JPH07296494A - カードリーダライタ - Google Patents

カードリーダライタ

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Publication number
JPH07296494A
JPH07296494A JP10606594A JP10606594A JPH07296494A JP H07296494 A JPH07296494 A JP H07296494A JP 10606594 A JP10606594 A JP 10606594A JP 10606594 A JP10606594 A JP 10606594A JP H07296494 A JPH07296494 A JP H07296494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
carrying
clock pulses
transport
writer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10606594A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sugiyama
隆 杉山
Mitsuo Nishimura
光夫 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP10606594A priority Critical patent/JPH07296494A/ja
Publication of JPH07296494A publication Critical patent/JPH07296494A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードリーダライタにおけるカードのスリッ
プ搬送に起因する読取、書込エラーを防止する。 【構成】 ロータリエンコーダ付きのモータで駆動され
るカードを搬送する搬送機構と、搬送されるカードが所
定の基準距離を搬送するに要した搬送時間を計測する搬
送時間計測手段と、計測された搬送時間中における前記
ロータリエンコーダから出力されるクロックパルス数を
算出する算出手段と、算出されたクロックパルス数と、
前記カードが前記搬送機構が正常動作時において前記所
定の基準距離を搬送するときに要する標準のクロックパ
ルス数とを比較する比較手段と、その比較手段が所定以
上のクロックパルス数の差を検出したときに、前記搬送
機構の異常状態発生を報知する報知手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動券売機等
に組込まれるカードリーダライタに係り、特に、カード
が搬送機構を介して搬送される途中においてデータが読
取られたり、または書込まれたりするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動券売機に組込まれてい
るカードリーダライタは、一対の無端ベルトの一部を対
設して搬送路を形成するとともに、その搬送路をモータ
で駆動してカードを搬送し、その搬送路の途中に設けら
れた磁気ヘッドにより、そのカードに記録されているデ
ータを読取り、又はそのカードに新たなデータを記録す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カードと磁
気ヘッドとの接する速度は所定の一定速度に保たれてい
ないと、データの読取りと書込みが不良となるため、カ
ードを搬送する搬送機構は精密に調整されている。
【0004】しかしながら、搬送機構は、長時間の使用
により搬送路が汚損されるなどしてカードがスリップ
し、搬送路の搬送距離とカードの搬送距離に誤差が生じ
てくる。つまり、カードの搬送速度が搬送路の搬送速度
よりも遅くなってくる。
【0005】カードの搬送速度が所定の規定の速度の範
囲から外れると、書込エラーや読取りエラーが生じ、そ
のカードリーダライタを組込んでいる自動券売機等のカ
ード処理機がダウンしてしまうという欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、搬送機構がカ
ードを所定の速度で搬送できなくなる状態を事前に察知
し、オペレータに保守を促するとのできるカードリーダ
ライタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカードリー
ダライタは、上記目的を達成するために、ロータリエン
コーダ付きのモータで駆動されるカードを搬送する搬送
機構と、その搬送機構で搬送されるカードが所定の基準
距離を搬送するに要した搬送時間を計測する搬送時間計
測手段と、その搬送時間計測手段で計測された搬送時間
中における前記ロータリエンコーダから出力されるクロ
ックパルス数を算出する算出手段と、その算出手段で算
出されたクロックパルス数と、前記カードが前記搬送機
構が正常動作時において前記所定の基準距離を搬送する
ときに要する標準のクロックパルス数とを比較する比較
手段と、その比較手段が所定以上のクロックパルス数の
差を検出したときに、前記搬送機構の異常状態発生を報
知する報知手段とを有することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成において、報知手段は、比較手段が算
出されたクロックパルス数と、標準のクロックパルス数
との差が所定以上のとき、つまりカードを所定以上スリ
ップしたときに搬送機構の異常状態発生を報知する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、一実施例に係るカードリーダライタの概
略構成を示す概略構成図である。
【0010】搬送機構1は、一対の無端ベルトB1 ,B
2 をローラR,R…にそれぞれ張設し、それら無端ベル
トB1 ,B2 の一部を対設して搬送路2を構成してい
る。
【0011】磁気ヘッドHは、搬送路2の途中に設けら
れていて、搬送路2で搬送されるカードCと接するよう
に構成されている。なお、図示の例では、磁気ヘッドH
は1個だけしか示されていないが、これは、コンビネー
ションヘッド(読取り書き込み兼用)を用い、カードが
往復走行することで読取り,書込み,ベリファイを行う
方式の例を示している。
【0012】ローラR,R…のうちの一部のローラ(図
示の例では右側の下方のローラ)Rは、ロータリエンコ
ーダ付きのモータMの回転軸と接続されている。したが
って、モータMが矢印の方向に駆動されると、カードC
は搬送路2を左側から右側に向けて搬送することができ
る。
【0013】PH1 〜PH3 は、搬送路2の始端側、終
端側及びその途中にそれぞれ設けられたホトセンサであ
って、搬送路2におけるカードCの位置を検出できるよ
うに構成されている。
【0014】図中、3はマイクロコンピュータを中心に
形成された制御器であって、上記モータMからのクロッ
クパルス信号。PH1 〜PH3 からの検出信号を入力で
きるように構成されているとともに、モータM及び磁気
