JP2007108078A - 不良検査装置および不良検査方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 検査時に履歴情報も参照することにより、見かけ上正常動作しているまたは規格値に入っている検査対象であっても、潜在的な故障や異常の兆候を発見できるようにして市場での不良発生を未然に防止することができる不良検査装置および不良検査方法を提供する。
【解決手段】 履歴情報を、市場での不具合品の解析に利用するだけでなく、検査時に参照することによって、見かけ上正常に動いているデッキユニット2でも潜在的な故障や異常の兆候を発見できるようにして、不良品の市場流出を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不良検査装置および不良検査方法に関し、たとえば車載用機器の品質向上を図ることができる技術に関する。
本発明において「検査時」とは、製造工程における検査時、当該機器の製造メーカー出荷前における検査時、および製造メーカー出荷後にディーラ等の販売店における検査時の少なくともいずれか一つを含む。
製品の検査工程において、たとえば動作確認および性能検査などを実施している(たとえば特許文献1参照)。従来の検査工程では、単に正常動作するか否かを検出していた。(例1)たとえばディスクの「イジェクト」を何度もリトライした結果、正常動作した場合であっても正常品と判断されるし、リトライ動作を行うことなく一度のイジェクト指令で正常動作した場合であっても前記と同様に正常品と判断される。(例2)レーザダイオードの電流値を検査する際、このレーザダイオードが寿命末期で規格値ぎりぎりに入っている場合であっても正常品と判断される。このように従来の検査工程では、正常動作しないもの、規格値に入らないものを不良品として選別している。
特開2004−253603号公報
従来の検査工程では、単に、正常動作しないもの、規格値に入らないものを不良品として選別しているので、一見、動作または性能上に現れてこないような問題に関しては、正常品として市場に流出してしまう。具体的に、前述の例1の場合には、正常動作していても、実際には何度もリトライした結果偶然何回目かに正常動作しただけかもしれない。それ故、潜在的な故障の兆候をつかむことができない。前述の例2の場合には、レーザーダイオードを含む製品が市場に出た直後に、このレーザーダイオードが寿命に至るおそれがある。
本発明の目的は、検査時に履歴情報も参照することにより、見かけ上正常動作しているまたは規格値に入っている検査対象であっても、潜在的な故障や異常の兆候を発見できるようにして市場での不良発生を未然に防止することができる不良検査装置および不良検査方法を提供することである。
本発明は、機器の良否を判断する検査方法において、
検査時に、当該機器に保持されている履歴情報に基づいて、当該機器の良否を判断する判断工程を有することを特徴とする不良検査方法である。
また本発明は、前記判断工程は、機器の動作上一旦正常と判断された当該機器の良否をさらに判断する段階を含むことを特徴とする。
また本発明は、機器の良否を判断する検査装置において、
検査時に、当該機器に保持されている履歴情報に基づいて、当該機器の良否を判断する判断手段を有することを特徴とする不良検査装置である。
本発明によれば、判断工程において、検査時に、機器に保持されている履歴情報に基づいて、当該機器の良否を判断するので、不良品となり得る機器が市場に流出することを防止できる。履歴情報を、市場での不具合品の解析に利用するだけでなく、検査時に参照することによって、見かけ上正常に動いている機器でも潜在的な故障や異常の兆候を発見できるようにして、不良品の市場流出を防止できる。
また本発明によれば、保持されている履歴情報によって、機器の動作上一旦正常と判断された当該機器であっても当該機器の良否をさらに判断した結果、不良品と判断されうる。このように不良品となり得る機器が市場に流出することをより確実に防止できる。
