JP2783347B2 - 磁気カードリーダ - Google Patents

磁気カードリーダ

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JP2783347B2 JP5007741A JP774193A JP2783347B2 JP 2783347 B2 JP2783347 B2 JP 2783347B2 JP 5007741 A JP5007741 A JP 5007741A JP 774193 A JP774193 A JP 774193A JP 2783347 B2 JP2783347 B2 JP 2783347B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フレキシブルな磁気
カードを処理するのに適した磁気カードリーダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】フレキシブルな磁気カードの一つに、旅
客機の搭乗券のように、カード長が長く且つデータをリ
ード/ライトする形式のものがある。搭乗券には、出発
地や目的地等の種々のデータが磁気的に記録されてい
て、このデータは空港の入場ゲートに設けられた磁気カ
ードリーダで読み取られ、必要に応じて書き込みがなさ
れる。かかる磁気カードを処理する磁気カードリーダに
は、データを読み取るリードヘッドと、データを書き込
むライトヘッドを備えた2ヘッド方式と、リード/ライ
ト兼用の1つのヘッドを備えた1ヘッド方式がある。
【0003】また、上記磁気カードリーダにおいては、
磁気ヘッドでの処理が終わったカードをカッター装置な
どで切断し、スタンプ等を捺印して切断した一方を搭乗
券の控えとしてカード排出口から排出して搭乗者に渡
し、他方を機器内部に回収している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しなしながら、上述し
た磁気カードリーダにおいては、カード排出口がカッタ
ー装置から離れて配置されているので、カットされた搭
乗券の控えを搬送する搬送距離が長く、搭乗券の控えを
搭乗者に渡すまでに時間を要してしまう。
【0005】加えて、2ヘッド方式では、リードヘッド
とライトヘッドをカードの長さ以上に隔置して配設する
ためにカード走行路が長くなり、磁気カードリーダが大
嵩化する、という問題も有している。また、上記1ヘッ
ド方式では、カード走行路が短くなる反面、リード/ラ
イトに際してカードを往復走行させねばならず、カード
処理に時間がかかる、という問題を有している。
【0006】とくに、空港等の混雑する場所に設置され
るこの種の機種には、正確さと共に迅速さも要求されて
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の磁気カ
ードリーダは、カード挿入口とつながる円形のカード走
行路と、上記カード走行路に臨ませた磁気ヘッドと、上
記カード走行路に沿ってカードを走行させるカード走行
手段と、上記カード走行路内に配設されたカード振分け
フラップと、上記フラップの配設部位で上記カード走行
路と接続するカード回収路と、上記カード回収路上に設
けられ、上記カードを回収側と排出側とに分割するカッ
ターと、上記カッターの直後であって、上記カードの進
行方向に位置するカード回収路の一部を分岐して形成さ
れ、上記カードの排出側をカード排出口に導くカード排
出路とを有し、上記カード進行方向における上記カード
挿入部から磁気ヘッドまでの長さと同磁気ヘッドから上
記フラップまでのカード走行路の長さを上記カードの全
長より長く設定した。
【0008】
【作用】カード挿入口から送り込まれるカードは、カー
ド走行手段によって円形のカード走行路を走行させら
れ、振分けフラップによって磁気ヘッドに向けて案内さ
れると、該カードは磁気ヘッドによってそのデータを読
み取られる。データを読み取られたカードに新たなデー
タの書込みをする場合、このカードは再度カード走行路
を循環走行させられる。カードのリード/ライトの処理
が終了すると、このカードはフラップに案内されてカー
ド回収路に向かい、カッターで切断された後、カッター
直後に設けられたカード排出路に導かれる。
【0009】
【実施例】以下、図示の一実施例に基づいて本発明を詳
