JP5799757B2 - レシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法 - Google Patents

レシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5799757B2
JP5799757B2 JP2011241091A JP2011241091A JP5799757B2 JP 5799757 B2 JP5799757 B2 JP 5799757B2 JP 2011241091 A JP2011241091 A JP 2011241091A JP 2011241091 A JP2011241091 A JP 2011241091A JP 5799757 B2 JP5799757 B2 JP 5799757B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receipt
issuance
information
customer
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011241091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013097657A (ja
JP2013097657A5 (ja
Inventor
芳博 松原
芳博 松原
大堀 治善
治善 大堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2011241091A priority Critical patent/JP5799757B2/ja
Publication of JP2013097657A publication Critical patent/JP2013097657A/ja
Publication of JP2013097657A5 publication Critical patent/JP2013097657A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5799757B2 publication Critical patent/JP5799757B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

紙レシートおよび電子レシートを選択的に発行可能なレシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法に関する。
従来、この種の技術として、特許文献1が知られている。当該特許文献1に記載の電子レシート発行システムは、決済処理を行うPOS端末と、売上登録を行う集計サーバーとを含み、顧客識別情報と、紙レシートの出力の要否を示すレシート要否情報を、予め集計サーバーに登録しておく。POS端末は、決済処理時に集計サーバーにアクセスしてレシート要否情報を参照し、紙レシート発行「要」の場合は、紙レシートを発行する。また、集計サーバーは、POS端末の締め処理の後、紙レシート発行「不要」が登録されている顧客の取引明細(電子レシート)を、予め登録されている配信先に配信する。
特開2011−90375号公報
ところが、特許文献1の技術では、予めレシート発行方法が決まっているため、顧客が決済処理ごとにレシート発行方法を選択することができない。また、店舗によってレシート発行方法を使い分ける用途も考えられるが、同じシステムが導入されている店舗間ではそれも不可能である。また、店舗ごとにシステムを構築することも考えられるが、システム導入費や運営管理費など店舗側の負担が大きくなるため現実的ではない。しかも、店舗ごとにシステムを構築する場合、顧客は店舗ごとに顧客識別情報やレシート要否情報を登録しなければならず、大変面倒である。
また、特許文献1の技術は、POS端末と集計サーバーとが直接通信する構成であるため、店舗へのシステム導入時には、POS端末の入れ替えまたは大幅なソフトウェアの変更が必要となる。このため、中小小売店でのシステム導入は非常に困難である。また、大型小売店の場合、POS端末とネットワーク接続されたサーバー上で売上管理を行うことが一般的に行われているが、中小小売店では、コストおよび運用上の問題からこれも難しい。このため、POS端末の故障や誤操作により、POS端末内に登録されていた売上データが消去されてしまうなどのトラブルがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、導入が容易であると共に、顧客および店舗の双方にとってメリットの高い電子レシート発行サービスを実現するためのレシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明のレシート管理装置は、ホスト装置と、紙レシートを発行するレシートプリンターと、売上管理および電子レシートの発行を行うサーバーと、通信可能なレシート管理装置であって、ホスト装置から、決済情報を取得する決済情報取得部と、顧客デバイスから、顧客を識別する顧客識別情報と、顧客が希望するレシート発行方法を示すレシート発行情報と、を含む顧客情報を取得する顧客情報取得部と、決済情報の取得をトリガーとし、レシート発行情報に応じてレシート発行制御を行うレシート発行制御部と、を備え、レシート発行情報は、レシートプリンターによる紙レシート発行であるプリンター発行、サーバーを介した電子レシート発行であるサーバー発行を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を示すものであり、レシート発行制御部は、取得したレシート発行情報によらず、決済情報または、当該決済情報に基づいて生成した電子レシートをサーバーに送信し、プリンター発行を含むレシート発行情報を取得した場合は、さらに決済情報をレシートプリンターに送信し、サーバー発行を含むレシート発行情報を取得した場合は、さらに顧客識別情報をサーバーに送信することを特徴とする。
本発明のレシート管理装置の制御方法は、ホスト装置と、紙レシートを発行するレシートプリンターと、売上管理および電子レシートの発行を行うサーバーと、通信可能なレシート管理装置の制御方法であって、ホスト装置から、決済情報を取得する決済情報取得ステップと、顧客デバイスから、顧客を識別する顧客識別情報と、顧客が希望するレシート発行方法を示すレシート発行情報と、を含む顧客情報を取得する顧客情報取得ステップと、決済情報の取得をトリガーとし、レシート発行情報に応じてレシート発行制御を行うレシート発行制御ステップと、を備え、レシート発行情報は、レシートプリンターによる紙レシート発行であるプリンター発行、サーバーを介した電子レシート発行であるサーバー発行を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を示すものであり、レシート発行制御ステップは、取得したレシート発行情報によらず、決済情報または、当該決済情報に基づいて生成した電子レシートをサーバーに送信し、プリンター発行を含むレシート発行情報を取得した場合は、さらに決済情報をレシートプリンターに送信し、サーバー発行を含むレシート発行情報を取得した場合は、さらに顧客識別情報をサーバーに送信することを特徴とする。
