JP3478150B2 - 媒体制御装置 - Google Patents

媒体制御装置

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JP3478150B2 JP00073499A JP73499A JP3478150B2 JP 3478150 B2 JP3478150 B2 JP 3478150B2 JP 00073499 A JP00073499 A JP 00073499A JP 73499 A JP73499 A JP 73499A JP 3478150 B2 JP3478150 B2 JP 3478150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は媒体制御装置に関
し、特に、コンピュータシステムにおける周辺装置とし
て用いられ情報記録媒体を制御するライブラリやオート
ローダ等の媒体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば磁気テープライブラリ等の媒体制
御装置は、上位装置から特定の媒体に対するリード/ラ
イト命令を受けた場合の処理動作として、該当する媒体
をマガジン(媒体貯蔵箇所)からドライブまで搬送する
第1の行程と、ドライブへ媒体をロードしてリード/ラ
イト可能状態(以下、READY状態と称す)にセット
する第2の行程とを具える。また、媒体へのリード/ラ
イト動作を終了する際には、前記第1及び第2の行程を
逆に行って媒体をマガジンに格納する。従来の媒体制御
装置では、第1の行程(媒体搬送行程)では装置のアク
セッサ制御部が上位装置とネゴシエイションを行い、第
2の行程(媒体ロード行程)では装置のドライブ制御部
が上位装置とネゴシエイションを行っており、これらの
ネゴシエイションは別個独立に行われている。
【0003】一方、このような媒体制御装置に用いられ
るドライブは、通常単体で使用されるドライブをそのま
ま装置に組み込んで構成される。この単体ドライブ自体
には、オペレータがマニュアルで記録媒体をロードし、
また、単体ドライブからアンロードした媒体はその後オ
ペレータの手で運搬・保存される。このような単体ドラ
イブにおいて媒体ロード時のエラーがあった場合は、通
常ドライブはオペレータの再処理(媒体の入れ直し)に
委ねるべくそのまま媒体をアンロードする。この場合に
単体ドライブが媒体ロード時の失敗をエラーとして上位
装置に報告すると、上位装置はその都度システムを立ち
上げ直す等の処置を執ってしまうため、単体ドライブは
媒体ロード時の失敗はエラーとして報告せずに、未だリ
ード/ライト不能状態(以下、NOTREADY状態と
称す)であることを上位装置に示すのみであるのが一般
的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
媒体制御装置では、アクセッサによる媒体搬送時にはア
クセッサ制御部が上位装置と正常終了または異常終了等
のネゴシエイションを行い、これと別個に媒体ロード時
にはドライブ制御部が上位装置とREADY又はNOT
READY等のネゴシエイションを行っている。また、
当該装置を構成するドライブは単体ドライブを転用して
いるため、前記ドライブ制御部は媒体ロード時の失敗を
エラーとして上位装置に報告しないものである。このた
め、以下のような問題を有する。
【0005】即ち、例えばアクセッサが媒体を搬送した
後ドライブへロードする際に、媒体がずれた状態でドラ
イブに挿入された場合を想定する。アクセッサによる媒
体搬送にエラーはないためアクセッサ制御部は上位装置
に正常終了を報告し、これを受けた上位装置はネゴシエ
イション先をドライブ制御部に切替え、ドライブがNO
TREADYからREADY状態になるのを待つ。しか
しドライブは(本来はオペレータに)再度挿入を促すた
めにそのまま媒体を排出して、上位装置にはエラーを報
告せずにNOTREADYである旨を返し続ける。この
場合でも上位装置はエラーを認識しないままREADY
に変わるのを待ち続けるため、ジョブの中断が長引いて
システムダウン等の事故を誘発してしまう。あるいは、
上位装置はドライブからのエラー報告がなければ次の処
理を実行しようとし、予期せぬエラーを引き起こす場合
がある。
【0006】また、上位装置がエラーを認識しないまま
次の処理を行う場合は後の行程でエラーが上位装置に報
告されることになるが、このエラー報告を受けた上位装
置乃至オペレータは当該後の行程でのエラーと誤って認
識してしまうため、見当はずれなエラー処置を講じてし
まう結果となる。
【0007】更に、媒体制御装置は一般的に媒体制御動
作のリトライ機能を具えているが、上述のようにエラー
