JP2595316B2 - 交代割付け処理方式 - Google Patents

交代割付け処理方式

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JP2595316B2 JP63165514A JP16551488A JP2595316B2 JP 2595316 B2 JP2595316 B2 JP 2595316B2 JP 63165514 A JP63165514 A JP 63165514A JP 16551488 A JP16551488 A JP 16551488A JP 2595316 B2 JP2595316 B2 JP 2595316B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 媒体欠陥を有するセクタをスキップする交代割付け処
理方式に関し、 交代処理中または回復処理中に電源断となった場合で
もデータを保護し、次の電源立ち上り時に交代処理を容
易にかつ自動的に継続することができる交代割付け処理
方式を提供することを目的とし、 媒体欠陥のあるセクタとスペアセクタを有する磁気デ
ィスク上の対象トラックのデータ、処理中を示すフラグ
情報および前記対象トラック内の媒体欠陥位置情報を含
む処理情報を格納するバッファと、該バッファに格納さ
れた全情報を格納する専用シリンダと、該専用シリンダ
内に格納された前記処理情報に基づいて前記対象トラッ
クに対してスキップ処理を行なうスキップ処理手段と、
前記フラグ情報を判別するフラグ情報判別手段と、を備
え、交代処理中に電源断となったときは次の電源の立ち
上り時に前記フラグ情報を判別して前記専用シリンダ内
に格納してある前記処理情報に基づいて前記対象トラッ
クに対してスキップ処理を実施し前記データを前記対象
トラックに自動的に書き込むように構成した。
[産業上の利用分野] 本発明は、媒体欠陥を有するセクタをスキップする交
代割付け処理方式に関する。
近年、磁気ディスク装置は大容量化が進むにつれて装
置単位の媒体欠陥も必然的に増加しているため、効率良
く媒体欠陥を回避する交代割付け方式が求められてい
る。
このため、従来のセクタ単位、トラック単位またはシ
リンダ単位の代替方式からセクタスキップ方式に変化し
てきている。セクタスキップ方式は、欠陥セクタの回避
処理に要する速度が早いので、処理性能を高めることが
できる。しかしながら、実際にセクタをスキップさせる
とき、大量のデータを移動させなければならないため、
このデータ移動処理中に電源断が生じると、何らかの回
避手段を持っていない場合には大量のデータが喪失する
ことになる。
[従来の技術] 前述したようなデータの喪失に対する対策を行なった
交代処理方式として、例えば第9図に示すようなものが
ある。
第9図は磁気ディスク上の1トラックを横方向に展開
したものであり、図中の数字は論理セクタ番号を示す。
斜線部で示すセクタ3が欠陥セクタであり、スキップ
処理されなければならないセクタである。ここで、図中
(a)は処理前のトラックを、(b)〜(d)は処理過
程のトラックを、(e)は処理後のトラックをそれぞれ
示す。
この交代処理方式は、データ移動を1度に行なわず最
終セクタから1セクタ単位で行なうことにより、データ
の移動処理中に電源断が生じても移動元のデータを喪失
しないようにしている。
しかしながら、この方式ではディスク1回転中に1セ
クタ分のデータ移動しかできないので、全データを移動
させるのに長い時間を要する。
そこで、このような問題点に対処した交代処理方式と
して、第10図に示すようなものが提案されている。
この交代処理方式は、第10図(a)に示すように、先
頭部にスペアセクタを備えたもので、この方式では対象
トラックの全データを1度磁気ディスク制御装置内のデ
ータバッファにディスク1回転時間で読み込んだ後に、
第2回転目で第10図(b)に示すように、連続してデー
タをトラックに書き込むようにしている。
この場合、書き込み中に電源断となって処理中セクタ
のフォーマットが破壊されたとしても、そのセクタに移
動されるべきデータはその次のセクタに残ることにな
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のいずれの交代処理方
式にあっても、交代処理中に電源断となった場合には、
データは保護されるものの、交代処理を後で継続するこ
とが困難であった。
すなわち、電源断により破壊されたセクタを検出する
場合、単純なリードエラーによるものか、また媒体欠陥
によるものか見きわめが必要であり、隣接するセクタの
ID部を参照して電源断により破壊されたセクタであるか
否か判断しなければならず、交代処理を後で継続するこ
とが困難であるという問題点があった。
また、電源断後の回復処理中に再度電源断が生じた場
合には、回復処理を再び行なうことが容易でないという
問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、交代処理中または回復処理中に電源断と
