JPH07220374A - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JPH07220374A
JPH07220374A JP6010720A JP1072094A JPH07220374A JP H07220374 A JPH07220374 A JP H07220374A JP 6010720 A JP6010720 A JP 6010720A JP 1072094 A JP1072094 A JP 1072094A JP H07220374 A JPH07220374 A JP H07220374A
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JP
Japan
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drive
accessor
medium
control unit
storage medium
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Withdrawn
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JP6010720A
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Hideaki Hasegawa
英明 長谷川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ライブラリ装置に関し、アクセッサの動作時
間を短縮させることを目的とする。 【構成】 ドライブと、ドライブ制御部と、アクセッサ
と、アクセッサ制御部と、を有するライブラリ装置にお
いて、アクセッサ制御部がドライブ制御部へアクセッサ
の状態を報告する状態通知手段と、ドライブ制御部から
アクセッサ制御部へアクセッサをドライブの前に移動さ
せる要求をだす媒体移動要求手段とを設けることによ
り、ドライブ外への記憶媒体の排出コマンドをドライブ
制御部が受け取った時に状態通知信号を参照しアクセッ
サがレディ状態のときは、次コマンドに先立ってアクセ
ッサ制御部に対してアクセッサをドライブの前に移動さ
せる媒体移動要求を通知することにより、記憶媒体をド
ライブから移動させるアクセッサの動作時間を短縮する
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の記録媒体を格納し
たライブラリ装置に関する。ライブラリ装置は多数の磁
気テープカートリッジや光ディスクカートリッジ等の記
録媒体を格納する格納棚を設け、この格納棚に設けられ
た記録媒体を格納する複数のセルに、夫々記録媒体を格
納しておき、メカニカルハンドを備えたアクセッサが必
要な記録媒体を格納棚のセルから取り出し、記録再生部
(以下ドライブという)に搬送してセットし、データの
書込み/読出しを行わせ、このデータの書込み/読出し
が完了すると、再びドライブから記録媒体を取り出し
て、格納棚のセルに搬送して収納すると共に、上位装置
からの指示により不要となった記録媒体を媒体投入口に
搬送してオペレータに取り出させ、オペレータが媒体投
入口に入れた記録媒体を記録再生部に搬送してセットす
るか、又はセルに搬送して格納する一種の自動倉庫とし
て構成されている。
【0002】従って、記録媒体を無限に交換できるため
記憶容量が無限大であるということができ、大容量記憶
装置として用いられる。
【0003】
【従来の技術】図10はライブラリ装置の構成例を説明
する図である。図10は記録媒体に光ディスクカートリ
ッジを使用したライブラリ装置の一例である。図におい
て、51は光ディスクカートリッジであって、光によっ
て読み書きする記憶媒体である。14は媒体投入口であ
って、ライブラリ装置に光ディスクカートリッジ51を投
入し、又は排出する口である。
【0004】15は格納棚であって、複数の光ディスク
カートリッジ51を格納するセルが設けられている媒体格
納場所である。12と13はドライブであって、光ディ
スクカートリッジ51を読み書きする機構である。3はア
クセッサであって、ライブラリ装置内で光ディスクカー
トリッジ51を搬送するものである。1と2はレールであ
って、アクセッサ3 を移動させるガイドである。
【0005】ライブラリ装置の動作を説明する。格納棚
15にある光ディスクカートリッジ51を使用する場合は、
