JPH052830A - 記録再生装置および記録再生装置における記録再生方法 - Google Patents

記録再生装置および記録再生装置における記録再生方法

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JPH052830A
JPH052830A JP3157172A JP15717291A JPH052830A JP H052830 A JPH052830 A JP H052830A JP 3157172 A JP3157172 A JP 3157172A JP 15717291 A JP15717291 A JP 15717291A JP H052830 A JPH052830 A JP H052830A
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JP3157172A
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Yoshihiro Moribe
義裕 森部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/04Arrangements for preventing, inhibiting, or warning against double recording on the same blank or against other recording or reproducing malfunctions
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/36Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

Abstract

(57)【要約】 【目的】並列記録再生方式を採用する磁気ディスク装置
において、記憶領域の有効利用率を低下させることな
く、磁気デイスクの欠陥個所を回避する。 【構成】記録再生動作時、複数の磁気ディスク(2)
は、複数の磁気ヘッド(1)、複数の記録回路(11)
または再生回路(12)により並列にアクセスされる。
制御回路(16)は、1つの磁気ディスク2にのみ媒体
欠陥が存在する個所では、ヘッド切り換え回路(13)
を制御し、媒体欠陥が存在する磁気ディスク(2)に代
えて、予備用の磁気ヘッド(31)で予備用の磁気ディ
スクの記録面(32)をアクセスする。また、複数の磁
気ディスク(2)に重複して媒体欠陥が存在する個所で
は、複数の磁気ディスク(2)の予備用領域を、媒体欠
陥が存在する個所に代えてアクセスするよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録再生装置に関し、
特に、記録再生動作において記憶媒体の欠陥個所を回避
することのできる記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録再生装置には、磁気ディスクや光デ
ィスクや光磁気ディスク等がある。このような記録再生
装置の記録媒体には、記録面の不均質さ等に起因して記
録再生に適さない個所、すなわち、媒体欠陥が生じる場
合がある。
【0003】そこで、従来の記録再生装置においては、
欠陥部分に代えて、あらかじめ設けた代替部分を使用す
る処理を行っている。
【0004】このような技術としては、特開平1−31
5071記載の技術が知られている。
【0005】この技術は、あらかじめ1のディスク個を
予備に確保し、媒体欠陥があるセクタに代えて、予備に
設けたディスク個上のセクタを代替として用いるもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の情報
処理の高度化に伴い、記録再生装置にも高速化や高信頼
性が要求されている。
【0007】そこで、複数の記録媒体のk個の記録面を
並列にアクセスして、データを記録再生する方式が採用
される場合がある。本明細書中、このような方式を、
「並列記録再生方式」という。
【0008】並列記録再生方式によれば、記録再生装置
内に複数の記録回路と再生回路を備え、複数の記録面に
複数の磁気ヘッドで同時にアクセスしてデータを並列に
記録再生する。
【0009】したがい、並列記録再生方式を採用する記
録再生装置において、複数ビットより成るデータを、ビ
ット単位に分割して複数の記録面に記録再生すれば、デ
ータへのアクセス速度を高速化することができる。ま
た、複数の記録面に同時に同じデータを重複して記録す
れば、記録データを多重化でき、記録の信頼性を高める
ことができる。
【0010】しかし、前記特開平1−315071号公
報には、このような並列記録再生方式により記録再生を
行なう記録再生装置について記載されていない。
【0011】そこで、本発明は、並列記録再生方式を採
用する記録再生装置において、さほど記録領域を損失す
ることなく、良好に媒体欠陥個所を回避することのでき
る記録再生方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、同期して回転駆動される複数のディスク型記
録媒体と、前記複数の記録媒体の記録面のうちのk個の
記録面に同時にアクセスし、並列に記録もしくは再生動
作を行なう記録再生手段と、前記記録再生手段がアクセ
スするk(但し、kは自然数)個の記録面を前記複数の
記録媒体の記録面のうちより選択する選択手段と、前記
記録再生手段と前記選択手段の動作を制御する制御手段
とを有し、前記記憶媒体は、前記並列に行なわれる記録
再生に通常用いられるk個の通常記録面と、通常記録面
の代替として用いられるn(但し、nは自然数)個の予
備用記録面を有し、前記制御装置は、通常の記録もしく