なった場合でもデータを保護し、次の電源立ち上り時に
交代処理を容易にかつ自動的に継続することができる交
代割付け処理方式を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
第1図において、2は媒体欠陥のあるセクタとスペア
セクタを有する磁気ディスク1上の対象トラック、3は
対象トラック2のデータ、処理中を示すフラグ情報およ
び前記対象トラック2内の媒体欠陥位置情報を含む処理
情報を格納するバッファ、4は該バッファ3に格納され
た全情報を格納する専用シリンダ、5は該専用シリンダ
4内に格納された前記処理情報に基づいて前記対象トラ
ック2に対してスキップ処理を行なうスキップ処理手
段、9は前記フラグ情報を判別するフラグ情報判別手段
である。
[作用] 本発明においては、対象トラックのデータと、フラグ
情報と、欠陥位置情報を含む処理情報を専用シリンダ内
に保持するようにしたため、交代処理中に電源断が生じ
ても専用シリンダ内の全情報に基づいて対象トラックに
対してスキップ処理を容易にかつ自動的に継続すること
ができる。
また、回復処理中に電源断があっても再び回復処理を
実行することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明を実施するための装置を示す。
第2図において、1は磁気ディスク、2は磁気ディス
ク1上の対象トラックである。対象トラック2は、第3
図に示すように、後部にスペアセクタを有し、斜線部で
示すセクタ3が媒体欠陥セクタでスキップ処理の対象と
なる。また、この対象トラック2では交代処理を行なう
前にすでにセクタ5がスキップされていたものとする。
なお、第3図の下部の書かれた数字は物理セクタ番号
を、上部に書かれた数字は論理セクタ番号を、それぞれ
示す。
3はバッファであり、このバッファ3内には、対象ト
ラック2の全てのデータが格納されるとともに、処理中
を示すフラグ情報および対象シリンダ番号、対象トラッ
ク(HEAD)番号、対象トラック2内の全欠陥位置情報な
どの処理情報が格納される。ここで、全欠陥位置情報
は、以前からスキップされていた物理セクタ番号5のセ
クタと、交代処理コマンドにより指定される物理セクタ
番号3の論理セクタ3の2つである。
4は磁気ディスク1に別途設けた専用シリンダであ
り、専用シリンダ4にはバッファ3に格納されているデ
ータ、フラグ情報および処理情報がすべき書き込まれ
る。専用シリンダ4の1トラックを第4図に示す。第4
図の下部に書かれた数字は物理セクタ番号を、上部に書
かれた数字および文字は論理セクタ番号をそれぞれ示
す。第4図に示す1トラック分の情報は専用シリンダ4
の全トラックに多重書きされる。
書き込みは、対象トラック2の論理セクタ番号のデー
タを専用シリンダ4の同じ物理セクタ番号に書き込む。
専用シリンダ4のあるトラックのセクタに欠陥がある場
合にはそのセクタは使用しない。この場合、欠陥セクタ
の物理セクタ番号に相当する対象トラック2の論理セク
タのデータはそのトラックには書かれないことになる
が、同一データは別のトラックの同一物理セクタ番号に
多重書きされるので、特に問題はない。
また、専用シリンダ4の後部セクタ、すなわち一般の
トラックでスペアセクタに相当するセクタ、ここではFF
にはフラグ情報とシリンダ番号、トラック番号、欠陥位
置情報などの処理情報を書き込む。
5はリードライト制御部であり、リードライト制御部
5は、ヘッド位置づけ回路6とフォーマット制御回路7
を有している。リードライト制御部5は前記処理情報に
基づいて対象トラック2の欠陥セクタをスキップ処理す
る。すなわち、リードライト制御部5はID部のデェフェ
クトフラグにより欠陥セクタをスキップ処理するスキッ
プ処理手段としての機能も有している。
8はデータの転送を制御するインタフェース制御部、
9は交代処理コマンドを発行するマイクロプロセッサ
(MPU)である。MPU9は前記処理中を示すフラグ情報を
判別する判別手段としての機能も有する。
次に、本発明の交代割付け処理方式を説明する。
第5図は交代処理コマンドの処理手順を示すフローチ
ャートである。
第5図において、まず、ステップS1でスキップ処理を
行なう対象トラック2の全てのデータをバッファ3に書
き込む。この場合、欠陥セクタのデータは書き込み中に
ID部のECCにより訂正されるか、またはECCで訂正するこ
とができなかった場合には、データ“00"をバッファ3
に書き込む。
次に、ステップS2で処理中を示すフラグ情報および対
象シリンダ番号、対象トラック番号、対象トラック2内
の全欠陥位置情報などの処理情報をバッファ3にセット
する。したがって、ステップS1およびステップS2により
バッファ3には、第6図に示すように、データ、フラグ
情報および処理情報がそれぞれセットされる。
次に、ステップS3で専用シリンダ4のトラック(HEA
D)0を選択してステップS4でバッファ3内の全情報、
すなわち、データ、フラグ情報、および処理情報を物理
