JPS6232372Y2 - - Google Patents

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JPS6232372Y2
JPS6232372Y2 JP13755881U JP13755881U JPS6232372Y2 JP S6232372 Y2 JPS6232372 Y2 JP S6232372Y2 JP 13755881 U JP13755881 U JP 13755881U JP 13755881 U JP13755881 U JP 13755881U JP S6232372 Y2 JPS6232372 Y2 JP S6232372Y2
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disk
clamper
disc
pocket
lever
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばDAD(デジタルオーデイオ
デイスク)用に好適するデイスクレコード再生装
置に係り、特にそのデイスクローデイング機構に
関する。 近時、音響機器の分野では可及的に高忠実度再
生化を図るためにPCM(パルスコードモジユレ
ーシヨン)技術を利用したデジタル記録再生方式
を採用しつつある。つまり、これはデジタルオー
デイオ化と称されているもので、オーデイオ特性
が記録媒体の特性に依存することなく在来のアナ
ログ式によるものに比して格段にすぐれたものと
することが原理的に確立されているからである。 この場合、記録媒体としてデイスク(円盤)を
対象とするものはDADシステムと称されてお
り、その再生方式としても光学式、静電式および
機械式といつたものが提案されているが、いずれ
の再生方式を採用する場合であつてもそれを具現
する再生装置としてはやはり在来のそれにみられ
ない種々の高度の機能が性能を満足し得るもので
あることが要求される。 それは、例えば光学再生方式のうちでDC(コ
ンパクトデイスク)方式として提案されているも
のは、直径12cm、厚さ1.2mmのデイスクをCLV
(線速度一定)方式により約500〜200r.p.mの可
変回転速度で駆動するものであるが、該デイスク
はトラツクピツチが1.6μmであつて片面でも約
1時間のステレオ再生をなし得る膨大な情報量が
記録されているといつたことからも、容易にうな
ずけるところである。 特に、デイスク垂直挿入用のデイスク保持部に
デイスクが挿入されていない状態でピツクアツプ
からのレーザ光が出射されると、それが直接外部
に洩れてしまうという危険がある。 そこで、この考案は以上のような点に鑑みてな
されたもので、特にデイスクを垂直状態で駆動す
る光学のデイスクレコード再生装置において、デ
イスクを簡易な構成でしかも確実にピツクアツピ
よりの光洩れ防止機能を伴わせてローデイングし
得るようにした極めて良好なるデイスクローデイ
ング機構を提供することを目的としている。 すなわち、この考案によるデイスクローデイン
グ機構はキヤビネツトの前面部に開閉自在に支持
されるもので、デイスク前面側をガイドする前面
導入部と、デイスク背面側と対向して前記キヤビ
ネツト内に配置される光学式ピツクアツプの光軸
を覆わない状態で形成される背面部とを有して、
デイスクを略垂直状態で保持し得るデイスク垂直
挿入用のデイスク保持部を具備し、前記前面導入
部が少なくとも前記光学式ピツクアツプの光字お
よびそれよりもやや高い位置を含む範囲で遮光部
を兼用したことを特徴とする。 以下、図面を参照してこの考案の一実施例とし
てCD方式のDAD再生装置に適用した場合につき
詳細に説明する。 なお、以下の説明では前面導入部はフロントホ
ルダー106,119で構成され、背面部はバツ
クホルダー105で構成され、デイスク保持部は
デイスクポケツト部170で構成される。第1図
はCD方式によるDAD再生装置の外観斜視図を示
すもので、何によりもキヤビネツト10の前面パ
ネルに設けられたDAD(以下単にデイスクと記
す)ローデイング機構部100がイジエクト操作
キー(EJECT)の操作によつて図示矢印A方向
に回動的に飛び出す如くしたいわゆるカンガルー
ポケツト式になされていて、図示しないデイスク
をそのポケツト部に垂直状に挿入するだけで後は
垂直再生のための駆動位置に自動的に搬入装填さ
れる如くなされる点に特徴を有しているが、それ
の詳細については後述するものとする。 なお、第1図中(POWER)は前記イジエクト
操作キー(EJECT)の操作に先立つて操作され
る電源操作キーであり、以下(FF)は早送り操
