JP2006040433A - 記録媒体再生装置および記録媒体再生装置の診断方法 - Google Patents

記録媒体再生装置および記録媒体再生装置の診断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 故障の原因がメディア側か光ディスク装置本体側にあるのかを容易に切り分け出来るようにする。
【解決手段】 本光ディスク装置は標準メディアを装着可能であり、情報再生部(3)は、光ピックアップ(2)の出力に基づいて標準メディアまたは光ディスク(1)の動作状態を示す信号を測定するための測定手段(303〜307)と、この信号の正常値を予め記憶する記憶手段(302)と、測定値と正常値とを比較しその差が予め決められた範囲を超える場合異常検出信号を出力する比較検出手段(301)と、標準メディアについて比較検出手段から異常検出信号が出力されると光ディスク装置に異常が存在すると認識する認識手段(301)とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、診断機能を備えた記録媒体再生装置およびその診断方法に関する。
市販のメディア、例えば、CD、MD、DVD、あるいは編集したメディア等を再生する光ディスク装置、磁気ディスク装置、磁気光ディスク装置(OM装置)等の記録媒体再生装置では、装置内に装着したメディアを読み取ることが出来ない不具合が生じると、その不具合がメディア側にあるのか装置側にあるのかを判別することが重要である。特に車載用の光ディスク装置の場合、メディアの再生時に不具合が生じると、装置を車体より取り外して不具合の原因を調べ、修理しなければならない。
特開平5−303879号「電子機器」に示す発明では、故障、異常状態の原因を容易に把握するために、機器に各種のセンサを設け、これらのセンサが検出した信号に基づいて故障等の原因を特定するようにしている。ところがこの装置であっても、ディスク側に故障の原因があることを想定していないので、ディスクの読み取りに異常が生じた場合は、ディスクの動作状態を検出するセンサ群の記録を読み出して故障の原因を把握するようにしている。従ってそのためには、機器を車体より取り外す必要がある。
特開平5−303879
ところが、ユーザによって光ディスク装置等の記録媒体再生装置に故障があると指摘された場合でも、往々にして故障原因がメディア側にある。このような場合には、光ディスク装置等を車体より取り外して検査する必要は無い。したがって、ユーザより光ディスク装置に故障が生じたことを通知された場合に、その故障がメディア側にあるか装置側にあるかを即時に判断できれば、必要も無いのに装置を車体より取り外したりする煩雑な操作を実行する必要がなくなる。
本発明は、かかる点に関して為されたもので、故障の原因がメディア側にあるのか、光ディスク装置等の記録媒体再生装置側にあるのかを容易に判断することが可能な機能を備えた記録媒体再生装置、およびその装置における診断方法を提供することを目的とする。
本発明の装置は、記録媒体の装着部と、前記装着部に装着された記録媒体の情報を読み取るためのピックアップと、該ピックアップ出力を処理して情報再生に必要な信号を生成する情報再生部とを備える記録媒体再生装置において、前記装着部は標準メディアを装着可能であり、前記情報再生部は、前記ピックアップ出力に基づいて前記装着部に装着された標準メディアまたは記録媒体の動作状態を示す信号を測定するための測定手段と、前記動作状態を示す信号の正常値を予め記憶する記憶手段と、前記測定手段によって測定された値と前記記憶手段に記憶された正常値とを比較しその差が予め決められた範囲を超えるかどうかを比較する比較検出手段と、前記比較検出手段により異常検出信号が出力されると当該記録媒体再生装置に異常が存在すると認識する認識手段、とを備えて構成される。
