JP5755079B2 - 磁気データの復調方法および磁気データの復調装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかる磁気データの復調装置1の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す復調回路6での磁気データの復調方法を説明するための図である。
図3は、図1に示す磁気データの復調装置1での磁気データの復調方法を説明するためのフローチャートである。
以上説明したように、本形態では、ステップS2において、第1判定基準時間αTと反転時間間隔Tn〜Tn−3とを比較することで復調データを生成するとともに、ステップS2で生成された復調データが正しくない場合に、ステップS4において、第2判定基準時間αtn−1〜αtn−3と反転時間間隔Tn〜Tn−3とを比較することで復調データを生成している。また、本形態では、ステップS4で生成された復調データが正しくない場合に、ステップS6で、第3判定基準時間α(tn−2+tn−1)/2〜α(tn−4+tn−3)/2と反転時間間隔Tn〜Tn−3とを比較することで復調データを生成している。さらに、本形態では、ステップS6で生成された復調データが正しくない場合に、第4判定基準時間α(tn−2+2tn−1)/3〜α(tn−4+2tn−3)/3と反転時間間隔Tn〜Tn−3とを比較することで復調データを生成している。すなわち、本形態では、異なる4つの判定基準時間と反転時間間隔Tn〜Tn−3とを比較することで復調データを生成することが可能になっている。そのため、本形態では、異なる4つの判定基準時間のそれぞれと反転時間間隔Tn〜Tn−3とを比較することで復調データを生成する場合の欠点を互いに補うことが可能になる。したがって、本形態では、磁気データの読取エラー率を効果的に低減させることが可能になる。具体的には、本形態では、磁気データの読取速度の変動に起因する読取エラー率や、傷等の部分的な減磁に起因する読取エラー率等を低減させることが可能になる。
上述した形態および変形例は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
2 カード(磁気情報記録媒体)
3 磁気ヘッド
6 復調回路(データ復調部)
11 CPU(演算部)
12 RAM(記憶部)
S1 反転時間取得ステップ
S2 第1復調データ生成ステップ(復調データ生成ステップの一部)
S3 第1正否判定ステップ(復調データ生成ステップの一部)
S4 第2復調データ生成ステップ(復調データ生成ステップの一部)
S5 第2正否判定ステップ(復調データ生成ステップの一部)
S6 第3復調データ生成ステップ(復調データ生成ステップの一部)
S7 第3正否判定ステップ(復調データ生成ステップの一部)
S8 第4復調データ生成ステップ(復調データ生成ステップの一部)
S9 第4正否判定ステップ(復調データ生成ステップの一部)
SG デジタル信号
Tn〜Tn−3 反転時間間隔
tn〜tn−2 復調データ1ビット分の反転時間間隔
αT 第1判定基準時間(判定基準時間)
αtn−1〜αtn−3 第2判定基準時間(判定基準時間)
α(tn−2+tn−1)/2〜α(tn−4+tn−3)/2 第3判定基準時間(判定基準時間)
α(tn−2+2tn−1)/3〜α(tn−4+2tn−3)/3 第4判定基準時間(判定基準時間)
Claims (3)
- 磁気情報記録媒体に記録された磁気データを磁気ヘッドで読み取って復調データを生成する磁気データの復調方法において、
前記磁気情報記録媒体または前記磁気ヘッドを移動させてアナログ状の前記磁気データの読取信号を取得するとともに取得された前記読取信号から矩形波状のデジタル信号を生成して前記デジタル信号の反転時間間隔を取得する反転時間取得ステップと、前記反転時間取得ステップで取得された前記反転時間間隔と判定基準時間とを比較することで前記復調データを生成する復調データ生成ステップとを備え、
前記復調データ生成ステップは、前記判定基準時間としての第1判定基準時間と前記反転時間取得ステップで取得された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成する第1復調データ生成ステップと、前記第1復調データ生成ステップで生成された前記復調データの正否を判定する第1正否判定ステップと、前記第1正否判定ステップで前記復調データが正しくないと判定された場合に、前記第1判定基準時間と異なる前記判定基準時間としての第2判定基準時間と前記反転時間取得ステップで取得された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成する第2復調データ生成ステップと、前記第2復調データ生成ステップで生成された前記復調データの正否を判定する第2正否判定ステップと、前記第2正否判定ステップで前記復調データが正しくないと判定された場合に、前記第1判定基準時間および前記第2判定基準時間と異なる前記判定基準時間としての第3判定基準時間と前記反転時間取得ステップで取得された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成する第3復調データ生成ステップと、前記第3復調データ生成ステップで生成された前記復調データの正否を判定する第3正否判定ステップと、前記第3正否判定ステップで前記復調データが正しくないと判定された場合に、前記第1判定基準時間、前記第2判定基準時間および前記第3判定基準時間と異なる前記判定基準時間としての第4判定基準時間と前記反転時間取得ステップで取得された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成する第4復調データ生成ステップと、前記第4復調データ生成ステップで生成された前記復調データの正否を判定する第4正否判定ステップとを備え、
