JP2794839B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2794839B2 JP1267509A JP26750989A JP2794839B2 JP 2794839 B2 JP2794839 B2 JP 2794839B2 JP 1267509 A JP1267509 A JP 1267509A JP 26750989 A JP26750989 A JP 26750989A JP 2794839 B2 JP2794839 B2 JP 2794839B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 光記録媒体(光磁気記録媒体を含む)を用いる記録再
生装置の信号処理回路に関する。詳しくは、追記型光記
録再生装置、オーバーライト可能光磁気記録再生装置、
オーバーライト可能相変化型光記録再生装置など(以下
2ヘッド型光記録再生装置と称する)や、消去可能型光
磁気記録再生装置、消去可能相変化型光記録再生装置な
ど(以下3ヘッド型光記録再生装置と称する)の信号処
理回路に関する。
〔従来の技術〕
ディスク状、カード状などの光記録媒体を用いて記録
再生を行なう光記録再生装置において、新しい信号の記
録された箇所を即再生して正しく記録されたかどうかを
調べる(以下RAWチェックと称する)ことが必要となる
場合がある。その為には、新しい信号を記録用ヘッドに
て書き込み、それに続いて、光記録媒体に書き込まれた
新しい信号を再生用ヘッドにて再生する、という手順で
行われる。そして、それらはコントローラ及びホストコ
ンピュータによって制御されている。
これらRAWチェックの一連の信号処理を高速でおこな
うためには、例えばディスク状の媒体にあっては回転待
ち時間無しで記録及び再生の信号処理を行なう必要があ
り、カード状のものにあっては再スキャン待ち時間無し
で行なう必要があり、信号処理に必要なそれぞれのヘッ
ドからの再生信号をコントローラに送っている。
第4図を使って従来のディスク状光記録媒体(以下光
ディスクと称する)のRAWチェックの動作を説明する。
光ディスクに高速で記録、再生を行なうには、従来、ホ
ストコンピュータ(7)の指令によっていた。そしてそ
の指令に従い、光ディスク記録再生装置の動作をコント
ロールするコントローラ(6)は、記録用ヘッド(3)
からの信号、及び再生用ヘッド(4)からの信号の夫々
に対応して、記録用信号処理回路(63)、及び、再生用
信号処理回路(64)の2つの信号処理回路を持ってい
た。
光ディスク(1)のある箇所に新しい信号を書き込む
ためには、信号を書き込んでも良い箇所を検出する為に
まず、記録用ヘッド(3)で再生をする。記録用ヘッド
(3)の中の記録用光学部(33)にて読みだされた信号
(33a)は、記録用再生処理回路(32)にて2値化され
記録用ビームからの再生データ(32a)としてインタフ
ェス(5)を介してコントローラ(6)内の記録用信号
処理回路(63)に出力される。そして、それをコントロ
ーラ(6)は理解し信号を書き込んでも良い箇所である
事を確認して初めて、記録用信号処理回路(63)に記録
の指令を出す。これにより記録用信号処理回路(63)
は、記録ゲート信号(20a)と記録データ(30a)をイン
タフェス(5)を介して記録用ヘッド(3)へ出力す
る。記録用ヘッド(3)の記録用レーザ駆動装置(31)
では、記録ゲート信号(20a)のタイミングを受けて記
録信号(31a)を出力し、記録用光学部(33)により光
ディスク(1)に信号を書き込む。
次に、ホストコンピュータ(7)より命令を受けて、
コントローラ(6)内の再生用信号処理回路(64)は、
インタフェス(5)を介して再生用ヘッド(4)によ
り、光ディスク(1)に書き込まれた信号を読みだす。
再生用ヘッド(4)の中では、再生用光学部(43)から
の再生信号(43a)は再生用処理回路(42)で2値化さ
れ、再生用ヘッドからの再生信号(42a)としてインタ
フェス(5)を介してコントローラ(6)に出力され
る。
こうして、RAWチェックが行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の光記録再生装置では、RAWチェッ
クをおこなう場合、記録用ヘッド(3)での書き込みに
