JPH07141785A - データ記録装置及び欠陥セクタの代替処理方法 - Google Patents

データ記録装置及び欠陥セクタの代替処理方法

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JPH07141785A
JPH07141785A JP29108593A JP29108593A JPH07141785A JP H07141785 A JPH07141785 A JP H07141785A JP 29108593 A JP29108593 A JP 29108593A JP 29108593 A JP29108593 A JP 29108593A JP H07141785 A JPH07141785 A JP H07141785A
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JP29108593A
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Chikashi Igari
史 猪狩
Masayuki Fukuzaki
雅之 福崎
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 代替処理後のメディア上の記憶容量を有効に
利用するか、又はデータアクセス速度を落とさないよう
にするかを選択可能すること。 【構成】 トラック1のセクタ1、5に欠陥がある場
合、欠陥セクタは2個であり、これは予め設定してある
許容数7未満であるため、セクタ1、5を符号5のスペ
アトラック内のセクタ1´、5´により代替セクタ処理
する。又、仮にトラック1の欠陥セクタが許容数7以上
ある時、このトラック1を符号5のスペアトラックによ
り代替トラック処理する。従って、前記許容数を小さい
値にすると、代替トラック処理をする率が高くなって、
代替処理後のデータアクセス時間が遅くならない装置特
性にすることができ、前記許容数を大きな値にすると、
代替セクタ処理する率が高くなって、代替処理後の前記
記憶容量の有効利用率を高くできる装置特性とすること
ができ、上記両特性のいずれかをユーザ環境に合わせて
選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータを記憶するメディ
ア上に欠陥があった場合、この欠陥部分を別のデータエ
リアに代替する代替処理機能を有した磁気ディクス装置
等のデータ記録装置に係わり、特に代替処理後の装置の
特性を変更できる欠陥セクタの代替処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から磁気ディスク装置等は上記した
代替処理機能を有しており、メディア上のトラックに欠
陥セクタが発見されると、この欠陥セクタをセクタ単位
で代替処理を行ったり、或いはトラック単位で代替処理
を行う。図4は上記した従来の代替処理方法を説明する
図である。符号1、2、3及び符号4、5、6はメディ
ア上に設けられているトラックを示し、特に符号4、
5、6は代替先のスペアトラックを示している。各トラ
ックには符号100で示すように1〜10のセクタが設
けられている。尚、前記1〜10のセクタに欠陥セクタ
の代替先であるスペアセクタが各トラックに設けられて
いるが、このセクタは説明の便宜上省略する。
【0003】例えば符号1のトラックのセクタ1に欠陥
が発見された場合、このセクタを前記スペアセクタによ
り代替するセクタ単位の代替処理が行われる。しかし、
符号1のトラックのセクタ5にも欠陥が発見されて、1
つのトラック上に2個以上の欠陥セクタが存在する場合
は、処理1により符号1のトラックを符号5のスペアト
ラックにより代替するトラック単位の代替トラック処理
が行われ、符号1のトラックは使用禁止になる。しか
し、符号1のトラックに2個の欠陥セクタが存在し、こ
のトラックを符号5のトラックで代替してしまうと、符
号1のトラック内の残りの8個の正常なセクタは使用さ
れないことになるため、メディア上の記録容量を有効に
使用することができないという欠点がある。
【0004】そこで、2個以上の欠陥セクタが1つのト
ラック上に存在する場合、前記欠陥セクタをスペアトラ
ックの各セクタにより代替セクタ処理をすれば、前記欠
陥セクタが存在したトラックの残りの正常なセクタも使
用できるため、上記欠点を回避することかてきる。図5
はこのような代替セクタ処理を1トラック上に存在する
多数の欠陥セクタに適用した例を説明する図である。符
号1のトラックのセクタ1、3、4、5、6、7、9、
10に欠陥があった場合、これら各欠陥セクタを符号5
のトラック上の各セクタを用いて代替セクタ処理を行う
と、符号1のトラックのセクタ1は符号5のトラックの
