JP2007025954A - 自動取引装置及び自動取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 印字不可状況が発生しても、取引処理を実行可能で、印字不可状況の解消後に未発行の利用明細票を発行することができる自動取引装置及び自動取引システムを提供する。
【解決手段】 通信回線11を介して相互に接続している自動取引装置10及びホストコンピュータ12を含む自動取引システム100において、印字発行部15に印字不可状況が発生すると、利用明細票の発行のない取引処理を未発行取引処理として要求するか否かを顧客に選択させるための要求問合せ画面を表示入力部13に表示させ、顧客が要求すると、更に取引処理選択画面を表示入力部13に表示させて顧客により選択された未発行取引処理を実行し、装置側通信部18は、該未発行取引処理の処理データを未発行処理データとしてホストコンピュータ12に送信し、ホスト側通信部23が未発行処理データを受信すると、ホスト側格納部24が該未発行処理データを格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顧客の要求に応じて各取引処理を行い、利用明細票を印字発行する自動取引装置及び自動取引システムに関し、特に、利用明細票が印字不可な状況においても取引処理を行うことができる自動取引装置及び自動取引システムに関する。
通常、顧客が金融機関の自動取引装置を利用していずれかの取引処理を行うための要求信号を入力すると、該要求された取引処理が実行される。そして、この実行された取引処理の終了と共に、処理内容を印字した利用明細票が発行される。例えば、キャッシュカードを利用した取引処理の場合、この利用明細票がカードと共に排出される。
このような自動取引装置において、従来では、紙切れや紙詰まりなどの印字不可状況が発生した場合、紙が補充されるまで、又は紙詰まりが解消されるまで、各取引処理は中止されていた。即ち、この自動取引装置は使用できない状態になってしまう。
しかしながら、この場合、利用可能な自動取引装置の数が少なくなるため、他の自動取引装置に対して顧客の待ち時間が長くなってしまう。特に、例えば、上記キャッシュカードを利用した取引処理の終了時に、上記印字不可状況が発生すると、顧客の利用明細票の要否にかかわらず、今後の取引処理に必要なキャッシュカードが排出されなくなってしまうので、係員を呼び出して対応できるまで待たなければならない。
そのため、印字不可状況が発生しても取引処理を実行可能且つ順調に終了可能な自動取引装置が望まれていた。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
本発明に係る自動取引装置は、各取引処理に対しいずれかの取引処理を行うための取引処理選択画面を表示し顧客に選択させるための表示入力部と、顧客に選択された取引処理を実行して各制御を行うための実行制御部と、実行された取引処理に関する処理データを印字した利用明細票の発行を行う印字発行部とを備え、実行制御部は、印字発行部に印字不可状況が発生すると、発行のない取引処理を未発行取引処理として要求するか否かを顧客に選択させるための要求問合せ画面を表示入力部に表示させ、顧客が要求すると、更に取引処理選択画面を表示入力部に表示させて未発行取引処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る自動取引装置では、印字不可状況を検知するための状況検知部を更に備え、該状況検知部は、印字不可状況を示す印字不可検知信号を実行制御部に送ることができる。
また、表示入力部に表示された要求問合せ画面は、顧客の要求を可能とする要求ボタンを有し、表示入力部は、要求ボタンからの要求信号に基づき取引処理選択画面の表示を行うことができる。
本発明に係る自動取引装置では、電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部を更に備え、実行制御部は、取引処理選択画面により選択された未発行取引処理が実行されると、該未発行取引処理の処理データを未発行処理データとして電子メールで送信するか否かを顧客に問い合わせるためのメール送信問合せ画面を表示入力部に表示させ、顧客が電子メール送信を要求すると、入力表示部に電子メールアドレスを入力させるためのアドレス入力画面を更に表示させ、入力された電子メールアドレスに基づいて電子メール送信部に未発行処理データを送信させることができる。
この場合、表示入力部に表示されたメール送信問合せ画面は、顧客の送信要求を可能とする送信要求ボタンを有し、表示入力部は、送信要求ボタンからの送信要求信号に基づきアドレス入力画面の表示を行うことができる。
〈構成2〉
本発明に係る自動取引システムは、取引処理を行うための自動取引装置と、自動取引装置に通信回線を介して接続されるホストコンピュータとを含み、自動取引装置は、各取引処理に対しいずれかの取引処理を行うための取引処理選択画面を表示し顧客に選択させるための表示入力部と、顧客に選択された取引処理を実行して各制御を行うための実行制御部と、実行された取引処理に関する処理データを印字した利用明細票の発行を行う印字発行部と、処理データをホストコンピュータに送信するための装置側通信部とを備え、ホストコンピュータは、処理データを受信するためのホスト側通信部と、処理データを格納するためのホスト側格納部とを備え、
自動取引装置において、実行制御部は、印字発行部に印字不可状況が発生すると、発行のない取引処理を未発行取引処理として要求するか否かを顧客に問い合わせるための要求問合せ画面を表示入力部に表示させ、顧客が要求すると、更に取引処理選択画面を表示入力部に表示させ、取引処理選択画面により選択された未発行取引処理を実行すると、装置側通信部に、少なくとも該未発行取引処理の処理データを未発行処理データとしてホストコンピュータへ送信させ、ホストコンピュータにおいて、ホスト側通信部は、自動取引装置から未発行処理データを受信し、ホスト側格納部は、受信した未発行処理データを格納することを特徴とする。
本発明に係る自動取引システムでは、表示入力部は、未発行取引処理の利用明細票を今後発行するか否かを顧客に問い合わせるための発行問合せ画面を表示し、発行問合せ画面は、今後の発行の要求を示す発行選択ボタンと、今後の発行の不要を示す不要選択ボタンとを有することができる。
この場合、表示入力部に表示された発行問合せ画面において、発行選択ボタンが選択されると、実行制御部は、該発行選択ボタンからの発行選択信号に基づき利用明細票の未発行を示す未発行情報を生成し、装置側通信部は、未発行処理データの送信と共に未発行情報をホストコンピュータへ送信し、ホスト側通信部は、未発行処理データと共に未発行情報を受信し、ホスト側格納部は、受信した未発行情報を未発行処理データと対応させて格納することができる。
また、本発明に係る自動取引システムでは、自動取引装置は、印字不可状況の解消後、印字可能な状況を検知するための状況検知部と、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取る識別情報読取部を更に備え、ホスト側格納部は、未発行処理データ及び未発行情報と対応させて識別情報を予め格納しており、装置側通信部は、印字不可状況の解消後の取引処理を実行する際に、状況検知部からの印字可能状況を示す検知信号と識別情報読取部により読み取られた識別情報とをホストコンピュータへ送信し、ホストコンピュータは、自動取引装置から受信した検知信号に基づいて、受信した識別情報に対応する未発行情報がホスト側格納部に格納されているか否かを判断し、未発行情報が格納されていると判断すると、対応してホスト側格納部に格納されている未発行処理データを自動取引装置へ送信すると共に、該未発行情報を削除する判断削除部を更に備え、印字発行部は、ホストコンピュータからの未発行処理データを印字して利用明細票を発行することができる。