は再生動作時は、前記記録再生手段が前記k個の通常記
録面の通常記録領域を同時にアクセスして記録もしくは
再生を行うよう前記選択手段と、前記記録再生手段とを
制御し、k個の通常記録面の同時にアクセスされるべき
領域のうち、m個(但し、m>n)の通常記録面上の領
域に媒体欠陥が存在する場合は、当該k個の通常記録面
の同時にアクセスされるべき領域を未使用とするよう前
記記録再生手段を制御し、k個の通常記録面の同時にア
クセスされるべき領域のうち、j個(但し、j≦n)の
通常記録面上の領域に媒体欠陥が存在する場合は、当該
媒体欠陥が存在する領域については、前記j個の通常記
録面に代えて、予備用記録面のうちのj個の記録面を前
記記録再生手段がアクセスするよう前記選択手段を制御
することを特徴とする記録再生装置を提供する。
【0013】
【作用】本発明に係る記録再生装置によれば、前記制御
装置は、通常の記録もしくは再生動作時は、前記記録再
生手段が前記k個の通常記録面の通常記録領域を同時に
アクセスして記録もしくは再生を行うよう前記選択手段
と、前記記録再生手段とを制御するが、k個の通常記録
面の同時にアクセスされるべき領域のうち、m個(但
し、mはm>nを満たす自然数)の通常記録面上の領域
に媒体欠陥が存在する場合は、当該k個の通常記録面の
同時にアクセスされるべき領域を未使用とするよう前記
記録再生手段を制御することにより媒体欠陥個所を回避
し、k個の通常記録面の同時にアクセスされるべき領域
のうち、j個(但し、jはj≦nを満たす自然数)の通
常記録面上の領域に媒体欠陥が存在する場合は、当該媒
体欠陥が存在する領域については、前記j個の通常記録
面に代えて、予備用記録面のうちのj個の記録面を前記
記録再生手段がアクセスするよう前記選択手段を制御す
ることにより媒体欠陥個所を回避する。
【0014】すなわち、並列記録再生方式を採用する記
録再生装置において、複数の記憶媒体のいずれかの記録
面に欠陥個所がある場合、該欠陥個所に代え、予備用に
設けた記録面を用いることにより、欠陥個所と同時にア
クセスされるべき、他の記憶領域を未使用とせずに、有
効に利用することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の記録再生装置の一実施例を、
磁気ディスク装置への適用を例にとり説明する。
【0016】まず、図10に、本実施例に係る記録再生
装置の構造を示す。
【0017】図示するように、本実施例に係る磁気ディ
スク装置は、ヘッドディスクアセンブリ(以下、「HD
A」という)6と、磁気ディスク装置の動作を司る電子
回路を搭載した回路基板7と、HDA6を衝撃から守る
緩衝材8と、緩衝材8を介してHDA6を保持するフレ
−ム9を有する。
【0018】次に、前記HDA6の内部構成を図11に
示す。
【0019】図示するように、HDA6は、複数の情報
記録再生用変換器(以下、「磁気ヘッド」という)1
と、磁気ヘッド1に対応した記録媒体の円板2と、円板
2を同軸上に積み重ねて回転させるスピンドルモ−タ3
と、磁気ヘッド1を円板2の半径方向に移動させるアク
チュエ−タ4と、これらを包含し密閉構造を持つハウジ
ング5を有する。
【0020】さて、前記回路基板7には、前記複数の磁
気ヘッド1と上位装置21とが接続される。
【0021】前記回路基板7上に搭載される電子回路の
構成を図1に示す。
【0022】図示するように、前記回路基板7は、複数
の記録回路11と、複数の再生回路12、選択回路13
と、書き込み再生アンプ18を備えている。
【0023】選択回路13は、記録再生動作を行う磁気
ヘッド1を選択する回路であり、記録回路11と再生回
路12の間に設けられる。
【0024】ところで、本実施例に係る磁気ディスク装
置は、さらに、代替記録用に用いる予備用磁気ヘッド3
1と、これに対応した予備用の円板32の記録面を備え
る。本実施例では、最上面の1面を代替記録用に備えて
いる。但し、必要に応じて、複数の記録面を代替記録用
に備えるようにしてもよい。
【0025】選択回路13は、記録再生動作を行う磁気
ヘッドを、他の任意の磁気ヘッド1から予備の磁気ヘッ
ド31に切り換える機能を有している。また、書き込み
再生アンプ18は磁気ヘッド1の微弱な信号を取り扱う
アンプである。
【0026】前記回路基板7は、円板2の媒体欠陥個所
を記憶する記憶手段14と、インタ−フェ−ス回路15
と、磁気ディスク装置の動作を制御する制御回路16
と、バッファ回路17とを備える。制御回路16は、マ
イクロプロセッサと内臓プログラム19とを含む。
【0027】前記インタ−フェ−ス回路15は、再生回
路12からの再生情報を上位装置21に転送し、上位装
置21からの記録情報を記録回路11に転送する回路で
ある。また、前記バッファ回路17は、磁気ヘッド1か
らの再生情報または上位装置21からの記録情報を一旦
格納する回路である。
【0028】なお、記録再生動作を適確に行うために、
書き込み再生アンプ18を、選択回路13と共にHDA
6(図10参照)の中に実装する場合がある。
【0029】次に、磁気ディスクの記録フォ−マットを
図2に示す。
【0030】図2には、シリンダ番号”CC”、ヘッド
番号”H”のトラックを示した。
【0031】図中、上段に示すように、1トラックに
は、N個のセクタが有り、セクタ番号”S”の詳細は、
同図下段に示すようになっている。
【0032】すなわち、各セクタは、ID41、デ−タ
部42、ID41とデ−タ部42のそれぞれの先頭に設
けられた信号パタ−ン”PLLSYNC”を有してい
る。
【0033】信号パタ−ン”PLLSYNC”は、後述
する、再生回路12のデ−タ弁別回路121を記録デ−
タに同期するために用いられる。
【0034】また、ID41とデ−タ部42には、それ
ぞれ、記録再生情報の先頭を示すアドレスマ−ク”A