セクタ1´になり、符号1のトラックのセクタ3は符号
5のトラックのセクタ3´になり、符号1のトラックの
セクタ4は符号5のトラックのセクタ4´になり、符号
1のトラックのセクタ5は符号5のトラックのセクタ5
´になり、符号1のトラックのセクタ6は符号5のトラ
ックのセクタ6´になり、符号1のトラックのセクタ7
は符号5のトラックのセクタ7´になり、符号1のトラ
ックのセクタ9は符号5のトラックのセクタ9´にな
り、符号1のトラックのセクタ10は符号5のトラック
のセクタ10´になる。
【0005】このような代替セクタ処理がなされた後、
符号1のトラック上のセクタ1〜10をアクセスする場
合、まず、セクタ1をアクセスして、そのヘッダを読み
取り、アクセス1によって代替先の符号5のトラックの
セクタ1´にアクセスする。その後、アクセス2によっ
て符号2のトラックのセクタ2にアクセスする。次に、
符号2のトラックのセクタ3にアクセスしてそのヘッダ
を読み取り、アクセス3により代替先の符号5のトラッ
クのセクタ3´にアクセスする。その後、アクセス4に
よりトラック1のセクタ4にアクセスして、そのヘッダ
を読み取って、アクセス5により代替先のトラック5の
セクタ4´にアクセスする。以降同様で、ヘッドはトラ
ック1とトラック5の間をジクザクにシークしながらア
クセスすることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置等の代替処理において、メディア上の1つのトラック
に2個以上の欠陥セクタが存在する場合に前記メディア
上のスペアトラックに代替トラック処理を行うと、例え
ば、欠陥セクタが1つのトラックに2個存在する場合、
残りの8個のセクタは使用されないことになって、メデ
ィアの記憶容量を有効利用することができないという欠
点があった。そこで、欠陥セクタをスペアトラックの各
セクタにより代替セクタ処理すると、前記欠陥セクタが
存在したトラックの残りの正常なセクタも使用すること
ができるため、メディアの記憶容量の有効利用を図るこ
とができる。しかし、1つのトラックに欠陥セクタが多
数存在する場合で、且つ前記欠陥セクタが存在するトラ
ック上の全てのセクタを順次アクセスするような場合、
このトラックと代替先のセクタが存在するトラックとの
間をヘッドはシークしながらジグザグにアクセスしなけ
ればならなくなり、データアクセスに時間がかかってし
まうという欠点が生じる。
【0007】そこで本発明は上記の欠点を除去し、代替
処理後にメディア上の記憶容量を有効に利用するか、又
はデータアクセス速度を落とさないようにするかを選択
可能にして、ユーザの環境に合わせた使い方ができるデ
ータ記録装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は回転するメディ
ア上に設定されているトラック内のセクタにセクタ単位
でデータを記録するデータ記録装置において、所定範囲
の数の中の任意の1つを設定する設定手段と、1個のト
ラック内に存在する欠陥セクタの数と前記設定手段によ
って設定された数とを比較する比較手段と、この比較手
段の比較結果によって前記欠陥セクタを他の正常な記憶
領域で代替する代替処理方法を変更する代替処理変更手
段とを具備した構成を有する。
【0009】
【作用】本発明のデータ記録装置において、設定手段は
所定範囲の数の中の任意の1つを設定する。比較手段は
1個のトラック内に存在する欠陥セクタの数と前記設定
手段によって設定された数とを比較する。代替処理変更
手段は前記比較手段の比較結果により前記欠陥セクタを
他の正常な記憶領域で代替する代替処理内容を変更す
る。これにより、前記設定手段に設定された数を変更す
ることにより、代替処理方法を変更することができ、代
替諸後のメディアの記憶容量を有効利用することを優先
するか、又は代替処理後のデータアクセス時間の増大を
防止することを優先するかをユーザの環境に合わせて選
択することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の磁気ディスク装置の一実施例を
示したブロック図である。1はコントローラ内蔵型磁気
ディスク装置、2は磁気ディスク装置1に対してデータ
の書き込み/読み込み要求を行なうホストシステム、3
は磁気ディスク装置1とホストシステム2を接続する外
部バスである。上記磁気ディスク装置1は以下に述べる
ような各機能ブロックより成り立っている。11はホス
トシステム2との交信やセクタバッファ13へのデータ
の転送制御や磁気ディスク22からのデータの読み込み
/書き込み制御を行なうハードディスクコントローラ
(HDC)、12は磁気ディスク22上の所定位置へ磁
気ヘッド21を位置決めする制御や移動制御を行なうと
