JP2806492B2 - 磁気カードのデータ書込装置 - Google Patents

磁気カードのデータ書込装置

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JP2806492B2 JP5301656A JP30165693A JP2806492B2 JP 2806492 B2 JP2806492 B2 JP 2806492B2 JP 5301656 A JP5301656 A JP 5301656A JP 30165693 A JP30165693 A JP 30165693A JP 2806492 B2 JP2806492 B2 JP 2806492B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カードにデータを
書き込む磁気カードのデータ書込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気カードのデータ書込装置は、
磁気カードをその一方の先端を始端部を先端として搬送
正方向に搬送する搬送手段を設け、この搬送手段によっ
て搬送正方向に搬送される磁気カードの搬送経路中に磁
気カードの先端を検知するセンサおよび書込ヘッドを順
に配設している。
【0003】磁気カードへのデータの書込時には、搬送
手段によって磁気カードを搬送正方向に搬送し、この磁
気カードの先端をセンサで検知したときに書込ヘッドか
らクロック出力を開始し、センサによって検知された時
点から所定のクロック数後に規定クロック数のデータを
磁気カードに書き込む。
【0004】そして、このような磁気カードでは、磁気
カードの始端部とデータの始端位置との間およびデータ
の終端位置と磁気カードの終端部との間にクロックエリ
アがそれぞれ設定されるが、始端部を基準としてデータ
の書き込みおよび読み取りが行なわれるために、データ
の始端位置が決定される前クロックエリアの寸法精度が
厳しく求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気カードのデ
ータ書込装置では、磁気カードにデータを書き込む際、
この書き込みに続けてデータの書込位置の確認が行なわ
れていない。そのため、センサと書込ヘッドとの位置の
誤差や搬送手段の搬送速度の誤差などの装置固有の誤差
により、装置毎のデータ書込位置にずれが生じる。
【0006】さらに、磁気カードにデータを書き込む方
向が書込正方向に限られ、磁気カードの終端部から書込
逆方向に書き込むことがデータ書込装置の構造上求めら
れても困難であった。すなわち、磁気カードの終端部か
ら書込逆方向に書き込むとした場合、磁気カードの終端
部の位置をセンサで検知し、その終端部を基準として後
クロックエリア、データエリア、前クロックエリアの順
に書き込むため、上記装置固有の誤差を考慮すると前ク
ロックエリアの寸法精度を所定の管理寸法内にできない
ことがある。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、磁気カードの終端部を先端として搬送しながらで
も、データを磁気カードの始端部を基準とする書込位置
に正確に書き込むように直ちに自動補正できる磁気カー
ドのデータ書込装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気カードの
終端部を先端として書込正方向に搬送するとともに磁気
カードの始端部を先端として書込逆方向に搬送する搬送
手段と、前記搬送手段によって書込正方向に搬送される
磁気カードの先端を検知するセンサと、前記搬送手段に
よって書込正方向に搬送される磁気カードの先端が前記
センサで検知された時点からクロック出力して所定のク
ロック数後に規定クロック数のデータを磁気カードに書
き込む書込ヘッドと、前記搬送手段によって書込正方向
に搬送される磁気カードに書き込まれたデータを読み取
る読取ヘッドと、前記磁気カードの全長域の標準クロッ
ク数、磁気カードの始端部からデータの始端位置までの
標準クロック数、前記データの規定クロック数、前記セ
ンサから書込ヘッドまでの標準クロック数を記憶する記
憶手段と、前記磁気カードの読取総クロック数に基づい
て、磁気カードの始端部からデータの始端位置までの標
準クロック数に相当する分の補正クロック数を求める第
1の算出手段と、前記磁気カードの読取総クロック数か
ら前記第1の算出手段で求められた補正クロック数およ
