JP2009193639A - 再生装置試験装置、及び再生装置試験用情報抽出装置 - Google Patents

再生装置試験装置、及び再生装置試験用情報抽出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】再生装置の動作の良否判定を容易にする再生装置試験装置、及び再生装置試験用情報抽出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】試験対象の再生装置40に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている記録情報を試験用情報として予め記憶した記憶部16と、再生装置40を制御して試験用の記録媒体に記録された記録情報を再生装置40に再生させる再生装置制御部21Aと、再生装置制御部21Aが再生装置40に試験用の記録媒体に記録された記録情報を再生させている間、再生装置40の再生状態を取得する状態取得部21Bと、記憶部16に予め記憶されている試験用情報を参照し、状態取得部21Bが取得した再生装置40の再生状態が試験用の記録媒体に記録された記録情報の通りに動作しているか否かを判定する判定部21Cと、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、再生装置試験装置、及び再生装置試験用情報抽出装置に関する。
近年、情報技術の発達に伴い、情報を記録した記録媒体の再生技術が高度化している。例えば、映画のコンテンツ等を記録したDVDディスクは、コンテンツの情報以外にコンテンツの再生順序やハイライト、操作ボタン、字幕、音声等、コンテンツを再生する際に再生装置を制御する情報であるメディア情報が記録されている。このメディア情報はDVDディスクの作成者が作った情報であり、DVDデッキ等の再生装置はDVDディスクの作成者が指定した再生順序等でコンテンツを再生する。これにより、ユーザは、高品位なコンテンツの視聴が可能となる。
コンテンツが記録された記録媒体を再生する再生装置は、コンテンツを正しく再生する必要がある。そこで、再生装置の動作が正常であるか否かを確認する技術が従来から提案されている。例えば、特許文献1には、ディスクを再生する際、再生順序の良否、音飛び回数の検出状態の良否を検査する技術が記載されている。また、特許文献2には、メディアに記録されているTOC(Table of contents)情報をシーン画像と絡めて印刷する技
術が記載されている。
特開2002−157843号公報 特開2006−108926号公報
従来技術によれば、再生装置を制御する情報が記録媒体毎に異なるため、これら記録媒体を再生装置に再生させて正しく動作するか否かを確認する際には記録媒体の情報を人がデバッガで確認しながら再生装置の動作確認を行っているのが現状であった。このため、再生装置を大量生産する製造現場では再生装置の動作確認の際にチェック漏れ等が発生しやすく、また効率的に処理する方法が無かった。そこで、本発明は、再生装置の動作の良否判定を容易にする再生装置試験装置、及び再生装置試験用情報抽出装置を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、試験用の記録媒体に記録されている情報を試験用情報として予め記憶しておき、試験対象の再生装置が試験用の記録媒体を読み取って再生する際、予め記憶している試験用情報を参照することにより、試験対象の再生装置の再生状態の良否を判定する。
詳細には、記録媒体に記録された情報である記録情報を読み取って再生する再生装置を試験する装置であって、試験対象の前記再生装置に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている記録情報を、該再生装置に該試験用の記録媒体を読み取らせる前に試験用情報として予め記憶した記憶部と、前記再生装置を制御して前記試験用の記録媒体に記録された記録情報を該再生装置に読み取らせ、該再生装置に該記録媒体に記録された該記録情報を再生させる再生装置制御部と、前記再生装置制御部が前記再生装置に前記試験用の記録媒体に記録された記録情報を再生させている間、該再生装置の再生状態を取得する状態取得部と、前記記憶部に予め記憶されている前記試験用情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置の再生状態が前記試験用の記録媒体に記録された記録情報の通りであるか否かを判定する判定部と、を備える。
上記再生装置試験装置は、再生装置の再生状態の良否を判定することを目的とする装置であり、再生装置の再生状態が正常であれば予め記憶している記録情報の通りに動作するという前提に基づいて試験する。再生装置試験装置は、再生装置の再生状態の良否を判定するため、記憶部と再生装置制御部と状態取得部と判定部とを備える。
記憶部は、上記再生装置試験装置が再生装置を試験するに先立ち、試験のために再生装置に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている情報を試験用情報として予め記憶している。試験用情報とは、再生装置を試験する際に判定部が参照する情報であり、例えば、試験用の記録媒体のコンテンツ情報を再生する際に必要な映像の再生順序、音響の設定等に関する情報や、映像データおよび音声データ等のコンテンツ情報である。
