JPH07141475A - 軟カードリーダ - Google Patents

軟カードリーダ

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Publication number
JPH07141475A
JPH07141475A JP5289287A JP28928793A JPH07141475A JP H07141475 A JPH07141475 A JP H07141475A JP 5289287 A JP5289287 A JP 5289287A JP 28928793 A JP28928793 A JP 28928793A JP H07141475 A JPH07141475 A JP H07141475A
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JP
Japan
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card
belt
path
roller
magnetic head
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Application number
JP5289287A
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English (en)
Inventor
Junichi Yazaki
順一 矢崎
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 航空券に印字する印字部を省スペースで装着
して装置の大型化を抑えると共に、航空券の処理時間を
短縮してコスト低減を図る軟カードリーダを提供する。 【構成】 カード挿入口3とカード排出口4につながる
カード1の搬送路5に、情報の記録、再生を行う磁気ヘ
ッド7と、カードの往復搬送手段5を設けた軟カードリ
ーダ2において、カード挿入口3と磁気ヘッド7との間
に、カード挿入口3の方向ヘ向かって搬送されるカード
1を搬送路5から分岐させて挿入口3に導かない分岐部
8を設け、この分岐部8の下方に印字部9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空券等の軟カードを
処理するカードリーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気情報を記録再生できる磁気記録層を
形成された磁気カードが、その使い勝手の良さから普及
している。この磁気カードには、銀行のキャッシュカー
ドやクレジットカード等の比較的厚みのカードや、プリ
ペイドカードや航空券等のように薄くてフレキシブルな
カードがある。
【0003】航空券は、その全長が長く、記録される磁
気情報に対応する内容が印字されていて、発券機によっ
て発行されており、磁気ヘッドを有するカード処理装置
によって、記録される磁気情報の処理が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、航空券を処
理する場合に、磁気情報の更新や修正、あるいは、印字
の追加、修正が必要な場合があり、上述したカード処理
装置においては、磁気情報の更新や修正を磁気ヘッドで
行うようになっている。
【0005】しかしながら、印字の追加や修正を要する
場合、カード処理装置のスペース等の問題から同装置に
印字部が設けられていないことから、変更したい航空券
を発券機に入れなおして追加、修正するか、あるいは、
新たに再発行しなければ対応できず、カード処理の煩雑
さやそれに伴うコスト上昇を招いてしまうという問題が
ある。また、航空券のカード処理装置は、その使用状況
により移動させることがあるので、軽量でコンパクトな
ものが求められているのであるが、印字部を単に追加し
た場合、カード処理装置の大型化を招くおそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のカード
挿入口とカード排出口につながるカードの搬送路に、情
報の記録、再生を行う磁気ヘッドと、上記カードの往復
搬送手段を設けた軟カードリーダでは、上記挿入口と磁
気ヘッドとの間に、上記カード挿入口の方向ヘ向かって
