JPS63291266A - マルチディスク型光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、複数枚の光ディスクをオートチェンジャに
よってかけ換えるマルチディスク型光ディスク装置に関
し、特に、光ディスクの欠陥部分の交代記録の処理技術
に関する。

従来の技術 従来のマルチディスク型光ディスク装置においては、光
ディスクに情報を記録する際に、欠陥領域があると、そ
こに記録しようとした情報を同一ディスク上に予め定め
である交代領域に記、録するとともに、その交代管理情
報をやはり同一ディスク上に定めである管理情報領域に
記録している。

そして、オートチェンジャによって光ディスク駆動装置
に光ディスクがかけ換えられる毎に、イニシャル処理と
して光ディスクから上記交代管理情報を再生して制御装
置内のメモリに読み込み、その管理情報に基づいて光デ
ィスクにアクセスするためのアドレス管理を行なってい
る。

発明が解決しようとする問題点 オートチェンジャによる光ディスクのかけ換えには一般
に５秒はどの時間がかかり、その上に交代管理情報を読
み込むイニシャル処理を経てからでないと、光ディスク
に実質的なアクセス動作を開始できない。そのために光
ディスク交換時の待ち時間が長くなシ、応答が遅いとい
う問題があった。

この発明は上述した従来の問題点に鑑みなされたもので
くその目的は、光ディスクをかけ換えるごとに交代管理
情報を読み込むという処理を行なわずに、かけ換えられ
た光ディスクにすぐにアクセスできるようにしたマルチ
ディスク型光ディスク装置を提供することにある。

問題点を解決するための手段 そこでこの発明では、光ディスクの欠陥領域の交代領域
として磁気ディスク装置などの別の記憶手段を用いると
ともに、その交代管理情報も上記記憶手段に記録する交
代記録処理手段と、上記記憶手段に記録する交代実体情
報および交代管理情報をバックアップ用の光ディスクに
も転記するバックアップ処理手段とを設けた。

作用 オートチェンジャである光ディスクを駆動装置にセット
するかけ換え動作中に、上記記憶手段からその光ディス
クについての上記交代管理情報と上記交代実体情報を制
御装置に読み込んでおくことができ、光ディスクのかけ
換えが完了すると、すぐにその光ディスクにアクセスす
ることができる０ また、交代管理情報および交代実体情報を上記バックア
ップ用光ディスクに記録しておくことで信頼性が向上す
るとともに、同一構成の別の装置間での光ディスクの着
脱交換を行なった場合も、前記バックアップ用光ディス
クを用いることによシ、必要な交代管理情報と交代実体
情報を別の装置に容易に移すことができる。

実施例 第１図は本発明の一実施例によるマルチディスク型光デ
ィスク装置の概略構成を示すものであって、１は複数枚
の光ディスク２を収納したラック、３ａと３ｂはそれぞ
れ光ディスク２を回転させて情報の記録再生を行なう光
ディスク駆動装置（デツキともいう）、４はラック１と
駆動装置３ａ。

３ｂとの間で光ディスク２の出し入れ交換を行なうオー
トチェンジャ、５は磁気ディスク装置、６は本光ディス
ク装置の全体を制御する制御装置、７ａ〜７ｄは本光デ
ィスク装置のホスト機器の一例としてのワークステーシ
ョンである。

制御装置６は、各ワークステーション７ａ〜７ｄとの間
で制御信号、情報の受は渡しを行なうインターフェイス
部８と、駆動装置３　ａｙ　　３　ｂによる光ディスク
２に対する情報の記録再生動作を制御するとともに情報
の受は渡しを行なうインターフェイス部９と、オートチ
ェンジャ４による光ディスク２のかけ換え動作を制御す
る制御部１０、磁気ディスク装置５を使って光ディスク
２の欠陥領域に対する交代記録の管理を行なう交代管理
部１１と、本制御装置６の全体の動作を統合するシーケ
ンス制御部１２とを備えている。

ワークステーション７８〜７ｄから送られてくる光ディ
スクのアクセス要求はインターフェイス部８で受付けら
れ、シーケンス制御部１２に順番にキーーイングされ、
各アクセス要求が順次実行される。

