JPH10315588A - 通帳処理装置 - Google Patents

通帳処理装置

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JPH10315588A
JPH10315588A JP12826197A JP12826197A JPH10315588A JP H10315588 A JPH10315588 A JP H10315588A JP 12826197 A JP12826197 A JP 12826197A JP 12826197 A JP12826197 A JP 12826197A JP H10315588 A JPH10315588 A JP H10315588A
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JP
Japan
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passbook
printing
dealing
density
ink ribbon
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Pending
Application number
JP12826197A
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English (en)
Inventor
Yoshio Fukutome
善雄 福留
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、従来の通帳プリンタユニット
で発生している、前回の取引終了時の印字において、イ
ンクリボンのインク切れによる濃度の薄い印字が原因
で、新規取引を行えない事態となる。 【解決手段】本発明は、通帳処理装置において、通帳の
印字すべきページ,行を検出するための読み取り装置に
より、印字手段によって印字した文字の最終行の印字濃
度を読み取り、印字濃度の変化を監視するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば現金自動
取引装置に搭載される通帳取引装置に係り、通帳の取引
内容印字後の印字濃度を均一にすることを可能とする通
帳処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、現金自動取引装置において使用さ
れている冊子類処理装置としての通帳プリンタユニット
は、特開平2−201593 号公報に示すように、開いた状態
で受け入れた通帳の頁マーク,印字済み行等を、センサ
で読み取り、この読み取り情報に基づいて、未記入行に
未記入文の取引を印字するようになっている。また、特
開平5−131728 号公報に示すように印字後の文字濃度を
検出するものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、現金自動取引装
置の土,日の休日運用,一日当りの取り引き件数の増加
や無人店舗の増加に伴い、装置のノーダウン化が強く望
まれている。現金自動取引装置内にある通帳プリンタユ
ニットは、取引内容を印字手段で通帳に印字する際、正
常な濃度で印字されている記入済最終行をセンサで検知
すると、その次の行に新規取引内容を印字するが、印字
の濃度が薄かったりして正常な印字と判断できない場合
は、どの行まで正確な取引内容を印字してあるのか否か
が不確定となるため、通帳を使用した取引を受け付けな
いことになる。この原因の一つに印字用インクリボンの
インクが少なくなっていることがある。
【0004】つまり、前述のように著しい取り引き件数
の増加にある状況下、印字後に良好な印字濃度が失われ
ていることを検知していないため、前回の取引終了時の
印字において、インクリボンのインク切れによる濃度の
薄い印字が原因で、該装置あるいは他の装置での新規取
引を行えない事態となり、利用客が迷惑をこうむること
になる。
【0005】本発明の目的は、従来の通帳プリンタユニ
ットで発生している印字濃度の低下によるこの問題を解
決し、通帳による取引業務で利用客に迷惑をかけない、
安定な通帳処理装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通帳処理装置
において、通帳の印字すべきページ,行を検出するため
の読み取り装置により、印字手段によって印字した文字
の最終行の印字濃度を読み取り、印字濃度の検知結果の
変化を監視し、印字濃度が薄く基準値以下の場合は、こ
の検知結果を通帳制御部に送信し、インクリボンの交換
を通報するとともに、その後の通帳取引を行わないよう
にする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、通帳処理装置におい
て、通帳に該取引内容を印字終了後、印字濃度が薄い場
合には、次の新しい通帳取引を行わないので、利用客が
同通帳による別の取引の際、前回取引時の印字濃度不良
による取引不可能という事故を、未然に防止できる。ま
た、この印字濃度不良を検知することで、インクリボン
のインク切れや異常状態を装置自身で監視し、それを全
体の制御部に連絡することで、係員による早期のインク
リボン交換を促すこととなり、装置が良好な状態で稼働
することになる。
【0008】以下、本発明の実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、現金自動取引装置における各構成部
と通帳取扱い機構の各構成部の制御系との関係を示すブ
ロック図である。現金自動取引装置の本体制御部31
は、中央処理部30,リモートモニター部32とオンラ
インで接続されるとともに、現金自動取引装置1を構成