報告が不正確である場合は、媒体制御装置のリトライ機
能が有効に発揮されない、またはリトライ機能が誤作動
して更なる障害の原因となってしまう場合がある。
【0008】そこで、本発明は、コンピュータシステム
のバックアップ運用の中で用いられ、自動化または無人
化を実現する媒体制御装置において、媒体搬送行程ない
し媒体ロード行程の完了時までの処理中に発生するエラ
ーを正確に認識するようにして、適切な対応処置を執れ
るようにした媒体制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の媒体制御装置は、内部に複数の情報記録媒
体を保持し、前記複数の情報記録媒体のうち任意の媒体
を搬送するアクセッサ手段と、該アクセッサ手段の動作
を制御するアクセッサ制御部と、前記アクセッサ手段に
より搬送された媒体に対してリード/ライト処理を行う
ドライブ手段と、該ドライブ手段の動作を制御するドラ
イブ制御部とを具え、上位装置が前記アクセッサ制御部
とドライブ制御部とに別個に接続して媒体制御が行われ
る媒体制御装置であって、前記アクセッサ制御部と前記
ドライブ制御部とが接続されており、相互に情報交換を
可能としたことを特徴とする。
【0010】このように媒体制御装置のアクセッサ制御
部とドライブ制御部とを接続して相互のネゴシエイショ
ンを持たせることにより、例えば上述したような媒体ロ
ード時のエラー等があった場合でも、当該エラーを正確
に検出して適切な処置を執るようにすることができる。
また、このことによりエラーの誤認識等による不都合を
防止することができる。
【0011】このように構成した本発明の媒体制御装置
では、前記アクセッサ制御部が、前記アクセッサ手段が
前記媒体の搬送を正常終了した場合に前記媒体が前記ド
ライブ手段に正常に格納されているか否かを前記ドライ
ブ制御部に問い合わせることが望ましい。
【0012】また、本発明の媒体制御装置は、前記アク
セッサ制御部が、前記ドライブ制御部への問い合わせの
結果前記媒体が前記ドライブ手段に正常に格納されてい
ない場合に、前記アクセッサ手段が前記媒体を保持して
いるかどうか確認し、前記アクセッサ手段が前記媒体を
保持している場合に、前記媒体の再挿入を試みるよう前
記アクセッサ手段を制御することを特徴とする。
【0013】また、本発明の媒体制御装置は、前記アク
セッサ手段による前記媒体の再挿入処理の後に、当該再
挿入処理が正常終了しない場合でも、前記アクセッサ制
御部が前記上位装置へ前記媒体の格納処理の正常終了を
報告することを特徴とする。
【0014】また、本発明の媒体制御装置は、前記上位
装置が、前記アクセッサ制御部から前記媒体格納処理の
正常終了の報告を受けたときに、前記ドライブ制御部に
前記媒体がリード/ライト可能状態にあるか否かを問い
合わせることを特徴とする。
【0015】このように本発明の媒体制御装置では、ア
クセッサ制御部が従来監視していないドライブ手段によ
る媒体ロード処理までを監視するようにしているため、
媒体ロード時のエラーを上位装置に報告しない単体ドラ
イブを用いた媒体制御装置であっても、媒体ロード処理
のエラーがあった場合に正確に把握することができる。
また、媒体ロード時にエラーが発生した場合には、アク
セッサ制御部はアクセッサ手段が媒体を保持している
か、即ちドライブ手段から媒体が排出されたか確認し、
排出されている場合にはアクセッサ手段にロードリトラ
イを実行させて処理を続行させることができる。更に、
このリトライにおいても復旧できない場合には、正確な
エラー情報を上位装置に報告するようにしたため、上位
装置やオペレータに適切な保守処理を執らせることがで
きる。従って、マガジンからドライブへ媒体を搬送しド
ライブにてREADY状態となるまでの行程中に発生す
るエラーを正確に認識し、適切な処置を執らせることが
できる。
【0016】更に、本発明の媒体制御装置は、前記上位
装置が前記ドライブ制御部に前記ドライブ手段から前記
媒体の排出命令を出した場合に、前記ドライブ手段が前
記媒体を排出する前に、前記アクセッサ制御部が前記ア
クセッサ手段を前記ドライブ手段の媒体排出口の前に位
置づけるよう制御することを特徴とする。
【0017】また、前記ドライブ制御部が、前記アクセ
ッサ手段を位置づける制御が正常終了しなくても、前記
ドライブ手段から前記媒体を排出するよう制御すると共
に、この排出動作が正常終了しなかった場合に前記ドラ
イブ制御部が上位装置にその旨を報告することを特徴と
する。
【0018】このように媒体アンロード時の動作を制御
するように装置を構成すると、媒体アンロード動作の前
にアクセッサ手段をドライブの媒体排出口の前に位置づ
けると共に、上位装置への正確なエラー報告が可能とな