この格納棚15の指定されたセルに格納された光ディスク
カートリッジ51を、アクセッサ3 に取付けられた図示さ
れてないメカニカルハンドが取り出して保持し、データ
の書込み/読出しを行うドライブ12に運搬して、保持し
た光ディスクカートリッジ51をセットする。
【0006】そして、ドライブ12でデータの書込み/読
出しが完了すると、又、ドライブ12から光ディスクカー
トリッジ51を取り出して、格納棚15の指定されたセルに
運んで格納する。
【0007】このため、アクセッサ3 はレール1 に従っ
て矢印AーBの方向に移動し、メカニカルハンドをレー
ル2 に従って矢印CーDの方向に移動させて、指定され
た格納棚15のセルの位置に位置付けする。そして、光デ
ィスクカートリッジ51を取り出したり、格納させたりす
る。
【0008】又、ドライブ12で書込み/読出しが完了し
た光ディスクカートリッジ51を、投入口と排出口を兼ね
た媒体投入口14に排出することを指示されると、アクセ
ッサはドライブ12から取り出した光ディスクカートリッ
ジ51を、外部の方向に引き出すことが可能な媒体投入口
14にセットする。
【0009】又、媒体投入口14にセットされた光ディス
クカートリッジ51を、指定されたセルに運搬することを
指示されると、アクセッサ3 は媒体投入口14から取り出
した光ディスクカートリッジ51を運搬し、指定されたセ
ルの位置に位置付けすると、その位置に光ディスクカー
トリッジ51を格納させる。
【0010】又、図のライブラリ装置にはドライブが二
つ設けられており( ドライブ12とドライブ13である。)
、独立に読み書きができる。近年の装置の小型化、低
価格化に伴いこのような大容量のライブラリ装置もSC
SIインターフェース( Small Computer System Inter
face )を用いて小型コンピュータに接続される。
【0011】図9はこのような近年のSCSIインター
フェースのライブラリ装置の構成のブロック図である。
図において、18はホストであって、ライブラリ装置20
にコマンドを出すものである。図7はドライブに関する
コマンドの例であり、図8はアクセッサに関するコマン
ドの例である。
【0012】19はSCSIインタフェースバスであっ
て、ホスト18とライブラリ装置20等の周辺機器を接続す
るバスである。20はライブラリ装置であり図3で説明
したものと同様のものである。
【0013】21はSCSIインタフェース制御部であ
って、SCSIインタフェースに従ってバスと情報を授
受するものである。24はアクセッサ制御部であって、
ホスト18からのコマンドに従ってアクセッサ3 を移動さ
せるものである。28はドライブ制御部であって、ドラ
イブ12とドライブ13を制御するものである。22はバッ
ファメモリであって、ホスト18からのライトコマンドに
伴う書き込みデータを格納するものである。
【0014】その他、図10と同一符号のものは同一物
である。ライブラリ装置20はホスト18からのコマンドに
基づき動作する。ホスト18からのコマンドはSCSIイ
ンタフェースバス19を経てライブラリ装置20のSCSI
インタフェース制御部21に、例えば、アクセッサ3 に対
するムーブコマンドを送出する。SCSIインタフェー
ス制御部21はアクセッサ制御部24にこのコマンドを渡
す。
【0015】アクセッサ制御部24はSCSIインタフェ
ース制御部21を経てホスト18が送出したムーブコマンド
と、そのパラメータに基づき、指定された移動元へアク
セッサを移動させる。
【0016】アクセッサ制御部24はアクセッサ3 を現在
位置から、指定された移動元のアドレスに、アクセッサ
3 とメカニカルハンドを駆動してA−B方向及びC−D
方向に移動させると、メカニカルハンドに光ディスクカ
ートリッジ51を取り出させる。
【0017】そして、指定された移動先にアクセッサ3
とメカニカルハンドを移動させ、指定されたアドレスに
位置付けさせる。即ち、例えば、移動元のアドレスがX
番のセルであり、移動先がY番のドライブであれば、格
納棚15に設けられた各セルの予め定められた番号によっ
て、メカニカルハンドを指定された番号のセルに位置付
けし、取り出した光ディスクカートリッジ51を運搬さ
せ、ドライブ12にメカニカルハンドを位置付けし、光デ
ィスクカートリッジ51をセットする。
【0018】アクセッサ制御部24はアクセッサから媒体
移動終了を通知されると、SCSIインタフェース制御