作キー、(BACKWARD)は逆転操作キー、
(STOP)は停止操作キー、(PLAY)は再生操作
キー、(PAUSE)は一時停止操作キーである。ま
た、200はキヤビネツト10内に設けられたデ
イスク駆動および再生機構部であつて、それの詳
細については後述するものとする。そして、11
は同じくデイスク駆動および再生回路等が搭載さ
れた印刷配線板である。さらに、12はキヤビネ
ツト10の前面パネルに設けられる各種の表示部
である。 先ず、デイスクローデイング機構部100につ
いて説明すると、第2図、第3図はそれぞれデイ
スクローデイング前およびデイスクローデイング
後の状態を示している。 また、第4図、第5図はそれぞれ第3図につい
て内部を透視した状態および一部を切り欠い状態
を示している。 初めに、第2図(但しデイスク101は図示さ
れていない)によりデイスクローデイング機能の
概要について簡単に述べると、後述する動力源に
リンク機構を介して連結された左右一対のローデ
イングレバー118およびメインリンク103,
120が矢印B方向に引き込されるもので、これ
によつてデイスク挿入用のポケツト部170を有
するバツクホルダー105およびデイスクランパ
ー部180も同方向に引き込まれるようになる結
果、第3図の状態に至るものである。 ここで、上記動力源としては第6図に示される
モータ139を用いるもので、該メータ139は
平面略コ字状のシヤーシ124における後面下部
にモータ取付板141を介してそのモータ軸が下
向きとなる状態で取着されている。そして、この
モータ軸に取着されたモータプーリ140にベル
ト138を介して連結されたプーリ137に駆動
軸135の下端が嵌着されている。 ここで、駆動軸135はその上端が前記シヤー
シ124における後面上部の折曲部に圧入されて
いる軸受133に軸支されると共に、その下端近
傍がシヤーシ124における後面下部の折曲部に
ナツト144によつて固定されている軸受36に
挿通されていることにより、上記モータ139の
正逆回転に連動してやはり正逆方向に回転自在と
なされている。 この駆動軸135の略上半分の部分の螺子部1
35aおよび略下半分の非螺子部135bにはメ
インスライダー123がその中央上下の折曲部で
嵌合されている。つまり、メインスライダー12
3は駆動軸135の矢印C方向の回転により図示
下方向の矢印E方向に且つ駆動軸135の矢印D
方向の回転により図示上方向の矢印F方向に移動
されることになる。この場合、メインスライダー
123の移動ストロークは該メインスライダー1
23によつて図示上側および下側でオンオフされ
るマイクロスイツチ142,143を介してモー
タ駆動回路(図示せず)をオンオフ制御すること
により、過不足がないように規制されている。 第2図ではメインスライダー123が下へ下が
りきつた状態を示し、且つ第3図はメインスライ
ダー123が上に上がりきつた状態を示してい
る。 そして、メインスライダー123の両側折曲片
下部でそれぞれ一端長孔部が枢支されたリンク1
22,145はそれらの各他端部で側面略L状の
連結レバー121,146の各一端部に連結され
る。この連結レバー121,146はその角部で
シヤーシ124の両側下部に取着された支柱14
8に対して回動自在に支持されていると共に、そ
の他端湾状部が前述したローデイングレバー11
8の基端部にかしめ付けられるローラ147に係
合されている。(但し、連結レバー146側は図
示を省略してある)。 ここで、ローラ147はシヤーシ124の両側
下部に形成された傾斜長孔160に沿つて滑動す
る如くなされている。 また、ローデイングレバー118の先端部にそ
の下端部が枢支される前述したメインリンク12
0,103は、その上端部がシヤーシ124上に
取着されたトツプカバー125の前方両側部に回
動自在に支持されている。 なお、以上においてリンク122,145の両
端支持部間にはそれぞれコイルスプリング12
8,167が係着されている。 一方、デイスククランパー部180は左右一対
のローデイングレバー118の先端内側に取着さ
れた一対の軸107,117に対して中央部で回
動自在に支持されるクランパー押えレバー111
を有している。 そして、このクランパー押えレバー111の前
側に位置させてローデイングレバー118上に立
設されたリンク取付板112は、その両側上下に
各2個あてのリンク109,110および11
3,114を介してクランパー押えレバー111
の後側に位置するクランパーホルダー127を回
動(平行移動)自在に支持している。 この場合、クランパー押えレバー111とクラ
