JPH076477A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH076477A
JPH076477A JP14242193A JP14242193A JPH076477A JP H076477 A JPH076477 A JP H076477A JP 14242193 A JP14242193 A JP 14242193A JP 14242193 A JP14242193 A JP 14242193A JP H076477 A JPH076477 A JP H076477A
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Masaki Otsuka
正起 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶装置に関し、上位装置との間のインタフ
ェースバスの使用効率を高めることを目的とする。 【構成】 交換可能な記憶媒体11が投入された時、デ
ータアクセス位置14に移動させるローディング手段1
3と、記憶媒体11の投入を検出する検出手段12と、
記憶媒体11に対するデータの書込み又は読出しを行う
データアクセス手段15と、上位装置17からのデータ
アクセス要求に対する応答と処理を制御する制御手段1
6を設け、検出手段12が記憶媒体11の投入を検出し
た後の上位装置17からのデータアクセス要求に対して
は、データアクセス可能状態を報告しておき、ローディ
ング手段13が記憶媒体11の移動処理を完了させ、デ
ータアクセス手段15が記憶媒体11の記憶する個別情
報を読出した結果が正常である場合、上位装置17が続
いて送出したデータの書込み又は読出し処理を伴うデー
タアクセス要求を実行するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記憶媒体が交換可能な記
憶装置に係り、特に投入された該記憶媒体を移動してデ
ータアクセス位置にセットするローディング機能を有す
る場合、該記憶媒体の投入を検出した時にデータアクセ
ス可能を報告して上位装置との間のインタフェースバス
の使用効率を向上させる記憶装置に関する。
【0002】記憶媒体が交換可能な記憶装置としては、
現在磁気テープ装置及び光ディスク装置があるが、これ
らの記憶装置をデータの書込み又は読出し装置として使
用する大容量記憶装置では、磁気テープ媒体又は光ディ
スク媒体を記憶媒体として複数のセルと呼ばれる格納場
所に保管しており、上位装置が指定する記憶媒体をアク
セッサと呼ばれる運搬装置によって、セルから記憶装置
へ運搬させ、データの書込み又は読出しが完了して不要
となった記憶媒体は、再びアクセッサによって記憶装置
からセルへ運搬されている。
【0003】従って、これらの記憶装置はアクセッサが
投入した記憶媒体をデータアクセス位置、即ち、データ
の書込み又は読出しを行う位置まで移動させ、データの
書込み又は読出しが完了した記憶媒体をアクセッサが受
け取れる位置に戻すローディング機能を備えている。
【0004】ところで、上位装置はアクセッサの運搬完
了を報告されると、所定の時間間隔で記憶装置にデータ
アクセス準備完了を問い合わせるポーリングによる監視
を行うが、ローディング機能によってデータアクセス準
備完了まで数秒を要するものがあり、この間上位装置は
ポーリング動作を繰り返すため、インタフェースバスが
占有されて処理効率が低下するが、このような状態は改
善されることが必要である。
【0005】
【従来の技術】一般的に光ディスク装置は、光ディスク
が投入されると、ローディング機構が機械的に光ディス
クをスピンドルモータで回転させる位置まで移動するロ
ーディングと呼ばれる処理を行い、このローディングが
完了すると、スピンドルモータを回転させて、所定の回
転数に達すると、この回転数を維持する。
【0006】そして、その後ヘッドを光ディスクの所定
の位置に位置付けし、光ディスクの容量、フォーマット
の種類、交代処理情報等の媒体個別情報を読出し、正し
かったらデータアクセス可能状態となる。
【0007】従って、このデータアクセス可能状態とな
る前に、上位装置からデータアクセス要求が来た場合
は、エラーを応答し、データアクセスが可能で無いこと
を通知する。
【0008】図6は大容量記憶装置の一例を説明する図
