JP2000044076A5 - - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、シート処理装置に適用されるシート媒体分離装置、および、交通機関等において乗車券等のシート媒体を1枚ずつ分離可能なシート媒体分離装置を有する自動改札装置に関する。
また、例えば自動改札装置においては、シート媒体が移動される速度すなわち搬送速度が高速となるから、トルクリミッタの耐久性が不足してメインテナンスもしくはトルクリミッタの交換の頻度が増大する問題がある。
この発明の目的は、トルクリミッタを用いることなく複数枚のシート媒体を高速度で分離可能なシート媒体分離装置および自動改札装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記問題点に基づきなされたもので、複数のシート媒体が積層された状態で投入可能なシート投入部と、このシート投入部に投入されたシート媒体を所定方向に搬送する搬送機構と、この搬送機構と前記シート投入部との間に配置され、前記シート投入部に投入されたシート媒体を前記搬送機構に向けて送り出す送りローラと、この送りローラの外周面と接しながら上記送りローラが回転される方向と同方向および逆方向に回転可能な分離ローラと、この分離ローラに、上記送りローラとの間にシート媒体が存在しない場合、または1枚のみのシート媒体が存在する場合、上記送りローラの回転に依存して、上記送りローラと接する位置において上記送りローラが回転される方向と同方向に回転し、上記送りローラとの間に2枚以上のシート媒体が存在する場合には、逆方向に回転する所定のトルクを印加するモータと、を含む分離機構と、を有することを特徴とするシート媒体分離装置を提供するものである。
また、この発明は、投入口に投入されたシート媒体を一時的に保持する保持手段と、
この保持手段と一体的に構成され、前記保持手段に投入された複数枚のシート媒体を1枚ずつに分離する分離手段と、この分離手段により分離されたシート媒体を搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されるシート媒体から磁気情報を読み取って、所定の規則に基づいて処理し、通路の開放あるいはシート媒体の料金の不足や有効期間の終了等を報知する改札処理手段と、を備え、
上記分離手段は、複数のシート媒体が積層された状態で投入可能なシート投入部と、このシート投入部に投入されたシート媒体を所定方向に搬送する搬送機構と、この搬送機構と前記シート投入部との間に配置され、前記シート投入部に投入されたシート媒体を前記搬送機構に向けて送り出す送りローラと、この送りローラの外周面と接しながら上記送りローラが回転される方向と同方向および逆方向に回転可能な分離ローラと、この分離ローラに、上記送りローラとの間にシート媒体が存在しない場合、または1枚のみのシート媒体が存在する場合、上記送りローラの回転に依存して、上記送りローラと接する位置において上記送りローラが回転される方向と同方向に回転し、上記送りローラとの間に2枚以上のシート媒体が存在する場合には、逆方向に回転する所定のトルクを印加するモータと、を含む分離機構と、を有することを特徴とする自動改札装置を提供するものである。
なお、乗車券媒体の搬送方向に回転している分離ローラ30bは、この分離ローラ30bに直結されたモータ30cにより、送りローラ30aが回転される方向と同一の方向(外周の回転方向は逆向き)の矢印Aの方向に回転される。すなわち、分離ローラ30bには、送りローラ30aと接する位置で逆向きとなるトルクが与えられている。また、モータ30cによって分離ローラ30bに与えられるトルクは、送りローラ30aとの間にシート状のカード媒体が存在しない場合に、分離ローラ30bとモータ30cが送りローラ30aの回転に依存して、逆向きの矢印B方向に回転するよう、所定の大きさに設定される。
この状態で、投入口12に1枚のカード媒体が投入されると、カード媒体は、送りローラ30aからの搬送力により、主搬送路32に向けて搬送される。このとき、分離ローラ30bとモータ30cは、カード媒体との間の摩擦力により、軸の回転が逆となる向き(矢印B方向)、すなわち送りローラ30aと接する位置での外周の回転が等しくなる向きに、回転される。
これに対して、投入口12に投入されたカード媒体が2枚以上で、少なくとも2枚のカード媒体が送りローラ30aと分離ローラ30bとの間に重なり合った状態で搬送される(図4(a))と、カード媒体相互の間の摩擦力とカード媒体と各ローラとの間の摩擦力の差に起因して送りローラ30aに接しているカード媒体と分離ローラ30bに接しているカード媒体との間すなわちシート状のカード媒体相互間で滑りが生じるため、分離ローラ30bは、モータ30cにより回転される方向(矢印A方向)に回転されるか、送りローラ30aにより提供される逆向きのトルクによりモータ30cの回転方向と逆向き(矢印B方向)に回転される速度が低下される(図4(b))。従って、送りローラ30aと接しているカード媒体のみが主搬送路32の方向に向けて搬送され、残りのカード媒体は、(分離ローラ30bにより)投入口12側に押し戻されるか、その位置で停止される。
図7は、図3に示した分離機構30の分離ローラ30bの回転数を制御可能な逆回転制御回路の例を説明する概略図である。