ンパーホルダー127とは両者間が係着スプリン
グ166によつて相互に引き付けられており、こ
れらの間にクランパーホルダー127の長孔部よ
り突出されたクランパー126のつば部分を挟ん
で該クランパー126をクランパー押えレバー1
11方向(但し第2図の状態)に軽く押圧してい
る。 また、前記一対の軸107,117に各先端部
が回動自在に支持されたレバー108,116は
その各基端部が連結バー129によつて相互に連
結されている(第4図参照)。 そして、バツクホルダー105はその両側下部
でメインリンク103,120に回動自在に支持
されており、該ホルダー105の後側に基端部が
取着された平面略コ字状のホルダーレバー150
はその両側部先端部に設けられたローラ151が
シヤーシ124の両側下部に形成されている傾斜
長孔152に沿つて滑動自在となされている。つ
まり、ローラ151がとる傾斜長孔152中の位
置に応じてバツクホルダー105の傾きが変化さ
れることになる(第5図参照)。 また、ホルダー105の上端に回動自在に支持
されているカバー102はトツプカバー125の
前端中央部との間に係着されたスプリング104
によつて常時トツプカバー125方向に軽く引張
されている。 さらに、バツクホルダー105の左右前方に一
対のフロントホルダー106,119が取着され
ていることによつて、当該対向部間にデイスク挿
入用のポケツト部170が形成されるものである
が、該デイスクポケツト部170の下部にはデイ
スク支えレバー115が設けられる。 ここで、デイスク支えレバー115は、第5図
に示されるようにホルダーレバー150に回動自
在に支持されるものであるが、スプリング168
(第8図参照)により常時矢印H方向に付勢され
ていて、ホルダーレバー150に取着されている
調整螺子155に押しつけられる如くなされてい
る。 そして、上記ホルダーレバー150の後方には
クランプレバー130が軸132でクランプレバ
ー取付板131に回動自在に支持されている。 このクランプレバー取付板131はシヤーシ1
24の後板部に取着されている。また、クランプ
レバー130の後端におけるシヤーシ124を貫
通した位置にはプツシユ156が取着されてい
て、該プツシユ156がスライダー134に取着
されている(第8図参照)。 ここで、スライダー134はその長孔部がメイ
ンスライダー123の下部に設けられたピン12
3aと係合されていると共に、その折曲部に取着
されたピン157と上記ブツシユ156との間に
スプリング158が係着されている。 なお、第5図中159はホルダーレバー150
に取着されているデイスク検出用の反射センサー
である。 また、161はバツクホルダー105の背面部
の導入孔105a(第2図参照)より突出して設
けられるデイスク駆動用のターンテーブルであつ
てデイスク101のセンターホールに嵌合される
ガイド161aを有している。この場合、ターン
テーブル161はシヤーシ124内に支持されて
いるデイスク駆動用のモータ162の軸に軸支さ
れているものであるが、これらについては後述の
デイスク駆動および再生機構部200で詳述す
る。 次に、以上のような構成においてデイスクロー
デイング動作の詳細について説明すると、第7
図、第8図はデイスクポケツト部170が外側に
開ききつた第2図の状態を右側方よりみた要部の
関係について示している。 すなわち、この状態ではメインスライダー12
3が下がりきつていて、ローデインレバー118
の一端が長孔160の最上端に押し上げられてい
るために、デイスククランパー部180が最も外
側に傾斜した状態となつている。 しかるに、この場合デイスクポケツト部170
の傾きはホルダーレバー150が長孔152によ
つて規制されているため、上記デイスククランパ
ー部180およびそれの外側に設けられる蓋16
3に比して小さな傾斜となついる。 而して、この状態でデイスクポケツト部170
に図示しないデイスク101が挿入されたとする
と、前述の反射センサー159がそれを検出して
モータ139を駆動すべく該モータの駆動回路
(図示せず)にスタート用の信号を与える。 ここで、デイスクポケツト部170に挿入され
たデイスク101はその下側2ケ所でデイスク支
えレバー115の支えピン115a,115b
(第9図参照)によつて支えられ、該デイスクの
中心がターンテーブル161の中心と略一致する
状態となされる。 そして、モータ139の駆動により前述した如
くしてメインスライダー123が上方向に移動さ
れると、リンク122および連結レバー121を
介してローデイングレバー118が長孔160の
下端側に押し下げられるようになる結果、デイス