セクタ番号順に、そのトラックに書き込む。ここで、す
でに欠陥を指定されている専用セクタには欠陥指定した
フラグ情報をもつID部を書き込み、データを書き込みし
ない。また、書き込み中に何らかのエラーとなったセク
タに対しては次の回転で欠陥指定したフラグ情報をもつ
ID部を書き込み、データは書き込みしない。以上の処理
をnトラックに対して行ない、専用トラックの欠陥回避
をn回重複書きしたデータで補えるようにする(ステッ
プS5、参照)。
このように、対象トラック2の全てのデータ、フラグ
情報および処理情報を専用シリンダ4内に退避させてか
ら、ステップS6で対象トラック2のスキップ処理を行な
い、データを対象トラック2内に格納する。
この場合、全てのデータは専用シリンダ4内に退避し
てあり、旧データの上にオーバライトしても良いため、
処理は1回転で終了する。なお、スキップ処理した対象
トラック2を第7図に示す。
次に、ステップS7で専用シリンダ4のトラック0を選
択し、ステップS8でフラグ情報の書かれているセクタに
“00"を書き込み、ステップS9でトラックがNとなった
とき終了する。
したがって、交代処理中に電源断となった場合には、
データは専用シリンダ4内に保持されており、また、交
代処理以前に電源断となった場合にはデータは対象トラ
ック2に残っているので、データを保護することができ
る。
次に、第8図のフローチャートに基づいて交代処理中
に電源断となった場合の自動回復処理を説明する。
まず、ステップS11で電源が投入され、ドライブがレ
ディとなったら、ステップS12で専用シリンダ4のフラ
グ情報を読み出し、ステップS13で処理中を示すフラグ
が立っているか判別する。専用シリンダ4の各トラック
に多重書きされた全フラグ情報内のフラグが立っている
ときは交代処理中に電源断となっていることを示してい
るので、回復処理に入る。すなわち、ステップS14で専
用シリンダ4の全情報をバッファ3に書き込む。なお、
ID部に欠陥指定のあるセクタのデータは他のトラックの
同一セクタを使って書き込む。
全情報をバッファ3に書き込みした後の処理は、前記
第5図の交代処理と同じである。すなわち、ステップS1
5で対象トラック2に対してステップ処理した後に、デ
ータを対象トラック2に書き込む。そして、処理中を示
すフラグをすべてリセットして終了となる(ステップS1
6〜ステップS19、参照)。
以上のように、本発明においては、データ、フラグ情
報および処理情報を専用シリンダ4内に退避させてある
ので、交代処理中に電源断となっても容易にかつ自動的
に交代処理を継続することができる。
また、回復処理中に電源断が生じても回復処理を再び
継続することができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、交代処理
中に電源断となっても交代処理を容易にかつ自動的に継
続することができ、さらに、回復処理中に電源断となっ
ても再び回復処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明を実施するための装置を示す図、 第3図は対象トラックを示す図、 第4図は専用シリンダと1トラックを示す図、 第5図は交代処理コマンドの処理フローチャート、 第6図はバッファの内容を示す図、 第7図はスキップ処理後の対象トラックを示す図、 第8図は自動回復処理を示すフローチャート、 第9図は従来例の説明図、 第10図は他の従来例の説明図である。 図中、 1……磁気ディスク、 2……対象トラック、 3……バッファ、 4……専用シリンダ、 5……リードライト制御部(スキップ処理手段)、 6……ヘッド位置づけ回路、 7……フォーマット制御回路、 8……インタフェース制御部、 9……MPU(フラグ情報判別手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】媒体欠陥のあるセクタとスペアセクタを有
    する磁気ディスク(1)上の対象トラック(2)のデー
    タ、処理中を示すフラグ情報および前記対象トラック
    (2)内の媒体欠陥位置情報を含む処理情報を格納する
    バッファ(3)と、該バッファ(3)に格納された全情
    報を格納する専用シリンダ(4)と、該専用シリンダ
    (4)内に格納された前記処理情報に基づいて前記対象
    トラック(2)に対してスキップ処理を行なうスキップ
    処理手段(5)と、前記フラグ情報を判別するフラグ情
    報判別手段(9)と、を備え、交代処理中に電源断とな
    ったときは次の電源の立ち上り時に前記フラグ情報を判
    別して前記専用シリンダ(1)内に格納してある前記処
    理情報に基づいて前記対象トラック(2)に対してスキ
    ップ処理を実施し前記データを前記対象トラック(2)
    に自動的に書き込むようにしたことを特徴とする交代割
    付け処理方式。
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