JPH035963Y2 - - Google Patents

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JPH035963Y2
JPH035963Y2 JP1983104400U JP10440083U JPH035963Y2 JP H035963 Y2 JPH035963 Y2 JP H035963Y2 JP 1983104400 U JP1983104400 U JP 1983104400U JP 10440083 U JP10440083 U JP 10440083U JP H035963 Y2 JPH035963 Y2 JP H035963Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は磁気カード金額券を用いる有料道路の
料金収受装置に関するものである。
従来より有料道路の料金収受システムに於い
て、磁気カード方式の通行券が使用されており、
この方式の一例としては、特開昭54−88200号公
報にも示されている。本通行券は料金所入口ゲー
トに設置された通行券処理機によつて料金所入口
番号、及び当該車両の車種等必要な情報が磁気記
録及び印字がなされ、発行され、収受員の利用者
に手渡している。利用者は料金所出口ゲートで収
受員に本通行券を手渡し収受員は出口ゲートに設
置された通行券処理機に本通行券を挿入すること
により、磁気情報が読取られ通行料金が自動的に
計算される。この様な通行券利用方式の場合、通
行券は1回限りの使用となつている。これら1回
限りの磁気通行券に対し、第1図に示す様に磁気
通行券と同一形状、同一磁気ストライプ等同一仕
様とし、あらかじめ割引率(額)が定められ、利
用区間に限定されず多回数使用可能な便利な磁気
カード金額券2が考えられている。即ち、ある料
金額に相当する価値を与えておき(例えば1万円
とか10万円等)その磁気情報等を磁気記録したも
のであり、従来の出口ゲートの通行券処理機で磁
気通行券同様、処理可能なものである。この利用
法は料金所出口で利用者が通行券と共に収受員に
差出し、収受員が通行券処理機にまず通行券を挿
入し、入口料金所番号車種等の磁気情報を読取
る。その後本金額券を同通行券処理機に挿入し、
金額券上に記録されている残金額から当該料金が
減額され、その減額された後の残額が磁気記録さ
れ排出される。利用者はその金額券を受取り、再
利用することになる。そし残額がゼロかマイナス
になつた時は当金額券は本処理機内に収納され、
収受員は不足金額を利用者から徴収することにな
る。
ところで、この金額券は利用される毎に残額が
更新され金額券上に磁気記録されていくわけであ
るが、出口ゲートで通行券処理機で処理される
際、処理機の読取りエラー又は券詰り等の読取り
異常が発生すると残額が判らず又、収受員側すな
わち道路公社等でも当該金額券の履歴データがな
く利用者との間でトラブルをおこしかねない。
これらの一解決法として、金額券上に新残額を
その都度印字していくことが考えられるが、券紙
の大きさの制限より全て履歴をとつていく程スペ
ースがない。又、磁気カード金額券は多回数使用
による汚損がさけられず、これが処理機のトラブ
ルの原因となりやすい等の欠点があつた。
本考案は上記事情に鑑みて成されたもので、有
料道路の出口ゲートに設置される料金収受装置に
おいて、入口ゲートで発行され通行料算出情報を
記録した磁気カード通行券と、金額情報を記録し
た磁気カード金額券との両記録情報を読み取る読
み取り部と、同読み取り部の読み取り結果に基づ
き該金額券の金額情報に残金を有するとき、同残
金情報を磁気記録した磁気カード金額券を新に発
行する発行部とを有してなることを特徴とするも
のに係り、このように構成された本考案によれ
ば、出口ゲートで金額券処理の際当該処理金額券
をその都度収受装置内に収納し、回収すると共に
新残額を記録した新金額券を同収受装置で発行し
うるようにしているので、上記したような金額券
読取り異常の際の利用者とのトラブルを未然に防
止することができるものである。
以下、本考案の一実施例について第1図〜第4
図及び第1表を参照しながら説明する。
第2図は通行券1及び金額券2を処理する通行
券処理機の平面断面図を示す。図において、21
は料金所入口ゲートで発行される通行券1あるい
は料金所出口ゲートで発行される新金額券のホツ
パーで、同ホツパー21内の通行券あるいは新金
額券が繰り出しローラ211によつて1枚ずつ搬
送ガイド25及び25′の間へ送り出されるよう
になつている。
通行券1あるいは新金額券をホツパー21から
送出する場合には通常2枚送り防止機構、例えば
ホツパー21の出口に通行券1の1枚分の間隔を
隔てて配設したゲートを有する2枚送り防止機構
を有するが、周知のため図示を省略している。
又、搬送ガイド25及び25′には周知の搬送ロ
ーラが設けられているが、これも図示を省略して
いる。
215,215′及び215″は通行券1を処理
する場合はそれぞれ通行券1の磁気ストライプ部
(図示せず)に磁気記録された情報を読む読み取
りヘツド,入口ゲートでの入口情報(車種,イン
ターチエンジ番号、時刻等)を磁気記録として書
く書き込みヘツド及び磁気ストライプ部に書き込
まれた磁気記録情報を読む読み取りヘツドであ
る。
出口ゲートで使用される金額券2を処理する場
合、215は金額券2の磁気ストライプ部2aに
磁気記録された情報(金額,有効期限,発行場所
等)を読む読み取りヘツド、215′は同ストラ
イプ部2aに前記通行券1の出口情報をもとに計
算された残金額情報を書き込む、書き込みヘツ
ド、215″は同ストライプ部2aに書き込まれ
た情報を読む、読み取りヘツドとなる。216,
216′及び216″は前記各磁気ヘツド215,
215′及び215″にそれぞれ対応したパツトロ