上記装置では、故障または不具合の原因を調べようとする記録媒体再生装置を、まず診断モードに設定し、標準メディアを装着する。この標準メディアに対して、記録媒体再生装置の動作状態を示す各種の信号を測定し、その測定値を予めこの記録媒体再生装置内に記憶させた正常値と比較することによって、その測定値に異常があるか否かを判断する。今、メディア自身に問題を含まない標準メディアを使用して測定を行っているので、測定値に異常がある場合、その異常の原因は記録媒体再生装置側に存在するものと判断することができる。反対に、測定値に異常が無い場合、故障の原因がユーザの使用しているメディア側にあることが推測される。
以上のようにして、上記装置により、記録媒体再生装置の使用中に発生した故障または不具合の原因がメディア側にあるのか、再生装置側にあるのかを容易に切り分けることが可能である。
本発明の記録媒体再生装置の診断方法は、記録媒体再生装置に標準メディアを装着するステップと、前記装着された標準メディアに関してその動作状態に関する信号を測定するステップと、前記測定された信号値を予め設定された正常値と比較しその差が予め設定された範囲を超える場合前記記録媒体再生装置の異常であると認識するステップとによって構成される。
また、前記測定するステップは、前記記録媒体が光ディスクである場合、前記認識するステップで前記記録媒体再生装置に異常があると認識されるまで、前記動作状態を示す信号として、標準メディアのサーボ信号、前記光ピックアップのレーザ駆動電流値、前記標準メディア再生時のエラーレート、前記光ピックアップからのRF信号の振幅値およびジッタ量の測定を続ける。
さらに、前記動作状態を示す全ての信号について前記認識するステップで前記記録媒体再生装置の異常が認識されない場合、前記記録媒体再生装置に異常が無いことを示すメッセージと共にユーザが使用する記録媒体を当該記録媒体再生装置に装着することを促すメッセージを表示するステップと、装着された前記ユーザが使用する記録媒体についてその動作状態に関する信号を測定するステップと、ユーザ側記録媒体について測定された前記信号の値を前記正常値と比較しその差が前記範囲を超えた場合前記ユーザの記録媒体に異常があると認識するステップ、を備えている。
その結果、標準メディアを使用した測定において異常が見られない場合、ユーザのメディアを使用して測定を行い、その測定値に異常が見られるとユーザ側メディアに問題があると判断することができる。これにより、記録媒体再生装置を例えば車体より取り外して、その故障または不具合の原因を調べる。
以上のように、本発明の記録媒体再生装置およびその診断方法によれば、標準メディアを使用して装置の状態を診断し、例えばその診断内容を表示部に表示させることにより、故障または不具合の原因が記録媒体再生装置側にあるのか、メディア側にあるのかを容易に判断することができる。そのため、メディア側に問題があるにも拘わらず、装置を車体より取り外して検査する等の不要な作業を防ぐことができる。
以下に、本発明を、記録媒体が光ディスクである場合について説明する。図1は、本発明の1実施形態にかかる光ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。図において、1はCD、MD、DVD等の光ディスク、2は光ピックアップユニット、3は情報再生部、4は表示制御部、さらに5はディスプレイなどの表示部を示す。周知の様に、光ピックアップユニット2、情報再生部3、表示制御部4および表示部5は光ディスク装置として一体に形成され、光ディスク1を装着可能である。
情報再生部3は、基本的に、プリアンプIC31、信号処理LSI32、再生部マイコン33で構成されている。信号処理LSI32は、DSP等で構成され、入出力信号の波形を成型し、かつ信号のDAあるいはAD変換を行う。
再生部マイコン33は、データ処理部301、メモリ302、サーボ信号測定部303、レーザダイオード(LD)電流値測定部304、エラーレート測定部305、RF振幅測定部306およびジッタ量測定部307を有する。なお、再生部マイコン33は、本発明の特徴である診断機能を実現するための構成を中心にしてその構成が示されているが、その他に、情報再生部3、再生信号の出力部、ピックアップユニット2のサーボ機構制御部などを備えている。