部21とSCSIインタフェースバス19を経てホスト18に
ムーブコマンドの終了を通知する。
【0019】そして、次にホスト18はSCSIインタフ
ェース制御部21を経てドライブ制御部28に指示して、ド
ライブ12にセットされた光ディスクカートリッジ51を回
転させる。
【0020】ドライブ制御部28はデータの書込み/読出
しが可能な状態となると、SCSIインタフェース制御
部21を経てホスト18に、レディ状態になったことを通知
する。 そこで、ホスト18、SCSIインタフェース制
御部21に対して、例えばリードコマンドを送出する。
【0021】このリードコマンドのパラメータには、光
ディスクカートリッジ51の何処のアドレスから、データ
を何ブロック読出すか指定しており、SCSIインタフ
ェース制御部21はドライブ制御部28に対し、このコマン
ドを渡す。
【0022】ドライブ制御部28はドライブ12を制御し
て、ヘッドを指定されたアドレス、即ち、指定されたト
ラックの指定されたセクタに位置付けさせる。そして、
データを読出すと、SCSIインタフェース制御部21を
経てホスト18に送出する。
【0023】そして、指定されたブロック数のデータを
転送すると、ホスト18にリードコマンドの終了を通知す
る。リードコマンドの終了を通知されたホスト18は、S
CSIインタフェース制御部21に対し、ドライブ12にセ
ットされている光ディスクカートリッジ51の取り出しを
可能にするデスマウントコマンドを送出する。
【0024】従って、SCSIインタフェース制御部21
はドライブ制御部28にこのコマンドを渡し、ドライブ制
御部28はドライブ12にセットされている光ディスクカー
トリッジ51の回転を停止させると、ホスト18にデスマウ
ントコマンドの終了を通知する。
【0025】ホスト18はムーブコマンドを送出し、SC
SIインタフェース制御部21は受け取ったコマンドをア
クセッサ制御部24に渡し、アクセッサ制御部24は、ムー
ブコマンドのパラメータが指定する移動元と移動先のア
ドレスにより、アクセッサ3を制御して、ドライブ12に
位置付けさせ、光ディスクカートリッジ51を取り出させ
ると、格納棚15の指定されたセルの位置に運搬させて格
納させる。
【0026】そして、この移動が完了すると、ホスト18
にムーブコマンドの終了を報告する。又、ホスト18が、
ドライブ12がレディ状態となったことを報告された時、
SCSIインタフェース制御部21に対して、例えばライ
トコマンドを送出した場合、ライトコマンドのパラメー
タには、光ディスクカートリッジ51の何処のアドレスか
ら、データを何ブロック書込むか指定しており、SCS
Iインタフェース制御部21は受け取ったコマンドをドラ
イブ制御部28に渡し、ドライブ制御部28はドライブ12に
対し、指定されたアドレスにヘッドを位置付けするよう
に指示する。
【0027】そして、SCSIインタフェースバス19を
経てホスト18からデータを送出させると、SCSIイン
タフェース制御部21を経て入力するデータを、バッファ
メモリ22に格納させる。
【0028】ドライブ制御部28はドライブ12を制御し
て、ヘッドを指定されたアドレス、即ち、指定されたト
ラックの指定されたセクタに位置付けさせると、バッフ
ァメモリ22から読みだされたデータを光ディスクカート
リッジ51の指定されたセクタから順次書込ませる。
【0029】ドライブ制御部28は指定されたブロック数
のデータを書き込むと、ホスト18にライトコマンドの終
了を通知する。ライトコマンドの終了を通知されたホス
ト18は、SCSIインタフェース制御部21に対し、ドラ
イブ12にセットされている光ディスクカートリッジ51の
取り出しを可能にするデスマウントコマンドを送出す
る。
【0030】尚、ドライブ13に光ディスクカートリッジ
51がセットされた場合も同様である。従来のライブラリ
装置では上記のように主にホスト側からのコマンドで処
理を行っていた。例えば、上記動作説明で述べたよう
に、ドライブ内の光ディスクカートリッジ51を格納棚15
または媒体投入口14へ移動させるために、ドライブから
媒体を排出するコマンド(UNLOAD)を発行し、このコマ
ンドが正常終了ならば次にアクセッサを移動させるコマ
ンド(MOVE MEDIUM )を発行し、アクセッサを目的の位
置まで移動させ、媒体を獲得し、媒体を格納棚または投
入口へ移動させていた。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】従って、媒体を排出す
