JPH087050A - カードリーダのカード強制排出機構 - Google Patents

カードリーダのカード強制排出機構

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JPH087050A
JPH087050A JP13282194A JP13282194A JPH087050A JP H087050 A JPH087050 A JP H087050A JP 13282194 A JP13282194 A JP 13282194A JP 13282194 A JP13282194 A JP 13282194A JP H087050 A JPH087050 A JP H087050A
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JP
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card
gear
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clutch gear
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JP13282194A
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Katsuaki Oguchi
勝章 小口
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードリーダのカード走行路内に詰まったカ
ードを確実にカード走行路から排出できるカード強制排
出機構を提供する。 【構成】 駆動モータ25で回転駆動される駆動ローラ
6aの駆動軸17に駆動歯車36を固着し、基部11A
に摺動自在に支持された支持軸37に駆動歯車36と噛
合するクラッチ歯車38を設け、基部11Aに回転自在
に支持された枢軸39に、カード通路3内に導入されて
同通路内のカードCと当接する強制排出部材46とクラ
ッチ歯車38と噛合可能な排出歯車40と設け、クラッ
チ歯車38を駆動手段41で排出歯車40に向かって変
位させて噛合させるカード強制排出機構10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードリーダのカード
通路内に詰まったカードを取出す強制排出機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカードやプリペードカ
ード等の磁気カードを処理するカードリーダでは、磁気
カードをカード通路内に取り込んで同通路内に配置され
た磁気ヘッドでカードの磁気記録の処理を行なってい
る。処理を終えたカードは、カード通路の奥端側から排
出されたり、あるいは、カード挿入口に戻されて機器内
か排出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】とろこで、カードはそ
の管理状態によって湾曲したり変形するが、このような
カードをカード通路内に挿入されると、カードジャムと
称するカード通路内にカードが詰まってしまう状態が発
生することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
駆動モータで回転駆動される駆動軸に設けた駆動ローラ
によりカードをカード通路内で搬送するカードリーダに
おけるカード強制排出機構では、上記駆動軸に固着され
た駆動歯車と、上記カードリーダの基部に摺動自在に支
持された支持軸に設けられ、上記駆動歯車と噛合するク
ラッチ歯車と、上記カードリーダの基部に支持された枢
軸に固定された排出歯車と、上記排出歯車に対して上記
クラッチ歯車を噛合させる方向に変位移動させる駆動手
段と、上記枢軸に設けられ、上記クラッチ歯車と上記排
出歯車との噛合により上記カード通路内に導入される強
制排出部材とを有する。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によると、駆動歯車を固着
された駆動軸が駆動モータで回転されると、駆動歯車と
噛合するクラッチ歯車が回転駆動される。クラッチ歯車
は、駆動手段によってカードリーダの基部に支持された
枢軸に設けられた排出歯車と噛合する方向に変位され排
出歯車と噛合し、同排出歯車を駆動歯車と同一方向に回