再生部マイコン33のメモリ302は、標準メディア、例えば基本ディスクを用いて測定した光ディスク装置の動作状態に関する各種の測定値、即ちサーボ信号測定値、LD電流測定値、エラーレート測定値、RF振幅測定値およびジッタ量測定値が、規格値(正常値)として記憶されている。データ処理部301は、光ディスク装置に装着されたメディアの各種測定値とメモリ302内に記憶されている規格値とを予め組み込まれたプログラムに従って比較し、比較結果に基づいて光ディスク装置の状態を認識し、認識結果に基づいて所定の出力を表示制御部4に出力する。
なお、サーボ信号測定部303は、この明細書でサーボ信号として総称するフォーカスオフセット信号、トラッキングオフセット信号、フォーカスバランス信号およびトラッキングバランス信号を測定する。
表示制御部4は、表示部マイコン41、DSP等である信号処理LSI42、表示部5を駆動するためのドライバIC43を備えている。表示部マイコン41は、情報再生部の出力に基づいて、表示部5に所定のメッセージを表示させるための信号を生成する。
図2および図3は、本発明の一実施形態にかかる光ディスク装置において、診断機能を実現するための制御フローを示す図である。以下に、図2および3を参照して、図1に示す装置の動作を、特に診断機能に関して説明する。
例えば、図1に示す光ディスク装置が車載用の装置である場合、ユーザがその使用時に不具合に遭遇すると、車両をディーラーに持ち込んで修理を依頼する。この場合、従来ではディーラー側で車体より光ディスク装置を取り外して修理する。これに対して本発明の装置では、まず、光ディスク装置に設けた操作ボタン(図示せず)により該装置を診断モードに設定し、診断処理を開始する(ステップS1)。このとき、表示制御部4では、再生部マイコン33の指示に従って表示マイコン41が「診断処理を開始します。標準メディア(基本ディスク)を挿入して下さい。」等のメッセージを選択し、これを表示部5に表示させる。
あるいは、光ディスク装置の装着部に標準メディアを装着した場合に、これを診断モードの開始と自動的に判断することも可能である。次に、上記表示に従って、予めディーラー側で用意されていた標準メディア、例えば基本ディスクを光ディスク装置のデッキ内に挿入する。標準メディアに関しては、故障あるいは不具合の無い光ディスク装置で駆動される場合の各測定値、即ち正常値(以下、規格値)が、再生部マイコン33内のメモリ302に記憶されている。
基本ディスクの挿入によって、まず、サーボ信号の測定を開始する(ステップS3)。サーボ信号の測定は、ピックアップユニット2から出力される信号に基づいて、マイコン33内のサーボ信号測定部303で行われる。測定は、具体的には、基本ディスクを挿入した場合のフォーカスオフセット、トラッキングオフセット、フォーカスバランス、トラッキングバランスに関して行われる。
これらの値に対して、それぞれ測定可能か否か(ステップS4)、測定可能である場合その測定値が規格値の許容範囲内にあるか否かを判定する(ステップS5)。この判定は、サーボ信号測定部303の出力をデータ処理部301においてメモリ302内に格納された規格値と比較することにより行われる。
今、デッキ内に挿入されているディスクは基本ディスクであって、従ってディスク自体に問題は無いと推定できる。そのため、測定不可能の場合(ステップS4のNO)、さらに測定可能であってもその測定値が規格値の許容範囲内にない場合(ステップS5のNO)は、光ディスク装置本体(デッキ)に問題があると判断することができるので、データ処理部301は、基本ディスクをデッキより排出する信号を生成して、ディスクをデッキから排出させる(ステップS6)。同時に、表示制御部4に指示して表示部5に「デッキに異常が見られます」とのメッセージを表示させ(ステップS7)、診断処理を終了する(ステップS8)。
サーボ信号の測定に異常が見られない場合(ステップS5のYES)、次にレーザダイオードの電流値を測定する(ステップS9)。この測定も、ピックアップユニット2からの信号に基づいて再生部マイコン33内のLD電流値測定部304内で行われる。レーザダイオードはピックアップユニット2に設けられ、ディスク1に光を照射してその反射波をデイテクタで検出するために設けられている。