M”411、421や、記録再生情報が正しく再生され
たかを判定するためのCRC415や、記録再生情報が
誤って再生したと検出した際に記録再生情報を正しく訂
正するためのECC423が含まれている。
【0035】ID41には、情報の記録再生場所を示す
物理アドレスであるIDが格納される。すなわち、ID
41には、磁気ヘッドの番号(以下、「ヘッド番号」と
いう)”H”413と、円板の半径方向位置を示すシリ
ンダ番号”CC”412と、円板2の円周方向位置を示
すセクタ番号”S”414が記録される。
【0036】磁気ディスク装置は、このIDを記録再生
時に再生し、位置を確認しつつ情報をデ−タ部42のデ
−タエリア422に記録または再生する。
【0037】このようなフォ−マットは、磁気ディスク
装置の組み立て直後に行われるのが一般的である。
【0038】そして、このフォ−マット後に円板2の記
録媒体に欠陥個所があるか調べる、いわゆる、サ−ティ
ファイ動作を行う。これは、円板2に欠陥検出用信号を
記録して再生信号のエラ−発生の有無や再生信号の振幅
及び再生信号の位相変化を検出することで行われる。こ
の際、円板2に媒体欠陥があると検出した個所を含むセ
クタ(以下、「バッドセクタ」という)があることを示
す標識データ、または、バッドセクタの位置情報を円板
2に記録する。
【0039】以下、本実施例に係る磁気ディスク装置の
記録再生動作について説明する。
【0040】本実施例に係る磁気ディスク装置は、前記
並列記録再生方式により記録再生動作を行なう。すなわ
ち、制御装置16が選択回路13を制御して記録再生動
作を行なう複数の磁気ヘッド1を選択する。これは、た
とえば、8ビットでパラレルに転送される情報を各ビッ
ト毎に磁気ヘッド1に割り当てるものである。そして選
択した複数の磁気ヘッド1と複数の記録回路12もしく
は再生回路13を接続し、複数の記録面に対して並列に
記録もしくは再生を行なう。
【0041】図3に、本実施例に係る磁気ディスク装置
の記録再生動作手順を示す。
【0042】図示するように、記録再生動作は、あらか
じめ、円盤2に記録されたバッドセクタに関する情報に
応じて次の3つのケ−スに分けられる。
【0043】〔ケ−ス1〕記録再生領域に記録再生に適
さないバッドセクタは無い場合は、選択された複数の磁
気ヘッド1によって、並列に記録再生動作を実行する
(305)。
【0044】〔ケ−ス2〕複数の磁気ヘッド1によっ
て、並列にアクセスすべき複数のセクタのうち、2個以
上のセクタがバッドセクタである場合は、当該複数のセ
クタを未使用として次のセクタを用いるか、あるいは、
あらかじめ定められた予備のセクタを用いて記録再生動
作を実行する(306)。
【0045】〔ケ−ス3〕複数の磁気ヘッド1によっ
て、並列にアクセスすべき複数のセクタのうち、1個の
セクタのみがバッドセクタである場合は、その該当する
セクタに達したときに記録再生動作に用いる磁気ヘッド
のうち、当該バットセクタにアクセスする磁気ヘッド1
から予備の磁気ヘッド31へ切り換え、予備の円板32
の記録面のセクタをバッドセクタの代替として用いて、
全体の記録再生動作を実行する(302、303)。バ
ッドセクタ以外の時は、並列記録再生動作を続ける(3
02、307)。
【0046】次に、図4を用いて、以上の各ケ−スにお
ける記録再生動作のタイミングを説明する。
【0047】図4には、磁気ヘッドの数を2n個とした
場合を示している。図4において、0から2n−1のヘ
ッド番号を付された2n個の磁気ヘッド1はそれぞれ並
列に情報を記録再生できるように配置されている。ま
た、2n個の磁気ヘッド1に加えて、ヘッド番号Nを付
した1個の予備の磁気ヘッド31を設けている。予備の
磁気ヘッド31は、2n個の磁気ヘッド1のうちの任意
の1個の磁気ヘッド1がアクセスするセクタに欠陥があ
った場合に代替セクタにデータを記録再背するために用
いる。
【0048】まず、ヘッド番号0とnで指定される記録
面に並列に記録再生を行なう場合(図4、I)を考える
いま、図示するように、同一シリンダ上において、ヘッ
ド番号0のトラックはセクタ1にバッドセクタがあり、
ヘッド番号nのトラックもまたセクタ1にバッドセクタ
があるものとする。
【0049】この場合、セクタ番号0のセクタにおいて
は、両記録面に記録再生に適さないバッドセクタは無い
ので、図中に、矢印C1とD1で示すように、ヘッド番
号0とnで指定される記録面に同時に記録再生動作が実
行される。前記ケ−ス1の場合に該当する。
【0050】しかし、セクタ1においては、両記録面に
記録再生に適さないバッドセクタがあるので、これを認
識した制御装置(図1、16)は、矢印C2とD2で示
すようにセクタ1代えて、次のセクタ2を用いて並列に
記録再生を行なうよう各部を制御する。前記ケ−ス2
の、バッドセクタである複数のセクタを未使用として次
のセクタを用いる場合に該当する。図中セクタXi以降
については、両記録面に記録再生に適さないバッドセク
タは無いので、図中に、矢印C3とD3で示すように、
ヘッド番号0とnで指定される記録面に並列に記録再生
動作が実行される。
【0051】次に、ヘッド番号1とn+1で指定される
記録面に並列に記録再生を行なう場合(図4、II)を考
える。
【0052】いま、図示するように、同一シリンダ上に
おいて、ヘッド番号1のトラックはセクタXi+1にバ
ッドセクタがあり、ヘッド番号n+1のトラックもまた
セクタXi+1にバッドセクタがあるものとする。ま
た、セクタXj−1を、代替記録に用いる予備用のセク
タとしているものとする。
【0053】この場合、セクタ番号0〜Xiのセクタに
おいては、両記録面に記録再生に適さないバッドセクタ
は無いので、図中に、矢印E2とF2で示すように、ヘ
ッド番号0とn+1で指定される記録面に並列に記録再