これらの構成によれば、顧客は、顧客デバイスに顧客識別情報およびレシート発行情報を登録しておくことで、決済処理時にレシート発行方法を選択する手間を省くことができる。また、店舗側(オペレーター)にとっても、顧客にレシート発行方法を確認する手間を省くことができる。また、顧客デバイスのレシート発行情報を書き換えることで、店舗によってまたは購入品目によってレシート発行方法を変更するなど、顧客のニーズに応じたレシート発行を実現できる。また、ホスト装置(POS端末)とレシートプリンターとの間にレシート管理装置を介在させる構成であるため、ホスト装置およびレシートプリンターの入れ替えやソフトウェアの変更が不要であり、システム導入が容易である。さらに、顧客が希望するレシート発行方法によらず、決済情報(または当該決済情報に基づいて生成した電子レシート)を、売上管理を行うためのサーバーに送信するため、POS端末の故障や誤操作により、POS端末内に登録されていた売上データが消失してしまうトラブルを回避できる。このように、店舗側は、レシート管理装置を導入するだけの低コストで、電子レシート発行サービスと売上記録サービスの双方を実現できる。
なお、サーバーによる電子レシートの発行は、予め顧客識別情報と電子レシートの配信先をサーバーに登録しておき、当該配信先に対して配信する構成でも良いし、顧客識別情報として取得した電子メールアドレスを配信先とする構成でも良い。
上記のレシート管理装置において、レシート発行情報は、プリンター発行およびサーバー発行に加え、顧客デバイスに対する電子レシート発行であるデバイス発行を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を示すものであり、レシート発行制御部は、デバイス発行を含むレシート発行情報を取得した場合は、さらに電子レシートを顧客デバイスに送信することを特徴とする。
この構成によれば、顧客のニーズに応じて、少なくとも3種類のレシート発行方法の中から、1以上の方法を任意に選択できる。
なお、本構成においては、顧客デバイスが、電子レシートを書き込み可能な記憶媒体を有していることが前提である。
上記のレシート管理装置において、顧客識別情報は、電子メールアドレスであり、レシート発行制御部は、サーバー発行を含むレシート発行情報を取得した場合、電子メールアドレスをサーバーに送信し、サーバーは、当該電子メールアドレスを宛先とした電子メールにより電子レシートを発行することを特徴とする。
この構成によれば、顧客識別情報として電子メールアドレスを用いることで、予めサーバーに電子メールアドレスを登録しておく必要がない。これにより、顧客は、個人情報を提供することなく電子メール配信サービスを受けることができる。
なお、顧客デバイスが、電子メール機能を有する場合、電子メールアドレスとして、電子メール機能に登録されているアドレスを用いる構成としても良い。この構成によれば、確実に電子レシートを配信することができる。つまり、予めサーバーに電子メールアドレスを登録しておく構成の場合、電子メールアドレスを変更したときにその情報が反映されず、電子レシートの配信を受けることができないといった不具合が生じるが、顧客デバイスから、実際に使用されている電子メールアドレスを取得する構成とすることで、そのような不具合を解消できる。なお、「電子メール機能に登録されているアドレス」とは、顧客デバイス(例えば、スマートフォンや携帯電話)の受信用アドレスであっても良いし、顧客デバイス所有者の自宅用アドレスであっても良い。つまり、受信メールの宛先となっているアドレスやプロフィール設定されたアドレスを適用可能である。
上記のレシート管理装置において、レシートプリンターから、当該レシートプリンターに登録されているロゴデータを取得するロゴデータ取得部と、取得したロゴデータを不揮発に記憶するロゴデータ記憶部と、決済情報およびロゴデータに基づいて、ロゴ入り電子レシートを生成する電子レシート生成部と、をさらに備え、レシート発行制御部は、サーバー発行を示すレシート発行情報を取得した場合、ロゴ入り電子レシートをサーバーに送信し、デバイス発行を示すレシート発行情報を取得した場合、ロゴ入り電子レシートを顧客デバイスに送信することを特徴とする。
この構成によれば、紙レシートに付加されるロゴ(店名や電話番号、広告、イラストなどを含む画像データ)を、電子レシートに付加することができる。
上記のレシート管理装置において、顧客デバイスは、レシート発行情報を店舗別に記憶しており、顧客情報取得部は、自店舗に紐付けられたレシート発行情報を取得することを特徴とする。
この構成によれば、店舗別に異なるレシート発行方法でレシートを発行させることができる。
本発明のレシート管理システムは、上記のレシート管理装置と、サーバーと、を備えたレシート管理システムであって、サーバーは、レシート管理装置から送信された決済情報または電子レシートに基づく売上記録を記憶する売上記録記憶部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、導入が容易であると共に、顧客および店舗の双方にとってメリットの高いレシート管理システムを実現できる。
上記のレシート管理システムにおいて、サーバーは、レシート管理装置から送信された顧客識別情報により特定される顧客に対し、インセンティブまたは広告情報を提供する情報提供部をさらに備えたことを特徴とする。
この構成によれば、サーバーを介した電子レシートの発行を促すことができる。これにより、紙レシート使用回数の削減に伴う省資源化を図ることができる。
なお、「インセンティブ」とは、クーポンや割引券、値引券等を指す。
本発明のプログラムは、コンピューターに、上記のレシート管理装置の制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。
このプログラムを用いることにより、導入が容易であると共に、顧客および店舗の双方にとってメリットの高い電子レシート発行サービスを実現できる。
本発明の一実施形態に係るレシート管理システムのシステム構成図である。 シート管理システムの機能ブロック図である。 携帯デバイスの設定画面表示例およびレシート発行情報の設定例を示す図である。 レシート発行処理の流れを示すフローチャートである。 プリンター発行処理の流れを示すフローチャートである。 サーバー発行処理の流れを示すフローチャートである。 デバイス発行処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照し、本発明のレシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るレシート管理システムSYのシステム構成図である。同図に示すように、レシート管理システムSYは、決済処理を行うPOS端末1(ホスト装置)と、本実施形態の主要部を為すレシート管理装置2と、紙レシートを発行するレシートプリンター3と、売上管理を行うと共に電子レシートを発行するサーバー4と、顧客が携行する携帯デバイス5(顧客デバイス)と、顧客の自宅などに配置される顧客用PC6と、を備えている。