検出された信号は、RF信号としてプリアンプIC31において増幅され、信号処理LSI32において波形整形、2値化処理され、再生部マイコン33に入力されてここで信号の読み取り等の処理(図示せず)が行われる。ディスク1に傷や汚れがあってディスク1の情報が読み取れない場合、情報再生部3はレーザダイオードにさらに電流を流して発光量を大きくし、ディスク1を読み取ろうとする。
従って、レーザダイオード電流値に異常がある場合は、ディスク1に異常があるか、ピックアップユニットを含めた再生部に異常があるかのいずれかである。今、基本ディスクを使用しているので、ディスク側には異常がない。従って、ステップS9のLD電流値の測定で異常が観測されると(ステップS10のNO)、再生部、即ちデッキ側に異常があると判断される。
従って、ステップS10でNOの場合は、ステップS6、ステップS7を実行して診断処理を終了する(ステップS8)。なお、図2の“A”は、ステップS4およびS5と同様の行程を示すものとする。
LD電流値測定に異常がない場合(ステップS10のYES)は、次にエラーレートの測定を実行する(ステップS11)。エラーレートは、ディスク1から読み取ったデータの内、読み取りエラーがどれだけの割合を占めているかを表すものである。今、基本ディスクの読み取りを行っているので、測定値に異常が生じた場合は、ディスク側にその異常の原因があるわけではなく、再生部側に原因があるものと考えられる。従ってステップS12でNOの場合、再生部側に問題があるものとして、ステップS6、S7を実行した後、診断処理を終了する(ステップS8)。
ステップS12でYESの場合、即ちエラーレートの測定値に異常が見られない場合は、ステップS13でRF信号における振幅の測定を行う。今、基本ディスクを使用しているので、ディスクが原因でRF信号に異常が生じる事がない。従って、ステップS14で異常が検出されると、再生部側に異常の原因があるものとして、ステップS6、S7を実行し診断処理を終了する(ステップS8)。
RF信号の振幅に異常が見られない場合(ステップS14のYES)、ステップS15でジッタ量の測定を行う。ジッタ量は、RF信号のタイミングの揺らぎを示す量であり、今、基本ディスクが使用されているのでデッキ側に問題が無い限り、その量は規格値の許容範囲内である。従ってステップS16で異常が検出されると、その異常は再生部側に原因があるものとして、その他の測定値の場合と同様に、ステップS6およびS7を実行し、診断処理を終了する。
一方、ステップS16でYESの場合には、デッキ側に問題が無いとして、ステップS17で基本ディスクを排出し、表示部5に、「デッキに異常は見られません。お客様のディスクを挿入して下さい。」とのメッセージを表示させる(ステップS18)。
以上のようにして、基本ディスク、即ち標準メディアを使用したデッキの異常検出が終了すると、次に図3に示す様に、ユーザのメディアを検証する処理を実行する。なお、図2の“B”は、図3の“B”にステップが続くことを示している。ステップS20でユーザが使用しているメディア、即ち市販のCD、MD、DVD等のディスクあるいは編集されたディスクをデッキに挿入する。この状態で、サーボ信号の測定を行う(ステップS21)。
図2に示した標準メディアを挿入した場合のサーボ信号の測定は、フォーカスオフセット、トラッキングオフセット、フォーカスバランス、トラッキングバランスに関して行ったが、ステップS21ではフォーカスバランスおよびトラッキングバランスのみについて行う。フォーカスオフセットおよびトラッキングオフセットに関しては、本来、再生部内の回路で発生するものであるため、標準メディアを使用してデッキ内に異常が無いことを確認した状態では、その測定の必要が無い。従ってステップS21では、フォーカスバランスおよびトラッキングバランスについてのみ測定を行う。
次に、図2に示すステップS4からS16までを、図2に示した場合と同様にして実行する(ステップS22)。図3の“C”は、図2のステップS4〜S16までを示す。ステップS22の実行によって、ユーザが使用しているディスクに異常が存在するか否かが判定される。ステップS22のいずれかの段階でNOの判定が為されると、その異常の発生は、ユーザ側のディスクに依存するものと考えられる。これは、標準メディアを使用してデッキ側に異常が無いことが既に確認されているからである。