るため、アンロード処理時においても予期せぬ障害が発
生する確率を低減させることができる。
【0019】また、本発明の媒体制御装置は、前記アク
セッサ制御部とドライブ制御部との情報交換に、SCS
I(Small Computer System Interface)プロトコルを
用いることが望ましい。上述のように本発明の装置はア
クセッサ制御部とドライブ制御部が簡単なネゴシエイシ
ョンを行うようにしてエラー検出の精度を向上させ、適
切な防止措置を執らせるものである。そのネゴシエイシ
ョンに標準化されているSCSIプロトコルを応用して
用いるようにすれば、簡単な構成で容易に本発明の目的
を達成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を参照しながら以下に説明する。図1及び図2は、本
発明の媒体制御装置の動作を示す図である。これらの図
を用いて装置の動作を説明する前に、この媒体制御装置
の構成について簡単に説明する。媒体制御装置はコンピ
ュータシステムのバックアップ運用等に用いられる情報
記録手段であり、磁気テープ媒体等の情報記録媒体を複
数格納するマガジンと、これら媒体のうち任意の媒体に
対してリード/ライト処理を実行する1あるいは2以上
のドライブと、マガジンから指定された媒体を取出して
ドライブに搬送するアクセッサとを具え、上位装置のコ
マンドに応じて指定された媒体に対してリード/ライト
処理を行うものである。基本的にアクセッサの動作はア
クセッサ制御部が制御し、ドライブの動作はドライブ制
御部が制御する。
【0021】この媒体制御が上位装置より特定の媒体に
対するリード/ライト命令を受けると、アクセッサ制御
部はアクセッサを駆動して指定された媒体をマガジンか
ら取出し、ドライブまで搬送する。ドライブに到着する
とアクセッサはドライブの媒体挿入/排出口へ媒体を押
し込むことにより、ドライブへ媒体をロードする。その
後ドライブ制御部の制御によりドライブにて媒体へのリ
ード/ライト処理が行われる。リード/ライト処理の終
了時には、上位装置からアンロード命令を受けたドライ
ブ制御部の制御によりドライブは媒体のアンロードを行
い、媒体挿入/排出口から排出された媒体はアクセッサ
により再び搬送され、マガジンに戻される。これらの動
作及び制御については公知の媒体制御装置となんら変わ
るものではないため、図示しての詳細な説明は省略す
る。
【0022】図1を参照しながら、この媒体制御装置に
おける媒体ロード処理動作を詳細に説明する。図1に示
す1−1の領域がアクセッサ制御部の制御動作を示し、
1−2の領域がドライブ制御部の制御動作を示す。ま
た、上位装置のコマンド送信先を明確に示す便宜上、ア
クセッサ制御部側とドライブ制御部側の双方に上位装置
5を図示して説明する。この媒体制御装置におけるロー
ド処理では、まず上位装置5よりアクセッサ制御部へマ
ガジン及びドライブのアドレスを指定した媒体搬送命令
(Order1)が発行される。アクセッサ制御部はアクセ
ッサを駆動し(Order2)、媒体を指定アドレスのマガ
ジンから指定アドレスのドライブへ移動する(処理
1)。この搬送動作処理においてエラーが発生した場合
(Error3)、アクセッサ制御部は上位装置へエラーを
報告して(Error4)処理を終了するが、搬送動作処理
が正常終了した場合は、アクセッサ制御部はホストへ報
告することなく(Good5)、ドライブ制御部へドライブ
の状態確認の問い合わせを行う(Order6)。ここで上
位装置にエラー(Error4)が報告された場合、上位装
置は媒体搬送時のエラーを認識してチェックコンディシ
ョン等の障害時処理を行う。
【0023】アクセッサ制御部から問い合わせ(Order
5)を受けたドライブ制御部はドライブに媒体が正常に
格納されているか否かを検出させる(Order7から処理
2)。この処理2において媒体が正常格納されていれば
(Good8)、アクセッサ制御部は上位装置へ正常終了を
報告する(Good10)。また、以下に述べるように、こ
の処理2がエラーであっても、アクセッサ制御部は上位
装置へ正常終了を報告する。
【0024】すなわち、処理2(媒体の格納状態確認)
においてドライブの状態がエラーとなった場合(Error
9)、アクセッサ制御部はアクセッサに媒体がアクセッ
サ側にあるか否かを問い合わせる(Order14から処理
3)。この問い合わせはアクセッサの媒体認識センサが
媒体を認識しているか否かを確認することにより行われ
る。この処理にてアクセッサが媒体を認識していれば、
アクセッサ制御部はアクセッサに媒体ロード動作のリト
ライを要求する(処理4)。この処理で正常にロードさ
れれば、又はエラーとなった場合でも、アクセッサ制御
