが可能になる。
【0014】(4)CPUは、データ読取りにのみ専有
されず負担の軽減により処理能力に余裕が生じ、磁気媒
体搬送等のマルチタスク処理が可能となり、データ読取
り処理の高速化に有効な磁気媒体取扱い装置を低原価で
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気カード取扱い装置の信号処理
回路を示すブロック図である。
【図2】磁気カード取扱い装置の機構の概略を示す配置
図である。
【図3】本発明の磁気カード取扱い装置による処理を示
すフロー図である。
【図4】JISIIトラックによる磁気カードに書込まれ
たデータ フォーマットを示す図である。
【図5】データの読取りから1/0の判定処理までのタ
イミングチャート図である。
【符号の説明】
1…磁気カード取扱い装置 2…挿入口 3…磁気カード 4…カード検
知センサ 5…搬送モータ 6…ローラ 70、71、72、73…磁気ヘッド 8…通過検知
センサ 9…タイマ 100、101、102、103…アンプ 110、111、112、113…コンパレータ 12…割込みポート 13…CPU 14…メモリ 15…回線ポ
ート 16…入出力ポート 17…上位装
置 S001〜S011…磁気カード処理ステップ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入した磁気媒体の検出と搬送を行ない前
    記磁気媒体の記録データを読取る読取り手段、および、
    読取った記録データを書込む書込み手段、並びに前記記
    録データの格納と制御を行なうCPUを有する磁気媒体
    取扱い装置において、 前記読取り手段は、前記記録データを、増幅するアンプ
    と1/0に2値信号化するコンパレータとを有し、 前記CPUは、前記記録データを割込み処理若しくはD
    MA転送処理により入力する割込みポートを有し、前記
    記録データの2値信号のビット変化時刻を記録しメモリ
    に格納することにより、前記記録データの読取りが終了
    し前記磁気媒体の搬送を停止したのち、前記2値信号の
    ビット間隔を算出し、1/0判定処理を行なう ことを特
    徴とする磁気媒体取扱い装置。
  2. 【請求項2】前記CPUは、前記メモリに格納した判定
    条件において、判定不能により前記記録データの読取り
    異常と判定したときは、前記メモリに格納された2値信
    号データに基づいて、前記磁気媒体の記録データの後端
    側データから、前記2値信号データを1/0判定処理す
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気媒体取扱い装
    置。
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