JP5179942B2 - ロール紙供給装置 - Google Patents
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Description
この場合に、収容部にニアエンド状態のロール紙が存在している場合に、係員が補充用のロール紙を誤って装填、例えば補充用のロール紙の補充部が2箇所の場合に、誤って3つの補充用のロール紙を装填してしまったときは、収容部に存在する使用中のニアエンド状態のロール紙を補充用のロール紙が圧迫して、搬送路における搬送負荷が増大し、明細票の印刷不良が発生する場合があるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、補充用のロール紙の補充部を有するロール紙供給装置において、補充用のロール紙の誤装填を防止する手段を提供することを目的とする。
図1、図2において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行や日本郵政株式会社等の金融機関の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間での取引処理を自動で行う。
6は主記憶部であり、主制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび主制御部5による処理結果等が格納される。
8はカード取扱部であり、カード挿入口8aから挿入された顧客のキャッシュカードやクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている識別子や口座情報等のカード情報を読み書きする機能を有している。
10は紙幣入出金部であり、入金取引時等に紙幣入出金口10aによって顧客が投入した紙幣を受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から顧客に支払う紙幣を繰出し、これを計数して紙幣入出金口10aから排出して顧客に引渡す機能を有している。
12は係員操作部であり、現金自動預払機1の背面側に設けられ、LCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段との組合せで構成されており、表示画面に係員が行う業務処理や取引モードの設定等を行う業務選択画面を表示すると共に、入力手段により係員からの入力を受付ける。
14はロール紙供給装置としての明細票印刷部であり、顧客との取引における取引内容等をロール紙23(後述)に印刷し、これを明細票の長さに切断する機能を備えている。
図3において、21は明細票印刷部14の制御部であり、主制御部5からの指令により明細票印刷部14内の各部を制御して、明細票の印刷処理等を実行する機能を有している。
図4において、23はロール紙であり、帯状の感熱紙を、巻芯のない状態で巻きつけてロール状に形成されている。
24は印刷部であり、感熱式の印刷ヘッドおよびこれに対向配置されたプラテンを備えており、対向配置された複数のローラ対やベルト対等により形成された搬送路25を搬送されたロール紙23に、制御部21からの指令により、取引内容等の明細票の記載内容を印刷する機能を有している。
30は収容部であり、明細票の印刷に用いる使用中のロール紙23を載置すると共にロール紙23の外径部を摩擦により図4に示すA方向に回転させる送りベルト31、ロール紙23をガイドするガイド面32aおよびロール紙23の先端を剥離する爪部32b等を有するロール紙ガイド32等を備えている。
本実施例の補充部34は、収容部30から離れる方向に2箇所設けられており、以下の説明においては、収容部30と隣合う側を補充部34a、補充部34aを挟んだ反対側を補充部34bという。
また、フレーム16の背面側、つまり明細票印刷部14の補充部34b側の係員の視認可能な位置には、装填作業中の係員に補充用ロール紙35の誤装填を報知するための警報ランプ41が設けられている。
44は補充部34に設けられた補充用ロール紙検出センサであり、エンドセンサ26と同様の光学式のセンサであって、移載レバー38の凹部36に載置された補充用ロール紙35の存在を検出する機能を有しており、発光部からの光を受光部が受光していないときは補充用ロール紙35が存在することを示すON信号を、受光部が光を受光しているときは補充用ロール紙35が存在しないこと、つまり補充部34が空であることを示すOFF信号を制御部21へ送信する。