び前記規定クロック数を減算して、データの終端位置か
ら磁気カードの終端部までの補正クロック数を求める第
2の算出手段と、前記磁気カードの読取総クロック数に
基づいて、前記センサから書込ヘッドまでの標準クロッ
ク数に相当する分の補正クロック数を求める第3の算出
手段と、前記第2の算出手段で求められたクロック数と
前記第3の算出手段で求められたクロック数とを加算し
て、磁気カードの先端がセンサで検知された時点からデ
ータを書き込むタイミングの補正クロック数を求める第
4の算出手段と、前記搬送手段により前記磁気カードを
書込逆方向に戻した後に再度書込正方向に搬送させ、磁
気カードの先端がセンサで検知された時点から前記第4
の算出手段で求められた補正クロック数後にデータを磁
気カードに書き込ませる制御手段とを備えたものであ
る。
【0009】
【作用】本発明では、磁気カードの終端部を先端として
書込正方向に搬送し、磁気カードにデータの書込読取を
行ない、読取総クロック数と基準クロック数とに基づい
て、磁気カードの始端部からデータの始端位置までの値
が所定値になるように、磁気カードの先端がセンサで検
知された時点からデータを書き込むタイミングの補正ク
ロック数を求める。そして、磁気カードを書込逆方向に
戻した後に再度書込正方向に搬送し、磁気カードの先端
がセンサで検知された時点から上記補正クロック数後に
データを磁気カードに書き込み、磁気カードの始端部か
らデータの始端位置までの値が所定値となるようにデー
タの書込位置を直ちに自動補正する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の磁気カードのデータ書込装置
の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0011】図3は搬送方向に長細い矩形の磁気カード
1のカード面を示し、この磁気カード1は、搬送方向に
沿ってデータ書込方向が構成され、始端部1aの一方の角
部に切欠部2が形成され、終端部1bの近傍に切り離し可
能とするミシン目3が形成され、切欠部2側の縁部に沿
って磁気記録可能とする磁気記録帯4が形成されてい
る。
【0012】磁気カード1の磁気記録帯4には、始端部
1aから前クロックエリアC1 、データエリアD、後クロ
ックエリアC2 が順に配置されている。なお、前クロッ
クエリアC1 は長さ寸法が規定され、データエリアDは
クロック数が規定され、後クロックエリアC2 は規定長
さ寸法以上に規定されている。
【0013】図2はデータ書込装置の概略構造を示し、
磁気カード1が通過可能とする搬送通路11が形成され、
この搬送通路11の下側に沿って磁気カード1の終端部1b
を先端として書込正方向に搬送するとともに始端部1aを
先端として書込逆方向に搬送する搬送手段12が配設され
ている。搬送手段12は、搬送通路11の下側に沿って複数
の搬送ベルト13が回転自在に張設され、この複数の搬送
ベルト13にモータ14から正逆方向の回転駆動力が伝達さ
れる。
【0014】搬送通路11の上面には、書込正方向の上流
側から、書込正方向に搬送される磁気カード1の先端を
検知するセンサとしての先端検知センサ15、磁気カード
1の磁気記録帯4にデータを書き込む書込ヘッド16、書
き込まれたデータを読み取る読取ヘッド17、磁気カード
1の通過を検知する通過検知センサ18が順に配設されて
いる。
【0015】図1はデータ書込装置の回路構成を示し、
21はデータ書込装置全体を制御するCPUで、このCP
U21のシステムバスに、プログラム等を記憶した記憶手
段としてのROM22、各種データを書込読出可能とする
RAM23がそれぞれ接続されている。
【0016】さらに、CPU21のシステムバスには、書
込ヘッド16に対する書込信号および読取ヘッド17からの
読取信号を処理するヘッド回路24、先端検知センサ15お
よび通過検知センサ18からの検知信号を処理するセンサ
回路25、モータ14の駆動を制御するモータ回路26が接続
されている。
【0017】そして、ROM22には、磁気カード1の磁
気記録帯4の全長の長さおよび標準クロック数などの標
準値、磁気カード1の磁気記録帯4に書き込まれる各ク
ロックエリアC1 ,C2 およびデータエリアDの長さお
よび標準クロック数など標準値、先端検知センサ15から
書込ヘッド16までの長さおよび標準クロック数などの標
準値がそれぞれ書き込まれている。また、RAM23は、