また本発明によれば、検査時に、機器に保持されている履歴情報に基づいて、当該機器の良否を判断するので、不良品となり得る機器が市場に流出することを防止できる。履歴情報を、市場での不具合品の解析に利用するだけでなく、検査時に参照することによって、機器の品質向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。各形態で先行する形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る不良検査装置1等を示し、図1(a)はデッキユニット2との関係を概略示す図、図1(b)はデッキユニット2の電気的構成を示すブロック図である。本実施形態では、良否を検査する機器として車載用のデッキユニットが適用される。ただし車載用以外の電子機器にも適用可能である。以下の説明は、不良検査方法の説明をも含む。本実施形態では、機器の半製品としてデッキユニットが適用される。デッキユニットの出荷後、たとえばデッキユニットとナビゲーション機能が一体型のナビゲーション装置に組み込まれる。
デッキユニット2は、たとえばデッキ制御マイクロコンピュータ3(デッキ制御マイコン3と称す)、電源4、ピックアップ装置5、駆動回路6、メカスイッチ7、サーマルセンサ8、記録手段としての不揮発性メモリ9、信号処理LSI10、過電流検知回路11、図示外のRFアンプ、D/Aコンバータおよびチェック用ランドなどを有する。デッキ制御マイコン3には、不良検査装置1が電気的に接続可能に構成されている。不良検査装置1を、検査機1または自動機1という場合がある。デッキ制御マイコン3は、中央演算処理装置(略称CPU:Central Processing Unit)とROM(ROM:Read Only
Memory)とRAM(Random Access Memory)とを備えている。
検査機1は、検査用マイクロコンピュータ12(検査マイコン12と称す)と、駆動回路15とを有する。検査マイコン12は、判断手段としての中央演算処理装置16(略称CPU:Central Processing Unit)とROM17(ROM:Read Only Memory)とRAM18(Random Access Memory)とバス13と入出力インタフェース14とを備えている。入出力インタフェース14に、駆動回路15を介して出力手段としてのディスプレイなどが電気的に接続される。前記ロム17に、後述する不良検査処理プログラムが格納されている。この不良検査処理プログラムの制御主体は、検査マイコン12のCPU16である。ただし、検査マイコン12のCPU16からの指令に基づいて、デッキ制御マイコン3のCPUは、不揮発性メモリ9に所望の履歴情報が有るか否かを判断する。デッキ制御マイコン3のCPUは、所望の履歴情報なしとの判断でその旨を検査マイコン12のCPU16に通知する。デッキ制御マイコン3のCPUは、所望の履歴情報ありとの判断で、その履歴情報自体を検査マイコン12のCPU16に通知する。
図2は、メモリマップを示し、図2(a)は、履歴情報の発生箇所、音切れ回数および音飛ばし回数などを詳細に示す図、図2(b)は、データエラー発生回数などを示す図である。前記不揮発性メモリ9には、電気的に消去(書き換え)できるROM(
Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory:略称EEPROM)が適用される。デッキユニット2に問題が発生したときに、このデッキユニット2の検査時における各種履歴情報がエラーコードとしてEEPROMに記録される。本実施形態では、各種履歴情報が検査時においてEEPROMに記録されるが、市場においても履歴情報としてEEPROMに記録される。検査時の履歴情報か市場における履歴情報かは、たとえばコードの種類、フラグの有無、および記録されるべきアドレスの変更などの少なくともいずれか一つによって峻別される。
図3は、不良検査処理の例を表し、図3Aは、傾向判断およびLD電流値の絶対値判断を含むフローチャート、図3B(1)は傾向判断を含むフローチャート、図3B(2)はLD電流値の絶対値判断を含むフローチャートである。本例においては、履歴情報として、レーザダイオード電流値の異常を判断している。レーザダイオード電流値を、フローチャートにおいて「LD電流値」と表記する。
この不良検査処理プログラムの制御主体は、検査マイコン12のCPU16である。検査マイコン12のCPU16からの指令に基づいて、デッキ制御マイコン3のCPUは、不揮発性メモリ9に所望の履歴情報が有るか否かを判断する。デッキ制御マイコン3のCPUは、所望の履歴情報なしとの判断でその旨を検査マイコン12のCPU16に通知する。デッキ制御マイコン3のCPUは、所望の履歴情報ありとの判断で、その履歴情報自体を検査マイコン12のCPU16に通知するようになっている。前記検査マイコン12のCPU16を、「検査CPU16」と称す場合がある。前記デッキ制御マイコン3のCPUを、「デッキCPU」と称す場合がある。