転駆動させる。排出歯車が回転駆動すると、同歯車の枢
軸に設けられた強制排出部材が一体的に回転してカード
通路内に導入されてカード通路内でカードと当接する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1に符号1で示すカードリーダには、本発明の
一実施例であるカード強制排出機構10が装着されてい
る。カードリーダ1は、磁気情報の記録再生が可能なカ
ードCをカード挿入口2からカード通路3内に取込んで
磁気情報を処理するもので、ここでは、処理を終えた磁
気カードCをカード挿入口2から排出する往復走行方式
を採用されている。
【0007】カードCは、塩化ビニール製のカード本体
の一側長手方向に図示しない磁気ストライプを設けられ
ている。この磁気ストライプには、磁気情報が記録され
ていて、カード通路3に臨んで配置される磁気ヘッド7
により磁気情報が読取られたり、磁気情報の記録、更新
がなされる。
【0008】カードリーダ1は、カード挿入口2から矢
印aで示すカード進入方向に向かって延出形成されるカ
ード通路3に挿入されるカードCを搬送する搬送ローラ
対4,5,6、カードCの磁気処理を行なう磁気ヘッド
7、カード通路3に進退自在なシャッター9及び、カー
ド通路3内に詰まったカードCを取出すカード強制排出
機構通路10を備えている。カード通路3は、左右を側
板11,12、上下を上ガイド板13と下ガイド板14
とでそれぞれ覆われて形成されている。
【0009】搬送ローラ対4,5,6は、カード挿入口
2からカード通路3の奥端3aに向かって配設されてい
て、駆動ローラ4a,5a,6aと従動ローラ4b,5
b,6bとからそれぞれ構成されており、各駆動ローラ
と従動ローラは、カード通路3を挾んで互いに対向配置
されている。駆動ローラ4a,5a,6aは、カード通
路3の下方に設けられていて、側板11に枢支される駆
動軸15,16,17にそれぞれ固定されている。従動
ローラ4b,5b,6bは、カード通路3の上方にそれ
ぞれ設けられていて、駆動ローラ4a,5a,6aの周
面とカード通路3内で接触している。
【0010】駆動軸15,16,17には、ベルト19
が巻きかけられるプーリ20,21,22が側板11の
外側でそれぞれ固定されている。プーリ21の両側に
は、回転自在なローラ23,24が配設されており、プ
ーリ21の両側でベルト19にテンションを与えてい
る。駆動軸16には、駆動モータ25で回転駆動される
ベルト26が巻きかけられる駆動プーリ24が固定され
ている。
【0011】駆動モータ25は、カード取込み時には、
駆動ローラ4a,5a,6aを反時計回りに回転駆動す
るように回転し、磁気ヘッド7によるカードCの読取り
や記録動作が終了すると取込み時と逆回転するように図
示しない制御手段の制御下に置かれている。また、駆動
モータ25は、カードCがカード通路3内に所定時間以
上挿入状態に置かれると停止するようになっている。こ
の所定時間の検出には、カード通路3に沿って設けられ
る光学式の複数のカードセンサーSが用いられおり、各
センサーSの間を図示しない制御手段に設定される所定
時間でカードCが通過しないと、カード詰まり信号を発
し後述するカード強制排出機構10の駆動手段を駆動す
るようになっている。
【0012】磁気ヘッド7は、駆動ローラ5aの軸線上
に配置されていて、カード通路3内にそのヘッド面7a
を臨ませており、磁気ストライプとカード通路3を介し
て対向配置されている。磁気ヘッド7と対向する上方に
は、パッドローラ27がヘッドに対向配置されている。
磁気ヘッド7かパッドローラ27の何れか一方は他方側
に付勢されて、搬送されるカードCを両部材の間に一定
の押圧力(パッド圧)で挟持するようになっている。こ
こでは、磁気ヘッド7が図示しないバネ部材でパッドロ
ーラ27に対して付勢されている。挿入口2の近傍に
は、カードCの磁気信号の有無によりカードの種別を検
知するプリヘッド29がカード通路3内に下方から臨ん
で設けられている。このプリヘッド29は、磁気ヘッド
で構成されていて、ここでは駆動モータ25の起動やシ
ャッター9の開閉動作を制御をするためのトリガーの一
部となっている。プリヘッド29の上方には、回転自在
なパッドローラ30が対向配置されている。
【0013】シャッター9は、カード挿入口2の近傍に
設けられていて、側板11,12に揺動自在に支持され