するカード,伝票制御部33,操作,表示制御部34,
通帳制御部35,紙幣取扱い機構制御部36等と接続さ
れている。磁気ストライプリーダ・ライタコントローラ
37は、通帳の裏表紙(または表紙)に貼付けされた磁
気ストライプMSの読み,書きを行う磁気ストライプリ
ーダ・ライタ42の動作および読み取りデータ,書き込
みデータの転送処理を制御するものである。
【0009】磁気ヘッド12は、通帳の搬送路途中に設
けてあり、前記磁気ストライプMSを読み取るものであ
る。磁気ヘッド12に対向する位置に設けたローラ13
は、ばね14を介して、搬送されてくる通帳を磁気ヘッ
ド12に押しつけるためのものである。読み取りセンサ
ーコントローラ38は、図4に示すような通帳の頁マー
クPM,印字済み行を示す星印SMの読み取り制御用コ
ントローラである。
【0010】前記各マークを光学的に読み取る読み取り
センサー28は、その出力信号を受け取る読み取り回路
44と読み取りセンサー28を移動させるセンサー移動
部43,その駆動用のパルスモータ48とともに、前記
読み取りセンサーコントローラ38に接続してある。通
帳搬送コントローラ39は、通帳Pの搬送を制御するも
のであり、パルスモータ49を制御部45を介して、正
転,逆転する。
【0011】プリンタコントローラ40は、通帳Pに取
引情報を印字するプリンタ46の制御用コントローラで
あり、印字ヘッド11への印字データ転送,パルスモー
タ50による印字ヘッド11の横方向移動等の主要な動
作を制御する。プラテン10は、前記印字ヘッド11に
対向する位置にあり、印字時に通帳Pを下から支持する
ものである。8は前面上扉、51は通帳挿入口、27は
通帳挿入口シャッター、17,18,19,20,2
1,22は搬送ローラである。
【0012】図3は該印字機構部の斜視図であり、案内
軸23,24上を移動する印字ヘッド取付け部材52,
印字ヘッド11,インクリボンカートリッジ25の構成
を示してある。図2には、現金自動取引装置の全体を示
してある。装置本体1内には、紙幣取扱い機構2,操作
ボタン,案内表示を有する操作部3,カードと伝票を取
扱うカード伝票取扱い機構4,通帳を取扱う通帳取扱い
機構5,入金,出金等の可能な取引業務を表示する案内
表示部6を設けてある。また、現金自動取引装置1内の
各機構の保守点検用として、前面下扉7,前面上扉8,
後面扉9が、専用の鍵を利用して開閉できるように設け
てある。
【0013】次に入金取引を例として、本発明の通帳処
理動作を説明する。利用客が、操作部3を操作して、入
金取引を選択すると、表示,操作制御部34の信号に基
づいて本体制御部31は、通帳制御部35に通帳の処理
動作に入る信号を送る。通帳取扱い機構5は、利用客が
通帳Pを通帳挿入部51に挿入すると、これを図示しな
いセンサーで検知して通帳挿入口シャッター27を上方
に移動させるともに、搬送用パルスモータ49で通帳P
を通帳取扱い機構5内部に取り込む。搬送路途中に設け
た磁気ヘッド12は、通帳Pが該磁気ヘッド上を通過す
る時、通帳に貼付けされている磁気ストライプMSを読
み取る。
【0014】前記磁気ストライプMSに記憶されている
口座番号や頁マークPM,印字済み行マークSMの読み
取り位置指定データ等を、磁気ストライプリーダ・ライ
タ42で読み取り、これらの情報は磁気ストライプリー
ダ・ライタコントローラ37を介して通帳制御部35に
送られる。頁マークPM,印字済み行マークSMの読み
取り位置指定データに従い、読み取りセンサーコントロ
ーラ38によりセンサー移動部43をパルスモータ48
で、前回取引内容の印字行位置に移動させると、読み取
りセンサー28は該印字行の印字済み行マークSMを読
み取り回路44で読み取る。この時、前回取引内容の印
字行にもかかわらず、図4に示すように印字済み行マー
クSMの印字濃度が十分でないときは、前回取引内容の
印字行と正確に判断できないので、通帳に異常があると
して利用客に通帳を返却して取引を中止する。
【0015】一方、読み取りセンサー28,読み取り回
路44での印字済み行マークSMの印字読み取り結果
が、正常状態にあればその信号は、読み取りセンサーコ
ントローラ38,通帳制御部35を介して本体制御部3
1に送られる。
【0016】次に、本体制御部31は、カード,伝票制
御部33,表示制御部34,通帳制御部35,紙幣取扱
い制御部36等にそれぞれ次の処理に入るように信号を
送る。例えば、表示制御部34は、利用客に紙幣の入金
処理動作の説明を操作部に表示し、紙幣取扱い制御部3
6は、紙幣入金口を開き、入金口への紙幣の投入が行わ
れれば、これらを計数するという処理を行う。紙幣取扱
い機構2で処理した金額と利用客が投入した金額が一致
し、これを利用客が確認して、入金計数が確定すると、
本体制御部31からの命令で通帳制御部35は、この入
金取引を通帳に印字する動作にはいる。
【0017】通帳搬送コントローラ39の命令によっ
て、駆動部45,パルスモータ49は、前回取引内容の
印字行の次の行に本取引内容を印字するため、通帳を印
字ヘッドの位置まで搬送して停止する。そこで、プリン
タコントローラ40が、前記取引内容を通帳に印字する
命令を、プリンタ46,パルスモータ50に送ることに
よって、印字動作を行う。印字動作において、パルスモ
ータ50は、図3に示すように、印字ヘッド11,イン
クリボンカートリッジ25を取り付けてある印字ヘッド
取付け部材52を、案内軸23,24に沿って左右に移
動させる。
【0018】その後、読み取りセンサ28で印字後の濃
度を検知,読み取る。印字後の濃度が十分に濃く、許容
範囲内にある正常な場合は、取引内容印字終了ととも
に、通帳は通帳搬送コントローラ39によって、通帳挿
入口51に送り返されて、利用客が受け取れる位置まで
