JPH11110888A - 光ディスク記録装置および光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク記録装置および光ディスク再生装置

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JPH11110888A
JPH11110888A JP9274222A JP27422297A JPH11110888A JP H11110888 A JPH11110888 A JP H11110888A JP 9274222 A JP9274222 A JP 9274222A JP 27422297 A JP27422297 A JP 27422297A JP H11110888 A JPH11110888 A JP H11110888A
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JP
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optical disk
data
recording
drives
optical
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JP9274222A
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Toshihisa Tanaka
稔久 田中
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライブの転送レートのばらつきによるイジ
ェクトに移行する無駄な時間をなくし、短時間でディス
クの交換を行うことができるようにする。 【解決手段】 各ディスク7a〜7fに記憶すべきデー
タを一時記憶する複数のバッファメモリ25a〜25f
を各ドライブ6a〜6fに対応して設ける。また、各バ
ッファメモリ25a〜25fを制御する複数のDMAコ
ントローラ24と、CPU26を設ける。CPU26
は、記録すべきデータを各ディスク11a〜11f用に
分割し、その分割したデータを各DMAコントローラ2
4に送るとともに、一部のドライブに対してはディスク
へのデータの記録を1トラック当たりのセクタ数の多い
外周から順に内周に向かって行わせ、残りのドライブに
対してはディスクへのデータの記録を1トラック当たり
のセクタ数の少ない内周から順に外周に向かって行わせ
る。また、CPU26は、記録、再生が終了したか否か
を検出し、終了したディスクから順次排出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータや画
像処理装置などの外部記憶装置として使用される光ディ
スク記録装置および光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度、大容量、速いアクセス速
度、並びに速い記録および再生速度を含めた種々の要求
を満足するメモリが急速に普及してきている。その中で
も、光ディスクは大容量でかつリムーバブルな長所があ
り、コンピュータメモリとして注目を浴びている。さら
に、直径90mmや130mmの光ディスクの標準化も
進み、今後さらに普及が加速されるものと予想される。
【0003】さらに、コンピュータの外部記憶装置は、
その大容量化がめざましい。光ディスク記録再生装置に
おいても例外ではなく、その記憶容量を大きくする方法
がいくつか提案されている。
【0004】例えば、光ディスクの記録密度を均一化す
ることで一面当たりの容量を上げる技術として、MCA
V(modified constant angular velocity)方式があ
る。MCAV方式では、光ディスクを一定の回転数で回
転させ、記録・再生周波数を外周へ行くほど高くする。
そして、どのトラックでも記録密度をほぼ一定とする。
すなわち、記録されるマークの長さはどのトラックでも
ほぼ一定となり、外周へ行くほど1トラック当たりのセ
クタ数が多くなる。
【0005】また、MCAV方式の一形態として、ゾー
ンCAV(ZCAV)方式と呼ばれる方式がある。ZC
AV方式は、光ディスクのトラックを複数トラックずつ
複数のグループに分ける方式で、その各グループをゾー
ンと呼ぶ。ゾーンはドーナツ状に複数存在する。同じゾ
ーンに属するトラックは、同じクロック周波数で記録再
生が行われる。そして、外側のゾーン(線速度が速いゾ
ーン)ほど記録再生周波数を高くする。このようにし
て、各ゾーンの記録密度を均一化する。
【0006】光ディスクメモリの一般的な使われ方は、
スタンドアロン型と呼ばれるような、1台の光ディスク