たL字型のレバー31の一端31aに支持されている。
このレバー31は、コイルバネ32によってシャッター
9をカード通路3に突出させる向きに付勢されている。
レバー31の他端31bは、電磁ソレノイド33の可動
片33aとピン35を介して連結される摺動自在なスラ
イド板34の一部と係止している。スライド板34は、
電磁ソレノイド33が駆動されるとレバー32を時計方
向に揺動してシャッター9をカード通路3から退避させ
る向きに移動する。電磁ソレノイド33は、通常、シャ
ッター9をカード通路3内に進入する位置に置くように
可動片33aを置かれていて、プリヘッド29からの駆
動信号が通電されると可動片33aを押出すプッシュタ
イプのものが用いられている。
【0014】次に、カード強制排出機構10について説
明する。カード強制排出機構10は、駆動軸17に固着
された駆動歯車36、カードリーダ1の基部である側板
11の延長板11Aに支持された支持軸37に設けらた
クラッチ歯車38、延長板11Aに支持された枢軸39
に固定された排出歯車40、排出歯車40に対してクラ
ッチ歯車38を接離させる駆動手段41、及び枢軸39
に設けられた第1スプロケット42と搬送ローラ対4,
5の間に配設される枢軸43に設けられた第2スプロケ
ット44とに掛け渡されたチェーン45に設けられた強
制排出部材としての係合突片46とを備えている。駆動
手段41は、支持軸37と係合する移動板47、同移動
板47を摺動させるプランジャとしての電磁ソレノイド
48とを備えている。
【0015】駆動歯車36は、側板11の外側で駆動軸
17に固定されていて、図2に示すように、クラッチ歯
車38よりも軸方向に幅広く形成されている。支持軸3
7は、延長板11Aに形成された貫通孔11Bに摺動自
在に支持されている。この軸の先端37a側には、スト
ッパーリング37b,37cが間隔を置いて設けられて
いる。
【0016】クラッチ歯車38は、ストッパーリング3
7b,37cの間の支持軸37上に摺動自在に設けられ
ている。クラッチ歯車38の外端面38aとストッパー
リング37bとの間には、ねじりコイルバネ49が巻装
されている。ねじりコイルバネの一端49aは外端面3
8aに、他端49bはストッパーリング37bにそれぞ
れ係止されており、クラッチ歯車38を排出歯車40に
噛合させる向きに付勢している。クラッチ歯車38は、
常時、駆動歯車36と噛合している。
【0017】移動板47は、支持軸37の軸方向に延出
形成されていて、その先端47aを電磁ソレノイド48
の可動ロッド48aとピン50を介して連結されてお
り、電磁ソレノイド48を支持するブラケット53上に
配置されている。移動板47には、その長手方向に向か
って長孔47A,47Bが形成されている。この長孔4
7A,47Bには、電磁ソレノイド48をブラケット5
3に締結するねじ51,52がそれぞれ貫通緩嵌されて
おり、移動板47をブラケット53上で摺動自在として
いる。移動板47の中間部には、支持軸37にピン54
を介して係合するアーム部47Cが、図4に示すよう
に、上方に向かって屈曲延出して形成されている。
【0018】電磁ソレノイド48は、カードCがカード
通路3内に詰まったとき駆動されるもので、ここでは、
カードセンサーSがカード詰まりを検知すると通電され
て駆動するようになっている。電磁ソレノイド48は、
ピン50と本体との間の可動ロッド48aに巻装される
コイルバネ56によって、通常、図4に実線で示す初期
位置に付勢されていて、通電されると可動ロッド48a
を2点鎖線で示す位置まで引き込むPULLタイプのも
のが用いられており、移動板47を、矢印bで示すクラ
ッチ歯車38と排出歯車40とが噛合する方向に摺動す
るようになっている。
【0019】排出歯車40は、図2,図3に示すよう
に、延長板11Aと図示しない側板に軸受55を介して
回転自在に支持されて枢軸39に固定されている。排出
歯車40は、クラッチ歯車38の移動(変位)範囲内に
配置されていて、通常、クラッチ歯車38と離間されて
いる。
【0020】第1スプロケット42は、延長板11Aよ
り内方に位置する枢軸39に固定されていて、カード通
路3の下方に配置されており、図1に示す第2スプロケ
ット44と平行に設けられている。第1,第2スプロケ
ット42,44には、カード通路3に対して平行となる
ようにチェーン45が巻き掛けられており、係合突片4
