JPH01273262A - 記憶媒体交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の記憶媒体を交換しながらデツキ装置に
かけて再生あるいは記録を行うのに利用される媒体交換
装置に関する。

従来の技術 従来のこの種の装置は、第４図に示すように、記憶媒体
である複数の光ディスクＩＯをスロットに収納する収納
装置（ランク）２０と、上記光ディスク１０の再生ある
いは記録を行うデツキ装置間と、上記収納装置加と上記
デツキ装置間との間で光ディスク１０を移動させる媒体
交換機構装置４０と、全体の動作を制御する制御装置間
とを有し、光ディスク１０を交換しながらデツキ装置間
にかけることによって、ホスト装置１０２から要求され
たデータの再生あるいはホスト装置１０２から送られて
くるデータを記録することが行なわれていた（たとえば
、特開昭６２−１０９２５３号公報参照）。

ここで、デツキ装置Ｉは３０ａと３０ｂの２台が設けら
れている。各デツキ装置３０　ａ　＋　３０　ｂはそれ
ぞれ、デツキ制御装置３１の制御下でデータの再生ある
いは記録を行う。

媒体交換機構装置４０は、光ディスク１０を把持するフ
ィンガ一部４１、このフィンガ一部４１を移動および旋
回運動させる移動機構部４２、この移動機構部４２を駆
動する駆動部４３などによって構成される。

制御装置５０は媒体検索手段５３を有し、この検索手段
５３を使って光ディスクの検索および交換機構装置・１
０の制御などを行う。

さらに、上述した記憶媒体交換装置１０１は、再生また
は記録されたデータに異常が発生したか否かを検出する
エラー検出機能を有し、異常が発生したときには、その
旨をホスト装置１０２へ伝達するように構成されている
（たとえば、特開昭６１１４４７７７号公報参照）。

第５図は上述した記憶媒体交換装置１０１にデータの再
生を行わせる場合の動作フローチャートを示す。

同図に示すように、まず、ホスト装置１０２から文書等
の情報ファイルを指定する管理番号が送られてくると、
この管理番号から該当する情報が記録されている光ディ
スクの番号を検索し、さらにこの検索された番号から該
当する光ディスクが収納されているスロットの番号を検
索する（ＳＬ。

Ｓ２）。

次に、検索された番号のスロットから光ディスクを取り
出し、これを２台のデツキ装置３０ａ、３０ｂのいずれ
か空いている方に装着する（Ｓ３．Ｓ４）。このとき、
２台のデツキ装置３０ａ、３０ｂのどちらも光ディスク
が装着されていて塞がっていた場合には、使用頻度の少
ない方から光ディスクを取り出してデツキ装置を空ける
（Ｓ６）。デツキ装置を空けるために取シ出した光ディ
スクは元のスロットに戻される（Ｓ７）。

この後、装着された光ディスクの再生を行う（Ｓ５）。

再生されたデータは上記ホスト装置１０２へ伝送される
。

ここで、再生されたデータに異常があった場合には、そ
の旨をホスト装置１０２へ伝達するとともに、再生動作
を中止してホスト装置１０２からの指令を待つ待機状態
に移行する。

この場合、ホスト装置１０２側では、Ｏ８（オペレーテ
ィング・システム）の判断によって再試行を何度か繰り
返し、それでも異常状態が解消されなかったならば、異
常が発生した旨を表示して上記装置１０２へのアクセス
を中止する。

発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成によれば、異常が発生しても、その
異常の原因を解消するのに有効な情報を得ることはでき
ず、このことがこの種の装置における異常の再発防止対
策を困難にしている、という問題があった。

上述の問題は以下の理由で生じる。

すなわち、再生あるいは記録時データの異常は、記憶媒
体である光ディスクの異常に原因して生じるほかに、デ
ツキ装置の異常に原因して生じる場合もある。

ここで厄介なのは、その２つの異常原因によってもたら
される結果の区別がつきにくいということである。たと
えば、光ディスクに異常があると、その異常によって再
生データにエラーが生じるが、このエラーはデツキ装置
の故障によっても同じように生じることがある。反対に
、デツキ装置の故障によって生じるエラーは、光ディス
クの異常によっても同じように生じることがある。