また、表示入力部に表示された発行問合せ画面において、不要選択ボタンが選択されると、装置側通信部は、該不要選択ボタンからの不要選択信号に基づき未発行処理データの送信のみを行うことができる。
本発明に係る自動取引装置では、表示入力部は、未発行処理データを電子メールで送信するか否かを顧客に問い合わせるためのメール送信問合せ画面を表示し、メール送信問合せ画面は、顧客の送信要求を可能とする送信要求ボタンを有することができる。
この場合、自動取引装置は、電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部を更に備え、送信要求ボタンが選択されると、表示入力部は、該送信要求ボタンからの送信要求信号に基づき電子メールアドレスを入力させるためのアドレス入力画面を更に表示し、電子メール送信部は、入力された電子メールアドレスに基づいて未発行処理データを送信することができる。
また、自動取引装置は、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取るための識別情報読取部と、電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部とを更に備え、ホスト側格納部は、識別情報と対応させて電子メールアドレスを予め格納し、送信要求ボタンが選択されると、装置側通信部は、該送信要求ボタンからの送信要求信号に基づき電子メールアドレスを要求するアドレス要求信号を識別情報と共にホストコンピュータへ送信し、ホストコンピュータは、アドレス要求信号及び識別情報に基づいてホスト側格納部から電子メールアドレスを読み出し、ホスト側通信部に電子メールアドレスを自動取引装置へ送信させ、電子メール送信部は、ホストコンピュータからの電子メールアドレスに基づき未発行処理データを送信することができる。
また、自動取引装置は、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取るための識別情報読取部を更に備え、ホストコンピュータは、電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部を更に備え、ホスト側格納部は、識別情報と対応させて電子メールアドレスを予め格納し、送信要求ボタンが選択されると、装置側通信部は、該送信要求ボタンからの送信要求信号と識別情報とをホストコンピュータへ送信し、ホストコンピュータは、要求信号及び識別情報に基づいてホスト側格納部から電子メールアドレスを読み出し、電子メール送信部は、電子メールアドレスに基づき未発行処理データを送信することができる。
本発明に係る自動取引システムでは、通信回線を介して自動取引装置に接続されるサーバを更に備え、装置側通信部は、未発行処理データを更にサーバへ送信し、サーバは、未発行処理データを受信して格納することができる。
この場合、自動取引装置は、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取る識別情報読取部を更に備え、装置側通信部は、未発行処理データの送信と共に識別情報をサーバへ送信し、サーバは、未発行処理データと共に識別情報を受信し、受信した識別情報を未発行処理データと対応させて格納することができる。
また、自動取引装置は、印字不可状況及び印字可能状況を検知するための状況検知部を更に備え、装置側通信部は、印字不可状況の解消後の取引処理を実行する際に、状況検知部からの印字可能状況を示す検知信号と識別情報読取部により読み取られた識別情報をサーバへ送信し、サーバは、自動取引装置から受信した検知信号に基づいて、受信した識別情報に対応する未発行処理データが格納されているか否かを判断し、未発行処理データが格納されていると判断すると、該未発行処理データを自動取引装置へ送信すると共に、該未発行処理データを削除する判断削除部を備え、印字発行部は、サーバからの未発行処理データを印字して利用明細票を発行することができる。
本発明に係る自動取引システムによれば、自動取引装置において利用明細票の印字不可状況が発生しても、顧客の選択により取引処理を実行可能とすることにより、可用性の高い自動取引装置を実現できる。また、印字不可状況解消後の取引処理時に、未発行の利用明細票を発行することができるようにすることにより、顧客が必要とする利用明細票を確実に発行することができる。
以下、本発明の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る自動取引装置及び自動取引システムの実施例1の構成を示すブロック図である。本発明に係る自動取引装置10は、通信回線11を介してホストコンピュータ12に接続され、自動取引システム100を構成している。
自動取引装置10は、表示入力部13と、識別情報読取部14と、印字発行部15と、状況検知部16と、電子メール送信部17と、装置側通信部18と、これら各部を制御する実行制御部19とを備えている。
表示入力部13は、例えばタッチパネルからなり、取引処理の選択画面や顧客に入力させるための入力画面などを表示し、選択データや入力データ等を入力させて取得する機能を有する。
識別情報読取部14は、カード読取部及び通帳読取部の機能を備え、顧客のキャッシュカードや通帳から口座番号等の識別情報を読み取る。
印字発行部15は、実行された取引処理に関する処理データを印字した利用明細票を発行する機能を有する。ここで利用明細票に印字される処理データは、口座番号や取引処理の種類、取引金額、取引処理実行後の口座の残高金額等を表示している。
状況検知部16は、印字発行部15の印字状況を検知する機能を有する。
電子メール送信部は、電子メールを送信する機能を有する。
装置側通信部18は、ホストコンピュータ12との間で電子メール以外のデータの通信を行う。
実行制御部19は、取引処理実行部20と、画面格納部21と、一時記憶部22とを備えている。
取引処理実行部20は、取引処理を実行する機能を有する。
画面格納部21は、表示入力部13に表示される複数の取引画面を格納している。
一時記憶部22は、一時的にデータを記憶する機能を有する。
ホストコンピュータ12は、ホスト側通信部23と、ホスト側格納部24と、これら各部を制御するホスト側制御部25とを備えている。
ホスト側通信部23は、自動取引装置10との通信を行う機能を有する。
ホスト側格納部24は、顧客の名前、口座番号や暗証番号等の口座情報と、残高金額と、実行された取引処理に関する処理データとを対応させて格納している。
図2は、実施例1のホスト側格納部24の構成を示す図である。
ホスト側格納部24は、各顧客に対応して、口座番号や暗証番号等の口座情報と、残高金額とを格納している。
また、口座番号に対応して取引処理項目28及び未発行取引処理項目29が設けられている。
取引処理項目28は、実行された取引処理に関する処理データを格納している。また、未発行取引処理項目29は、実行された未発行取引処理に関する未発行処理データを格納している。ここで未発行取引処理は、後述するように、自動取引装置10が印字不可な状況において実行され且つ利用明細票の発行がない取引処理であり、未発行処理データは、未発行取引処理に関する処理データである。
ホスト側格納部24には、更に、未発行取引処理項目29に対応して未発行情報項目30が設けられている。ここで、未発行情報は、後述するように、利用明細票の未発行を示す情報であり、未発行取引処理の実行時に、顧客が未発行処理データの利用明細票を印字不可状況の解消後に発行することを選択した場合に生成され、該未発行処理データが格納される未発行取引処理項目29に対応する未発行情報項目30に、データ「未」が書き込まれることにより、格納される。
ホスト側制御部25は、ホスト側読出部26及び判断削除部27を備えている。
ホスト側読出部26は、ホスト側格納部24に格納されたデータを読み出す機能を有する。