レシート管理装置2は、インターネット等のネットワークNTを介して、サーバー4と接続される。また、サーバー4も、ネットワークNTを介して、顧客用PC6と接続される。また、レシート管理装置2は、有線/無線LANまたはケーブルなどを介して、POS端末1およびレシートプリンター3と接続され、さらに携帯デバイス5と無線通信可能に構成される。つまり、POS端末1およびレシートプリンター3から成る既存の決済処理システムに、レシート管理装置2を導入することで、ネットワークNTを介したサーバー4との通信、並びに無線通信を介した携帯デバイス5との通信を実現している。なお、携帯デバイス5は、決済処理時において、顧客により、レシート管理装置2に翳されるか、レシート管理装置2の近傍に配置された所定の配置場所に配置されることにより、レシート管理装置2との通信を行う。
POS端末1は、決済処理を実現するためのPOSアプリケーション11と、商品用バーコードを読み取るためのバーコードリーダー12と、商品コードの入力および各種操作を行うためのキーボード13と、を備えている。また、特に図示しないが、その他一般的なPOS端末の構成を有している。
レシート管理装置2は、携帯デバイス5(NFCチップ52)と近距離無線通信を行うためのNFCユニット21と、紙レシートを発行させるための紙レシート発行スイッチ22と、携帯デバイス5との通信完了および、紙レシートの発行受付状態を報知するためのLEDランプ23と、を備えている。LEDランプ23は、携帯デバイス5との通信完了時に点滅表示を行う。また、紙レシートが発行されていない場合は、その後所定時間(数秒〜数十秒程度)、点灯状態となる。このLEDランプ23の点灯中に、顧客または店員(レジオペレーター)によって紙レシート発行スイッチ22が押下されると、紙レシート発行処理(図4参照)を実行する。
レシートプリンター3は、印刷ヘッド、用紙搬送機構および用紙切断機構などから成る印刷機構31と、ロゴデータを不揮発に記憶するロゴ用メモリー32と、を備えている。「ロゴデータ」とは、店舗名、住所、電話番号、イラストなど、紙レシートの固定位置に印刷される画像データである。レシートプリンター3は、POS端末1から送信された決済情報に、ロゴデータを付加することで、ロゴ入りの紙レシートを発行する。
携帯デバイス5は、顧客がレシート発行サービスを受けるための専用アプリケーション51と、レシート管理装置2(NFCユニット21)と無線通信を行うためのNFCチップ52と、電子メール機能を実現するための電子メールアプリケーション53と、を備えている。専用アプリケーション51は、携帯デバイス5がインターネット接続機能を有している場合、ダウンロード用Webサイトからダウンロードする。若しくは、予め携帯デバイス5内に組み込まれていても良い。なお、携帯デバイス5としては、ノート型パーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯電話、その他各種タブレット端末を適用可能である。
サーバー4は、レシート管理装置2から転送された決済情報を店舗別に記憶する売上記録データベース41と、レシート管理装置2から転送された顧客情報(個人情報71)を記憶する顧客データベース42と、を備えている。なお、売上記録データベース41への売上記録は、店舗担当者による店舗専用Webサイトへの売上記録サービス設定に基づいて行われる。その他、店舗は、当該店舗専用Webサイトへの設定により、販促データ配信サービスも受けられるようになっている。詳細ついては、後述する。
顧客用PC6は、電子メール機能を実現するための電子メールアプリケーション61を備えている。当該電子メール機能により、電子レシートの受信や販促データの受信が可能となっている。なお、顧客用PC6は、レシート管理システムSYの必須構成要素ではなく、顧客が携帯デバイス5への配信を希望する場合(後述するレシート発行サービス設定にて、携帯デバイス5の電子メールアドレスが登録された場合,図3(a)参照)、顧客用PC6は不要である。
次に、図2を参照し、レシート管理システムSYの機能構成について説明する。POS端末1は、主な機能構成として、決済情報生成部110を備えている。決済情報生成部110は、POSアプリケーション11を主要部とし、バーコードリーダー12やキーボード13の入力に基づいて、決済情報(レシート記載情報)を生成する。
レシートプリンター3は、主な機能構成として、ロゴデータ記憶部310および印刷部320を備えている。ロゴデータ記憶部310は、ロゴ用メモリー32を主要部とし、ロゴデータを記憶する。印刷部320は、印刷機構31を主要部とし、POS端末1によって生成された決済情報(レシート管理装置2を介して受信した決済情報)にロゴデータを付加して紙レシートを発行する。
携帯デバイス5は、主な機能構成として、顧客情報生成部510、顧客情報記憶部520、電子レシート取得部530および電子メール受信部540を備えている。
顧客情報生成部510は、専用アプリケーション51により、顧客の入力情報に基づいて、顧客情報を生成する。ここで、「顧客情報」とは、顧客個人に関する個人情報71と、顧客が希望するレシート発行方法を示すレシート発行情報72と、から成る(図3(a)参照)。また、個人情報71には、電子メールアドレス(顧客識別情報)が含まれる。一方、レシート発行情報72とは、レシートプリンター3による紙レシート発行である「プリンター発行」、サーバー4を介した電子レシート発行である「サーバー発行」、携帯デバイス5に対する電子レシート発行である「デバイス発行」を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を指す。なお、顧客情報の設定方法については後述する。
顧客情報記憶部520は、NFCチップ52に組み込まれたメモリー(図示省略)を主要部とし、顧客情報生成部510により生成された顧客情報を記憶する。電子レシート取得部530は、NFCチップ52に組み込まれたアンテナ(図示省略)を主要部とし、レシート管理装置2からNFC通信を介して電子レシートを取得する。電子メール受信部540は、電子メールアプリケーション53を主要部とし、サーバー4から配信された電子メール(電子レシートまたは販促データが添付または記載された電子メール)を受信する。
顧客用PC6は、主な機能構成として、電子メール受信部610を備えている。電子メール受信部610は、電子メールアプリケーション61を主要部とし、電子メール受信部540と同様に、サーバー4から配信された電子メールを受信する。
レシート管理装置2は、主な機能構成として、ロゴデータ取得部210、ロゴデータ記憶部220、決済情報取得部230、電子レシート生成部240、顧客情報取得部250およびレシート発行制御部260を備えている。
ロゴデータ取得部210は、レシート管理装置2の電源ON時またはレシートプリンター3との接続時に、ロゴデータ記憶部310に記憶されているロゴデータを取得する(読み出す)。ロゴデータ記憶部220は、取得したロゴデータを不揮発に記憶する。
決済情報取得部230は、POS端末1から、決済処理の処理結果を示す決済情報を取得する。電子レシート生成部240は、レシート発行方法として「サーバー発行」または「デバイス発行」が選択された場合、電子レシートを生成する。電子レシート生成部240は、決済情報にロゴデータを付加することにより、紙レシートと同情報を含む電子レシートを生成する。このように、レシートプリンター3から取得したロゴデータの付加処理を行うため、紙レシートと同じ情報、同じデザインの電子レシートを発行することができる。
顧客情報取得部250は、決済処理時において、携帯デバイス5から、顧客情報(個人情報71およびレシート発行情報72)を取得する。なお、レシート発行情報72は、店舗別に設定されているため、顧客情報取得部250は、自店舗に紐付けられたレシート発行情報72を取得する。