搬送されるカードを上記搬送路から分岐させて上記挿入
口に導かない分岐部を設け、上記分岐部の下方に印字部
を設けた。
【0007】
【作用】カード挿入口から挿入されるカードが往復搬送
手段によって同挿入口へ向かって搬送されると、このカ
ードは、カード挿入口と磁気ヘッドとの間に設けられた
分岐部によって搬送路から分岐されて挿入口への戻りが
阻止され、印字部に案内されて印字処理が行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図5は、磁気カードとしての搭乗券(以下「カー
ド」と称す)の一例を示す。このカード1は、厚さが薄
くフレキシブルな紙材で作られていて、その表面には出
発地や目的地等のデータ(図示せず)が印字されてお
り、その裏面の一側には、磁気記録層(磁気ストライ
プ)1aが長手方向に沿って設けられている。磁気スト
ライプ1aには、表面のデータと同様のデータが磁気的
に記録されている。
【0009】カード1は、ミシン目1bの部分で搭乗者
に渡す搭乗控え券1Aと回収券1Bとに切離可能となっ
ており、図1に示すカード処理装置としての軟カードリ
ーダ2内に取り込まれて処理が行なわれる。そして、搭
乗控え券1Aはカード排出口4から装置外に排出され、
回収券1Bは装置内に回収される。なお、本実施例にお
いてカード1の裏面を下側にしての矢印A方向への挿入
を順方向挿入とし、矢印B方向への挿入を逆挿入と称
す。
【0010】図1,図2に示す軟カードリーダ2は、空
港のゲート等に配置されており、その構成を大別する
と、カード挿入口3が配置されるカードリーダ部2Aと
カード排出口4が配置されるカード排出部2Bとから構
成されている。
【0011】先ず、カードリーダ部2Aに付いて説明
し、後にカード排出部2Bに付いて説明する。カードリ
ーダ部2Aは、カード挿入口3とつながる搬送路5、搬
送路5上でカード1を往復搬送する往復搬送手段として
のカード送り機構6、搬送路5に臨ませて設けた磁気ヘ
ッド7、カード挿入口3と磁気ヘッド7との間に配設さ
れる分岐部8及び印字部としての印字ユニット9から主
に構成されている。
【0012】カード送り機構6は、従動ユニット6Aと
駆動ベルトユニット6Bから構成されている。従動ユニ
ット6Aは、カードリーダ部2Aの長手方向で回転自在
に配設されたベルトローラ(以下、「ローラ」と記す)
6a,6bに巻き掛けられた2本の無端状のベルト6c
を有し、駆動ベルトユニット6Bは、ベルト6cの下方
に回転自在に配置されるローラ6d,6eに巻き掛けさ
れた無端状のベルト6fを備えている。ベルト6cは、
ローラ6g,6hによってベルト6fにローラ6d,6
eの間で接触している。
【0013】ローラ6eの軸60には、駆動手段をなす
駆動モータ10の軸10aに取付けられた駆動プーリ1
0bにつながるベルト10cが掛け渡されるベルトプー
リ10dが装着されている。
【0014】駆動モータ10は、正逆回転可能なステッ
ピングモータであって、磁気ヘッド7によるリードエラ
ーや記録された磁気情報の更新・修正及びそれに伴う印
字修正が発生したときに、搬送されるカード1をカード
挿入口3側に向かって搬送すべく逆回転するようになっ
ている。本実施例では、時計回りを正回転とし反時計回
りを逆回転とする。また、この駆動モータ10は、印字
動作が終了すると正回転するようになっている。
【0015】これら駆動手段は、図2に示すように、搬
送路5から外れた位置に配置されている。ベルト6c,
6fは搬送路5の略中央に配置されている。また、ロー
ラ6dの軸61には、ベルト63が掛けられたプーリ6
2が固定されている。ベルト63は、後述する印字ユニ
ット9のプーリに掛けられる。
【0016】ローラ6aの下方近傍には回転自在な取込
みローラ11が、ローラ6b,6e間に位置するベルト
6cの下方にはローラ12が、それぞれベルト6cに当
接して配置されている。
【0017】つまり、カード送り機構6は、駆動モータ
10を作動させることでベルト6fを駆動され、その駆
動によってベルト6cを従動させ、正回転時に取込みロ
ーラ11と相まってカード1を取込み、搬送路5内をカ
ード排出部2B側に向かって搬送し、逆回転時にカード
1を挿入口3側に搬送させる往復搬送を行なう。この
時、カード送り機構6は、カード1の磁気ストライプ1
