JPH05189862A - ディスク状記録媒体の自動交換プレイ装置およびその検査方法 - Google Patents

ディスク状記録媒体の自動交換プレイ装置およびその検査方法

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JPH05189862A
JPH05189862A JP4003298A JP329892A JPH05189862A JP H05189862 A JPH05189862 A JP H05189862A JP 4003298 A JP4003298 A JP 4003298A JP 329892 A JP329892 A JP 329892A JP H05189862 A JPH05189862 A JP H05189862A
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error
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shaped recording
automatic exchange
pulse signal
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JP4003298A
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Hiroaki Umezawa
浩昭 梅沢
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ディスク状記録媒体を自動交換する
プレイ装置に関し、作動エラー発生時にその種類を容易
に判別できるプレイ装置を実現することを目的とする。 【構成】ディスク状記録媒体1a-1, 1a-2・・を複数枚収
納可能であり、そのプレーヤ5aと、1枚ずつ該プレーヤ
5aに着脱する自動交換機構25と、該自動交換機構25とプ
レーヤ5aの作動制御を行う制御部8aとを備え、これらが
筐体6aで覆われたプレイ装置27において、前記制御部8a
にエラーパルス信号EP を出力するポートPE を設け、
また、このプレイ装置27に作動にエラーが生じた場合
は、前記制御部8aはそのエラーの種類によってデューテ
ィサイクルの異なるエラーパルス信号EP を該出力ポー
トPE から出力する構成とし、他方、前記筐体6aの外側
から接続可能な位置に検査用の端子26を設け、該検査端
子26と前記制御部8aのエラーパルス信号EP を出力する
出力ポートPE を接続して成るよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納した複数のディス
ク状記録媒体から目的とする記録媒体を選び出してプレ
ーヤにセットし、また、プレーヤから取り外して所定の
収納位置に収納し、所望データの読み出しや記録を行う
ことが可能な記録媒体自動交換型のプレイ装置に関す
る。
【0002】例えば、CD(Compact Disk)は軽薄短小で
ありながら記憶容量が大きく、多数の音楽ソースを高品
質で提供できる優れたディスク状の記録媒体である。他
方、CDの所持数量が増大して音楽ライブラリが大きく
なった場合、必要とするCDを自動的に選択・再生する
所謂CDオートチェンジャが優れて便利である。
【0003】しかし、CDオートチェンジャにも1つの
問題がある。すなわち、CDを自動的に交換してプレー
ヤに着脱する自動交換機構の作動に、例えばCDの引っ
掛かり等の何らかの原因により作動エラーを生じると、
当該CDオートチェンジャはCDの損傷を回避する為に
一切の作動を停止してしまうことである。
【0004】特に、揺れや振動等を受ける苛酷な作動環
境にある車載用のCDオートチェンジャでは、その発生
確率も増加する。
【0005】そして、CDオートチェンジャの内部は筐
体に囲まれていて見えないのであるから、原因調査作業
と修理作業を行うにはその筐体を取り外すしかない。こ
れは大変な作業である。
【0006】そのため、筐体を取り外すことなく作動エ
ラーの種類を判別できる装置とその判別検査方法が求め
られている。
【0007】
【従来の技術】
(1)CDオートチェンジャの構成 CDオートチェンジャは、CDの再生を行うプレーヤ部
と、複数のCDを収納する収納部と、該収納部とプレー
ヤ部との間でCDを搬送する交換機構部と、それらの作
動制御を行う制御部とから一般的に成る。尚、再生と記
録の両方を可能としたCDおよびプレーヤもある。
【0008】そして、実際の装置(CDオートチェンジ
ャ)においては、前記各部の構成に種々の創意・工夫を
凝らした装置を見ることができる。また、交換機構の作
動制御にはマイクロコンピュータシステムを用い、フィ
ードバック制御あるいはシーケンス制御を行うことが一