6をカード通路3内に進入可能としている。係合突片4
6は、図5に示すように、カードの厚さよりもカード通
路の上下方向に向かって幅広に形成されており、チェー
ン45を構成する1つのリンク45aに固定されてい
る。係合突片46は、通常、図1に示すようにカード通
路3から外れた部位に置かれている。ここでは、係合突
片46を1つのリンク45aだけに設けたが、隣合うリ
ンクにもそれぞれ設けて複数としても良い。
【0021】このように構成したカードリーダ1とカー
ド強制排出機構10の動作を説明する。カードCをカー
ド挿入口2に差込み、図示しない磁気ストライプの磁気
信号をプリヘッド29が検知すると、電磁ソレノイド3
3が通電されて図1に示すシャッター9がカード通路3
から退避し、カードCのカード通路3内への挿入が可能
となる。プリヘッド29による検出信号は、駆動モータ
25を起動してベルト26を反時計方向に回転駆動さ
せ、この回転がプーリ21ベルト19を介して各駆動軸
15,16,17に伝達されて搬送ローラ対4,5,6
を駆動し、カードCを取込んで搬送する。この時、駆動
歯車36と噛合状態にあるクラッチ歯車38は、回転駆
動状態となる。取れ込まれたカードCがシャッター9上
を通過すると、電磁ソレノイド33への通電が断たれ、
シャッター9がコイルバネ32のバネ力で上昇してカー
ド通路3が閉じられる。
【0022】カード通路3内に取込まれたカードCは、
磁気ヘッド7によって磁気ストライプに磁気情報の読み
込み、記録更新、確認(ベリファイ)等の一連の磁気情
報処理を行なわれ、この処理が終了すると駆動モータ2
5の反転駆動によりカード挿入口2に向かって搬送され
る。カードCの処理が終了すると、電磁ソレノイド31
が通電されてシャッター9をカード通路3内から退避し
てカード通路3が開放し、カード挿入口2に向かって搬
送されるカードCが挿入口2から排出される。
【0023】一方、カード通路3に取込まれたカードC
が、所定時間以上カード通路3内に位置したり、あるい
は、カード通路3内での移動速度が著しく遅くなると、
カード通路3に配置されるカードセンサーSがカード詰
まりと検知して、一旦駆動モータ25を停止し、電磁ソ
レノイド48を駆動して可動ロッド48aを図4に示す
実線位置から矢印b方向に向かって移動する。すると、
移動板47が矢印b方向に摺動されるので、ピン54を
介して連結している支持軸37が、ストッパリング37
bでコイルバネ49を押し縮めながら貫通孔11B内を
摺動し、二点鎖線で示す位置まで移動する。支持軸37
のこの摺動により、クラッチ歯車38は、図3に示すよ
うに、排出歯車40と噛合する位置まで変位されて同歯
車にコイルバネ49のバネ力によって弾性的に当接され
る。
【0024】電磁ソレノイド48が駆動されると、駆動
モータ25は再び駆動されて駆動歯車36と共にクラッ
チ歯車38も回転する。クラッチ歯車38は、排出歯車
40に対してコイルバネ49によって付勢されているの
で、駆動歯車36が回転して当接して排出歯車40の歯
とずれると(歯1つ分ずれると)排出歯車40に押し込
まれて噛合する。この時、排出歯車40とクラッチ歯車
38の歯の噛み合いがあえば、クラッチ歯車38が回転
しなくても両者は噛合状態となる。
【0025】そして、駆動歯車36の駆動回転がクラッ
チ歯車38を介して排出歯車40に伝達され、第1スプ
ロケット42を回転させる。すると、チェーン45が回
転するので、係合突片46がカード通路3内に進入して
図5に示すように、詰まったカードCと当接し、同カー
ドを引っ掻けてカード通路3内を搬送する。
【0026】本実施例におけるカードリーダ1は、カー
ドCをカード挿入口2から排出する構成となっているの
で、係合突片46を詰まったカードCの先端Caに当接
させる向きに移動させて挿入口2に向かって搬送し、強
制的にカード通路3内から排出する。また、カードCを
カード通路3の奥端3a側から排出する往動走行式のカ
ードリーダにおいてカード詰まった場合は、そのカード
の搬送されていた方向に駆動モータ25を再駆動して排
出する。従って、カード進行方向への移動途中に詰まっ
た場合はカード通路3の奥端3a側から排出し、カード
挿入口へ向かって移動しているとき詰まった場合であれ
ば、カード挿入口2から排出する。
【0027】一方、カードCがカード挿入口2まで戻さ
れると、駆動モータ25の駆動が停止されると共に、電