レシート発行制御部260は、POS端末1から送信された決済情報の取得をトリガーとし、携帯デバイス5から送信されたレシート発行情報72に応じてレシート発行制御を行う。具体的には、「プリンター発行」を含むレシート発行情報72を取得した場合、決済情報をレシートプリンター3に送信する。また、「サーバー発行」を含むレシート発行情報72を取得した場合、電子レシートおよび電子メールアドレス(顧客識別情報)をサーバー4に送信する。また、「デバイス発行」を含むレシート発行情報72を取得した場合、電子レシートを携帯デバイス5に送信する。また、取得したレシート発行情報72によらず、決済情報の取得ごとに、当該決済情報と、顧客情報(携帯デバイス5から顧客情報を取得した場合のみ、個人情報71だけでも良い)をサーバー4に送信する。さらにレシート発行制御部260は、取得したレシート発行情報72に「プリンター発行」が含まれていない場合であって、LEDランプ23の点灯中に紙レシート発行スイッチ22が押下された場合、決済情報をレシートプリンター3に送信する。
サーバー4は、主な機能構成として、売上記録記憶部410、Webサイト登録部420、情報提供部430、顧客管理部440およびレシート管理設定部450を備えている。
売上記録記憶部410は、売上記録データベース41を主要部とし、レシート管理装置2から送信された決済情報に基づく売上記録(電子ジャーナル)を記憶する。なお、売上記録は、店舗別(またはレシート管理装置2別)に記録され、所定の保存期間を過ぎた売上記録については削除処理を行う。
Webサイト登録部420は、レシート管理装置2から送信された決済情報を、顧客専用Webサイト上で確認できるように、会員IDやパスワードと紐付けて登録する。なお、所定の保存期間を過ぎた決済情報については削除処理を行う。
情報提供部430は、顧客データベース42に登録されている個人情報71に基づいて、電子レシートおよび販促データ(クーポン等のインセンティブまたは、広告情報)を配信する。例えば、レシート管理装置2から電子レシートおよび電子メールアドレスを受信した場合(レシート発行方法として「サーバー発行」が選択されている場合)、当該電子メールアドレス(携帯デバイス5または顧客用PC6のアドレス)を宛先として電子レシートを含む電子メールを配信する。また、レシート管理設定部450の設定により、販促データの配信が設定されている場合、登録されている電子メールアドレスに対し、販促データを含む電子メールを配信する。
顧客管理部440は、レシート管理装置2(レシート発行制御部260)から送信された顧客情報を取得し、顧客データベース42に登録されている個人情報71に変更がある場合(会員IDに紐付けられた電子メールアドレスやパスワードが変更された場合など)、顧客データベース42の更新を行う。このように、決済処理ごとに、レシート管理装置2から個人情報71を取得して更新することで、常に最新の情報を管理することができる。また、顧客も、個人情報71に変更が生じる度に、顧客専用Webサイトにアクセスして登録情報を書き換えるなどの手間を必要としない。なお、顧客情報のうち、レシート発行情報72については顧客データベース42に登録されないため、頻繁な顧客データベース42の更新を防止できる。
レシート管理設定部450は、サーバー4が提供する店舗専用Webサイトへの店舗担当者による情報入力により、売上記録サービスおよび販促データ配信サービスに関する種々の設定を行う。店舗担当者が、予め付与されたIDおよびパスワードを用いて、店舗専用Webサイトにログインすると、売上記録サービス設定として、売上記録の保存期間、ファイル圧縮方法、暗号化キーなどを設定可能となっている。売上記録記憶部410は、これらの設定にしたがって売上記録を生成・記憶する。なお、店舗専用Webサイトから、自店舗用の売上記録を店舗用PCにダウンロード可能としても良い。また、レシート管理装置2ごとにIDを付与しておき、レシート管理装置2ごとに売上記録サービス設定を行い、且つレシート管理装置2ごとに売上記録をダウンロード可能としても良い。
一方、店舗専用Webサイトでは、販促データ配信サービス設定として、配信対象の選択(顧客管理部440によって管理されている全顧客の中から、過去1年以内に来店し、且つ最近1ヶ月来店しない顧客を抽出するなど)、販促データの作成(クーポンや広告データの選択・生成)、配信時刻の設定などを行い得るようになっている。情報提供部430は、これらの設定にしたがって販促データを配信する。
次に、図3を参照し、携帯デバイス5によるレシート発行サービス設定について説明する。図3(a)は、専用アプリケーション51のインストールによって携帯デバイス5の表示画面70に表示される設定画面の表示例を示す図である。レシート発行サービス設定では、個人情報71として、会員ID、パスワードおよび電子メールアドレスを設定可能となっている。会員IDは、顧客を一意に特定するための情報であり、登録時(サーバー4へのアクセス時)において認証が行われる(同じ会員IDが存在する場合、再入力が促される)。なお、会員IDおよびパスワードは、サーバー4の顧客専用Webサイト上で電子レシート(または、レシートフォームとなっていない決済情報)を確認する際に必要な情報であるため、必須入力項目となっている。また、電子メールアドレスは、必須入力項目ではないものの、レシート発行形態として「電子メール」が選択された場合(レシート発行方法として「サーバー発行」が選択された場合)、入力が必要となる。また、電子メールアドレスが入力されていない場合は、販促データの配信も受けられない。
また、レシート発行サービス設定では、レシート発行情報72として、レシート発行形態(レシート発行方法)を店舗別に設定可能となっている。顧客は、同図に示す3種類(紙レシート、電子メール、NFC通信)のうち、任意数のレシート発行形態を選択可能である。ここで、「紙レシート」は「プリンター発行」、「電子メール」は「サーバー発行」、「NFC通信」は「デバイス発行」を示している。このレシート発行情報72を随時書き換えることで、決済処理ごとに異なるレシート発行方法でレシートを発行させることができる。なお、いずれのレシート発行形態が選択されなかった場合でも、顧客専用Webサイトによる閲覧は可能である。また、レシートの重複発行を防止する必要がある場合は、3種類のうち、1のレシート発行形態のみ選択可能とする。
図3(b)は、レシート発行情報72の設定例を示す図である。同図の例は、「店舗A」での購入時には「プリンター発行(紙レシート)」を希望し、「店舗B」および「店舗C」での購入時には「サーバー発行(電子メール)」および「デバイス発行(NFC通信)」を希望していることを示している。
次に、図4ないし図7のフローチャートを参照し、レシート発行処理の一連の流れを説明する。なお、図4は、メインフローであり、図5ないし図7は、図4のサブフローである。
図4に示すように、レシート管理装置2は、POS端末1から決済情報を受信すると(S01)、携帯デバイス5の検出の有無を判別する(S02)。決済情報の受信後、所定時間経過しても携帯デバイス5を検出しない場合、若しくはレジオペレーターによって紙レシート発行が指示された場合は、携帯デバイス5を検出しなかったものとして(S02:No)、プリンター発行処理を行う(S03)。また、携帯デバイス5を検出した場合は(S02:Yes)、携帯デバイス5から顧客情報を取得し(S04)、当該顧客情報に含まれるレシート発行情報72に基づいてレシート発行方法を判別する(S05)。ここで、レシート発行情報72の自店舗を示す情報に、レシート発行方法「プリンター発行」が紐付けられている場合は、プリンター発行処理を行い(S06)、「サーバー発行」が紐付けられている場合は、サーバー発行処理を行い(S07)、「デバイス発行」が紐付けられている場合は、デバイス発行処理を行う(S08)。