般的である。そこで、ここでは1つの機構モデルを例示
し、それを従来例として説明する。
【0009】1)機構モデル 図4は、CDオートチェンジャの機構モデルを説明する
図である。すなわち、同図のCDオートチェンジャは、
大別すると次の〜の構成部分から成る。
【0010】CD 1-1,1-2, ・・・を複数枚収納可能
なマガジン2
【0011】前記のマガジン2から目的とするCD
1-1を引き出し、また収納する引き出し/収納機構3
【0012】前記でマガジン2から引き出したCD
1-1をプレーヤ5まで搬送するエレベータ機構4
【0013】CDを再生するプレーヤ5
【0014】前記〜の作動状態を検出するセンサ
1 〜S7
【0015】前記のセンサS1 〜S7 の出力信号
と、プレーヤ5との間の通信バスSB から得られるプレ
ーヤ作動データに基づいて、前記〜の各部2,3,4,5
の作動制御を行う制御部8
【0016】前記〜を一体として収納する筐体6
【0017】尚、スリット板7は、スリットセンサS7
と共に用いることによってエレベータ機構4の作動位置
を検出する為のスケール手段である。
【0018】2)マガジンの例 図5は、CDを収納するマガジンを説明する斜視図であ
る。すなわち、CD 1をトレイ10に載置してマガジン
2に収納する構成である。
【0019】尚、トレイ10にはCD 1を収容する凹部
11を設けてあり、また、プレーヤの光学ピックアップが
トレースする為の開口12を設けている。すなわち、この
例では、トレイ10とCD 1とをプレーヤにセットし、
該CD 1のみを回転駆動する仕組みである。
【0020】また、トレイ10の係合片13は、該トレイ10
をマガジン2から引き出す場合および収納する場合に、
引き出し/収納機構と結合する為の結合手段である。
【0021】他方、マガジン2の内側にはトレイ10を挿
入する為のスロット9を設け、トレイ10をスロット9に
沿って積層して収納する仕組みである。
【0022】3)引き出し/収納機構の例 図6は、引き出し/収納機構を説明する図で、該引き出
し/収納機構をCDの面方向から見た図である。尚、
(a) はマガジンにトレイが収納されている状態を示す
図、(b) はマガジンからトレイが引き出されている状態
を示す図、である。
【0023】すなわち、トレイ10の係合片13に引き出し
/収納機構の係合突起15を結合し、引き出し/収納アー
ム14でマガジン2から引き出す仕組みである。あるいは
マガジン2に収納する仕組みである。
【0024】他方、引き出し/収納アーム14は減速回転
機構17を介してモータ18で回転駆動(r1,r2)し、該引き
出し/収納アーム14の先端位置に設けた係合突起15を案
内軸16に沿って移動することで、トレイ10の引き出しと
収納とを可能としている。
【0025】ちなみに、この引き出し/収納機構は、平
成2年特許願第 74742号に詳しく開示されている。
【0026】4)エレベータ機構の例 図7は、エレベータ機構を説明する図で、エレベータの
移動方向に対して側面から見た図である。
【0027】すなわち、駆動アーム20を支点C1 を中心
として回転駆動(r3,r4) することによって、架台19をガ
イドポール21a,21b に沿って移動させる仕組みである。
そして、駆動アーム20は、ラック22と減速回転機構23を
介してモータ24で駆動する仕組みである。
【0028】尚、前記3)の引き出し/収納機構は、架
台19上に設備するが、図7においては省略して図示して
いない。
【0029】(2)作動 図4〜図7に例示したCDオートチェンジャをモデルと
して、その作動を説明する。
【0030】尚、図4に示すセンサS1 〜S7 は次の
〜の状態を検出する為のセンサであり、該センサS1
〜S7 の出力信号に基づいて制御部8が各機構を駆動す
る為の信号DE , DL , DP (エレベータ駆動信号
E ,引き出し/収納機構駆動信号DL ,プレーヤ駆動
信号DP )を出力し、CDの自動交換作業と再生を行う
ものとする。
【0031】マガジン排出センサS1 マガジン2がCDオートチェンジャから排出されると、
その出力信号をアクティブとする。
【0032】マガジン挿入センサS2 マガジン2がCDオートチェンジャに挿入されると、そ
の出力信号をアクティブとする。
【0033】エレベータ下限センサS3 エレベータ機構4の架台がプレーヤ5の位置まで下降す
ると、その出力信号をアクティブとする。
【0034】エレベータ上限センサS4 エレベータ機構4の架台がマガジン2の上端位置を越え
ると、その出力信号をアクティブとする。
【0035】トレイ(CD)の引き出しセンサS5 引き出し/収納機構3の引き出し/収納アームがトレイ
の引き出し位置まで回転すると、その出力信号をアクテ
ィブとする。