判断削除部27は、ホスト側格納部24に未発行情報が格納されているか否かを判断する機能、及び、未発行情報を削除する機能を有する。
次に、本発明に係る自動取引システム100の動作を、キャッシュカードを用いた出金処理を例として、フローチャートに沿って説明する。
図3は、本発明に係る自動取引システムの実施例1における動作を示すフローチャート(その1)であり、図4は、本発明に係る自動取引システムの実施例1における動作を示すフローチャート(その2)である。
顧客Aが自動取引装置10の前に立つと、図示しない検知センサにより検知され、検知信号が実行制御部19に送られる。この検知信号を受け、実行制御部19は各部の制御を実施する。
実行制御部19は、まず、状況検知部16からの検知信号を判断する(S101)。この検知信号により印字不可であると判断すると、表示入力部13は、画面格納部21に格納されている要求問合せ画面を表示する(S102)。
図5は、要求問合せ画面を示す構成図である。
要求問合せ画面31には、利用明細票の発行不可状況において取引処理を実行することを要求するための要求ボタン32と、取引処理の中止を要求するための中止ボタン33とが表示されている。
実行制御部19は、表示入力部13からの選択信号を判断する(S103)。中止ボタン33が選択されたと判断すると、自動取引システム100は処理を終了する。
要求ボタン32が選択されたと判断すると、表示入力部13は、顧客に利用明細票の発行のない取引処理、即ち未発行取引処理を選択させるための取引処理選択画面を表示する(S104)。
図6は、取引処理選択画面を示す構成図である。
取引処理選択画面34には、各取引処理を選択するための選択ボタンが表示されている。ここで顧客が「お引き出し」ボタン35を押圧して出金処理を選択する(S105)と、実行制御部19に出金処理の選択信号が送信される。
表示入力部13は、次に、顧客にキャッシュカードの挿入を促すためのカード挿入画面を表示する(S106)。顧客が図示しないキャッシュカード挿入口にキャッシュカードを挿入すると、識別情報読取部14が該キャッシュカードから口座番号「XXXXXX1」を読み取る。表示入力部13は、更に、顧客に暗証番号を入力させるための暗証番号入力画面を表示する(S107)。顧客により暗証番号が入力されると、装置側通信部18は、読み取った口座番号及び入力された暗証番号を、印字不可状況を示す印字不可信号と共にホストコンピュータ12へ送信する(S108)。
ホスト側通信部23が口座番号及び暗証番号を受信すると、ホスト側制御部25は、受信した口座番号と対応してホスト側格納部24に格納されている暗証番号をホスト側読出部26に読み出させ、読み出した暗証番号と受信した暗証番号とが一致するか否かを判断する。一致すると判断すると、ホスト側制御部25は顧客が本人であることを認証したことを示す認証信号を生成して、ホスト側通信部23に該信号を自動取引装置10へ送信させる(S109)。なお、印字不可信号は、図示しない一時記憶部に一時的に記憶させる。
装置側通信部18が認証信号を受信すると、表示入力部13は、金額入力画面を表示する(S110)。顧客により出金額が入力されると、装置側通信部18は、更に入力された出金額をホストコンピュータ12へ送信する(S111)。
ホスト側通信部23が出金額を受信すると、ホスト側読出部26は、受信した口座番号に対応してホスト側格納部24に格納されている残高金額を読み出し、ホスト側制御部25は、読み出した残高金額及び受信した出金額に基づいて、出金が可能であるか否かを判断する(S112)。可能であると判断すると、ホスト側制御部25は、ホスト側通信部23に、既存の残高金額を取引処理許可信号と共に自動取引装置10へ送信させる(S113)。
なお、印字可能状況においては、後述するように、印字可能状況を示す印字可能信号に基づいて、ホスト側制御部25は、ホスト側格納部24における未発行情報の有無の判断動作を行うが、印字不可状況においては、このような判断動作は行わない。
装置側通信部18が残高金額及び取引処理許可信号を受信すると、表示入力部13は、利用明細票を電子メールで送信するか否かを顧客に問い合わせるためのメール送信問合せ画面を表示する(S114)。
図7は、実施例1のメール送信問合せ画面を示す構成図である。
メール送信問合せ画面36には、利用明細票の電子メールでの送信を要求するための送信要求ボタン37と、送信を要求しない送信不要ボタン38とが表示されている。
実行制御部19は、表示入力部13からの選択信号を判断する(S115)。送信要求ボタン37が選択されたと判断すると、表示入力部13は、アドレス入力画面を表示する(S116)。
図8は、アドレス入力画面を示す構成図である。
アドレス入力画面39には、顧客に電子メールアドレスを入力させるためのアドレス入力領域40、電子メールアドレスを入力するための英数字や記号を示すアドレス入力パネル41、電子メールアドレスの入力の終了を確認するための確認ボタン42、入力をやり直すためのやり直しボタン43が表示されている。
顧客がアドレス入力パネル41により電子メールアドレスを入力し、確認ボタン42を押圧すると(S117)、実行制御部19は、入力された電子メールアドレスを一時記憶部22に一時的に記憶させる。
取引処理実行部20は、出金額に基づいて、図示しない出金機から現金を出金させる(S118)。
装置側通信部18は、口座番号と、出金額及び残高金額を含んだ処理データ、即ち未発行処理データ等を、取引処理が順調に終了したことを示す終了信号と共にホストコンピュータ12に送信する(S119)。
ホスト側通信部23が口座番号、未発行処理データ及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部25は、該未発行処理データを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部24に格納する(S120)。即ち、図2に示したホスト側格納部24において、顧客Aの口座番号「XXXXXX1」の口座に対応する未発行取引処理項目29に、未発行処理データ1Aが格納される。ホスト側制御部25は、更に、受信した残高金額を、受信した口座番号に対応させてホスト側格納部24に格納する。即ち、図2に示したホスト側格納部24において、顧客Aの口座番号「XXXXXX1」の口座に対応する残高金額項目に、受信した残高金額が上書きされる。
実行制御部19は、カード挿入口からキャッシュカードを排出させ(S121)、電子メール送信部17に、一時記憶部22に記憶された電子メールアドレスに基づき、未発行処理データの電子ファイルを利用明細票として電子メールで顧客に送信させ(S122)、自動取引システム100は取引処理を終了する。
メール送信問合せ画面36において、送信不要ボタン38が選択されたと実行制御部19が判断する(S115)と、表示入力部13は、今回の取引処理に関する処理データを印字した利用明細票を印字不可状況の解消後に発行するか否かを顧客に問い合わせるための発行問合せ画面を表示する(S123)。
図9は、発行問合せ画面を示す構成図である。
発行問合せ画面44には、今回の取引処理に関する処理データを印字した利用明細票を印字不可状況解消後の取引処理時に発行することを選択するための発行選択ボタン45と、今後の発行は不要であることを選択するための不要選択ボタン46とが表示されている。
実行制御部19は、表示入力部13からの選択信号を判断する(S124)。発行選択ボタン45が選択されたと判断すると、実行制御部19は、印字不可状況解消後の取引処理における利用明細票の発行が選択されたことを示す未発行情報を生成する(S125)。
装置側通信部18は、口座番号と、出金額及び残高金額を含んだ処理データ、即ち未発行処理データと、生成した未発行情報等を、取引処理が順調に終了したことを示す終了信号と共に、ホストコンピュータ12に送信する(S126)。