続いて、光ディスク(1)に書き込まれた新しい信号を
再生用ヘッド(4)にて再生し、その信号である再生用
ヘッドからの再生データ(42a)をコントローラ(6)
でチェックしていた。
高速すなわち回転待ち時間無しでRAWチェックを行な
う場合は、記録用ヘッドからの再生データ(32a)およ
び再生用ヘッドからの再生データ(42a)の両方のデー
タが必要で、従って、2ヘッド型光記録再生装置の場合
には2組の信号処理回路(63)、(64)が必要であり、
又、3ヘッド型光記録再生装置の場合には当然3組の信
号処理回路が必要であった。又、高速といってもコント
ローラ(6)が判断するため、速度に限界があった。
そこで本発明では、光記録再生装置の信号処理回路に
おいて、簡単な構成で高速のRAWチェックが実現できる
ようにすることを目的とする。
更に、詳しくは、2ヘッド型及び3ヘッド型光記録再
生装置の信号処理回路において、簡単な構成で高速のRA
Wチェックが実現できるようにすることを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
上記課題の解決のため、本発明の記録再生装置は、記
録媒体に対して記録及び再生が可能な第1の手段と、前
記記録媒体に対して再生が可能な第2の手段とを有する
記録再生装置において、信号処理手段と、前記第1の手
段からの再生信号および前記第2の手段からの再生信号
を選択的に前記信号処理手段へ供給する切替え手段と、
前記第1の手段からの再生信号中からアドレスを示す信
号を検出し、検出信号を出力する検出手段とを備え、前
記信号処理手段は、前記検出信号を受けた後、前記切替
え手段からの出力を、前記第1の手段からの再生信号か
ら前記第2の手段からの再生信号に切替え、前記第1の
手段からの再生信号と前記第2の手段からの再生信号と
に基いて、RAWチェックを行う構成とする。
前記第1の手段と前記第2の手段は、前記記録媒体上
の同一記録トラックで、記録あるいは再生を行う構成と
してもよい。
前記信号処理手段は、前記検出信号に応じて、記録す
べきデータを前記第1の手段に送る構成としてもよい。
〔作 用〕
本発明においては、第1の手段(記録及び再生が可能
な手段)からの再生信号と、第2の手段(再生が可能な
手段)からの再生信号を、切替え手段によって、選択的
に信号処理手段へ送る。第1の手段で記録するときは、
第1の手段からの再生信号が切替え手段によって選択さ
れ、信号処理手段に入力される。検出手段は、第1の手
段からの再生信号中からアドレスを示す信号を検出し、
検出信号を出力する。信号処理手段は、その検出信号を
受けた後に、切替え手段からの出力を第2の手段からの
再生信号に切り替える。そして、第1の手段からの再生
信号と第2の手段からの再生信号に基いてRAWチェック
を行う。
〔実 施 例〕
(1) 第1図は、本発明の第1の実施例による記録再
生装置の構成を示す図である。第4図と同符号は同効物
を表す。更に、(8)はセクタ・アドレスマーク検出回
路、(8a)はセクタ・アドレスマーク検出信号、(9)
はヘッドセレクタ、(9a)はヘッドセレクト信号、(9
b)はヘッドセレクタ(9)で切り換えられた、記録用
ヘッドからの再生データ(32a)と再生用ヘッドからの
再生データ(42a)のうちの一方の再生データである。
第1の実施例の動作を、第1図を使って説明する。
記録用ヘッドと再生用ヘッドとが、光ディスク(1)
の同一トラック上で相対移動する2ヘッド型光記録再生
装置において、光ディスク(1)に記録されているセク
タアドレス等の信号は、まず、記録用ヘッド(3)の中
の、記録用光学部(33)で再生され、その信号(33a)
が記録用再生処理回路(32)にて2値化され、記録用ヘ
ッドからの再生データ(32a)となり、インタフェス
(5)の中のヘッドセレクタ(9)を介して記録用ヘッ
ドからの再生データ(32a)が選ばれて再生データ(9
b)となり、コントローラ(6)内の記録用信号処理回
路(63)へ出力され、記録すべき場所が決まる。
次に、光ディスク(1)上に記録するには、コントロ
ーラ(6)内の記録用信号処理回路(63)からの記録デ
ータ信号(30a)が記録ゲート信号(20a)のタイミング
で記録用ヘッド(3)の中の記録用レーザ駆動装置(3
1)を作動し記録用信号(31a)として出力され、記録用