るコマンドが発行されたあとは媒体を移動させるコマン
ドが発行されることは必然であっても、コマンドが来る
まではアクセッサは何ら動作せず、次に発行される移動
コマンドによって初めて動作を開始するようになってい
た。
【0032】また、アクセッサがドライブに記憶媒体の
ローディングに失敗した場合には、ローディングをリト
ライするのが処理として当然であるにもかかわらず、リ
トライのためにアクセッサをドライブ前に移動させてお
くこともなされていなかった。
【0033】又、媒体投入口に記憶媒体が投入された場
合にはその記録媒体を格納棚やドライブに移動させるの
が処理として当然であるにもかかわらず、搬送のために
アクセッサを媒体投入口前に移動させておくこともなさ
れていなかった。
【0034】本発明はこのような点にかんがみて、ドラ
イブに対するコマンドの内容をアクセッサに通知して必
要な動作を予め行わせ動作時間を短縮する手段を提供す
ることを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成されたライブラリ装置によって解決される。図1
は、第一の発明の原理図である。 (1) 記憶媒体11を搭載して読み書きを行いかつ前記記
憶媒体11をドライブ12から排出することができるドライ
ブ12と、前記ドライブ12を制御するドライブ制御部28
と、前記記憶媒体11を格納する媒体格納部と前記ドライ
ブ12と前記記憶媒体11をライブラリ装置20に投入排出す
る媒体投入口との間で前記記憶媒体11を搬送するアクセ
ッサ3 と、前記アクセッサ3 を制御するアクセッサ制御
部24と、を有するライブラリ装置20において、前記アク
セッサ制御部24が前記ドライブ制御部28へアクセッサ3
の状態を報告する状態通知手段R と、前記ドライブ制御
部28から前記アクセッサ制御部24へ前記アクセッサ3 を
前記ドライブ12の前に移動させる媒体移動要求手段P と
を設け、ドライブ外への記憶媒体の排出コマンドを前記
ドライブ制御部28が受け取った時に次コマンドの実行に
先立って前記アクセッサ3 を前記ドライブ12の前に移動
させるように構成する。 (2) 記憶媒体11を搭載して読み書きを行いかつ前記記
憶媒体11をドライブ12から排出することができるドライ
ブ12と、前記ドライブ12を制御するドライブ制御部28
と、前記記憶媒体11を格納する媒体格納部と前記ドライ
ブ12と前記記憶媒体11をライブラリ装置20に投入排出す
る媒体投入口との間で前記記憶媒体11を搬送するアクセ
ッサ3 と、前記アクセッサ3 を制御するアクセッサ制御
部24と、を有するライブラリ装置20において、ドライブ
制御部28内に前記記憶媒体11の前記ドライブ12へのロー
ディング状態通知手段27と、前記アクセッサ制御部24が
前記ドライブ制御部28へアクセッサ3の状態を報告する
状態通知手段R と、前記ドライブ制御部28から前記アク
セッサ制御部24へ前記アクセッサ3 を前記ドライブ12の
前に移動させる媒体移動要求手段P とを設け、前記ロー
ディング状態通知手段27によりローディングミスの通知
があった時は、次コマンドの実行に先立って前記アクセ
ッサ3 を前記ドライブ12の前に移動させるように構成す
る。 (3) 記憶媒体11を搭載して読み書きを行いかつ前記記
憶媒体11をドライブ12から排出することができるドライ
ブ12と、前記ドライブ12を制御するドライブ制御部28
と、前記記憶媒体11を格納する媒体格納部15と前記ドラ
イブ12と前記記憶媒体11をライブラリ装置20に供給排出
する媒体投入口14との間で前記記憶媒体11を搬送するア
クセッサ3 と、前記アクセッサ3 を制御するアクセッサ
制御部24と、を有するライブラリ装置20において、前記
媒体投入口14に記憶媒体11が投入されたことを検知する
検知手段23を設け、前記検知手段23によって前記記憶媒
体11の投入が検出された時、次コマンドの実行に先立っ
て、アクセッサ3 を前記媒体投入口14に移動させるよう
に構成する。
【0036】
【作用】
(1) ドライブ12と、ドライブ制御部28と、アクセッサ3
と、アクセッサ制御部24と、を有するライブラリ装置に
おいて、ドライブ制御部28からアクセッサ制御部24へ排
出コマンドの受信を通知する媒体移動要求手段P と、前
記アクセッサ制御部24が前記ドライブ制御部28へアクセ
ッサ3 の状態を報告する状態通知手段R とを設ける。