ホスト側通信部23が口座番号、未発行処理データ、未発行情報及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部25は、該未発行処理データと未発行情報とを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部24に格納する(S127)。
例えば、図2に示したホスト側格納部24において、顧客Bの口座番号「XXXXXX2」の口座に対応する未発行取引処理項目29に、未発行処理データ1Bが格納され、対応する未発行情報項目30に、未発行情報を示すデータ「未」が書き込まれる。
ホスト側制御部25は、更に、受信した残高金額を、受信した口座番号に対応させてホスト側格納部24に格納する。
例えば、図2に示したホスト側格納部24において、顧客Bの口座番号「XXXXXX2」の口座に対応する残高金額項目に、受信した残高金額が上書きされる。
発行問合せ画面44において不要選択ボタン46が選択されたと判断する(S124)と、装置側通信部18は、口座番号、終了信号と共に、未発行処理データのみをホストコンピュータ12へ送信する(S119)。
ホスト側通信部23が口座番号、終了信号及び未発行処理データを受信すると、ホスト側制御部25は、該未発行処理データを受信した口座番号と対応させてホスト側格納部24に格納する(S120)。
例えば、図2に示したホスト側格納部24において、顧客Cの口座番号「XXXXXX3」の口座に対応する未発行取引処理項目29に、未発行処理データ1Cが格納される。
ホスト側制御部25は、更に、受信した残高金額を、受信した口座番号に対応させてホスト側格納部24に格納する。
例えば、図2に示したホスト側格納部24において、顧客Cの口座番号「XXXXXX3」の口座に対応する残高金額項目に、受信した残高金額が上書きされる。
実行制御部19は、カード挿入口からキャッシュカードを排出させ(S121)、自動取引システム100は取引処理を終了する。
印字発行部15の印字不可状況が解消され、S101において、実行制御部19が状況検知部からの検知信号により印字可能であると判断すると、表示入力部13は、図4に示された取引処理選択画面34を表示する(S104)。
取引処理選択画面34において、「お引き出し」ボタン35が押圧され、出金処理が選択される(S105)と、実行制御部19に出金処理の選択信号が送信される。
表示入力部13は、次に、顧客にキャッシュカードの挿入を促すためのカード挿入画面を表示する(S106)。顧客Aが図示しないキャッシュカード挿入口にキャッシュカードを挿入すると、識別情報読取部14が該キャッシュカードから口座番号「XXXXXX1」を読み取る。表示入力部13は更に、顧客の暗証番号を入力させるための暗証番号入力画面を表示する(S107)。顧客により暗証番号が入力されると、装置側通信部18は、読み取った口座番号及び入力された暗証番号を、印字可能状況を示す印字可能信号と共にホストコンピュータ12へ送信する(S128)。
ホスト側通信部23が口座番号及び暗証番号を受信すると、ホスト側制御部25は、受信した口座番号と対応してホスト側格納部24に格納されている暗証番号をホスト側読出部26に読み出させ、読み出した暗証番号と受信した暗証番号とが一致するか否かを判断する。一致すると判断すると、ホスト側制御部25は顧客が本人であることを認証したことを示す認証信号を生成して、ホスト側通信部23に該信号を自動取引装置10へ送信させる(S109)。
装置側通信部18が認証信号を受信すると、表示入力部13は、金額入力画面を表示する(S110)。顧客により出金額が入力されると、装置側通信部18は、更に入力された出金額をホストコンピュータ12へ送信する(S111)。
ホスト側通信部23が出金額を受信すると、ホスト側読出部26は、受信した口座番号に対応してホスト側格納部24に格納されている残高金額を読み出し、ホスト側制御部25は、読み出した残高金額及び受信した出金額に基づいて、出金が可能であるか否かを判断する(S112)。
可能であると判断すると、受信した印字可能信号に基づいて、判断削除部27は、受信した口座番号に対応するホスト側格納部24の未発行情報項目30に未発行情報が格納されているか否かを判断する(S129)。未発行情報が格納されていると判断すると、ホスト側読出部26は、該未発行情報に対応して格納されている未発行処理データを読み出し、ホスト側通信部23が、読み出された未発行処理データを、既存の残高金額及び取引処理許可信号と共に、自動取引装置10へ送信する(S130)。判断削除部27は、送信した未発行処理データに対応する未発行情報を削除する(S131)。
例えば、図2に示すホスト側格納部24において、顧客Bの口座番号「XXXXXX2」の口座に対応する未発行取引処理項目29には未発行処理データ1Bが格納され、対応する未発行情報項目30には未発行情報を示すデータ「未」が格納されているので、ホスト側制御部25は、ホスト側通信部23に、未発行処理データ1Bを自動取引装置10へ送信させ、判断削除部27に、未発行情報項目30のデータ「未」を削除させる。
また、顧客Dの口座番号「XXXXXX4」の口座に対応する未発行取引処理項目29には、未発行処理データ1D及び未発行処理データ2Dが格納されているが、未発行処理データ1Dに対応する未発行情報項目30にはデータ「未」が格納されているのに対し、未発行処理データ2Dに対応する未発行情報項目30には未発行情報は格納されていない。そこでホスト側制御部25は、ホスト側通信部23に、未発行処理データ1Dのみを自動取引装置10へ送信させ、判断削除部27に、未発行情報項目30のデータ「未」を削除させる。
装置側通信部18が取引処理成立信号及び未発行処理データを受信すると、取引処理実行部20は出金準備を行い、表示入力部13は、利用明細票発行画面を表示する。
図10は、未発行処理データの利用明細票発行画面を示す構成図である。
表示入力部13により利用明細票発行画面47を表示させながら、実行制御部19は、印字発行部15にホストコンピュータ12から受信した未発行処理データを印字した利用明細票を発行させ、カード挿入口から排出させる(S132)。
取引処理実行部20は、出金額に基づいて、図示しない出金機から現金を出金させる(S118)。
装置側通信部18は、口座番号と、出金額及び残高金額を含んだ処理データ等を、取引処理が順調に終了したことを示す終了信号と共にホストコンピュータ12に送信する(S133)。
ホスト側通信部23が口座番号、処理データ及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部25は、該処理データを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部24に格納する(S134)。ホスト側制御部25は、更に、受信した口座番号に対応する残高金額項目に受信した残高金額を格納する。
実行制御部19は、印字発行部15に処理データを印字した利用明細票を発行させると、カード挿入口からキャッシュカードと共に排出させ(S137)、自動取引システム100は処理を終了する。
また、ステップ129において、未発行情報が格納されていないと判断されると、ホスト側制御部25は、ホスト側通信部23に、取引処理許可信号と共に既存の残高金額のみを自動取引装置10へ送信させる(S113)。
装置側通信部18が取引処理許可信号及び残高金額を受信すると、取引処理実行部20は、出金額に基づいて、図示しない出金機から現金を出金させる(S118)。
装置側通信部18は、口座番号と、出金額及び残高金額を含んだ処理データを、取引処理が順調に終了したことを示す終了信号と共にホストコンピュータ12に送信する(S133)。