a以外の部分を挾持してカード1を搬送する。
【0018】搬送路5は、側板13,14によってその
幅Dが規制されている。この幅Dは、図5に示すカード
1の幅dと略同寸法に設定されていてカードの幅方向へ
の位置決めを行なっている。同搬送路5内の上下には、
図1にその一部を示すガイド板15が随所に配置されて
いる。
【0019】磁気ヘッド7は、読取りと書込み(以下、
「R/W」と記す)機能を有するR/Wヘッドであっ
て、カードの磁気ストライプ1aの位置に合うようにベ
ルト6c,6fの両側に配置されて搬送路5内に臨んで
いる。磁気ヘッド7の内、一方のヘッド7(a)は、順
方向に挿入されるカード1に対応するもので、ヘッド7
(b)は、逆方向に挿入されるカード1に対応するもの
である。
【0020】磁気ヘッド7の対向部位には、回転自在に
支持された樹脂製のパットローラ16が、ヘッドに当接
する向きに付勢されて配設されている。なお、パッドロ
ーラ16の方を固定する場合には、磁気ヘッド7がパッ
トローラ16に対して付勢される構成とする。
【0021】ローラ6eの近傍には、第1スタンプユニ
ット77が設けられている。第1スタンプユニット77
は、搬送路5を搬送されるカード1の回収券1Bへの検
印を適時行なうものであって、ベルト6cから外れた部
位に配置されており、通常(非スタンプ時)、搬送路5
から退避した部位に位置していて、スタンプ捺印時に、
図示しないアクチュエータによって作動され、搬送路5
に侵入する。
【0022】分岐部8は、図3に示すように、ローラ6
dとローラ11の間に設けられるガイド壁17,18
と、第1フラップ19から構成されている。ガイド壁1
7は、その一端17aを挿入口3まで延出し、他端17
bを装置下方の余剰空間Xに向かって延出していて、ガ
イド壁18は、その一端18aをローラ6dの外径より
やや小径をもって湾曲され、他端18bを装置下方の空
間Xに向かって延出しており、通路Yを形成している。
【0023】第1フラップ19は、略T型に形成され、
ベルト6c,6fから外れた位置で回転自在に支持され
ている。第1フラップ19は、通常、搬送路5内にその
一端19aを位置するように収縮バネ20と電磁ソレノ
イド21によって回動付勢されており、カード挿入時
に、二点鎖線で示すように搬送路5から退避する位置を
占めるようになっている。
【0024】第1フラップの一端19aから基端19b
にかけての一側部19cは、ローラ6dよりも大きい円
弧状に形成されていて、ガイド壁17の延長壁を構成す
ると共に、通路Yに導入されるカード1を湾曲させてい
る。
【0025】電磁ソレノイド21は、駆動信号が入ると
可動片21aが外側に突出するタイプのもので、この作
動によって第1フラップ19が搬送路5内から退避し
て、カード1の搬送路5への侵入を許す。
【0026】一方、挿入口3の内部には、カード1の装
置内への侵入を阻むように図示しないシャッターが設け
られている。このシャッターは、同挿入口3内に配設さ
れるセンサS1によりカード1の侵入が検知されると、
開かれるようになっている。
【0027】センサS1は、カード幅とカードの有無を
検出するものであって、カード1の幅dよりもやや狭い
幅で配設されており、図示しないシャッターと第1フラ
ップ19及び駆動モータ10の動作を制御する。
【0028】具体的には、カード1を検知すると、駆動
モータ10を正回転させ、シャッターを開状態とし、電
磁ソレノイド21を作動させて、第1フラップ19を搬
送路5から退却させる。
【0029】ローラ6eの近傍に位置する搬送路5上に
は、センサーS2が上下に配置されている。このセンサ
ーS2は、駆動モータ10の正回転時においてカード1
先端を検出して磁気ヘッド7を動作状態にし、駆動モー
タ10の逆回転時において作動状態となり、カード1が
同センサー上を通過し終わると、駆動モータ10の逆回
転を停止させ、再び正回転とする動作制御を行なう。
【0030】印字ユニット9は、分岐部8の下方に形成
される余剰空間Xに、着脱可能に支持されている。印字
ユニット9は、その装着時に通路Yと連通する退避路
Z、退避路Z内に臨む送りローラ対64,65、送りロ
ーラ対64,65の間に配置されるサーマルヘッド66
とプラテンローラ67から構成されている。
【0031】退避路Zは、ガイド板68,69の間に形
