JPH054131Y2 - - Google Patents

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JPH054131Y2
JPH054131Y2 JP4041287U JP4041287U JPH054131Y2 JP H054131 Y2 JPH054131 Y2 JP H054131Y2 JP 4041287 U JP4041287 U JP 4041287U JP 4041287 U JP4041287 U JP 4041287U JP H054131 Y2 JPH054131 Y2 JP H054131Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案はプリンタ付きカード処理装置に関
し、特にカードに設けられている磁気ストライプ
等の記録部分に記録されているデータを読取つた
り、上記記録部分にデータを記録する読取記録手
段と、カード上に必要なデータを印字する印字手
段とをカード搬送経路中に設けたカード処理装置
に関する。
(技術的背景と解決すべき問題点) 従来、磁気カードの磁気ストライプ部分に記録
されているデータを読取つたり、磁気ストライプ
部分に必要なデータを記録する磁気カード読取記
録装置に、プリンタを連設して磁気カード上に必
要な文字情報等を印字するようにしている。磁気
カードのデータの読取記録の処理については、一
般的に、装置の一方側面に設けられた挿入口から
挿入された磁気カードを取込んで搬送し、磁気ヘ
ツドで読取又は記録を行なつて後、挿入方向とは
反対方向に搬送して返却するようになつている。
又、磁気カード上に印字する場合には磁気ヘツド
でデータの読取又は記録をした後、更に続けて搬
送してプリンタで印字した後に、逆方向に搬送し
て排出するようになつている。
このような磁気カード読取記録装置では磁気ヘ
ツドでデータの読取又は記録をする場合、搬送路
として磁気ヘツドの後方にもカード長分lぐらい
のスペースを設けなければならない。そして、そ
の前方に連設したプリンタによつて印字する場合
にも、印字ヘツドより更に後方にカード長分lく
らいのスペースを必要とし、装置全体として長さ
2lの搬送路を余分に設けなければならず、装置が
大型化してしまつていた。又、直流モータを駆動
手段としてカードを搬送させると、印字のために
必要な桁位置毎にカード搬送を停止して印字しな
ければならず、正確な位置決めが困難であつた。
さらに、ステツプモータを駆動手段としてカード
を搬送させると、磁気ヘツドでの磁気ストライプ
部分の読取記録時に滑めらかな搬送ができず、信
号処理に影響が出る。このため、より小型で低価
格なモータを使用して、小型のカード読取記録装
置を開発するのは困難であり、データ読取記録部
と印字部のユニツトとを分けてそれぞれ直流モー
タ及びステツプモータで別個にカードを搬送する
ことにならざるを得なかつた。そのため、直流モ
ータによる読取記録部の搬送系とステツプモータ
による印字部の搬送系との間で、カードの受渡し
をスムーズに行なうことができなかつた。
すなわち、第3図はこのような従来のカード処
理装置の一例を示している。このカード処理装置
は、挿入された磁気カード101に対してデータ
の読取及び記録を行なうデータ読取記録部100
と、磁気カード101に必要な文字情報を印字す
る印字部200とが連設された構造となつてい
る。データ読取記録部100は3対の搬送ローラ
102,103,104を有しており、これら搬
送ローラ102〜104の各駆動ローラに巻回さ
れたベルト105によつて駆動されるようになつ
ており、搬送ローラ103には直流モータ106
がベルト107を介して結合されている。そし
て、搬送ローラ103の下方には磁気カード10
1に対してデータの読取及び記録を行なう磁気ヘ
ツド110が設けられている。又、印字部200
には、磁気カード101を搬送するための2対の
ローラ202及び203が設けられていると共
に、磁気カード101の表面に必要な文字情報を
印字するプリンタ201がローラ間に設けられて
おり、ローラ202にはステツプモータ204が
ベルト205を介して接続されて、プリンタ20
1の印字動作と同期して磁気カード101を搬送
するようになつている。
このような構成において、挿入された磁気カー
ド101に対するデータの読取及び記録は磁気ヘ
ツド110で行なわれるため、磁気カード101
の先端が印字部200に達しないように、ローラ
103及び104の間隔はカード長l相当となつ
ている。また、データ読取記録部100の前方に
設けられている印字部200においても、プリン
タ201で磁気カード101の後端部にも印字で
きるようにしておかなければならないので、プリ
ンタ201から前方にカード長lのスペースを設
けておく必要がある。
このように従来のカード処理装置では、データ
の読取及び記録を行なうデータ読取記録部100
と文字情報を印字する印字部200とが連設され
ているので、それぞれ少なくともカード長分lの