ホスト側通信部23が口座番号、処理データ及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部25は、該処理データを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部24に格納する(S134)。ホスト側制御部25は、更に、受信した口座番号に対応する残高金額項目に受信した残高金額を格納する。
実行制御部19は、印字発行部15に処理データを印字した利用明細票を発行させると、カード挿入口からキャッシュカードと共に排出させ(S135)、自動取引システム100は処理を終了する。
上記のように、自動取引装置において利用明細票の印字不可状況が発生しても、顧客の選択により取引処理を実行可能とすることにより、可用性の高い自動取引装置を実現できる。また、印字不可状況において実行した取引処理の利用明細票を電子メールで送信可能とすることにより、顧客の利便性が高まる。更に、印字不可状況解消後の取引処理時に、未発行の利用明細票を発行することができるようにすることにより、顧客が必要とする利用明細票を確実に発行することができる。また、印字不可状況解消後の利用明細票の発行を選択可能とすることにより、ホストコンピュータにおいて不要なデータを記憶する必要がなくなる。
尚、本実施例では、自動取引装置が印字不可状況を解消後の取引処理時に、未発行情報に対応する未発行処理データの利用明細票を全て発行しているが、顧客に発行するか否かを改めて問い合わせて、発行要求があった場合のみ発行する構成をとることもできる。
また、本実施例では、印字不可状況において電子メールで発行した利用明細票は、今後の取引処理で印字発行することができないが、電子メールで発行することを選択した場合についても、更に今後の発行を顧客に選択させることもできる。これについては、次の実施例2の動作で説明する。
また、本実施例では、電子メールアドレスを顧客に入力させているが、予めホストコンピュータに登録しておくことや、キャッシュカードに記憶させておくこともできる。ホストコンピュータに登録しておく場合の構成及び動作は、次の実施例2の説明に含まれる。
図11は、本発明に係る自動取引システムの実施例2の構成を示すブロック図である。
本実施例の自動取引システムでは、自動取引装置に接続されるサーバを更に設け、印字不可状況において実行された取引処理に関する処理データをサーバに格納させる構成が、実施例1とは異なる。
尚、本実施例において、実施例1と同様な構成は同一の符号で示し、これらについての説明を省略する。
自動取引システム200は、自動取引装置10と、該自動取引装置10に通信回線11を介して接続されるホストコンピュータ50と、自動取引装置10に通信回線51を介して接続されるサーバ52とから構成される。
ホストコンピュータ50は、ホスト側通信部23と、ホスト側格納部53と、これら各部を制御するホスト側制御部54とを備えている。
ホスト側格納部53は、顧客の名前、口座番号や暗証番号等の口座情報と、残高金額と、実行された取引処理に関する処理データとを対応させて格納すると共に、顧客の電子メールアドレスを口座情報に対応させて予め格納している。
図12は、実施例2のホスト側格納部53の構成を示す図である。
ホスト側格納部53は、各顧客に対応して、口座番号や暗証番号等の口座情報と、残高金額とを格納している。
また、口座番号に対応して電子メールアドレス項目、取引処理項目60及び未発行取引処理項目61が設けられている。
電子メールアドレス項目は、顧客の電子メールアドレスを予め格納している。
取引処理項目60は、実行された取引処理に関する処理データを格納し、未発行取引処理項目61は、実行された未発行取引処理に関する未発行処理データを格納している。
サーバ52は、サーバ側通信部55と、サーバ側格納部56と、これら各部を制御するサーバ側制御部57とを備えている。
サーバ側通信部55は、自動取引装置10との通信を行う機能を有する。
サーバ側格納部56は、未発行処理データを口座番号と対応させて格納している。
図13は、サーバ側格納部56の構成を示す図である。
サーバ側格納部56は、口座番号に対応して未発行取引処理項目62が設けられている。
未発行取引処理項目62には、後述するように、未発行取引処理の実行時に、顧客が未発行処理データの利用明細票を印字不可状況の解消後に発行することを選択した場合にのみ、未発行処理データが格納される。
サーバ側制御部57は、サーバ側読出部58及び判断削除部59を備えている。
サーバ側読出部58は、サーバ側格納部56に格納されたデータを読み出す機能を有する。
判断削除部59は、サーバ側格納部56に未発行処理データが格納されているか否かを判断する機能、及び、未発行情報を削除する機能を有する。
次に、本実施例の自動取引システム200の動作を、キャッシュカードを用いた出金処理を例として、フローチャートに沿って説明する。
図14は、本発明に係る自動取引システムの実施例2における動作を示すフローチャート(その1)であり、図15は、本発明に係る自動取引システムの実施例2における動作を示すフローチャート(その2)である。
顧客Aが自動取引装置10の前に立つと、図示しない検知センサにより検知され、検知信号が実行制御部19に送られる。この検知信号を受け、実行制御部19は各部の制御を実施する。
実行制御部19は、まず、状況検知部16からの検知信号を判断する(S201)。この検知信号により印字不可であると判断すると、表示入力部13は、画面格納部21に格納されている要求問合せ画面31(図5)を表示する(S202)。
実行制御部19は、表示入力部13からの選択信号を判断する(S203)。中止ボタン33が選択されたと判断すると、自動取引システム200は処理を終了する。
要求ボタン32が選択されたと判断すると、表示入力部13は、顧客に利用明細票の発行のない取引処理、即ち未発行取引処理を選択させるための取引処理選択画面34(図6)を表示する(S204)。
取引処理選択画面34において、顧客が「お引き出し」ボタン35を押圧して出金処理を選択する(S205)と、実行制御部19に出金処理の選択信号が送信される。
表示入力部13は、次に、顧客にキャッシュカードの挿入を促すためのカード挿入画面を表示する(S206)。顧客が図示しないキャッシュカード挿入口にキャッシュカードを挿入すると、識別情報読取部14が該キャッシュカードから口座番号「XXXXXX1」を読み取る。表示入力部13は、更に、顧客に暗証番号を入力させるための暗証番号入力画面を表示する(S207)。顧客により暗証番号が入力されると、装置側通信部18は、読み取った口座番号及び入力された暗証番号をホストコンピュータ50へ送信する(S208)。
ホスト側通信部23が口座番号及び暗証番号を受信すると、ホスト側制御部54は、受信した口座番号と対応してホスト側格納部53に格納されている暗証番号をホスト側読出部26に読み出させ、読み出した暗証番号と受信した暗証番号とが一致するか否かを判断する。一致すると判断すると、ホスト側制御部53は顧客が本人であることを認証したことを示す認証信号を生成して、ホスト側通信部23に該信号を自動取引装置10へ送信させる(S209)。
装置側通信部18が認証信号を受信すると、表示入力部13は、金額入力画面を表示する(S210)。顧客により出金額が入力されると、装置側通信部18は、更に入力された出金額をホストコンピュータ50へ送信する(S211)。
ホスト側通信部23が出金額を受信すると、ホスト側読出部26は、受信した口座番号に対応してホスト側格納部53に格納されている残高金額を読み出し、ホスト側制御部54は、読み出した残高金額及び受信した出金額に基づいて、出金が可能であるか否かを判断する(S212)。可能であると判断すると、ホスト側制御部25は、ホスト側通信部23に、既存の残高金額を取引処理許可信号と共に自動取引装置10へ送信させる(S213)。
装置側通信部18が残高金額及び取引処理許可信号を受信すると、表示入力部13は、利用明細票を電子メールで送信するか否かを顧客に問い合わせるためのメール送信問合せ画面を表示する(S214)。
