JPS6317069A

JPS6317069A - 自動取引機

Info

Publication number: JPS6317069A
Application number: JP61163398A
Authority: JP
Inventors: Haruo Usui; 薄井　治夫
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1986-07-10
Filing date: 1986-07-10
Publication date: 1988-01-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば、銀行業務に用いられる自動預金支
払機あるいは自動支払機のように、通帳を取引きの記録
媒体とする自動取引機に関する。

（ロ）発明の背景上述例の自動預金支払機は取引き時に該橢に挿入された
通帳に対しその取引きに応じた記帳を行って顧客側の記
録として残すが、それまでの期間に例えば振込みや引落
としがあったり、あるいはカードのみによる入出金件数
があった場合は、これを未記帳分として上記取引き時に
同時に通帳に印字するものである。

しかし、通帳に未記帳分を印字するに、従来は印字開始
前に未記帳行数と通帳残行数との比較チェックがなされ
なかったので、通帳残行数が少ない場合は、全未記帳分
を印字することができず、従って必ず通帳繰越し処理が
必要であった。

また、通帳が繰越しにならない場合でも、未記帳分印字
処理終了後の残行数が少ないと、顧客に対し１次回は印
鑑を持参下さい１等の行告を発せられないので、次回取
引き時の通帳繰越し処理をスムースに行えなかった。

（ハ）発明の目的この発明は上記の問題に鑑み、未記帳分等の印字開始前
に未記帳行数と通帳残行数との比較チェックができ、そ
の結果に基づいて適切な処理をとることのできる自動取
引機の提供を目的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、通帳に対する未記帳分印字前に未記帳行数
と通帳の残行数とを比較する手段と、未記帳行数の方が
多い時に、顧客の選択により他の記録媒体に未記帳分を
一括印字して、通帳には最新残高のみを印字する手段と
を備えた自動取引機を特徴とする。

（ホ）発明の効果この発明によれば、自動取引機に通帳が挿入されるに伴
い、この通帳に印字する前に未記帳行数と通帳残行数と
を比較し、未記帳行数の方が多い時にぞの旨を顧客に通
知して、この顧客の選択および了承のもとに未記帳分を
他の記録媒体に一括印字して通帳には最新残高のみを印
字するようにしたから、通帳繰越しを避けることができ
る。

また、顧客が通帳繰越しを望めば、該繰越しを行うこと
もでき、融通性に富む利点があると共に、上記のように
最−新残高のみを通帳に印字する場合でも、顧客は通帳
残行数の少ないことが分るので、次回取引時に印鑑等を
持参することによって、通帳繰越し処理をスムースなも
のにできる。

（へ）発明の実施例以下この発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は自動取引機としての自動預金支払機△ＴＭを示
し、ディスプレイおよび操作パネル部１、紙幣投入口２
、紙幣返却口３、カード挿入口４、通帳挿入口５を有し
ている。

そして、上記通帳挿入口５から自動預金支払機ＡＴＭに
挿入された通帳Ａは第２図のようにり−構部７のマグネ
ットヘッド６にて通帳ストライプデータが読出され、セ
ンサ部８にて頁、印字済行の検出が行われ、取引きに応
じた記帳分が印字部９において通帳Ａおよびジャーナル
Ｂに施こされる。この場合、いま開かれている通帳Ａの
頁が全行印字済みとなると、印字動作を一旦中断してめ
くり部１０で改頁をし、再び、印字部９で記帳動作を行
う。その後に通帳ストライプデータを書込んで顧客側に
排出するのであり、顧客がこれを取り忘れた時は回収ボ
ックス１１に回収する。

このような記帳動作をこの発明では第３図の動作フロー
に従って実行する。即ち、通帳Ａが挿入（ステップ２０
）されると、この通帳のデータを監視センタに送信して
、記帳行数を受信し、前記センサ部８で読出した通帳の
残行数と比較する（ステップ２１．２２．２３）。その
結果、通帳の繰越しが避けられるとなれば、次に記帳処
理後　・の通帳残行数が多いか少ないかを判定する（ス
テップ２４．２５）。そして、残行数が少ない場合はス
テップ２６で警告フラグオンを行い、多い場合はこのス
テップ２６を省略し、通帳印字を実行しくステップ２７
）、顧客に次回には通帳繰越しのため印鑑が必要なこと
を６告したのち通帳を返却する（ステップ２８．２９．
３．０）。

しかし、前記ステップ２４で通帳繰越しとなる時は、ス
テップ３１でその旨を顧客に告げ、他の媒体に印字する
ことの許可を求め、顧客がステップ３２で了承しなけれ
ば一旦通帳の残行を埋めた後、通帳繰越し処理に移行す
る（ステップ３３゜３４）。しかし顧客が了承する時は
伝票や出入表等の別の記録媒体に記帳分を一括印字し、
通帳には最新残高のみを印字したのち、通帳の返却を行
う（ステップ３５．３６．３７）。

第４図は上述の如き、動作フローを行うための印字機構
部分の制御ブロック図で、制御部１２は自動預金支払機
ＡＴＶの中央情報処理回路ＣＰＵにケーブル１３にて結
線されており、リーダ部７で通帳のストライプデータか
ら通帳の残行数を読取り、かつこれを上記ＣＰＵに送っ
て、必要指令を受信し、印字部９のプリンタ１４にて印
字する。

また、通帳のめくり、回収、センサ作動、搬送を制御す
る。１５は通帳印字機の電源を示す。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は自動預金支払機の外観図、第２図は自動預金支払機の通帳印字機構の概念図、第３
図は通帳印字機構の動作フローチャート図、第４図は通
帳印字機構の制御ブロック図である。５・・・通帳挿入口　　　　７・・・リード部８・・・
センサ部　　　　　９・・・印字部１０・・・めくり部
　　　　１２・・・制御部ＡＴＭ・・・自動預金支払機Ａ・・・通　帳

Claims

【特許請求の範囲】１、通帳を取引きの記録媒体とする自動取引機であつて
、通帳に対する未記帳分印字前に、未記帳行数と通帳残行数とを比較する手段と、上記未記帳行数の方が多い時に、顧客の選択により他の記録媒体に未記帳分を一括印字して、通帳には最新残高のみを印字する手段とを備えた自動取引機。