部は上位装置5に正常終了を報告する(前記Good1
0)。ここでエラーがあっても正常終了を報告するの
は、当該エラーはドライブ側のエラーであるため、アク
セッサ制御部が報告した場合に上位装置がアクセッサ側
のエラーと誤認識してしまうのを回避するためである。
そのため本発明では、ここでのエラーを後述する処理5
でドライブのエラーとしてドライブ制御部から上位装置
へ報告させるようにしている。
【0025】アクセッサ制御部から終了報告(Good1
0)を受けた上位装置5は、通常その後にドライブ制御
部にコマンドを送信し(Order11)、ドライブ制御部
はドライブ内にて媒体がリード/ライト可能状態(RE
ADY状態)にあるか否かを確認する(Order12から
処理5)。この処理にてREADY状態であればドライ
ブ制御部は上位装置5にその旨を報告して(Good13)
ロード処理を終了し、エラーの場合は上位装置5にエラ
ーを報告する(Error14)。前記処理2〜4(状態確
認〜リトライ処理)でエラーが発生していた場合もここ
で報告され、上位装置はドライブ側にエラーが発生した
ことを正確に認識することができる。
【0026】次に、図2を参照しながらこの媒体制御装
置のアンロード処理動作を説明する。図2では、領域2
−1にアクセッサ制御部の制御動作を、領域2−2にド
ライブ制御部の制御動作を示す。ドライブにて媒体のリ
ード/ライト処理が終了したら、通常上位装置5はドラ
イブ制御部にアンロード命令を送信する(Order2
1)。このときドライブ制御部はすぐにはドライブにア
ンロード処理を実行させず、アクセッサ制御部にアンロ
ード命令を受けたことを報告する(Order22)。これ
を受けたアクセッサ制御部はアクセッサを制御して、指
定されたドライブの媒体挿入/排出口の前に位置づける
(処理6)。この処理が正常終了し、あるいはエラーと
なった場合でも、ドライブ制御部へ処理6の終了報告が
行われる(Good or Error23)。前述したのとは逆
に、このエラーはアクセッサ側のエラーであるため、ド
ライブ制御部とのネゴシエイションで上位装置にエラー
が報告されないようにするためである。なお、この処理
6がエラーとなった場合は、後述する処理8にて検出さ
れることとなる。
【0027】処理6の終了報告を受けたドライブ制御部
はドライブを制御して媒体のアンロードを行う(Order
24から処理7)。このアンロード処理が正常に行われ
ればドライブ制御部は上位装置へ正常終了を報告し(Go
od25)、アンロードエラーとなった場合はドライブ制
御部は上位装置へエラーの発生を報告する(Error2
6)。エラー報告を受けた上位装置はドライブ側のエラ
ーと認識し、チェックコンディション等の障害時処理を
行うこととなる。
【0028】上位装置がドライブ制御部から処理7の正
常終了報告を受けた場合は、通常その後アクセッサ制御
部にドライブアドレスからマガジンアドレスに指定した
媒体格納命令を出し(Order27)、これを受けたアク
セッサ制御部はアクセッサを駆動して、指定ドライブに
ある媒体を指定マガジンに戻すよう制御する(Order2
8から処理8)。この処理が問題なければアクセッサ制
御部は上位装置に正常終了を報告した後(Good29)処
理を終了し、エラーとなった場合は上位装置へエラーを
報告する(Error30)。前記処理6がエラーとなった
場合もここで検出され、アクセッサ側のエラーとして上
位装置へ報告される。これにより上位装置はアクセッサ
側のエラーを正しく認識して、障害時処理を行うことが
できる。以上で本発明の媒体制御装置の動作は終了す
る。
【0029】なお、この媒体制御装置におけるアクセッ
サ制御部とドライブ制御部との間のネゴシエイション
は、標準化されているSCSI(Small Computer Syste
m Interface)プロトコルを応用して簡単に実現するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明の
媒体制御装置によれば、上位装置がアクセッサ制御部と
ドライブ制御部に別個に接続してネゴシエイションを行
う装置であっても、上位装置に適切なエラー情報を報告
することを実現したため、上位装置はエラー内容を正確
に得ることができる。このことにより、上位装置が媒体
制御装置に対して適切なエラー処理を行うと共にオペレ
ータへの正確な報告を行うことが可能となる。また、単
体ドライブをそのまま用いた媒体制御装置であっても、
上位装置にロード時エラーが報告されないことを原因と
する後の障害を防止することができる。
【0031】一方、ロード時及びアンロード時にアクセ
ッサ制御部がアクセッサを適切な位置に位置づけ、かつ
ロード/アンロード時にアクセッサ制御部がドライブ制