【0037】ドライブ外への記憶媒体の排出コマンドを
前記ドライブ制御部28が受け取った時に前記状態通知手
段R を参照してアクセッサ3 がレディ状態のときは、次
コマンドに先立ってアクセッサ制御部24に対して前記ア
クセッサ3 を前記ドライブ12の前に移動させるよう媒体
移動要求手段P により通知する。
【0038】媒体移動要求手段P により通知を受け取っ
たアクセッサ制御部24は、前記アクセッサ3 を前記ドラ
イブ12の前に移動させる。これにより次にホスト18から
来るであろう移動コマンドを予測することになり、その
記憶媒体11を前記ドライブ12から移動させる次の移動コ
マンドにおける前記アクセッサ3 の動作時間を短縮する
ことができる。 (2) ドライブ12と、ドライブ制御部28と、アクセッサ3
と、アクセッサ制御部24と、を有するライブラリ装置に
おいて、ドライブ制御部28内に記憶媒体11のドライブ12
へのローディング状態を通知するローディング状態通知
手段27と、前記アクセッサ制御部24が前記ドライブ制御
部28へアクセッサ3 の状態を報告する状態通知手段R
と、前記ドライブ制御部28から前記アクセッサ制御部24
へ前記アクセッサ3 を前記ドライブ12の前に移動させる
媒体移動要求手段P とを設ける。
【0039】ドライブ12から記憶媒体のローディングの
後、ローディング状態通知手段27からの通知により、ロ
ーディングに失敗したと判断する。そこで、次コマンド
に先立って前記状態通知手段R を参照しアクセッサ3 が
レディ状態であるときは、アクセッサ制御部24に対して
前記アクセッサ3 を前記ドライブ12の前に移動させるべ
く媒体移動要求信号P により通知する。
【0040】通知を受け取ったアクセッサ制御部24は、
前記アクセッサ3 を前記ドライブ12の前に移動させる。
これにより次にホスト18から来るであろう移動コマンド
を予測することになり、その記憶媒体11を前記ドライブ
12から移動させる次の移動コマンドにおける前記アクセ
ッサ3 の動作時間を短縮することができる。 (3) ドライブ12と、ドライブ制御部28と、アクセッサ3
と、アクセッサ制御部24と、を有するライブラリ装置に
おいて、前記媒体投入口14に記憶媒体11の投入をアクセ
ッサ制御部24に通知する検知手段23を設ける。
【0041】記憶媒体11を媒体投入口14から投入する際
に前記検知手段23によって前記記憶媒体11の投入を検出
して、次コマンドに先立って前記アクセッサ3 を前記媒
体投入口14に移動させておく。これにより次にくるであ
ろう媒体を媒体投入口14から移動させる命令の動作時間
を短縮することができる。
【0042】
【実施例】図2は本発明の一実施例のライブラリ装置の
構成図である。図において17はタイマであって、光デ
ィスクカートリッジ51のローディングにかかる所定の時
間を計時するものである。23は検知手段であって、媒
体投入口14に記憶媒体が投入されたことを検出してアク
セッサ制御部24に通知するものである。
【0043】Pは媒体移動要求信号であって、ドライブ
制御部28からアクセッサ制御部24に出される機番を指定
したドライブの前にアクセッサ3 を移動させる信号であ
る。Rは状態通知信号であって、アクセッサ制御部24か
らドライブ制御部28へアクセッサ3 がレディ状態か否か
を示す信号である。その他、図8と同一の符号は同一物
を示す。
【0044】第一の発明、第二の発明、第三の発明とも
図2の構成で実現される。以下に実施例を逐次説明す
る。 (1) 記憶媒体排出時の処理に関する第一の発明の実施
例。
【0045】図3は第一の発明の実施例の制御フローチ
ャートである。以下、図3に従って説明する。先ずステ
ップ1 で、ドライブ制御部28にホスト18から媒体排出コ
マンド(START/STOP UNITコマンド) がくると、ドライブ
制御部28はアクセッサ制御部24から来る状態通知信号R
により、アクセッサ3 の状態を調べる。
【0046】ステップ2 で状態通知信号R により動作可
能であれば、ステップ3 へ進み、動作不可能であればス
テップ11に進む。ステップ3 でドライブ制御部28はアク
セッサ制御部24に媒体移動要求信号P を送る。信号の中
にはドライブの機番も含まれる。
【0047】ステップ4 でアクセッサ制御部24はアクセ
ッサ3 を指定された機番のドライブであるドライブ12の
前に移動させる。ステップ5 でアクセッサ制御部24は移
