JP2004264955A - 無停止atm - Google Patents

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JP2004264955A
JP2004264955A JP2003052574A JP2003052574A JP2004264955A JP 2004264955 A JP2004264955 A JP 2004264955A JP 2003052574 A JP2003052574 A JP 2003052574A JP 2003052574 A JP2003052574 A JP 2003052574A JP 2004264955 A JP2004264955 A JP 2004264955A
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Abstract

【課題】通帳印字機構の印字濃度が低い状態であっても、入出金取引が可能な無停止ATMを提供する。
【解決手段】通帳印字機構207のインクリボンの状態をチェックし(ステップ103)、インクリボンが薄い状態ならば、利用者に記帳できないことを警告し、取引の続行と取消を選択するボタン画面を表示する(ステップ104、画面301)。利用者が続行ボタンを押下すると(ステップ105)、取引を選択するボタン画面を表示する(ステップ106、画面302)。入出金の取引が終了したら、取引内容を明細票印字機構205により明細票に印字し、利用者に通帳と明細票を返却する(ステップ114、画面305)。利用者が通帳と明細票を受取ったことを確認して(ステップ115)、取引は終了する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現金自動預支払装置(ATM)に係り、特に通帳のみで入出金の取引が可能なATMに最適な無停止ATMに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、現金自動預支払装置(ATM)は、無人店舗やコンビニエンスストア等、係員の手の届かない場所に設置されることが多くなってきている。このような場所に設置されるATMは、インクリボンが薄く印字が不能になる等の障害が発生した場合に、機能を縮退してでも稼動することが要求される。
【0003】
特許文献1には、自動預出金機が受入れた払込書に対して印字した際の印字濃度を検知し、この検知した印字濃度を払込書の種類に応じて設定された2つの判定値を用いて判定し、この判定結果に基づき払込書の種類毎に処理を切換えることで、当該装置を極力停止させずに払込書の種類に見合った最適な処理を行うことができる媒体処理装置が開示されている。
【0004】
特許文献2には、自動通帳取引装置において、印字機構部の印字ヘッドとインクリボンカセットを、各々複数個設け、各印字ヘッドおよびインクリボンカセットが正常か否かを検出し、正常な印字ヘッドを駆動して通帳に所定の印字を行うことが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−270204号公報(第6頁、図6)
【特許文献2】
特開平5−138949号公報(第3−5頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1記載の発明では、印字手段のインクリボンが消耗し薄くなった場合は、インクリボンが交換されるまで自動預出金機は停止する。特許文献2記載の発明では、印字ヘッドとインクリボンカセットを各々複数個保有する通帳ユニットを自動通帳取引装置に搭載するため、装置が高価になってしまう。また、複数個設けたインクリボンカセットのインクリボンが全て薄くなったり、インクリボンカセットが全部故障した場合は、装置は停止する。
【0007】
本発明の目的は、通帳印字機構の印字濃度が低い状態であっても、入出金取引が可能な無停止ATMを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のATMにおいては、通帳印字機構のインクリボンが薄く記帳できない状態であっても、記帳できないことを利用者に警告し、利用者に取引の続行か取消かを選択してもらうことで、従来の通帳印字機構を備えたATMであっても、動作を停止することなく運用することが可能になる。
【0009】
具体的には、カード読取装置と、表示装置と、紙幣取扱装置と、明細票印字機構と通帳印字機構を備え、ホストコンピュータと接続することで、利用者の指定した口座から現金を入出金するATMにおいて、前記通帳印字機構がインクリボンが薄くなって通帳に印字できない状態になったことを判別した場合、前記表示装置に記帳ができないことを警告する画面を表示し、取引続行か取引取消を選択する画面を表示し、取引の続行が選択された場合、取引を続行し、取引内容を前記明細票印字機構により明細票に印字し出力することを特徴とする。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の無停止ATMは、紙幣取扱装置と、通帳印字機構と、明細票印字機構と、表示装置とを有し、前記通帳印字機構が印字できない状態になっていることを検出した場合、前記表示装置に記帳できないことを表示し、取引の続行あるいは取消を選択する画面を表示し、取引の続行が選択された場合、取引を続行し、取引内容を前記明細票印字機構により明細票に印字し出力する。
【0011】
上記目的を達成するために、本発明の無停止ATMは、紙幣取扱装置と、通帳印字機構と、明細票印字機構と、表示装置とを有し、前記通帳印字機構の印字濃度が低くなった場合、前記表示装置に記帳できないことを表示し、取引の続行あるいは取消を選択する画面を表示し、取引の続行が選択された場合、取引を続行し、取引内容を前記明細票印字機構により明細票に印字し出力する。
【0012】
また、前記表示装置は、通帳に記帳できないことの表示と、取引の続行か取消かを選択する画面の表示を同一画面に表示する。
【0013】