光学部(33)によって光ディスク(1)に記録される。
次に、光ディスク(1)に今記録された信号は、再生
用ヘッド(4)の中の再生用光学部(43)にて再生さ
れ、信号(43a)となり、再生用ヘッドからの再生処理
回路(42)にて2値化されて再生用ヘッドからの再生デ
ータ(42a)となり、インタフェス(5)の中のヘッド
セレクタ(9)を介して、コントローラ(6)からのヘ
ッドセレクト信号(9a)により、再生データ(9b)とな
り、コントローラ(6)の中の記録用信号処理回路(6
2)に出力される。
RAWチェックはコントローラ(6)にて、前記の記録
用ヘッドからの再生データ(32a)とこの再生用ヘッド
からの再生データ(42a)とを比較することによって行
なわれる。
その点を詳しく説明すると、記録用ヘッド(3)によ
って読み出された2値化信号の記録用ヘッドからの再生
データ(32a)は、セクタ・アドレスマーク検出回路
(8)及びヘッドセレクタ(9)に送られる。セクタ・
アドレスマーク検出回路(8)では、2値化信号の記録
用ヘッドからの再生データ(32a)の中からセクタ及び
アドレスマークの位置を検出し、そのタイミング(位
置)信号であるセクタ・アドレスマーク検出信号(8a)
をコントローラ(6)に送る。また、一方、ヘッドセレ
クタ(9)には、記録用ヘッドからの再生データ(32
a)と同時に再生用ヘッド(4)によって読み出された
2値化信号の再生用ヘッドからの再生データ(42a)も
入力される。通常の再生の時またはRAWチェックの時以
外では、コントローラ(6)からのヘッドセレクト信号
(9a)によって切り換えられるヘッドセレクタ(9)
は、再生データ(9b)として記録用ヘッドからの再生デ
ータ(32a)を選んでコントローラ(6)へ送ってい
る。
RAWチェック時の動作を詳しく説明する。
記録用ヘッドからの再生データ(32a)からセクタ位
置及びIDナンバを確認すると、コントローラ(6)から
は記録ゲート信号(20a)及び記録データ(30a)が送ら
れて、実際に記録が行われる。
次に、コントローラ(6)は、ヘッドセレクト信号
(9a)を送り、再生データ(9b)は、記録用ヘッドから
の再生データ(32a)から再生用ヘッドからの再生デー
タ(42a)へ切り換えられる。ヘッドセレクト(9)の
出力が前記の状態に切り換えられたときは、コントロー
ラ(6)にて記録ゲート信号(20a)及び記録データ(3
0a)をコントローラ(6)に送るタイミングの作成は、
セクタ・アドレスマーク検出回路(8)からのセクタ・
アドレスマーク検出信号(8a)を基準として行われる。
RAWチェックを行なう場合、コントローラ(6)で
は、最初の書き込みセクタナンバを記録用ヘッドからの
再生データ(32a)で確認し、そのセクタに記録データ
(30a)及び記録ゲート信号(20a)を出力し、次に、セ
クタマークセレクト信号(9a)を出力する。それによっ
て記録用ヘッドからの再生データ(32a)は再生用ヘッ
ドからの再生データ(42a)へ切り換わり、光ディスク
(1)に書き込まれたデータを読み出すことができる。
また、記録用ヘッドからの再生データ(32a)が示す
次のセクタにデータを書き込む場合、そのタイミングを
インタフェス(5)からのセクタ・アドレスマーク検出
信号(8a)を基準として作成し、そのタイミングで記録
ゲート信号(20a)及び記録データ(30a)をインタフェ
ス(5)へ送出する。記録用レーザ駆動装置(31)で
は、記録ゲート信号(20a)のタイミングで記録用ヘッ
ドによる目標のセクタのデータ記録が行なわれる。そし
て光ディスク(1)に書き込まれたデータは、再生用ヘ
ッドからの再生データ(42a)によって読みだしが行な
われることにより、コントローラ(6)にてRAWチェッ
クが行なわれる。
以上は媒体としてディスクを用いた場合で説明したが
カードを用いた場合も同様である。
(2) 第2図は、本発明の第2の実施例による記録再
生装置の構成を示す図である。第1図と同符号は同効物
を表す。更に、(2)は消去用ヘッド、(22a)は消去
用ヘッドからの再生データ、(51)はIDナンバデコー
ダ、(51a)はIDナンバの信号、(52)はメモリ、(52
a)はメモリ出力、(53)は比較回路、(53a)は比較回
路出力、(54)は第2のIDナンバデコーダ、(54a)は
第2のIDナンバの信号、(55)はFIFOメモリ、(55a)
