JP6712152B2 - レシート発行装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

レシート発行装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、レシート発行装置、制御方法、及びプログラムに関する。
店舗等において売上を入力し、入出金やレシートの発行を行う装置としてPOSシステムが知られている。一般的にこの種のPOSシステムでは、商品の会計時にPOS端末(レジ)でレシートを印刷している。
ところが、近年、ペーパーレス化が進む中で、当該レシートを電子化することが望まれている。そこで、必要に応じて紙のレシートと電子化されたレシート(電子レシート)とを使い分ける技術が知られている(例えば特許文献1,2)。
特許2011−90375号公報 特許2015−114687号公報
しかしながら、そもそも電子レシートに対応していないPOSシステムでは電子レシートを発行できない。
一方、上記特許文献1は電子レシートに対応しているPOSシステムではあるが、通常のPOSシステムの構成に対して新たにレシート情報を管理する装置を追加する必要があり、システムが複雑化してしまう。
また、上記特許文献2のPOSシステムも電子レシートに対応しているが、商品を購入したお客が電子レシートを選択するには、清算するオペレータにその旨を伝えるか、POSシステムに装着されているボタンやタッチパネルを押す必要があった。前者では、清算作業の手数が増え、後者ではボタンやタッチパネルといった装置が必要になっていた。
そこで、本発明は上述の事情を鑑みてなされたものであり、簡易な構成で容易に電子レシートの発行が可能なレシート発行装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、印刷データに基づくレシートを印刷媒体へ印刷する印刷処理を実行する印刷処理部と、外部記憶装置と通信する外部通信インターフェース部と、印刷データに基づく電子レシートを生成して前記外部通信インターフェース部を介して前記外部記憶装置へ書き込む電子レシート発行処理を実行する電子レシート発行部と、前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されている場合、前記印刷処理部に前記印刷処理を実行させずに、前記電子レシート発行部に前記電子レシート発行処理を実行させる制御部と、を備えるレシート発行装置である。
また、本発明の他の態様は、上記レシート発行装置において、前記制御部は、前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されていない場合、前記印刷処理部に前記印刷処理を実行させ、前記電子レシート発行部に前記電子レシート発行処理を実行させない。
また、本発明の他の態様は、上記レシート発行装置において、前記外部通信インターフェース部は、前記外部記憶装置との通信接続を検出する検出部、を備え、前記制御部は、前記検出部による検出結果に基づいて、前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されているか否かを判定する。
また、本発明の他の態様は、上記レシート発行装置において、前記制御部は、前記印刷処理部に前記印刷処理を実行させたか、または前記電子レシート発行部に前記電子レシート発行処理を実行させたかを示す情報を送信する。
また、本発明の他の態様は、外部記憶装置と通信する外部通信インターフェース部を備え、印刷データに基づくレシートを印刷媒体へ印刷する印刷処理を実行するレシート発行装置の制御方法であって、前記印刷データを取得するステップと、前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されている場合、前記印刷処理を実行せずに、前記印刷データに基づく電子レシートを生成して前記外部通信インターフェース部を介して前記外部記憶装置へ書き込むステップと、を含む制御方法である。
また、本発明の他の態様は、外部記憶装置と通信する外部通信インターフェース部を備え、印刷データに基づくレシートを印刷媒体へ印刷する印刷処理を実行するレシート発行装置としてのコンピュータに、前記印刷データを取得するステップと、前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されている場合、前記印刷処理を実行せずに、前記印刷データに基づく電子レシートを生成して前記外部通信インターフェース部を介して前記外部記憶装置へ書き込むステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、簡易な構成で容易に電子レシートを発行できる。
第1の実施形態によるPOSシステムの構成例を示す図。 第1の実施形態によるプリンタ装置の構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態によるレシート発行処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態によるレシート発行処理の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
(POSシステム1の構成)
図1は、本実施形態によるPOSシステム1の構成例を示す図である。POSシステム1は、プリンタ装置100と、ホスト装置200と、を備えている。ホスト装置200は、商品名や価格などの入力、レシートの発行を行う操作、及びPOSシステムの各種設定を行う操作等が行われるPOS端末である。例えば、ホスト装置200は、レシートの発行を行う操作がされると、入力された商品名や価格に基づいて、レシートの発行を指示する印刷開始コマンド、及びレシートに印刷する印刷データをプリンタ装置100に送信する。