再生装置制御部は、試験対象の再生装置を制御する役割を司る。すなわち、再生装置制御部は、試験を開始する際、試験対象の再生装置に記録媒体の読み取りを開始させたり、或いは試験に関係の無いコンテンツを再生している際に係るコンテンツの再生をスキップさせたりする。
状態取得部は、再生装置の再生状態を取得するものであり、試験用の記録媒体に記録されている記録情報を再生中の再生装置の再生状態を監視し、再生状態を取得する。ここで、再生状態とは、再生装置の良否を判定するための試験項目に係る状態であり、例えば、試験用の記録媒体を再生中の再生装置が行う再生順序や音響設定の制御状態、或いは再生した映像データや音声データ等、コンテンツの状態である。例えば、試験用の記録媒体に記録されている記録情報に音量の設定に関する制御の情報が含まれていれば、状態取得部は、再生装置が出力する音量を監視する。状態取得部は、試験用の記録媒体を再生している再生装置が出力する音量を監視することにより、再生装置が試験用の記録媒体に記録されている記録情報に基づいて音量を変化させたような場合にこの状態変化を取得することが可能である。
判定部は、予め記憶されている試験用情報を参照することで、試験用の記録媒体を再生している再生装置がこの記録媒体に記録されている記録情報の通りに再生しているか否かを判定する。再生装置が試験用の記録媒体に記録されている記録情報を正しく読み取ることができない場合や記録情報を正しく再生できないような場合、再生装置の再生状態と記憶部に記憶されている試験用情報の内容との間で不一致が生じる。判定部は、このような一致不一致の結果に基づいて再生装置の再生状態の良否を判定する。
以上、上記再生装置試験装置によれば、再生装置の動作の良否判定を容易にすることが可能になる。
また、前記再生装置は、前記記録媒体に記録された前記記録情報を読み取り、該記録情報に含まれるコンテンツ情報を該記録情報に含まれる再生制御情報に基づいて再生するものであり、前記記憶部は、試験対象の前記再生装置に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている前記再生制御情報を前記試験用情報として予め記憶しており、前記再生装置制御部は、前記再生装置を制御して前記試験用の記録媒体に記録された前記記録情報を該再生装置に読み取らせ、該再生装置に該記録情報に含まれる前記コンテンツ情報を該記録情報に含まれる前記再生制御情報に基づいて再生させ、前記状態取得部は、前記再生装置制御部が前記再生装置に前記試験用の記録媒体に記録されたコンテンツ情報を再生させている間、該再生装置の再生状態を取得し、前記判定部は、前記記憶部に前記試験用情報として予め記憶されている前記再生制御情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置の再生状態が前記試験用の記録媒体に記録された再生制御情報の通りに動作しているか否かを判定するようにしてもよい。
ここで、コンテンツ情報とは、記録媒体に記録された記録情報に含まれる情報であって、ユーザに供する情報であり、例えば、映像データや音声データ等の情報である。また、再生制御情報とは、記録媒体に記録された記録情報に含まれる情報であって、コンテンツ情報を再生装置が再生する際に必要な情報であり、例えば、再生装置の再生状態を変化させ得るチャプターの再生順序の情報や音響設定に関する情報等である。上記再生装置試験装置によれば、試験対象の再生装置の再生制御状態が正常であるか否かを判定することが可能となる。
また、前記記憶部は、前記再生装置が前記試験用の記録媒体のコンテンツを再生する際に該再生装置の再生状態を変化させるコンテンツ情報の位置の情報である変化位置情報を、該再生装置に該試験用の記録媒体を読み取らせる前に更に予め記憶しており、前記再生装置制御部は、前記再生装置に前記記録媒体に記録されたコンテンツ情報を再生させる際、前記記憶部に予め記憶されている前記変化位置情報に基づいて該再生装置を制御することで該再生装置が該再生装置の再生状態を変化させるコンテンツ情報を再生するように該再生装置を制御し、前記状態取得部は、前記再生装置の再生状態が変化する前と後の再生状態を取得し、前記判定部は、前記記憶部に記憶されている前記試験用情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置の再生状態が変化する前と後の再生状態が前記試験用の記録媒体に記録されたデータに含まれる再生制御情報の通りに変化しているか否かを判定するようにしてもよい。
判定部は、再生装置の再生状態と記憶部に記憶されている試験用情報の内容との間の一致不一致に基づいて再生装置の再生状態を確認する。よって、再生装置の再生状態が変化しないような部分の試験用記録媒体の情報を再生装置に再生させ続けることは時間であり好ましくない。そこで、記憶部に、変化位置情報を予め記憶させておく。変化位置情報とは、コンテンツ情報を再生している再生装置の再生状態が変化する時にこの再生装置が読み取っている記録媒体上の情報の位置であり、例えば、タイムカウンタが示す時間、あるいは記録媒体上の位置を示すアドレスで構成される情報等である。なお、これにより、記憶部には試験用再生制御情報と変化位置情報とが記憶されていることになるが、本発明は、これら情報が複数のハードウェア資源に分散して記憶されている状態を排除するものではない。
