JPH0633252U - 切符印刷装置 - Google Patents
切符印刷装置Info
- Publication number
- JPH0633252U JPH0633252U JP7349992U JP7349992U JPH0633252U JP H0633252 U JPH0633252 U JP H0633252U JP 7349992 U JP7349992 U JP 7349992U JP 7349992 U JP7349992 U JP 7349992U JP H0633252 U JPH0633252 U JP H0633252U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 誤購入券が複数枚同時に挿入されても、その
複数枚であることを検知して挿入口に返却して装置の故
障を未然に防止すること。 【構成】 誤購入券を処理することの出来る切符印刷
装置において、挿入口より挿入された複数枚の誤購入券
1を、シェルローラクラッチ5B内蔵のタッチローラ5
Aと搬送ベルト7の摩擦を利用してずらす手段と、誤購
入券1が複数枚であることを検知する手段14、15
と、該複数枚の誤購入券1を前記挿入口から外部へ排出
する手段7、10とを具備するように構成した。
複数枚であることを検知して挿入口に返却して装置の故
障を未然に防止すること。 【構成】 誤購入券を処理することの出来る切符印刷
装置において、挿入口より挿入された複数枚の誤購入券
1を、シェルローラクラッチ5B内蔵のタッチローラ5
Aと搬送ベルト7の摩擦を利用してずらす手段と、誤購
入券1が複数枚であることを検知する手段14、15
と、該複数枚の誤購入券1を前記挿入口から外部へ排出
する手段7、10とを具備するように構成した。
Description
【0001】
本考案は、切符印刷装置に関し、特に誤購入された切符(誤購入券)を扱うこ とが出来る切符印刷装置に関する。
【0002】
従来、この種の装置においては、旅客が誤つて購入した切符を切符発行口に挿 入すると誤購入券検知器によってモータが時計方向へ回転し、切符はタッチロー ラと搬送ベルトに挟持されて、次のエンコードユニット側へ搬送され、そこで切 符に記録された磁気情報を読み取り清算処理が行われていた。 即ち、図2の(A)及び(B)に平面図及び側面図で示すような誤購入された 切符を取り扱うことの可能な切符印刷装置が知られている。図2(A)及び(B )において、誤購入券としての切符1は誤購入検知器2を通過してロアーガイド 3に沿って進行し、スプリング4でベルト側に付勢されたタッチローラ5とプー リ6とに挟持されて送り出され、図面上時計方向に回る搬送ベルト7に乗って搬 送される。 ロアーガイド3及びアッパーガイド8は対をなしてベルト7に沿って設けられ 切符1を誘導しながら搬送する。プーリ9はモータ10に直結されたプーリであ ってベルト7を駆動するためのものである。モータ10は制御装置(図示しない )によって制御される。一対をなすプーリ11A及び11Bは互いに常時係合し て切符を挟持・搬送する。尚、スプリングストツパ12はスプリング4の固定端 を係止するものであり、プーリ13はベルト7に接触して切符1の円滑な搬送を 援助するものである。
【0003】
このような従来の装置において、複数枚の誤購入券が同時に挿入されると、枚 数判定手段が出来ないため、そのまま機械内部に搬入されてしまい装置の故障を 招く恐れがあるという問題点があった。本考案は、上記課題(問題点)を解決す るようにした切符印刷装置を提供することを目的とする。
【0004】
本考案は、上記した従来技術の課題を解決するために、挿入口より挿入された 複数枚の誤購入券を、シェルローラクラッチ内蔵のタッチローラと搬送ベルトの 摩擦を利用してずらして誤購入券が複数枚であることを検知し、該複数枚の誤購 入券を前記挿入口へ戻し排出するように構成した。 この場合、前記誤購入券が複数枚であることを検知する手段が、1枚の切符の 縦長さよりも僅かに長い距離だけ離して設けられた一対の切符長さ検知器である ようにすることができる。 また、前記切符長さ検知器が、光学的又は磁気的に切符端部を検知する装置と することができる。
【0005】
複数枚の誤購入券が挿入されたとき、まず誤購入券を摩擦を利用して相互にず らした後、所定の間隔で設けられた一対の長さ検知器を通過させることによって 誤購入券であることを判断し、その結果複数枚の誤購入券を、搬送ベルトを逆回 転させることにより挿入口へ返却し外部へ排出する。
【0006】
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して詳細に述べる。 図1の(A)及び(B)は、本考案に係る一実施例としての切符印刷装置の平 面図及び側面図である。図1において、図2に示した従来例と相違するのはタッ チローラが公知のシェルローラクラッチ内蔵のものであることと、一対の長さ検 知器が設置された点である。それ以外の部品は図2で述べたものと同等であるの で、図2と同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0007】 通常発券時には、搬送ベルト7は時計方向に回転し、タッチローラ5Aは切符 を挟んで発券口から排出するために反時計方向に回転し、旅客が切符を取り出し 易いように旅客側へ所定寸法だけ送り出して挟んだそのままで停止する。 誤購入された切符を旅客が投入口に1枚だけ挿入した場合には、誤購入検知器 2が誤購入券であることを検知するので、搬送ベルト7は反時計方向に逆転し、 タッチローラ5Aによって送られ、また搬送ベルト7によって切符1はエンコー ダ装置(図示しない)へ搬送される。