プリンタ装置100は、1ライン毎にイメージデータを印刷するラインプリンタである。例えば、プリンタ装置100は、USB(Universal Serial Bus)、RS−232C(Recommended Standard 232 version C)、Bluetooth(登録商標)等の通信方式によりホスト装置200と通信接続される。そして、プリンタ装置100は、ホスト装置200から送信される印刷データを受信し、受信した印刷データに基づいてレシートの印刷を行う。
また、プリンタ装置100は、受信した印刷データに基づいて電子レシートを生成する機能も備えている。例えば、プリンタ装置100は、外部記憶装置300と通信接続可能な外部通信インターフェース部140を備えており、生成した電子レシートを外部通信インターフェース部140を介して外部記憶装置300へ書き込む。
外部通信インターフェース部140は、近距離無線通信の規格であるNFC(Near Field Communication)等に対応する外部記憶装置300と通信する。例えば、外部記憶装置300は、NFC等に対応したICカードである。外部通信インターフェース部140に外部記憶装置300をかざすと、外部通信インターフェース部140と外部記憶装置300とが通信接続され、外部通信インターフェース部140を介して外部記憶装置300へ電子レシートが書き込み可能となる。
例えば、プリンタ装置100は、外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されている場合、レシートを印刷せずに、電子レシートを生成して外部記憶装置300へ書き込む。一方、プリンタ装置100は、外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されていない場合、レシートを印刷し、電子レシートは生成しない。
(プリンタ装置100の構成)
次に、プリンタ装置100の構成について詳しく説明する。図2は、本実施形態よるプリンタ装置100の構成の一例を示すブロック図である。プリンタ装置100は、通信部110と、CPU120と、印刷処理部125と、印刷部130と、外部通信インターフェース部140と、を備えている。
通信部110は、ホスト装置200と通信接続するための通信インターフェースであり、所定の通信方式でホスト装置200と通信する。例えば、通信部110がホスト装置200と通信接続するための通信インターフェースは、USBを用いた通信インターフェースであってもよいし、RS−232Cを用いた通信インターフェースであってもよいし、Bluetoothを用いた通信インターフェースであってもよい。例えば、通信部110は、ホスト装置200から送信される印刷開始コマンド及び印刷データ等を受信してCPU120に出力する。
CPU120は、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)を含んで構成され、プリンタ装置100の各部を制御する。例えば、CPU120は、通信部110が受信した印刷開始コマンドを取得すると、印刷開始コマンドに続けてホスト装置200から送信される印刷データに基づいて、レシートを発行するレシート発行処理を実行させる。例えば、CPU120は、受信した印刷データに基づくレシート発行処理として、レシートを印刷させるレシート印刷処理と、電子レシートを生成して外部記憶装置300に書き込む電子レシート発行処理とのいずれかを実行させる。
印刷処理部125は、CPU120の制御に応じて、印刷データに基づくレシートを、印刷部130を用いて印刷媒体へ印刷するレシート印刷処理を実行する。印刷媒体は、一般的には紙であるが、印刷できるものであればいずれの材質であってもよい。
印刷部130は、ホスト装置200から受信する印刷データに基づくレシートを、印刷処理部125が実行するレシート印刷処理に応じて印刷する。例えば、印刷部130は、ホスト装置200から逐次受信する1ライン毎の印刷データを、受信した順に印刷する。そして、1ページ分(1レシート分)の印刷データをすべて印刷するとレシート印刷処理を終了する。
外部通信インターフェース部140は、前述したように、NFCに対応する外部記憶装置300と通信する。例えば、外部通信インターフェース部140は、CPU120の制御に応じて、CPU120で生成された電子レシートを、通信接続された外部記憶装置300へ書き込む。また、外部通信インターフェース部140は、外部記憶装置検出部141を備えている。外部記憶装置検出部141は、外部通信インターフェース部140を介した外部記憶装置300との通信接続を検出する。
次に、CPU120の具体的な機能構成について説明する。例えば、CPU120は、レシート発行制御部121と、電子レシート発行部122とを備えている。レシート発行制御部121は、通信部110が受信した印刷開始コマンドを取得すると、印刷開始コマンドに続けてホスト装置200から送信される印刷データに基づいてレシート発行処理を実行する。このとき、レシート発行制御部121は、外部記憶装置検出部141による検出結果に基づいて外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されているか否を判定し、レシートを印刷するか、または電子レシートを発行するかを選択する。