ククランパー部180およびデイスクポケツト部
170をして矢印B方向に引き込む如くした動作
が開始されることになる。 第10図は以上の動作によつてデイスク101
をしてターンテーブル161に押し込もうとする
瞬間の位置までにデイスククランパー部180
よびデイスクポケツト部170が引き込まれた状
態を示している。 この状態ではメインスライダー123がかなり
上方向に移動されており、ローデイングレバー1
18はその一端が長孔160における傾斜部と水
平部との丁度境界部分に位置している。つまり、
ローデイングレバー118はメインリンク120
が垂直位置まで至つていないために僅かに傾斜し
ているが、殆んど水平に近い状態となつている。 第11図はこのときにおけるデイスククランパ
ー部180の状態を示している。すなわち、この
状態ではクランパー126が第8図の状態と同じ
くクランパー押えレバー111とクランパーホル
ダー127に挟まれたまま略垂直に近い状態で保
持されており、デイスク101が重力によつてク
ランパー126と当接する方向に傾いていたとし
てもそれによつて傾くことがない。逆に、移動過
程においてデイスク101がターンテーブル16
1と当接する方向に傾いた場合に、同方向に移動
されるクランパー126に対してターンテーブル
161の摩擦力によりデイスク101が押し付け
られるようになるため、デイスク101の傾きを
修正する如くした機能を伴つている。 また、この状態ではデイスク支えレバー115
も第8図と同じ状態にあるが、一端がクランプレ
バー取付板131に折曲部と当接しつつある。さ
らに、左右のレバー108,116を連結した連
結バー129がクランプレバー130と当接する
状態にあるが、未だスプリング158が伸長され
ていないために、クランプレバー130のスプリ
ング168による弱い圧力しか付与されていな
い。なお、左右のレバー108,116はそれら
の各上端部がリンクピン164,165と軽く当
接している。 第12図、第13図はデイスクローデイングが
完了した状態を示すもので、メインスライダー1
23は上に上がりきつている。また、左右の連結
レバー121,146はスプリング128,16
7によつて引張されており、ローデイングレバー
118を長孔160に沿つて後方に引張してい
る。 そして、クランプレバー130はスライダー1
34がメインスライダー123によつて上に移動
されているためスプリング158による引張力を
受けて図示矢印I方向に回動されることにより、
連結バー129を押し上げる。これにより、左右
レバー108,116が回動されてそれらの各上
端湾状部でリンクピン164,165を図示矢印
J方向に押圧せしめると、リンク109,113
および110,114が回動されてクランパーホ
ルダー127を平行に押し下げる。つまり、第1
4図aに示すように、クランパーホルダー127
はそれまでクランパー126に対してその長孔1
26aの下部で嵌合されていたが、矢印J方向に
移動されると同時にリンク109,113および
110,114の回動によつて今度は第14図b
に示すように長孔126aの中央部で嵌合される
ように図示下方向にも移動される如くした平行移
動が伴われることになる。 また、このとき左右のレバー108,116に
おける上端の各折曲部108a,116aによつ
てクランパー押えレバー111が矢印J方向に押
されるために、クランパー126も同方向に押し
付けられる。この場合、デイスク101がターン
テーブル161に当接されているために、クラン
パー126はスプリング158で決まる一定の圧
力でターンテーブル161方向に押しつけられる
ことになる。 そして、この状態ではクランパー126とクラ
ンパーホルダー127の間に、クランパー126
が回転するのに十分な隙間が形成されている。 また、デイスク支えレバー115は後端部がク
ランプレバー取付板131の先端折曲部と当接し
て、前端部が水平状態に回動されているためにそ
の支えピン115a,115bがデイスク101
の下端より離されている(第15図参照)。 つまり、以上によつてデイスク101がターン
テーブル161に装填されてモータ162により
回転自在な状態となるもので、ここにデイスクロ
ーデイングに必要な一連の動作が完了したことに
なる。 なお、この状態からデイスク101を取り外す
ためのアンチローデイング動作については上述の
ローデイング動作と全く逆の経過をたどつてなし
得るので、省略するものとする。 また、かかるデイスクローデイング完了状態で
はバツクホルダー105背面のピツクアツプ導入
孔105b部(第2図参照)から光学式のピツク