この実施例においては、２台ある駆動装置３ａ。

３ｂのうちの一方３ｂには、通常は前記バックアップ用
光ディスク１３が常時がけられておシ、ワークステーシ
ョン７ａ〜７ｄからのアクセス要求は駆動装置３ａによ
って実行される。

第２図に同上装置の動作の概要を示している。

情報記録のアクセス要求があるとステップ１００→２０
０→３００と進み、該当光ディスク２を駆動装置３ａに
セットし、ステップ３１０→３１１にて情報の記録と交
代処理を行なう。つまり、光ディスク２に欠陥領域があ
った場合、そこに記録しようとした情報を磁気ディスク
装置５に記録するとともに（これが交代実体情報である
）、その交代管理情報も磁気ディスク装置５に記録する
。さらにステップ３１０→３１１と並行してステップ３
２０→３２１ヲ実行し、駆動装置３ｂにセットしたパル
アップ用光ディスク１３に上記の交代実体情報と交代管
理情報とを記録する。

また、情報再生のアクセス要求があると、ステップ１０
０→２００→４１０と進み、該当の光ディスク２を駆動
装置３ａにセットする。このステップ４１０の動作中、
すなわちオートチェンジャ４による光ディスク２のかけ
換え動作中に同時にステップ４２０を実行し、セットし
ようとしている光ディスク２の交代管理情報を磁気ディ
スク装置５から交代管理部１１に読み込んでおく。そし
て光ディスク２が駆動装置３ａにセットされたなら、ス
テップ４３０でその光ディスク２にアクセスして情報を
再生する０ なお、シーケンス制御部１２はワークステーション７ａ
〜７ｄからのアクセス要求のキューが一定数以上たまる
と、駆動装置３ｂをバックアップ専用にせず、一般のア
クセス要求の実行用として使用する。その間に交代処理
が行なわれても同時処理によるバックアップ記録は行な
わず、アクセス要求が減った段階でバックアップ用光デ
ィスク１３を駆動装置３ｂにセットし、磁気ディスク装
置５から所要の情報を光ディスク１３に転記する。

また、バンクアップ用光ディスク１３の欠陥領域に対す
る交代処理は行なわず、例えば、同一の情報を５回記録
する方式とする。

また、ラック１の光ディスク２の一部を他の同一構成の
装置に移す場合、バックアップ用光ディスク１３を使っ
て移転する光ディスク２の交代管理情報と交代実体情報
とを移転先に移すことができる。

発明の効果 以上詳細に説明したように、この発明に係るマルチデツ
キ型光ディスク装置にあっては、個々の光ディスクの交
代管理情報と交代実体情報とを磁気ディスク等の別の記
憶手段に記録しであるので、光ディスクをオートチェン
ジャでかけ換えている間にその交代管理情報を制御装置
に読み込むことができ、かけ換え完了と同時にアクセス
することができ、応答性が向上する。

また、交代管理情報と交代実体情報とをバンクアップ用
光ディスクにも記録しであるので、信頼性が向上すると
いうだけでなく、同一構成の他の装置に光ディスクを移
転する場合に、その交代管理情報と交代実体情報とを上
記バックアップ用光ディスクを使って簡単に移転させる
ことができ、これにより融通性、汎用性のあるシステム
を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるマルチディスク型光デ
ィスク装置の概略構成を示すブロック図、第２図は同上
装置の動作の概要を示すフローチャートである。 １・・・ランク、２・・・光ディスク、３ａ、３ｂ・・
・光ディスク駆動装置、５・・・磁気ディスク装置、６
・・・制御装置、７ａ〜７ｄ・・・ワークステーション
、１３・・・バックアンプ用光ディスク 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｌ１
図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数枚の光ディスクを収納したラックと、光ディスクに
   対して情報の記録・再生を行なう光ディスク駆動装置と
   、上記ラックと上記駆動装置との間で光ディスクの出し
   入れ交換を行なうオートチェンジャと、光ディスクとは
   別の媒体を用いた記憶手段と、光ディスクの欠陥領域の
   交代領域として上記記憶手段を用いるとともに、その交
   代管理情報も上記記憶手段に記録する交代記録処理手段
   と、上記記憶手段に記録する交代実体情報および交代管
   理情報をバックアップ用の光ディスクにも転記するバッ
   クアップ処理手段とを備えたマルチディスク型光ディス
   ク装置。