例えば、レシート発行制御部121は、外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されていると判定した場合、印刷処理部125にレシート印刷処理を実行させずに、電子レシート発行部122に電子レシート発行処理を実行させる。一方、レシート発行制御部121は、外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されていないと判定した場合、印刷処理部125にレシート印刷処理を実行させ、電子レシート発行部122に前記電子レシート発行処理を実行させない。
なお、レシート発行制御部121は、レシート印刷処理を実行させたかまたは電子レシート発行処理を実行させたかを示す情報を、通信部110を介してホスト装置200に送信してもよい。
電子レシート発行部122は、電子レシート発行処理を実行する。例えば、電子レシート発行部122は、印刷データに基づく電子レシートを生成して外部通信インターフェース部140を介して外部記憶装置300へ書き込む。
(プリンタ装置100が実行するレシート発行処理の動作)
次に、図3を参照して、プリンタ装置100が実行するレシート発行処理の動作を説明する。図3は、本実施形態によるレシート発行処理の一例を示すフローチャートである。図示するレシート発行処理は、プリンタ装置100がホスト装置200から印刷開始コマンドを受信すると開始される。
(ステップS102)CPU120は、通信部110が受信したイメージ印刷開始コマンドを取得すると、外部記憶装置検出部141による検出結果に基づいて、外部通信インターフェース部140に外部記憶装置300が通信接続されているか否かを判定する。外部記憶装置300が通信接続されていると判定された場合(YES)、ステップS104の処理に進む。一方、外部記憶装置300が通信接続されていないと判定された場合(NO)、ステップS106の処理に進む。
(ステップS104)CPU120は、ステップS102で外部記憶装置300が通信接続されていると判定された場合、電子レシート発行処理を実行する電子レシートモードを選択し、ステップS108の処理に進む。
(ステップS106)CPU120は、ステップS102で外部記憶装置300が通信接続されていないと判定された場合、レシート印刷処理を実行するレシート印刷モードを選択し、ステップS108の処理に進む。
(ステップS108)CPU120は、レシート印刷準備が完了したか否かを判定する。具体的には、CPU120は、1ライン分の印刷データの受信が完了した場合、レシート印刷準備が完了したと判定する。一方、CPU120は、1ライン分の印刷データの受信が完了していないと判定した場合、レシート印刷準備が完了していないと判定する。そして、CPU120は、レシート印刷準備が完了したと判定した場合、ステップS110の処理に進む。一方、CPU120は、レシート印刷準備が完了していないと判定した場合、ステップS102の処理に戻る。
(ステップS110)CPU120は、電子レシートモードに設定されているか否かを判定する。電子レシートモードに設定されていない(即ち、印刷モードに設定されている)と判定された場合(NO)、CPU120は、ステップS112の処理に進み、印刷処理部125にレシート印刷処理を実行させる。一方、電子レシートモードに設定されていると判定された場合(YES)、CPU120は、ステップS114の処理に進み、電子レシート発行部122に電子レシート発行処理を実行させる。
(ステップS112)印刷処理部125は、印刷部130を用いて印刷データに基づくレシートを印刷するレシート印刷処理を実行する。印刷部130は、ホスト装置200から逐次受信する1ライン毎の印刷データを、受信した順に印刷する。そして、1ページ分(1レシート分)の印刷データをすべて印刷するとレシート印刷処理を終了する。
(ステップS114)電子レシート発行部122は、電子レシート発行処理を実行する。例えば、電子レシート発行部122は、1ページ分(1レシート分)のすべてのラインの印刷データが受信されると、受信された1ページ分(1レシート分)の印刷データに基づいて、電子レシートを生成する。そして、電子レシート発行部122は、生成した電子レシートを、外部通信インターフェース部140を介して外部記憶装置300へ書き込む処理を実行する。
(ステップS116)電子レシート発行部122は、ステップS114において電子レシートの書き込みに成功したか否かを判定する。書き込みに成功した場合には(YES)、電子レシート発行部122は、電子レシート発行処理を終了する。一方、書き込みに失敗した場合には(NO)、電子レシート発行部122は、書き込みに失敗したことを示す情報をレシート発行制御部121に受け渡す。書き込みに失敗する要因としては、外部記憶装置300の認識エラー(カード認識エラー)や外部記憶装置300のメモリ不足(書き込みする分の空き容量不足)等がある。この場合には、強制的にレシート印刷モードに入ることになる。レシート発行制御部121は、電子レシート発行部122から書き込みに失敗したことを示す情報を受け取ると、ステップS112の処理に進み、電子レシート発行処理の代替処理として、印刷処理部125にレシート印刷処理を実行させる。