このため、異常が発生しても、その異常の内容からだけ
では、原因が光ディスクにあるのかデツキ装置にあるの
かを的確に区別することができない。仮に区別すること
ができたとしても、そのためには複雑かつ大規模な検査
装置が必要となる（たとえば、特開昭６１−２８７０３
５号公報）。

本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、装置の
構成をそれほど複雑あるいは大規模にすることなく、異
常が発生した場合に、その異常の原因を解消するのに有
効な情報を得ることができる記憶媒体交換装置を提供す
ることを目的とする。

課題を解決するだめの手段 本発明は上述の課題を解決するため、収納装置に収納さ
れた複数の記憶媒体を交換しなからデツキ装置に装着し
て再生あるいは記録を行わせるとともに、その再生ある
いは記録データに異常が発生したときに、デツキ装置に
装着されている記憶媒体を所定の基準記憶媒体に交換し
て試験動作を行わせることにより、上記異常の原因が記
憶媒体にあるか否かを判定させるという構成を備えたも
のである。

作用 本発明は、上述の構成によって、複数の記憶媒体を交換
しながらデツキ装置に装着して再生あるいは記録を行わ
せるという記憶媒体交換装置本来の機能をそのまま利用
して異常の原因個所を判定することができるために、構
成をそれほど複雑あるいは大規模にすることなく、異常
が発生した場合に、その異常の原因を解消するのに有効
な情報を得ることが可能となる。

実施例 第１図は本発明の一実施例による記憶媒体交換装置の概
略構成を示すものであって、１０１は複数の記憶媒体を
交換しながら再生あるいは記憶を行う記憶媒体交換装置
、１０２はその記憶媒体交換装置１０１が接続されるホ
スト装置である。

記憶媒体交換装置１０１は、記憶媒体である光ディスク
１０、複数の光ディスクをスロットに収納する収納装首
題、デツキ装置（９）、上記収納装首題と上記デツキ装
置力との間で光ディスク１０を移動させる交換機構装置
４０、全体の動作を制御する制御装置間などによって構
成される。

ここで、デツキ装置（９）は３０ａと３０ｂの２台が設
けられている。各デツキ装置３０ａ、３０ｂはそれぞれ
、デツキ制御装置３１の制御下でデータの再生あるいは
記録を行う。

交換機構装置４０は、ディスク１０を把持するフィンガ
一部４１、このフィンガ一部４１を移動および旋回運動
させる移動機構部４２、この移動機構部４２を駆動する
駆動部４３などによって構成される。

制御装置刃は、たとえばマイクロ回路化された汎用情報
処理装置いわゆるマイクロコンピュータを用いて構成さ
れ、全体の制御を司どる主制御部５１に加えて、媒体交
換制御手段５２、媒体検索手段５３、表示制御手段５４
、異常検出手段５５、異常判定手段５６、複写制御手段
５７、媒体掃出制御手段５８などの機能をソフトウェア
的に有する。

媒体交換制御手段５２は、主制御部５１からの指令に基
づいて交換機構装置４０を制御する。媒体検索手段５３
は光ディスクおよびその収納位置を検索する。表示制御
手段５４は、記憶媒体装置１０１の動作状態を表示部６
ｏに表示させる。異常検出手段５５は、再生または記録
されたデータに異常が発生したか否かを検出する。異常
判定手段５６は、再生あるいは記録データに異常が発生
したときに、デツキ装置（資）に装着されている光ディ
スク１０を所定の基準光ディスク１０ａに交換して試験
動作を行わせることにより、上記異常の原因が光デイス
ク側にあるか否かを判定する。複写制御手段５７は、異
常判定手段５６によって光ディスクの異常が判定された
ときに、その異常と判定された光ディスクの有効記録デ
ータを別の光ディスクに記憶させる。媒体掃出制御手段
５８は、上記異常判定手段５６によって光ディスクの異
常が判定されたときに、その異常と判定された光ディス
クを上記交換機構装置４０に掃き出させる。