従って、ステップS22でNOの場合、ステップS23においてメディアをデッキ内より排出し、ステップS24で表示部5に、「お客様のメディアに異常が見られます。」とのメッセージを表示し、処理を終了する(ステップS25)。一方、ステップS22の全ての段階でYESの場合、ユーザのメディアにも異常が無いことが確認されるため、ステップS26でメディアをデッキより排出し、ステップS27で表示部5に、「お客様のメディアにも異常は見られません」とのメッセージを表示し、処理を終了する。以上によって、故障の原因がデッキ側にあるのか、ユーザ側メディアにあるのかの切り分けが完了する。
図4は、本発明の他の実施形態にかかる光ディスク装置の制御フローの一部を示す図であり、特にこの装置の特徴的な部分を示す。この実施形態では、図2に示した標準メディアを使用する診断フローにおいて、測定値に異常が出た場合、表示部5に、デッキ側に異常があることを知らせるメッセージと共に、どの測定値に異常が生じたかを知らせるメッセージを表示することを特徴としている。
即ち、図2のステップS4またはS5でNOの場合、本実施形態では、図4のステップS30に移動してメディアをデッキより排出した後、表示部5に「デッキに異常が見られます。サーボ信号が異常です。」とのメッセージを表示し、処理を終了する(ステップS32)。図2のステップS10でNOの場合、図4のステップS33に移動してメディアをデッキより排出すると共に、ステップS34で表示部5に「デッキに異常が見られます。LD電流値が異常です。」とのメッセージを表示する。
図2のステップS12でNOの場合、図4のステップS35に移動してメディアをデッキより排出すると共に、ステップS36で「デッキに異常が見られます。エラーレートが異常です。」を表示する。ステップS14でNOの場合は、ステップS37でメディアをデッキから排出した後、ステップS38で「デッキに異常が見られます。RF振幅が異常です。」を表示する。
さらに、図2のステップS16でNOの場合は、ステップS39で標準メディアをデッキから排出した後、ステップS40で「デッキに異常が見られます。ジッタ量が異常です」を表示する。ステップS31、S34、S36、S38およびS40の実行後はいずれも処理を終了する(ステップS32)。
以上のように、本発明の第2の実施形態にかかる光ディスク装置では、デッキ側での異常の検出と同時に異常が発生した測定値を特定する表示を行うことによって、その後の装置の修理に役立つ有益な情報を提供することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる光ディスク装置の概略構成を示すブロック図。 図1に示す装置の動作説明のためのフローチャートの前半部分を示す図。 図2に示すフローチャートの後半部分を示す図。 本発明の第2の実施形態にかかる光ディスク装置の動作説明のための図。
符号の説明
1 光ディスク
2 ピックアップユニット
3 情報再生部
4 表示制御部
5 表示部
33 再生部マイコン
41 表示部マイコン
301 データ処理部
302 メモリ
303 サーボ信号測定部
304 LD電流値測定部
305 エラーレート測定部
306 RF振幅測定部
307 ジッタ量測定部

Claims (9)

  1. 記録媒体の装着部と、前記装着部に装着された記録媒体の情報を読み取るためのピックアップと、該ピックアップ出力を処理して情報再生に必要な信号を生成する情報再生部とを備える記録媒体再生装置において、前記装着部は標準メディアを装着可能であり、前記情報再生部は、前記ピックアップ出力に基づいて前記装着部に装着された標準メディアまたは記録媒体の動作状態を示す信号を測定するための測定手段と、前記動作状態を示す信号の正常値を予め記憶する記憶手段と、前記測定手段によって測定された値と前記記憶手段に記憶された正常値とを比較しその差が予め決められた範囲を超えるかどうかを比較する比