ーラを示し、前記通行券1及び金額券2の磁気ス
トライプ部を前記各磁気ヘツドに押し付ける役目
を有している。217は通行券1の印字ゾーン
(図示せず)及び金額券2の印字ゾーン2bに印
字する印字ヘツドを示す。本実施例の場合には搬
送ドラム214が印字プラテンを兼ねている。
22は搬送ガイド27,27′の間を搬送ロー
ラ(図示せず)により送られてきた通行券1ある
いは使用済みの金額券2を収納するためのスタツ
カーを示し、28,28′は通行券1あるいは残
金額のある金額券2を搬送ローラ(図示せず)と
ともに排出口24へ導くための搬送ガイドを示
し、218は搬送されてきた通行券1あるいは金
額券2をスタツカー22か排出口24へ振り分け
るためのフラツパーを示す。フラツパー218が
図示の実線位置にあれば通行券1あるいは金額券
2又は新金額券は排出口24に又、点線位置にあ
れば、スタツカー22に進むことになる。
第3図は第2図のX−O−Y線に沿つた縦断面
図を示す。同図に示すように、通行券1あるいは
金額券2は搬送ベルト213とドラム用軸220
により、支持された搬送ドラム214とによつて
挾持され、第2図の矢印方向に搬送される。この
とき、通行券1あるいは金額券2の磁気ストライ
プ部が前記読み取りヘツド215とパツドローラ
216との間、書き込みヘツド215′とパツド
ローラ216′との間及び読み取りヘツド21
5″とパツドローラ216″との間をそれぞれ通過
して、読み取り及び書き込みが行なわれるように
なつている。
又、通行券1あるいは金額券2が印字ヘツド2
17の位置に達すると、通行券1の印字ゾーン
(図示せず)あるいは金額券2の印字ゾーン2b
が第3図に示すように印字ヘツド217と搬送ド
ラム214との間を通過して印字が行なわれるよ
うになつている。
第4図は本料金収受システムの制御ブロツク図
を示す。3は通行券処理機を示す。41はホツパ
ー機構を示し、主にホツパー21及び繰り出しロ
ーラ等より構成される。43は搬送機構を示し、
プーリ212,搬送ベルト213,搬送ドラム2
14及び図示しない搬送ローラ,カード位置検出
センサー,ベルト駆動プーリ,モータ等より構成
される。
44は主として搬送系の制御を行なう搬送制御
部を示し、ホツパー機構41,通行券及び金額券
の挿入機構42,搬送機構43及びフラツパー2
18の制御を行なう。
45は主として通行券1あるいは金額券2に対
する磁気記録及び印字記録を制御する情報制御部
であり、搬送制御部44に接続されるとともに、
中央処理部49にも通行券1あるいは金額券2等
の必要情報を送る。
46は収受員とのマンマシンインターフエース
であるキーボード表示部を示し、搬送制御部44
及び情報制御部45に接続されている。
中央処理部49は、通行券処理機全体の制御を
行なうもので、情報制御部45からの必要情報を
受け取り、同時に必要情報を記録する。
第1図は金額券2の例を示したもので、磁気ス
トライプ部2aに磁気情報が、印字ゾーン2bに
印字情報がそれぞれ記録されれようになつてお
り、同印字ゾーン2bと磁気ストライプ部2aと
の間には、同金額券2の価値、即ち金額があらか
じめ印刷されている。
次に上記構成による作用について説明する。
金額券2を持参する通行車両が、有料道路の料
金所入口に進入(金額券2は予め、料金所等で利
用者が購入するものとする。)し、図示しない車
種判別装置の設置位置を通行車両が通過すれば、
該車両の車種情報が中央処理部49を経て通行券
処理機3の情報制御部45へ信号が送出される。
収受員はキーボード表示部46の車種キー(図示
せず)を押圧することにより、搬送制御部44の
作用によつて、通行券ホツパー21から繰り出し
ローラ211の回動により通行券1が搬送ベルト
213と搬送ドラム214に挾持されて各磁気ヘ
ツド215,215′,215″及び印字ヘツド2
17の作用により、前記車両の車種情報及び、そ
の他必要情報が記録された通行券1が搬送ガイド
28,28′間を通過して排出口24から排出さ
れる。排出後、該通行券1は収受員より通行者に
手渡される。
通行者は料金所出口に到達すれば、料金所入口
で受取つた通行券1及び予め所有していた金額券
2を収受員に手渡す。収受員は先ず最初に通行券
1を通行券処理機3に挿入する。通行券1を通行
券挿入口23から挿入すると、フオトセンサー2
19,219′が該通行券1を検出し、フイード
ローラ210,210′が回動し、搬送ガイド2
6,26′を通過して搬送ベルト213と搬送ド
ラム214に挾持され読み取りヘツド215を通
過後、書き込みヘツド215′で通行券1に必要
情報が書き込まれ、読み取りヘツド215″によ
つて通行券情報が読み取られ、更に印字ヘツド2
17で必要情報が通行券1に印字された後、スタ
ツカ22に収納される。
前記読み取りヘツド215″で読み取られた通
行券情報は情報制御部45を経て、中央処理部4
9に記憶される。
収受員は次に金額券2を前記通行券処理機3に
挿入する。前記の通行券1と同じように、金額券
2を通行券挿入口23から挿入すると、フオトセ
ンサー219,219′が該金額券2を検出して
フイードローラ210,210′が回動し、搬送
ガイド26,26′を通過して搬送ベルト213
と搬送ドラム214に挾持され、読み取りヘツド
215を通過し、書き込みヘツド215′で金額
券2に金額情報等の必要情報が書き込まれる。な
お、先に通行券情報が中央処理部49に記憶され
ているため、金額券2に予め書き込まれている金
額情報αは通行券1に書き込まれた通行料金額情
報βだけ減算され残金額情報γ=α−βが金額券
2の磁気ストライプ部2aに磁気記録されること
になる。次に、印字ヘツド217によつて、金額
券2の印字ゾーン2bにチエツクマークが付され
る。又、金額券2の残金額γがマイナスになれ