また、サーバー発行処理(S07)またはデバイス発行処理(S08)の後、LEDランプ23の点灯中に、紙レシート発行スイッチ22が押下された場合は(S09:Yes)、紙レシート発行処理を行う(S10)。なお、同図では、レシート発行方法が1種類のみ選択されているものとしたが、2種類以上のレシート発行方法が選択されている場合は、S06〜S08の工程を選択された種類分、実行する。但し、紙レシートを発行した場合は、S09およびS10は省略される。
図5は、図4のS03およびS06に相当するプリンター発行処理を示すフローチャートである。レシート発行方法として「プリンター発行」が選択された場合、レシート管理装置2は、POS端末1から送信された決済情報をレシートプリンター3に送信する(S31)。レシートプリンター3は、送信された決済情報にロゴデータを付加して、紙レシートを発行する(S32)。なお、図4のS10における紙レシート発行処理は、これらS31およびS32から成る処理である。
その後、レシート管理装置2は、決済情報と、携帯デバイス5から送信された顧客情報をサーバー4に送信する(S33)。サーバー4は、送信された決済情報を売上記録データベース41に登録し(S34)、さらに必要に応じて顧客データベース42に顧客情報を登録する(S35)。「必要に応じて」とは、電子メールアドレスやパスワードに変更があった場合を含む。つまり、会員IDをキーとして、登録済みの顧客情報と、送信された顧客情報とを照合し、一致しない場合、送信された顧客情報を上書きする。なお、レシート発行サービス設定において(図3(a)参照)、氏名、電話番号、住所などを顧客情報として登録する構成の場合、それらに変更が生じた場合も、顧客データベース42を更新する。
なお、S33の決済情報等のサーバー4への送信は、レシート管理装置2が決済情報を受信した直後ではなく、決済処理終了後のアイドル時間でも良い。また、複数回または所定時間内の決済処理にて取得した決済情報等を記憶しておき、まとめてサーバー4へ送信しても良い。但し、S31,S32の処理は、紙レシート発行に遅延が生じないよう、決済情報の受信直後に行う。
図6は、図4のS07に相当するサーバー発行処理を示すフローチャートである。レシート発行方法として「サーバー発行」が選択された場合、レシート管理装置2は、POS端末1から送信された決済情報と、記憶しておいたロゴデータに基づいて電子レシートを生成する(S41)。また、レシート管理装置2は、当該電子レシートと、顧客情報に含まれる電子メールアドレスをサーバー4に送信する(S42)。サーバー4は、これらを受信すると、送信された電子メールアドレスを宛先として、電子レシートを送信する(S43)。つまり、顧客情報が顧客データベース42に登録されているか否かに関わらず、電子レシートの送信を行う。なお、S44以降は、図5のS33〜S35と同様の処理を行う(S44〜S46)。また、S44〜S46の処理は、決済情報の受信直後でなくても良いが、S41〜S43の処理は、サーバー発行を希望する顧客が、携帯デバイス5等で迅速に決済処理内容を確認できるように、決済情報の受信直後に行うことが好ましい。
図7は、図4のS08に相当するデバイス発行処理を示すフローチャートである。レシート発行方法として「デバイス発行」が選択された場合、レシート管理装置2は、POS端末1から送信された決済情報と、記憶しておいたロゴデータに基づいて電子レシートを生成する(S51)。また、レシート管理装置2は、NFCユニット21により、生成した電子レシートを携帯デバイス5に送信する(S52)。携帯デバイス5は、送信された電子レシートを所定の記憶領域に記憶する(S53)。なお、S54以降は、図5のS33〜S35と同様の処理を行う(S54〜S56)。また、S54〜S56の処理は、決済情報の受信直後でなくても良いが、S51〜S53の処理は、顧客が携帯デバイス5の表示画面70上で迅速に決済処理内容を確認できるように、決済情報の受信直後に行う。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、顧客は、携帯デバイス5に顧客情報を登録しておくことで、決済処理時にレシート発行方法を選択する手間を省くことができる。また、店舗側(オペレーター)にとっても、決済処理ごとに顧客に対してレシート発行方法を確認する手間を省くことができる。また、レシート発行方法は店舗別に登録可能であるため、ある店舗については、携帯デバイス5に購入履歴を残したい、この店舗については、家計簿に紙レシートを貼付して管理したいなど、顧客のニーズに応じたレシート発行を実現できる。
また、POS端末1とレシートプリンター3との間にレシート管理装置2を介在させる構成であるため、POS端末1およびレシートプリンター3の入れ替えやソフトウェアの変更が不要であり、システム導入が容易である。さらに、顧客が希望するレシート発行方法によらず、決済情報をサーバー4に送信するため、POS端末1の故障や誤操作により、POS端末1内に登録されていた売上データが消失してしまうトラブルを回避できる。また、決済情報のサーバー4への送信は、締め処理時ではなく、決済情報の取得ごとに行うため、トラブルがあった際の売上データの消失被害を最小限に留めることができる。
なお、上記の実施形態では、レシート発行サービス設定(図3(a)参照)にて、会員IDおよびパスワードを必須入力項目としたが、会員IDおよびパスワードが入力されていない場合でも、レシート発行情報72が登録されている場合は、レシート発行を可能としても良い。但し、「サーバー発行」を希望する場合は、電子メールアドレスの登録は必要である。この構成によれば、顧客専用Webサイトによる決済情報(または電子レシート)の閲覧はできないものの、個人情報をサーバー4に登録しておく必要がないため、個人情報の流出を心配するユーザーでも、レシート発行サービスを気軽に利用することができる。
また、顧客情報のサーバー4への登録自体を不要としても良い。この場合、携帯デバイス5には、レシート発行情報72と、電子メールアドレス(「サーバー発行」を希望する場合)のみを登録しておけば良い。この構成によれば、上記の会員IDおよびパスワードを必須入力項目としない場合と同様の効果を奏する。また、この場合、携帯デバイス5は、インターネット通信機能などが不要であるため、会員カードなどのカード媒体やキーホルダーなどを適用可能である。
また、上記の実施形態では、レシート管理装置2と携帯デバイス5との通信は、NFC通信を介して行ったが、Bluetooth(登録商標)通信など他の通信方法を用いても良い。また、レシート管理装置2の顧客情報の取得は、携帯デバイス5の表示画面上に表示された2次元コードなどのコード画像(顧客情報をコード化した画像)の読み取りによって行っても良い。さらにこの場合、2次元コードをプリンターで印刷した印刷用紙を、携帯デバイス5として用いても良い。