図16は、実施例2のメール送信問合せ画面を示す構成図である。
メール送信問合せ画面63には、利用明細票の電子メールでの送信を要求するための送信要求ボタン64と、送信を要求しない送信不要ボタン65とが表示されている。
実行制御部19は、表示入力部13からの選択信号を判断する(S215)。送信要求ボタン37が選択されたと判断すると、表示入力部13は、アドレス入力画面39(図8)を表示する(S216)。
顧客がアドレス入力パネル41により電子メールアドレスを入力し、確認ボタン42を押圧すると(S217)、実行制御部19は、入力された電子メールアドレスを一時記憶部22に一時的に記憶させる。
ステップ215において顧客が送信不要ボタン65を選択するか、ステップ217において顧客が電子メールアドレスを入力すると、表示入力部13は、今回の取引処理に関する処理データを印字した利用明細票を印字不可状況の解消後に発行するか否かを顧客に問い合わせるための発行問合せ画面44(図9)を表示する(S218)。
実行制御部19は、表示入力部13からの選択信号を判断する(S219)。発行選択ボタン45が選択されたと判断すると、取引処理実行部20は、出金額に基づいて、図示しない出金機から現金を出金させ(S220)、装置側通信部18は、口座番号と未発行処理データとをサーバ52へ送信する(S221)。
サーバ側通信部55が口座番号及び未発行処理データを受信すると、サーバ側制御部57は、該未発行処理データを、受信した口座番号と対応させてサーバ側格納部56に格納する(S222)。即ち、図13に示したサーバ側格納部56において、口座番号項目に顧客Aの口座番号「XXXXXX1」が書き込まれ、対応する未発行取引処理項目62に、未発行処理データ1Aが格納される。
装置側通信部18は、更に、口座番号と、出金額及び残高金額を含んだ処理データ、即ち未発行処理データと、取引処理が順調に終了したことを示す終了信号と共に、ホストコンピュータ12へ送信する(S223)。
ホスト側通信部23が口座番号、未発行処理データ及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部54は、該未発行処理データを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部53に格納する(S224)。即ち、図12に示したホスト側格納部53において、顧客Aの口座番号「XXXXXX1」の口座に対応する未発行取引処理項目61に、未発行処理データ1Aが格納される。
ホスト側制御部25は、更に、受信した残高金額を、受信した口座番号に対応させてホスト側格納部53に格納する。即ち、図12に示したホスト側格納部53において、顧客Aの口座番号「XXXXXX1」の口座に対応する残高金額項目に、受信した残高金額が上書きされる。
発行問合せ画面44において不要選択ボタン46が選択されたと判断する(S219)と、取引処理実行部20は、出金額に基づいて、図示しない出金機から現金を出金させ(S220)、装置側通信部18は、口座番号及び未発行処理データを、終了信号と共に、ホストコンピュータ12へ送信する(S223)。
ホスト側通信部23が口座番号、未発行処理データ及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部54は、該未発行処理データを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部53に格納する(S224)。
例えば、図12に示したホスト側格納部53において、顧客Bの口座番号「XXXXXX1」の口座に対応する未発行取引処理項目61に、未発行処理データ1Bが格納される。
ただし、この未発行処理データ1Bはサーバ52には送信されないので、図13に示したサーバ側格納部56には、口座番号「XXXXXX2」の口座に対応する未発行処理データ1Bは格納されていない。
ホスト側制御部25は、更に、受信した残高金額を、受信した口座番号に対応させてホスト側格納部53に格納する。即ち、図12に示したホスト側格納部53において、顧客Bの口座番号「XXXXXX2」の口座に対応する残高金額項目に、受信した残高金額が上書きされる。
実行制御部19は、カード挿入口からキャッシュカードを排出させ(S225)、自動取引システム200は取引処理を終了する。
印字発行部15の印字不可状況が解消され、S201において、実行制御部19が状況検知部からの検知信号により印字可能であると判断すると、表示入力部13は、図4に示された取引処理選択画面34を表示する(S204)。
取引処理選択画面34において、「お引き出し」ボタン35が押圧され、出金処理が選択される(S205)と、実行制御部19に出金処理の選択信号が送信される。
表示入力部13は、次に、顧客にキャッシュカードの挿入を促すためのカード挿入画面を表示する(S206)。顧客Aが図示しないキャッシュカード挿入口にキャッシュカードを挿入すると、識別情報読取部14が該キャッシュカードから口座番号「XXXXXX1」を読み取る。表示入力部13は更に、顧客の暗証番号を入力させるための暗証番号入力画面を表示する(S207)。顧客により暗証番号が入力されると、装置側通信部18は、読み取った口座番号及び入力された暗証番号を、ホストコンピュータ50へ送信する(S208)。
ホスト側通信部23が口座番号及び暗証番号を受信すると、ホスト側制御部54は、受信した口座番号と対応してホスト側格納部53に格納されている暗証番号をホスト側読出部26に読み出させ、読み出した暗証番号と受信した暗証番号とが一致するか否かを判断する。一致すると判断すると、ホスト側制御部54は顧客が本人であることを認証したことを示す認証信号を生成して、ホスト側通信部23に該信号を自動取引装置10へ送信させる(S209)。
装置側通信部18が認証信号を受信すると、表示入力部13は、金額入力画面を表示する(S210)。顧客により出金額が入力されると、装置側通信部18は、更に入力された出金額をホストコンピュータ50へ送信する(S211)。
ホスト側通信部23が出金額を受信すると、ホスト側読出部26は、受信した口座番号に対応してホスト側格納部24に格納されている残高金額を読み出し、ホスト側制御部25は、読み出した残高金額及び受信した出金額に基づいて、出金が可能であるか否かを判断する(S212)。可能であると判断すると、ホスト側制御部25は、ホスト側通信部23に、既存の残高金額を取引処理許可信号と共に自動取引装置10へ送信させる(S213)。
装置側通信部18が残高金額及び取引処理許可信号を受信すると、装置側通信部18は、印字可能信号をサーバ52へ送信する(S226)。
サーバ側通信部55が印字可能信号を受信すると、該信号に基づいて、判断削除部59は、受信した口座番号に対応するサーバ側格納部56の未発行取引処理項目62に未発行処理データが格納されているか否かを判断する(S227)。未発行情報が格納されていると判断すると、サーバ側読出部58は、該未発行処理データを読み出し、サーバ側通信部55が、読み出された未発行処理データを自動取引装置10へ送信する(S228)。判断削除部59は、送信した未発行処理データを削除する(S229)。
装置側通信部18が未発行処理データを受信すると、取引処理実行部20は出金準備を行い、表示入力部13は、図10に示した利用明細票発行画面47を表示する。表示入力部13により利用明細票発行画面47を表示させながら、実行制御部19は、印字発行部15にサーバ52から受信した未発行処理データを印字した利用明細票を発行させ、カード挿入口から排出させる(S230)。
取引処理実行部20は、出金額に基づいて、図示しない出金機から現金を出金させる(S220)。
装置側通信部18は、口座番号と、出金額及び残高金額を含んだ処理データ等を、取引処理が順調に終了したことを示す終了信号と共にホストコンピュータ50に送信する(S223)。