さらに、前記表示装置は、通帳に記帳できないことの表示を画面の上段に、取引の続行か取消かを選択する画面の表示を前記通帳に記帳できないことの表示の下側に表示する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。図3は本発明の現金自動預支払装置(ATM)が適用されるデータベースシステムのブロック図である。ATMは通信回線を介してホストコンピュータに接続され、ホストコンピュータには個人データや取引データが格納されているデータベースが接続されている。
【0015】
図4は本発明の一実施例による無停止ATMのハードウェア構成を示す。200はプログラムで動作するCPUであり、各部位を制御する。201はCPU200で実行されるプログラムを一時的に格納する主記憶装置であり、CPU200の非動作時には当該プログラムは外部記憶装置203に格納されている。202はカード内の情報を読取るためのカード読取装置、204は画面を表示する表示装置、205はカードで取引を行った場合に取引内容を明細票に印字する明細票印字機構、206は紙幣を出金したり入金したりする紙幣取扱装置、207は通帳に印字する通帳印字機構、208はホストコンピュータと通信を行う通信装置である。
【0016】
以下、本発明の一実施例による無停止ATMの動作を図1のフローチャートと図2の画面遷移を使って説明する。はじめに、表示装置204にカードかあるいは通帳の挿入を促す画面を表示する(ステップ100、画面300)。利用者が通帳印字機構207の通帳挿入口に通帳を挿入すると、通帳を吸入し(ステップ101)、通帳内の情報を読みこむ(ステップ102)。次に通帳印字機構207のインクリボンの状態をチェックし(ステップ103)、インクリボンが薄い状態ならば、記帳できないことを警告するための画面と、取引の続行と取消を選択するボタン画面を表示装置204に表示する(ステップ104、画面301)。インクリボンの状態をチェックする手段については後述する。利用者が続行を選択し続行ボタンを押下すると(ステップ105)、取引を選択するボタン画面を表示する(ステップ106、画面302)。以降の処理は通常の取引と同じであるが、利用者が預入を選択した場合の処理について説明する。
【0017】
利用者が預入を選択した場合(ステップ107)、紙幣投入画面を表示する(ステップ108、画面303)。利用者が紙幣取扱装置206の紙幣投入口に紙幣を投入すると(ステップ109)、紙幣取扱装置206は投入された紙幣を計数する(ステップ110)。紙幣の計数が終了すると紙幣取扱装置206は計数結果を表示装置204に出力し、表示装置204は金額確認画面を表示する(ステップ111、画面304)。利用者が金額の確認ボタンを押下すると(ステップ112)、CPU200は取引情報を通信装置208を介してホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータの処理が終了し取引が成立した場合はその旨の信号を受信し(ステップ113)、預金金額を明細票印字機構205により明細票に印字し、利用者に通帳と明細票を返却する(ステップ114、305)。利用者が通帳と明細票を受取ったことを確認して(ステップ115)、取引は終了する。
【0018】
通帳印字機構207のインクリボンの状態のチェックは、例えば、通帳印字機構が備える印字行読取用のイメージセンサで、通帳に印字した都度印字行を読取りその印字濃度を判定することで可能である。
【0019】
以上の説明の通り、通帳印字機構207のインクリボンが消耗して薄くなり、印字品質が保てず印字不能となった場合でも、ATMを停止することなく、記帳できないことを利用者に警告し、利用者に取引の続行か取消かを選択してもらい、取引続行が選択された場合は、明細票印字機構205を利用して取引内容を明細票に印字し、利用者に明細票として出力することにより、取引の続行が可能となる。
【0020】
上記のようなATMであれば、無人店舗やコンビニエンスストア等、係員の手の届かない場所に設置された場合に、インクリボンが薄く印字が不能になる等の障害が発生した場合でも、装置を停止することなく稼動することが可能となる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明の通り本発明によれば、通帳印字機構の印字濃度が低くなっても、装置を停止することなく取引の継続が可能な無停止ATMを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無停止ATMの動作を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例による無停止ATMの画面遷移図である。
【図3】本発明の一実施例による無停止ATMが適用されるデータベースシステムの構成図である。
【図4】本発明の一実施例による無停止ATMのハードウェア構成図である。
【符号の説明】
100…利用者にカードあるいは通帳の挿入を促す画面を表示するステップ
101…利用者が挿入した通帳を吸入するステップ
102…挿入した通帳内の情報を読みこむステップ
103…通帳印字機構のリボンの状態をチェックするステップ
104…記帳できない事を警告し、取引の続行/取消を選択する画面を表示するステップ
105…利用者の選択した「続行/取消」を入力するステップ
106…取引選択画面を表示するステップ
107…利用者の選択した取引を入力するステップ
108…利用者に現金投入を促す画面を表示するステップ
109…利用者が現金を投入するステップ
110…利用者が投入した現金を計数するステップ
111…利用者が投入した現金を確認する画面を表示するステップ
112…利用者の確認を入力するステップ
113…ホストと交信するステップ
114…通帳と明細票を利用者に返却するステップ
115…利用者が通帳と明細票を受け取るステップ
200…CPU 201…主記憶装置 202…カード読取装置
203…外部記憶装置 204…表示装置 205…明細票印字機構
206…紙幣取扱装置 207…通帳印字機構 208…通信装置