ドライブ(以下、ドライブという)をコンピュータなど
のホストと接続し、光ディスクを収納した光ディスクカ
ートリッジ(以下、カートリッジという)を1枚挿入し
て使用することが多い。さらに、大容量のメモリを必要
とする場合には、ジュークボックス型と呼ばれるよう
な、キャビネットの中に1〜4台のドライブを組込み、
さらに数枚〜数百枚の光ディスクをラック内の棚に納
め、必要な光ディスクを必要なドライブに自動的に装着
し、データの記録再生を行う方法もある。
【0007】光ディスクは、大容量でリムーバブルであ
るという長所があるものの、ハードディスク等に比べて
転送レートが低いという短所がある。そのため、転送レ
ートを上げる方法として、消去時間やベリファイ時間を
短縮しようとすることを目的に、ダイレクトオーバーラ
イト方式や1ビームベリファイ方式等が開発されてきて
いる。
【0008】さらに、転送レートを上げる方式として
は、数台〜十数台のドライブを並列に配置し、それぞれ
のドライブに光ディスクを装着し、それぞれの光ディス
クに同時にアクセスする方式(並行アクセス方式)があ
る。この場合は、必要な転送レートを得るためには、ド
ライブの数を増やすことで対応できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の複数のドライブを並列に並べて転送レートを上
げる方式では、光ディスクを人間が1枚づつ各ドライブ
に対して挿抜していたため光ディスクの管理が複雑で、
間違ったドライブにディスクを装着すると並列処理を行
うときにデータの順番が狂い混乱するという問題が発生
する。
【0010】また、ドライブでは、光ディスクへのアク
セスの方向は、通常外周から内周(もしくは内周から外
周)と決められている。このため、上述した並行アクセ
ス方式においても、全てのドライブについてそのアクセ
ス方向が同一の方向に決められてしまう。したがって、
MCAV方式やZCAV方式の光ディスクを並行アクセ
ス方式でアクセスすると、アクセスしているトラックに
よってデータ転送速度が異なり、内周へ行くほどデータ
転送速度が遅くなる。この場合、用途によっては、最小
のデータ転送速度、すなわち最も遅い最内周のデータ転
送速度がシステムの性能となることがある。
【0011】そこで、本出願人は、オンライン容量を大
きくすることができ、かつデータ転送速度の高速化に加
えて、データ転送速度を平滑化することのできる光ディ
スク記録再生装置を先に提案した(特願平8−2499
84号)。
【0012】この光ディスク記録再生装置では、複数の
セクタからなるトラックを有するMCAV方式やZCA
V方式の2つの光ディスクと2つのドライブを用い、第
1の光ディスクに対しては1トラック当たりのセクタ数
の多い外周から順に内周に向かってアクセスし、第2の
光ディスクに対しては1トラック当たりのセクタ数の少
ない内周から順に外周に向かってアクセスすることによ
って、単位時間当たりのデータ転送量を平滑化してい
る。
【0013】しかしながら、このような装置において
も、カートリッジの交換は予め定めた順序にしたがって
行うようにしているので、ドライブの転送レートのばら
つきが大きいと、イジェクトに移行する無駄な時間が多
くなり、短時間に光ディスクを交換することができない
という問題があった。
【0014】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、ドライ
ブの転送レートのばらつきによるイジェクトに移行する
無駄な時間をなくし、短時間でディスクの交換を行うこ
とができるようにした光ディスク装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、複数の光ディスクドライブを有し、こ
れらドライブによって1トラック当たりのセクタ数が内
周より外周にしたがい増加する複数の光ディスクに対し
てデータを記録する光ディスク記録装置において、記録
すべきデータを前記各ディスクに送る制御部と、記録す
べきデータを前記各光ディスク用に分割し、その分割し
たデータを前記各制御部に送るとともに、一部の光ディ
スクドライブに対しては光ディスクへのデータの記録を
1トラック当たりのセクタ数の多い外周から順に内周に
向かって行わせ、残りの光ディスクドライブに対しては
光ディスクへのデータの記録を1トラック当たりのセク
タ数の少ない内周から順に外周に向かって行わせる制御
手段とを具備し、前記制御手段は、前記各ディスクに対
する記録が終了時したか否かを検出し、記録が終了した
ディスクを順次ドライブから排出させることを特徴とす
る。
【0016】また、第2の発明は、上記第1の発明にお
いて、ドライブは光ディスクへのデータの記録が終了す
