JPH103522A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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Publication number
JPH103522A
JPH103522A JP8175798A JP17579896A JPH103522A JP H103522 A JPH103522 A JP H103522A JP 8175798 A JP8175798 A JP 8175798A JP 17579896 A JP17579896 A JP 17579896A JP H103522 A JPH103522 A JP H103522A
Authority
JP
Japan
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recording
card
optical
reproducing
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP8175798A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Watabe
哲緒 渡部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH103522A publication Critical patent/JPH103522A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の記録媒体用のヘッドにより、ハイブリッ
ドカードの光記録層を傷付けることを防止する。 【構成】 磁気記録部をアクセスする場合は、カードS
は挿入口12から挿入され、上部ローラ17と下部ロー
ラ16に挟持されて搬送される。磁気ヘッド18は記録
/再生が指示された場合にのみ、カード表面に接触して
記録再生処理が行われる。光記録部をアクセスする場合
は、カードSは磁気リーダライタ部13を通過してカー
ド載置台19に搬送される。カード載置台19は光学的
手段23、24間を直線往復し、光ヘッド21の相対的
運動により遮光板22を介して所定の記録再生処理が行
われる。IC記録部をアクセスする場合は、カードSは
装置本体11の奥側の光学的手段24の位置に停止し、
その後にICヘッド25が下方から上昇し、IC記録部
と接触して所定の記録再生処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異なる情報
記録カード又は複合情報記録カードの各記録媒体に対し
て情報の記録又は/及び再生が可能な情報記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、情報記録媒体にはテープ、デ
ィスク、カード等の形態があり、目的に応じて使い分け
られているが、その中でカードは収納性や携帯性に優れ
ているために、キャッシュカード等の用途を中心に大き
く普及している。現在、これらに使用されているのは主
に磁気カードであるが、近年では扱う情報量が大きくな
っているために、ICカードや光カード等の情報記録カ
ードが注目されている。
【0003】しかし、これらのカードが現在使用されて
いる磁気カードシステムと互換性を保つためには、各種
のカードを併用することができる情報記録再生装置が必
要である。一方、光カードの大容量性やICカードの高
速アクセス性の利点を生かした複合型のハイブリッドカ
ードが、各種の記録媒体の組み合わせによって提案され
ている。
【0004】ハイブリットカードとしては、例えば図4
に示すようにカードSの表面に光記録層S1が形成され、
図5に示すように裏面にICS2と磁気ストライプS3が形
成されているものや、図6に示すようにカードSの表面
に光記録層S1とICS2が形成され、図7に示すように裏
面に磁気ストライブS3が形成されているもの、又は図8
に示すようにカードSの表面に光記録層S1と磁気ストラ
イプS3が形成され、図9に示すように裏面にICS2が形
成されているものなどがある。
【0005】特開昭64−59578号公報には、磁気
カードと光カードを併用することができる情報記録再生
装置が開示されており、図10は使用するカードを示
し、図11は装置の側面図を示し、装置本体1の一方の
側面にはカード挿入口2が設けられており、装置本体1
内にはカード挿入口2から内側へ向って順次に、磁気カ
ードリーダライタ部3と光カードリーダライタ部4とが
直列に配置されている。
【0006】磁気カードリーダライタ部3は、1本のベ
ルトにより駆動される複数個の下部ローラ5と、この下
部ローラ5の上側にそれぞれ対向配置された複数個の上
部ローラ6と、磁気ヘッド7とにより構成されている。
また、光カードリーダライタ部4は、カードを保持する
ためのカード載置台8と、カード載置台8を取り付けた
ベルトとプーリから成る駆動系9と、カード載置台8の
上側に対向配置された光ヘッド10とにより構成されて
いる。
【0007】カード挿入口2から挿入されるカードが磁
気カードの場合には、磁気カードは上部ローラ6と下部
ローラ5に挟持され、図示しない駆動モータの回転力に
よって搬送される。そして、装置本体1内でのカード搬
送は磁気カードリーダライタ部3で終了し、ここで磁気
ヘッド7により所定の処理が行われる。従って、磁気カ
ードは光カードリーダライタ部4には搬送されない。
【0008】一方、カード挿入口2に挿入されたカード
が光カードの場合は、光カードは磁気カードリーダライ
タ部3を通通し、光カードリーダライタ部4の入口に近
接して配置されたカード載置台8に搬送される。カード
載置台8は連結されたベルトとプーリを介し、図示しな
いモータの駆動によりカード挿入方向と平行する方向に
直線往復運動し、この往復運動と光ヘッド10により所
定の処理が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、使用される光カードが図11に示すよ
うに全面に渡って光記録層S1領域を有していると、ハイ
ブリッドカードとして使用する際に配置位置が他の記録