生動作が実行される。
【0054】しかし、セクタXi+1には、両記録面に
記録再生に適さないバッドセクタがあるので、これを認
識した制御装置(図1、16)は、予備用のセクタXj
−1をシ−クする。そして、図中にE1とF1で示すよ
うに、セクタXi+1に代えて予備用のセクタXj−1
に並列に記録再生を行なう。前述したケ−ス2におけ
る、バッドセクタである複数のセクタを未使用として予
備のセクタを用いる場合に該当する。
【0055】図中セクタXi+2以降については、両記
録面に記録再生に適さないバッドセクタは無いので、図
中に、矢印E3とF3で示すように、ヘッド番号1とn
+1で指定される記録面に並列に記録再生動作が実行さ
れる。
【0056】次に、ヘッド番号n−1と2n−1を並列
して記録再生する場合(図4、III)を考える。
【0057】図示するように、同一シリンダ上におい
て、ヘッド番号n−1のトラックはセクタXiにバッド
セクタがあり、ヘッド番号2n−1のトラックはセクタ
Xj−2にバッドセクタがあるものとする。
【0058】セクタ番号0〜Xj-3のセクタにおいて
は、両記録面に記録再生に適さないバッドセクタは無い
ので、記録再生動作は、図中に示す矢印A1とB1に沿
って並列に進む。
【0059】しかし、ヘッド番号n−1のトラック上に
は、セクタXiにバッドセクタが有る。一方、ヘッド番
号2n−1のセクタXiにはバッドセクタがない。そこ
で、ヘッド番号n−1のトラックのセクタXiに関し
て、記録再生動作はヘッド番号n−1の磁気ヘッド1に
代えて、予備の磁気ヘッド31〔ヘッド番号(N)〕を
用いて行われる。この動作は、前記ケ−ス3の場合に該
当する。したがい、記録再生動作は、矢印A2へ進み、
セクタXi+1で再びヘッド番号n−1に戻り矢印A3
へ進む。
【0060】一方、これと並列に記録再生を実行するヘ
ッド番号2n−1のトラック上には、セクタXj−2に
バッドセクタが有る。一方、ヘッド番号n−1のセクタ
Xj−2にはバッドセクタがない。したがい、やはり、
前記ケ−ス3の場合に該当するので、ヘッド番号2n−
1のトラックのセクタXj−2に関して、記録再生動作
をヘッド番号2n−1の磁気ヘッド1に代えて、予備の
磁気ヘッド31〔ヘッド番号(N)〕を用いて行う。し
たがい、記録再生動作は、矢印B2へ進み、セクタXj
−1で、ヘッド番号2n−1に戻り矢印B3へ進む。
【0061】以上の動作により、異なる円板の2つのト
ラックの並列した記録再生動作が完結する。
【0062】以上各ケ−スについて述べたように、複数
の磁気ヘッド1によって並列にアクセスされるセクタに
複数のバッドセクタが無い条件なら、適宜、予備の磁気
ヘッド31に切り換えながら記録再生動作を実行する。
したがい、この場合には、記録再生動作を切れ目なく連
続して行なうことができる。
【0063】なお、以上の記録再生動作の説明では、説
明を明確化するために、1個の予備の磁気ヘッド31を
持ち2個の磁気ヘッド1が並列して情報を記録再生する
場合について説明した。しかし、予備の磁気ヘッド31
と、これに対応する予備の円板の記録面の組を複数備え
るようにしてもよい。たとえば、予備の磁気ヘッド31
と予備の円板の記録面の組を2組設けた場合は、磁気ヘ
ッド1を2個まで予備の磁気ヘッド31ヘッドに切り換
えられるため、複数の磁気ヘッド1によって並列にアク
セスされるセクタのうち2個まではバッドセクタであっ
ても良い。
【0064】さて、以上のようにバッドセクタの有無に
応じて行なうのであるが、このバッドセクタの検出は、
前述したように、円板2にバッドセクタが存在する旨の
標識データをあらかじめ記録しておき、記録再生動作時
にこれを検出することにより行なう。または、あらかじ
め、円板2にバッドセクタの位置情報を格納しておき、
記録再生動作時にこれを参照することにより行なう。
【0065】以下、この2つのバッドセクタの検出の方
式の詳細について説明する。
【0066】まず、あらかじめ、円板2にバッドセクタ
の位置情報を格納しておく方式について説明する。
【0067】この方式によれば、前述したサ−ティファ
イを行った際、円板2の図5に示す所定の記録領域42
に、バッドセクタの、シリンダ番号”CC”、ヘッド番
号”H”、セクタ番号”S”を書き込む。これを装置起
動時に読み出し、記憶手段14に記憶する。
【0068】そして、上位装置21よりの記録再生命令
受信時に、記録再生の対象となる記録再生領域(図5、
43)にバッドセクタ41が有るか否かを、記憶手段を
参照して判定し、バッドセクタ41が有る場合は、前述
した各ケ−スに従って所定の記録再生動作を行う。
【0069】次に、バッドセクタがあることを示す標識
データを記録する第1の方式について説明する。
【0070】この場合、図6に示すように、バッドセク
タの、前のセクタ50のID部51、または、デ−タエ
リア52に続く部分に、次セクタ53が欠陥である旨の
標識データ54を記録する。そして、記録再生時にこれ
を再生し、前記制御回路16がバッドセクタの位置を認
識して、予備の磁気ヘッド31に切り換えるよう選択回
路13を制御する。
【0071】なお、図6ではバッドセクタ53の直前の
セクタ50に標識データを設けているが、バッドセクタ
53の複数セクタ前に標識データを設けるようにしても
よい。
【0072】次に、バッドセクタがあることを示す標識
データを記録する第2の方式について説明する。
【0073】この方式によれば、図7に示すように、バ
ッドセクタ53のID部に当該セクタが欠陥である旨の
標識データ55を記録する。そして、記録再生時にこれ
を再生し、前記制御回路16がバッドセクタの位置を認
識して、予備の磁気ヘッド31に切り換えるよう選択回
路13を制御する。
【0074】次に、記録再生時の磁気ヘッドの切り換え