動完了通知をドライブ制御部28に行う。
【0048】ステップ6 でドライブ制御部28はドライブ
12に媒体排出命令を出す。ステップ7 でドライブ12はロ
ーディングされている光ディスクカートリッジ51を排出
する。
【0049】ステップ8 でドライブ12は排出完了通知を
ドライブ制御部28に出す。ステップ9 でドライブ制御部
28はホスト18にコマンド完了通知を出す。これで媒体排
出コマンド(START/STOP UNITコマンド) が終了する。
【0050】又、アクセッサが動作不可能の場合はステ
ップ10に進む。ステップ10ではドライブ制御部28はドラ
イブ12に媒体排出命令を出す。ステップ11でドライブ12
はローディングされている光ディスクカートリッジ51を
排出する。
【0051】ステップ12でドライブ12は排出完了通知を
ドライブ制御部28に出す。ステップ13でドライブ制御部
28はホスト18にコマンド完了通知を出す。この場合は次
にホスト18が媒体移動コマンドを出したとき、ライブラ
リ装置20ではアクセッサ3 をドライブ12の前に移動させ
る時間がかかることになる。次のホスト18の媒体移動コ
マンドによりアクセッサ制御部24がアクセッサ3 をドラ
イブ12前に移動させ、光ディスクカートリッジ51を獲得
し、格納棚15または媒体投入口14へ移動させる。
【0052】従って、アクセッサ3 がレディ状態のとき
はアクセッサ3 の移動時間が短縮できる。 (2) 記憶媒体のローディングに失敗したリカバリ処理の
第二の発明の実施例。
【0053】アクセッサ3 が媒体をドライブ12に押し込
むとドライブ12内のセンサが感知してドライブ制御部28
が光ディスクカートリッジ51をドライブ12内に取り込も
うとする。この時正常に取り込めなかった場合ドライブ
12から光ディスクカートリッジ51を排出する。この様な
場合には、もう一度、光ディスクカートリッジ51を押し
込むためにアクセッサ3 をドライブ12の前に移動させな
けれはならない。
【0054】この動作をドライブ制御部28が光ディスク
カートリッジ51のローディングに失敗した事を感知した
場合にアクセッサ制御部24にアクセッサ3 をドライブ12
前に移動させる要求をだし、アクセッサ3 を移動させ、
その後ホスト18から光ディスクカートリッジ51の再度の
押し込み要求で光ディスクカートリッジ51をドライブ12
に押し込む。
【0055】図4は第二の発明の実施例の制御フローチ
ャートである。図に従って動作を説明する。先ずステッ
プ14でドライブ12から光ディスクカートリッジ51がロー
ディングされる通知が来る。
【0056】ステップ15でドライブ制御部28はタイマ17
を起動させて所定時間の経過を調べる。ステップ16で所
定時間経過したときはステップ20に進み、経過しないと
きはステップ18に進む。
【0057】ステップ17で光ディスクカートリッジ51の
ローディングが完了したときはドライブ12はローディン
グ完了通知をドライブ制御部28に送る。ステップ18では
ローディング完了通知の有無を調べ、通知のあった時は
ステップ19に進み、ないときはステップ16に進む。
【0058】ステップ19では光ディスクカートリッジ51
のローディングが完了し時間監視の必要がなくなったの
で時間監視を中止して制御を終了する。時間監視を開始
してローディング完了通知が所定時間内にこなかったと
きはローディングが失敗したと判断し、ステップ20に進
み、再ローディングのための動作を開始する。これまで
の動作がローディング状態通知手段27に相当する。ロー
ディング状態通知手段の構成は本実施例に限ることなく
ドライブ12からの読出信号の存在等多様な手段があり得
る。
【0059】ステップ20ではドライブ制御部28はアクセ
ッサ制御部24から来る状態通知信号R により、アクセッ
サ3 の状態を調べる。ステップ21で状態通知信号R によ
り動作可能であれば、ステップ22へ進み、動作不可能で
あれば動作を終了する。
【0060】ステップ22でドライブ制御部28はアクセッ
サ制御部24に媒体移動要求信号P を送る。信号の中には
ドライブの機番も含まれる。ステップ23でアクセッサ制
御部24はアクセッサ3 を指定された機番のドライブであ
るドライブ12の前に移動させる。
【0061】ステップ24でアクセッサ3 はアクセッサ制
御部24に移動完了通知を出して、アクセッサ制御部24は
ドライブ制御部28に完了報告をする。このようにホスト