である。図6(A) は大容量記憶装置10の上面図で、図
6(B) は大容量記憶装置10の側面図である。
【0009】1は複数の光ディスク5を夫々格納する複
数のセル6を収容した棚を、各棚の一つのセルが一列に
並ぶように複数段積み重ねた円筒型の回転自在な収容棚
を構成するセルドラムである。
【0010】2はセルドラム1の一列のセル列に対応し
て配置され、光ディスク5がセル6に存在するか否かを
検出すると共に、データアクセスを行う光ディスク装置
7,8とセル6の間で光ディスク5の運搬を行うアクセ
ッサである。
【0011】3は光ディスク5を運搬するメカニカルハ
ンドであり、4は光ディスク5を把持するアームであ
る。5は光ディスクであり、6はセルであり、7,8は
光ディスク装置である。
【0012】9はオペレータが光ディスク5を大容量記
憶装置10に格納したり、光ディスク5を取り出したり
する際に開閉させる扉で、一列のセル列に対してのみ光
ディスク5の格納又は取り出しを可能とする幅を持つ。
【0013】大容量記憶装置10はセルドラム1を矢印
A又はBの方向に回転させ、運搬を指定された光ディス
ク5の格納されたセル6をアクセッサ2に対向させて停
止させる。
【0014】そして、アクセッサ2のメカニカルハンド
3を矢印C又はDの方向に移動させて、指定された光デ
ィスク5を格納したセル6の位置に位置付けさせると、
メカニカルハンド3のアーム4をセル内に挿入して、光
ディスク5を把持させ、セル6から光ディスク5を引き
出させると、データアクセスを行う光ディスク装置7又
は8に運搬して投入する。
【0015】光ディスク装置7又は8は、前記の如く投
入された光ディスク5をローディングし、データアクセ
ス可能状態となると、上位装置のデータアクセス要求に
応じて光ディスク5に対するデータの書込み又は読出し
を行う。
【0016】そしてこのデータアクセスが完了すると、
上位装置からの指示によってメカニカルハンド3のアー
ム4により、光ディスク装置7又は8のローディング機
構が排出する光ディスク5を受取らせると共に、セルド
ラム1を回転させて、空きセル6をアクセッサ2に対向
させた後、メカニカルハンド3を空きセル6の位置に位
置付けさせ、運搬された光ディスク5を格納させる。
【0017】上記の如く、上位装置は先ず最初に光ディ
スク5をセル6から光ディスク装置7又は8まで運搬さ
せるために、大容量記憶装置の制御部にムーブコマンド
を発行する。
【0018】そして、このムーブコマンドが正常に終了
すると、光ディスク装置7又は8に対しデータアクセス
要求を行い、このデータアクセス要求が受付けられるま
でアクセス要求コマンド、例えばデータアクセスが可能
な状態かを問い合わせるテスト・ユニット・レディ・コ
マンドの送出を繰り返す。即ち、ポーリングによる監視
を行う。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図7は従来技術の問題
点を説明する図である。上位装置は図7の(a) に示すタ
イミングで、大容量記憶装置10に対しムーブコマンド
を発行する。
【0020】従って、大容量記憶装置10のアクセッサ
2は、このムーブコマンドが指定するアドレスに基づ
き、図7の(b) に示す時間帯で、図6で説明した如く光
ディスク5の運搬を行い、この光ディスク5を上位装置
から指定された、例えば光ディスク装置7に投入する。
【0021】ここて、大容量記憶装置10のアクセッサ
2は、図7のに示す如く、上位装置に対しムーブコマ
ンド終了を報告する。光ディスク装置7は投入された光
ディスク5をローディングするため、図7の(d) に示す
時間帯において、この光ディスク5を移動し、スピンド
ルモータの回転軸にセットする。
【0022】上位装置は大容量記憶装置10からムーブ
コマンド終了を報告されると、図7のに示す如く、大
容量記憶装置10にデータアクセス要求(例えばテスト
・ユニット・レディ・コマンド)を送出する。
【0023】大容量記憶装置10は、光ディスク5のロ
ーディング中であるため、図7のに示す如く、エラー
を報告してデータアクセス要求の実行が不可能であるこ
とを通知する。
【0024】従って、上位装置は図7の点線の矢印に示
す如く、再びデータアクセス要求を送出し、大容量記憶
装置10は、点線の矢印に示す如くエラーを報告する動