細に説明する。はじめに、図3において、磁気カードと
しての搭乗券(以下「カード」と称す)の一例を説明す
る。カード1は、その表面に出発地や目的地等のデータ
(図示せず)を表示されていて、その裏面の一側には、
磁気記録層(磁気ストライプ)1aが長手方向に沿って
設けられている。この磁気ストライプ1aには、表面の
データと同様のデータが磁気的に記録されている。カー
ド1は、ミシン目1bの部分で搭乗者に渡す排出側であ
る搭乗控え券1Aと処理装置内に残される回収側である
回収券1Bとに切離可能となっている。
【0010】図1において、空港における搭乗券処理装
置2の内には、磁気カードリーダ3が配設されている。
まず、搭乗券処理装置2の概要を簡単に説明しておく。
矢印aで示す向きにカード挿入口4に挿入されるカード
1は、矢印bで示す向きに走行させられて磁気ヘッドで
処理されたのち、スタンプユニット6で搭乗手続き確認
の検印スタンプを押される。スタンプされたカードは、
第1分離部Aで矢印c方向に送られて、カッター5で搭
乗控え券1Aと回収券1Bとに切り離される。搭乗控え
券1Aは、第2分離部Bで矢印d方向に走行させられて
排出口7から排出されて搭乗者に渡たされ、回収券1B
は、矢印e方向に走行させられて回収部8に回収され
る。カード1の具体的な走行経路については後述する。
【0011】磁気カードリーダ3は、支持軸9を中心と
して回転自在に設けられていてその外周をカード走行路
Oとするドラム10、カード走行路Oにカード1を導入
するベルト11aやピンチローラ11bからなるカード
導入手段11、カード走行路Oに沿ってカード1を矢印
b方向に走行させる複数の帯状のベルト12aを含むカ
ード走行手段12、カード走行路Oに臨ませた磁気ヘッ
ドからなるリード/ライトヘッド13(以下、「R/W
ヘッド13」と記す)、カード走行路O内に配設された
カード振分けフラップ14(以下、「フラップ14」と
記す)、カード走行路Oのフラップ14配設部位と接続
するし、リード/ライト処理及びスタンプ処理を終えた
カード1が搬送されるカード回収路15、カード回収路
15上に設けられたカッター5、同カッター5の直後に
位置するカード回収路15と接続するカード排出路16
等から主に形成されている。
【0012】カード導入手段11は、回転自在に配設さ
れたベルトローラ11c,11d,11eに巻き掛けら
れた無端状のベルト11aを有していて、ベルトローラ
11c,11e間に張り渡されている部分のベルトをド
ラム10の一部の周面に当接させている。
【0013】カード走行手段12は、ベルトローラ12
b,12c,12dに巻き掛けられていて、ローラ12
b,12d間の部分をドラム10の外周面に巻き掛けた
ベルト12aを有している。ベルトローラ12bの軸1
2baには、電磁クラッチ17を介してベルトプーリ1
8aが装着されている。ベルトプーリ18aには、駆動
モータ18の出力軸18bに連結されたタイミングベル
ト18cが巻き掛けられている。タイミングベルト18
cは、カード回収路15の一部を形成するベルトローラ
15aと一体に設けられたベルトプーリ15bに巻き掛
けられている。
【0014】カード挿入口4近傍のドラム10周面に
は、ガイド部材19の先端が軽く当接させられている。
このガイド部材19は、循環させられるカードを走行手
段12から導入手段11に引き継ぐように案内すると共
に、後述するリード不能カードや短カードをカード走行
路としてのドラム周面から分離させて挿入口4に戻すた
めのものである。
【0015】カード導入手段11とカード走行手段12
は、ドラム10の外周面とベルト11a,12aで図3
に示すカードの磁気ストライプ1a以外の部分を挾持し
てカード1を走行させる。換言すると、カード1は、そ
の磁気ストライプ1aをドラム10とベルト11a,1
2aから軸方向にはみ出させた状態で搬送されることに
なる。カード1の幅方向の側縁は、図示されない案内部
材で案内される。
【0016】R/Wヘッド13は、ドラム10とベルト
12aから軸方向にずれた側傍に配設されていて、同ヘ
ッドに対向する位置で回転自在に配設されたパットロー
ラ13aに対して当接する向きに付勢されている。R/
Wヘッド13の方が固定されている場合は、パットロー
ラ13aが付勢される。