再生装置制御部が上記変化位置情報に基づいて再生装置を制御することにより再生装置の再生状態が変化する部分のコンテンツ情報を再生装置が再生するようになるため、状態取得部による再生状態の取得及び判定部による再生状態の判定が効率的に実行されるようになる。
また、前記再生装置は、前記記録媒体に記録された前記記録情報を読み取り、該記録情報に含まれるコンテンツ情報を該記録情報に含まれる再生制御情報に基づいて再生するものであり、前記記憶部は、試験対象の前記再生装置に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報を前記試験用情報として予め記憶しており、前記再生装置制御部は、前記再生装置を制御して前記試験用の記録媒体に記録された前記記録情報を該再生装置に読み取らせ、該再生装置に該記録情報に含まれる前記コンテンツ情報を該記録情報に含まれる前記再生制御情報に基づいて再生させ、前記状態取得部は、前記再生装置制御部が前記再生装置に前記試験用の記録媒体に記録されたコンテンツ情報を再生させている間、該再生装置が再生したコンテンツの状態を取得し、前記判定部は、前記記憶部に前記試験用情報として予め記憶されている前記コンテンツ情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置が再生したコンテンツの異常の有無を判定するようにしてもよい。係る再生装置試験装置によれば、試験対象の再生装置が再生するコンテンツの再生状態が正常であるか否かを判定することが可能となる。
また、本発明は、上記再生装置試験装置の記憶部に予め記憶される試験用情報を抽出する装置であって、前記試験用の記録媒体に記録された記録情報を、前記再生装置に該試験用の記録媒体に記録された記録情報を読み取らせて該記録情報を再生させた際、該再生装置の再生状態が該試験用の記録媒体に記録された記録情報の通りであるか否かを判定するために用いる試験用情報として該試験用の記録媒体から読み取る読み取り部を備えるものであってもよい。
上記再生装置試験用情報抽出装置は、試験用の記録媒体に記録されている記録情報を、上記再生装置試験装置が再生装置を試験する際に判定部が参照する試験用情報として抽出することを目的とする。この再生装置試験用情報抽出装置は、読み取り部を備えており、試験用の記録媒体に記録されている記録情報を抽出する。
読み取り部は、試験用の記録媒体に記録されている記録情報を読み取るにあたり、試験用の記録媒体に記録されているデータに直接アクセスすることにより試験用情報を抽出してもよいし、試験用の記録媒体を正常な再生装置に再生させ、この再生装置の再生状態を取得することにより試験用情報を抽出してもよい。
以上、上記再生装置試験用情報抽出装置によれば、再生装置の動作の良否判定を容易にするための情報を抽出することが可能になる。
なお、前記読み取り部は、前記試験用の記録媒体にシーケンシャルアクセスすることで前記試験用情報を読み取るようにしてもよい。
記録媒体に記録されている記録情報を読み取る場合、記録媒体にランダムアクセスすると情報の読み取り漏れを生ずる恐れがある。抽出した試験用情報に漏れがあった場合、この試験用情報に基づいて再生装置の再生状態の良否判定を行うと、再生装置の動作が正常であるにも関わらず異常であると誤判定する虞がある。そこで、試験用の記録媒体から記録情報を試験用情報として抽出する際はこの記録媒体にシーケンシャルアクセスすることにより、このような情報の読み取り漏れを防ぐことが可能になる。これにより、再生装置を試験する際の試験結果の精度を向上させることが可能になる。
本発明によれば、再生装置の動作の良否判定を容易にする再生装置試験装置、及び再生装置試験用情報抽出装置を提供することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を例示的に説明する。なお、以下に示す再生装置試験装置、及び再生装置試験用情報抽出装置は、DVD(Digital Versatile video Disc)デッキ(本発明でいう、再生装置に相当する)を試験することを前提としているが、本発明はこれに限定されるものでなく、記録媒体に記録された制御情報に基づいてコンテンツを再生する再生装置であれば如何なるものに適用してもよい。
説明の便宜上、まず始めに再生装置試験用情報抽出装置の構成、及び動作フローについて説明した後、この装置で抽出した情報を基に再生装置の試験を行う再生装置試験装置の構成、及び動作フローについて説明する。
<再生装置試験用情報抽出装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る再生装置試験用情報抽出装置10の構成を示す。図1が示すように、再生装置試験用情報抽出装置10は、CPU11(Central Processing
Unit)、ROM12(Read Only Memory)、RAM13(Random Access Memory)、及
び入出力インターフェース14を備えている。なお、再生装置試験用情報抽出装置10は、入出力インターフェース14を介してディスクドライブ15(本発明でいう、読み取り部に相当する)、及び記憶装置16と接続されている。また、再生装置試験用情報抽出装置10は、抽出した情報を確認するためのPC30(Personal Computer)が接続されて