共にHDC11の制御を行なうCPU、13は磁気ディ
スク22上から読み出したデータ及び書き込みデータを
一時的に保存するセクタバッファ、14はCPU12が
動作するために必要なプログラムを格納しているRO
M、15は磁気ディスク22上のヘッド21の位置情報
やキャリッジ制御情報をCPU12に知らせると共に、
CPU12の指示に従ってキャリッジ制御回路16を動
作させる信号を発生するサーボ処理回路、16はサーボ
処理回路15の指示に従ってVCMドライバ17の制御
を行なうキャリッジ制御回路、17はキャリッジ機構2
0に含まれるVCM(ボイスコイルモータ)を駆動する
VCMドライバ、18は磁気ディスク22から読み出さ
れた位置信号に加工を加えてサーボ処理回路15に伝達
する信号処理回路、19はHDC11から送られてくる
NRZ符号化された書き込みデータを書き込み信号に変
換したり、或いは磁気ディスク22から読み出された信
号をNRZ符号に変換してHDC11に送るエンコーダ
/デコーダ回路、20は磁気ヘッド21の移動を行うボ
イスコイルモータ(VCM)を内蔵するキャリッジ機
構、21は磁気ディスク22に対して情報の記録/再生
を行なう磁気ヘッド(単にヘッドと称する)、22は表
面の磁気媒体上に磁気記録を行なう磁気ディスク、23
は磁気ディスク22を回転させるスピンドルモータ、2
4はスピンドルモータ23を一定速度で回転させる制御
を行なうモータ制御回路、25はヘッド21によって記
録再生するデータを増幅すると共に、使用するヘッドを
選択する処理を行うヘッドアンプ、26はCPU12が
動作する上で必要なデータが読み書きされるRAMであ
る。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。磁
気ディスク装置1のHDC11はホストシステム2か
ら、例えば、磁気ディスク22上のセクタにデータ書き
込み要求を受けると、CPU12に前記セクタのデータ
読み出し要求と共に前記セクタの位置情報を与える。こ
れにより、CPU12はサーボ処理回路15に前記セク
タが存在する目標シリンダにヘッド21を移動して、位
置決めする制御指示を出す。サーボ処理回路15は前記
CPU12からの指示に基づいてキャリッジ制御回路1
6を動作させる。これにより、キャリッジ制御回路16
はVCMドライバ17にドライバ信号を出力するため、
VCMドライバ17は入力されるドライバ信号に従って
キャリッジ機構20に内蔵されているVCMを駆動し
て、キャリッジ機構20を回動する。これにより、キャ
リッジ機構20の先端に取り付けてあるヘッド22は磁
気ディスク22上を半径方向に移動する。
【0012】これと同時に、ヘッドアンプ25はCPU
12の指示により、目標シリンダをアクセスできるヘッ
ド番号を有するヘッド21を選択し、このヘッド21で
再生された信号を増幅して、信号処理回路18及びエン
コーダ/デコーダ回路19に出力する。従って、前記ヘ
ッド21が磁気ディスク22状を半径方向に移動してい
る際に、ヘッド21で拾われたサーボデータはヘッドア
ンプ25により増幅された後、信号処理回路18を介し
てサーボ処理回路15にフィードバックされる。これに
より、サーボ処理回路15はヘッド21の移動時の位置
を知り、前記ヘッドを目標シリンダ上に移動させる制御
を行なった後、前記ヘッドを目標シリンダの中心に位置
決めする。その後、ハードディスクコントローラ11は
前記目標とラック上の目標セクタにヘッド21が位置し
た時に、ホストシステム2から送られたデータをエンコ
ーダ/デコーダ回路19を介してエンコードした後、ヘ
ッドアンプ25を通して前記ヘッド21に送って、前記
データを前記目標セクタに書き込む。
【0013】図2、図3は上記した磁気ディスク22上
に円周状に配置されるトラック内のセクタを直線状に展
開した図である。以降、これら図2、図3を用いて図1
に示したハードディスクコントローラ11及びCPU1
2による代替処理について説明する。本例では1トラッ
ク上に存在する欠陥セクタの許容数として7がRAM2
6内に予め設定されており、前記ハードディスクコント
ローラ11及びCPU12は1トラック上に存在する欠
陥セクタの数が前記許容数7未満の場合には代替セクタ
処理を行い、この許容数7以上の場合には代替トラック
処理を行う。
【0014】図2は1トラック上に欠陥セクタが2個存
在する場合の本例の代替処理例である。符号1で示した
トラック上に2個の欠陥セクタ1、5が存在する。この
場合、1トラック上の欠陥セクタの許容数は7であるた
め、これら2個の欠陥セクタ1、5は前記ハードディス
クコントローラ11及びCPU12によりスペアトラッ
ク5のセクタに代替処理される。この代替処理の結果、
符号1のトラックのセクタ1は符号5のトラックのセク