読取ヘッド17で読み取られたクロック数をカウントする
機能を有する。
【0018】さらに、CPU21は、以下の機能をプログ
ラムとして有している。
【0019】搬送される磁気カード1の先端が先端検知
センサ15で検知された時点からクロック出力させて所定
のクロック数後に規定クロック数のデータを磁気カード
1の磁気記録帯4に書き込ませる書込手段の機能。
【0020】磁気カード1の読取総クロック数に基づい
て、磁気カード1の始端部1aからデータエリアDの始端
位置までの標準クロック数に相当する分の補正クロック
数を求める第1の算出手段の機能。
【0021】磁気カード1の読取総クロック数から第1
の算出手段で求められた補正クロック数および規定クロ
ック数を減算して、データエリアDの終端位置から磁気
カード1の終端部1bまでの補正クロック数を求める第2
の算出手段の機能。
【0022】磁気カード1の読取総クロック数に基づい
て、先端検知センサ15から書込ヘッド16までの標準クロ
ック数に相当する分の補正クロック数を求める第3の算
出手段の機能。
【0023】第2の算出手段で求められたクロック数と
第3の算出手段で求められたクロック数とを加算して、
磁気カード1の先端が先端検知センサ15で検知された時
点からデータを書き込むタイミングの補正クロック数を
求める第4の算出手段の機能。
【0024】磁気カード1の始端部1aからデータエリア
Dの始端位置までの読取クロック数が第1の算出手段で
求められた補正クロック数と不一致のとき、搬送手段12
により磁気カード1を書込逆方向に戻した後に再度書込
正方向に搬送し、第4の算出手段で求められた補正クロ
ック数後にデータを磁気カード1に書き込ませる制御手
段の機能。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。
【0026】まず、書込読取動作を図4のフローチャー
トを参照するとともに図5に示す具体例を挙げて説明す
る。
【0027】まず、ROM22に記憶された標準値は、磁
気カード1の磁気平均記録密度を210(DPI)、磁気カード
1の長さを150(mm) 、磁気カード1の始端部1aからデー
タエリアDの始端位置までの長さを10(mm)、データエリ
アDのクロック数を1072(bit) 、先端検知センサ15から
書込ヘッド16までの距離を15(mm)とする。
【0028】この標準値を用いた各エリアの標準クロッ
ク数は、次のように求められる。磁気カード1に書き込
まれる標準総クロック数は(210/25.4)×150 =1240(bi
t) 、磁気カード1の始端部1aからデータエリアDの始
端位置までの標準クロック数は(210/25.4)×10=83(bi
t) 、データエリアDの終端位置から磁気カード1の終
端部1bまでの標準クロック数は1240−(1072 +83) =85
(bit) 、先端検知センサ15から書込ヘッド16までの標準
クロック数は(210/25.4)×15=124(bit)。したがって、
磁気カード1の先端が先端検知センサ15で検知された時
点からデータを書き込むタイミングの標準クロック数は
85+124 =209 (bit) となる。
【0029】そして、データ書込装置の電源投入後(ス
テップ1(図には丸数字で略称して示す、以下のステッ
プも同じ))、第1枚目の磁気カード1の発行が指令さ
れると(ステップ2)、上記各エリアの標準クロック数
を用いて、磁気カード1に対して第1回目の書込読取動
作を行なう(ステップ3,4)。
【0030】すなわち、搬送通路11内の磁気カード1を
終端部1bを先端として書込正方向に搬送し、その磁気カ
ード1の先端を先端検知センサ15で検知したら、書込ヘ
ッド16からクロックデータの磁気出力を開始する。
【0031】磁気カード1が書込ヘッド16の位置に達す
ると、後クロックエリアC2 にクロックデータを書き込
み、先端検知センサ15の検知時点から標準クロック数後
に規定クロック数のデータエリアDを書き込み、さら
に、前クロックエリアC1 を書き込む。
【0032】磁気カード1への書き込みとともに、読取
ヘッド17で磁気カード1に書き込まれたデータを読み取
り、読取ヘッド17で読み取ったクロック信号やデータ信
号をRAM23に蓄積し、クロック数を求める(ステップ
5)。
【0033】磁気カード1の始端部1aの通過を通過検知
センサ18で検知したら、書込ヘッド16からの磁気出力を
終了する。