以上説明したように、本実施形態によるプリンタ装置100は、印刷処理部125と、外部通信インターフェース部140と、電子レシート発行部122と、レシート発行制御部121とを備えている。印刷処理部125は、印刷データに基づくレシートを印刷媒体へ印刷するレシート印刷処理を実行する。外部通信インターフェース部140は、外部記憶装置300と通信する。電子レシート発行部122は、印刷データに基づく電子レシートを生成して外部通信インターフェース部140を介して外部記憶装置300へ書き込む電子レシート発行処理を実行する。そして、レシート発行制御部121は、外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されている場合、印刷処理部125にレシート印刷処理を実行させずに、電子レシート発行部122に電子レシート発行処理を実行させる。
これにより、プリンタ装置100は、外部記憶装置300との通信接続を検出し、通信接続されているときには電子レシートを発行するため、清算作業の手数が増えることなく、またボタンやタッチパネルといったお客が意思表示するための装置の必要もなく、簡易な構成で容易に電子レシートを発行できる。また、プリンタ装置100は、ホスト装置200から印刷開始コマンドと印刷データを受信することで、プリンタ装置100側で電子レシートを発行する処理を実行できるため、電子レシートに対応していないPOSシステムにおいても本実施形態のプリンタ装置100を用いることで、ホスト装置側を変更することなく電子レシートを発行できるようになる。
一方、レシート発行制御部121は、外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されていない場合、印刷処理部125にレシート印刷処理を実行させ、電子レシート発行部122に電子レシート発行処理を実行させない。
これにより、プリンタ装置100は、外部記憶装置300と通信接続されていないときにはレシートを印刷することができる。よって、プリンタ装置100は、レシートの印刷と電子レシートの発行とをお客のニーズに合わせて選択して発行できる。
また、外部通信インターフェース部140は、外部記憶装置300との通信接続を検出する外部記憶装置検出部141を備えている。そして、レシート発行制御部121は、外部記憶装置検出部141による検出結果に基づいて、外部記憶装置300が外部通信インターフェース部140と通信接続されているか否かを判定する。
これにより、プリンタ装置100は、外部記憶装置300との通信接続の有無を検出することができ、検出結果に応じてレシートの印刷と電子レシートの発行とのうちの適切な方の処理を実行できる。
また、レシート発行制御部121は、印刷処理部125にレシート印刷処理を実行させたか、または電子レシート発行部122に電子レシート発行処理を実行させたかを示す情報を送信する。
これにより、プリンタ装置100は、レシートの発行後に、レシートを印刷したのか、または電子レシートを発行したのかといったレシートの発行形態をホスト装置200に送信することができる。つまり、POSシステム1は、レシートの発行形態を記録することができ、お客のニーズや電子レシートの発行頻度等の調査に活用することもできる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態では、レシート印刷モードにおいてプリンタ装置100にエラーが発生した場合の処理について説明する。プリンタ装置100で発生するエラーとは、例えば、用紙なし、カバーオープン等である。カバーオープンとは、プリンタ装置100において用紙の収納部分等覆う開閉可能なカバーが開状態にあることをいう。なお、本実施形態によるPOSシステム1及びプリンタ装置100の基本的な構成は、図1及び図2に示す第1の実施形態の構成と同様であるため、その説明を省略し、以下では本実施形態における特徴的な処理について説明する。
図4は、本実施形態によるレシート発行処理の一例を示すフローチャートである。この図を参照して、本実施形態によるレシート発行処理の動作を説明する。なお、この図において、図3の各処理と同様の処理には同一の符号を付しており、その説明を適宜省略する。本実施形態によるレシート発行処理は、ステップS111の処理が追加された点が、図3に示すレシート発行処理と相違する。
(ステップS110)CPU120は、電子レシートモードに設定されているか否かを判定する。電子レシートモードに設定されていない(即ち、印刷モードに設定されている)と判定された場合(NO)、CPU120は、ステップS111の処理に進む。
(ステップS111)印刷処理部125は、プリンタ装置100がエラー状態にあるか否かを判定する。例えば、印刷処理部125は、不図示の検出センサを用いて、用紙なし、カバーオープン等のエラーが発生していないかを確認し、プリンタ装置100がエラー状態にあるか否かを判定する。プリンタ装置100がエラー状態にないと判定された場合(NO)、印刷処理部125は、ステップS112の処理に進み、レシート印刷処理を実行する。一方、プリンタ装置100がエラー状態にあると判定された場合(YES)、印刷処理部125は、ステップS114の処理に進む。
ステップS114では、電子レシート発行部122は、電子レシート発行処理を実行するが、そもそも外部記憶装置300と通信接続されていないため、ステップS116で書き込み失敗となり、ステップS111の処理に戻る。ここで、プリンタ装置100のエラー状態が解消されていれば、印刷処理部125は、ステップS112の処理に進み、レシート印刷処理を実行する。一方、プリンタ装置100のエラー状態が解消されていなければ、再びステップS114の処理に進み、電子レシート発行処理を実行する。プリンタ装置100のエラー状態が解消されるよりも先に、外部記憶装置300と通信接続されれば、電子レシート発行部122は、ステップS116において電子レシートの書き込みに成功し(YES)、電子レシート発行処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によるプリンタ装置100は、レシート印刷モードにおいてプリンタ装置100がエラー状態の場合には、エラー状態が解消されるか、或いは外部記憶装置300と通信接続されるかのいずれか早い方に応じたレシートの発行形態でレシートを発行できる。よって、プリンタ装置100は、レシートの発行ができない状態がなるべく続かないようにすることができる。