【0036】トレイ(CD)の収納センサS6 引き出し/収納機構3の引き出し/収納アームがトレイ
の収納位置まで回転すると、その出力信号をアクティブ
とする。
【0037】エレベータのスリットセンサS7 スリット板7のスリットを光学的に検出し、検出パルス
を出力する。すなわち、検出したスリットの数(検出パ
ルス数)からエレベータの位置を与える。
【0038】1)CD再生の為の制御手順 図8は、CDを搬送して再生する制御手順を説明するフ
ローチャートである。すなわち、同図の制御手順は、C
Dオートチェンジャの電源がONされてリスナが再生曲
を指定すると作動開始する。
【0039】イ.自動交換機構のイニシャライズ段階 ステップ S101 で引き出しセンサS5 と収納センサS6
の出力信号を調べ、引き出し/収納機構の引き出し/収
納アームが引き出し位置に位置するかを判断する。そし
て、引き出し/収納アームが引き出し位置に位置してい
なければ、ステップ S102 で引き出し/収納アームを駆
動し、引き出し位置に移動する。
【0040】続いて、ステップ S103 でエレベータ機構
の架台を下降させ、ステップ S104で下限センサS3
出力信号から、該エレベータ機構の架台を下限位置すな
わち原点位置まで下降させる。
【0041】ロ.マガジン挿入状態の確認段階 ステップ S105 で、マガジン排出センサS1 とマガジン
挿入センサS2 の出力信号を調べ、マガジンが当該CD
オートチェンジャに挿入・装着されているか否かを判断
する。
【0042】ハ.トレイ(CD)の搬送段階 ステップ S106 とステップ S107 で、スリットセンサS
7 の出力パルスを基準としてエレベータの架台を目標位
置まで移動させる。そして、ステップ S108 とステップ
S109 で、収納センサS6 の出力信号から引き出し/収
納機構の引き出し/収納アームを収納位置まで移動させ
る。
【0043】続いて、ステップ S110 とステップ S111
でトレイ(CD)をマガジンから引き出し、引き出しセ
ンサS5 の出力信号から引き出し/収納アームを引き出
し位置まで移動させる。
【0044】そして、ステップ S112 とステップ S113
で、エレベータ機構の架台を下降させ、下限センサS3
の出力信号からトレイ(CD)をプレーヤ位置まで移動
させ、CDをプレーヤ5のスピンドルにセットする。
【0045】ニ.CD再生段階 ステップ S114 で、プレーヤにセットされたCDの再生
を開始する。
【0046】2)CD収納の為の制御手順 図9は、プレーヤにセットされているCDを搬送し、マ
ガジンに収納する手順を説明するフローチャートであ
る。
【0047】すなわち、ステップ S201 とステップ S20
2 でエレベータ機構の架台を上昇させ、スリットセンサ
7 の出力パルスを基準としてトレイ(CD)の引き出
し目標位置(制御部8のメモリに記憶している位置)ま
でエレベータ機構の架台を移動させる。
【0048】そして、ステップ S203 とステップ S204
で、収納センサS6 の出力信号から引き出し/収納機構
の引き出し/収納アームを収納位置まで移動させる。
【0049】続いて、ステップ S205 とステップ S206
で、引き出し/収納機構の引き出し/収納アームを引き
出し位置まで移動させ、ステップ S207 で次の搬送命令
があるまで待期する。
【0050】3)作動エラーを生じた場合の処理 引き出し/収納機構やエレベータ機構の作動エラーは、
それぞれの駆動信号D L ,DE を出力してからセンサS
3 〜S7 の出力信号が得られる迄の時間を観察すること
によって判断できる。
【0051】例えば、エレベータ機構の下降駆動信号D
E を出力しているにも係わらず、所定の時間が経過して
も下限センサS3 の出力信号が得られ無い場合、当該エ
レベータ機構が、何らかの原因により下降途中で停止し
ていると判断できる。すなわち、エレベータ機構の作動
エラーであると判断できる。
【0052】また、前記原因例としては、減速歯車機構
に異物が挟まった場合や、過度の振動や衝撃により、C
Dがトレイから飛び出してエレベータ機構の作動を妨げ
ている場合、等々をあげることができる。その他に、セ
ンサS3 やモータ、該モータの駆動回路の故障も考えら
れる。
【0053】このような作動エラーを検出した場合、制
御部は、当該駆動信号DE (DL ,DP ) の出力を中止
する。すなわち、そのことによってモータの焼損やモー
タ駆動回路の焼損、およびCDの損傷を回避する。
【0054】
【発明が解決しようとする課題】しかし、CDオートチ
ェンジャのように、CDを装置内部に保持したままその
作動が停止すると、何が原因で停止しているのかを当該
CDオートチェンジャの外側から知ることはできない。
【0055】すなわち、筐体が装置全体を収納して覆っ
ている為、筐体を取り外して分解するしか原因調査の手