ば、不足金額(残金額のマイナス値)が金額券2
の磁気ストライプ部2aに磁気記録され、同時に
金額不足であることが印字ゾーン2bにチエツク
マークで印字された後スタツカ22に収納され
る。
これら、残金額のチエツク終了後、収受員がキ
ーボード表示部46に設けた金額券確認釦(図示
せず)を押圧すると、金額表示がなされ、金額券
2に残金額がある場合には、ホツパー21内に収
納されている新金額券が前述の料金所入口での通
行券1の発行と同じ手順で発行される。
即ち、搬送ガイド25,25′及び読み取りヘ
ツド215を経て、書き込みヘツド215′で新
残額が磁気ストライプ部に磁気記録され、読み取
りヘツド215″で記録内容を確認後、印字ヘツ
ド217で前記新残額、発行年月日、場所等の情
報が印字ゾーンに印字され排出口24より排出さ
れ利用者に手渡される。
以上詳述したように本考案は金額券の使用ごと
に、新残額を記録した新金額券を発行することに
より、従来の単一金額券の再使用による種々の不
具合を解消した料金収受装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は金額券を示す平面図、第2図は通行券
及び金額券を処理する通行券処理機を示す平面断
面図、第3図は第2図のX−O−Y線に沿つた縦
断面図、第4図は料金収受システムの制御ブロツ
ク図である。 1……磁気通行券、2……磁気カード金額券、
2a……磁気ストライプ部、2b……印字ゾー
ン、3……通行券処理機、21……ホツパー、2
2……スタツカ、23……通行券挿入口、24…
…通行券排出口、25,25′……搬送ガイド、
26,26′……搬送ガイド、27,27′……搬
送ガイド、28,28′……搬送ガイド、41…
…ホツパー機構、42……通行券及び金額券の挿
入機構、43……搬送機構、44……搬送制御
部、45……情報制御部、46……キーボード表
示部、47……中央処理部、210,210′…
…フイードローラ、211……繰り出しローラ、
212……プーリ、213……搬送ベルト、21
4……搬送ドラム、215……読み取りヘツド、
215′……書き込みヘツド、215″……読み取
りヘツド、216,216′,216″……パツド
ローラ、217……印字ヘツド、218……フラ
ツパ、219,219′……フオトセンサ、22
0……ドラム用軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有料道路の出口ゲートに設置される料金収受装
    置において、入口ゲートで発行され通行料算出情
    報を記録した磁気カード通行券と、金額情報を記
    録した磁気カード金額券との両記録情報を読み取
    る読み取り部と、同読み取り部の読み取り結果に
    基づき該金額券の金額情報に残金を有するとき、
    同残金情報を磁気記録した磁気カード金額券を新
    に発行する発行部とを有してなることを特徴とす
    る有料道路の料金収受装置。
JP1983104400U 1983-07-05 1983-07-05 有料道路の料金収受装置 Granted JPS6016259U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983104400U JPS6016259U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 有料道路の料金収受装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983104400U JPS6016259U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 有料道路の料金収受装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6016259U JPS6016259U (ja) 1985-02-04
JPH035963Y2 true JPH035963Y2 (ja) 1991-02-15

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ID=30245159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983104400U Granted JPS6016259U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 有料道路の料金収受装置

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JP (1) JPS6016259U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5071393A (ja) * 1973-10-24 1975-06-13
JPS5488200A (en) * 1977-12-26 1979-07-13 Toshiba Corp Toll receiver in toll roads

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5071393A (ja) * 1973-10-24 1975-06-13
JPS5488200A (en) * 1977-12-26 1979-07-13 Toshiba Corp Toll receiver in toll roads

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6016259U (ja) 1985-02-04

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