媒体と重なる領域が存在することになる。例えば、図8
に示すハイブリッドカードの磁気ストライプS3の位置
と、図10に示す光カードの光記録層S1の位置が重なっ
ているような光カードを、ハイブリッド対応として図1
1に示す情報記録再生装置に挿入した場合には、先ず磁
気ストライプS3に対して磁気ヘッド7がアクセスするの
で、光記録層S1に磁気ヘッド7が接触して光記録層S1を
破損する虞れがある。
【0010】また、接触型のICカードリーダライタ部
を内蔵している場合も、同様にして光記録層S1を破損す
る虞れがあり、カードSの表裏や挿入方向を間違えた場
合も、同様に他の記録媒体用の接触型ヘッドが光記録層
S1をアクセスして傷付けてしまう可能性がある。例え
ば、図7、図8に示すハイブリッドカードの表裏を間違
えて挿入した場合には、磁気ヘッド7により光記録層S1
をアクセスしてしまうことになる。
【0011】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
他の記録媒体用のヘッドによりハイブリッドカードの光
記録層を傷付けることがない情報記録再生装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための記録再生手段】上記目的を達成
するための本発明に係る情報記録再生装置は、カード上
に設けられた異なる種類の記録媒体に対して記録又は/
及び再生が可能な情報記録再生装置において、光学的に
記録又は/及び再生する第1の記録再生手段と、前記記
録媒体に接触して記録又は/及び再生する第2の記録再
生手段と、光学的記録媒体の有無を識別する識別手段と
を有し、前記第2の記録再生手段、前記識別手段をカー
ド挿入方向に対して直線上かつカード表裏面に対して同
一面側に配置し、前記識別手段により光学的記録層の存
在が確認された場合には前記第2の記録再生手段による
アクセスを停止することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図3に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。本発明の情報記録再生装
置は、磁気、IC、光記録の何れの媒体に対しても記録
及び/又は再生が可能で、各記録媒体のカード面に対す
る配置は図8及び図9に示すカードに対応している。図
1は実施例の情報記録再生装置の平面図、図2は側面図
を示し、装置本体11の一方の側面にはカード挿入口1
2が設けられており、装置本体11内にはカード挿入口
12から内側に向って順次に、磁気リーダライタ部1
3、光リーダライタ部14、ICリーダライタ部15が
直列に配置されている。磁気リーダライタ部13は1本
のベルトにより駆動される複数個の下部ローラ16と、
これらの下部ローラ16の上側にそれぞれ対向配置され
た複数個の上部ローラ17と、磁気ヘッド18により構
成されている。
【0014】光リーダライタ部14はカードを保持する
ためのカード載置台19と、カード載置台19を取り付
けたベルトとプーリから成る駆動系20と、カード載置
台19の上側に対向配置された光ヘッド21により構成
されている。そして、カード載置台19はベルト及びプ
ーリを介して図示しないモータに連結されており、カー
ド載置台19はカード搬送手段と兼用されている。カー
ド載置台19に設けられた遮光板22と装置本体11に
設けられた2個の光学的手段23、24により、カード
記載台19の移動範囲位置が検出できるようになってい
る。
【0015】また、ICリーダライタ部15は装置本体
11の奥側に位置し、ICヘッド25はカード載置台1
9の直線往復範囲外の奥側位置のカードSの下方に配置
され、カード載置台19にはIC記録部に対応する位置
に孔が設けられている。そして、IC記録部での記録再
生は磁気及び光の場合と異なり、カードSの静止状態で
行うようになっている。
【0016】カード挿入口12の近傍には、カードSの
挿入を検出したりカード搬送系を制御するために、複数
個の反射型光学センサ26、27が設けられており、反
射型光学センサ26はカード挿入路に平行な直線上でか
つ磁気ヘッド18が配置されるカードSの短辺方向位置
のカードSの上面に配置され、反射型光学センサ27は
カードSの下面でかつICヘッド25に対応する位置に
配置されている。
【0017】上述の構成により、カードSの磁気記録部
をアクセスする際には、挿入口12からカードSが挿入
されると、カードSは上部ローラ17と下部ローラ16
に挟持されて、図示しない駆動モータの回転力によって
搬送される。磁気ヘッド18は図示しない駆動源によっ
てカードSの表面に対し接触/非接触を切り換えること
ができ、記録/再生が指示された場合にのみ磁気ヘッド
18がカードSの表面に接触し、カードSは上部ローラ
17と下部ローラ16とによってその長手方向に直線移
動されて記録再生処理が行われる。
【0018】光記録部をアクセスする際には、カードS
は磁気リーダライタ部13を通過し、光リーダライタ部
14の入口に近接して配置されたカード載置台19に搬
送される。次に、ベルト及びプーリを介してモータが駆
動されて、カード載置台19は遮光板22と光学的手段
23、24を用いて検出される2個所の移動範囲間を、
カード挿入方向と平行方向に直線往復する。そして、こ
の往復運動と光ヘッド21の相対的な運動により所定の
記録再生処理が行われる。
【0019】IC記録部をアクセスする際には、カード
Sは磁気リーダライタ部13を通過し、光リーダライタ
部14の入口に近接して配置されたカード載置台19上
に搬送される。カード載置台19は連結されたベルト及
びプーリを介し図示しないモータの駆動により、装置本
体11の奥側の光学的手段24により検出される位置に
移動し停止する。その後に、カードSから離間した状態
で待機しているICヘッド25が、図示しない駆動力に
よって下方から持ち上げられ、IC記録部に接触して所
定の記録再生処理が行われる。
【0020】2個の光センサ26、27は光記録層S1と
それ以外のカード面との反射光量の差によって、相対的
に光記録層S1の有無を識別することが可能である。図3