なお、上述した実施形態におけるプリンタ装置100が備える各部の機能全体あるいはその一部は、これらの機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶部のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
なお、上記実施形態によるプリンタ装置100のレシート発行制御部121と、電子レシート発行部122と、印刷処理部125と、外部通信インターフェース部140との各部を少なくとも備えた構成を、レシート発行装置として定義することもできる。このレシート発行装置は、プリンタ装置100に限ることなく、様々な用途におけるレシート発行装置として適用できる。
1 POSシステム、100 プリンタ装置、110 通信部、120 CPU、121 レシート発行制御部、122 電子レシート発行部、125 印刷処理部、130 印刷部、140 外部通信インターフェース部、141 外部記憶装置検出部、200 ホスト装置、300 外部記憶装置

Claims (4)

  1. 印刷データに基づくレシートを印刷媒体へ印刷する印刷処理を実行する印刷処理部と、
    外部記憶装置と通信する外部通信インターフェース部と、
    印刷データに基づく電子レシートを生成して前記外部通信インターフェース部を介して前記外部記憶装置へ書き込む電子レシート発行処理を実行する電子レシート発行部と、
    前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されている場合、前記印刷処理部に前記印刷処理を実行させずに、前記電子レシート発行部に前記電子レシート発行処理を実行させる制御部と、
    を備え、
    前記外部通信インターフェース部は、前記外部記憶装置との通信接続を検出する検出部、を備え、
    前記制御部は、前記検出部による検出結果に基づいて、前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されているか否かを判定し、
    前記検出部が前記通信接続を検出した場合、前記電子レシート発行部に前記電子レシートを発行する処理を実行させ、
    前記検出部が前記通信接続を検出しなかった場合、前記印刷処理部に前記レシートを印刷する処理を実行させ、かつ
    前記電子レシートが発行された場合に、前記電子レシートの書き込みが成功したかどうかを判断し、前記電子レシートの書き込みが失敗した場合、強制的に前記印刷処理部に前記レシートを印刷する処理を実行させるレシート発行装置。
  2. 外部のホスト装置に通信接続され、前記印刷データを受信する通信部、を更に備え、
    前記制御部は、
    前記印刷処理部に前記印刷処理を実行させたか、または前記電子レシート発行部に前記電子レシート発行処理を実行させたかを示す情報を前記ホスト装置に送信する、
    請求項1に記載のレシート発行装置。
  3. 外部記憶装置と通信する外部通信インターフェース部を備え、印刷データに基づくレシートを印刷媒体へ印刷する印刷処理を実行するレシート発行装置の制御方法であって、
    前記印刷データを取得するステップと、
    前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されている場合、前記印刷処理を実行せずに、前記印刷データに基づく電子レシートを生成して前記外部通信インターフェース部を介して前記外部記憶装置へ書き込むステップと、
    前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されていない場合、前記レシートを前記印刷媒体へ印刷するステップと、
    前記電子レシートが生成された場合に、前記電子レシートの書き込みが成功したかどうかを判断し、前記電子レシートの書き込みが失敗した場合、強制的に前記レシートを前記印刷媒体へ印刷するステップと、
    を含む制御方法。
  4. 外部記憶装置と通信する外部通信インターフェース部を備え、印刷データに基づくレシートを印刷媒体へ印刷する印刷処理を実行するレシート発行装置としてのコンピュータに、
    前記印刷データを取得するステップと、
    前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されている場合、前記印刷処理を実行せずに、前記印刷データに基づく電子レシートを生成して前記外部通信インターフェース部を介して前記外部記憶装置へ書き込むステップと、
    前記外部記憶装置が前記外部通信インターフェース部と通信接続されていない場合、前記レシートを前記印刷媒体へ印刷するステップと、
    前記電子レシートが生成された場合に、前記電子レシートの書き込みが成功したかどうかを判断し、前記電子レシートの書き込みが失敗した場合、強制的に前記レシートを前記印刷媒体へ印刷するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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