成されている。ガイド板68側に位置する送りローラ対
64,65の駆動ローラ64a,65aは、印字ユニッ
トのフレーム70に回動自在に支持された軸71,72
にそれぞれ固定されている。
【0032】プラテンローラ67は、サーマルヘッド6
6と対向して設けられていて、フレーム70に回動自在
に支持された軸73に固定されている。
【0033】軸72,73には、図4に示すように、そ
れぞれプーリ72a,73aがそれぞれ固定されてい
て、このプーリ72a,73aには、軸71に固定され
たプーリ71a,71bに巻かれたベルト74,75が
巻きかけられている。軸71には、ベルト63が巻きか
けられる駆動プーリ76が固定されている。
【0034】すなわち、送りローラ対64,65は、ロ
ーラ6dと同一方向に回動するようになっている。ま
た、駆動ローラ64a,65a及びプラテンローラ67
は、ローラ6dと同一速度で回動するように、その大き
さやプーリ径等が調整されている。なお、ここ実施例で
は、プラテンローラ67もローラ6dと連動して駆動す
るようにしたが、プーリ73aを外して従動式としても
良い。
【0035】サーマルヘッド66は、カード1の表面に
接触して磁気情報等に応じた印字を行うダイレクト方式
のサーマルヘッドであって、退避路Zに対して進退自在
に支持されている。サーマルヘッド66は、通常、退避
路Zから退避した位置に置かれていて、印字書替え時に
おいてカード1が通路Yに搬送されると退避路Z内に進
入して加熱されるようになっている。
【0036】カード排出部2Bは、図1,図2に示すよ
うに、排出口4に一方がつながり他方がカッターユニッ
ト22を介して搬送路5と通じるカード排出路23、一
方がカード排出路23につながり、他方が回収箱24,
25につながるカード回収路26、カード排出路23と
カード回収路26内のカードを搬送するカード送り手段
27及び第2スタンプユニット28から構成されてい
る。
【0037】カッターユニット22は、搬送路5内のカ
ード1を搭乗者控え券1Aと回収券1Bとに切断するも
ので、同ユニット22が動作すると駆動モータ29を駆
動するようになっている。
【0038】カード送り手段27は、搬送手段とその駆
動手段とからなる。搬送手段は、ローラ23a,23
b,23c,23dに巻き掛けられるベルト27A、ロ
ーラ26a,26b,26c及び、ローラ26d,26
e,26fにそれぞれ巻き掛けられるベルト27B,2
7Cから構成される。
【0039】駆動手段は、駆動モータ29の駆動軸29
aに枢支されるプーリ29b、ローラ23aとローラ2
6aのそれぞれの軸30,31に枢支されるプーリ29
c、29d及びローラ29e,29fに巻き掛けられる
ベルト29Aから構成されている。駆動モータ29は、
反時計回りに回転駆動し、ローラ23aとローラ26a
に駆動力を与える。
【0040】ベルト27Bは、ローラ23cの部位でベ
ルト27Aと接触し、ローラ26aとローラ26eの間
でベルト27Cと接触している。ローラ26dの軸32
には、テンションローラ32aが設けられていて、ベル
ト27Aを押圧している。また、軸32には、第2フラ
ップ33が設けられている。
【0041】第2フラップ33は、カードリーダ部2A
から搬送されるカード1をカード排出路23とカード回
収路26とに振り分けるものであって、カード1の搭乗
控え券1Aが搬送中であるときには、カード排出路23
から退避した位置をとり、回収券1Bの搬送中において
は、カード排出路23に位置した態位をとる。
【0042】第2フラップ33は、カードの長さ等を検
知して搭乗控え券1Aと回収券1Bとを判別する図示し
ないセンサーによって作動する図示しないアクチュエー
タによって切換え制御される。
【0043】ローラ26cとローラ26eの間には、第
3フラップ34が軸35で回転自在に配設されている。
この第3フラップ34は、図示しないアクチュエータに
よって回収券1Bを回収路26Aと回収路26Bとに振
り分ける位置とに作動され、回収券1Bを回収箱24,
25とに振り分ける。このアクチュエータは、設定され
る条件、例えば、座席のクラスや飛行先毎等の情報によ
ってその作動が制御される。
【0044】第2スタンプユニット28は、図1に示す
ように、排出口4近傍に配置されてい、図示しないアク