本実施例の明細票印刷部14の記憶部22には、主制御部5からの指令によりロール紙23に取引内容等を印刷する通常の明細票の印刷処理や、図5を用いて説明するロール紙23の補充処理、図6を用いて説明する補充用ロール紙35の誤装填判定処理等を実行する機能を有するロール紙処理プログラムが予め格納されており、制御部21が実行するロール紙処理プログラムのステップにより本実施例の明細票印刷部14のハードウェアとしての各機能手段が形成される。
この場合のニアエンドの誤判定としては、ロール紙23の一部に弛みがあって、その弛みにより形成された空間をニアエンドセンサ43の光軸が通過した場合、ロール紙23に偏心がある場合、ロール紙23が楕円状に変形している場合、外力等によりロール紙23が跳ねて、ロール紙23の中心部の空間をニアエンドセンサ43の光軸が通過した場合等が想定される。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の主記憶部6に格納されている取引処理プログラムが自動的に起動されると共に、明細書印刷部14の記憶部22に格納されているロール紙処理プログラムが自動的に起動される。
S1、明細票印刷部14の制御部21は、ロール紙処理プログラムにより明細票の印刷処理を実行しながら、収容部30のニアエンドセンサ43からのOFF信号の着信を待って待機しており、図7に示すように、明細票の発行に伴って使用中のロール紙23の外径が小さくなってニアエンドセンサ43の光軸より小さくなったことを検出したOFF信号を受信したときにステップS2へ移行する。
S2、ニアエンドセンサ43からのOFF信号を受信した制御部21は、記憶部22からニアエンド判定待機回数を読出してニアエンド判定待機回数(本実施例では10取引分の明細票の発行回数)の経過を待って待機し、ニアエンド判定待機回数の経過を判定したときにステップS3へ移行する。
ニアエンドセンサ43からON信号が送信されている場合は、ニアエンドの誤判定であったと判定してステップS1へ戻り、上記したニアエンドセンサ43からのOFF信号の着信を待っての待機を継続する。
両方の補充用ロール紙検出センサ44がOFF信号を送信している場合は、補充用ロール紙35が存在しないこと、つまり補充部34a、34bが空であることを判定して、接続子Aを介してステップSA1(図6)へ移行する。
ロール紙検出センサ42からのOFF信号を受信しない場合は、前記の待機を継続する。
エンドセンサ26からのOFF信号を受信しない場合は、前記の待機を継続する。
また、補充部34aへの補充用ロール紙35の移載は、下記ステップS8の後に行ってもよく、明細票発行の待機時間に行うようにしてもよい。
S8、補充用ロール紙35の移載を終えた制御部21は、送りベルト31を駆動して送りベルト31上のロール紙23をA方向(図4参照)に回転させ、その先端を爪部32bで剥離して搬送路25へ繰出し、先端がエンドセンサ26を通過(ON信号送信)し、カッタ部27に達したことを確認してロール紙23の搬送を停止させ、ロール紙23を印刷可能な運用状態にする。
このようにして、本実施例のロール紙23の補充処理が実行される。
以下に、図6に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施例の補充用ロール紙35の誤装填判定処理について説明する。
これを受信した主制御部5は、店舗の図示しない管理端末等へ補充用ロール紙切れ通知を送信して、係員に補充用ロール紙35の補給を促し、係員は現金自動預払機1へ補充用ロール紙35を持参する。
開閉検出センサ40からの開信号を受信しない場合は、前記の待機を継続する。
SA3、開閉検出センサ40からの開信号を受信した制御部21は、補充部34a、34bの補充用ロール紙検出センサ44からの検出信号を監視しながら待機し、両方の補充用ロール紙検出センサ44がいずれもON信号を送信していることを確認したときにステップSA4へ移行する。
SA4、両方の補充用ロール紙検出センサ44がいずれもON信号を送信していることを確認した制御部21は、ニアエンドセンサ43からの検出信号を確認し、OFF信号が送信されているときは、補充部34a、34bに補充用ロール紙35が正常に装填されたこと(例えば、図7に示すロール紙23が更に小さな外径になった状態)を判定してステップSA7へ移行する。
SA5、ニアエンドセンサ43からON信号が送信されていることを確認した制御部21は、エンドセンサ26からの検出信号を確認し、OFF信号が送信されているときは、収容部30に残留していたニアエンド以下の外径になったロール紙23が抜取られた後に、新たなロール紙23が係員により収容部30に装填され、補充部34a、34bに補充用ロール紙35が、図4に示す状態に正常に装填されたことを判定してステップSA7へ移行する。