はFIFOメモリ出力である。
第2の実施例の動作を、第2図を使って説明する。
3ヘッド型光記録再生装置の信号処理回路において、
消去用ヘッド(2)と記録用ヘッド(3)と再生用ヘッ
ド(4)が、光ディスク(1)の同一トラック上で相対
移動している場合に、該光ディスク(1)の一点を消去
用ヘッド(2)の後に記録用ヘッド(3)そしてその後
に再生用ヘッド(4)が通過する様に配置した3ヘッド
型光記録再生装置において、光ディスク(1)に既に記
録されている旧信号を消去用ヘッド(2)によって再生
される。消去用ヘッドからの再生データ(22a)はイン
タフェス(5)の中のヘッドセレクタ(9)を介してコ
ントローラ(6)からのヘッドセレクト信号(9a)によ
り、再生データ(9b)として消去用ヘッドからの再生デ
ータ(22a)が選ばれて、コントローラ(6)内の信号
処理回路(62)へ出力され、記録すべき場所が決まる。
次に、光ディスク(1)上に記録するには、コントロ
ール(6)内の信号処理回路(62)で、記録するべき箇
所(旧信号の箇所)へインタフェス(5)を介して記録
ゲート信号(20a)を出力する。記録ゲート信号(20a)
は消去用ヘッド(2)のレーザ駆動装置(21)にて消去
用信号(21a)として出力され、消去用光学部(23)に
よって光ディスク(1)の旧信号を消去する。
また、記録用ヘッドからの再生データ(32a)はIDナ
ンバデコーダ(51)にてそのセクタのIDナンバ(51a)
が読み取られ、メモリ(52)へ送られる。メモリ(52)
では、記録ゲート信号(20a)が入力されたときにIDナ
ンバ(51a)を取り込み、比較回路(53)へ出力する。
メモリ(52)は、消去用ヘッド(2)と記録用ヘッド
(3)の時間の間隔に相当するセクタ数以上の容量を持
つ。
次に光ディスク(1)に既に書き込まれている信号
は、記録用ヘッド(3)によって読み込まれる。記録用
ヘッド(3)の中の記録用光学部(33)によって読み込
まれた信号(33a)は、再生処理回路(32)によって2
値化され、その2値化信号(32a)は、第2のIDナンバ
デコーダ(54)にて第2のIDナンバ(54a)が読み取ら
れる。第2のIDナンバ(54a)は比較回路(53)へ送ら
れ、メモリ出力(52a)であるIDナンバ(51a)と比較さ
れる。IDナンバ(51a)と第2のIDナンバ(54a)が一致
したとき、比較回路の出力(53a)は、記録用ヘッド
(3)のレーザ駆動装置(31)、及び、FIFOメモリ(5
5)へ送られる。
FIFOメモリ(55)では、信号処理回路(62)から送ら
れた記録データ(30a)を比較回路の出力(53a)のタイ
ミングにてFIFOメモリ(55)の内部メモリから記録デー
タ(55a)を読みだす。FIFOメモリ(55)から出力され
た記録データ(55a)と比較回路の出力(53a)は、記録
用ヘッド(3)のレーザ駆動装置(31)へ入力され、そ
の出力は、書き込み信号(31a)として記録用光学部(3
3)によって光ディスク(1)に書き込まれる。
次に、コントローラ(6)の信号処理回路(62)から
の再生ゲート信号(40a)によって、再生用レーザ駆動
装置(41)から出力された信号(41a)は、再生用とし
て再生用光学部(43)を動作させる。それによって光デ
ィスク(1)から読みだされた信号(43a)は、再生用
ヘッドの再生処理回路(42)にて2値化され再生用ヘッ
ドからの再生データ(42a)となり、インタフェス
(5)の中のヘッドセレクタ(9)を介して、コントロ
ーラ(6)からのヘッドセレクト信号(9a)により、再
生データ(9b)として選ばれて、コントローラ(6)の
中の信号処理回路(62)に出力する。コントローラ
(6)においては、前記の記録用ヘッドからの再生デー
タ(32a)と比較することによってRAWチェックが行なわ
れる。
ここで、消去用ヘッド(2)によって読み出された2
値化信号の消去用ヘッドからの再生データ(22a)は、
セクタ・アドレスマーク検出回路(8)及びヘッドセレ
クタ(9)に送られる。セクタ・アドレスマーク検出回
路(8)では、2値化信号の消去用ヘッドからの再生デ
ータ(22a)からセクタ及びアドレスマークの位置を検
出しそのタイミング(位置)信号であるセクタ・アドレ
スマーク検出信号(8a)をコントローラ(6)に送る。