Claims (5)

  1. カード読取装置と、表示装置と、紙幣取扱装置と、明細票印字機構と、通帳印字機構を備え、ホストコンピュータと接続することで、利用者の指定した口座から現金を入出金するATMにおいて、前記通帳印字機構がインクリボンが薄くなって通帳に印字できない状態になったことを判別した場合、前記表示装置に記帳ができないことを警告する画面を表示し、取引続行か取引取消かを選択する画面を表示し、取引続行が選択された場合、取引を続行し、取引内容を前記明細票印字機構により明細票に印字し出力することを特徴とする無停止ATM。
  2. 紙幣取扱装置と、通帳印字機構と、明細票印字機構と、表示装置とを有するATMにおいて、前記通帳印字機構が印字できない状態になっていることを検出した場合、前記表示装置に記帳できないことを表示し、取引の続行あるいは取消を選択する画面を表示し、取引の続行が選択された場合、取引を続行し、取引内容を前記明細票印字機構により明細票に印字し出力することを特徴とする無停止ATM。
  3. 紙幣取扱装置と、通帳印字機構と、明細票印字機構と、表示装置とを有するATMにおいて、前記通帳印字機構の印字濃度が低くなった場合、前記表示装置に記帳できないことを表示し、取引の続行あるいは取消を選択する画面を表示し、取引の続行が選択された場合、取引を続行し、取引内容を前記明細票印字機構により明細票に印字し出力することを特徴とする無停止ATM。
  4. 前記表示装置は、通帳に記帳できないことの表示と、取引の続行か取消かを選択する画面の表示を同一画面に表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無停止ATM。
  5. 前記表示装置は、通帳に記帳できないことの表示を画面の上段に、取引の続行か取消かを選択する画面の表示を前記通帳に記帳できないことの表示の下側に表示することを特徴とする請求項4記載の無停止ATM。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007025954A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及び自動取引システム
JP2017117361A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 富士通フロンテック株式会社 Atm監視装置、atm監視装置におけるatm監視方法及びatm監視プログラム

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