【0017】パットローラ13aは樹脂製であって、そ
の外周面がドラム10の外周面と同一面となるように配
置されており、パットローラ13aを支持する軸9A
は,ドラム10の近傍に配設される図示しない案内部材
に固定されている。
【0018】このように、R/Wヘッド13やパットロ
ーラ13aまでその巾が達しない巾狭のドラム10を形
成したので、ドラム10が軽く駆動時の立上りが良い
(イナーシャが小さい)。また、パッドローラ13aを
ドラム10とは別体に設けているので、パットローラ1
3aをR/Wヘッド13に付勢する場合、パッド圧の調
整が容易に行なえる。さらに、パットローラ13aを駆
動させず、単に回転自在に支持しているので、R/Wヘ
ッド13とパットローラ13aの摩耗をパッドローラが
駆動されるものより抑えるられる。
【0019】フラップ14は、ベルトローラ12bの軸
12baを中心として回動自在に設けられている。フラ
ップ14は、図1に示すように、その先端部14aをカ
ード走行路Oに進入させていて、カード走行路Oからカ
ード1を回収路15に案内するカード排出位置と、図2
に示すように、ドラム10の周面(カード走行路O)か
ら退避して、該走行路に導入されたカードまたは一旦リ
ード/ライトされたカードを再度、R/Wヘッド13に
向けて案内する循環位置とに選択的に位置させられる。
【0020】カード回収路15は、第1分離部Aでカー
ド走行路Oと接続する第1通路15Aと、ベルトローラ
15a,15cに巻き掛けられた搬送ベルト15dとベ
ルトローラ15e,15fに巻き掛けられた搬送ベルト
15gとの間に形成される第2通路15Bとから構成さ
れている。
【0021】第2分離部Bには、ベルトローラ15fの
軸を中心として回動自在に設けられ、搭乗控え券1Aを
カード排出口7に向けて案内する図示の位置と、図示の
位置から反時計方向に回動して2点鎖線で示す位置をと
り、回収券1B等を回収部8に案内する切換えフラップ
20が設けられている。
【0022】排出口7につながるカード排出路16は、
カード回収路15の第2通路15Bから垂直方向に向か
って分岐して形成されている。すなわち、ベルトローラ
15aの直上に配設され、ベルト15dに当接するロー
ラ16cとその上方に配設されたローラ16dとに掛け
渡されるベルト16eと、同ベルト16eに当接するベ
ルトローラ16aとローラ15fと同軸に配設される図
示しないローラとに掛け渡されたベルト16eとの重合
部間がカード排出路16とされている。
【0023】なお、カード排出口7の下位には、排出さ
れるカード1の搭乗控え券1Aを排出口7から突出させ
た状態で保持するカード保持機構(図示せず)が設けら
れている。
【0024】スタンプユニット6は、搭乗控え券1Aに
搭乗確認用スタンプを押すものであって、カード進行方
向におけるR/Wヘッド13と対向するドラム10の周
部に配置されている。スタンプユニット6は、軸21で
回動自在に支持されているアーム60の一端60aにス
タンプ部6aが固定されていて、通常は、アーム他端6
0bに固定されたコイルばね22によってカード走行路
Oから退避した位置に置かれていてる。アームの他端6
0bには、アクチュエータとして電磁ソレノイド23の
可動片23aが固定されている。電磁ソレノイド23
は、駆動信号が入ると可動片23aが内側に引込まれる
タイプのもので、この作動によってスタンプ部6aがカ
ード走行路O内に突出して、走行するカード1に当接す
る位置をとられる。
【0025】ドラム10の外周すなわちカード走行路O
の全長及び、カード挿入口4からR/Wヘッド13まで
のカード走行路の長さは、カード1の長さよりも大きく
形成されていてる。
【0026】カード挿入口4とピンチローラ11bとの
間には、カード挿入口4から挿入されたカードを検知し
て、駆動モータ18をオンにする駆動信号を出力する第
1カードセンサS1が配設されている。
【0027】フラップ14が配設されているカード走行
路Oには、導入されたカードを検知する第2カードセン
サS2が配設されている。第1カードセンサS1と第2
カードセンサS2の間隔は、カード1の長さより短く設
定されている。
【0028】R/Wヘッド13の手前側のカード走行路
Oには、カードを検知する第3カードセンサS3が配設
されている。このセンサS3と第2カードセンサS2と