ると、終了メッセージを制御手段に送出することを特徴
とする。
【0017】また、第3の発明は上記第1の発明におい
て、各光ディスクに記憶すべきデータを一時記憶する一
時記憶保持手段を備えたことを特徴とする。
【0018】また、第4の発明は、複数の光ディスクド
ライブを有し、これらドライブによって1トラック当た
りのセクタ数が内周より外周にしたがい増加する複数の
光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスク再
生装置において、前記各光ディスクからのデータを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段に各光ディスクのデータ
を記憶させる制御部と、一部の光ディスクドライブに対
しては光ディスクのデータの再生を1トラック当たりの
セクタ数の多い外周から順に内周に向かって行わせ、残
りの光ディスクドライブに対しては光ディスクのデータ
の再生を1トラック当たりのセクタ数の少ない内周から
順に外周に向かって行わせる制御手段とを具備し、前記
制御手段は、前記各ディスクのデータの再生が終了した
か否かを検出し、再生が終了したディスクを順次ドライ
ブから排出させることを特徴とする。
【0019】また、第5の発明は、上記第4の発明にお
いて、ドライブは光ディスクのデータの再生が終了する
と、終了メッセージを制御手段に送出することを特徴と
する。
【0020】本発明において、制御手段は、制御手段
は、各ディスクのデータの記録または再生が終了したか
否かを検出し、再生が終了したディスクから順番に排出
させるので、予めディスク交換の順序を定めておく必要
がなく、光ディスクの交換時間を短縮することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。本発明は記録のみを行
う光ディスク記録装置、再生のみを行う光ディスク再生
装置に関するものであるが、これに限らず記録と再生を
行うことができる光ディスク装置にもそのまま適用実施
することができることは勿論である。そのため、以下に
説明する実施の形態においては、記録と再生を行うこと
ができる光ディスク記録再生装置に適用した例について
説明する。
【0022】図1は本発明を光ディスク記録再生装置に
適用した一実施の形態を示す外観斜視図、図2は同装置
の概略断面図、図3は同装置の構成を示すブロック図で
ある。これらの図において、光ディスク装置1は、箱型
の筐体2を備えている。この筐体2の内部には、筐体前
面に開放しマガジン4を挿入するための挿入口3を有す
るマガジン装填部5と、このマガジン装填部5の下方に
位置して積層配置された複数のドライブ6と、前記マガ
ジン装填部5内に挿抜自在に装填されたマガジン4内の
カートリッジ7を各ドライブ6へ搬送する昇降自在な搬
送機構8等が組み込まれている。また、前記マガジン装
填部5の上方には電源および回路部9が設けられてい
る。前記マガジン装填部5は、マガジン4が載置される
引出し自在なトレー10を備えている。カートリッジ7
には光ディスク11が収納されている。なお、挿入口3
には、必要に応じて防塵のための開閉自在な蓋12が設
けられる。
【0023】ここで、本実施の形態においては、6枚の
カートリッジ7(7a〜7f)を収納するマガジン4
と、6台のドライブ6(6a〜6f)を備え、一度に6
枚のカートリッジ7a〜7fが装填可能である。カート
リッジ7a〜7f内の各光ディスク11a〜11fは、
ZCAV方式でフォーマットされており、例えば図4に
示すように最内周で1トラック当たり33セクタ、最外
周で1トラック当たり66セクタとなるように34個の
ゾーンに分割されている。また、1セクタ当たりのデー
タ量は1024バイトとなっている。したがって、最内
周では、1トラック当たり33.792Kバイトしか記
録できないのに対し、最外周では67.584Kバイト
も記録できる。
【0024】マガジン4を図2に示すようにマガジン装
填部5内にトレー10によって装填すると、図示しない
センサがマガジン4の装填を検知し、正常に装填された
場合、搬送機構8が全てのカートリッジ7をマガジン4
から順次抜き出して各ドライブ6へ搬送した後、光ディ
スク11を所定の回転数で回転させ、光ディスク11ヘ
のデータの記録、再生または消去を行う。一方、正常に
装填されない場合は、不適と判断して再度装填のやり直
しを行わせる。なお、マガジン4の装填は、手動に限ら
ず自動装填であってもよい。
【0025】さらに、図3に基づいて光ディスク記録再
生装置の構成等を詳述する。図1および図2に示した構
成部材と同一のものについては、同一の符号をもって示
し、その説明を適宜省略する。図3において、符号21