立ては無い。そしてこの作業は、非常に手間の掛かる大
変な作業である。
【0056】本発明の技術的課題は、ディスク状記録媒
体を自動的に交換してデータの再生あるいは記録を行う
装置において、作動エラーが発生した場合にそのエラー
の種類を容易に判別することができるプレイ装置を実現
することによって、修理等のサービス性に優れたプレイ
装置を実現することにある。
【0057】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本原
理を説明する図で、(a) は構成を説明するモデル図、
(b)(c)(d) はエラーパルス信号を説明する波形図、であ
る。
【0058】本発明は、作動エラーの種類に合わせて視
覚認識できるエラーパルス信号を出力するように構成
し、また検査できるようにしたところに特徴がある。
【0059】(1)基本的な装置構成 ディスク状の記録媒体1a-1, 1a-2, 1a-3, ・・・を複数
枚収納可能であり、また、該ディスク状記録媒体1a-1,
1a-2, 1a-3, ・・・から少なくとも記録データの読み出
しが可能なプレーヤ5aと、前記ディスク状記録媒体1
a-1, 1a-2, 1a-3,・・・を1枚ずつ前記プレーヤ5aに着
脱する自動交換機構25と、該自動交換機構25とプレーヤ
5aの作動制御を行う制御部8aとを備え、当該装置27が筐
体6aによって覆われたディスク状記録媒体の自動交換プ
レイ装置において、次のように構成する。
【0060】すなわち、前記制御部8aにエラーパルス信
号EP を出力するポートPE を設け、また、前記自動交
換機構25およびプレーヤ5aの作動にエラーが生じた場合
に、前記制御部8aはそのエラーの種類によってデューテ
ィサイクル(Duty Cycle)の異なるエラーパルス信号EP
を該出力ポートPE から出力する構成とする。
【0061】他方、前記筐体6aの外側から接続可能な位
置に検査用の端子26を設け、該検査端子26と前記制御部
8aのエラーパルス信号EP を出力する出力ポートPE
接続して成るディスク状記録媒体の自動交換プレイ装置
である。
【0062】(2)視覚認識可能なエラー信号を出力す
る装置構成 すなわち、前記(1)のディスク状記録媒体の自動交換
プレイ装置において、エラーパルス信号EP の周期Tを
フリッカ(Flicker) として視覚認識できる周期以上の値
に設定した制御部8aを備えるディスク状記録媒体の自動
交換プレイ装置である。
【0063】(3)装置の検査方法 すなわち、前記(2)のディスク状記録媒体の自動交換
プレイ装置において、検査端子26に発光素子LED を接続
し、該発光素子LED が点滅するデューティサイクル(Dut
y Cycle)から当該プレイ装置27の作動エラーの種類を判
別するディスク状記録媒体の自動交換プレイ装置の検査
方法である。
【0064】
【作用】
(1)基本的な装置構成 この装置においては、検査端子26に現れるエラーパルス
信号EP のデューティサイクルから、作動エラーの種類
を判別することができる。また、そのエラーパルス信号
P が出力される検査端子26を、筐体6aの外部から電気
的接続が可能な位置に配設している。
【0065】したがって、筐体6aを取り外して分解する
こと無く、作動エラーの種類を判別することができる。
【0066】尚、エラーパルス信号EP のデューティサ
イクルは、例えばオシロスコープ等で確認できる。
【0067】(2)視覚認識可能なエラー信号を出力す
る装置構成 この装置においては、エラーパルス信号EP の周期T
を、フリッカの視覚認識可能領域に設定している。
【0068】したがって、高価な測定装置を用いること
無く、エラーパルス信号EP のフリッカ状態からデュー
ティサイクルを認識することが可能となり、その結果、
作動エラーの種類を判別することができる。
【0069】(3)装置の検査方法 前記(2)の装置構成においては、エラーパルス信号E
P の周期Tをフリッカの視覚認識可能領域に設定してい
る。
【0070】したがって、検査端子26に発光素子LED を
接続すれば、その点滅状態からエラーパルス信号EP
デューティサイクルを知ることができる。すなわち、作
動エラーの種類を判別することができる。
【0071】
【実施例】次に、本発明による装置および検査方法を、
実際上どのように具体化できるかを実施例で説明する。
【0072】尚、本実施例は、図4〜図9に例示した従
来のCDオートチェンジャに適用するものとする。
【0073】(1)構成 図2は、実施例の構成を説明する図で、エラーパルス信
号を出力する検査端子の構成を説明する斜視図である。
【0074】すなわち、CDオートチェンジャ28を電源
やコントロールアンプ、メインアンプ、等々と接続する
為の接続用コネクタ29の側部のプリント基板30上に、ア