また、上記の実施形態では、3種類のレシート発行方法を例示したが、これらに限らず他のレシート発行方法を選択可能としても良い。例えば、「デバイス発行」を、NFC通信を用いるものと、Bluetooth(登録商標)通信を用いるものとで、選択可能としても良い。また、レシートとして発行されるものには、一般的な決済情報が含まれるもの(会計レシート)、領収書、保証書などがあるが、各レシート種別に応じて、レシート発行方法を選択可能としても良い。
また、上記の実施形態では、レシート発行方法を店舗別に登録可能としたが、店舗別だけでなく、金額帯別、商品分類別、品目別、売場別、購入時間帯別、購入地域別、決済方法別(クレジットカード決済、現金決済、プリペイドカード決済など)のレシート発行情報72を登録可能としても良い。この構成によれば、決済処理時に特別な操作を必要とすることなく、顧客のニーズに応じたレシート発行を実現できる。
また、上記の実施形態では、紙レシート発行スイッチ22をレシート管理装置2に備えたが、携帯デバイス5の操作によって紙レシートの発行を指示可能としても良い。
また、上記の実施形態では、電子レシートの生成をレシート管理装置2で行ったが、レシート発行方法として「サーバー発行」が選択された場合、サーバー4側で電子レシートの生成を行っても良い。この場合、図6に示したフローチャートのS42の工程(電子レシートおよび電子メールアドレスの送信)を省略できる。
また、上記の実施形態では、レシート発行方法として「サーバー発行」が選択された場合、電子レシートと決済情報をサーバー4に送信したが(図6のS42,S44参照)、サーバー4への決済情報の送信(S44)を省略しても良い。この場合、サーバー4は、送信された電子レシートから、商品コードや金額などの必要な情報を抽出して売上記録データベース41に登録する。
また、上記の実施形態に示したレシート管理システムSY(レシート管理装置2、サーバー4、携帯デバイス5など)の各機能・各処理をプログラムとして提供することが可能である。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリー等)に格納して提供することも可能である。すなわち、コンピューターを、レシート管理装置2、サーバー4、携帯デバイス5の各構成要素として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利範囲に含まれるものである。
また、サーバー4の各部を、レシート管理装置2に組み込んでも良い。また、サーバー4を、POSシステムやWWWサーバーで実現しても良い。さらに、レシート管理装置2を、レシートプリンター3に装着可能なインターフェースボードで構成しても良い。その他、上述した実施例によらず、レシート管理システムSYのシステム構成や処理工程等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
1…POS端末 2…レシート管理装置 3…レシートプリンター 4…サーバー 5…携帯デバイス 11…POSアプリケーション 12…バーコードリーダー 13…キーボード 21…NFCユニット 22…紙レシート発行スイッチ 23…LEDランプ 31…印刷機構 32…ロゴ用メモリー 41…売上記録データベース 42…顧客データベース 51…専用アプリケーション 52…NFCチップ 53…電子メールアプリケーション 61…電子メールアプリケーション 70…表示画面 71…個人情報 72…レシート発行情報 NT…ネットワーク SY…レシート管理システム

Claims (9)

  1. ホスト装置と、紙レシートを発行するレシートプリンターと、売上管理および電子レシートの発行を行うサーバーと、通信可能なレシート管理装置であって、
    前記ホスト装置から、決済情報を取得する決済情報取得部と、
    顧客デバイスから、顧客を識別する顧客識別情報と、顧客が希望するレシート発行方法を示すレシート発行情報と、を含む顧客情報を取得する顧客情報取得部と、
    前記レシートプリンターから、ロゴデータを取得するロゴデータ取得部と、
    取得したロゴデータを不揮発に記憶するロゴデータ記憶部と、
    前記決済情報の取得をトリガーとし、前記レシート発行情報に応じてレシート発行制御を行うレシート発行制御部と、を備え、
    前記レシート発行情報は、前記レシートプリンターによる紙レシート発行であるプリンター発行、前記サーバーを介した電子レシート発行であるサーバー発行を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を示すものであり、
    前記レシート発行制御部は
    前記プリンター発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合は、前記決済情報を前記レシートプリンターに送信し、
    前記サーバー発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合は、前記顧客識別情報と、前記決済情報および前記ロゴデータに基づいて生成したロゴ入り電子レシートと、を前記サーバーに送信することを特徴とするレシート管理装置。
  2. 前記レシート発行情報は、前記プリンター発行および前記サーバー発行に加え、前記顧客デバイスに対する電子レシート発行であるデバイス発行を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を示すものであり、
    前記レシート発行制御部は、
    前記デバイス発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合は、前記ロゴ入り電子レシートを前記顧客デバイスに送信することを特徴とする請求項1に記載のレシート管理装置。
  3. 前記顧客識別情報は、電子メールアドレスであり、
    前記レシート発行制御部は、
    前記サーバー発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合、前記電子メールアドレスを前記サーバーに送信し、前記サーバーは、当該電子メールアドレスを宛先とした電子メールにより前記電子レシート発行を行うことを特徴とする請求項1または2に記載のレシート管理装置。
  4. 前記顧客デバイスは、前記レシート発行情報を店舗別に記憶しており、
    前記顧客情報取得部は、自店舗に紐付けられた前記レシート発行情報を取得することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のレシート管理装置。
  5. 請求項1ないしのいずれか1項に記載のレシート管理装置と、前記サーバーと、を備えたレシート管理システムであって、
    前記サーバーは、
    前記レシート管理装置から送信された前記決済情報または前記ロゴ入り電子レシートに基づく売上記録を記憶する売上記録記憶部を備えたことを特徴とするレシート管理システム。
  6. 前記サーバーは、
    前記レシート管理装置から送信された前記顧客識別情報により特定される顧客に対し、インセンティブまたは広告情報を提供する情報提供部をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載のレシート管理システム。
  7. ホスト装置と、紙レシートを発行するレシートプリンターと、売上管理および電子レシートの発行を行うサーバーと、通信可能なレシート管理装置の制御方法であって、