スペースが必要となり、装置が大型化してしまう
欠点があつた。又、印字後にデータの読取記録を
行なう場合や印字部200に搬入された磁気カー
ド101の後端部に印字する場合、磁気カード1
01をローラ104位置までステツプ駆動により
搬送しなければならず、その搬送に時間を要して
しまう欠点がある。さらに、搬送ローラ104と
ローラ202との間の磁気カード101の受渡し
が難かしく、制御も複雑となり、ジヤムの原因に
もなつていた。
(考案の目的) この考案は上述のような事情からなされたもの
であり、この考案の目的は、より小型で効率良く
データの読取及び記録を行なうことができ、更に
印字も行ない得るプリンタ付きカード処理装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この考案はプリンタ付きカード処理装置に関す
るもので、上記この考案の目的は、挿入されたカ
ードを取込んで搬送する搬送手段と、この搬送手
段を駆動する第1の駆動手段と、この搬送手段を
クラツチ手段を介して駆動する第2の駆動手段
と、前記第1の駆動手段によつて前記搬送手段で
搬送されるカードに対してデータの読取又は記録
を行なう読取記録手段と、前記第2の駆動手段に
よつて前記搬送手段が駆動されているときに、搬
送されるカードに対してデータの印字を行なう印
字手段とを設け、前記読取記録手段及び印字手段
を前記搬送手段の搬送経路中に設けることによつ
て達成される。
(考案の作用) 挿入された磁気カード等のカードを取込んで搬
送する搬送手段を、直流モータで駆動して読取記
録手段によりデータの読取又は記録を行なうと共
に、前記搬送手段の搬送経路中に印字手段を配置
して、ステツプモータをクラツチ手段を介して前
記搬送手段に接続し、前記ステツプモータを駆動
してカードを搬送させながら印字するようにして
いる。
(考案の実施例) 第1図Aはこの考案の一実施例の平面構成を示
しており、同図Bはその側面構造を示している。
磁気カード1は挿入口2から挿入されるように
なつており、挿入口3の近傍には開閉するシヤツ
タ3が設けられている。装置内には3個の搬送ロ
ーラ4,5,6が所定の間隔に配置されて設けら
れており、各搬送ローラ4〜6の下方には弾性バ
ネによつてそれぞれ上下動可能なフリーローラ4
A,5A,6Aが当接して設けられており、搬送
ローラ4〜6の各駆動軸4B〜6Bの一端にはそ
れぞれ駆動ローラ7,8,9が結合されている。
そして、駆動ローラ7及び8の間にはベルト10
が巻回され、駆動ローラ8及び9の間に搬送ベル
ト11が巻回され、駆動軸5Bの他端部には駆動
ローラ12が設けられ、駆動軸6Bの他端部には
電磁クラツチ13が結合されている。駆動ローラ
12には直流モータ20がベルト21を介して結
合され、電磁クラツチ13の駆動部にはベルト2
3を介してパルスモータ22が結合されている。
搬送ローラ5及び6の間には磁気カード1の表面
に文字情報を印字するためのプリンタ30が設け
られており、搬送ローラ5及び駆動ローラ12の
間の下方部には磁気カード1のデータを読取つた
り、データを記録したりするための磁気ヘツド4
0が設けられ、その上方には磁気カード1を磁気
ヘツド40に適当な押圧力で押圧するための対向
ローラ41が設けられている。更に、挿入口2の
近辺内部には磁気カード1の挿入を検知するため
のセンサS1が設けられ、搬送ローラ4及び5の
間には挿入された磁気カード1の長さをセンサS
1と協働してチエツクするためのセンサS2が設
けられている。又、磁気ヘツド40の入力側に
は、磁気カード1を検知して磁気ヘツド40を作
動させるためのセンサS3が設けられ、磁気ヘツ
ド40の出力側でプリンタ30の入力側には、磁
気カード1を検知してプリンタ30を作動させる
ためのセンサS4が設けられている。これらセン
サS1〜S4は、たとえば発光素子及び受光素子
の対で成つている。
このような構成において、その動作を第2図A
〜Cのタイムチヤートを参照して説明する。
先ず、通常はシヤツタ3が開口されていると共
に、電磁クラツチ13はオフされており、搬送ロ
ーラ4〜6は直流モータ20で駆動されるように
なつている。
このような状態において、磁気カード1が挿入
口2から挿入されると、その挿入がセンサS1で
検知されることによつて直流モータ30が駆動さ
れ(時点t1)、磁気カード1がM方向に搬送され
て内部に取込まれ、シヤツタ3が閉されて次のカ
ードが挿入できないようにすると共に、センサS
2の検知によつて磁気カード1の長さがチエツク
される。長さがOKの場合には磁気カード1は更
に内部に取込まれ、センサS3が磁気カード1を
検出した時から磁気ヘツド40によるデータの読
出しが開始される(時点t2)。磁気カード1の磁
気ストライプ部に記録されているデータが読出さ
れると、直流モータ20を逆転して磁気カード1
を一旦N方向に搬送して後再度M方向に搬送して
(時点t3)、磁気ヘツド40で磁気ストライプ部に
必要なデータの書込みを行なう。