ースランド31とエラーパルス出力ランド32とを設けた構
成である。
【0075】そして、前記のアースランド31とエラーパ
ルス出力ランド32とは、CDオートチェンジャ28を収容
している筐体6bの接続コネクタ29用の開口33から、プロ
ーブ(Probe) 等で接続可能な構造としている。
【0076】他方、図4に示す制御部8に、エラーパル
ス信号を出力する為のポートを新たに設け、該出力ポー
トを前記アースランド31とエラーパルス出力ランド32と
に接続する構成である。尚、この構成を付加したことに
より、エラーパルス信号を出力する為のプログラムを、
制御部8の機構制御プログラムに付加する。
【0077】また、エラーパルス信号を測定する手段と
しては、図1に示すような発光ダイオードLED と抵抗R
とを直列接続した検査装置(検査治具)を、前記アース
ランド31とエラーパルス出力ランド32とに接続する構成
とする。すなわち、本実施例においては、エラーパルス
信号のデューティサイクルを検査者が視覚認識する方法
を採る。
【0078】発光ダイオードLED と抵抗Rとを直列接続
した検査装置(検査治具)は、極めて安価・小型に供す
ることができて便利である。
【0079】(2)作動 図3は、実施例の作動を説明する図で、CDオートチェ
ンジャの作動にエラーを生じた場合のエラーパルス信号
出力処理を説明するフローチャートである。
【0080】尚、同図の作動例においては、エラー状態
を3つの種類に分類し、エラー1,エラー2,エラー
3,と命名している。例えば、エラー1はCDの引き出
し/収納機構の作動エラーと定義し、エラー2はエレベ
ータ機構の作動エラー、エラー3はプレーヤの作動エラ
ーと定義することが可能である。
【0081】すなわち、ステップ S301 でエラーを生じ
ているか否かを判断し、エラーが発生していればステッ
プ S302 でエラー1か否かを判断する。そして、エラー
1であるならばステップ S303 でデューティサイクル50
%のエラーパルス信号を出力する。
【0082】しかし、ステップ S302 でエラー1ではな
いと判断された場合は、ステップ S304 でエラー2であ
るか否かを判断し、エラー2であると判断された場合は
ステップ S305 でデューティサイクル30%のエラーパル
ス信号を出力する。他方、ステップ S304 でエラー2で
はないと判断された場合は、ステップ S306 でデューテ
ィサイクル10%のエラーパルス信号を出力する。
【0083】続いて、ステップ S303,ステップ S305,ス
テップ S306 はステップ S301 でエラーは発生していな
いと判断される迄、エラーパルス信号を出力する。そし
て、ステップ S301 でエラーは発生していないと判断さ
れた場合は、ステップ S307でデューティサイクル0%
のエラーパルス信号を出力する。すなわち、エラーパル
ス信号の出力を停止する。
【0084】したがって、検査者は、検査装置(検査治
具)の発光ダイオードLED の点滅状態を確認し、デュー
ティサイクルが50%の場合はエラー1、30%の場合はエ
ラー2、10%の場合はエラー3であると判断することが
可能である。尚、本実施例のエラーパルス信号の周期
は、1sec とした。
【0085】(3)その他の実施例 前記実施例においては、図1(b)(c)(d) に示すような1
周期当たり1パルスを出力する構成としたが、1周期当
たりのパルス数をエラーの種類に合わせて変え、そのこ
とによってデューティサイクルを変えるエラーパルス信
号出力形態を採ることも可能である。
【0086】この場合、検査者は、1周期当たりに発光
ダイオード LEDが点滅する時間によって、エラーの種類
を判別することが可能である。
【0087】
【発明の効果】以上のように、CDオートチェンジャの
ようなディスク状記録媒体の自動交換プレイ装置とその
検査方法によれば、該装置を収納する筐体を分解するこ
と無く、簡単な検査装置あるいは検査治具でエラー状態
の種類を確認することができる。
【0088】その結果、万が一修理サービスの必要性が
生じた場合にあっても、修理サービスに多くの時間を費
やすことは無くなり、ユーザを待たせることのないサー
ビス提供を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を説明する図で、(a) は構成
を説明するモデル図、(b)(c)(d) はエラーパルス信号を
説明する波形図、である。
【図2】実施例の構成を説明する図で、エラーパルス信
号を出力する検査端子の構成を説明する斜視図である。
【図3】実施例の作動を説明する図で、CDオートチェ
ンジャの作動にエラーを生じた場合のエラーパルス信号
出力処理を説明するフローチャートである。
【図4】CDオートチェンジャの機構モデルを説明する