アツプ(PU)が露出して(第18図、第19図
参照)デイスク101の信号面をリニアトラツキ
ング式に再生をなすものであるが、これについて
は後述のデイスク駆動および再生機構部において
詳述する。 次に、以上のようなデイスクローデイング機構
100の特徴点について説明する。 第1点としてはデイスク装填を簡便且つ確実に
行なうために、デイスクポケツト部170にデイ
スク101を略垂直状に挿入するだけで後は自動
的にデイスク101を所定の駆動位置にローデイ
ングし得るようにした垂直式のデイスクローデイ
ング機構であることが挙げられる。 そして、かかる垂直式のデイスクローデイング
機構は、キヤビネツトの前面部にメインリンク1
20,103により上端を支点として共通に開閉
自在に支持されたデイスク101挿入用のデイス
クポケツト部170およびデイスク101クラン
プ用のデイスククランパー部180と、これらデ
イスクポケツト部170およびデイスククランパ
ー部180の下端と共通に連結されて該デイスク
ポケツト部170およびデイスククランパー部
80を開閉移動せしめる動力伝達機構118,1
21,122と、この動力伝達機構に動力を伝達
する動力源139とで実現される。 第2点としては上述した垂直式のデイスクロー
デイング機構において、デイスクポケツト部17
0に挿入されたデイスク101の傾きを修正する
機能をデイスククランパー部180に伴なわしめ
るようにし、以つてデイスククランパー部180
に必要な押圧力を可及的に軽減して構成の小形軽
量化ならびに簡易化に寄与せしめると共に、デイ
スクの破損を末然に防止し得るようにした点が挙
げられる。 そして、これはデイスククランパー部180
クランパー126がデイスクポケツト部170
挿入されたデイスク101をターンテーブル16
1方向に押圧する直前で該クランパー126後端
面をターンテーブル161面と平行にするための
クランパー制御機構を上述した垂直式のローデイ
ング機構に付加することで実現される。 第3点としては上述した垂直式のデイスクロー
デイング機構において、デイスクポケツト部17
0に挿入されたデイスクのセンタリングをなす機
能をデイスクポケツト部170に伴なわしめるよ
うにし、以つて上述した第2点の場合と同様な効
果をさらに助長し得るようにした点が挙げられ
る。 そして、これはデイスクポケツト部170に挿
入されたデイスク101のセンターホールが少な
くともターンテーブル161のガイド161aと
嵌合する直前より嵌合するまでの間、デイスク1
01のセンターがターンテーブル161のセンタ
ーと同じ高さになるようにデイスク101を支持
する第1の位置と、デイスク101のセンターホ
ールがターンテーブル161のガイド161aに
嵌合を終了した状態でデイスク101から離脱す
る第2の位置とを有するデイスク支持制御機構1
15を上述した垂直式のローデイング機構に付加
することで実現される。 第4点としては上述した垂直式のデイスクロー
デイング機構において、デイスククランパー部
80のクランパー126がデイスクポケツト部
70に挿入されたデイスク101をターンテーブ
ル161方向に押圧するとき、クランパ126と
ターンテーブル161のガイド161aとが嵌合
した後でクランパー126がデイスクをターンテ
ーブル161に圧着する如くしてデイスク101
に対するクランプのタイミングを制御する機能を
デイスククランパー180に伴なわしめるように
し、以つて上述した第2点の場合と同様な効果を
奏し得るようにした点が挙げられる。 そして、これはデイスク101がターンテーブ
ル161のガイド161aに嵌合された後でクラ
ンパー126に対してターンテーブル161方向
への所定の圧着力を付与する如くしたクランパー
制御機構116を上述した垂直式のローデイング
機構に付加することで実現される。 第5点としては上述した垂直式のローデイング
機構において、デイスクポケツト部170に挿入
されるデイスク101の挿入状態を検出するセン
サ159をデイスク再生用の光学式ピツクアツプ
とは別にしてデイスクポケツト部170自体に設
けることにより、デイスク101が所定の駆動位
置つまりターンテーブル部にローデイングされる
以前にデイスクの有無を検出し得るようにした点
が挙げられる。 そして、この場合、デイスクポケツト部170
におけるデイスクセンサー159の取付位置をデ
イスクポケツト部170の下部でデイスク101
の最外周部よりは若干上側の位置としておけば、
デイスク101の不適正な挿入状態をも判別する
ことができる(第16図参照)。 次に、以上のような垂直式のローデイング機構