また、一方、ヘッドセレクタ(9)には、消去用ヘッド
からの再生データ(22a)と同時に、再生用ヘッドによ
って読み出された2値化信号の再生用ヘッドからの再生
データ(42a)も入力される。通常の再生の時またはRAW
チェックの時以外ではコントローラ(6)からのヘッド
セレクト信号(9a)によって切り換えられるヘッドセレ
クタ(9)は、再生データ(9b)として消去用ヘッドか
らの再生データ(22a)をコントローラ(6)へ送る。
次に、RAWチェック時の動作を詳しく説明する。
消去用ヘッドからの再生データ(22a)からセクタ位
置及びIDナンバを確認すると、コントローラ(6)から
は記録ゲート信号(20a)及び記録データ(30a)が送ら
れて、実際に記録が行われる。
次に、コントローラ(6)は、ヘッドセレクト信号
(9a)を送り、再生データ(9b)は、消去用ヘッドから
の再生データ(22a)から再生用ヘッドからの再生デー
タ(42a)へ切り換えられる。ヘッドセレクト(9)の
出力が前記の状態に切り換えられたときは、コントロー
ラ(6)にて記録ゲート信号(20a)及び記録データ(3
0a)をコントローラ(6)に送るタイミングの作成は、
セクタ・アドレスマーク検出回路(8)からのセクタ・
アドレスマーク検出信号(8a)を基準として行われる。
第3図は、第2図の各信号のタイミングを表した図で
ある。
第3図(a1)は消去用ヘッドからの再生データ(22
a)の波形図、第3図(a2)は再生用ヘッドからの再生
データ(42a)の波形図であり、消去用ヘッド(2)及
び再生用ヘッド(4)によって夫々光ディスク(1)か
ら読みだされた2値化データを示している。同図(b)
は消去用ヘッドからの再生データ(22a)に対する消去
用ヘッド、記録用ヘッド、及び再生用ヘッドの時間的タ
イミングを示している図で、各ヘッドが同一トラック上
にあるとき、先行するのは消去用ヘッドであり、続いて
記録用ヘッド、再生用ヘッド(4)の順となる。
第3図(c1)は消去用ヘッドからの再生データ(22
a)にて検出されたセクタ・アドレスマーク検出信号(8
a)の波形図、第3図(c2)は記録ゲート信号(20a)の
波形図、第3図(d)は記録データ(30a)である。
第3図(e)は消去用ヘッドからの再生データ(22
a)からデコードされたIDナンバ(51a)の波形図であ
る。尚、斜線部は、目標のIDナンバ。
第3図(f1)と第3図(f2)はともに、IDナンバ(51
a)(斜線部)を同図(c)の立ち下がりエッジでメモ
リ(52)に取り込み、そして比較回路(53)へ出力され
た目標とするIDナンバ(52a)(斜線部)である。
第3図(g)は、記録用ヘッドによって読みだされた
再生データ(32a)からデコードされた第2のIDナンバ
(54a)の波形図である(斜線部は、目標第2のIDナン
バ)。
第3図(h)は、比較回路(53)にて、メモリ(52)
の出力のIDナンバ(52a)と第2のIDナンバ(54a)とが
比較され、目標IDナンバ(斜線部)が一致した時、出力
される比較回路出力(53a)の波形図である。
第3図(i)はFIFOメモリの出力(55a)の波形図で
あり、比較回路出力(53a)のタイミングにより、出力
される。
第3図(j)はヘッドセレクト信号(9a)の波形図で
あり、再生データ(9b)として、消去用ヘッドからの再
生データ(22a)と再生用ヘッドからの再生データ(42
a)との選択をする。
第3図(k)は再生データ(9b)として選ばれた再生
用ヘッドからの再生データ(42a)の波形図である。
RAWチェックを行なう場合、コントローラ(6)で
は、最初の書き込みセクタナンバを消去用ヘッドからの
再生データ(22a)で確認し(第3図(a1)の斜線部I
D)、そのセクタに記録データ(30a)及び記録ゲート信
号(20a)を出力する。次に、RAWチェックのため消去用
ヘッドからの再生データ(22a)を再生用ヘッドからの
再生データ(42a)に切り換えるためのセクタマークセ
レクト信号(9a)を出力する。それによって消去用ヘッ
ドからの再生データ(22a)は再生用ヘッドからの再生
データ(42a)へ切り換わり、ディスクに書き込まれた
データを第3図(b)に示したビームの位置だけ遅れて
読み出すことができる。
また、消去用ヘッドからの再生データ(22a)(第3
図a1)が示す次のセクタ(横線部)にデータを書き込む