ホスト側通信部23が口座番号、処理データ及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部54は、該処理データを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部53に格納する(S232)。ホスト側制御部54は、更に、受信した口座番号に対応する残高金額項目に受信した残高金額を格納する。
実行制御部19は、印字発行部15に処理データを印字した利用明細票を発行させると、カード挿入口からキャッシュカードと共に排出させ(S233)、自動取引システム200は処理を終了する。
また、ステップ227において、未発行処理データが格納されていないと判断されると、サーバ側制御部57は、サーバ側通信部55に、未発行処理データが格納されていないことを示す未格納信号のみを自動取引装置10へ送信させる(S234)。装置側通信部18が該信号を受信すると、取引処理実行部20は、出金額に基づいて、図示しない出金機から現金を出金させる(S220)。
装置側通信部18は、口座番号と、出金額及び残高金額を含んだ処理データを、取引処理が順調に終了したことを示す終了信号と共にホストコンピュータ50へ送信する(S231)。
ホスト側通信部23が口座番号、処理データ及び終了信号を受信すると、ホスト側制御部54は、該処理データを、受信した口座番号と対応させてホスト側格納部53に格納する(S232)。ホスト側制御部54は、更に、受信した口座番号に対応する残高金額項目に受信した残高金額を格納する。
実行制御部19は、印字発行部15に処理データを印字した利用明細票を発行させると、カード挿入口からキャッシュカードと共に排出させ(S233)、自動取引システム200は処理を終了する。
上記のように、本実施例では、印字不可状況において実行された取引処理に関する処理データを格納するサーバを更に設けることにより、従来のホストコンピュータを利用して自動取引システムを構成することが可能になる。また、利用明細票の発行が必要な未発行処理データの有無の問い合わせ及び該未発行処理データの取得はサーバとの通信により行われるため、データの送受信によるホストコンピュータへの影響を軽減することができる。
尚、本実施例では、自動取引装置の印字不可状況解消後の取引処理時に、サーバ側格納部に格納されている未発行処理データの利用明細票を全て発行しているが、顧客に発行するか否かを改めて問い合わせて、発行要求があった場合のみ発行する構成をとることもできる。
また、電子メール送信部は自動取引装置に設けられているが、ホストコンピュータに設ける構成を採用することもできる。
更に、顧客の電子メールアドレスはホストコンピュータに登録されているが、顧客のキャッシュカードに記憶させておいても良い。
本発明に係る自動取引システムの実施例1の構成を示すブロック図である。 実施例1のホスト側格納部の構成を示す図である。 本発明に係る自動取引システムの実施例1における動作を示すフローチャート(その1)である。 本発明に係る自動取引システムの実施例1における動作を示すフローチャート(その2)である。 要求問合せ画面を示す構成図である。 取引処理選択画面を示す構成図である。 実施例1のメール送信問合せ画面を示す構成図である。 アドレス入力画面を示す構成図である。 発行問合せ画面を示す構成図である。 未発行処理データの利用明細票発行画面を示す構成図である。 本発明に係る自動取引システムの実施例2の構成を示すブロック図である。 実施例2のホスト側格納部の構成を示す図である。 サーバ側格納部の構成を示す図である。 本発明に係る自動取引システムの実施例2における動作を示すフローチャート(その1)である。 本発明に係る自動取引システムの実施例2における動作を示すフローチャート(その2)である。 実施例2のメール送信問合せ画面を示す構成図である。
符号の説明
10 自動取引装置
12、50 ホストコンピュータ
13 表示入力部
14 識別情報読取部
15 印字発行部
16 状況検知部
17 電子メール送信部
18 装置側通信部
19 実行制御部
20 取引処理実行部
21 画面格納部
22 一時記憶部
23 ホスト側通信部
24、53 ホスト側格納部
25、54 ホスト側制御部
26 ホスト側読出部
27、59 判断削除部
52 サーバ
55 サーバ側通信部
56 サーバ側格納部
57 サーバ側制御部
58 サーバ側読出部

Claims (17)

  1. 各取引処理に対しいずれかの前記取引処理を行うための取引処理選択画面を表示し顧客に選択させるための表示入力部と、顧客に選択された取引処理を実行して各制御を行うための実行制御部と、実行された前記取引処理に関する処理データを印字した利用明細票の発行を行う印字発行部とを備える自動取引装置において、
    前記実行制御部は、前記印字発行部に印字不可状況が発生すると、前記発行のない取引処理を未発行取引処理として要求するか否かを顧客に選択させるための要求問合せ画面を前記表示入力部に表示させ、顧客が要求すると、更に前記取引処理選択画面を前記表示入力部に表示させて前記未発行取引処理を行うことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記印字不可状況を検知するための状況検知部を更に備え、該状況検知部は、前記印字不可状況を示す印字不可検知信号を前記実行制御部に送ることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記要求問合せ画面は、顧客の要求を可能とする要求ボタンを有し、前記表示入力部は、前記要求ボタンからの要求信号に基づき前記取引処理選択画面の表示を行うことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  4. 電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部を更に備え、前記実行制御部は、前記取引処理選択画面により選択された前記未発行取引処理が実行されると、該未発行取引処理の処理データを未発行処理データとして電子メールで送信するか否かを顧客に問い合わせるためのメール送信問合せ画面を前記表示入力部に表示させ、顧客が電子メール送信を要求すると、前記入力表示部に電子メールアドレスを入力させるためのアドレス入力画面を更に表示させ、入力された電子メールアドレスに基づいて前記電子メール送信部に前記未発行処理データを送信させることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  5. 前記メール送信問合せ画面は、顧客の送信要求を可能とする送信要求ボタンを有し、前記表示入力部は、前記送信要求ボタンからの送信要求信号に基づき前記アドレス入力画面の表示を行うことを特徴とする請求項4記載の自動取引装置。
  6. 取引処理を行うための自動取引装置と、前記自動取引装置に通信回線を介して接続されるホストコンピュータとを含む自動取引システムであって、
    前記自動取引装置は、各取引処理に対しいずれかの前記取引処理を行うための取引処理選択画面を表示し顧客に選択させるための表示入力部と、顧客に選択された取引処理を実行して各制御を行うための実行制御部と、実行された前記取引処理に関する処理データを印字した利用明細票の発行を行う印字発行部と、前記処理データを前記ホストコンピュータに送信するための装置側通信部とを備え、
    前記ホストコンピュータは、前記処理データを受信するためのホスト側通信部と、前記処理データを格納するためのホスト側格納部とを備え、
    前記自動取引装置において、前記実行制御部は、前記印字発行部に印字不可状況が発生すると、前記発行のない取引処理を未発行取引処理として要求するか否かを顧客に問い合わせるための要求問合せ画面を前記表示入力部に表示させ、顧客が要求すると、更に前記取引処理選択画面を前記表示入力部に表示させ、前記取引処理選択画面により選択された前記未発行取引処理を実行すると、前記装置側通信部に、少なくとも該未発行取引処理の処理データを未発行処理データとして前記ホストコンピュータへ送信させ、