    前記ホスト装置から、決済情報を取得する決済情報取得ステップと、
    顧客デバイスから、顧客を識別する顧客識別情報と、顧客が希望するレシート発行方法を示すレシート発行情報と、を含む顧客情報を取得する顧客情報取得ステップと、
    前記レシートプリンターから、ロゴデータを取得するロゴデータ取得ステップと、
    取得したロゴデータを不揮発に記憶するロゴデータ記憶ステップと、
    前記決済情報の取得をトリガーとし、前記レシート発行情報に応じてレシート発行制御を行うレシート発行制御ステップと、を備え、
    前記レシート発行情報は、前記レシートプリンターによる紙レシート発行であるプリンター発行、前記サーバーを介した電子レシート発行であるサーバー発行を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を示すものであり、
    前記レシート発行制御ステップは
    前記プリンター発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合は、前記決済情報を前記レシートプリンターに送信し、
    前記サーバー発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合は、前記顧客識別情報と、前記決済情報および前記ロゴデータに基づいて生成したロゴ入り電子レシートと、を前記サーバーに送信することを特徴とするレシート管理装置の制御方法。
  8. 前記レシート発行情報は、前記プリンター発行および前記サーバー発行に加え、前記顧客デバイスに対する電子レシート発行であるデバイス発行を含む複数のレシート発行方法のうち、いずれか1以上の方法を示すものであり、
    前記レシート発行制御ステップは、
    前記デバイス発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合は、前記ロゴ入り電子レシートを前記顧客デバイスに送信することを特徴とする請求項に記載のレシート管理装置の制御方法。
  9. 前記顧客識別情報は、電子メールアドレスであり、
    前記レシート発行制御ステップは、
    前記サーバー発行を含む前記レシート発行情報を取得した場合、前記電子メールアドレスを前記サーバーに送信し、前記サーバーは、当該電子メールアドレスを宛先とした電子メールにより前記電子レシート発行を行うことを特徴とする請求項またはに記載のレシート管理装置の制御方法。
JP2011241091A 2011-11-02 2011-11-02 レシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法 Expired - Fee Related JP5799757B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011241091A JP5799757B2 (ja) 2011-11-02 2011-11-02 レシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011241091A JP5799757B2 (ja) 2011-11-02 2011-11-02 レシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013097657A JP2013097657A (ja) 2013-05-20
JP2013097657A5 JP2013097657A5 (ja) 2014-10-02
JP5799757B2 true JP5799757B2 (ja) 2015-10-28

Family

ID=48619518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011241091A Expired - Fee Related JP5799757B2 (ja) 2011-11-02 2011-11-02 レシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5799757B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5738938B2 (ja) * 2012-12-11 2015-06-24 東芝テック株式会社 販売データ処理装置、プログラムおよび電子レシートシステム
JP2014194731A (ja) * 2012-12-11 2014-10-09 Toshiba Tec Corp 電子レシートシステム、商品販売データ処理装置、電子レシート管理サーバ、情報処理装置およびプログラム
US8924259B2 (en) 2013-03-14 2014-12-30 Square, Inc. Mobile device payments
US9037491B1 (en) 2013-11-26 2015-05-19 Square, Inc. Card reader emulation for cardless transactions
WO2015100385A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Square, Inc. Card reader emulation for cardless transactions
US9741026B1 (en) 2014-09-30 2017-08-22 Square, Inc. Payment by use of identifier
JP6536016B2 (ja) 2014-11-18 2019-07-03 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷処理方法、プログラム、及び、印刷システム
US10332078B2 (en) * 2015-01-07 2019-06-25 Star Micronics Co., Ltd. Electronic receipt issuing system
JP6424661B2 (ja) * 2015-02-12 2018-11-21 セイコーエプソン株式会社 制御装置、制御システム、及び、制御装置の制御方法
US9519901B1 (en) 2015-09-16 2016-12-13 Square, Inc. Biometric payment technology
JP6712152B2 (ja) * 2016-02-29 2020-06-17 セイコーインスツル株式会社 レシート発行装置、制御方法、及びプログラム
US10062074B1 (en) 2016-11-30 2018-08-28 Square, Inc. System for improving card on file transactions
JP6618585B2 (ja) * 2018-08-13 2019-12-11 東芝テック株式会社 電子レシートシステム
US10997583B1 (en) 2018-08-31 2021-05-04 Square, Inc. Temporarily provisioning card on file payment functionality to proximate merchants