検査機1とデッキユニット2とが電気的に接続された検査時において、デッキユニット2の電源がオンとなることにより、この不良検査処理が開始する。開始後ステップk1に移行して、検査CPU16は、デッキユニット2の電源がオンで、かつ検査対象がLD電流値であるか否かを判断する。これらの条件を満たすとステップk2に移行して、検査CPU16は、デッキCPUに対して駆動回路6への駆動指令を行う。この駆動指令により、ピックアップ装置5のLD電流値が記録可能となる。検査CPU16は、出力されるレーザダイオード電流値を、デッキ制御マイコン3の入出力インタフェース、および検査マイコン12の入出力インタフェース14を介してRAM18に一時的に記録させる。ステップk1で前記条件を満たさないとき、本処理を終了する。
ステップk2の後、ステップk3に移行して、一時的に記録したLD電流値が規定の良品の範囲内の値か否かを検査CPU16により判断する。LD電流値が良品の範囲内の値ならば(ステップk3:YES)、レーザダイオードは検査CPU16により一旦正常と判断されてステップk4に移行する。ステップk3で「否」と判断されると、レーザダイオードが不良品と判断された後、本処理を終了する。
ステップk4では、LD電流値の記録履歴があるか否かを、検査CPU16からの指令に基づいてデッキCPUが判断する。デッキCPUが所望の履歴情報なしと判断すると、その旨を検査CPU16に通知し、レーザダイオードは検査CPU16により正常と判断された後、本処理を終了する。ステップk4においてLD電流値の記録履歴ありとの判断で、デッキCPUはその履歴情報自体(つまり不揮発性メモリ9に記録された全てのLD電流値)を検査CPU16に通知する。
次にステップk5(a)に移行して、検査CPU16は履歴情報自体から傾向判断する。具体的には、LD電流値が規定の良品の範囲内の値には現状入っているものの、時系列で(徐々に)良品の範囲内から外れるような傾向であるかが判断される。ここで「否」との判断でステップk6(a)に移行する。不良品となる傾向であると判断されると、一旦正常と判断されたレーザダイオードが不良品と判断された後、本処理を終了する。
ステップk6(a)では、検査CPU16は、不揮発性メモリ9に記録された全てのLD電流値であって、読み出された全てのLD電流値の絶対値(ΔI)が規定の良品の範囲内に入っているか否かを判断する。具体的には、LD電流値が規定の良品の範囲内の値に入っているが、前記LD電流値の±δ(δはそのLD電流値のたとえば10%の値)では、良品の範囲内から外れる場合があり得る判断手法である。このような読み出された各LD電流値からδを除した値から、各LD電流値にδを加えた値までを、LD電流値の絶対値(ΔI)と定義し、良品の範囲内から外れそうなレーザダイオードを未然に排除するようになっている。ステップk6(a)で「否」と判断されると、一旦正常と判断されたレーザダイオードが検査CPU16によって不良品と判断された後、本処理を終了する。絶対値(ΔI)が良品の範囲内であると判断されると、検査CPU16は、このレーザダイオードを正常と判断し、その後本処理を終了する。
本処理終了後、たとえば図4、図5に示す不良検査処理を続行する。検査CPU16がレーザダイオードを正常と判断すると、この検査CPU16は、駆動回路15を介してディスプレイにその旨、たとえば「デッキユニット型番***、レーザダイオード(正常)」を出力するように制御する。検査CPU16がレーザダイオードを不良品と判断とすると、この検査CPU16は、駆動回路15を介してディスプレイにその旨、たとえば「デッキユニット型番***、レーザダイオード(不良品)」を出力するように制御する。ただしディスプレイ以外の出力手段に出力制御するようにすることも可能である。
図3Aのフローチャートは、傾向判断およびLD電流値の絶対値判断を含んでいるが、必ずしもこの形態に限定されるものではなく、図3B(1)、図3B(2)に示すように、傾向判断およびLD電流値の絶対値判断のいずれか一方を含むフローチャートにする場合もあり得る。図3B(1)では、ステップk4:YESのとき、ステップk5(b)に移行して、検査CPU16は履歴情報自体から傾向判断する。ここで「否」との判断で、検査CPU16は、このレーザダイオードを正常と判断し、その後本処理を終了する。不良品となる傾向であると判断されると、一旦正常と判断されたレーザダイオードが不良品と判断された後、本処理を終了する。図3B(2)では、ステップk4:YESのとき、ステップk5(c)に移行して、検査CPU16は、記録された全てのLD電流値の絶対値(ΔI)が規定の良品の範囲内に入っているか否かを判断する。ここで「否」と判断されると、一旦正常と判断されたレーザダイオードが検査CPU16によって不良品と判断された後、本処理を終了する。絶対値(ΔI)が良品の範囲内であると判断されると、検査CPU16は、このレーザダイオードを正常と判断し、その後本処理を終了する。図3B(1)、図3B(2)に示すフローチャートでは、図3Aに示すフローチャートよりも処理工程を簡単化でき、検査CPU16の処理負荷を軽減することができる。
