JPH05250544A - 現金自動取引機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】用紙入れ３内の用紙４がまもなく無くなること
を検出するニア・エンド・センサ７と、金庫５内の現金
６がまもなく無くなることを検出するニア・エンド・セ
ンサ８と、ニア・エンド・センサ７又は８が動作したと
き顧客に対してまもなく使用できなくなる旨を伝える音
声出力装置２とを備えている。 【効果】現金自動取引機の前に並んで待っており使用不
可になる顧客の不快感を緩和でき、又、保守者も用紙類
や現金を補給すべきときがきたことを知ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は金融機関などで使用する
現金自動取引機に関する。

【０００２】

【従来の技術】現金自動取引機は、レシート等を発行す
るための用紙類や現金を内蔵している。これら用紙類や
現金は、現金自動取引機の使用状態に応じて、保守者に
より随時供給、補給される。

【０００３】金融機関の１店舗において複数の現金自動
取引機が設置されることが多い。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の現金
自動取引機では、内蔵する用紙類や現金の残存量が少く
なっていることの通知は行われていない為、現金自動取
引機が用紙切れ、現金切れで使用不可になる場合でも、
顧客からすれば突然装置が故障したとしかみえず、並ん
で待っていた顧客にとってこれほど不愉快なことはな
い。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の現金自動取引機
は、内蔵している用紙類があらかじめ定めた枚数より少
くなったことを検出する第１のセンサと、この第１のセ
ンサの検出信号を受けて顧客に対してまもなく使用でき
なくなる旨を伝える音声出力装置とを備えている。又、
本発明の現金自動取引機は、内蔵している現金があから
じめ定めた額より少くなったことを検出して検出信号を
前記音声出力装置へ送出する第２のセンサを含んで構成
されていてもよい。

【０００６】

【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の現金自動取引機の一実施例の機能ブ
ロック図である。

【０００７】現金自動取引機１は、用紙切れあるいは現
金切れにてまもなく装置が使用できなくなる旨を伝える
音声出力装置２、用紙入れ３、用紙入れ３内の用紙４が
まもなく無くなることを検出するニア・エンド・センサ
７、金庫５及び金庫５内の現金６がまもなく無くなるこ
とを検出するニアエンドセンサ８を有している。

【０００８】次に動作の詳細について説明する。用紙入
れ３内の用紙４が残り少なくなり、ニア・エンド・セン
サ７が動作すると、その情報は音声出力装置２に伝えら
れ、音声出力装置２は顧客に対して用紙切れにてまもな
く装置が使用できなくなる旨の音声出力を行う。また、
金庫５内の現金６が残り少なくなり、ニア・エンド・セ
ンサ８が動作すると、その情報は音声出力装置２に伝え
られ、音声出力装置２は顧客に対して現金切れにてまも
なく装置が使用できなくなる旨の音声出力を行う。

【０００９】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、用紙切れ
や現金切れにてまもなく装置が使用できなくなる旨の音
声出力を顧客に対して行うようにしたので、並んで待っ
ている顧客はその音声出力を聞いて別の現金自動取引機
に並び直すことができ、装置が使用できなくなった顧客
の不快感を緩和できる効果がある。

【００１０】又、保守者にとっても、音声出力により用
紙類や現金の補給をすべきときであることを知ることが
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の現金自動取引機の一実施例の機能ブロ
ック図である。

【符号の説明】

１ 現金自動取引機 ２ 音声出力装置 ３ 用紙入れ ４ 用紙 ５ 金庫 ６ 現金 ７，８ ニア・エンド・センサ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 内蔵している用紙類があらかじめ定めた
   枚数より少くなったことを検出する第１のセンサと、こ
   の第１のセンサの検出信号を受けて顧客に対してまもな
   く使用できなくなる旨を伝える音声出力装置とを備えた
   ことを特徴とする現金自動取引機。
2. 【請求項２】 内蔵している現金があからじめ定めた額
   より少くなったことを検出して検出信号を前記音声出力
   装置へ送出する第２のセンサを含むことを特徴とする請
   求項１記載の現金自動取引機。