SA6、補充用ロール紙35の誤装填を判定した制御部21は、フレーム16の背面側に設けられた警報ランプ41を点滅させて係員に補充用ロール紙35の誤装填を報知し、ステップSA3へ戻って、補充部34a、34bの補充用ロール紙検出センサ44からの検出信号を監視しながら待機する。
SA7、補充部34a、34bへ補充用ロール紙35が正常に装填されたことを判定した制御部21は、保守扉39の開閉検出センサ40からの閉信号の着信を待って待機し、開閉検出センサ40からの閉信号を受信したときにステップSA8へ移行する。
SA8、開閉検出センサ40からの閉信号を受信した制御部21は、エンドセンサ26からの検出信号を確認し、OFF信号が送信されているときは、上記ステップSA4で判定した収容部30に新たなロール紙23が装填されていることを判定し、接続子Bを介して上記したステップS8(図5)へ移行して、新たなロール紙23の先端を繰出して、ロール紙23を運用状態にする。
このように、本実施例においては、保守扉39が開かれた後の補充用ロール紙35の装填時に、補充用ロール紙検出センサ44が、補充部34a、34bに装填された補充用ロール紙35を検出しており、かつニアエンドセンサ43が収容部30のロール紙23を検出している場合において、エンドセンサ26が使用中のロール紙23の存在を検出しているときは、補充用ロール紙35の誤装填と判定するので、補充用ロール紙35の装填作業を行う係員に対してその場で誤装填を報知することができ、係員は、補充用ロール紙35の誤装填に気付いて、収容部30に存在する使用中のロール紙23の補充用ロール紙35による圧迫を解除して、補充用ロール紙35を正常な装填状態に戻すことができ、搬送路25における搬送負荷の増大を防止して、明細票の印刷不良等の発生を防止することができる。
また、上記実施例においては、補充部は2つ設けるとして説明したが、1つであってもよい。
更に、上記実施例においては、自動取引装置は現金自動預払機であるとして説明したが、顧客にレシートを発行するロール紙の補充部を有するレジスタ等であってもよい。
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
4 顧客情報データベース
5 主制御部
6 主記憶部
7 操作表示部
8 カード取扱部
8a カード挿入口
9 通帳取扱部
9a 通帳挿入口
10 紙幣入出金部
10a 紙幣入出金口
11 硬貨入出金部
11a 硬貨入出金口
12 係員操作部
13 ジャーナル印刷部
14 明細票印刷部
21 制御部
22 記憶部
23 ロール紙
24 印刷部
25 搬送路
26 エンドセンサ
27 カッタ部
30 収容部
31 送りベルト
32 ロール紙ガイド
32a 案内面
32b 爪部
34、34a、34b 補充部
35 補充用ロール紙
36 凹部
37 回転支点
38 移載レバー
39 保守扉
40 開閉検出センサ
41 警報ランプ
42 ロール紙検出センサ
43 ニアエンドセンサ
44 補充用ロール紙検出センサ
Claims (4)
- ロール紙を収容する収容部と、
補充用のロール紙を装填する補充部と、
前記収容部のロール紙を搬送する搬送路と、
前記収容部の使用中のロール紙が、ニアエンド状態になったことを検出するニアエンドセンサと、
前記補充部の補充用のロール紙の存在を検出する補充用ロール紙検出センサと、
前記搬送路上の使用中のロール紙の存在を検出するエンドセンサと、を備えたロール紙供給装置であって、
前記補充部に、補充用のロール紙が装填されるときに、前記補充用ロール紙検出センサが、前記補充部に装填された補充用のロール紙を検出しており、かつ前記ニアエンドセンサが前記収容部のロール紙を検出している場合に、前記エンドセンサが前記使用中のロール紙の存在を検出しているときは、補充用のロール紙の誤装填と判定し、前記誤装填を報知することを特徴とするロール紙供給装置。 - 請求項1において、
前記ニアエンドセンサが、前記ロール紙のニアエンド状態を検出しており、かつ前記補充用ロール紙検出センサが、前記補充部の補充用のロール紙を検出していない場合に、前記補充用のロール紙のロール紙切れを通知することを特徴とするロール紙供給装置。 - 請求項1または請求項2において、
前記ロール紙が、巻芯の無いロール紙であることを特徴とするロール紙供給装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記補充部に補充用のロール紙を装填するときに開閉する保守扉を設けると共に、前記保守扉側に警報ランプを設け、
前記誤装填の報知は、前記警報ランプにより行うことを特徴とするロール紙供給装置。
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