作を繰り返す。即ち、ポーリングによる監視が行われ
る。
【0025】一方、大容量記憶装置10では、スピンド
ルモータの回転軸に光ディスク5がセットされると、図
7の(e) に示す時間帯でスピンドルモータを回転させ、
所定の回転数に達すると、この回転数を維持させる。
【0026】そして、図7の(f) に示す時間帯で光ディ
スク5の個別情報を読取り、正しければ上位装置に対し
データアクセス要求実行可能を通知する。従って、上位
装置は大容量記憶装置10に対し、図7の(c) に示すタ
イミングで、例えばデータの読出しコマンドを発行して
来る。
【0027】大容量記憶装置10の光ディスク装置7
は、データの読出しコマンドを受信すると、図7の(g)
に示す時間帯で、このコマンドが指定するアドレスに光
学ヘッドを位置付けするシーク動作を行い、図7の(h)
で示す時間帯でデータを読出し、上位装置に転送する。
【0028】上記の如く、従来は光ディスク装置7のデ
ータアクセス可能状態を整えている図7の(d) 〜(f) に
示す時間帯において、上位装置は図7のに示す如く、
データアクセス要求の送出を行い、大容量記憶装置10
は図7のに示す如く、エラーを報告するというポーリ
ングによる監視が行われる。
【0029】このように、上位装置と大容量記憶装置1
0との間を接続するインタフェースバスには、データア
クセス要求と、これに対するエラー応答とが頻繁に転送
されるため、インタフェースバスの使用効率が悪いとい
う問題がある。
【0030】本発明はこのような問題点に鑑み、上位装
置から最初のデータアクセス要求があった時、大容量記
憶装置10がデータアクセス可能を報告して、上位装置
のポーリングによる監視を不要として、インタフェース
バスの使用効率向上を実現することを目的としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。記憶装置は、交換可能な記憶
媒体11が投入された時、この記憶媒体11を所定のデ
ータアクセス位置14に移動してセットするローディン
グ手段13と、前記記憶媒体11の投入を検出する検出
手段12と、前記データアクセス位置14にセットされ
た前記記憶媒体11に対するデータの書込み又は読出し
を行うデータアクセス手段15と、上位装置17からの
データアクセス要求に対する応答と処理を制御する制御
手段16とを設けている。
【0032】そして、前記検出手段12が前記記憶媒体
11の投入を検出した後の前記上位装置17からのデー
タアクセス要求に対しては、データアクセス可能状態を
報告しておき、前記ローディング手段13が前記記憶媒
体11を前記データアクセス位置14に移動してセット
する処理を完了させ、前記データアクセス手段15が前
記記憶媒体11の記憶する個別情報を読出した結果が正
常であった場合、前記上位装置17が続いて送出したデ
ータの書込み又は読出し処理を伴うデータアクセス要求
を実行する。
【0033】又、前記ローディング手段13に前記記憶
媒体11が投入されてから、前記データアクセス手段1
5が前記記憶媒体11の記憶する前記個別情報の読出し
を完了するまでの間にエラーが発生した場合と、前記個
別情報を読出した結果が不正常であった場合、前記上位
装置17からのデータの書込み又は読出し処理を伴わな
いデータアクセス要求に対しては、データアクセス可能
状態を応答し、データの書込み又は読出し処理を伴うデ
ータアクセス要求に対しては、エラーを応答する。
【0034】
【作用】上記の如く構成することにより、上位装置17
からのデータアクセス要求に対し、いずれデータアクセ
ス可能状態となると仮定して、データアクセス可能状態
を報告するため、上位装置17はポーリングによる監視
をする必要が無く、インタフェースバスが空き状態とな
るため、この間は上位装置17が他のタスク処理を行う
ことが可能となる。従って、インタフェースバスの使用
効率を高めることが出来る。
【0035】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す回路のブロッ
ク図で、図3は図2の動作を説明するタイムチャートで
ある。
【0036】図6に示す如き構成の大容量記憶装置10
のプロセッサ18は、ROM20に格納されているプロ
グラムを読出して動作する。上位装置17はインタフェ