100におけるデイスクポケツト部170に施さ
れた種々の特徴点について説明する。 第1点としてはデイスク101を挿入するデイ
スクポケツト部170がデイスク挿入状態でター
ンテーブル161よりも前面に移動した第1の位
置および該第1の位置から移動してデイスク10
1をターンテーブル161に装填し且つターンテ
ーブルに装填されたデイスク101をデイスクポ
ケツト部170の内部で回転可能とする第2の位
置を持つように構成されることにより、垂直式デ
イスクローデイング機構全体としての構成を有機
的且つ合理的なものとなし得るようにした点が挙
げられる。 第2点としてはデイスクポケツト部170のデ
イスク挿入用開口部をデイスク101の周縁部側
で幅狭に且つデイスク101の中央部側で幅広と
なるように、少なくともデイスク101の信号面
側で傾斜せしめた構成とすることにより、デイス
ク挿入時にデイスクの信号面に損傷を与えること
を未然に防止し得るようにした点が挙げられる
(第17図a,b,c参照)。 第3点としてはデイスク挿入時にターンテーブ
ル161よりも前面に移動した第1の位置および
デイスク装填時に第1の位置から移動してターン
テーブル161にデイスク101を装填可能な第
2の位置をとるデイスクポケツト部170の背面
上部を支点として回動自在に支持されるもので、
前記第1の位置でデイスクポケツト部170の背
面後方に傾斜され、且つ前記第2の位置でデイス
クポケツト部170の背面上方に直立されるカバ
ー102を設けることにより、デイスク挿入状態
でデイスク101の上端後方に把持用の空間を形
成してデイスク挿入および取外しを便ならしめる
ようにした点が挙げられる。 この場合、カバーを終始傾斜させた位置に固定
しておくことも考えられるが、そうするとデイス
クポケツト部の後方に配設されるデイスク再生用
のピツクアツプ部にカバーが当つてしまうという
不都合な事態を生じる。 また、回動自在なカバー102を設けることに
よつてデイスクポケツト部170延いては装置全
体としてその大きさを可及的に小さくし得るとい
う利点もある。 第4点としてはデイスクポケツト部170のバ
ツクホルダー105背面部に連接して形成される
ターンテーブル導入用孔185aおよびピツクア
ツプ導入孔105b部にデイスク101が誤挿入
されるのを末然に防止するために第18図a,b
に示すように両導入孔105a,105bの連接
部上下に対して下側のものが後方に傾斜された爪
状突出片によるガイド105c,105dを形成
した点が挙げられる。つまり、上記両導入孔10
5a,105bの連接部にデイスク101が誤挿
入されようとすると、デイスク下端部が上記後方
に傾斜された下側のガイド105dに当つて進入
を阻止されると共に、デイスクポケツト部170
の内側に滑り落ちるようになるものである。な
お、上記ガイドはバツクホルダー105の後部に
設けられる基板(図示せず)側に形成するように
してもよい。 第5点としてはこの考案の要旨となるもので、
デイスクポケツト部170を構成するフロントホ
ルダー106,119の上端を少なくともデイス
クポケツト部170の導入孔105b部より露出
される後述の光学式ピツクアツプ(PU)部の光
軸Lの高さ(これはターンテーブル161のセン
ターの高さと同一とされる)より高い位置まで設
延して実質的にフロントホルダー106で遮光部
を兼用することにより光学式ピツクアツプ部より
の出射光が直接的に外部に洩れないようにして人
体に対する安全対策(特にレーザ光源の場合に重
要である)を講じるようにした点が挙げられる
(第19図参照)。 そして、これはデイスクポケツト部170が開
かれている場合にも確保されているものとする。
また、フロンントホルダー106,119の上端
部を不透明としておけば、さらに効果的である。 続いて、デイスク駆動および再生機構部200
について説明すると、第20図、第21図に示す
ように該デイスク駆動および再生機構部200
前述したデイスクローデイング機構部100のデ
イスクポケツト部170後方に位置してシヤーシ
124内に組込まれているものである。 ここで、デイスク駆動および再生機構部200
の概要について簡単に述べると、それはデイスク
駆動部210とデイスク再生機構部220とに分
かれているもので、前者は前述したデイスクロー
デイング機構部100によつてデイスク101が
駆動位置にローデイングされるところのターンテ
ーブル161と該ターンテーブル161の後方に
直結されたモータ162とでなり、デイスク10
1をしてCLV方式の所定の回転速度で駆動せし
めるものである。 また、後者は上述のように所定の回転速度で駆