いる。
図2は、CPU11の機能ブロックを示す図である。図2が示すように、CPU11は、ディスクドライブ制御機能部11A、及びデータ処理機能部11Bを有している。CPU11は、再生装置試験用情報抽出装置10に電源が接続されるとROM12に記憶されているプログラムを読み取って実行することにより、これらディスクドライブ制御機能部11A、及びデータ処理機能部11Bとしての諸機能を実現する。
ディスクドライブ制御機能部11Aは、主にディスクドライブ15の動作を制御する役割を司る。詳細には、ディスクドライブ制御機能部11Aは、ディスクドライブ15にDVDディスクが挿入されたことを検知するとディスクドライブ15を制御し、挿入されたDVDディスクを再生させる。
データ処理機能部11Bは、データを処理する役割を司る。詳細には、データ処理機能部11Bは、ディスクドライブ制御機能部11Aの制御によりディスクドライブ15がDVDディスクの再生を開始すると、ディスクドライブ15によって抽出されたDVDディスクのデータを、入出力インターフェース14を介して記憶装置16へ送り、保存させる。
ROM12は、記憶保持動作が不要なメモリであり、CPU11が実行するプログラムが予め記憶されている。ROM12は、CPU11からアクセス可能なように接続されている。RAM13は、記憶保持動作が必要なメモリであり、CPU11がデータを一時的に格納する場合等に使用される。RAM13は、ROM12と同様、CPU11からアクセス可能なように接続されている。RAM13は、再生装置試験用情報抽出装置10の電源が切断されると、格納していたデータを失う。
ディスクドライブ15は、光ピックアップレンズや発光素子、ディスク駆動モータ等で構成されており、挿入されたDVDディスクに記録されている情報を読み取る。ディスクドライブ15は、CPU11と入出力インターフェース14を介して接続されており、CPU11からの指令を受けてDVDディスクを再生する。
入出力インターフェース14は、CPU11と外部に接続された機器とを接続してデータや制御信号を交換するインターフェースであり、CPU11と記憶装置16やディスクドライブ15、PC30との間の情報交換を中継する。
記憶装置16は、記憶保持動作が不要なハードディスク装置であり、取り外し可能な通信ケーブルによって再生装置試験用情報抽出装置10と電気的に接続されている。記憶装置16は、試験用のDVDディスクに記録されている再生制御情報を格納する役割を司るものであり、再生装置試験用情報抽出装置10がDVDディスクから抽出した再生制御情報である試験用再生制御情報を記憶する。記憶装置16は、十分な量の記憶領域が確保されており、DVDディスクに記録されている制御情報を100枚分以上記憶することが可能である。
<再生装置試験用情報抽出装置の動作フロー>
次に、再生装置試験用情報抽出装置10の動作の流れについて説明する。図3は、再生
装置試験用情報抽出装置10の動作フローを示す。以下、図3に示すフロー図に沿って再生装置試験用情報抽出装置10の動作について説明する。
(ステップS101:ディスク再生開始)再生装置試験用情報抽出装置10に電源が投入されると、CPU11は、ROM12に記憶されているプログラムを読み取って実行する。これにより、CPU11においてディスクドライブ制御機能部11A、及びデータ処理機能部11Bとしての機能が実現される。CPU11は、ディスクドライブ15にDVDディスクが挿入されたらディスクドライブ15を制御してDVDディスクを再生させる。ここで挿入されるDVDディスクはDVDデッキの動作テストをするためのディスクであり、本発明でいう「試験用の記録媒体」に相当する。DVDディスクは、コンテンツを記録したものであればよく、試験等を行うための特殊なデータを記録したようなものである必要は無い。よって、再生装置試験用情報抽出装置10に挿入するディスクは、市販されているものや個人が作成したようなものでよい。本ステップでCPU11が実行する一連の処理は、ディスドライブ制御機能部11Aによって実現される。
(ステップS102:ディスク情報通知)CPU11は、ディスクドライブ15がDVDディスクを再生している間、ディスクドライブ15から通知されるデータを取得する。そして、CPU11は、ディスクドライブ15がDVDディスクを再生している間、ディスクドライブ15から通知される再生制御装置のデータであって、以下の表に示す項目のデータを取得する。なお、本ステップでCPU11が実行する一連の処理は、データ処理機能部11Bによって実現される。
Figure 2009193639
(ステップS103:ディスク情報保存)CPU11は、ディスクドライブ15から通知される再生制御情報のデータを再生時間のデータと共に入出力インターフェース14を介して記憶装置16に保存する。CPU11は、記憶装置16にデータを保存する際、保存したデータの取り扱いの利便性に鑑み、“txt”、“csv”、“xls”等のファイル形式