磁ソレノイド48への通電が断たれ、回動ロッド48a
に巻装したコイルバネ56のバネ力により移動板47
が、図4に示す矢印d方向に移動して、ピン54を介し
て一体の支持軸が摺動してクラッチ歯車38と排出歯車
40と噛合が解除される。
【0028】このように、詰まったカードCと当接する
係合突片46を駆動する排出歯車40をクラッチ歯車3
8を介して駆動モータ25によって駆動される駆動歯車
36と連結することで、駆動モータ25で排出歯車40
を駆動できるので、1つのモータで詰まったカードCの
強制排出を行なうことができる。また、排出歯車40
は、クラッチ歯車38を介して駆動歯車36と連結して
いることから駆動歯車36と同一方向に回転駆動される
ので、係合突片46の移動力と共に搬送ローラ対4,
5,6による搬送駆動力も補助的に詰まったカードに作
用することになり、詰まったカードCを確実に排出方向
に搬送することができる。
【0029】さらに、支持軸37にコイルバネ49を巻
装して排出歯車40に対してクラッチ歯車38を付勢し
ているので、クラッチ歯車38が僅かに回転するだけで
両者が確実に噛合状態となるので、不用意な回転による
歯欠けを防止できる。なお、本実施例では、駆動手段4
1にプランジャとして電磁ソレノイド48を用いたが、
この他に電磁クラッチやロータリソレノイド等を用いる
ことでも無論構わない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、強制排出部材を駆動す
る排出歯車が、駆動モータによって駆動される駆動歯車
とクラッチ歯車を介して連結されるので、1つの駆動モ
ータで駆動してカード通路に詰まったカードの強制排出
を行なうことができる。また、排出歯車はクラッチ歯車
によって駆動歯車と同一方向に回転駆動されるので、強
制排出部材の移動力と共に駆動ローラによる搬送駆動力
も補助的に詰まったカードに作用させることができ、確
実に詰まったカードを排出方向に搬送することができ、
カードリーダの信頼性の向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示カード強制排出機構が装
着されたカードリーダの概略構成を示す側面図である。
【図2】カード強制排出機構の構成を示す一部破断平面
図である。
【図3】カード強制排出機構の動作状態を示す一部破断
平面図である。
【図4】カード強制排出機構の構成及び動作を示す一部
破断正面図である。
【図5】強制排出部材によるカードの強制排出状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
1 カードリーダ 3 カード通路 6a 駆動ローラ 10 カード強制排出機構 11A 基部 17 駆動軸 25 駆動モータ 36 駆動歯車 37 支持軸 38 クラッチ歯車 39 枢軸 40 排出歯車 41 駆動手段 46 強制排出部材 C カード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータで回転駆動される駆動軸に設け
    られた駆動ローラにより、カードをカード通路内で搬送
    するカードリーダにおいて、 上記駆動軸に固着された駆動歯車と、 上記カードリーダの基部に摺動自在に支持された支持軸
    に設けられ、上記駆動歯車と噛合するクラッチ歯車と、 上記カードリーダの基部に支持された枢軸に設けられた
    排出歯車と、 上記排出歯車に対して上記クラッチ歯車を噛合させる方
    向に変位移動させる駆動手段と、 上記枢軸に設けられ、上記クラッチ歯車と上記排出歯車
    との噛合により上記カード通路内に導入される強制排出
    部材とを有するカードリーダのカード強制排出機構。
JP13282194A 1994-06-13 1994-06-15 カードリーダのカード強制排出機構 Pending JPH087050A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04223940A (ja) * 1990-12-27 1992-08-13 Seikosha Co Ltd シリアルプリンタ
JPH05324929A (ja) * 1992-05-26 1993-12-10 Toshiba Corp 記憶媒体処理装置

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