前記第1判定基準時間は、固定値であり、
前記第2判定基準時間は、前記第2判定基準時間と比較される前記反転時間間隔の1つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔に基づいて算出される値であり、
前記第3判定基準時間は、前記第3判定基準時間と比較される前記反転時間間隔の1つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔と2つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔との平均値に基づいて算出される値であり、
前記第4判定基準時間は、前記第4判定基準時間と比較される前記反転時間間隔の1つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔の倍数と2つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔との和を3で割った値に基づいて算出される値であることを特徴とする磁気データの復調方法。 - 前記第4正否判定ステップで前記復調データが正しくないと判定された場合に、前記反転時間取得ステップでの移動方向と逆方向へ前記磁気情報記録媒体または前記磁気ヘッドを移動させて前記磁気データの前記読取信号を取得するとともに取得された前記読取信号から前記デジタル信号を生成して前記デジタル信号の前記反転時間間隔を取得する第2の反転時間取得ステップを備えることを特徴とする請求項1記載の磁気データの復調方法。
- 磁気情報記録媒体に記録された磁気データを読み取る磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドで読み取った前記磁気データを復調して復調データを生成するデータ復調部とを備え、
前記データ復調部は、前記磁気ヘッドから出力されるアナログ状の前記磁気データの読取信号から生成される矩形波状のデジタル信号の反転時間間隔が記憶される記憶部と、前記記憶部に記憶された前記反転時間間隔と判定基準時間とを比較することで前記復調データを生成する演算部とを備え、
前記演算部は、前記判定基準時間としての第1判定基準時間と前記記憶部に記憶された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成して、生成された前記復調データの正否を判定し、前記第1判定基準時間と前記反転時間間隔とを比較することで生成された前記復調データが正しくないと判定した場合に、前記第1判定基準時間と異なる前記判定基準時間としての第2判定基準時間と前記記憶部に記憶された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成して、生成された前記復調データの正否を判定し、前記第2判定基準時間と前記反転時間間隔とを比較することで生成された前記復調データが正しくないと判定した場合に、前記第1判定基準時間および前記第2判定基準時間と異なる前記判定基準時間としての第3判定基準時間と前記記憶部に記憶された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成して、生成された前記復調データの正否を判定し、前記第3判定基準時間と前記反転時間間隔とを比較することで生成された前記復調データが正しくないと判定した場合に、前記第1判定基準時間、前記第2判定基準時間および前記第3判定基準時間と異なる前記判定基準時間としての第4判定基準時間と前記記憶部に記憶された前記反転時間間隔とを比較することで前記復調データを生成して、生成された前記復調データの正否を判定し、
前記第1判定基準時間は、固定値であり、
前記第2判定基準時間は、前記第2判定基準時間と比較される前記反転時間間隔の1つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔に基づいて算出される値であり、
前記第3判定基準時間は、前記第3判定基準時間と比較される前記反転時間間隔の1つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔と2つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔との平均値に基づいて算出される値であり、
前記第4判定基準時間は、前記第4判定基準時間と比較される前記反転時間間隔の1つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔の倍数と2つ前の前記復調データ1ビット分の前記反転時間間隔との和を3で割った値に基づいて算出される値であることを特徴とする磁気データの復調装置。
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