    前記ホストコンピュータにおいて、前記ホスト側通信部は、前記自動取引装置から前記未発行処理データを受信し、前記ホスト側格納部は、受信した前記未発行処理データを格納することを特徴とする自動取引システム。
  7. 前記表示入力部は、前記未発行取引処理の利用明細票を今後発行するか否かを顧客に問い合わせるための発行問合せ画面を表示し、
    前記発行問合せ画面は、今後の発行の要求を示す発行選択ボタンと、今後の発行の不要を示す不要選択ボタンとを有することを特徴とする請求項6記載の自動取引システム。
  8. 前記発行選択ボタンが選択されると、前記実行制御部は、該発行選択ボタンからの発行選択信号に基づき前記利用明細票の未発行を示す未発行情報を生成し、
    前記装置側通信部は、前記未発行処理データの送信と共に前記未発行情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホスト側通信部は、前記未発行処理データと共に前記未発行情報を受信し、
    前記ホスト側格納部は、受信した前記未発行情報を前記未発行処理データと対応させて格納する
    ことを特徴とする請求項7記載の自動取引システム。
  9. 前記自動取引装置は、前記印字不可状況の解消後、印字可能な状況を検知するための状況検知部と、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取る識別情報読取部を更に備え、
    前記ホスト側格納部は、前記未発行処理データ及び前記未発行情報と対応させて前記識別情報を予め格納しており、
    前記装置側通信部は、前記印字不可状況の解消後の取引処理を実行する際に、前記状況検知部からの印字可能状況を示す検知信号と前記識別情報読取部により読み取られた前記識別情報とを前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記自動取引装置から受信した前記検知信号に基づいて、前記受信した識別情報に対応する前記未発行情報が前記ホスト側格納部に格納されているか否かを判断し、前記未発行情報が格納されていると判断すると、対応して前記ホスト側格納部に格納されている前記未発行処理データを前記自動取引装置へ送信すると共に、該未発行情報を削除する判断削除部を更に備え、
    前記印字発行部は、前記ホストコンピュータからの前記未発行処理データを印字して利用明細票を発行することを特徴とする請求項8記載の自動取引システム。
  10. 前記不要選択ボタンが選択されると、前記装置側通信部は、該不要選択ボタンからの不要選択信号に基づき前記未発行処理データの送信のみを行うことを特徴とする請求項7記載の自動取引システム。
  11. 前記表示入力部は、前記未発行処理データを電子メールで送信するか否かを顧客に問い合わせるためのメール送信問合せ画面を表示し、前記メール送信問合せ画面は、顧客の送信要求を可能とする送信要求ボタンを有することを特徴とする請求項6記載の自動取引システム。
  12. 前記自動取引装置は、電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部を更に備え
    前記送信要求ボタンが選択されると、前記表示入力部は、該送信要求ボタンからの送信要求信号に基づき電子メールアドレスを入力させるためのアドレス入力画面を更に表示し、前記電子メール送信部は、入力された電子メールアドレスに基づいて前記未発行処理データを送信することを特徴とする請求項11記載の自動取引システム。
  13. 前記自動取引装置は、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取るための識別情報読取部と、電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部とを更に備え、
    前記ホスト側格納部は、前記識別情報と対応させて電子メールアドレスを予め格納し、
    前記送信要求ボタンが選択されると、前記装置側通信部は、該送信要求ボタンからの送信要求信号に基づき電子メールアドレスを要求するアドレス要求信号を前記識別情報と共に前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記アドレス要求信号及び前記識別情報に基づいて前記ホスト側格納部から電子メールアドレスを読み出し、前記ホスト側通信部に前記電子メールアドレスを前記自動取引装置へ送信させ、
    前記電子メール送信部は、前記ホストコンピュータからの前記電子メールアドレスに基づき前記未発行処理データを送信することを特徴とする請求項11記載の自動取引システム。
  14. 前記自動取引装置は、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取るための識別情報読取部を更に備え、
    前記ホストコンピュータは、電子メールアドレスに基づき電子メールを送信するための電子メール送信部を更に備え、
    前記ホスト側格納部は、前記識別情報と対応させて電子メールアドレスを予め格納し、
    前記送信要求ボタンが選択されると、前記装置側通信部は、該送信要求ボタンからの送信要求信号と前記識別情報とを前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、前記要求信号及び前記識別情報に基づいて前記ホスト側格納部から電子メールアドレスを読み出し、前記電子メール送信部は、前記電子メールアドレスに基づき前記未発行処理データを送信することを特徴とする請求項11記載の自動取引システム。
  15. 通信回線を介して前記自動取引装置に接続されるサーバを更に備え、
    前記装置側通信部は、前記未発行処理データを更に前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、前記未発行処理データを受信して格納することを特徴とする請求項6記載の自動取引システム。
  16. 前記自動取引装置は、取引処理用カードから顧客を識別するための識別情報を読み取る識別情報読取部を更に備え、
    前記装置側通信部は、前記未発行処理データの送信と共に前記識別情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、前記未発行処理データと共に前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報を前記未発行処理データと対応させて格納することを特徴とする請求項15記載の自動取引システム。
  17. 前記自動取引装置は、前記印字不可状況及び印字可能状況を検知するための状況検知部を更に備え、
    前記装置側通信部は、前記印字不可状況の解消後の取引処理を実行する際に、前記状況検知部からの印字可能状況を示す検知信号と前記識別情報読取部により読み取られた前記識別情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、前記自動取引装置から受信した前記検知信号に基づいて、前記受信した識別情報に対応する前記未発行処理データが格納されているか否かを判断し、前記未発行処理データが格納されていると判断すると、該未発行処理データを前記自動取引装置へ送信すると共に、該未発行処理データを削除する判断削除部を備え、
    前記印字発行部は、前記サーバからの前記未発行処理データを印字して利用明細票を発行することを特徴とする請求項16記載の自動取引システム。
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