の距離は、ドラム10の反時計方向の回転方向におい
て、カード1の長さより大きく設定されている。
【0029】このように構成された磁気カードリーダ3
によると、まず、図1に示すカード挿入口4からカード
が挿入されると、第1カードセンサS1がこれを検知し
て駆動モータ18を起動させ、モータが起動している場
合には、電磁クラッチ17をオンにしてカード走行手段
12とベルトローラ15aを回転駆動する。
【0030】カード走行手段12が回動すると、これの
ベルト12aが巻き掛けられているドラム10が矢印方
向に回転すると共に、該ドラムに巻き掛けられているベ
ルト11aが回動し、該ベルトに従動するピンチローラ
11bとで挿入されたカードをカード走行路Oに取り込
み、ドラム周面に沿って走行させる。この時、カード
は、その磁気ストライプ1a(図3参照)をドラム10
とベルト11aからはみ出させた状態で走行させられ
る。フラップ14は、図2に示すように、循環位置に位
置させられている。
【0031】導入されたカードの先端が第2カードセン
サS2で検知されたとき、その後端が第1カードセンサ
S1で検知されていないと、短カードと判断して駆動モ
ータ18を逆転させ、挿入されたカードを矢印aと逆の
向きにカード挿入口4から戻してしまう。戻されるカー
ドの後端は、逆止部材19に案内されて挿入口4に向か
う。
【0032】正規の長さのカードが挿入されると、この
カードは、フラップ14によって矢印b方向に案内され
てR/Wヘッド13に向かう。ヘッド13部に到達した
カードは、走行しながらパットローラ13aとR/Wヘ
ッド13に挾持されてその磁気データを読み取られる。
【0033】読み取られたデータが正しくて、データの
書き込みや修正等の書き込みが不要であると、アクチュ
エータ23を作動させて走行路Oを搬送されるカードに
スタンプ部6で検印する。この時、第1分離部Aのフラ
ップ14を図1に示すカード排出位置に切り換えておい
て、スタンプ後のカードをカード回収路15に向けて送
り出す。この後の作用は後述する。
【0034】R/Wヘッド13によってカードのデータ
が読めないときには、フラップ14を図2の循環位置に
保持しておいて、このカードをもう一度R/Wヘッド1
3まで循環走行させて読み取り動作を再実行(リトラ
イ)する。データの読み取りがなされて、そのデータが
正しければスタンプユニット6を作動させて検印したの
ち、カードがカード回収路15に向けて送り出される。
【0035】最初のリード又はリトライの結果、データ
の修正等が必要な場合には、フラップ14を図2の循環
位置に保持しておいて、カードを再びR/Wヘッド13
に循環走行させてデータを書き込む。このカードは、デ
ータの修正が正しく成されたか否かを確認するために、
もう一度R/Wヘッド13に送り込まれてリードされ、
正しければ、スタンプユニット6まで搬送される。この
時、フラップ14は図1の排出位置に切り換えられてカ
ードをカード回収路15に送り出す。カードのデータが
読み取れないときには、カードの後端が逆止部材19を
通過する位置まで走行させたのち、駆動モータ18を逆
転させてカード挿入口4へ戻される。
【0036】以上のように、ドラム外周からなる無端状
のカード走行路Oを一方向に向けてカードを循環走行さ
せると、R/Wヘッド13によってデータの読取りと書
込み及びカードへのスタンプが連続して実行でき、リー
ド/ライトの時間が短くて済むと共にカット動作の前に
スタンプ処理も完了できる。
【0037】さて、データの読み取りや修正の処理を終
えてカード回収路15側に排出されたカードのその後の
処理について説明する。カード回収路15側に送られた
カードのミシン目1bがカッター5に対向する所定位置
まで送られると、駆動モータ18をオフにしてカードの
送り停止する。そして、駆動モータ18のオフと略同時
にカッター5が作動してカードをミシン目1bで搭乗控
え券1Aと回収券1Bに二分する。
【0038】カードが切り離されると、電磁クラッチ1
7を作動させてベルトローラ17aへの駆動力伝達を断
ち、ベルトローラ15aを回転駆動して、カード回収路
15bとカード排出路16に搬送力を与える。すなわ
ち、ベルト15dを回転駆動させてベルト15gを従動
させ、かつ、ベルト16eとベルト16bを従動させ