チュエータによって適時駆動されて、カード排出路23
に侵入し、同搬送路23を搬送される搭乗者控え券1A
に検印するように動作する。第2スタンプユニット28
の対向部には、回転可能に支持された排紙ローラ39が
ベルト27Aと接触して配設されている。
【0045】このように構成された軟カード送り装置2
の動作をカードリーダ部2Aとカード排出部2Bとに分
けて説明する。 (カードリーダ部)カード1が挿入口3から挿入されて
図3に示すセンサーS1が作動すると、図示しないシャ
ッターが開かれ、駆動モータ10が正回転に駆動し、ベ
ルト6fが時計方向に回動する。ベルト6fが回動する
と、同ベルト6fと接触するベルト6cが反時計方向に
従動して、ローラ6a及び取込みローラ11を回転させ
て、カード1が装置内部に取込まれると共に、ベルト6
3を介して印字ユニット9の送りローラ対64,65と
プラテンローラ67が駆動される。
【0046】この時、センサーS1によって電磁ソレノ
イド21が動作して、第1フラップ19は、搬送路5か
ら退避され、取込まれたカード1は搬送路5に沿って搬
送される。
【0047】搬送されるカード1が磁気ヘッド7まで達
すると、磁気ヘッド7とパッドローラ16に挟持され、
同ヘッドと接触する磁気ストライプから磁気データの読
込みが行なわれる。ここで、カード1の記録内容等がチ
ェックされ、書込みの必要がなければ、図1に示す第1
スタンプユニット77に搬送されて回収券1Bにスタン
プが押され、カッターユニット22に送られる。
【0048】磁気ヘッド7での読込み時にエラーが発生
すると、駆動モータ10が逆回転し、センサーS2の電
源が入る。この時、第1フラップ19は、バネ20によ
って図3に実線で示す搬送路5上に位置される。
【0049】駆動モータ10の逆回転によってベルト6
fは反時計回りに駆動され、従動するベルト6cは時計
方向に回転してカード1が挿入口3側に戻される。戻さ
れるカード1は、第1フラップ19の一側部19cで湾
曲されて、ガイド壁17,18の間、すなわち通路Y内
に導かれる。
【0050】通路Yに案内されるカード1がセンサーS
2上を通過し終わると、センサーS2の働きによって駆
動モータ10の逆回転が停止され、再度駆動モータ10
が正回転してカード1が磁気ヘッド7に送られリトライ
される。そして、読込みができ、書込みの必要がなけれ
ばスタンプされてカッターユニット22に送られる。
【0051】カッターユニット22では、カード1が送
られてくると、その長さに応じてユニット22を動作さ
せて図8に示すミシン目1bでカード1を切断すると共
に、駆動モータ29を駆動させる。
【0052】このように、分岐路8を挿入口3から磁気
ヘッド7までの間に位置する余剰空間Xに形成すること
で、書込みや再読み込み(リトライ)時に、戻し方向へ
搬送されるカード1の挿入口3への戻しが防止できる。
【0053】磁気情報の変更や修正が発生すると、上述
したように駆動モータ10が逆回転されて搬送路5内の
カード1が、カード挿入口3に向かって搬送されて通路
Yに導入される。
【0054】通路Yに導入されたカード1は、ベルト6
fの搬送力によって退避路Zに導入され、送りローラ対
64に挟持されてサーマルヘッド66に向かって送られ
る。そして、サーマルヘッド66よりも下方に配置され
るカードセンサーS3によってカード1の先端が検出さ
れると、サーマルヘッド66が退避路Zに進入して加熱
しカード表面に印字が行われる。印字動作終了すると、
駆動モータ10が正回転して、修正されたカード1が搬
送路5に向かって搬送され、磁気情報の更新や修正が磁
気ヘッド7で行われる。
【0055】磁気情報の更新や修正が必要な場合は、駆
動モータ10を逆回転してカードを一旦、搬送路5から
通路Yに導入し、再度正回転させて磁気ヘッド7まで搬
送し、ベリファイ(内容確認)する。
【0056】このように、挿入口3と磁気ヘッド7の間
に成形される余剰空間Xに印字ユニット9を設けること
で、カード1の印字修正をカードリーダ部2Aで行うこ
とができると共に、搬送路5の延長をしなくても良く、
装置のコンパクト化につながる。
【0057】また、余剰空間Xに着脱可能に印字ユニッ
ト9を支持するので、印字ユニット9をユーザの好みで
取外しでき、機種選択の幅が広がる。さらに、書込みや