ヘッドHへの駆動信号を出力できるように構成されてい
る。また、この制御器3は、表示灯又はブザーからなる
表示器4に報知信号を出力するように構成されている。
【0015】制御器3の図示しないメモリには、上述の
標準時間における標準のクロックパルスのカウント値が
予め記憶されている。
【0016】次に、図2のフローチャートを用いて本実
施例に係るカードリーダライタの制御動作について説明
する。
【0017】今、カードCがホトセンサPH1 で検出さ
れると、モータMが回転駆動を開始し、そのカードCが
搬送路2内に取込まれて搬送される。
【0018】カードCがホトセンサPH2 で検出される
と(ステップ100肯定。以下、ステップをSとす
る。)、モータMのロータリエンコーダからのクロック
パルスが制御器3の図示しない記憶部に記憶され、この
記憶はカードCがPH2 で検出されなくなるまで継続さ
れる(S102,S104,S106)。
【0019】カードCの長さは正確に決められており、
したがって、上述の計数されるクロックパルス(図2で
はカウント)数Nは、カードCの長さで規定される所定
の基準距離を搬送するに要する時間における値を示して
いる。
【0020】ところで、記憶部には、予め、搬送機構1
が正常にカードCを搬送するときの、つまり、カードC
がスリップすることなく搬送されるときの上記基準距離
を搬送するに要する時間における標準のクロックパルス
数(図2ではカウント)N0が記憶されている。
【0021】標準のクロックパルス数N0 と計数された
クロックパルス数Nとに差があれば、つまりN0 <Nで
あれば、カードCがスリップを起こしていることを意味
している。このため、その差がカードCへの書込又は読
取エラーを起こす可能性のある所定の値以上となったと
きは(S108肯定)、搬送機構1がカードCを正常に
搬送できなくなりつつあることをオペレータに知らせる
ために、表示器4が駆動される(S110)。
【0022】したがって、オペレータは表示器4からの
報知により、搬送機構1の清掃等の保守を行うことがで
き、カードリーダライタの読取,書込エラーを未然に防
止することができる。
【0023】搬送路2で搬送されるカードCは、従来の
カードリーダライタと同様に、磁気ヘッドHによりカー
ドCからデータが読取られて制御器3の演算用に供さ
れ、又は、制御器3からの新たなデータが書込まれる。
そして、カードCがホトセンサPH3 で検出されると、
モータMは停止されてカードCの搬送が終了する。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るカードリーダライタは、ロ
ータリエンコーダ付きのモータで駆動されるカードを搬
送する搬送機構と、搬送されるカードが所定の基準距離
を搬送するに要した搬送時間を計測する搬送時間計測手
段と、計測された搬送時間中における前記ロータリエン
コーダから出力されるクロックパルス数を算出する算出
手段と、算出されたクロックパルス数と、前記カードが
前記搬送機構が正常動作時において前記所定の基準距離
を搬送するときに要する標準のクロックパルス数とを比
較する比較手段と、その比較手段が所定以上のクロック
パルス数の差を検出したときに、前記搬送機構の異常状
態発生を報知する報知手段とからなるので、カードのス
リップによる読取,書込エラーを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカードリーダライタの
概略構成図である。
【図2】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 搬送機構 2 搬送路 3 制御器(搬送時間計測手段,算出手段,比較手
段,報知手段) 4 報知器 PH1 〜PH3 ホトセンサ M モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリエンコーダ付きのモータで駆動
    されるカードを搬送する搬送機構と、 前記搬送機構で搬送されるカードが所定の基準距離を搬
    送するに要した搬送時間を計測する搬送時間計測手段
    と、 前記搬送時間計測手段で計測された搬送時間中における
    前記ロータリエンコーダから出力されるクロックパルス
    数を算出する算出手段と、 前記算出手段で算出されたクロックパルス数と、前記カ
    ードが前記搬送機構が正常動作時において前記所定の基
    準距離を搬送するときに要する標準のクロックパルス数
    とを比較する比較手段と、 前記比較手段が所定以上のクロックパルス数の差を検出
    したときに、前記搬送機構の異常状態発生を報知する報
    知手段と、 を有することを特徴とするカードリーダライタ。
JP10606594A 1994-04-21 1994-04-21 カードリーダライタ Pending JPH07296494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10606594A JPH07296494A (ja) 1994-04-21 1994-04-21 カードリーダライタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10606594A JPH07296494A (ja) 1994-04-21 1994-04-21 カードリーダライタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07296494A true JPH07296494A (ja) 1995-11-10

Family

ID=14424212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10606594A Pending JPH07296494A (ja) 1994-04-21 1994-04-21 カードリーダライタ

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JP (1) JPH07296494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8835832B2 (en) 2012-01-17 2014-09-16 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Optical encoder with signal offset correction system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8835832B2 (en) 2012-01-17 2014-09-16 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Optical encoder with signal offset correction system

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