る。この時、搭乗控え券1Aがカード進行方向にあると
切換えフラップ20がカード回収路15Bに位置され
る。
【0039】切り離された搭乗控え券1Aは、ローラ1
5b,16cによってカード回収路15Bに引き込ま
れ、切換えフラップ20によって回収路15から即座に
カード排出路16に導かれて排出口7まで搬送される。
搬送された搭乗控え券1Aは、図示されないカード保持
機構によって排出口7からその一部を突出させて保持さ
れ、搭乗者が取るのを待つ。
【0040】一方、搭乗控え券1Aが排出口まで到達す
ると、切換えフラップ20がカード回収路15Bから2
点鎖線で示す部位まで退却されて、回収路15Bを通過
可能とし、切り離された他方のカード、即ち回収券1B
が回収路15Bを矢印e方向に搬送されて回収部8に回
収される。
【0041】このように、カッター5の直後に排出路1
6を形成したので、切り離したカードの一方、すなわ
ち、搭乗控え券1Aを排出口7まで搬送する搬送経路を
短くすることができ、搭乗者へ迅速に搭乗控え券1Aを
渡すことができる。
【0042】また、カード挿入口4からR/Wヘッド1
3までの長さをカード長よりも大きくしたので、カード
の走行が確実となり安定する。若し、カード挿入口4か
らヘッド13までの長さがカード長より小さいと、挿入
したカードの後端部を手で持った状態でカード先端部が
磁気ヘッドに到達してしまい、正しいデータの読み込み
ができなくなる畏れがあるが、実施例によればこれが回
避できる。さらに、R/Wヘッド13からフラップ14
までの走行路の長さをカード長よりも大きくしたことに
より、リード/ライト中のカードを排出方向に案内して
しまうことがない。
【0043】
【発明の効果】以上、本発明によれば、カード回収路に
設けられたカッターの直後にカットされたカードの一方
を排出口まで導くカード排出路を形成したので、カット
処理後のカードを迅速に処理でき、搭乗者のカード待ち
時間を低減できる磁気カードリーダとすることができ
る。
【0044】また、ドラム外周をカード走行路としたの
で、装置が小嵩になると共にカードを一方向に循環して
走行させながらカード処理ができ、カードの処理時間を
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す磁気カードリーダを備
えた搭乗券処理装置の概略側面構成図である。
【図2】フラップの位置を示す側面図である。
【図3】磁気カードの一例としての搭乗券を示す裏面図
である。
【符号の説明】
1 カード(搭乗券) 1A 排出側(搭乗控え券) 1B 回収側(回収券) 3 磁気カードリーダ 4 カード挿入口 5 カッター 7 カード排出口 10 ドラム 11 カード導入手段 12 カード走行手段 13 磁気ヘッド 14 カード振分けフラップ 15 カード回収路 16 カード排出路 18 駆動モータ 20 第2フラップ O カード走行路 S1 第1カードセンサ S2 第2カードセンサ S3 第3カードセンサ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 17/00 G06K 13/07 G11B 17/00 G11B 19/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード挿入口とつながる円形のカード走行
    路と、 上記カード走行路に臨ませた磁気ヘッドと、 上記カード走行路に沿ってカードを走行させるカード走
    行手段と、 上記カード走行路内に配設されたカード振分けフラップ
    と、 上記フラップの配設部位で上記カード走行路と接続する
    カード回収路と、 上記カード回収路上に設けられ、上記カードを回収側と
    排出側とに分割するカッターと、 上記カッターの直後であって、上記カードの進行方向に
    位置するカード回収路の一部を分岐して形成され、上記
    カードの排出側をカード排出口に導くカード排出路とを
    有し、 上記カード進行方向における上記カード挿入部から磁気
    ヘッドまでの長さと同磁気ヘッドから上記フラップまで
    のカード走行路の長さを上記カードの全長より長く設定
    した磁気カードリーダ。
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