動作の詳細について説明する。
【0075】まず、ここで、前記選択回路13の詳細な
構成を図8に示す。
【0076】図示するように、選択回路13は、複数の
並列して記録再生動作を実行する磁気ヘッド1(ヘッド
番号”#0”〜”#7”と”#8”〜”#F”)と予備
の磁気ヘッド31(ヘッド番号”#10”)に接続され
ている。
【0077】また、選択回路13は、LSI80、8
1、82と、LSI選択回路61と、記録デ−タ切り換
え回路62と、再生デ−タ切り換え回路63を有する。
【0078】LSI80、81は、それぞれ、記録再生
に用いる磁気ヘッド1を選択する回路と、記録アンプお
よび再生初段アンプを内蔵している。
【0079】また、LSI80、81には、それぞれ、
電源線(Vcc)と、ヘッド選択線(Head Sel
0〜22)と、LSI選択線(Chip Sel #
0、#1)と、書き込み命令線(Write Gat
e)〔オフ時は、読み出し命令線となる〕と、書込み用
パラレルデ−タ線(Write Data ”0”〜”
1”)と、差動出力の再生用パラレルデ−タ線(Rea
d Data ”0”〜”1”)と、磁気ヘッド接続線
(ヘッド番号#0〜#7用接続線と、ヘッド番号 #8
〜#F用接続線)が接続されている。
【0080】LSI82は、記録再生に用いる予備の磁
気ヘッド3を選択する回路と、記録アンプおよび再生初
段アンプを内蔵している。
【0081】また、LSI82には、電源線(Vcc)
と、ヘッド選択線(Head Sel 20〜22)と、
LSI選択線(ChipSel #2)と、書き込み命
令線(Write Gate)〔オフ時は、読み出し命
令線となる〕と、書込み用パラレルデ−タ線(Writ
e Data ”0”〜”1”)と、差動出力の再生用
パラレルデ−タ線(Read Data ”0”〜”
1”)と、予備磁気ヘッド用接続線(ヘッド番号 #1
0用接続線)が接続されている。
【0082】本実施例に係る磁気ディスク装置は、前述
した複数の記録回路11と再生回路12によって情報を
並列に記録再生するための磁気ヘッドを選択する回路と
記録アンプおよび再生初段アンプを内蔵したLSIを複
数個備える。
【0083】ただし、本実施例では、説明を明確化する
ために、予備の磁気ヘッド用のLSI82を含めて3個
のLSI80、81、82を備えるものとして説明す
る。
【0084】以下、この選回路13の磁気ヘッド切替時
の動作について説明する。
【0085】図9に、選択回路13の動作タイミングを
示す。
【0086】図9に示すように通常の動作時は、それぞ
れ複数の磁気ヘッドに接続しているLSI80とLSI
81を選択し、それぞれ1個の磁気ヘッドを選択する。
そして、信号線Write GateとWrite C
urrentによって、記録動作を行う。また、Wri
te Gateをオフすることで再生動作を行う。
【0087】一方、LSI82には、予備の磁気ヘッド
#10が接続されており、以下のように動作する。
【0088】前述したいずれかの方式によりバッドセク
タを検出したら(図9、A)、当該セクタをアクセスす
べきであった磁気ヘッドが接続されているLSI80の
Chip Sel #0をオフし、変わってLSI”
2”のChip Sel #2をオンする。
【0089】なお、このとき、LSI82に接続されて
いる予備の磁気ヘッド(ヘッド番号#10)が、LSI
82のChip Sel #2がオンすることにより、
選択されるように設定しておけば、LSI80で選択さ
れていた磁気ヘッドに代えて予備の磁気ヘッドが記録再
生用として用いられる。
【0090】したがい、再生動作は並列に途切れること
無く実行される。
【0091】なお、同様に、LSI81が選択している
磁気ヘッド1がアクセスすべきセクタがバッドセクタで
ある場合は(図9のC)、Chip Sel #1をオ
フしてChip Sel #2をオンすることにより、
LSI81で選択されていた磁気ヘッドに代えて予備の
磁気ヘッド#10が記録再生用として用いられる。
【0092】ところで、先に説明したように、LSI8
0とLSI81で選択している2つの磁気ヘッド同時に
アクセスすべき2つのセクタが共にバッドセクタで有る
場合は、Chip Sel #0と1#を共にオフし、
当該セクタをスキップするか、或いは、他の記録領域に
ヘッドを移動して記録再生動作を実行するようにする。
【0093】ところで、選択回路13図8に示した選択
回路13は、1つのLSIとして製作するようにしても
よい。
【0094】この場合、複数の磁気ヘッドが、n個のグ
ル−プにグル−プ分けして、このLSIに接続される。
そして、グル−プ選択線(前記LSI選択線に相当す
る)で任意に選択されたm個のグル−プにそれぞれ属す
る、ヘッド選択線で選択されたm個の磁気ヘッドが、m
組の書込み用パラレルデ−タ線もしくは再生用パラレル
デ−タ線に書き込み命令線に応じて接続されることにな
る。
【0095】なお、以上の実施例においては、セクタご
とに予備ヘッドに切り換えて記録再生動作を行なう例を
示したが、トラック単位に予備の磁気ヘッド31を用い
て記録再生動作を実行するようにしてもよい。ただし、
この場合は、同一シリンダ上の複数のトラックのうち媒
体欠陥を有するトラックが1つであることが条件とな
る。
【0096】また、以上説明してきた実施例において
は、1つのドライブ上で、磁気ヘッドの切り換えを行な
ったが、複数の磁気ディスク装置を備えたディスクアレ
イ等の磁気ディスクシステムにおいては、磁気ディスク
装置間で磁気ヘッドの切り換えを行なうようにしてもよ
い。
【0097】以下、この場合について説明する。
【0098】まず、図12に、複数のドライブを備えた
磁気ディスクシステムの構成を示す。
【0099】図中1201〜1204までが、通常の記