図4は、不良検査処理の一例を表すフローチャートである。本例においては、ディスク排出不良を検出している。検査機1とデッキユニット2とが電気的に接続された検査時において、デッキユニット2の電源がオンとなることにより、このディスク排出検査処理が開始する。ステップs1において、検査CPU16は、デッキCPUを介してデッキユニット2に対し、イジェクト指示を行う。具体的には、ディスク排出用駆動モータによって排出駆動が行われる。次にステップs2に移行して、検査CPU16は、デッキCPUを介して、図示外のスイッチなどによるディスク排出完了信号の有無を判断する。検査CPU16が排出完了信号ありと判断すると、検査CPU16はディスク排出検査を一旦正常と判断したうえで、ステップs3に移行する。排出完了信号なしとの判断で、ステップs4に移行し、所定時間t1(t1はたとえば4秒)経過したか否かを検査CPU16により判断する。所定時間t1経過していないと判断されると、ステップs2に戻り、所定時間t1経過したと判断されると、検査CPU16はディスク排出不良と判断し、その後本処理を終了する。
ステップs3では、不揮発性メモリ9に排出記録履歴があるか否かを、検査CPU16からの指令に基づいてデッキCPUが判断する。デッキCPUが排出記録履歴なしと判断すると、その旨を検査CPU16に通知し、検査CPU16はディスク排出正常と判断した後本処理を終了する。排出記録履歴ありとの判断で、ステップs5に移行する。ここで検査CPU16は、ディスク排出のリトライ回数がN(Nは予め定める回数)より大か否かを判断する。Nはたとえば2回に設定されるが、2回に限定されるものではない。「大」との判断で、検査CPU16はディスク排出異常と判断した後本処理を終了する。「否」との判断で、検査CPU16はディスク排出正常と判断した後本処理を終了する。本処理終了後、たとえば図5に示す不良検査処理を続行する。
図5は、不良検査処理の一例を表すフローチャートである。検査機1とデッキユニット2とが電気的に接続された検査時において、デッキユニット2の電源がオンとなることにより、本処理が開始する。先ずステップa1において、検査CPU16は、デッキCPUを介してデッキユニット2に対し、再生指示を行う。具体的には、デッキユニット2の図示外のスピンドルモータ、ピックアップ装置5などによって再生駆動が行われる。次にステップa2に移行して、検査CPU16は、デッキCPUを介し、ピックアップ装置5などを用いて再生したか否かを判断する。「否」との判断でステップa3に移行して、不揮発性メモリ9に再生不良の記録履歴があるか否かを、検査CPU16からの指令に基づいてデッキCPUが判断する。ステップa2で再生したと判断されると、検査CPU16は、ディスク再生正常と一旦判断した後ステップa5に移行する。
デッキCPUが再生不良の記録履歴なしと判断すると、その旨を検査CPU16に通知し、検査CPU16はディスク再生異常と判断した後本処理を終了する。再生不良の記録履歴ありとの判断で、ステップa4に移行する。ここで検査CPU16は、不揮発性メモリ9の記録履歴がたとえば「ディスクなし」、「異なるディスク種別」などによる再生不良(ディスク原因等不良と称す)であるか否かを判断する。不揮発性メモリ9において、再生不良が、ディスク原因等不良か否か(ピックアップ装置5、センサなどデッキ固有の再生不良か)は、たとえばフラグの有無、アドレスの違いなどによって峻別して記録しておく。なおピックアップ装置5、センサなどに起因する再生不良が過去発生していた場合には、前記のように不揮発性メモリ9に、ディスク原因等不良以外の再生不良があった旨を記録するとともに、本不良検査処理前に、不良原因であるピックアップ装置5の交換、または修理を行っているものとする。ステップa4で「否」との判断で、検査CPU16はディスク再生異常と判断し、その後本処理を終了する。ステップa4でディスク原因等不良との判断で、検査CPU16はディスク再生正常と判断し、その後本処理を終了する。