図である。
【図5】CDを収納するマガジンを説明する斜視図であ
る。
【図6】トレイ(CD)の引き出し/収納機構を説明す
る図で、該引き出し/収納機構をCDの面方向から見た
図である。尚、(a) はマガジンにトレイが収納されてい
る状態を示す図、(b) はマガジンからトレイが引き出さ
れている状態を示す図、である。
【図7】エレベータ機構を説明する図で、エレベータの
移動方向に対して側面から見た図である。
【図8】CDを搬送して再生する制御手順を説明するフ
ローチャートである。
【図9】プレーヤにセットされているCDを搬送し、マ
ガジンに収納する手順を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,1-1,1-2, ・・・ CD(Compact Disk) 1a-1, 1a-2, ・・・ ディスク状の記録媒体 2 マガジン 3 引き出し/収納機構 4 エレベータ機構 5,5a プレーヤ 6,6a,6b 筐体 7 スリット板 8,8a 制御部 9 マガジンのスロット(トレイ
収納用) 10 トレイ(CD載置用) 11 トレイの凹部(CD収容用) 12 トレイの開口(光学ピックア
ップ用) 13 係合片 14 引き出し/収納アーム 15 係合突起 16 案内軸 17 減速回転機構 18 モータ 19 (エレベータの)架台 20 (エレベータの)駆動アーム 21a,21b (架台の)ガイドポール 22 ラック 23 減速回転機構 24 モータ 25 (ディスク状記録媒体の)自
動交換機構 26 検査端子 27 (ディスク状記録媒体の)自
動プレイ装置 28 CDオートチェンジャ 29 接続用コネクタ 30 プリント基板 31 アースランド 32 エラーパルス出力ランド 33 開口 S1 マガジン排出センサ S2 マガジン挿入センサ S3 エレベータ下限センサ S4 エレベータ上限センサ S5 引き出しセンサ S6 収納センサ S7 (エレベータの位置スケール
用)スリットセンサ DE エレベータ駆動信号 DL 引き出し/収納機構駆動信号 DP プレーヤ駆動信号 EP エラーパルス信号 PE (エラーパルス信号の)出力
ポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の記録媒体 (1a-1, 1a-2, 1a
    -3, ・・・) を複数枚収納可能であり、また、該ディス
    ク状記録媒体 (1a-1, 1a-2, 1a-3, ・・・)から少なく
    とも記録データの読み出しが可能なプレーヤ(5a) と、
    前記ディスク状記録媒体 (1a-1, 1a-2, 1a-3, ・・・)
    を1枚ずつ前記プレーヤ(5a)に着脱する自動交換機構(2
    5)と、該自動交換機構(25)とプレーヤ(5a)の作動制御を
    行う制御部(8a)とを備え、当該装置(27)が筐体(6a)によ
    って覆われたディスク状記録媒体の自動交換プレイ装置
    (27)において、 前記制御部(8a)にエラーパルス信号(EP ) を出力する
    ポート(PE ) を設け、また、前記自動交換機構(25)お
    よびプレーヤ(5a)の作動にエラーが生じた場合に、前記
    制御部(8a)はそのエラーの種類によってデューティサイ
    クル(Duty Cycle)の異なるエラーパルス信号(EP ) を
    該出力ポート(PE ) から出力する構成とし、 他方、前記筐体(6a)の外側から接続可能な位置に検査用
    の端子(26)を設け、該検査端子(26)と前記制御部(8a)の
    エラーパルス信号(EP ) を出力する出力ポート
    (PE ) を接続して成ること、 を特徴とするディスク状記録媒体の自動交換プレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスク状記録媒体の自
    動交換プレイ装置において、 エラーパルス信号(EP ) の周期(T)をフリッカ(Fli
    cker) として視覚認識できる周期以上の値に設定した制
    御部(8a)を備えること、 を特徴とするディスク状記録媒体の自動交換プレイ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスク状記録媒体の自
    動交換プレイ装置において、 検査端子(26)に発光素子(LED) を接続し、該発光素子(L
    ED) が点滅するデューティサイクル(Duty Cycle)から当
    該プレイ装置(27)の作動エラーの種類を判別すること、 を特徴とするディスク状記録媒体の自動交換プレイ装置
    の検査方法。
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