【0008】 旅客が2枚以上の誤購入券を同時に挿入した場合には、誤購入検知器2からの 出力により搬送ベルト7は時計方向に回転する。このとき、シェルローラクラッ チ5B内蔵のタッチローラ5Aが逆転(反時計方向回転)しないため、重なって 挿入された切符の最も下方の切符だけが搬送ベルト7との摩擦力により取り込み 側へ搬送される結果、複数枚切符間にずれが生じる。このようにずれた状態で複 数枚切符が搬送されると、第1長さ検知器14と所定の間隔を置いて設けられた 第2長さ検知器15に到達し、その到達が第2長さ検知器15によって検知され たとき、第1長さ検知器14が切符の後端部を検知したとすれば、正規の切符縦 長よりも長いことが判断され、切符以外の物体かまたは複数枚の切符と判断し、 その時点で搬送ベルト7を反時計方向に逆転し、それによって複数枚の切符は旅 客側へ返却される。第1長さ検知器14と第2長さ検知器15との距離は、切符 1枚の縦長よりも僅かに長いものに設定する。この長さ検知器14及び15のそ れぞれは、発光ダイオードと受光素子とから構成される光学的に切符の端部を検 知するものであってもよく、または磁力線を放射する素子とその磁力線を検知す る素子とから構成される磁気的に切符の端部を検知する装置であっても良い。
【0009】
以上述べたように、本考案によれば誤購入券が複数枚挿入されても、エンコー ド読み取り部に入る前に、誤購入券の複数枚が検知されて、挿入口へ返却・排出 される。その結果、内部装置の故障を未然に防止することが可能となる。
【図1】本図(A)及び(B)は夫々本考案の一実施例
を示す平面図及び側面図である。
を示す平面図及び側面図である。
【図2】本図(A)及び(B)は夫々従来の切符印刷装
置を示す平面図及び側面図である。
置を示す平面図及び側面図である。
1:切符 2:誤購入検知器 5A:タッチローラ 5B:シェルローラクラッチ 6:プーリ 7:搬送ベルト 14:第1長さ検知器 15:第2長さ検知器
Claims (3)
- 【請求項1】 誤購入券を処理することの出来る切符印
刷装置において、挿入口より挿入された複数枚の誤購入
券を、シェルローラクラッチ内蔵のタッチローラと搬送
ベルトの摩擦を利用してずらす手段と、誤購入券が複数
枚であることを検知する手段と、該複数枚の誤購入券を
前記挿入口から外部へ排出する手段とを具備することを
特徴とする切符印刷装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記誤購入券が複数
枚であることを検知する手段が、1枚の切符の縦長さよ
りも僅かに長い距離だけ離して設けられた一対の切符長
さ検知器であることを特徴とする切符印刷装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記切符長さ検知器
が、光学的に切符端部を検知する装置であることを特徴
とする切符印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7349992U JP2597504Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 切符印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7349992U JP2597504Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 切符印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633252U true JPH0633252U (ja) | 1994-04-28 |
JP2597504Y2 JP2597504Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13520013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7349992U Expired - Lifetime JP2597504Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 切符印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597504Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007026153A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 券類排出装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5265000A (en) * | 1975-11-26 | 1977-05-28 | Takamisawa Cybernetics | Device for feeding ticket and the like |
JPH03147089A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-24 | Omron Corp | 自動券売機の券放出装置 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP7349992U patent/JP2597504Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5265000A (en) * | 1975-11-26 | 1977-05-28 | Takamisawa Cybernetics | Device for feeding ticket and the like |
JPH03147089A (ja) * | 1989-11-01 | 1991-06-24 | Omron Corp | 自動券売機の券放出装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007026153A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 券類排出装置 |
JP4629522B2 (ja) * | 2005-07-19 | 2011-02-09 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 券類排出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597504Y2 (ja) | 1999-07-05 |
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Legal Events
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