ステップa5において、不揮発性メモリ9に再生不良の記録履歴があるか否かを、検査CPU16からの指令に基づいてデッキCPUが判断する。「否」との判断で、検査CPU16はディスク再生正常と判断し、その後本処理を終了する。ステップa5において、再生不良の記録履歴ありとの判断で、ステップa6に移行する。ここで検査CPU16は、不揮発性メモリ9は、不揮発性メモリ9の記録履歴がディスク原因等不良であるか否かを判断する。「否」との判断で、検査CPU16はディスク再生異常と判断した後本処理を終了する。ステップa6でディスク原因等不良との判断で、検査CPU16はディスク再生正常と判断し、その後本処理を終了する。
以上説明した不良検査装置および不良検査方法によれば、検査時に、デッキユニット2の不揮発性メモリ9に記録されている履歴情報に基づいて、当該デッキユニット2の良否を判断するので、不良品となり得るデッキユニット2が市場に流出することを防止できる。したがって、見かけ上正常に動いているデッキユニット2でも潜在的な故障や異常の兆候を発見できるようにして、不良品の市場流出を防止できる。また不揮発性メモリ9に記録されている履歴情報によって、デッキユニット2の動作上一旦正常と判断されたデッキユニット2であっても当該デッキユニット2の良否をさらに判断した結果、不良品と判断されうる。このように不良品となり得るデッキユニット2が市場に流出することをより確実に防止できる。
図3Aに示すように、不揮発性メモリ9に記録されるべきLD電流値によって、ステップk5(a)に示す傾向判断および、ステップk6(a)に示すLD電流値の絶対値判断を実行しているので、動作上一旦正常と判断されたレーザダイオードであっても、良品の範囲内から外れそうなレーザダイオードを未然に排除することができる。したがって市場に出荷された後、直ぐに不良品になりそうなデッキユニット2が市場に流出することを防止することができる。
図4に示すように、不揮発性メモリ9に記録されるべきイジェクトのリトライ回数によって、ディスク排出の良否を判断しているので、動作上一旦正常と判断されたディスク排出動作であっても、良品の範囲内から外れそうなものを未然に排除することができる。したがって市場に出荷された後、直ぐに不良品となりそうなデッキユニット2が市場に流出することを防止することができる。図5に示すように、不揮発性メモリ9の記録履歴がディスク原因等不良であった場合には、検査CPU16はディスク再生正常と判断するので、ピックアップ装置5、センサなどデッキユニット2自体に原因のある不良品の市場への流出を防止することができる。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加した形態で実施することも可能である。
本発明の実施形態に係る不良検査装置1等を示し、図1(a)はデッキユニット2との関係を概略示す図、図1(b)はデッキユニット2の電気的構成を示すブロック図である。 メモリマップを示し、図2(a)は、エラーコードの発生箇所、音切れ回数および音飛ばし回数などを詳細に示す図、図2(b)は、データエラー発生回数などを示す図である。 不良検査処理の例を表し、傾向判断およびLD電流値の絶対値判断を含むフローチャートである。 不良検査処理の例を表し、図3B(1)は傾向判断を含むフローチャート、図3B(2)はLD電流値の絶対値判断を含むフローチャートである。 不良検査処理の一例を表すフローチャートである。 不良検査処理の一例を表すフローチャートである。
符号の説明
1 不良検査装置
2 デッキユニット
3 デッキ制御マイコン
9 不揮発性メモリ
12 検査マイコン
16 CPU
17 ロム

Claims (3)

  1. 機器の良否を判断する検査方法において、
    検査時に、当該機器に保持されている履歴情報に基づいて、当該機器の良否を判断する判断工程を有することを特徴とする不良検査方法。
  2. 前記判断工程は、機器の動作上一旦正常と判断された当該機器の良否をさらに判断する段階を含むことを特徴とする請求項1記載の不良検査方法。
  3. 機器の良否を判断する検査装置において、
    検査時に、当該機器に保持されている履歴情報に基づいて、当該機器の良否を判断する判断手段を有することを特徴とする不良検査装置。
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