録再生用に用いられる磁気ディスク装置である。120
5が、代替記録用に用いられる磁気ディスク装置である
本磁気ディスクシステムの磁気デイスク装置の構成は、
前記予備用磁気ヘッド31と、これに対応した予備用の
記録面32は備えていない点が、先に図1で示した磁気
ディスク装置と異なる。
【0100】また、各磁気ディスク装置は、並列記録再
生方式を採用するものであっても、並列記録再生方式を
採用しないものであってもよい。
【0101】各磁気ディスク装置は、同期して回転動作
を行なう。すなわち、各磁気ディスク装置において、同
一シリンダ番号の同一セクタが、同時に磁気ヘッドの位
置にくるように各磁気ディスク装置は回転動作を行な
う。したがい、任意の時点において、各磁気ディスク装
置がアクセス可能なデータは、同一シリンダ番号、同一
セクタ番号のセクタのデータである。
【0102】図中、1206はセレクタである。セレク
タ1206は上位装置1207に接続する磁気ディスク
装置を選択する。
【0103】以下、本磁気ディスクシステムの動作につ
いて説明する。
【0104】まず、本磁気ディスクシステムにおいて、
各磁気ディスク装置に対して、順次記録再生動作を行な
う場合について説明する。
【0105】この場合の動作タイミングを図13に示
す。
【0106】図中、期間1310は磁気ディスク120
1に媒体欠陥がなければ、磁気ディスク1201をアク
セスする期間であり、期間1320は磁気ディスク12
02に媒体欠陥がなければ、磁気ディスク1202をア
クセスする期間であり、期間1330は磁気ディスク1
203に媒体欠陥がなければ、磁気ディスク1203を
アクセスする期間であり、期間1340は磁気ディスク
1204に媒体欠陥がなければ、磁気ディスク1204
をアクセスする期間である。また、信号1301〜13
05がHighを示している期間は、信号に対応する磁
気ディスが実際にアクセスされた期間である。
【0107】さて、たとえば、期間1310において、
信号1301がLowを示している期間は、磁気ディス
ク装置1201において、アクセスされるべきセクタに
媒体欠陥があったことを示している。図示するように本
実施例においては、この期間、予備用として設けた磁気
デイスク装置1205を、磁気ディスク装置1201に
代えてアクセスする。また、同様に、各磁気デイスク装
置1201〜1204において、アクセスされるべきセ
クタに媒体欠陥があった場合は、予備用として設けた磁
気デイスク装置1205を代用として用いる。
【0108】このように、記録媒体に媒体欠陥が存在す
る個所で、予備用に設けた磁気ディスク装置にアクセス
を切り換えることにより、あたかも媒体欠陥は無いよう
に記録再生動作を行うことができる。
【0109】次に、本磁気ディスクシステムにおいて、
各磁気ディスク装置に対して並列に記録再生動作を行な
う場合について説明する。
【0110】この場合の動作タイミングを図14に示
す。
【0111】この場合、各磁気ディスク装置1401〜
1404は同時にアクセスされる。図中、信号1401
〜1405がHighを示している期間は、信号に対応
する磁気ディスクが実際にアクセスされた期間である。
図示するように、各磁気ディスク装置1401〜140
4は同時にアクセスされる。
【0112】しかし、たとえば、信号1401がLow
を示している期間は、磁気ディスク装置1201におい
て、アクセスされるべきセクタに媒体欠陥があったこと
を示している。図示するように本実施例においては、こ
の期間、予備用として設けた磁気デイスク装置1205
を、磁気ディスク装置1201に代えてアクセスする。
また、同様に、各磁気デイスク装置1201〜1204
において、アクセスされるべきセクタに媒体欠陥があっ
た場合は、予備用として設けた磁気デイスク装置120
5を代用として用いる。
【0113】このように、記録媒体に媒体欠陥が存在す
る個所で、予備用に設けた磁気ディスク装置にアクセス
を切り換えることにより、あたかも媒体欠陥は無いよう
に記録再生動作を行うことができる。
【0114】さて、このような予備用磁気ディスク装置
への切り換えは以下のように行なう。
【0115】まず、各磁気ディスク装置1201〜12
05は、あらかじめ自装置の媒体欠陥の個所を上位装置
1207に伝える。一方、上位装置1207は、送られ
た各磁気ディスク装置1201〜1205の欠陥個所を
記憶する。そして、実際の記録再生動作時には、記憶し
た媒体の欠陥個所に応じて、各磁気ディスク装置120
1〜1205およびセレクタ1206を制御し、媒体の
欠陥個所ではアクセス先を予備用の磁気ディスク装置1
205に切り換える。同一個所で重複して複数の磁気デ
ィスク装置に媒体欠陥が存在する場合には、予備用の磁
気ディスク装置への切り換えは行なわない。この場合
は、その欠陥領域を使用禁止とする。
【0116】また、予備用の磁気ディスク装置1205
への切り換えは以下のように行なってもよい。
【0117】すなわち、各磁気ディスク装置1201〜
1204の制御回路(図1符号16)は、自装置の媒体
欠陥の個所を予備用の磁気ディスク装置1205の制御
回路に伝える。
【0118】予備用の磁気ディスク装置1205の制御
回路16は、セレクタ1206を制御し、媒体欠陥あっ
た個所で、媒体欠陥のあった磁気ディスク装置に代え
て、時装置を上位装置1207と接続する。ただし、同
一個所で重複して複数の磁気ディスク装置に媒体欠陥が
存在する場合には、予備用の磁気ディスク装置への切り
換えは行なわない。この場合は、その媒体欠陥個所をス
キップするよう、各磁気ディスク装置1201〜120
4の制御回路に通知する。
【0119】なお、以上の説明では、磁気ディスク装置
への適用を例にとり、本発明に係る記録再生装置の一実