場合、そのタイミングをインタフェス(5)からのセク
タ・アドレスマーク検出信号(8a)を基準として作成
し、そのタイミングで記録ゲート信号(20a)及び記録
データ(30a)をインタフェス(5)へ送出する。消去
用レーザ駆動装置(21)では、記録ゲート信号(20a)
のタイミングで消去用ヘッド(2)による目標のセクタ
(消去用ビームの再生データ(22a)(第3図a1)の横
線)のデータ消去が行なわれる。
又、記録ゲート信号(20a)の立ち下がりエッジで記
録用ヘッドによるIDナンバ(51a)がメモリ(52)に取
り込まれ、そのメモリ信号(52a)は、記録用ヘッドに
よる第2のIDナンバ(54a)と比較され、一致出力であ
る比較回路出力(53a)を得る。FIFOメモリ(55)の内
部メモリに書き込まれた記録データ(30a)は、比較回
路出力(53a)の立ち下がりエッジによって読みだされ
る。そして光ディスク(1)に書き込まれたデータは、
再生用ヘッドからの再生データ(42a)によって読みだ
しが行なわれることにより、コントローラ(6)にてRA
Wチェックが行なわれる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、第1の手段と第2の
手段を用いて、RAWチェックの高速化が実現でき、それ
によって記録時の転送レートを高くすることができる。
また、第1の手段と第2の手段を、記録媒体上の同一
記録トラックで、記録あるいは再生を行うように設ける
ことによって、回転待ち時間なしでRAWチェックを行う
ことが可能となる。
また、RAWチェックを行うために、従来のように、第
1の手段用、第2の手段用の2つの信号処理手段を必要
とせず、1つの信号処理手段ですますことが可能とな
り、装置が簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例による記録再生装置の
構成を示すブロック図である。 第2図は、本発明の第2の実施例による記録再生装置の
構成を示すブロック図である。 第3図は、本発明の第2の実施例の記録再生装置の主な
信号の波形図である。 第4図は、従来の2ヘッド型光記録再生装置のブロック
図である。 〔主要部分の符号の説明〕 (1):光ディスク、 (3):記録用ヘッド、 (4):再生用ヘッド、 (5):インタフェス、 (6):コントローラ(光ディスクコントローラ) (8):セクタ・アドレスマーク検出回路、 (9):ヘッドセレクタ、 (8a):セクタ・アドレスマーク検出信号、 (9a):ヘッドセレクト信号、 (20a):記録ゲート信号、 (30a):記録データ、 (32a):記録用ヘッドからの再生データ、 (42a):再生用ヘッドからの再生データ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に対して記録及び再生が可能な第
    1の手段と、前記記録媒体に対して再生が可能な第2の
    手段とを有する記録再生装置において、 信号処理手段と、 前記第1の手段からの再生信号および前記第2の手段か
    らの再生信号を選択的に前記信号処理手段へ供給する切
    替え手段と、 前記第1の手段からの再生信号中からアドレスを示す信
    号を検出し、検出信号を出力する検出手段とを備え、 前記信号処理手段は、前記検出信号を受けた後、前記切
    替え手段からの出力を、前記第1の手段からの再生信号
    から前記第2の手段からの再生信号に切替え、前記第1
    の手段からの再生信号と前記第2の手段からの再生信号
    とに基いて、RAWチェックを行うことを特徴とする記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の記録再生装置であって、 前記第1の手段と前記第2の手段は、前記記録媒体上の
    同一記録トラックで、記録あるいは再生を行うことを特
    徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の記録再生装置であって、 前記信号処理手段は、前記検出信号に応じて、記録すべ
    きデータを前記第1の手段に送ることを特徴とする記録
    再生装置。
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