較検出手段と、前記比較検出手段により異常検出信号が出力されると当該記録媒体再生装置に異常が存在すると認識する認識手段、とを備えることを特徴とする、記録媒体再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録媒体再生装置において、前記記録媒体が光ディスクである場合、前記測定手段は、前記動作状態を示す信号として、標準メディアまたは光ディスクのサーボ信号、前記光ピックアップのレーザ駆動電流値、前記標準メディアまたは光ディスク再生時のエラーレート、前記光ピックアップからのRF信号の振幅値およびジッタ量の少なくとも1個を測定することを特徴とする、記録媒体再生装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録媒体再生装置において、さらに、前記情報再生部の出力に基づいてユーザ操作情報を表示する表示部を備え、該表示部は、前記認識手段が当該記録媒体再生装置に異常が存在すると認識した場合当該記録媒体再生装置に異常があるとのメッセージを表示することを特徴とする、記録媒体再生装置。
  4. 請求項1に記載の記録媒体再生装置において、前記測定手段は、前記動作状態を示す信号として、標準メディアまたは光ディスクのサーボ信号、前記光ピックアップのレーザ駆動電流値、前記標準メディアまたは光ディスク再生時のエラーレート、前記光ピックアップからのRF信号の振幅値およびジッタ量を測定し、これら全ての測定値について前記比較検出手段から異常検出信号が出力されない場合、前記認識手段は当該記録媒体再生装置に異常が無いと判断し、前記表示部は当該記録媒体再生装置に異常が無いとのメッセージを表示することを特徴とする、記録媒体再生装置。
  5. 請求項3に記載の記録媒体再生装置において、前記表示部は当該記録媒体再生装置に異常があるとのメッセージに加えて異常検出した測定値に関する情報を表示することを特徴とする、記録媒体再生装置。
  6. 記録媒体再生装置に標準メディアを装着するステップと、前記装着された標準メディアに関してその動作状態に関する信号を測定するステップと、前記測定された信号値を予め設定された正常値と比較しその差が予め設定された範囲を超える場合前記記録媒体再生装置の異常であると認識するステップ、を備えることを特徴とする記録媒体再生装置の診断方法。
  7. 請求項6に記載の記録媒体再生装置の診断方法において、前記記録媒体が光ディスクである場合、前記測定するステップは、前記認識するステップで前記記録媒体再生装置に異常があると認識されるまで、前記動作状態を示す信号として、標準メディアまたは光ディスクのサーボ信号、前記光ピックアップのレーザ駆動電流値、前記標準メディアまたは光ディスク再生時のエラーレート、前記光ピックアップからのRF信号の振幅値およびジッタ量の測定を続けることを特徴とする、記録媒体再生装置の診断方法。
  8. 請求項7に記載の記録媒体再生装置の診断方法において、前記動作状態を示す全ての信号について前記認識するステップで前記記録媒体再生装置の異常が認識されない場合、前記記録媒体再生装置に異常が無いことを示すメッセージと共にユーザが使用する光ディスクを当該記録媒体再生装置に装着することを促すメッセージを表示するステップと、装着された前記ユーザが使用する光ディスクについてその動作状態に関する信号を測定するステップと、ユーザ側光ディスクについて測定された前記信号の値を前記正常値と比較しその差が前記範囲を超えた場合前記ユーザの光ディスクに異常があると認識するステップ、をさらに備えることを特徴とする、記録媒体再生装置の診断方法。
  9. 請求項1に記載の記録媒体再生装置において、当該記録媒体再生装置に異常がないと認識された場合、通常の記録媒体の装着、案内を行うと共に、装着された記録媒体の動作状態を標準メディアと同等の方法で測定、比較して、測定値が所定範囲を超える場合、当該記録媒体の異常が存在すると認識する記録媒体異常認識手段を備えることを特徴とする、記録媒体再生装置。
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