18から光ディスクカートリッジ51の再度の押し込み要求
が来る前に予めアクセッサ3 をドライブ12の前に移動さ
せておくことによって再度の押し込み要求の動作時間を
短縮させることができる。 (3) 媒体を投入口から挿入する第二の発明の実施例。
【0062】光ディスクカートリッジ51が媒体投入口14
に挿入されると媒体投入口14の検知手段23からアクセッ
サ制御部24に媒体投入信号がくる。アクセッサ制御部24
がアクセッサ3 を媒体投入口14へ移動させておき、ホス
ト18へ光ディスクカートリッジ51の投入を通知する。そ
こでホスト18は光ディスクカートリッジ51をドライブ12
または格納棚15へ移動させる要求をだす。
【0063】図5は第三の発明の実施例の制御フローチ
ャートである。図に従って動作を説明する。先ずオペレ
ータがライブラリ装置20の媒体投入口14に光ディスクカ
ートリッジ51を挿入する。
【0064】ステップ24で媒体投入口14に設けられた検
知手段23が、媒体投入検出信号をアクセッサ制御部24に
送出する。ステップ25でアクセッサ制御部24はアクセッ
サ3 を媒体投入口14に移動させる。
【0065】ステップ26でアクセッサ3 は移動を完了し
てアクセッサ制御部24に完了報告を出す。ステップ27で
アクセッサ3 の移動が完了したのちアクセッサ制御部24
はホスト18に光ディスクカートリッジ51がライブラリ装
置20の媒体投入口14に投入された通知を行う。
【0066】ステップ28でホスト18は媒体移動コマンド
(MOVE MEDIUM) を発行して投入された光ディスクカート
リッジ51を媒体投入口14から必要な格納棚15又はドライ
ブ12,13 に移動させる。
【0067】ステップ29でコマンドを受け取ったアクセ
ッサ制御部24はすでにアクセッサ3を媒体投入口14に移
動させているので、メカニカルハンドで光ディスクカー
トリッジ51を保持し、媒体投入口14から必要な格納棚15
又はドライブ12,13 に移動させる。
【0068】上記のようにアクセッサ3 を予め媒体投入
口14に移動させているので次の媒体移動コマンドの動作
時間を短縮することができる。上記説明で明白なように
本発明は記憶媒体の如何にかかわらず応用できるもので
ある。
【0069】また、本実施例ではSCSIインタフェー
スとしてはアクセッサとドライブを1つの単位として説
明したが、アクセッサとドライブが別の論理ユニットで
あっても本発明を適用できる。この場合の構成例を図6
に示す。この構成においては、SCSIインタフェース
制御部をアクセッサとドライブと別々に設けた構成であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば次のコマンドが来る前に予め予想される個所に
アクセッサを移動させておくことによって、次のコマン
ドの動作時間を短縮させ、大容量のライブラリ装置の性
能を向上させる、という著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の一実施例のライブラリ装置の構成図
【図3】 第一の発明の実施例の制御フローチャート
【図4】 第二の発明の実施例の制御フローチャート
【図5】 第三の発明の実施例の制御フローチャート
【図6】 本発明の別の実施例のライブラリ装置の構成
【図7】 ドライブに関するコマンドの一例
【図8】 アクセッサに関するコマンドの一例
【図9】 従来のライブラリ装置の構成図
【図10】 ライブラリ装置の機構構成図
【符号の説明】
3 アクセッサ 11 記憶媒体 12,13 ドライブ 14 媒体投入口 15 格納棚 17 タイマ 18 ホスト 19 SCSIインタフェースバス 20 ライブラリ装置 21 SCSIインタフェース制御部 22 バッファメモリ 23 検知手段 24 アクセッサ制御部 27 ローディン
ク状態通知手段 28 ドライブ制御部 51 光ディスクカートリッジ P 媒体移動要求信号 R 状態通知信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体(11)を搭載して読み書きを行い
    かつ前記記憶媒体(11)をドライブ(12)から排出すること
    ができるドライブ(12)と、前記ドライブ(12)を制御する
    ドライブ制御部(28)と、前記記憶媒体(11)を格納する媒
    体格納部(15)と前記ドライブ(12)と前記記憶媒体(11)を
    ライブラリ装置(20)に供給排出する媒体投入口(14)との