御部を監視するようにしているため、エラー発生時に適
切なリトライ処理を行うことができ、結果としてエラー
が発生する確率を低減させることができる。
【0032】更に、上述のように単体ドライブを改造す
ることなくそのまま採用して媒体制御装置を構成しても
正確なエラー報告及び障害防止効果を得ることができ、
当該効果を有する媒体制御装置を容易かつ安価に構成す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の媒体制御装置における媒体ロ
ード時の動作を示すフローチャートである。
【図2】図2は、本発明の媒体制御装置における媒体ア
ンロード時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−1、2−1 アクセッサ制御部の制御動作 1−2、2−2 ドライブ制御部の制御動作 5 上位装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/68 G11B 17/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に複数の情報記録媒体を保持し、前
    記複数の情報記録媒体のうち任意の媒体を搬送するアク
    セッサ手段と、該アクセッサ手段の動作を制御するアク
    セッサ制御部と、前記アクセッサ手段により搬送された
    媒体に対してリード/ライト処理を行うドライブ手段
    と、該ドライブ手段の動作を制御するドライブ制御部と
    を具え、上位装置が前記アクセッサ制御部とドライブ制
    御部とに別個に接続して媒体制御が行われる媒体制御装
    において、 前記アクセッサ制御部と前記ドライブ制御部とを接続し
    て相互に情報交換を可能にするとともに、 前記アクセッサ制御部が、媒体ロード時に(1)前記ア
    クセッサ手段が前記媒体の搬送を正常終了した場合に、
    前記媒体が前記ドライブ手段に正常に格納されているか
    否かを前記ドライブ制御部に問い合わせ、(2)正常に
    格納されていない場合に前記アクセッサ手段が前記媒体
    を保持しているかどうか確認し、(3)前記アクセッサ
    手段が前記媒体を保持している場合に前記媒体の格納処
    理のリトライを命じるとともに、(4)前記アクセッサ
    手段による前記媒体の搬送が正常に終了しなかった場合
    は前記上位装置に異常終了を報告し、(5)前記ドライ
    ブ制御部への問い合わせの結果前記媒体が前記ドライブ
    手段に正常に格納されている場合、および、前記媒体の
    格納処理のリトライを命じた場合には前記上位装置に正
    常終了を報告する ことを特徴とする媒体制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の媒体制御装置におい
    て、前記ドライブ制御部が、前記アクセッサ制御部の正
    常終了報告を受けた前記上位装置からの問い合わせに対
    し、前記ドライブ手段において媒体がリード/ライト可
    能状態にあるか否かを前記上位装置へ報告することを特
    徴とする媒体制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の媒体制御装置
    において、前記ドライブ制御部が、前記上位装置から前
    記媒体の排出命令を受けた場合に、前記アクセッサ制御
    部に前記アクセッサ手段を前記ドライブ手段の前に位置
    づけるよう要求するとともに、前記ドライブ手段から媒
    体を排出させ、当該媒体排出処理が正常終了したか否か
    を前記上位装置に報告することを特徴とすることを特徴
    とする媒体制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の媒体制御装置におい
    て、前記アクセッサ制御部が、前記ドライブ制御部の正
    常終了報告を受けた前記上位装置からの問い合わせに対
    し、前記アクセッサ手段による前記媒体の搬送が正常終
    了したか否かを前記上位装置に報告することを特徴とす
    る媒体制御手段。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の媒体
    制御装置において、前記アクセッサ制御部とドライブ制
    御部との情報交換に、SCSI(Small Computer Syste
    m Interface)プロトコルを用いることを特徴とする媒
    体制御装置。
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