第２図は上述した記憶媒体交換装置の概観を示す。

同図において、上記収納装首題は、記憶媒体である光デ
ィスク１０を１枚ずつ分けて収納するための多数のスロ
ット２１を有する。この収納装首題には、通常使われる
光ディスク１０のほかに、基準用の予備光ディスク１０
ａ、コピー用の予備光ディスク１０ｂも収納される。

また、上記媒体交換機構装置４０は、その駆動部４３と
して、フィンガ一部４１の旋回運動および把持動作を行
わせる第１の駆動ユニット４３　ａ　％　フィンガ一部
４１を上下移動させるだめの第２の駆動ユニッ）　４３
　ｂ　、フィンガ一部４１を水平方向に移動させるため
の第３の駆動ユニッ）　４３　ｃを有し、これによって
上記収納装首題と上記光デツキＩとの間で光ディスク１
０．１０ａ、　１０ｂを移動させる。

以上のように構成された記憶媒体交換装置について、以
下その動作を説明する。

まず、通常の動作では、第５図に示すように、光ディス
ク１０を交換しながらデツキ装置力にかけることによっ
て、ホスト装置１０２から要求されたデータの再生ある
いはホスト装置１０２から送られてくるデータの記録を
行う。

上述した動作を行っているときに、異常検出手段５５が
再生あるいは記録データの異常を検出すると、異常判定
手段５６、複写制御手段５７、媒体掃出制御手段５８な
どによって、次のような動作が行われる。

すなわち、第３図にその動作の概要をフローチャートで
示すように、たとえば２台のデツキ装置３０ａ、３０ｂ
の一方３０ａにて、再生あるいは記録データの異常が生
じた場合には、その異常が生じた光ディスク１０をデツ
キ装置３０ａから取り出して元のスロットに戻す（Ｓｌ
）。次に、予備の光ディスクからなる基準光ディスク１
０ａを異常が生じた側のデツキ装置３ｏａに装着して、
テストデータの記録・再生を行う（Ｓ２．Ｓ３）。

テストデータの記録・再生によって異常が発生したなら
ば、異常判定手段５６は、異常の発生原因がデツキ装置
３０ａの側にあると判定して、その旨を表示部６０に表
示させるとともに、主制御部５１を介してホスト装置１
０２へ伝達する（Ｓ４．Ｓ５）。

一方、テストデータの記録・再生によって異常が生じな
かったならば、異常判定手段５６は、異常の発生原因が
光ディスク１０の側にあると判定して、その旨を表示部
６０に表示させるとともに、主制御部５１を介してホス
ト装置１０２へ伝達する（Ｓ４．Ｓ６）。

さらに、光デイスク１０側に異常があると判定された場
合には、複写制御手段５７によって、予備の光ディスク
１０ｂを一方のデツキ装置３０ａに、異常が生じた光デ
ィスク１０を他方のデツキ装置３０ｂにそれぞれ装着し
、異常が生じた光デイスク１０内の異常部分を除いた有
効なデータを読み取って予備の光ディスク１０ｂに書き
込む。つまり、ディスク間でのコピーを行う。このとき
、異常部分のデータは、そのままコピーすると再び異常
の原因となるので、フォーマットだけを整えた適当な疑
似データあるいはエラ一部分であることを示すデータに
置き換えて予備の光ディスク１０ｂに複写する（Ｓ７．
Ｓ８）。

コピーが終わったならば、今度は媒体掃出制御手段５７
によって、異常光ディスクのデータがコピーされた予備
の光ディスク１０ｂを、異常光ディスク１０が収納され
ていたスロットに収納するとともに、異常光ディスク１
０の方は、あらかじめ設けられた不良光デイスク投入口
へ搬送される。つまり、異常が生じた光ディスクは収納
装置銀から排除される（Ｓ９）。

以上のようにして、再生あるいは記録データに異常が発
生すると、その異常の原因がデツキ装置と光ディスクの
いずれの側にあるのかが自動的に判定される。これによ
り、異常の解消と再発防止の対策を適切にとることがで
きるようになる。このとき注目すべきことは、その異常
原因の判定が、複数の光ディスクを交換しながらデツキ
装置に装着して再生あるいは記録を行わせるという記憶
媒体交換装置本来の機能をそのまま利用して行われるこ
とである。これにより、構成をそれほど複雑あるいは大
規模にすることなく、異常が発生した場合に、その異常
の原因を解消するのに有効な情報を得ることが可能とな
る。