でデータを保存する。これにより、キーワード検索等の情報処理が容易になる。CPU11がディスクドライブ15から通知されるデータを再生時間のデータと共に記憶装置16へ保存することにより、保存されたデータを基に再生装置を試験する際、再生時間のデータを手掛かりに制御情報が変化する部分のコンテンツのみを再生することで効率的に再生装置の試験を行うことが可能になる。すなわち、例えば、同一チャプタ内で制御情報に変化が無いものに関しては各チャプタの先頭のみを再生させることで再生装置が制御情報どおりに動作しているか否かを効率的に確認することが可能であるし、チャプタ内で制御情報が変化しているものに関しては変化している位置の手前までチャプタ内を早送りさせることで再生装置が制御情報どおりに動作しているか否かを効率的に確認することが可能となる。これにより、再生装置の試験を行う際に試験時間の短縮が図られる。本ステップでCPU11が実行する一連の処理は、データ処理機能部11Bによって実現される。
(ステップS104:終了判定)CPU11は、未取得の再生制御情報のデータが残っているか否かを確認する。CPU11は、未取得の再生制御情報のデータがDVDディスクに残っていれば、一連の処理を終了する。一方、CPU11は、未取得の再生制御情報のデータがDVDディスクに残っていなければ、ステップS102以降の処理を再び実行する。本ステップでCPU11が実行する終了判定処理は、データ処理機能部11Bによって実現される。
<再生装置試験用情報抽出装置の効果>
以上、上記再生装置試験用情報抽出装置によれば、DVDデッキの動作テストをする際に必要な試験用再生制御情報を自動的に効率良く収集することが可能になる。図4は、収集したデータの一例である。図4に示すように、記憶装置16には、再生状態が変化する時の制御情報が再生時間の情報と共に保存される。すなわち、例えば、図4に示す例であれば、DVDディスクに書き込まれている再生制御のデータのうち、チャプタ番号が10から2へ変化し且つボタンKey受付が1から1/2/3へ変化した時の各項目の再生制御のデータが、データが変化した時の再生時間(すなわち、00時5分00秒)と共に保存されている。よって、このように再生制御のデータが既に採取されたDVDディスクを使ってDVDデッキの動作確認を行えば、DVDデッキの動作が良好であるか否かを判定することが可能になる。なお、上記ステップS101からステップS104の一連の処理を実行している間、ディスクドライブ15は、DVDディスクにランダムアクセスすることなくシーケンシャルにアクセスすることが好ましい。再生制御のデータの読み落としを防ぐためである。
なお、図4に示すデータは、PC30のモニタに表示可能である。ここで、PC30は、図4に示すデータをユーザに判り易い情報に変換してから表示するようにしてもよい。すなわち、例えば、PC30は、DVDディスクに書き込まれている再生制御のデータを変換するコードを項目毎に予め変換データとして保持しており、この変換データに基づいて情報を変換したのち表示してもよい。変換データは、再生装置試験用情報抽出装置が抽出した制御情報の符号が示す意味の言語のデータを、符号と関連付けたデータであり、例えば、再生装置試験用情報抽出装置が「量子化周波数」に関する制御情報について符号「1」を抽出した場合、この符号「1」が示す意味は「44.1kHz」といった具合にユーザが判る意味に変換するデータである。変換データの内容を、以下の表2に示す。
Figure 2009193639
PC30は、上記表2の変換データを自身のハードディスク等に予め記憶している。PC30は、ユーザ操作を受けて再生装置試験用情報抽出装置10が抽出したデータを表示する際はこの変換データを参照して制御情報の符号を変換し、表示する。図5は、変換した収集データの一例を示す。図5が示すように、「0」や「1」といった符号のデータがその意味を示す表示に変換される。これにより、ユーザは、制御情報の内容を容易に理解することが可能となる。
なお、上記再生装置試験用情報抽出装置は、表1に示す試験項目のデータを取得していたが、次のように変形しても良い。すなわち、上記再生装置試験用情報抽出装置は、表1に示す項目以外の項目、例えば、映像データや音声データ等、コンテンツに係るデータを採取しても良い。具体的には、ステップS102の処理において、CPU11は、ディスクドライブ15から通知される映像や音声のデータを取得する。そして、CPU11は、ステップS103の処理において、ディスクドライブ15から通知される映像や音声のデータを記憶装置16に保存する。
<再生装置試験装置の構成>
次に、上記再生装置試験用情報抽出装置10で抽出したデータに基づいてDVDデッキを試験する再生装置試験装置について説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る再生装置試験装置20の構成を示す。図6が示すように、再生装置試験装置20は、CPU21、ROM22、RAM23、及び入出力インターフェース24を備えている。なお、再
生装置試験装置20は、入出力インターフェース24を介して記憶装置16やDVDデッキ40、PC30が接続されている。また、再生装置試験装置20に接続される記憶装置16には、上記再生装置試験用情報抽出装置10が抽出した試験用のデータが保存されているものとする。