ース回路19を経て、プロセッサ18に図3(A) の(a)
に示すタイミングでムーブコマンドを発行する。
【0037】従って、プロセッサ18は、このムーブコ
マンドが指定するアドレスに基づき、図3(A) の(b) に
示す時間帯で、図6で説明した如く光ディスク5の運搬
を行い、この光ディスク5を上位装置17から指定され
た、例えば光ディスク装置7に投入する。
【0038】即ち、セル位置検出センサ22が検出する
図6に示すセルドラム1の基準位置からの回転角に基づ
き、指定された図6に示すセル6がアクセッサ2に対向
する位置に到達するように、セルドラム駆動回路23を
経てドラムモータ24を駆動する。
【0039】同時に、プロセッサ18はアクセッサ制御
回路21に指示してアクセッサ2を駆動させ、アクセッ
サ2の図6に示すメカニカルハンド3を指定されたセル
6の位置に位置付けさせる。
【0040】アクセッサ制御回路21は、メカニカルハ
ンド3を指定されたセル6に位置付けすると、前記の如
くアーム4で光ディスク5を把持させ、セル6から引き
出させる。
【0041】そして、光ディスク装置7の位置に運搬さ
せて、光ディスク装置7のローディング機構31に対
し、アーム4から光ディスク5を繰り出させ、この繰り
出し完了をプロセッサ18に報告する。
【0042】従って、プロセッサ18は、図3(A) の
に示す如く、インタフェース回路19を経て上位装置1
7に対しムーブコマンド終了を報告する。光ディスク装
置7のローディング機構31の投入口には、媒体検出セ
ンサ30が設置されており、光ディスク5の投入を検出
すると、ローディング機構31に光ディスク5の投入を
通知するため、ローディング機構31は光ディスク5の
移動を開始する。
【0043】又、媒体検出センサ30は同時に光ディス
ク5の投入をプロセッサ25に通知する。光ディスク装
置7のプロセッサ25はROM34からプログラムを読
出して動作し、光ディスク5の投入が報告されると、R
AM35にデータアクセス可能フラグを設定する。
【0044】又、ローディング機構31は、前記の如く
光ディスク5が投入されると、この光ディスク5を移動
してスピンドルモータ33の回転軸にセットする。この
ローディング機構31は、ステッピングモータ等により
光ディスク5を移動させる電気的な構造のものや、光デ
ィスク5の自重又は投入の際の押し込み力を利用して、
所定の位置まで光ディスク5を移動させる機械的な構造
のものとがあるが、どちらでも良い。
【0045】上位装置17は前記の如く、プロセッサ1
8からムーブコマンド終了を報告されると、図3(A) の
に示す如く、ポーリングによってインタフェース回路
19と26を経てプロセッサ25にデータアクセス要求
(例えばテスト・ユニット・レディ・コマンド)を送出
する。
【0046】プロセッサ25はRAM35のデータアク
セス可能フラグを参照し、このフラグが設定されている
と、図3(A) のに示す如く、データアクセス可能状態
を通知する。
【0047】従って、上位装置17は図3(A) の(c) に
示すタイミングで、例えば、データの読出しコマンドを
発行して来る。一方、光ディスク装置7では、図3(A)
の(d) に示す時間帯でローディング機構31の光ディス
ク5の移動が実行され、スピンドルモータ33の回転軸
に光ディスク5がセットされると、図3(A) の(e) に示
す時間帯でプロセッサ25はモータ駆動回路32を経て
スピンドルモータ33を駆動し、所定の回転数となる
と、この回転数を維持させる。
【0048】そして、図3(A) の(f) に示す時間帯で位
置付け制御回路29を経て光学ヘッド28のアクチュエ
ータを駆動すると共に、対物レンズを駆動して光ディス
ク5の所定のトラックに光ビームを位置付けさせるシー
ク動作を行わせ、このトラックに書込まれている光ディ
スク5の個別情報を、書込み/読出し回路27を経て光
学ヘッド28に読取らせる。
【0049】この個別情報が正しければ、プロセッサ2
5は図3(A) の(g) に示す時間帯で、前記同様シーク動
作を行わせ、図3(A) の(h) に示す時間帯で、前記同様
上位装置17が指定するアドレスからデータを読出させ
て、インタフェース回路26と19を経て上位装置17
に転送する。
【0050】若し、媒体検出センサ30の光ディスク5