このようなデータの書込みが終了すると、再度
直流モータ20を逆転させてN方向に搬送した後
再度M方向に搬送して(時点t4)、磁気ストライ
プ部に記録されたデータの読取りを行なつて正常
に記録されているかのデータの確認を行なう。こ
のようなデータのチエツクが終了した後(時点
t5)、さらにM方向に搬送して磁気カード1をプ
リンタ30に受渡すと共に、電磁クラツチ13を
オンし(時点t6)、更にセンサS4が磁気カード
1を検出した時からプリンタ30を作動させるこ
とによつて(時点t7)、磁気カード1に文字情報
を印字する。この印字は、ステツプモータ22を
駆動することによつてベルト23、電磁クラツチ
13、駆動軸6Bを介して搬送ローラ6で磁気カ
ード1を搬送しながら、その搬送に同期させなら
が行なう。プリンタ30による印字が終了した後
にパルスモータ22を逆転すると共に(時点t8)、
その逆転終了後に電磁クラツチ13をオフし(時
点t9)、更に直流モータ20を逆転させて(時点
t10)、処理の終了した磁気カード1を挿入口2か
ら返却して動作を終了する。
尚、上述の実施例では搬送ローラ5及び6の間
にプリンタ30を設けているが、プリンタ30の
位置はローラ4及び5の間に設けることも可能で
あり、駆動手段は直流モータ20及びステツプモ
ータ22に限られるものではなく、他のモータを
用いることも可能である。さらに、上述の実施例
では磁気カードに対するデータの読取及び記録を
例に挙げたが、ICカードや光カード等にも同様
に適用することができる。さらに又、上述では挿
入口よりカードを返却するようにしているが、両
側に挿入口を設け、両側より挿入及び返却を行な
うようにしても良い。
(考案の効果) 以上のようにこの考案のプリンタ付きカード処
理装置によれば、データの読出及び記録処理と印
字処理とを同一のローラ搬送系で行なつているた
め、読出及び記録から印字処理への切替えをモー
タのオン・オフ及び電磁クラツチのオン・オフに
よつて行なうことができ、複雑な同期合せは不要
になり、ジヤムの原因も無くなる。又、読出記録
処理の搬送路と印字の搬送路とが重なつているた
め、カード最終印字位置が従来装置と比べてカー
ド1枚分以上短かくなり、大きさが小さくなり処
理時間も小さくなる利点がある。更に、印字と送
り機構が独立しているため、プリンタが容易に取
り外し可能となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの考案の一実施例を示す平面構造
図、同図Bはその側面構造図、第2図A〜Cはこ
の考案の動作例を示すタイムチヤート、第3図は
従来のカード処理装置の一例を示す構造図であ
る。 1……磁気カード、4〜6……搬送ローラ、7
〜9,12……駆動ローラ、10,11,21,
23……ベルト、20……直流モータ、22……
パルスモータ、30……プリンタ、40……磁気
ヘツド、S1〜S4……センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入されたカードを取込んで搬送する搬送手段
    と、この搬送手段を駆動する第1の駆動手段と、
    前記搬送手段をクラツチ手段を介して駆動する第
    2の駆動手段と、前記第1の駆動手段によつて前
    記搬送手段で搬送されるカードに対してデータの
    読取又は記録を行なう読取記録手段と、前記第2
    の駆動手段によつて前記搬送手段が駆動されてい
    るときに搬送されるカードに対してデータの印字
    を行なう印字手段とを設け、前記読取記録手段及
    び印字手段を前記搬送手段の搬送経路中に設けた
    ことを特徴とするプリンタ付きカード処理装置。
JP4041287U 1987-03-19 1987-03-19 Expired - Lifetime JPH054131Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4041287U JPH054131Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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JP4041287U JPH054131Y2 (ja) 1987-03-19 1987-03-19

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Publication Number Publication Date
JPS63149456U JPS63149456U (ja) 1988-10-03
JPH054131Y2 true JPH054131Y2 (ja) 1993-02-01

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ID=30854481

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