再読込み(リトライ)時において、カード1を挿入口3
に戻さないので、カード1の再挿入の必要がなくなり、
カード処理にかかる時間の短縮につながる。
【0058】(カード排出部)駆動モータ29が駆動さ
れると、ベルト29Aが反時計方向に回転し、このベル
トの駆動によってプーリ29c,29dが駆動され、ベ
ルト27Aが反時計方向に、ベルト27Bが時計方向に
回転駆動し、両ベルトに接するベルト27Cは、反時計
方向に回転する(図1)。
【0059】挿入されたカード1が仮に順方向で挿入口
3に挿入されたとして、カッターユニット22が動作す
ると、搭乗控え券1Aが先にカード排出部2B内に送ら
れ、後に回収券1Bが送られる。
【0060】このような場合、第2フラップ33は、最
初、カード排出路23から退避した状態を採るので、搭
乗控え券1Aは、ローラ23cと26bの間からベルト
27Aとベルト27Bに挟持されて排出路23内に挿入
し、第2スタンプユニット28まで送られる。第2スタ
ンプユニット28に送られた搭乗控え券1Aは、所定の
タイミングで検印をされ、排出口4に送られ装置外に排
出される。
【0061】一方、回収券1Bがカッターユニット22
から送り出されると、第2フラップ33は、排出路23
上に変位され、搬送される回収券1Bをカード回収路2
6、すなわち、ベルト26Bとベルト26Cの間に導入
する。導入された回収券1Bは、第3フラップ34に向
かって搬送され、同フラップ34の位置により、回収箱
25か回収箱26の何れかに回収される。
【0062】
【発明の効果】以上、本発明によれば、軟カードリーダ
で印字の追加や修正を行うことができるので、搭乗券を
発券機にかけたり、あるいは再発行しなくて済み、カー
ド処理時間を短縮でき、コストの低減を図ることができ
る。また、印字部を磁気ヘッドとカード挿入口の間に形
成された分岐部の下方に設けたので、印字部を追加して
も搬送路の延長の必要がなく、カードリーダの大型化を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す軟カードリーダの概略
構成側面図である。
【図2】軟カードリーダの概略平面図である。
【図3】本発明の要部である軟カードリーダにおける分
岐部と印字部の構成を示す拡大側面図である。
【図4】印字部における駆動系の構成を示す正面図であ
る。
【図5】本発明で使用たれた磁気カードとしての搭乗券
を示す底面図である。
【符号の説明】 1 カード 2 軟カードリーダ 3 カード挿入口 4 カード排出口 5 搬送路 6 往復搬送手段 7(a,b) 磁気ヘッド 8 分岐部 9 印字部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード挿入口とカード排出口につながるカ
    ードの搬送路に、情報の記録、再生を行う磁気ヘッド
    と、上記カードの往復搬送手段を設けた軟カードリーダ
    において、 上記カード挿入口と磁気ヘッドとの間に、上記カード挿
    入口の方向ヘ向かって搬送されるカードを上記搬送路か
    ら分岐させて上記挿入口に導かない分岐部を設け、上記
    分岐部の下方に印字部を設けた軟カードリーダ。
JP5289287A 1993-11-18 1993-11-18 軟カードリーダ Pending JPH07141475A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5289287A JPH07141475A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 軟カードリーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5289287A JPH07141475A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 軟カードリーダ

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JPH07141475A true JPH07141475A (ja) 1995-06-02

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