の投入の検出により、ローディング機構31が光ディス
ク5の移動開始してから、光ディスク5の個別情報を読
取らせ、チェックする迄の期間で、エラーが発生した場
合と、読出した個別情報が不正常であった場合は、プロ
セッサ25はRAM35にエラー内容の詳細を記憶させ
ると共に、図3(B) のに示すタイミングで、上位装置
17に対し受領済の読出しコマンドに対するエラーを報
告する。
【0051】上位装置17はエラーが報告されたことに
より、図3(B) の(i) に示すタイミングでその詳細内容
の報告を要求する例えばリクエスト・センス・コマンド
を発行する。従って、プロセッサ25は図3(B) のに
示すタイミングで、RAM35からエラー内容の詳細を
読出して転送する。
【0052】本実施例では、図3(A) 及び(B) のに示
す如く、上位装置17からは、テスト・ユニット・レデ
ィ・コマンドが一回送出されるのみであり、これに対し
大容量記憶装置10からも、に示すデータアクセス許
可応答が一回あるのみであるため、図7に示す状態に比
し、上位装置17とインタフェース回路19の間のイン
タフェースバスの占有時間を少なくすることが出来る。
【0053】図4及び図5は図2の動作を説明するフロ
ーチャートである。図4において、上位装置17は、ス
テップ(1) でムーブコマンドを大容量記憶装置10に送
出し、ステップ(2) でこのムーブコマンドが正常に終了
したか調べる。
【0054】大容量記憶装置10は、ステップ(10)でセ
ル6から光ディスク5を光ディスク装置7又は8に運搬
する。従って、光ディスク装置7又は8はステップ(12)
でローディング動作及びスピンドルモータの駆動及び光
ディスク5の個別情報読取りを実行する。
【0055】大容量記憶装置10は、ステップ(11)で運
搬結果を上位装置17に報告する。正常に運搬が実行さ
れると、正常終了が報告されるため、上位装置17はス
テップ(4) でテスト・ユニット・レディ・コマンドを光
ディスク装置7又は8に送出する。
【0056】若し、ステップ(2) で大容量記憶装置10
から運搬結果がエラーであると報告されると、上位装置
17はステップ(3) でエラー処理を行う。ステップ(4)
で光ディスク装置7又は8にテスト・ユニット・レディ
・コマンドが発行されると、光ディスク装置7又は8か
らデータアクセス可能状態が応答されるため、上位装置
17はステップ(5) で正常終了か調べ、正常終了であれ
ばステップ(6) で読出しコマンドを発行する。
【0057】若し、ステップ(4) のテスト・ユニット・
レディ・コマンド発行に対し、光ディスク装置7又は8
からの応答がエラーであった場合、上位装置17はエラ
ーの詳細内容を知るため、ステップ(7) でリクエスト・
センス・コマンドを発行し、ステップ(8) でノットレデ
ィが報告されると、ステップ(4) の処理に戻り、ノット
レディ以外の報告であれば、ステップ(9) でエラー処理
を行う。
【0058】図5において、光ディスク装置7又は8の
プロセッサ25は、ステップ(1) で光ディスク5が投入
されたか監視しており、光ディスク5が投入されると、
ステップ(2) でRAM35にデータアクセス可能フラグ
を設定する。
【0059】続いて、プロセッサ25はステップ(3) で
ローディング動作が開始されると、ステップ(4) でロー
ディング動作終了を監視し、ローディング動作終了によ
り、スピンドルモータ33の回転を開始させ、ステップ
(6) でスピンドルモータ33が所定の回転数に達して安
定したか調べ、安定するとステップ(7) で光ディスク5
の個別情報を読取る。
【0060】従来は、ステップ(2) の処理がステップ
(7) の処理の後で実施されていたため、上位装置17の
ポーリングによる監視が必要であった。
【0061】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明はローディン
グ動作が開始された時点における、データアクセス要求
に対して、データアクセス可能状態を報告するため、従
来のようにポーリングによる監視が不要となる。
【0062】従って、従来のポーリングによる監視時間
帯は、上位装置と大容量記憶装置との間のインタフェー
スバスが空き状態となるため、他のタスク処理に利用す
ることが可能となり、インタフェースバスの使用効率を