動されるデイスクを再生するための光学式ピツク
アツプ(PU)と該ピツクアツプ(PU)をデイス
クの半径方向に内周から外周に向けてリニアトラ
ツキング式に移動せしめるピツクアツプ送り機構
221とでなる。 この場合、ターンテーブル161とピツクアツ
プ(PU)とがデイスクポケツト部170を構成
するバツクホルダー105背面に形成された各導
入孔105a,105b内に導入露出されること
は前述した通りである。 そして、ピツクアツプ送り機構221は第22
図に示すように取付基板222上に所定の間隔で
設けられた3個の取付けブロツク223,22
4,225のうち右端の取付けブロツク225の
内側に取着されたモータ226と、このモータ2
26の軸に直結されたモータプーリ227からベ
ルト228を介して回転が伝送される一連の歯車
列229,230と、この歯車列229,230
の最終部分に軸支された送り螺子231と、この
送り螺子231に螺合されると共に送りガイド軸
232に挿通された送り台233とを有し、この
送り台233上にピツクアツプ(PU)が搭載さ
れているものである。 ここで、上記一連の歯車列229,230は右
端の取付けブロツク225の外側および該右端の
取付けブロツク225と中央の取付けブロツク2
24との間にあつて所定の減速比を与えるように
なされている。 また、送り螺子231と送りガイド軸232と
は中央の取付けブロツク224と左端の取付けブ
ロツク223との間に上下に平行な状態で架設さ
れている。 なお、中央の取付けブロツク224にはデイス
ク駆動部210を構成するターンテーブル161
を上側に在らしめる如くして図では見えない内側
の位置にモータ162が取着されている。 つまり、以上の構成においてピツクアツプ送り
機構221はモータ226からの回転力を一連の
歯車列229,230を介して所定の減速比をも
たせた状態で送り螺子231に伝達することによ
り、送り台233延いてはピツクアツプ(PU)
をして送り螺子231のピツチで定まる所定の微
小速度で矢印K方向に移動せしめるものである。 これによつて、ピツクアツプ(PU)は所定の
回転速度で駆動されるデイスクの信号面に沿つて
リニアトラツキング式に送られるようになり、そ
の過程でデイスクの各トラツクを光学式に再生す
ることになる。 次に、以上のようなデイスク駆動および再生機
構部200におけるピツクアツプ送り機構221
部に施された種々の特徴点について説明する。 第1点としては送り台233と送り螺子231
との間の螺合部の遊びによる送りむらをなくして
ピツクアツプ(PU)を円滑に送ることができる
ようにした点が挙げられる。 そして、これは第23図aに示すように送り台
233における送り螺子231との螺合部の送り
方向側に形成した溝233a内にスプリング23
4を入れて、このスプリング234をピン235
で送り台233に支持されたストツパー螺子23
6により送り方向Kと反対方向Mに押圧する構成
で実現される。すなわち、これによつて第23図
bに示すようにピツクアツプ送り台233と送り
螺子231とは送り方向Kに対しては常に遊びが
生じない状態で接触されるようになるからであ
る。 第2点としてはピツクアツプ(PU)の位置を
外部に対して簡便且つ良好に表示し得るようにし
た点が挙げられる。 そして、これは第24図に示すようにピツクア
ツプ(PU)(ピツクアツプ送り台233でも可)
の上方に延設するL字状アーム237の先端に例
えば三角形状の発光ダイオードまたは単なる指針
238を取着し、この発光ダイオードまたは指針
238を第25図に示すようにキヤビネツト10
に組込んだ状態でデイスクポケツト部170の上
方に形成するスリツト状の窓239内で移動自在
とすることにより、デイスク101に対するピツ
クアツプ(PU)の位置を直接的に外部に表示す
る構成で実現される。 なお、この考案は上記し且つ図示した実施例に
のみ限定されることなく、この考案の要旨を逸脱
しない範囲で種々の変形や適用が可能であること
は言う迄もない。 従つて、以上詳述したようにこの考案によれ
ば、特にデイスクを垂直状態で駆動する光学式の
デイスクレコード再生装置において、デイスクを
簡易な構成でしかも確実にピツクアツプ部よりの
光洩れ防止機能を伴わせてローデイングし得るよ
うにした極めて良好なるデイスクローデイング機
構を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による一実施例として適用さ
れるCD方式のDAD再生装置を示す外観斜視図、
第2図、第3図はそれぞれ第1図のデイスクロー