US10878402B1 (en) 2018-08-31 2020-12-29 Square, Inc. Temporarily provisioning payment functionality to alternate payment instrument
KR102174689B1 (ko) * 2018-11-14 2020-11-05 주식회사 샵온에어 결제단말과 연결 가능한 커넥터 장치, 결제단말로부터 수신되는 데이터로부터 사용자 무선단말 전송용정보를 판별하는 커넥터 장치 및 그 판별 방법, 결제단말로부터 수신되는 데이터로부터 결제요청정보를 추출하는 커넥터 장치 및 그 추출 방법, 사용자 무선단말로 결제요청정보를 송신하고 결제결과정보를 수신하여 결제를 수행하게 하는 커넥터 장치.
GB2580422B (en) * 2019-01-11 2021-04-07 B P Digital Ltd Electronic point of sale device
JP6794521B2 (ja) * 2019-11-05 2020-12-02 東芝テック株式会社 電子レシート管理サーバ、プログラムおよび電子レシートシステム
JP7415465B2 (ja) * 2019-11-13 2024-01-17 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム
JP7555769B2 (ja) 2020-09-18 2024-09-25 東芝テック株式会社 レシートデータ処理装置及びその制御プログラム
JP7132307B2 (ja) * 2020-11-10 2022-09-06 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置およびプログラム
JP7477705B1 (ja) 2023-11-17 2024-05-01 玲愛 酒井 情報処理端末及びコード決済制御プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312853A (ja) * 2001-04-10 2002-10-25 Seiko Epson Corp レシートデータの出力制御装置、電子レシート受信装置、レシートデータの出力制御方法及びその記録媒体
JP3806324B2 (ja) * 2001-09-05 2006-08-09 東芝テック株式会社 電子レシートシステム
JP4237012B2 (ja) * 2003-07-02 2009-03-11 Necインフロンティア株式会社 レシート発行管理装置、レシート発行管理システム、及びレシート発行管理装置用プログラム
JP4289067B2 (ja) * 2003-08-04 2009-07-01 セイコーエプソン株式会社 電子レシート発行方法、プログラム、電子レシート発行装置、印刷装置およびposシステム
JP2006190158A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Nec Fielding Ltd レシート不要機能付きpos商品トレース管理システム
JP4621714B2 (ja) * 2007-08-07 2011-01-26 東芝テック株式会社 電子レシートシステム及びこのシステムで用いる携帯端末
JP5248459B2 (ja) * 2009-10-20 2013-07-31 東芝テック株式会社 電子レシートシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013097657A (ja) 2013-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5799757B2 (ja) レシート管理装置、レシート管理システムおよびレシート管理装置の制御方法
JP2013105363A (ja) レシート管理装置、レシート管理システム、レシート管理装置の制御方法およびプログラム
JP6259558B2 (ja) 電子レシートシステム、サーバ、および、プログラム
JP6106668B2 (ja) 販売時点情報管理システムを強化する方法
JP4604525B2 (ja) ネットワークシステム、プログラムおよび印刷装置の制御方法
US20140136301A1 (en) System and method for validation and reliable expiration of valuable electronic promotions
JP6572884B2 (ja) Posシステム及びposシステムの制御方法
JP6420193B2 (ja) Pos端末および電子クーポンの処理方法
US20160267456A1 (en) Printer and method for outputting transaction information by the same
US20220309482A1 (en) Commodity sales data processing device, portable terminal and program
JP2017027252A (ja) 電子レシートシステム、サーバ装置及びそのプログラム
JP2022141481A (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理システム
JP7490383B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP2007156623A (ja) 精算システム
JP2009122803A (ja) 領収書発行システム、領収書発行システムの制御方法およびそのプログラム
JP2015232835A (ja) 情報処理装置、販売データ処理装置及びプログラム
US20170017979A1 (en) Electronic receipt system, server device, and program
JP6446812B2 (ja) Posシステム及びposシステムの制御方法
JP6698122B2 (ja) 情報処理装置、電子レシートシステム、プログラムおよび制御方法
JP6598936B2 (ja) 電子レシートシステム、端末装置およびプログラム
EP3392821A1 (en) Server device and service method
JP7017857B2 (ja) 電子チケット管理システム、電子チケット管理装置、電子チケット管理方法および電子チケット管理プログラム
JP2019191641A (ja) 会計システム、会計方法及び会計プログラム
JP6329108B2 (ja) 表示装置、及び情報処理装置
JP7257469B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130510

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140811

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150526

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5799757

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees