JPS63222330A - 光学式デイスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、内部にディスクを収容したディスクカート
リッジを装着して、ディスクの再生を行ない得る光学式
ディスク再生装置の改良に関する。

（従来の技術） 周知のように、例えばコンパクトディスク（ＣＤ）を再
生する光学式ディスク再生装置等にあっては、装置内か
ら水平に突出されたディスクトレイ上にディスクを載置
し、このディスクトレイを装置内に引き込んでディスク
の再生を行なうようにしたものが、主流となっている。

一方、上記のような光学式ディスク再生装置のなかには
、ディスクを専用のカートリッジ内に回転可能に収容し
ておき、カートリッジを平面方向に装置内に挿入装着し
て、ディスクの再生を行なえるようにした、いわゆるカ
ートリッジ方式を採用しているものも存在する。

ところで、通常の据置型の光学式ディスク再生装置では
、装着されたディスクの下側に光学式ピックアップが設
置されているので、ディスクトレイやカートリッジの出
し入れを行なう際に、光学式ピックアップに対する電力
供給を全て停止させ、重力によって対物レンズを下方に
下げるようにし、対物レンズがディスクトレイやカート
リッジに接触されることを防止するようにしている。

しかしながら、近時では、電池を使用する携帯用のコン
パクトディスク再生装置が普及しており、常時水平状態
で使用されるとは限らなくなってきている。このため、
携帯用のディスク再生装置にカートリッジ方式を採用し
た場合、ディスクの上側に光学式ピックアップが位置し
ている状態でカートリッジの出し入れを行なうと、対物
レンズが重力によりディスク側に突出しているので、カ
ートリッジに接触されてしまうという問題が生じる。

（発明が解決しようとする問題点） 以上のように、携帯用の光学式ディスク再生装置にカー
トリッジ方式を採用した場合、ディスクと光学式ピック
アップとの位置関係によっては、カートリッジを出し入
れする際に、対物レンズがカートリッジに接触されてし
まうという問題を有している。

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、ディスクに対して光学式ピックアップがどのような位
置にあっても、カートリッジを出し入れする際に、対物
レンズがカートリッジに接触されることを防止し得る極
めて良好な光学式ディスク再生装置を提供することを目
的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわち、この発明に係る光学式ディスク再生装置は、
内部にディスクを回転可能に収容してなるディスクカー
トリッジを平面方向に沿って挿入装着することにより、
光学式ピックアップを介してディスクの再生を行ない得
るものを対象としている。そして、ディスクカートリッ
ジのａｉｒ及び離脱時に、光学式ピックアップ内に設け
られ対物レンズをフォーカス方向に移動させる駆動部に
対し、対物レンズを光学式ピックアップ内に引き込ませ
る駆動信号を与えるようにしたものである。

（作用） 上記のような構成によれば、ディスクカートリッジの装
着及び離脱時に、対物レンズをフォーカス方向に移動さ
せる駆動部に対し、対物レンズを光学式ピックアップ内
に引き込ませる駆動信号を与えるようにしたので、ディ
スクに対して光学式ピックアップがどのような位置にあ
っても・カートリッジを出し入れする際に、対物レンズ
がカートリッジに接触されることを防止することができ
るものである。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。すなわち、図中１１は、内部にディスク１
２を回転可能に収容した１−ｔ−リッジである。このカ
ートリッジ１２０図中上面中央部には、クランパ１３が
回転可能に支持されている。

また、上記カートリッジ１１の図中下面には、ターンテ
ーブル１４が挿通される透孔１１ａと、光学式ピックア
ップ１５によってディスク１２に記録されたデータを読
み取るための長孔１１ｂとが形成されている。

ここで、上記カートリッジ１１は、ローディングモータ
１６及び歯車開溝１７よりなるローディング殿構１８に
より、デジタル再生装置に対して装着及び離脱される。

この場合、上記カートリッジ１１の位置が、位置検出部
１９によって検知される。また、上記ターンテーブル１
４は、スピンドルモータ２０によって回転駆動される。

さらに、このスピンドルモータ２０は、クランプモータ
２１によって昇降される。また、上記光学式ピックアッ
プ１５は、スライダモータ２２によってディスク１２の
半径方向に移動される。

そして、上記ローディング機構１Ｂ２位置検出部１９、
スピンドルモータ２０．クランプモータ２１及びスライ
ダモータ２２は、システムコントローラ２３によって、
総括的に制御されるようになされている。

ここで、上記システムコントローラ２３は、フォーカス
サーボ回路２４及びトラッキングサーボ回路２５を制御
し、光学式ピックアップ１５内に設けられ、対物レンズ
１５ａをフォーカス方向及びトラッキング方向に移動さ
せる図示しない駆動部に対して、サーボ用信号を出力さ
せ、対物レンズ１５ａに対するフォーカスサーボ及びト
ラッキングサーボが施される。

上記のような構成において、以下その動作を説明する。

まず、カートリッジ１１のローディング時には、ディス
ク再生装置に設けられた図示しないカートリッジ挿入口
より、カートリッジ１１をその一端部１１Ｃを先頭にし
て平面方向に挿入する。すると、位置検出部１９の作用
により、システムコントローラ２３は、カートリッジ１
１が挿入されたことを検知し、ローディング機構１８を
駆動させて、ディスク再生装置の内部にカートリッジ１
１を引き込むように動作する。

このとき、同時に、システムコントローラ２３は、フォ
ーカスサーボ回路２４を介して、対物レンズ１５ａをフ
ォーカス方向に移動させる図示しない駆動部に対し、対
物レンズ１５ａを光学式ピックアップ１５の内部に引き
込ませる駆動信号を発生させる。

このため、対物レンズ１５ａは、ローディングされるカ
ートリッジ１１に接触されることなく、円滑なローディ
ング動作が行なわれるようになる。

そして、システムコントローラ２３は、位置検出部１９
の作用により、カートリッジ１１が図示の位置まで引き
込まれたことを検知して、ローディング機構１８を停止
させる。その後、システムコントローラ２３は、クラン
プモータ２１を駆動させて、スピンドルモータ２０を図
中上方に移動させ、ターンテーブル１４とクランパ１３
との間にディスク１２を挟装させる。

そして、システムコントローラ２３は、スピンドルモー
タ２０を回転駆動させディスク１２を回転させた後、フ
ォーカスサーボ回路２４及びトラッキングサーボ回路２
５を介して、光学式ピックアップ１５の対物レンズ１５
ａに対しフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを施
すとともに、スライダモータ２２を制御して光学式ピッ
クアップ１５をディスク１２の半径方向に順次移動させ
、ここにディスク１２の再生が行なわれる。

このようにしてディスク１２の再生が終了し、カートリ
ッジ１１を取り出す場合には、まず、システムコントロ
ーラ２３は、クランプモータ２１を駆動させてスピンド
ルモータ２０を、ターンテーブル１４がカートリッジ１
１の外に出るまで図中下方に移動させる。このとき、シ
ステムコントローラ２３は、フォーカスサーボ回路２４
を介して、対物レンズ１５ａをフォーカス方向に移動さ
せる駆動部に対し、対物レンズ１５ａを光学式ピックア
ップ１５の内部に引き込ませる駆動信号を発生させる。

その後、システムコントローラ２３は、ローディング機
構１８を駆動させて、カートリッジ１１を図中矢印方向
に移動させ、前記カートリッジ挿入口より外部にアンロ
ーディングする。このため、対物レンズ１５ａは、アン
ローディングされるカートリッジ１１に接触されること
なく、円滑なアンローディング動作が行なわれるように
なる。

そして、システムコントローラ２３は、位置検出部１９
の作用により、カートリッジ１１が所定の位置まで装置
の外部にアンローディングされたとき、ローディング機
＃１１８を停止させ、ここに一連の動作が終了されるも
のである。

したがって、上記実施例のような構成によれば、カート
リッジ１１のローディング及びアンローディング時に、
対物レンズ１５ａをフォーカス方向に移動させる駆動部
に対して、対物レンズ１５ａを光学式ピックアップ１５
の内部に引き込ませる駆動信号を与え、対物レンズ１５
ａを光学式ピックアップ１５の内部に強制的に引き込ま
せるようにしたので、ディスク１２に対して光学式ピッ
クアップ１５がどのような位置にあっても、カートリッ
ジ１１を出し入れする際に、対物レンズ１５ａがカート
リッジ１１に接触されることを防止することができるも
のである。

ここで、対物レンズ１５ａをフォーカス方向に移動させ
る駆動部に対して、対物レンズ１５ａを光学式ピックア
ップ１５の内部に引き込ませる駆動信号を与えるタイミ
ングとしては、例えばシステムコントローラ２３がロー
ディング及びアンローディングが要求されたことを検知
した時点で行なうようにすればよいものである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果］ したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、デ
ィスクに対して光学式ピックアップがどのような位置に
あっても、カートリッジを出し入れする際に、対物レン
ズがカートリッジに接触されることを防止し得る極めて
良好な光学式ディスク再生装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係る光学式ディスク再生装置の一実施
例を示すブロック構成図である。 １１・・・カートリッジ、１２・・・ディスク、１３・
・・クランパ、１４・・・ターンテーブル、１５・・・
光学式ピックアップ、１６・・・ローディングモータ、
１７・・・歯車機構、１８・・・ローディング機構−１
，１９・・・位置検出部、２０・・・スピンドルモータ
、２１・・・クランプモータ、２２・・・スライダモー
タ、２３・・・システムコントローラ、２４・・・フォ
ーカスサーボ回路、２５・・・トラッキングサーボ回路
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部にディスクを回転可能に収容してなるディスクカー
   トリッジを平面方向に沿って挿入装着した状態で、光学
   式ピックアップを介して前記ディスクの再生を行ない得
   る光学式ディスク再生装置において、前記ディスクカー
   トリッジの装着及び離脱時に、前記光学式ピックアップ
   に設けられ、対物レンズをフォーカス方向に移動させる
   駆動部に対して、前記対物レンズを前記光学式ピックア
   ップ内に引き込ませる駆動信号を与えるように構成して
   なることを特徴とする光学式ディスク再生装置。