図7は、CPU21の機能ブロックを示す図である。図7が示すように、CPU21は、DVDデッキ制御機能部21A(本発明でいう、再生装置制御部に相当する)、DVDデッキの再生状態を取得する状態取得機能部21B(本発明でいう、状態取得部に相当する)、及びDVDデッキの再生状態が良好であるか否かを判定する判定機能部21C(本発明でいう、判定部に相当する)を有している。CPU21は、再生装置試験装置20に電源が接続されるとROM22に記憶されているプログラムを読み取って実行することにより、DVDデッキ制御機能部21A、状態取得機能部21B、及び判定機能部21Cとしての諸機能を実現する。
DVDデッキ制御機能部21Aは、主にDVDデッキ40の動作を制御する役割を司る。詳細には、DVDデッキ制御機能部21Aは、入出力インターフェース24を介してDVDデッキ40に制御信号を通知し、DVDデッキ40にDVDディスクを再生させたり早送りさせたりする。
状態取得機能部21Bは、主にDVDデッキ40の再生状態を取得する役割を司る。詳細には、状態取得機能部21Bは、入出力インターフェース24を介してDVDデッキ40から通知される再生状態のデータ(例えば、再生中のチャプタ番号や音響の設定に関するデータ)を取得する。
判定機能部21Cは、記憶装置16に保存されているデータを基に、状態取得機能部21Bが取得したDVDデッキ40の再生状態のデータからDVDデッキ40の良否を判定する。また、判定機能部21Cは、判定結果を記憶装置16に保存し、或いはPC30へ出力する。
その他の構成要素であるROM22、RAM23、及び入出力インターフェース24は、上述した再生装置試験用情報抽出装置10のROM12、RAM13、及び入出力インターフェース14と同様であるため、その説明を省略する。
<再生装置試験装置の動作フロー>
次に、再生装置試験装置20の動作の流れについて説明する。図8は、再生装置試験装置20の動作フローを示す。以下、図8に示すフロー図に沿って再生装置試験装置20の動作について説明する。
(ステップS201:ディスク再生開始)再生装置試験装置20に電源が投入されると、CPU21は、DVDデッキ40を制御してDVDディスクを再生させる。DVDデッキ40が再生するDVDディスクは、上記再生装置試験用情報抽出装置10によって再生制御のデータが予め記憶装置16に格納されているディスクである。なお、CPU21は、DVDデッキ40を制御するにあたって記憶装置16のデータを参照し、制御情報のデータと共に保存されている再生時間のデータを取得する。CPU21は、記憶装置16から取得した再生時間のデータとDVDデッキ40から通知される再生時間のデータとを比較し、記憶装置16に再生時間のデータが記録されていない部分をDVDデッキ40が再生している場合は、DVDデッキ40に早送りを指示する。すなわち、例えば、図4に示すような試験用データが記憶装置16に記憶されている場合であって、DVDデッキ40が00時00分02秒を再生している場合、CPU21は、次にDVDデッキ40の再生状態が変化する再生時間である00時5分00秒の少し前(例えば、1秒前である00時
4分59秒)まで早送りさせる。通常の速度で再生させると時間を浪費するからである。このように、DVDデッキ40が記憶装置16に予め記憶されている再生時間の部分のみを再生するように(すなわち、制御状態が変化しないような部分をジャンプするように)DVDデッキ40の動作を制御することで、DVDデッキ40の試験を省力化して効率的に行うことができる。本ステップでCPU21が実行する一連の処理は、DVDデッキ制御機能部21Aによって実現される。
(ステップS202:テスト)DVDデッキ40がDVDディスクの再生を開始すると、CPU21は、DVDデッキ40から通知される再生状態のデータを取得する。CPU21が取得する再生制御状態のデータは、上記表1の各項目に示したものである。CPU21が実行するデータの取得処理は、状態取得機能部21Bによって実現される。そして、CPU21は、記憶装置16に保存されているデータとDVDデッキ40から通知される再生状態のデータとを比較する。すなわち、CPU21は、DVDデッキ40の再生時間が記憶装置16に保存されている再生時間と同じ時に、DVDデッキ40の再生状態が記憶装置16に保存されている再生状態と同じように変化するか否かを判定する。CPU21は、再生状態が同じように変化していない場合、このDVDデッキ40が不良であると判定する。図4の例であれば、例えば、DVDデッキ40が再生時間00時4分59秒から00時5分01秒までDVDディスクを再生しても、DVDデッキ40から通知される再生状態のデータの一つであるチャプタ番号のデータが10から2ではなく10から3へ変化した場合、記憶装置16に記憶されている試験用のデータと不一致なのでこのDVDデッキ40が不良であると判定する。CPU21が実行するデータの比較処理は、判定機能部21Cによって実現される。
(ステップS203:保存)CPU21は、ステップS202における判定結果を記憶装置16に保存する。本ステップでCPU21が実行する保存処理は、判定機能部21Cによって実現される。
(ステップS204:終了判定)CPU21は、DVDデッキ40の動作状態を確認し、DVDデッキ40がDVDディスクの再生を続けているか否かを検出する。CPU21は、DVDデッキ40がDVDディスクの再生を終了していれば、一連の処理を完了する。一方、CPU21は、DVDデッキ40がDVDディスクの再生を続けていれば、まだ試験が完了していないと判断し、ステップS202以降の処理を再び実行する。本ステップでCPU21が実行する判定処理は、判定機能部21Cによって実現される。