タ1´になり、符号1のトラックのセクタ5は符号5の
トラックのセクタ5´になる。
【0015】その後、磁気ヘッド21が符号1で示した
トラックの全てにアクセスする場合、前記ヘッド21
は、セクタ1をアクセスしてそのヘッダを読み取り、ア
クセス1によって符号5のトラックのセクタ1´にアク
セスする。その後、アクセス2によって符号1のトラッ
クのセクタ2にアクセスする。次に、アクセス3によっ
て符号2のトラックのセクタ3、4にアクセスしてか
ら、セクタ5にアクセスし、このセクタ5のヘッダを読
み取り、アクセス4により符号5のトラックのセクタ5
´にアクセスする。その後、アクセス5によりトラック
1のセクタ6にアクセスし、以降、アクセス6によって
セクタ7、8、9、10にアクセスする。
【0016】上記のように代替セクタ処理を行った場
合、欠陥セクタが存在する符号1のトラックの残りの正
常なセクタをそのまま使用することができるため、磁気
ディスク22上の記憶容量を有効に利用することができ
る。しかし、元々、符号1に存在したセクタが符号5の
トラックのセクタに代替されて、セクタが2本のトラッ
クに分散するため、磁気ヘッド21のこれらセクタへの
アクセスに際して、アクセス1、2、4、5で示すよう
に、ヘッド21が両トラック1、5の両方に跨がってシ
ーク動作を行わなければならず、この分、代替処理後の
データアクセス時間が増大する。
【0017】図3は1トラック上に欠陥セクタが8個存
在する場合の本例の代替処理例である。符号1で示した
トラック上に8個の欠陥セクタ1、3、4、5、6、
7、9、10が存在する。この場合も、1トラック上の
欠陥セクタの許容数は7であるため、これら8個の欠陥
セクタは前記ハードディスクコントローラ11及びCP
U12の処理1によって、スペアトラック5に代替トラ
ック処理される。この代替トラック処理の結果、符号1
のトラックは使用禁止となり、符号1のトラックの全て
のセクタは符号5のトラック代替されてしまう。
【0018】その後、磁気ヘッド21が符号1で示した
トラックの全てにアクセスする場合、前記ヘッド21
は、セクタ1をアクセスしてそのヘッダを読み取り、ア
クセス1によって代替先の符号5のトラックのセクタ1
にアクセスする。その後、アクセス2によって符号5の
トラックのセクタ2、3、4、5、6、7、8、9、1
0にアクセスした後、アクセス3によって符号2のトラ
ックに戻る。
【0019】上記のように代替トラック処理を行った場
合、元々、符号1に存在した全セクタが代替先の符号5
のトラックに全て代替されてしまう。このため、符号1
のトラックの例えば全セクタにアクセスする場合、一
度、符号1のトラックのセクタ1にアクセスしてから符
号2のトラックにアクセスすれば、全てのセクタにアク
セスすることができ、その後、符号1のトラックに戻れ
ば良いため、代替処理後のデータアクセス時間の増大が
代替セクタ処理に比べて著しく小さくすることができ
る。しかし、符号1のトラックの正常なセクタ2、8が
以降使用されることがなくなるため、磁気ディスク22
の記憶容量の有効利用という点では不利になる。尚、代
替トラック処理を行なった場合、代替先のトラックの位
置情報をRAM26に登録しておくことにより、前記符
号1のトラックにアクセスすることなく、最初から代替
先の符号5のトラックにアクセスすることができるよう
になり、代替トラック処理後のデータアクセス時間の増
大を上記以上に防止することができる。
【0020】本実施例によれば、上記図2、図3の代替
処理動作から、予めRAM26内に設定されている許容
数を7より小さくしていくと、代替トラック処理が行わ
れる率が高まり、磁気ディスク22上の記憶容量の有効
利用という効果は減少し、それに引き換えて代替処理後
のデータアクセス時間の増大防止という効果が増大する
ことになる。又、予めRAM26内に設定されている許
容数を7より大きくしていくと、代替セクタ処理が行わ
れる率が高くなり、磁気ディスク22上の記憶容量の有
効利用という効果が増大し、それに引き換えて代替処理
後のデータアクセス時間の増大防止という効果が減少す
る。従って、前記RAM26内に設定されている許容数
を変更することにより、磁気ディスク22上の記憶容量
の有効利用を行いたいユーザにも、又、代替処理後のデ
ータアクセス時間の増大を望まないユーザにも対応する
ことができ、更に前記許容数を適切に設定することによ
って、磁気ディスク22の記憶容量の有効利用とデータ
アクセス速度の両方を程々満足させるような磁気ディス
ク装置を得ることもできる。但し、本例の設定数は1〜
10の任意の数になる。
【0021】尚、前記RAM26内に設定されている許
容数を変更する方法として、磁気ディスク装置1にディ
プスイッチ等を設け、これにより任意の範囲の数の中の
ひとつを選択し、選択した数を前記許容数としてRAM
26に設定する構成や、ホストシステム2からハードデ
ィスクコントローラ11に許容数を送って設定する構成
としても良い。又、ホストシステム2から設定する方法
では、ホストシステム2の表示装置に複数の許容数に対
応するメッセージを表示し、ユーザにこれらメッセージ
の中の任意のものを選択させ、選択されたメッセージに
対応する許容数を前記ハードディスクコントローラ11
に送って、設定する方法を採ることもできる。又、上記
実施例では、本発明を磁気ディスク装置に適用した例を
示したが、本発明を光ディスク装置、光磁気ディスク装
置及びフロッピーディスク装置等に適用して同様の効果
を得ることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の磁気ディスク
装置によれば、代替処理後にメディア上の記憶容量を有
効に利用するか、またはデータアクセス速度を落とさな
いようにするかを選択可能にして、ユーザの環境に合わ
せた使い方ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク装置の一実施例を示した
ブロック図。
【図2】図1に示したハードディスクコントローラ及び
CPUによる代替処理例を説明する図。
【図3】図1に示したハードディスクコントローラ及び
CPUによる代替処理例を説明する図。
【図4】従来の代替トラック処理例を説明する図。
【図5】従来の代替セクタ処理例を説明する図。
【符号の説明】
1…ハードディスク装置 2…ホストシステ
ム 3…外部バス 11…HDC 12…CPU 13…セクタバッ
ファ 14…ROM 15…サーボ回路 16…キャリッジ制御回路 17…VCMドラ
イバ 18…信号処理回路 19…エンコーダ
/デコーダ回路 20…キャリッジ機構 21…磁気ヘッド 22…磁気ディスク 23…スピンドル
モータ 24…モータ制御回路 25…ヘッドアン
プ 26…RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するメディア上に設定されているト
    ラック内のセクタにセクタ単位でデータを記録するデー
    タ記録装置において、所定の範囲の数の中の任意の1つ
    を設定する設定手段と、1個のトラック内に存在する欠
    陥セクタの数と前記設定手段によって設定された数とを
    比較する比較手段と、この比較手段の比較結果によって
    前記欠陥セクタを他の正常な記憶領域で代替する代替処
    理方法を変更する代替処理変更手段とを具備したことを
    特徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記代替処理変更手段は前記比較手段に
    よって前記欠陥セクタの数が前記任意の数以上であると
    比較された場合、前記欠陥セクタを有するトラックをス
    ペアトラックにより代替する代替トラック処理を行い、
    前記欠陥セクタの数が前記任意の数未満であると比較さ
    れた場合、前記欠陥セクタをスペアトラック内のセクタ
    により代替する代替セクタ処理を行うように代替処理を
    変更することを特徴とする請求項1記載のデータ記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段により一度設定された数を
    後で変更可能にしたことを特徴とする請求項1又は2記
    載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段に設定される任意の数に対
    応する表示を行う表示装置と、この表示装置に表示され
    た前記表示の中の一つを選択する選択手段と、この選択
    手段によって選択された表示に対応する数を前記設定手
    段に設定することを特徴とする請求項3記載のデータ記
    録装置。
  5. 【請求項5】 回転するメディア上に設定されているト
    ラック内のセクタにセクタ単位でデータを記録するデー
    タ記録装置にける欠陥セクタの代替処理方法であって、
    予め所定の範囲の数の中の任意の1つを設定しておき、
    1個のトラック内に存在する欠陥セクタの数と前記設定
    された数とを比較し、この比較結果によって前記欠陥セ
    クタを他の正常な記憶領域で代替する代替処理方法を変
    更することを特徴とした欠陥セクタの代替処理方法。
JP29108593A 1993-11-22 1993-11-22 データ記録装置及び欠陥セクタの代替処理方法 Pending JPH07141785A (ja)

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