デイング機構部をローデイング前および後に分け
て示す側方斜視図、第4図、第5図はそれぞれ第
3図について内部を透視した状態および一部を切
り欠いた状態を示す側方斜視図、第6図は第1図
のデイスクローデイング機構部の動力伝達部を示
す後方斜視図、第7図乃至第15図はそれぞれ第
2図から第3図の状態に至る一連のローデイング
動作を説明するための要部の側面図、側方斜視図
および正面図、第16図乃至第19図はそれぞれ
第1図のデイスクローデイング機構におけるデイ
スクポケツト部に施された種々の特徴点を説明す
るための要部の側面図、平面図および正面図、第
20図、第21図はそれぞれ第1図のデイスク駆
動および再生機構部を示す要部の斜視図、第22
図は第20図、第21図のピツクアツプ送り機構
部を示す斜視図、第23図乃至第25図は第22
図のピツクアツプ送り機構部に施された種々の特
徴点を説明するための要部の断面図、斜視図であ
る。 10……キヤビネツト、11……印刷配線板、
12……表示部、100……デイスクローデイン
グ機構部、200……デイスク駆動および再生機
構部、101……デイスク、102……カバー、
103,120……メインリンク、104,12
8,149,158,166,167,168…
…スプリング、105……バツクホルダー、10
6,116……フロントホルダー、107,11
7……軸、108,116……レバー、109,
110,113,114……リンク、111……
クランパー押えレバー、112……リンク取付
板、115……デイスク支えレバー、118……
ローデイングレバー、121,146……連結レ
バー、122,145……リンク、123……メ
インスライダー、、124……シヤーシ、125
……トツプカバー、126……クランパー、12
7……クランパーホルダー、129……連結バ
ー、130……クランプレバー、131……クラ
ンプレバー取付板、132……軸、134……ス
ライダー、135……駆動軸、133,136…
…軸受、137……プーリ、138……ベルト、
139……モータ、140……モータプーリ、1
41……モータ取付板、142,143……マイ
クロスイツチ、144……ナツト、147,15
1……ローラ、148……支柱、150……ホル
ダーレバー、152,160……傾斜長孔、15
5……調整螺子、156……ブツシユ、157…
…ピン、159……センサー、161……ターン
テーブル、162……モータ、163……蓋、1
64,165……リンクピン、170……デイス
クポケツト部、180……デイスククランパー
部、105a,105b……導入孔、105c,
105d……ガイド、PU……ピツクアツプ、2
10……デイスク駆動部、220……デイスク再
生機構部、221……ピツクアツプ送り機構、2
22……取付基板、223,224,225……
取付けブロツク、226……モータ、227……
モータプーリ、228……ベルト、229,23
0……歯車列、231……送り螺子、232……
送りガイド軸、233……送り台、234……ス
プリング、235……ピン、236……ストツパ
ー螺子、237……アーム、238……発光ダイ
オードまたは指針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツトの前面部に開閉自在に支持される
    もので、デイスク前面側をガイドする前面導入部
    と、デイスク背面側と対向して前記キヤビネツト
    内に配置される光学式ピツクアツプの光軸を覆わ
    ない状態で形成される背面部とを有して、デイス
    クを略垂直状態で保持し得るデイスク垂直挿入用
    のデイスク保持部を具備し、前記前面導入部が少
    なくとも前記光学式ピツクアツプの光軸およびそ
    れよりもやや高い位置を含む範囲で遮光部を兼用
    したことを特徴とするデイスクローデイング機
    構。
JP13755881U 1981-09-18 1981-09-18 デイスクロ−デイング機構 Granted JPS5843670U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13755881U JPS5843670U (ja) 1981-09-18 1981-09-18 デイスクロ−デイング機構

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JPS5843670U JPS5843670U (ja) 1983-03-24
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