<再生装置試験装置の効果>
以上、上記再生装置試験装置によれば、DVDデッキの動作テストを効率良く行うことが可能になる。これにより、従来、人海戦術で行っていたDVDデッキの評価を自動的に行うことが可能となり、DVDデッキの製造から出荷までの一連の工程の処理の迅速化および評価精度の向上を図ることが可能となる。図9は、判定結果の一例を示す図である。図9に示すように、記憶装置16には、DVDデッキの動作テストの結果が保存される。よって、この動作テストの結果を参照することで試験したDVDデッキの動作の良否を確認することが可能になる。すなわち、例えば、全ての試験結果が良好(OK)であれば、試験したDVDデッキは動作良好と判定することができるし、試験結果に一つでも不良(NG)があれば、試験したDVDデッキは動作不良と判定することができる。
なお、図9に示す試験結果のデータは、PC30のモニタに表示可能である。ここで、PC30は、試験結果のデータをそのままモニタに表示してもよいが、これをユーザに判り易い情報に変換してから表示するようにしてもよい。すなわち、例えば、PC30は、自身のハードディスク等の記憶装置に予め記憶されている変換データに基づいて情報を変換したのち表示してもよい。変換の具体的な処理内容については、前述と同様である。図
10は、試験結果のデータに含まれている符合の意味を日本語に変換して表示したものの一例である。図10が示すように、「0」や「1」といった符号のデータがその意味を示す表示に変換される。これにより、ユーザは、試験結果の内容を容易に理解することが可能になる。
なお、上記再生装置試験装置は、DVDデッキの試験結果が良または不良の何れであってもその試験結果をそのまま記憶措置16に保存している。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、上記再生装置試験装置は、試験結果が不良の場合に再度同一の項目について試験し直してもよいし、試験結果が不良であった場合にこれをオペレータ等に通知したのち試験を中断するようにしてもよい。
また、上記再生装置試験装置は、DVDデッキに挿入された試験用の記録媒体(DVDディスク)の再生制御のみを行って試験を行っている。このため、試験用の記録媒体が100枚くらいあるような場合、オペレータが試験対象のDVDデッキにDVDディスクを入れ替えるのは煩わしい。そこで、上記再生装置試験装置は、DVDディスクをハンドリングするハンドリング装置等を備えており、試験対象のDVDデッキへ入れるDVDディスクを自動的に入れ替え、それぞれのDVDディスクについて再生試験を自動的に繰り返すようにしても良い。
なお、上記再生装置試験装置は、表1に示す試験項目のデータをテストしていたが、次のように変形しても良い。すなわち、上記再生装置試験装置は、表1に示す項目以外の項目、例えば、映像データや音声データ等、コンテンツに係るデータをテストしても良い。具体的には、再生装置試験用情報抽出装置によって記憶装置16にコンテンツに係るデータを予め記憶させておく。そして、CPU21は、ステップS202の処理において、DVDデッキ40から通知される映像や音声のデータを取得する。そして、CPU21は、記憶装置15に保存されているコンテンツのデータとDVDデッキ40から通知される映像や音声のデータとを比較する。比較の結果、両者のデータが一致していれば、DVDデッキ40が再生したコンテンツに異常はないと判断し、DVDデッキ40は良好であると判定する。他方、比較の結果、両者のデータが不一致であれば、DVDデッキ40が再生したコンテンツに異常があると判断し、DVDデッキ40は不良であると判定する。なお、映像や音声のデータの一致不一致を判定する際は、完全一致であってもよいし、所定の誤り率を設定しておき、不一致の度合いが所定の誤り率以下の場合にDVDデッキ40が再生したコンテンツに異常はないと判断するようにしてもよい。係る変形例によれば、試験対象の再生装置が再生するコンテンツの再生状態が正常であるか否かを判定することが可能となる。
再生装置試験用情報抽出装置の構成図。 再生装置試験用情報抽出装置のCPUの機能ブロック図。 再生装置試験用情報抽出装置の動作フロー図。 収集したデータの一例を示す図。 変換した収集データの一例を示す図。 再生装置試験装置の構成図。 再生装置試験装置のCPUの機能ブロック図。 再生装置試験装置の動作フロー図。 判定結果の一例を示す図。 変換した試験結果のデータの一例を示す図。
符号の説明
10・・・・・再生装置試験用情報抽出装置
20・・・・・再生装置試験装置
30・・・・・PC
40・・・・・DVDデッキ
11,21・・CPU
12,22・・ROM
13,23・・RAM
14,24・・入出力インターフェース
15・・・・・ディスクドライブ
16・・・・・記憶装置
11A・・・・ディスクドライブ制御機能部
11B・・・・データ処理機能部
21A・・・・DVDデッキ制御機能部
21B・・・・状態取得機能部
21C・・・・判定機能部

Claims (5)