高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の一実施例を示す回路のブロック図
【図3】 図2の動作を説明するタイムチャート
【図4】 図2の動作を説明するフローチャート(その
1)
【図5】 図2の動作を説明するフローチャート(その
2)
【図6】 大容量記憶装置の一例を説明する図
【図7】 従来技術の問題点を説明する図
【符号の説明】
1 セルドラム 2 アクセッサ 3 メカニカルハンド 4 アーム 5 光ディスク 6 セル 7、8 光ディスク装置 9 扉 10 大容量記憶装置 11 記憶媒体 12 検出手段 13 ローディング手段 14 データアクセス位置 15 データアクセス手段 16 制御手段 17 上位装置 18、25 プロセッサ 19、26 インタフェース回路 20、34 ROM 21 アクセッサ制御回路 22 セル位置検出センサ 23 セルドラム駆動回路 24 ドラムモータ 27 書込み/読出し回路 28 光学ヘッド 29 位置付け制御回路 30 媒体検出センサ 31 ローディング機構 32 モータ駆動回路 33 スピンドルモータ 35 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換可能な記憶媒体(11)が投入された
    時、該記憶媒体(11)を所定のデータアクセス位置(14)に
    移動してセットするローディング手段(13)と、 該記憶媒体(11)の投入を検出する検出手段(12)と、 前記データアクセス位置(14)にセットされた前記記憶媒
    体(11)に対するデータの書込み又は読出しを行うデータ
    アクセス手段(15)と、 上位装置(17)からのデータアクセス要求に対する応答と
    処理を制御する制御手段(16)と、 を設け、前記検出手段(12)が該記憶媒体(11)の投入を検
    出した後の該上位装置(17)からのデータアクセス要求に
    対しては、データアクセス可能状態を報告しておき、前
    記ローディング手段(13)が該記憶媒体(11)を前記データ
    アクセス位置(14)に移動してセットする処理を完了さ
    せ、前記データアクセス手段(15)が該記憶媒体(11)の記
    憶する個別情報を読出した結果が正常であった場合、該
    上位装置(17)が続いて送出したデータの書込み又は読出
    し処理を伴うデータアクセス要求を実行することを特徴
    とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記記憶装置において、 上記ローディング手段(13)に上記記憶媒体(11)が投入さ
    れてから、上記データアクセス手段(15)が上記記憶媒体
    (11)の記憶する上記個別情報の読出しを完了するまでの
    間にエラーが発生した場合と、該個別情報を読出した結
    果が不正常であった場合、上記上位装置(17)からのデー
    タの書込み又は読出し処理を伴わないデータアクセス要
    求に対しては、データアクセス可能状態を応答し、デー
    タの書込み又は読出し処理を伴うデータアクセス要求に
    対しては、エラーを応答することを特徴とする請求項1
    記載の記憶装置。
JP14242193A 1993-06-15 1993-06-15 記憶装置 Withdrawn JPH076477A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10190364B2 (en) 2012-03-30 2019-01-29 Tachikawa Corporation Horizontal blind and method for manufacturing horizontal blind

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US10190364B2 (en) 2012-03-30 2019-01-29 Tachikawa Corporation Horizontal blind and method for manufacturing horizontal blind

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