図7に示すように、分離機構30の分離ローラ30bを回転させるモータ30cに、抵抗素子54を接続して送りローラ30aと接することにより回転されるモータ30cをあたかも発電器のように作用させ、モータ30cから発生される電力を、抵抗素子54により消費することで、分離ローラ30bの回転を抑ることができる。この構成によれば、図5に示したモータ駆動回路の例に比較して、分離機構30に要求される部品コストを低減できる。なお、図7に示す例では、モータ30cすなわち分離ローラ30bの回転を逆転することはできないことから、分離機構30に、2枚以上のカード媒体が搬送された場合に、そのカード媒体を分離するために必要となる時間は、図5に示した例に比較して僅かではあるが増大される。
図8は、図3に示した分離機構30における分離速度を向上可能な、駆動回路の一例を示す概略図である。
図8に示されるように、分離ローラ30bを所定速度で回転するモータ30cは、第1のスイッチング素子60と抵抗素子62が直列に接続されたループと、第2のスイッチング素子64とパルス状の電流を提供可能な定電流電源回路66からなるループと、比較器68による基準電圧refとの比較結果に応じて、第1のスイッチング素子60、第2のスイッチング素子64および定電流電源回路66を動作させる制御ループからなる駆動回路により、所定の速度および回転方向で駆動される。
同時に、第2のスイッチング素子64がオン(通電)に切り替えられ、定電電源回路66から、パルス状の所定の大きさのモータ駆動電流がモータ30cに供給される。
これにより、モータ30cが逆転(本来回転される方向に回転)されて、分離ローラ30bにより、重なり合って搬送されたカード媒体のうちの送りローラ30aと接していないカード媒体が投入口12側に向けて押し戻される。なお、定電電源回路66からモータ30cに供給されるモータ駆動電流は、パルス状であるから、モータ30cは、断続的に本来回転される方向に回転され、送りローラ30aと接していないカード媒体が投入口12側に向けて押し戻されて、両ローラ間にカード媒体が1枚のみとなった時点でモータ30cへのモータ駆動電流の供給が一時的に停止され、送りローラ30aと接していないカード媒体が両ローラ間に搬送されると、再び定電電源回路66からモータ30cに供給されるモータ駆動電流によりモータ30cが本来回転される方向に回転される。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、トルクリミッタを用いることなく複数枚のシート媒体を高速度で分離可能なシート媒体分離装置およびそれを用いた自動改札装置を提供することができる

Claims (5)

  1. 複数のシート媒体が積層された状態で投入可能なシート投入部と、
    このシート投入部に投入されたシート媒体を所定方向に搬送する搬送機構と、
    この搬送機構と前記シート投入部との間に配置され、前記シート投入部に投入されたシート媒体を前記搬送機構に向けて送り出す送りローラと、この送りローラの外周面と接しながら上記送りローラが回転される方向と同方向および逆方向に回転可能な分離ローラと、この分離ローラに、上記送りローラとの間にシート媒体が存在しない場合、または1枚のみのシート媒体が存在する場合、上記送りローラの回転に依存して、上記送りローラと接する位置において上記送りローラが回転される方向と同方向に回転し、上記送りローラとの間に2枚以上のシート媒体が存在する場合には、逆方向に回転する所定のトルクを印加するモータと、を含む分離機構と、
    を有することを特徴とするシート媒体分離装置。
  2. 上記モータは、定電流電源装置により上記分離ローラを一定のトルクで回転させることを特徴とする請求項記載のシート媒体分離装置。
  3. 上記モータは、上記送りローラの回転に依存して上記送りローラと接する位置において上記送りローラが回転される方向と方向に上記分離ローラが回転されて生じる電力を利用して上記送りローラと上記分離ローラとの間に搬送されるシート媒体の移動を停止させることを特徴とする請求項記載のシート媒体分離装置。
  4. 上記モータは、上記送りローラの回転に依存して上記送りローラと接する位置において上記送りローラが回転される方向と同方向に上記分離ローラが回転されて生じる電力に基づいて、定電流電源装置による駆動の開始および停止が制御されることを特徴とする請求項記載のシート媒体分離装置。
  5. 投入口に投入されたシート媒体を一時的に保持する保持手段と、
    この保持手段と一体的に構成され、前記保持手段に投入された複数枚のシート媒体を1枚ずつに分離する分離手段と、
    この分離手段により分離されたシート媒体を搬送する搬送手段と、
    この搬送手段により搬送されるシート媒体から磁気情報を読み取って、所定の規則に基づいて処理し、通路の開放あるいはシート媒体の料金の不足や有効期間の終了等を報知する改札処理手段と、を備え、
    上記分離手段は、
    複数のシート媒体が積層された状態で投入可能なシート投入部と、
    このシート投入部に投入されたシート媒体を所定方向に搬送する搬送機構と、
    この搬送機構と前記シート投入部との間に配置され、前記シート投入部に投入されたシート媒体を前記搬送機構に向けて送り出す送りローラと、この送りローラの外周面と接しながら上記送りローラが回転される方向と同方向および逆方向に回転可能な分離ローラと、この分離ローラに、上記送りローラとの間にシート媒体が存在しない場合、または1枚のみのシート媒体が存在する場合、上記送りローラの回転に依存して、上記送りローラと接する位置において上記送りローラが回転される方向と同方向に回転し、上記送りローラとの間に2枚以上のシート媒体が存在する場合には、逆方向に回転する所定のトルクを印加するモータと、を含む分離機構と、
    を有することを特徴とする自動改札装置。
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