  1. 記録媒体に記録された情報である記録情報を読み取って再生する再生装置を試験する装置であって、
    試験対象の前記再生装置に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている記録情報を、該再生装置に該試験用の記録媒体を読み取らせる前に試験用情報として予め記憶した記憶部と、
    前記再生装置を制御して前記試験用の記録媒体に記録された記録情報を該再生装置に読み取らせ、該再生装置に該記録媒体に記録された該記録情報を再生させる再生装置制御部と、
    前記再生装置制御部が前記再生装置に前記試験用の記録媒体に記録された記録情報を再生させている間、該再生装置の再生状態を取得する状態取得部と、
    前記記憶部に予め記憶されている前記試験用情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置の再生状態が前記試験用の記録媒体に記録された記録情報の通りであるか否かを判定する判定部と、を備える
    再生装置試験装置。
  2. 前記再生装置は、前記記録媒体に記録された前記記録情報を読み取り、該記録情報に含まれるコンテンツ情報を該記録情報に含まれる再生制御情報に基づいて再生するものであり、
    前記記憶部は、試験対象の前記再生装置に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている前記再生制御情報を前記試験用情報として予め記憶しており、
    前記再生装置制御部は、前記再生装置を制御して前記試験用の記録媒体に記録された前記記録情報を該再生装置に読み取らせ、該再生装置に該記録情報に含まれる前記コンテンツ情報を該記録情報に含まれる前記再生制御情報に基づいて再生させ、
    前記状態取得部は、前記再生装置制御部が前記再生装置に前記試験用の記録媒体に記録されたコンテンツ情報を再生させている間、該再生装置の再生状態を取得し、
    前記判定部は、前記記憶部に前記試験用情報として予め記憶されている前記再生制御情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置の再生状態が前記試験用の記録媒体に記録された再生制御情報の通りに動作しているか否かを判定する、
    請求項1に記載の再生装置試験装置。
  3. 前記記憶部は、前記再生装置が前記試験用の記録媒体のコンテンツを再生する際に該再生装置の再生状態を変化させるコンテンツ情報の位置の情報である変化位置情報を、該再生装置に該試験用の記録媒体を読み取らせる前に更に予め記憶しており、
    前記再生装置制御部は、前記再生装置に前記記録媒体に記録されたコンテンツ情報を再生させる際、前記記憶部に予め記憶されている前記変化位置情報に基づいて該再生装置を制御することで該再生装置が該再生装置の再生状態を変化させるコンテンツ情報を再生するように該再生装置を制御し、
    前記状態取得部は、前記再生装置の再生状態が変化する前と後の再生状態を取得し、
    前記判定部は、前記記憶部に記憶されている前記試験用情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置の再生状態が変化する前と後の再生状態が前記試験用の記録媒体に記録されたデータに含まれる再生制御情報の通りに変化しているか否かを判定する、
    請求項2に記載の再生装置試験装置。
  4. 前記再生装置は、前記記録媒体に記録された前記記録情報を読み取り、該記録情報に含まれるコンテンツ情報を該記録情報に含まれる再生制御情報に基づいて再生するものであり、
    前記記憶部は、試験対象の前記再生装置に読み取らせる試験用の記録媒体に記録されている前記コンテンツ情報を前記試験用情報として予め記憶しており、
    前記再生装置制御部は、前記再生装置を制御して前記試験用の記録媒体に記録された前記記録情報を該再生装置に読み取らせ、該再生装置に該記録情報に含まれる前記コンテンツ情報を該記録情報に含まれる前記再生制御情報に基づいて再生させ、
    前記状態取得部は、前記再生装置制御部が前記再生装置に前記試験用の記録媒体に記録されたコンテンツ情報を再生させている間、該再生装置が再生したコンテンツの状態を取得し、
    前記判定部は、前記記憶部に前記試験用情報として予め記憶されている前記コンテンツ情報を参照し、前記状態取得部が取得した前記再生装置が再生したコンテンツの異常の有無を判定する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の再生装置試験装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の再生装置試験装置の記憶部に予め記憶される試験用情報を抽出する装置であって、
    前記試験用の記録媒体に記録された記録情報を、前記再生装置に該試験用の記録媒体に記録された記録情報を読み取らせて該記録情報を再生させた際、該再生装置の再生状態が該試験用の記録媒体に記録された記録情報の通りであるか否かを判定するために用いる試験用情報として該試験用の記録媒体から読み取る読み取り部を備える
    再生装置試験用情報抽出装置。
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