は上位機器であるホストコンピュータ22と各ドライブ
6a〜6fとのデータ通信を司るホストインターフェー
ス、23は各ドライブ6a〜6fとの接続を司る6個の
ローカルインターフェース、24はホストインターフェ
ース21とローカルインターフェース23のデータブロ
ーの制御を行う制御部としての6個のDMA(Direct M
emoryAccess)コントローラである。25a〜25fは
DMAコントローラ24からの指令によって一時的にデ
ータを格納する一時記憶保持手段としての6個のバッフ
ァメモリである。26はホストインターフェース21、
ローカルインターフェース23およびDMAコントロー
ラ24との制御を司る制御手段としての中央処理装置
(CPU:Central Processing Unit )、27はアドレ
ス変換のためのテーブルを記憶するROM(Read-Only
Memory)、28はCPU26からの信号により搬送機構
8の動作を制御する搬送制御回路である。
【0026】ホストコンピュータ22からみた論理アド
レスは、予め決められたブロック単位で6台のドライブ
6a〜6fに分割して配置されている。1024バイト
/セクタディスクの場合を例にとって論理アドレス変換
機能を説明する。各ドライブ6a〜6fの光ヘッド(図
示せず)は光ディスク11a〜11f上をそのトラック
に沿って外周から内周へ移動してデータの記録または再
生を行う。光ディスク11a〜11fの回転数は一定で
ZCAV方式を採っている場合は1トラック当たりのセ
クタ数が多い外周側は転送レートが高く、セクタ数の少
ない内周側は転送レートが低い。例えば、光ディスク1
1a〜11fの回転数が3000rpmとすると、1秒
間に50回転するため、1台のドライブ6による最内周
のデータ転送速度は、1.69Mバイト/秒であり、最
外周のデータ転送速度は、3.38Mバイト/秒とな
る。
【0027】そこで、本装置では、転送レートを一定に
するための方法として以下の方法でアクセスする。ま
ず、ドライブ6に物理的な番号付けを行う。例えば、6
台のドライブ6では、6a,6b,・・・・6fという
具合に行う。 (1)奇数番のドライブ6a,6c,6eは外周から内
周へ向かってゾ一ン0から33の順にデータをアクセス
し光ディスク11に記録または再生する。 (2)偶数番のドライブ6b,6d,6fは内周から外
周へ向かってゾーン33から0の順にデータをアクセス
し記録または再生する。
【0028】この場合、1番目のドライブ6aによる光
ディスク11aに対する記録(再生)の際の転送速度
は、時間経過とともに記録する領域が外周側から内周側
へと移動するため、徐々に下がる。一方、2番目のドラ
イブ6bによる光ディスク11bに対する記録の際の転
送速度は、時間経過とともに記録する領域が内周側から
外周側へと移動するため、徐々に上がる。したがって、
両者を合成した転送速度は、ほぼ一定値となる。また、
組をなす3番目と4番目のドライブ6cと6d、5番目
と6番目のドライブ6eと6fの合成した転送速度もそ
れぞれほぼ一定となる。
【0029】次に、この光ディスク記録再生装置の動作
について説明する。 〔記録動作〕CPU26は、ホストコンピュータ22か
らの情報を6つの光ディスク11a〜11f用として分
割し、その分割した情報を各ドライブ6a〜6fに送
る。各ドライブ6a〜6fは、CPU26からの制御を
受けて、CPU26からの情報を光ディスク11a〜1
1fにそれぞれ記録する。
【0030】この際、上記した通り奇数番のドライブ6
a,6c,6eは、1トラック当たりのセクタ数の多い
外周から順に内周に向かって、光ディスク11a,11
c,11eにそれぞれデータを記録する。一方、偶数番
のドライブ6b,6d,6fは、1トラック当たりのセ
クタ数の少ない内周から順に外周に向かって、光ディス
ク11b,11d,11fにそれぞれデータを記録す
る。
【0031】〔再生動作〕6つのドライブ6a〜6f
は、CPU26からの制御を受けて、光ディスク11a
〜11fからデータを再生する。この際、奇数番のドラ
イブ6a,6c,6eは、1トラック当たりのセクタ数
の多い外周から順に内周に向かって、光ディスク11
a,11c,11eからデータを再生する。一方、偶数
番のドライブ6b,6d,6fは、1トラック当たりの
セクタ数の少ない内周から順に外周に向かって、光ディ
スク11b,11d,11fからデータを再生する。
【0032】ここで、CPU26はホストコンピュータ
22から論理アクセスコマンドを受信した場合、それぞ
れのドライブ6a〜6f毎にどのアドレスからどれだけ
のブロック数を記録、再生すればよいのかを判断する。
これが論理アドレス変換と呼ばれているもので、CPU
26がこの論理アドレスの変換を行う。
【0033】ここではホストアドレス空間を32Kバイ
ト毎のアドレスブロックに分割する。CPU26はアド
レスブロック0,3,6・・・をドライブ6aと6bに
対応するバッファメモリ25a,25bに、アドレスブ
ロック1,4,7・・・をドライブ6cと6dに対応す
るバッファメモリ25c,25dに、アドレスブロック
2,5,8・・・をドライブ6eと6fに対応するバッ
ファメモリ25e,25fにそれぞれ分配する。したが
って、ドライブ6aと6b、ドライブ6cと6d、ドラ
イブ6eと6fはそれぞれ組をなす。
【0034】また、アドレスブロックが割り付けられる
バッファメモリ25aと25b、25cと25d、25
eと25fどうしでの割り振り比率もアクセスすべきド
ライブ6aと6b、6cと6d、6eと6fのゾーンに
対応して可変できるようにする。具体的にはこの比率も
テーブルとしてROM27に格納しておく。
【0035】ホストコンピュータ22から64Kバイト
毎のデータ転送が行われる場合、1ドライブ当たりホス
トコンピュータ22からのコマンド1.5回につき1回
のデータキャッシング(バッファメモリにデータが保存
されること)がなされる。キャッシュデータ(バッファ
メモリ内のデータ)がバッファメモリ25a〜25fの
うちのいずれかにおいても512Kバイトになると全バ
ッファメモリ25a〜25fがドライブ6a〜25fに
対してデータをフラッシュ(バッファメモリからデータ
を排出)し、記録が行われる。
【0036】例えば、組をなす一方のドライブ6aは外
周をアクセスする場合、もう一方のドライブ6bは内周
をアクセスし、その割り振り比率は約2:1となる32
Kバイトの割り振りは、外周アクセスのドライブ6aに
対応するバッファメモリ25aに21Kバイト、内周ア
クセスのドライブ6bに対応するバッファメモリ25b
に11Kバイトとなる。また、ドライブ6a,6bが中
周をアクセスする場合の割り振り比率は1:1であるか
ら、両ドライブに対応するバッファメモリ25a,25
bに16Kバイトずつ割り振りを行う。なお、他の組を
なすドライブ6cと6d、ドライブ6eと6fも同様で
ある。
【0037】各々のバッファメモリ25a〜25fがデ
ータを所定量蓄積するかあるいは一定時間以上データの
送信が行われない場合あるいはイジェクト指令が出され
た場合にはドライブ6a〜6fにフラッシュを行う。
【0038】図5に示すように一台のドライブ6での転
送レートは内、中、外周で変化し、また、転送ブロック
長によっても変化する。通常、書込みや読取りが問題な
く終了する場合はこの転送レートとバッファデータ蓄積
量によってデータを書き終える時間や読み終える時間が
決定される。
【0039】光ディスク11a〜11fに対するデータ
の記録または再生が終了すると、CPU26は筐体2の
前面に設けたイジェクトボタン30(図1参照)あるい
はSCSI等のインターフェースからのイジェクトコマ
ンドを受け取って、DMAコントローラ24にフラッシ
ュを命令する。
【0040】バッファメモリ25a〜25fに書き込む
べきデータが存在すれば、バッファメモリ25a〜25
fからドライブ6へデータが送信され、バッファメモリ
25a〜25fへのデータの書込みが行われる。また、
バッファメモリ25a〜25fに読み出すべきデータが
残っていればバッファメモリ25a〜25fからホスト
コンピュータ22ヘデータをフラッシュする。
【0041】各ドライブ6a〜6fは所定の書込みまた
は読取りが終了すると、CPU26に終了のメッセージ
を送る。CPU26はこのメッセージを受け取ると、搬
送制御回路28に指令を発する。この指令は、当該メッ
セージを発したドライブ6の位置へ搬送機構8を移動さ
せるための行き先指令と、当該ドライブ内のカートリッ
ジ7を収納すべきマガジン4の送り先位置指令である。
この指令に基づいて搬送制御回路28は搬送機構8へ指
令地点への移動を命令する。これにより搬送機構8は指
令地点へ移動してカートリッジ7をドライブ6から受け
取るとマガジン4の所定位置へ移動し、マガジン4にカ
ートリッジ7を装填する。
【0042】CPU26は搬送制御回路28に前記移動
指令を送出した後、他のドライブ6からの終了のメッセ
ージを逐次検出し、上記したと同様に終了メッセージを
送出したドライブ6の光ディスクから順次排出させる。
この場合、最初のドライブの終了メッセージに備えて、
搬送機構8を6台のドライブ6a〜6fのうちの中央に
位置するドライブ6cあるいはドライブ6dの位置にセ
ットして、最初の移動距離を小さくすると、イジェクト
に要する時間を一層短縮することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ディ
スク装置によれば、制御手段によって記録または再生が
終了したか否かを検出し、記録または再生が終了したデ
ィスクを順次ドライブから排出させるようにしたので、
ディスクドライブの転送レートのばらつきによるイジェ
クトに移行する無駄な時間をなくすことができ、短時間
で光ディスクが交換可能な装置を実現することことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を光ディスク記録再生装置に適用した
実施の形態を示す外観斜視図である。
【図2】 同装置の概略断面図である。
【図3】 同装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 光ディスクのフォーマット例を示す図表であ
る。
【図5】 転送レートを示す図である。
【符号の説明】
1…光ディスク装置、2…筐体、4…マガジン、5…マ
ガジン装填部、6,6a〜6f…ドライブ、7,7a〜
7f…カートリッジ、8…搬送機構、11a〜11f…
光ディスク、22…ホストコンピュータ、23…ローカ
ルインターフェース、24a〜24f…DMAコントロ
ーラ、25a〜25f…バッファメモリ、26…CP
U、27…ROM、28…搬送制御回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ディスクドライブを有し、これ
    らドライブによって1トラック当たりのセクタ数が内周
    より外周にしたがい増加する複数の光ディスクに対して
    データを記録する光ディスク記録装置において、 記録すべきデータを前記各ディスクに送る制御部と、 記録すべきデータを前記各光ディスク用に分割し、その
    分割したデータを前記各制御部に送るとともに、一部の
    光ディスクドライブに対しては光ディスクへのデータの
    記録を1トラック当たりのセクタ数の多い外周から順に
    内周に向かって行わせ、残りの光ディスクドライブに対
    しては光ディスクへのデータの記録を1トラック当たり
    のセクタ数の少ない内周から順に外周に向かって行わせ
    る制御手段とを具備し、 前記制御手段は、前記各ディスクに対する記録が終了時
    したか否かを検出し、記録が終了したディスクを順次ド
    ライブから排出させることを特徴とする光ディスク記録
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク記録装置にお
    いて、 ドライブは光ディスクへのデータの記録が終了すると、
    終了メッセージを制御手段に送出することを特徴とする
    光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光ディスク記録装置にお
    いて、 各光ディスクに記憶すべきデータを一時記憶する一時記
    憶保持手段を備えたことを特徴とする光ディスク記録装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の光ディスクドライブを有し、これ
    らドライブによって1トラック当たりのセクタ数が内周
    より外周にしたがい増加する複数の光ディスクに記録さ
    れたデータを再生する光ディスク再生装置において、 前記各光ディスクからのデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に各光ディスクのデータを記憶させる制御
    部と、 一部の光ディスクドライブに対しては光ディスクのデー
    タの再生を1トラック当たりのセクタ数の多い外周から
    順に内周に向かって行わせ、残りの光ディスクドライブ
    に対しては光ディスクのデータの再生を1トラック当た
    りのセクタ数の少ない内周から順に外周に向かって行わ
    せる制御手段とを具備し、 前記制御手段は、前記各ディスクのデータの再生が終了
    したか否かを検出し、再生が終了したディスクを順次ド
    ライブから排出させることを特徴とする光ディスク再生
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光ディスク再生装置にお
    いて、 ドライブは光ディスクのデータの再生が終了すると、終
    了メッセージを制御手段に送出することを特徴とする光
    ディスク記録装置。
JP9274222A 1997-10-07 1997-10-07 光ディスク記録装置および光ディスク再生装置 Pending JPH11110888A (ja)

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