施例を説明したが、本実施例は、光ディスク装置や光磁
気ディスク装置等の記録再生装置等、他の回転型記録再
生装置にも同様に適用することができる。
【0120】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、並列記録再生方式を採用する記録再生装置におい
て、さほど記録領域を損失することなく、良好に媒体欠
陥個所を回避することのできる記録再生装置および記録
再生方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の電
子回路の構成を示すブロック図である。
【図2】磁気ディスク装置の記録フォ−マットを示した
説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の記
録再生動作の処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図4】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の記
録再生手順を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置にお
ける媒体欠陥位置情報の第1の記憶方式を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置にお
ける媒体欠陥位置情報の第2の記憶方式を示す説明図で
ある。
【図7】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置にお
ける媒体欠陥位置情報の第3の記憶方式を示す説明図で
ある。
【図8】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の選
択回路の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の選
択回路の動作タイミングを示すタイミングチャ−トであ
る。
【図10】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の
外観を示した説明図である。
【図11】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の
構造を示した説明図である。
【図12】本発明の一実施例に係る磁気ディスクシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の一実施例に係る磁気ディスクシステ
ムの第1の動作例を示すタイミングチャ−トである。
【図14】本発明の一実施例に係る磁気ディスクシステ
ムの第2の動作を示すタイミングチャ−トである。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 円板 3 スピンドルモ−タ 4 アクチュエ−タ 5 ハウジング 6 HDA 7 回路基板 8 緩衝部材 9 フレ−ム 11 記録回路 12 再生回路 13 ヘッド切り換え回路 14 記憶手段 15 インタ−フェ−ス回路 16 制御回路 17 バッファ回路 18 書き込み再生アンプ 19 マイクロプロセッサ及び内臓プログラム 21 上位装置 31 予備の磁気ヘッド 32 予備用円板 60 LSI 61 LSI選択回路 62 記録デ−タ選択回路 63 再生デ−タ選択回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期して回転駆動される複数のディスク型
    記録媒体と、前記複数の記録媒体の記録面のうちのk
    (但し、kは自然数)個の記録面に同時にアクセスし、
    並列に記録もしくは再生動作を行なう記録再生手段と、
    前記記録再生手段がアクセスするk個の記録面を前記複
    数の記録媒体の記録面のうちより選択する選択手段と、
    前記記録再生手段と前記選択手段の動作を制御する制御
    手段とを有し、前記記憶媒体は、前記並列に行なわれる
    記録再生に用いられるk個の通常記録面と、通常記録面
    の代替として用いられるn(但し、nは自然数)個の予
    備用記録面を有し、前記制御装置は、記録もしくは再生
    動作時に、前記記録再生手段が前記k個の通常記録面の
    通常記録領域を同時にアクセスして記録もしくは再生を
    行うよう前記選択手段と、前記記録再生手段とを制御
    し、k個の通常記録面の同時にアクセスされるべき領域
    のうち、m個(但し、mは、m>nを満たす自然数)の
    通常記録面上の領域に媒体欠陥が存在する場合は、当該
    k個の通常記録面の同時にアクセスされるべき領域を未
    使用とするよう前記記録再生手段を制御し、k個の通常
    記録面の同時にアクセスされるべき領域のうち、j個
    (但し、jは、j≦nを満たす自然数)の通常記録面上
    の領域に媒体欠陥が存在する場合は、当該媒体欠陥が存
    在する領域については、前記j個の通常記録面の代替と
    して、前記n個の予備用記録面のうちのj個の記録面を
    前記記録再生手段がアクセスするよう前記選択手段を制
    御することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録再生装置であって、前
    記通常記録面は記録再生に用いる通常記録領域と通常記
    録領域の代替として用いられる予備用の記録領域とを備
    え、前記制御装置は、k個の通常記録面の同時にアクセ
    スされるべき領域のうち、m個(但し、m>n)の通常
    記録面上の領域に媒体欠陥が存在する場合は、当該k個
    の通常記録面の同時にアクセスされるべき領域の代替と