(a)に示すように、図8のカードSを挿入した場合には
従来は上下面に光記録層S1を設けたカードSは存在しな
いので、光センサ26、27の光量の相対差はなく、光
センサ26、27に対向する位置には光記録層S1がない
と判断され、磁気ヘッド18及びICヘッド25へのア
クセスは禁止されない。
【0021】しかし、図3(b) に示すようにカードSを
挿入方向を逆にして誤挿入された場合には、光センサ2
6、27間の反射光量の相対差が検出され、磁気ヘッド
18の位置に光記録層S1が存在していることが確認され
るので、磁気ヘッド18ヘのアクセスは停止される。一
方、このような状態は図10の光カードにおいても実現
されるので、光記録層S1がに対してのアクセスが行われ
て、再生処理のが可能か不可能かによりカードSの誤挿
入が判断される。
【0022】また、図3(c) に示すようにカードSの表
裏が反転され更に挿入方向も異なる場合には、光センサ
26、27間の反射光量の相対差が検出され、ICヘッ
ド25の位置に光記録層S1が存在していることが確認さ
れるので、ICヘッド25ヘのアクセスは停止される。
この場合は、光記録面が逆であることを装置が認識する
ことができるので、他のヘッドでのアクセスは行わずに
誤挿入と判断されカードSは排出される。
【0023】このように、光センサ26、27によって
光記録層S1が検出された場合にのみ、対応する位置に配
置されているヘッドのアクセスを禁止することにより、
光記録層S1を傷付けることを末然に防ぐことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る情報記
録再生装置は、光学的記録媒体の存在が確認された場合
には、記録媒体に接触して記録及び/又は再生を行う記
録再生手段によるアクセスを停止することにより、接触
型ヘッドによって光記録層を傷付けることを未然に防ぐ
ことができ、磁気、光、ICカード等に対応可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図である。
【図2】側面図である。
【図3】カード挿入時の光記録層識別の説明図である。
【図4】第lのハイブリッドカードの平面図である。
【図5】背面図である。
【図6】第2のハイブリッドカードの平面図である。
【図7】背面図である。
【図8】第3のハイブリッドカードの平面図である。
【図9】背面図である。
【図10】全域記録型光カードの平面図である。
【図11】従来例の磁気光対応のリーダライタの側面図
である。
【符号の説明】
11 情報記録再生装置本体 13 磁気リーダライタ部 14 光リーダライタ部 15 ICリーダライタ部 18 磁気ヘッド 19 カード載置台 21 光ヘッド 22 遮光板 23、24 光学的手段 25 ICヘッド 26、27 光センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード上に設けられた異なる種類の記録
    媒体に対して記録又は/及び再生が可能な情報記録再生
    装置において、光学的に記録又は/及び再生する第1の
    記録再生手段と、前記記録媒体に接触して記録又は/及
    び再生する第2の記録再生手段と、光学的記録媒体の有
    無を識別する識別手段とを有し、前記第2の記録再生手
    段、前記識別手段をカード挿入方向に対して直線上かつ
    カード表裏面に対して同一面側に配置し、前記識別手段
    により光学的記録層の存在が確認された場合には前記第
    2の記録再生手段によるアクセスを停止することを特徴
    とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の記録再生手段により記録又は
    /及び再生される記録媒体は磁気記録媒体とした請求項
    lに記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記録再生手段により記録又は
    /及び再生される記録媒体は集積回路とした請求項lに
    記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記識別手段はカードを装置内に搬送す
    るためのカード搬送手段の制御に使用するカード検出セ
    ンサと兼用した請求項lに記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記識別手段は光学的記録層の反射を検
    知する光学的手段とした請求項1に記載の情報記録再生
    装置。
JP8175798A 1996-06-14 1996-06-14 情報記録再生装置 Pending JPH103522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8175798A JPH103522A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 情報記録再生装置

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JP8175798A JPH103522A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 情報記録再生装置

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JPH103522A true JPH103522A (ja) 1998-01-06

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ID=16002443

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JP8175798A Pending JPH103522A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 情報記録再生装置

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