さらに、上述した実施例では、異常判定手段５６によっ
て光ディスクの異常が判定されたときに、その異常と判
定された光ディスクの有効な記録データを別の予備光デ
ィスクにコピーする複写制御手段５７を備えたことによ
り、異常が生じた光ディスクに残っている有効データを
保存するとともに、コピーされた予備光ディスクを使っ
て再生あるいは記録の動作を継続させることができる。

これに加えて、上述した実施例では、異常判定手段５６
によって光ディスクの異常が判定されたときに、その異
常と判定された光ディスクを交換機構装置４０を使って
収納装置２０から掃出する媒体掃出制御手段５７を備え
たことにより、同じ原因による異常の再発を自動的に防
止することができる。

以上、本発明の実施例について説明してきだが、本発明
は上述した以外に次のような構成も可能である。たとえ
ば、各党ディスクにそれぞれ動作試験用の記録および再
生領域を設けておけば、異常を生じた光デイスク以外の
光ディスクはすべて基準光ディスクとして利用すること
ができるようＫなるので、異常判定のために基準ディス
ク１０ａを別に置かなくてもよくなる。

また、上述した実施例では、記憶媒体が光ディスクであ
ったが、本発明は、たとえば磁気ディスクなどの記憶媒
体を使用する媒体交換装置にも適用することができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、収納装置に
収納された複数の記憶媒体を交換しながらデツキ装置に
装着して再生あるいは記録を行わせるとともに、その再
生あるいは記録データに異常が発生したときに、デツキ
装置に装着されている記憶媒体を所定の基準記憶媒体に
交換して試験動作を行わせることにより、上記異常の原
因が記憶媒体にあるか否かを判定させることによって、
複数の記憶媒体を交換しながらデツキ装置に装着して再
生あるいは記録を行わせるという記録媒体交換装置本来
の機能をそのまま利用して異常の原因個所を判定するこ
とができるため、構成をそれほど複雑あるいは大規模に
することなく、異常が発生した場合に、その異常の原因
を解消するのに有効な情報を得ることができる、という
効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す記憶媒体交換装置の概
略構成図、第２図は同装置の概観を示す斜視図、第３図
は同装置の要部における動作概要を示すフローチャート
、第４図は従来の記憶媒体交換装置の概略構成図、第５
図は記憶媒体交換装置の動作概要を示すフローチャート
である。 １０１・・・記憶媒体交換装置、１０２・・・ホスト装
置、１０・・・記憶媒体としての光ディスク、１ｏａ・
・・基準記憶媒体として用意されている予備の光ディス
ク、１０ｂ・・・複写用として用意されている予備の光
ディスク、加・′・・収納装置、２１・・・光ディスク
を収納するスロット、Ｉ・・・デツキ装置、４０・・・
媒体交換機構装置、関・・・制御装置、５１・・・主制
御部、５２・・・媒体交換制御手段、５３・・・媒体検
索手段、５４・・・表示制御手段、５５・・・異常検出
手段、５６・・・異常判定手段、５７・・・複写制御手
段、５８・・・媒体掃出制御手段、６０・・・表示部。 代理人の氏名　弁理士′　中　尾　敏　男　ほか１名第
２図 Ｏ 第３図 一一一−７−−−」 派　　　　９９

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の記憶媒体を収納する収納装置と、上記記憶媒体の
   再生あるいは記録を行うデッキ装置と、上記収納装置と
   上記デッキ装置との間で記憶媒体を移動させる交換機構
   装置と、記憶媒体とその収納位置を検索する検索手段と
   、上記交換機構装置の動作を制御する媒体交換制御手段
   と、再生あるいは記録データに異常が発生したときにデ
   ッキ装置に装着されている記憶媒体を所定の基準記憶媒
   体に交換して試験動作を行わせることにより上記異常の
   原因が記憶媒体にあるか否かを判定する異常判定手段と
   を備えた記憶媒体交換装置。