戻り、これを利用客が受け取ると取引が終了する。
【0019】また、前記読み取り装置による印字後の文
字濃度の検知結果が、前記読み取り装置で良好と判断で
きない印字濃度基準値に近づいてくると、インクリボン
の交換を通帳制御部に通報することで、印字後の濃度が
基準値以下となることを防止できる。しかし、なんらか
の理由で印字後の濃度が許容範囲以下の薄くなった場合
は、利用客に通帳を返却し、通帳取引ができないことを
利用客に表示,案内して取引を終了する。
【0020】このような印字状態になるのは、インクリ
ボンのインクが薄くなっていることが原因であるため、
本状態を検知すると前記の動作と同時に、インクリボン
の交換を促す警報を、通帳制御部35から本体制御部3
1に伝え、リモートモニター部32に送る。この動作に
よってインクリボンが交換されなければ、新たな通帳を
取り扱う取引を停止する。この警報によって、銀行の係
員はインクリボンの交換時期を失うことがなくなり、取
引内容の印字不良が原因による通帳取引の事故を防止で
きる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、取引内容を通帳に印字
する際に、印字直後の文字の濃淡を読み取りセンサーで
一定の基準値範囲内になるように監視できるので、印字
後の文字濃度を常に均一に保つことができ、印字後の文
字濃度不良を早期に防止することとなり、文字濃度不良
による取引中止をなくすことができる。このことで、印
字濃度不良の通帳が他の現金自動取引装置に挿入され
て、文字濃度不良が原因となる通帳取引中止を防止し、
他の装置も含めた多くの装置の稼働率も向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通帳処理装置の概略を示すブロック図。
【図2】現金自動取引装置の全体図。
【図3】要部の構成斜視図。
【図4】通帳の任意頁の印字例。
【符号の説明】
1…現金自動取引装置、2…紙幣取扱い機構、5…通帳
取扱い機構、11…印字ヘッド、12…磁気ヘッド、2
8…読み取りセンサー、P…通帳、30…中央処理部、
31…本体制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録部をもった通帳を受け入れるため
    の挿入口と、受け入れた前記通帳を搬送する搬送路と、
    前記搬送路上にあって前記通帳の磁気記録部に記録され
    ている磁気情報を読み取り、書き込むための読み取り、
    書き込み装置と、該搬送路上にあって前記通帳の印字す
    べきページ,行を検出するための読み取り装置と、前記
    搬送路上にあって前記通帳に取引内容を印字するための
    印字装置を備えた通帳処理装置において、通帳に関係す
    る取引内容を通帳に印字した後、印字濃度の変化を支配
    するインクリボンのインク劣化が、読み取り装置で良好
    と判断できる印字濃度の基準値より低下することを、印
    字濃度の検知結果の変化で監視することを特徴とする通
    帳処理装置。
JP12826197A 1997-05-19 1997-05-19 通帳処理装置 Pending JPH10315588A (ja)

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JP12826197A JPH10315588A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 通帳処理装置

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JP12826197A JPH10315588A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 通帳処理装置

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JPH10315588A true JPH10315588A (ja) 1998-12-02

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ID=14980478

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JP12826197A Pending JPH10315588A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 通帳処理装置

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JP (1) JPH10315588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076098A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Brother Ind Ltd ラベル印刷装置
CN103317864A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 冲电气工业株式会社 打印装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010076098A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Brother Ind Ltd ラベル印刷装置
CN103317864A (zh) * 2012-03-23 2013-09-25 冲电气工业株式会社 打印装置

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