    して、前記予備用の領域に同時にアクセスして記録もし
    くは再生を行うよう前記記録再生手段を制御することを
    特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の記録再生装置であ
    って、前記k個の通常記録面の媒体欠陥領域の位置情報
    を記憶する記憶手段を備え、前記制御装置は、前記記憶
    手段に記憶された媒体欠陥領域位置情報に応じて、前記
    記憶再生手段および前記選択手段を制御することを特徴
    とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記録再生装置であって、前
    記記録媒体のうち少なくとも1つの記憶媒体は、所定領
    域に前記k個の通常記録面の媒体欠陥領域の位置情報を
    記録し、前記制御手段は、記録再生装置の起動時に、前
    記記憶再生手段および前記選択手段を制御して前記記憶
    媒体の所定領域に記録した位置情報を読み取り、読み取
    った位置情報を前記記憶手段に格納することを特徴とす
    る記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2記載の記録再生装置であ
    って、前記k個の通常記録面は自記録面の媒体欠陥個所
    を示す標識を媒体欠陥領域の位置に応じた位置に記録
    し、前記制御装置は、記録もしくは再生動作中に読み取
    られる前記標識の位置より認識される前記k個の通常記
    録面の媒体欠陥領域位置に応じて、前記記憶再生手段お
    よび前記選択手段を制御することを特徴とする記録再生
    装置。
  6. 【請求項6】同期して回転駆動する3以上のディスク型
    記録装置と、前記3以上のディスク型記録装置の記録再
    生動作を制御する制御手段を備え、前記3以上のディス
    ク型記録装置のうち、k(但し、kは自然数)個の記録
    再生装置は記録再生に用いる通常記録再生装置であっ
    て、かつ、n(但し、nは自然数)個の記録再生装置は
    前記通常記録再生装置の代替として用いる予備用記録再
    生装置であって、前記制御手段は、記録もしくは再生動
    作時に、j個(但し、jはj≦nを満たす自然数)の通
    常記録再生装置の同記録再生装置内記憶領域に媒体欠陥
    が存在する場合は、当該媒体欠陥が存在する記録再生装
    置内記憶領域については、前記j個の通常記録再生装置
    の代替として、備えた予備用記録記録再生装置のうちの
    j個の記録再生装置の前記記録再生装置内記憶領域を記
    録もしくは再生に用いるよう各記録再生装置を制御する
    ことを特徴とする記録再生システム。
  7. 【請求項7】同期して回転駆動される2以上のディスク
    型記録媒体を備え、備えた記録媒体の記録面のうちの複
    数の記録面に同時にアクセスし、並列に記録もしくは再
    生動作を行なう記録再生装置において、備えた記録媒体
    の記録面のうちk(但し、nは自然数)個の記録面を前
    記並列に行なわれる記録再生に用いる通常記録面とし、
    かつ、備えた記録媒体の記録面のうち、n(但し、nは
    自然数)個の記録面を、前記通常記録面の代替として用
    いる予備用記録面とし、記録もしくは再生動作時に、k
    個の通常記録面の同時にアクセスされるべき領域のう
    ち、m個(但し、m>n)の通常記録面上の領域に媒体
    欠陥が存在する場合は、当該k個の通常記録面の同時に
    アクセスされるべき領域を未使用とし、記録もしくは再
    生動作時に、通常記録面の同時にアクセスされるべき領
    域のうち、j個(但し、j≦n)の通常記録面上の領域
    に媒体欠陥が存在する場合は、当該媒体欠陥が存在する
    領域については、前記j個の通常記録面の代替として、
    予備用記録面のうちのj個の記録面にアクセスして記録
    もしくは再生を行なうことを特徴とする記録再生装置に
    おける記録再生方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載の記録再生装置における記録
    再生方法であって、前記通常記録面に予備用の記録領域
    を設け、記録もしくは再生動作時に、通常記録面の同時
    にアクセスされるべき領域のうち、m個(但し、m>
    n)の通常記録面上の領域に媒体欠陥が存在する場合
    は、媒体欠陥が存在する領域に代えて、前記予備用の領
    域にアクセスして記録もしくは再生を行なうことを特徴
    とする記録再生装置における記録再生方法。
  9. 【請求項9】同期して回転駆動する3以上のディスク型
    記録装置を連結した記憶再生システムにおいて、備えた
    記録再生装置のうち、k(但しkは自然数)個の記録再
    生装置を記録再生に通常用いる通常記録再生装置とし、
    n(但し、nは自然数)個の記録再生装置を前記通常記
    録再生装置の代替として用いる予備用記録再生装置と
    し、記録もしくは再生動作時に、j個(但し、j≦n)
    の通常記録再生装置の同記録再生装置内記憶領域に媒体
    欠陥が存在する場合は、当該媒体欠陥が存在する記録再
    生装置内記憶領域については、前記j個の通常記録再生
    装置に代えて、備えた予備用記録記録再生装置のうちの
    j個の記録再生装置の前記記録再生装置内記憶領域を記
    録もしくは再生に用いることを特徴とする記録再生シス
    テムにおける記録再生方法
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