【0034】そして、CPU21は、ROM22に記憶され
た各種の標準値と磁気カード1から読み取った読取クロ
ック数やデータ読取位置から、磁気カード1にデータを
書き込む書込位置を補正するための補正計算を行ない
(ステップ6)、求められた補正値をRAM23に一時登
録する。
【0035】CPU21による補正計算は、(読取総クロ
ック数/標準総クロック数)×各エリアの標準クロック
数=各エリアの補正クロック数が求められる。
【0036】読取ヘッド17で読み取られた読取総クロッ
ク数が1270(bit) であった場合(補正値(A) )、磁気カ
ード1の始端部1aからデータエリアDの始端位置までの
補正クロック数は(1270/1240) ×83=85(bit) 、データ
エリアDの終端位置から磁気カード1の終端部1bまでの
補正クロック数は1270−(1072 +85) =113(bit)、先端
検知センサ15から書込ヘッド16までの補正クロック数は
(1270/1240) ×124 =127(bit)。したがって、磁気カー
ド1の先端が先端検知センサ15で検知された時点からデ
ータを書き込むタイミングの補正クロック数は113 12
7 240 (bit)となる。
【0037】また、読取ヘッド17で読み取られた読取総
クロック数が1210(bit) であった場合(補正値(B) )、
磁気カード1の始端部1aからデータエリアDの始端位置
までの補正クロック数は(1210/1240) ×83=81(bit) 、
データエリアDの終端位置から磁気カード1の終端部1b
までの補正クロック数は1210−(1072 +81) =57(bit)
、先端検知センサ15から書込ヘッド16までの補正クロ
ック数は(1210/1240) ×124 =121(bit)。したがって、
磁気カード1の先端が先端検知センサ15で検知された時
点からデータを書き込むタイミングの補正クロック数は
57+121 =178(bit)となる。
【0038】次に、ステップ6で補正値が求められた後
の動作を説明すると、搬送手段12を逆転させ、通過した
磁気カード1を先端検知センサ15よりも上流側に戻し、
求められた補正値を用いて、第1回目の書込読取動作と
同様に、第2回目の書込読取動作を行なう(ステップ
7)。
【0039】そして、CPU21は、磁気カード1に書き
込まれた各エリアの書込位置が規定内か確認する(ステ
ップ8)。確認の結果、規格外であれば再度書込読取動
作を行なう(ステップ9)。
【0040】書込読取動作がn回行なわれても規定外で
あれば、磁気カード1を排出する(ステップ10)。排出
された磁気カード1により、クロック数のばらつきなど
を判断して磁気記録密度の良否や、データ書込装置の不
具合を判断して、原因が求められる。
【0041】各エリアの書込位置が規定内であれば、最
後の書込読取動作で読み取った読取クロック数やデータ
読取位置から、磁気カード1にデータを書き込む書込位
置を補正するための補正計算を最終的に行ない(ステッ
プ12)、求められた補正値を以降の磁気カード1の発行
の基準値としてRAM23に登録し(ステップ13)、1枚
目の磁気カード1を発行する(ステップ14)。なお、R
AM23に基準値として登録された補正値は、データ書込
装置の電源が切られるまで保持される。
【0042】そして、2枚目以降の磁気カード1の発行
が指令されると(ステップ15)、RAM23に登録された
基準値に基づいて磁気カード1に書込読取動作を行ない
(ステップ16)、磁気カード1に書き込まれた各エリア
の書込位置が基準値の規定内か確認し(ステップ17)、
規定内であれば磁気カード1を発行する(ステップ1
8)。また、規格外であれば、再度書込読取動作を行な
い、磁気カード1の不良などで書込読取動作がn回行な
われても規格外であれば(ステップ19)、磁気カード1
を排出する(ステップ20)。
【0043】以上のように、磁気カード1に書き込んだ
データを書き込みに続けて読み取ることにより、データ
書込装置固有の補正値を求め、この補正値を用いて磁気
カード1に書き込むデータの書込位置を自動補正するた
め、先端検知センサ15と書込ヘッド16との位置の誤差や
搬送手段12の搬送速度の誤差などの装置固有の誤差に対
応でき、正常な磁気カード1を発行できる。
【0044】しかも、磁気カード1の始端部1aからデー
タの始端位置までの値が所定値になるように、磁気カー
ド1の先端が先端検知センサ15で検知された時点からデ
ータを書き込むタイミングの補正クロック数を求め、そ