    間で前記記憶媒体(11)を搬送するアクセッサ(3) と、前
    記アクセッサ(3) を制御するアクセッサ制御部(24)と、
    を有するライブラリ装置(20)において、 前記アクセッサ制御部(24)が前記ドライブ制御部(28)へ
    アクセッサ(3) の状態を報告する状態通知手段(R) と、
    前記ドライブ制御部(28)から前記アクセッサ制御部(24)
    へ前記アクセッサ(3) を前記ドライブ(12)の前に移動さ
    せる媒体移動要求手段(P) とを設け、 ドライブ外への記憶媒体の排出コマンドを前記ドライブ
    制御部(28)が受け取った時には次コマンドの実行に先立
    って前記アクセッサ(3) を前記ドライブ(12)の前に移動
    させることを特徴とするライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 記憶媒体(11)を搭載して読み書きを行い
    かつ前記記憶媒体(11)をドライブ(12)から排出すること
    ができるドライブ(12)と、前記ドライブ(12)を制御する
    ドライブ制御部(28)と、前記記憶媒体(11)を格納する媒
    体格納部(15)と前記ドライブ(12)と前記記憶媒体(11)を
    ライブラリ装置(20)に供給排出する媒体投入口(14)との
    間で前記記憶媒体(11)を搬送するアクセッサ(3) と、前
    記アクセッサ(3) を制御するアクセッサ制御部(24)と、
    を有するライブラリ装置(20)において、 ドライブ制御部(28)内に前記記憶媒体(11)の前記ドライ
    ブ(12)へのローディング状態通知手段(27)と、前記アク
    セッサ制御部(24)が前記ドライブ制御部(28)へアクセッ
    サ(3) の状態を報告する状態通知手段(R) と、前記ドラ
    イブ制御部(28)から前記アクセッサ制御部(24)へ前記ア
    クセッサ(3) を前記ドライブ(12)の前に移動させる媒体
    移動要求手段(P) とを設け、 前記ローディング状態通知手段(27)によりローディング
    ミスの通知があった時は、次コマンドの実行に先立って
    前記アクセッサ(3) を前記ドライブ(12)の前に移動させ
    ることを特徴とするライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 記憶媒体(11)を搭載して読み書きを行い
    かつ前記記憶媒体(11)をドライブ(12)から排出すること
    ができるドライブ(12)と、前記ドライブ(12)を制御する
    ドライブ制御部(28)と、前記記憶媒体(11)を格納する媒
    体格納部(15)と前記ドライブ(12)と前記記憶媒体(11)を
    ライブラリ装置(20)に供給排出する媒体投入口(14)との
    間で前記記憶媒体(11)を搬送するアクセッサ(3) と、前
    記アクセッサ(3) を制御するアクセッサ制御部(24)と、
    を有するライブラリ装置(20)において、 前記媒体投入口(14)に記憶媒体(11)が投入されたことを
    検知する検知手段(23)を設け、 前記検知手段(23)によって前記記憶媒体(11)の投入が検
    知された時次コマンドの実行に先立って前記アクセッサ
    を前記媒体投入口(14)に移動させることを特徴とするラ
    イブラリ装置。
JP6010720A 1994-02-02 1994-02-02 ライブラリ装置 Withdrawn JPH07220374A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10228352A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Fujitsu Ltd ライブラリ装置を論理的に分割して制御するライブラリ制御装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10228352A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Fujitsu Ltd ライブラリ装置を論理的に分割して制御するライブラリ制御装置および方法

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