して、磁気カード1を書込逆方向に戻した後に再度書込
正方向に搬送し、磁気カード1の先端が先端検知センサ
15で検知された時点から上記補正クロック数後にデータ
を磁気カード1に書き込み、磁気カード1の始端部1aか
らデータの始端位置までの値が所定値となるようにデー
タの書込位置を直ちに自動補正できるため、磁気カード
1の終端部1bを先端として搬送しながらでも、データを
磁気カード1の始端部1aを基準とする書込位置に正確に
書き込むことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、終端部を先端として搬
送される磁気カードに書き込んだデータを読み取り、磁
気カードの始端部からデータの始端位置までの値が所定
値になるように磁気カードの先端が先端検知センサで検
知された時点からデータを書き込むタイミングの補正ク
ロック数を求め、その補正クロック数を用いて再度磁気
カードに書き込むことにより、データ書込装置固有の誤
差に対応して、磁気カードの終端部を先端として搬送し
ながらでも、データを磁気カードの始端部を基準とする
書込位置に正確に書き込むように直ちに自動補正でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気カードのデータ書込装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】同上実施例の機構の構成図である。
【図3】同上実施例の磁気カードの説明図である。
【図4】同上実施例のカード発行動作のフローチャート
である。
【図5】同上実施例の書込位置補正の説明図である。
【符号の説明】
1 磁気カード 12 搬送手段 15 センサとしての先端検知センサ 16 書込ヘッド 17 読取ヘッド 21 第1、第2、第3および第4の算出手段ならびに
制御手段としてのCPU 22 記憶手段としてのROM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気カードの終端部を先端として書込正
    方向に搬送するとともに磁気カードの始端部を先端とし
    て書込逆方向に搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって書込正方向に搬送される磁気カー
    ドの先端を検知するセンサと、 前記搬送手段によって書込正方向に搬送される磁気カー
    ドの先端が前記センサで検知された時点からクロック出
    力して所定のクロック数後に規定クロック数のデータを
    磁気カードに書き込む書込ヘッドと、 前記搬送手段によって書込正方向に搬送される磁気カー
    ドに書き込まれたデータを読み取る読取ヘッドと、 前記磁気カードの全長域の標準クロック数、磁気カード
    の始端部からデータの始端位置までの標準クロック数、
    前記データの規定クロック数、前記センサから書込ヘッ
    ドまでの標準クロック数を記憶する記憶手段と、 前記磁気カードの読取総クロック数に基づいて、磁気カ
    ードの始端部からデータの始端位置までの標準クロック
    数に相当する分の補正クロック数を求める第1の算出手
    段と、 前記磁気カードの読取総クロック数から前記第1の算出
    手段で求められた補正クロック数および前記規定クロッ
    ク数を減算して、データの終端位置から磁気カードの終
    端部までの補正クロック数を求める第2の算出手段と、 前記磁気カードの読取総クロック数に基づいて、前記セ
    ンサから書込ヘッドまでの標準クロック数に相当する分
    の補正クロック数を求める第3の算出手段と、 前記第2の算出手段で求められたクロック数と前記第3
    の算出手段で求められたクロック数とを加算して、磁気
    カードの先端がセンサで検知された時点からデータを書
    き込むタイミングの補正クロック数を求める第4の算出
    手段と、 前記搬送手段により前記磁気カードを書込逆方向に戻し
    た後に再度書込正方向に搬送させ、磁気カードの先端が
    センサで検知された時点から前記第4の算出手段で求め
    られた補正クロック数後にデータを磁気カードに書き込
    ませる制御手段とを備えたことを特徴とする磁気カード
    のデータ書込装置。
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